宇宙空間のとある場所に五つの物体が移動していた。
その前方には、巨大な惑星。
キイイイイイィィィィィン
五つの物体が空気のあるこの星の大気圏に突入し、耳をつんざく程の爆音を鳴らしながら、物体はどんどん加速し、落下して行く。
チュドオオオォォォン
そして、五つの物体は地面に着陸した。
「ホホホホホ」
それを待ってましたといわんばかりに微笑む異形の生物が…
「…」
10秒は経っただろう…
「…おかしいですね?何故こちらへ来てくれないのでしょうか?まさか、このフリーザ自ら近づけという訳じゃあないでしょうね?…いや、ギニュー特選隊に限ってそんなことが…」
その『フリーザ』という生物は、到着した筈の『ギニュー特選隊』が、なかなか自分の前に来ないことに、少し荷だっていた。
フリーザ「…ええい!何故来ない!仕方ない…私自ら行ってやりますよ!全く、遅く登場して格好つけるつもりなのでしょうか?仕事はできるから趣味には口出ししなかったが、流石に放ってはおけま…」
フリーザ「!?」
フリーザは何が起こったのか分からなかった。
フリーザの目線にある地面には、五つのクレーターこそはあったものの、五つの物体がなかったのだ。
実は、物体が着陸する寸前に地面と物体の間に緑の円が出現し、物体を飲み込み、そのまま消えていったのだ。それは、地面スレスレで起こったため、勢いで地面だけにクレーターができ、物体はそのまま無くなったのだ…
フリーザ「はて?どういうことでしょう?…!!!スカウターでの通信もできません!それどころか、現在地すら発信されていない!?」
フリーザは目の前に起こった不可解な出来事に立ち尽くすことしかできなかったが…
フリーザ「…代わりにアボとカドを呼びましょう」
すぐに冷静な判断をした。
そんな時に、五つの物体は、そことは世界自体違う場所に移動してしまっていた…
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所変わって、ここは巨大な建物の中庭のような場所。
そこでは、大勢の人々の中で、一人何かを始めようとしていた。
「ミス・ヴァリエール。さぁ、始めてください」
ルイズ「は、はい…ミスター・コルペール」
どうやら、ルイズという者がコルペールの合図で、何かを始めるらしい。
ルイズ「宇宙の果てのどこかにいる私の僕よ!神聖で美しく、そして強力な使い魔よ!私が心から求め、訴える!我が導きに答えよ!」
ルイズがそれをいい終えると…
チュドオオオオオォォォォォン!!!
とても大きな爆発が起きる。
それと同時に、何かが地面に落ちて、砂煙を巻き上げながら、大きなクレーターを作る。
その砂煙は、周りの人々にも飛び散る。
「ちょっと!ルイズ!服が汚れるでしょ!?」
「なんで召喚の儀式をしたら爆発するんだよ!?」
そんな言葉がルイズに浴びせられる中、ルイズは…
ルイズ「…し、失敗…なの…?そん…な…」
ルイズは、それを失敗したと思い、膝間付く。
しかし、砂煙がだんだん薄れていき…
ルイズ「!!!影が!召喚は成功してたのね!?」
そして、砂煙が完全に晴れると…
五つの球体が…
ルイズ「…これが、私の…使い魔…?」
コルペール「(お、落ち込みぎみですが、五体ということは、なかなか凄いと思いますが…)」
ルイズは結局こんなのか…と落ち込み…
コルペールは、使い魔が一度に五体も召喚されて驚き…
観衆は、何が理由でか、静かに立ち尽くしてきる…
その時、五つの球体が割れる。
ルイズ「!?わ、割れてる!?」
ルイズは目を隠した。生き物が真っ二つに割れたと思い、残酷すぎて見ていられないのだ…が…
コルペール「いや、あれは生き物ではありません。物です…!!!中から何かが…!!!」
コルペールは警戒した。
ルイズと観衆も、一歩後退りをする…
そして、五の何かが飛んで、こちらへ近づき、着地する。
そして、その生き物達は…
タッ
タッ
ズリッ ズリッ
タッ
タッ
ズリッ ズリッ
タンッ
リクーム「きえええぇぇぇいぃぃぃやあああぁぁぁ!!!」クイッ
リクーム「リクウウウゥゥゥム!!!」
バータ「けえええぇぇぇけけけけけえぇぇぇ!!!」クイッ
バータ「バアァタアァ!!!」
ジース「はあああぁぁぁ!!!」クイッ
ジース「ジイイイィィィッス!!!」
グルド「ぬおおおぉぉぉ!!!」クイッ
グルド「グルド!!!」
ギニュー「こおおおぉぉぉ…」クイッ
ギニュー「ギニュウゥ!!!」
リクーム「み」
バータ 「ん」
ジース 「な」
グルド 「そろっ」
ギニュー「てぇ!」
「ギニュー!!!特選隊!!!」
ルイズ「…」
コルペール「…」
「…」
沈黙
リクーム「…(た、隊長。フリーザ様が居ませんよ…?)」ボソッ
ジース「…(おまけに変な奴等もいるし)」ボソッ
ギニュー「…(くっ!しまった!ポーズに集中しすぎて気付かなかった!しかし!話しかけられるまでは喋っても動いても駄目だ!)」ボソッ
沈黙
ルイズ「(え?何て言ってたの?っていうか、何?あのダサいポーズ…こんなのが…本当に…私の使い魔…?)」
リクーム「…」バンッ
バータ「…」バンッ
ジース「…」バンッ
グルド「…」バンッ
ギニュー「…」バンッ
ババーン
ルイズ「(見た目だけなら強そうだったのに…)」
コルペール「(なんと、こんな生物は見たことが無い…)」
バータ「…ぐぐっ…ぐっ…!ぐぅ!」
「(あの青いの辛そう…)」
ギニュー「…(バータ!耐えろ!耐えるんだ!耐えろ!バランスを崩したら格好悪い!)」ボソッ
バータ「…(そ、そんなことを…言ったって…)」
ジース「…(ほら!彼奴等からは見えないように、足を俺に乗せろ!)」ボソッ
「…」
コルペール「…はっ!ミ、ミス・ヴァリエール、コ、コントラクト・サーヴァントを…!」
ルイズ「…!は、はいっ!」タッタッタ
ルイズ「(まぁ、青いのが一番背が高いし…でも、はぁ、こんなのって…)」
ルイズ「あ、あなた達!それを止めなさい!」
バータ「…(や、やったぁ、耐えたぞ…俺は…)」ボソッ
ギニュー「…(よくやった、バータ)」ボソッ
グルド「…(でも隊長。こいつら何言ってるんですかい?)」ボソッ
リクーム「…(言語が違うみてぇだけどなぁ)」ボソッ
ジース「…(ん?おい、近づいてくるぞ)」ボソッ
バータ「…(俺…?)」ボソッ
ルイズ「…」タンッ
ルイズ「(背が一番高いんだから、こいつが一番強いわよね…?あ、そもそもこいつらが強いとも限らないんだった…二足歩行なのを見る限り知能は高いだろうけど…弱かったらただじゃおかないわ…)」
そういい、ルイズは再び喋り出す。
ルイズ「我が名はフランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール!五つの力を司るペンタゴン!この者に祝福を与え、我が使い魔と成せ!」
そして、バータの唇に…
ギニュー「…?」
ルイズ「…」グググッ
コルペール「?ミス・ヴァリエール?何をしているのですか?」
ルイズ「(見て分からないの!?背が届かないのよ!!!)」
は届かなかった…そう、ルイズは身長が足りなかった。
ルイズ「(かと言って、あの緑のは色々と嫌だし…特に臭いって事…)」
「…もしかして、届かないのか…?」
ルイズ「なっ!?」
「ぶふっ!そりゃ傑作だな!!!www」「お前の背が届くのなんて、その緑のぐらいじゃないか!www」「青いのは諦めろよ!www」
アハハハハハハハハ
観衆は一斉に笑い出す。
リクーム「ギニュー隊長~彼奴等、笑ったり黙ったり、また笑ったりまた黙ったり忙しいっすね」
ギニュー「しかし、言語が通じないのでは…事が進まんな…」
ルイズ「あなた!少し屈みなさい!」
バータ「隊長~こいつ何て言ってるんですか?」
ギニュー「俺が分かるか…」
バータ「蹴っ飛ばしますか?」
ギニュー「勝手にしろ」
バータ「はいよ」ゲシッ
ルイズ「ぐぶっ!?」ドグォ ビチャ
「!!!」
バータはルイズを『本当』に『軽く』蹴りあげる。そして、ルイズは…
血を吐いた
コルペール「何て事だ!皆さんお下がりください!」
「ルイズ!大丈夫!?」
観衆の中から一人、女性が飛び出してくる
ルイズ「キュ、キュルケ…」
その女性はキュルケという。
ルイズ「貴女、どうして二人もいるの?」フラフラ
キュルケ「え?…!!!ふらふらじゃない!兎に角!逃げるわよ!」
リクーム「あん?なんだ?このハゲ?」
コルペール「生徒を傷つける者は神聖な儀式で呼び出された者でも許しま…」ドゴッ
ギニュー「煩いな…今、考え事をしているのに…」
キニュー「良し!この星は結構自然が豊かで技術も進んでない!建物を適当に壊しておけば、すぐ自然が復活するだろう!そして人間もだ!お前等!これから俺はこの線住民を皆殺しにする!お前等は四人で東西南北の建物を…」
リクーム「そりゃぁ、無いっすよ!隊長!」
バータ「この前も良いとこだけ持ってったじゃねぇですか!」
ジース「たまには俺達にもそういうのまわしてくださいよ!」
グルド「俺に!俺にやらせてくれ!」
ギニュー「分かった分かった…じゃぁじゃんけんだ。こいつら皆殺し、建物破壊、この星の資源確認、ポッドの保管、星の大きさ確認、この中から勝った順に好きなのを選べ」
「やってぇ!!!ハハハハハ!!!」
ギニュー「どうだぁ!俺は優しいだろおおおぉぉぉ!!!」
「おお!最高でぇす!」
キュルケ「彼奴等さっきから何言ってるの?この状況であんなに楽しそうに…!血も涙もないわ…!」
ギニュー「じゃぁいくぞおおおぉぉぉ!!!」
リクーム「さぁいしょおおおぉぉぉは」バータ「グウウウゥゥゥ!!!」ジース「じゃん!」グルド「けん!」ギニュー「ぽん!」
コルペール「…っく(な、舐められているのでしょうか…?)」
「あぁいこぉでしょ!あいこでしょ!あいこでしょ!あいこでしょ!アイコデショ!アイコデショ!アイコデショ!アイコデショ!アイコデショ!アイコデショ!アイコデショ!アイコデショ!」ドラゴンボールお約束のあいこ連発中タイム しばらくお待ちください
リクーム「やっりぃ!俺の勝ちだぁ!!!」
ジース「ちぇっ、リクームじゃんけん強すぎんだよ」
グルド「くそぉ、俺より弱い奴を殺して俺TUEEEEEEEやりたかったのに…」
ギニュー「まぁ、そう怒るなグルド」
バータ「そうでぇ、グルド。二番の癖してよぉ」
そして 1リクーム:先住民皆殺し 2グルド:建物破壊 3バータ:星の大きさ確認 4ギニュー:ポッドの保管 5ジース:資源確認
ギニュー「はぁ、こうなったか…!!!そ、そうだ!おい!お前等!」ゴニョゴニョ
リクーム「?」
ギニュー「よぉし!皆!出発しよう!出発するといえば!」「お約束のあれですね~!」
ギニュー「おやおやあ?そういえばリクームはここに残るのか…出発しゃねぇなぁ?」「じゃねぇなぁ?」
リクーム「えっ!?」
ギニュー「残念だが!非っ常おおおぉぉぉに残念だがっ!」「残念だがつ!」
ギニュー「リクーム抜きでやるかあああぁぁあ!!!」「おおおぉぉお!」
リクーム「なん…だと…?」
~♪レッドリボン軍のテーマ
タンッ タンッ タンッ タンッ
ギニュー「それでは、行って参りますw」
「おおおぉぉぉ!」
コルペール「…?」
「ホッホッホッホッホッホッ!」
ルイズ「…」
「ギニュウウウウウゥゥゥゥゥ!!!!!特選隊いいいいいぃぃぃぃぃ!!!!!」
リクーム「…」
「ホッホッホッホッホッホッ!」
キュルケ「…」
「ぬおおおおおおおおおああああああああ!!!!!」バシュバシュバシュバシュウウウウウゥゥゥーン!
リクーム「…」リクーム「…」リクーム「…」
コルペール「…な、何故か分かりませんが、一人になってしまったようですね…」
キュルケ「今なら!一人づつなら倒せますよ!」
リクーム「…」ピキッ ピキッ
コルペール「さぁっ!観念するのです!今、罪を償えば許してミス・ヴァリエールの使い魔としての生活をできますよ?」
キュルケ「もっとも!私は認めないけど!」
リクーム「______」ボソッ
コルペール「え?」
リクーム「しぇgjsんくるヴぃqねf9sy2dじぇ93j4ん88し2おth8q2fc!!!!!」
キュルケ「!?」
~リクームサイド~
コルペール「お48smゆさ38fまみけどうたきk50gjqmえそねちそい49gじゃたみあくとぬy49gkzなq2れいらヴし29g0xjqんrめちするやべあぬぐと2t0jqんr40ぃむたみうせどぬるsねん01j4mふぁあかあs」
キュルケ「j29cばk3ー03jぢゃ93jふぃはげうf73hと9qh2ht8h3みあgtふぁ」
リクーム「すうううぅぅぅっごくカチイイイィィィンときちゃったあああぁぁぁ!ちょっとストレス発散させてねえええぇぇぇん!!!」
リクーム「
リクーム「リクーム!イレイザーガンッ!」グオオオオオォォォォォ!!!
リクームが口からエネルギー波を吐く
ドゴオオオォォォン
そのエネルギー波は、コルペールにギリギリ当たらず後ろの壁にぶつかり…
ガラッ
壁は5平方メートルほど跡形もなく消え去っていた
リクーム「あぁれれれえぇ?外しちゃったぁ♪」
リクーム「わぁざと外しちゃったぁ♪」
キュルケ「何!?あの威力!?…!?ル、ルイズがいない!?」
リクーム「まだまだいくよん♪」
そうしてリクームは方膝立ちをして両手にエネルギー弾を出しフリスビーのように投げる
ドゴオオオォォォン
そしてこれまたわざと外して今度は建物に当たる。
オスマン「…大変な事に…」
コルペール「な、なんて威力だ…!」
リクーム「さぁて?お次は当てちゃおうかなぁ?」シュイイイィィィン
そう言いながらリクームは膝をコルペールに向けて跳んで近づく。そしてコルペールの腹に膝下蹴りを噛ます。その間は一秒にも満たない。そのままコルペールは吹き飛ぶ。
ガラアアアァァァン
「…!?」
リクーム「あれあれぇ?もしかして、もう死んじゃったぁ?まっさっかぁ、軽うううぅぅぅくやったからまだ生きてる筈なんだけどなぁ?」
コルペール「うっ…ぐぅ…」
リクーム「うんうん!戦闘力1~5の中に一人だけ7がいるんだもん!そうこなくっちゃぁ♪まぁ、遊びにもなんないけど♪」シュイイイィィィン
そのままリクームは、またコルペールに近づく。そして今度はコルペールの足を掴み、跳び跳ねる。そして、コルペールの頭を下に向けて急降下する。
ドゴオオオォォォン
キュルケ「う、うそ!?」
コルペールの上半身は地中に埋まっている。
リクーム「戦闘力1…もうこんなに弱っちゃってぇ♪さぁて♪つまんねぇしもう終わりにするか!うううぅぅぅん!お命頂戴!とうっ!」
「な、なんだ!?彼奴!?何する気だ!?」
リクーム「リクーム!!!」
リクームが方膝立ちして両手を握り拳にして地面につけると、地面がどんどん割れていく。
リクーム「ウルトラアアアァァァ!!!」
そして、地割れはさらに激しくなり、その破片が中に浮く
リクーム「ファイティングウウウゥゥゥ!!!」
「あ、あぁ、あぁ…」
リクーム「ミラクルウウウゥゥゥ!!!」
キュルケ「何…?どういう事なの…?」
しかし、リクームの猛攻は止まった。
ギニュー「ポッドは、ここで良いか…」ボトボトッ
ギニュー「さて…リクームの様子を見に行…!?」
バータ「ほう?俺の1/3スピードでも一周できないなんて、かなり大型の惑星みてぇだ」
バータ「こりゃぁ、人口が多くて困ってる奴等に高く売り飛ば…!?」
ジース「むぅ、木が生い茂ってるな。結構固ぇぞ?葉っぱも滑らかだな」
ジース「湖も結構あったから水には困らねぇ筈だし…岩も高品質だな。土は大体粘土25%土65%砂10%って感じだな。煉瓦もたく…!?」
グルド「人が結構いるな。建物は石で造られたのが多いな」
グルド「…さっきの所よりここの方が人多いんじゃねぇか?…へへっ、建物を壊すだけだそ…?決して意図的に人を[ピーーー]わけじゃ…!?」
「ぐあああああぁぁぁぁぁ!!!???」
リクーム「う、腕が熱いっ!?な、何をしゃがったあああぁぁぁ!!!???」ドタッ
ルイズ「コ、コントラクト・サーヴァント…せ、成功したようね。…少し苦しんでなさい。いや、長く苦しんでくれてた方が良いけど…グッ…ガハッ!」
キュルケ「だ、大丈夫!?」
リクーム「ぐおあああぁぁぁ!!!許さん!!!何をしたのか分からんが、貴様等がやったんだろう!?殺してやるぅ!!!」
「た、立ち上がったぞ!?」
ルイズ「う、うそ…」
リクーム「リクーム!!!イレイザアアアァァァ!!!」
キュルケ「もう、どうにもならないの…?」
その時、イレイザーガンが放出される寸前に爆発が起こる。
「!?ゴホッ!ゴホッ!こ、今度はなんだ!?」
砂煙が晴れると、今度は玉子型の物体が現れる…
しかしリクームは、それに気づかず、そのまま…
リクーム「ガン!!!!!」
全力のイレイザーガンを撃つ。それは玉子型の物体に当たってさらに爆発した。
とても奇妙な爆発だった。爆発している所だけが高速で昼から夕方になり夕方から夜になり夜から朝になり朝から昼になるのを繰り返していたからだ。
それともうひとつ…
ルイズもリクームも消えていたのだ…
ギニュー「…うぅ、うぅ、ん…はっ!こ、ここは!?」
ルイズ「私の部屋よ!いきなり倒れたから運んだのよ!」
ギニュー「なっ!?こ、言葉が通じる…だと…!?」
ルイズ「あ、本当だ!それにしてもあのあとどれだけ苦労したと思ってるの!?」
ギニュー「…?あの後…?なんだ…?」
ルイズ「しらばっくれないで!あの時青い奴が…」
ギニュー「バータの事か…?」
ルイズ「名前はそうなのね?そのバータが!…バータが…えぇっと…?あれ?バータが、何だっけ?」
ギニュー「?…と、とにかく、おい!リクーム!バータ!ジース!グルド!起きろ!」
「むにゃむにゃ…お前ぇに分けてぇなどぉ…やぁらないかぁらなぁ…むにゃむにゃ」
ルイズ「と、兎に角記憶を整理しよう!」
ギニュー「おい、起きろ…」
ルイズ「まず丸い奴の中からあんた達が出てきて…」
ギニュー「一人用の宇宙ポッドだな…」
ルイズ「変なポーズとって…」
ギニュー「おい!言い間違えるな!美しいだろう!」
ルイズ「私が、バータにコントラクト・サーヴァントをしようとして…」
ギニュ「コントラクト・サーヴァント…?」
ルイズ「それで…」
ルイズ「そうよ!思い出したわ!」
ルイズ「諦めてあの緑のにしたら、貴方達全員と契約したことになったのよ!」
ギニュー「コントラクト・サーヴァントがなんなのかは知らんが、俺達ギニュー特選隊は全てを共に歩むのだ!」
ルイズ「そ、そう…」
ルイズ「…あれ?本当に諦めたんだっけ…?」
「いてててて、なんでいきなり爆発したんだろう…?」
「しかも、窓から一瞬見えたけど…あれはリクームって奴だったじゃないか!?」
「父さんが倒した筈なのに!」
ギニュー「で?使い魔とは何をするんだ?」
ルイズ「それは当然、ご主人様の…」ウンタラカンタラ
ギニュー「なんだと!?何故貴様の世話なんぞせねばならん!?」
ルイズ「きさっ!?貴方!言葉を慎んで!ご主人様を貴様呼ばわりなんて…私はルイ」ギニュー「おい、お前等ポッドの所へ行くぞ!」ガシッ ギュウウウゥゥゥン
ルイズ「!?逃げたあああああぁぁぁぁぁ!!!???」
リクーム「隊長おおおぉぉぉ!!!寝起きドッキリはっ!寝起きドッキリだけは止めてくだせえええぇぇぇ!首掴まないでえええぇぇぇ!」
ヴォウン
「うおっ!?い、今のは何だ…?」
「…さ、さぁ?」
ルイズ「ハァ…ハァ…」タッタッタッ
ギーシュ「おや?ルイズ、何しているんだい?」
ルイズ「私の使い魔が逃げたのよ…追って…」
ギーシュ「使い魔に…逃げられた…?…ぷふっ、流石ゼロのルイズだ!まさか使い魔にすら逃げら」ルイズ「追って!」
ギーシュ「…分かったよ…」シブシブ
ギニュー「!?」
バータ「おいおい!嘘だろ!?」
ジース「ポッドが五つとも綺麗に無くなってるぞ!?」
グルド「一体なんで…?」フワッ
ギニュー「む?体が勝手に浮くぞ?」
ギーシュ「驚いたかい?僕の魔法を…」
ギニュー「ほう?貴様はこんなことができるのか」フワッ
ギーシュ「そうさ、観念したらどうだい?」
リクーム「へへっ、こんなのどうにでもなるさ…」スタッ
リクームがそう言うと、五人が同時に足を地につけた。
ギーシュ「!?どういうことだ!?まだ解除していないのに!?」
バータ「実は俺達、空飛べちゃうんだよ」
ジース「だから今、下に動くように浮いてるんだよ」
ギーシュ「なんだと…?」
グルド「お礼をしてやるよ!はぁ!」
そう言い、グルドは力む。すると…
ギーシュ「うわっ!?う、浮いてる!?」フワッ
ギニュー「生憎だが、グルドの超能力は世界一でな…木を簡単に浮かす事ができるんだ…人一人浮かす等容易い事だ」
グルド「まぁ、俺は短気じゃねぇから、こんくらいで済ましてやる」
ギーシュ「ふ…ふっ、僕も短気じゃないからね…君達は許してやるよ…」
ルイズ「ちょ、ちょっと!貴方達!」
ギニュー「ちょっと黙らないか?嬢ちゃん」
リクーム「俺達ゃぁ、フリーザ様って上司がいるんでぇ」
バータ「てめぇみてぇな餓鬼に付き合ってる暇は無ぇんだ!」
ジース「!?おい皆!ポッドが無い!!!」
グルド「なんだと!?ほ…本当だ!これじゃ、帰れねぇ!おい餓鬼!ポッドはどうしやがった!?」
ルイズ「(ポッド?たしかあの丸いやつのことだったわね…そ、そうだ!)それならこっちが預かったわ!私に従わないと壊れる魔法をかけといたから、行動には気を付けるのね!」
ギニュー「なんだとっ!?くそっ!」わ、分かった…お前の言うことに従おう…(ポッドにかかった魔法をなんとかしたらすぐに殺して逃げてやる…ちょうど星も環境が良いから高く売れるだろうし…)」
ルイズ「お前じゃない!ルイズ様かご主人様と呼びなさい!」
「なんだとっ!?」
グルド「てめぇ、流石にいい加減にさr」ギニュー「グルド!」
グルド「ちいっ…」
ルイズ「さぁ!ルイズ様かご主人様と呼ぶのよ!」
ギニュー「くっ…ル、ルイ…ズ…様…」
ルイズ「もっとテキパキと!あともう少し大きく!」
「ル…ルイズ様…」
ルイズ「そう!やればできるじゃない!じゃあ今度は『ルイズ様、お部屋へお戻りを』って言って!」
リクーム「(この餓鬼!調子こきやがってっ!)」
バータ「(こいつはっ倒したら魔法とけねぇかな…)」
ジース「(こいつ、マジで殺してやりてぇ…)」
グルド「(ポッドを盾にしやがって…)」
ギニュー「(魔法を解く方法が見つかるまでの辛抱だ!魔法を解いたらすぐ先住民を皆殺しにして星を売りさばいてやるんだ!我慢だ!魔法を解くまでの我慢!魔法を解くまでの我慢!)」
「(魔法を解くまでの我慢魔法を解くまでの我慢魔法を解くまでの我慢魔法を解くまでの我慢魔法を解くまでの我慢魔法を解くまでの我慢魔法を解くまでの我慢魔法を解くまでの…)」
ルイズ「早く!」
「……………ル、ルイズ様、お部屋へお戻りを…」
ルイズ「そうよ!(声だけだったら執事っぽいわね…)さぁ、じゃあ戻るわよ!貴方達も!」
ギニュー「か、か、かっ…かしこまり…ました(なんという屈辱…フリーザ様のようなカリスマ性もクソも無い!物を盾に人を従えるとは…フリーザ様とは大違いだ!殺してやるぞ!絶対に!)」
そしてルイズとギニュー特選隊は部屋へ向かった。
ギニュー「
ギニュー「…」
ルイズ「…」zzz
リクーム「隊長、どうしますかい?」
バータ「こいつが寝てる今なら…」
ジース「命令されずに済むから…」
グルド「自由に行動できますよ?」
ギニュー「まずは、ポッドの確認だ…」
そう言って、ギニュー達はリモコンを取り出し…
ピッ
ポッドを呼び寄せた。
ドン ドン ドン ドン ドン
ギニュー「よし、ポッドは無事だった…物理的に壊される前に、埋めて隠すぞ!」
そうして、ギニュー達は庭の方へ行く。
リクーム「ん?なんか居るぞ?」
リクームの目線の先には…
「まぁ、物識りなんですね!」
コルペール「い、いやぁ、とんでもないですよ、ミス・ロングビル」
コルペールとロングビルという者が話していたが…
ジース「とうでも良いだろう、埋めるぞ」
特に気に止めなかった…
そのまま部屋に戻り寝付く。
翌日
ルイズ「ねぇ、貴方達!」
ギニュー「なんd…でしょうか…?」
ルイズ「今日の授業、見ておく?」
バータ「授業ぅ?」
ルイズ「そうよ!私はこの学園で魔法を習っているの!」
グルド「魔法?どんなのがあるか、興味深ぇなぁ…」
ジース「お前は習う気かよ?」
リクーム「いいんじゃなぁい?弱い分を補えるじゃぁん」
ルイズ「よ、弱い…?」
ギニュー「リクーム!…コホン…なかなか興味深いs…ですから、見物させてもら…います…」
ルイズ「よくできるじゃない、敬語、まぁ、じゃあついてきて」
ギニュー「ほう、ここか…」
「グルルルルルル!!!」
ギニュー「む?」
ギニューの足元には何やらトカゲの用な生物がいた。
ギニュー「?なんだ?こいつは?」
リクーム「食えるかな?」
「ギャアアアァァァ!!!」
キュルケ「あぁら?フレイム、どうしたの?そんなにゼロのルイズの使い魔が気になるの?」
ジース「ゼロ?」
ルイズ「ちょっと!キュルケ!余計なことを言わないでよ!」
キュルケ「でも本当の事じゃない?」
ルイズ「…っ…貴方達!早くついてきて!」
そして教室に入る…
「魔法は、幾つ組み合わせることができるかによって、クラスが違いますが…」
「はい、ミセス・シュブルーズ。一つでライン、二つでトライアングル、三つでスクウェアクラスですわ」
シュブルーズ「よくできましたね、ミス・モンモランシー」
グルド「なるほど…」
バータ「ちょwグルドw」
キュルケ「ですがミセス・シュブルーズ?ここには魔法を一つもできないのがいますよ?」
キュルケがそう言うと生徒の視線がルイズに集中する…
ギニュー「…?まさか?」
ルイズ「…」
そして授業は終わる…
部屋に戻ろうとするルイズとギニュー特選隊…
グルド「…」
グルドは、石をまじまじと見つめる、そして…
グルド「ネル・イン・ヤーム…」
リクーム「グゥルドちゃぁん?なぁにやって…」
グルド「あ、できた…」
ルイズ「っ!?」
ジース「おぉ!グルド!凄ぇじゃねぇか!」
バータ「フリーザ様に見せたらどうなるかな?」
ギニュー「それは、さぞお喜びになる!石から金属を作り出すことができれば…」
ルイズ「あ、あ、あんた!どうやったの!?」
グルド「あん?」
ジース「あ!分かったぞ!」
ルイズ「な、何をよ…?」
ジース「おm…ルイズ様(笑)がゼロのルイズと呼ばれてる理由っスよwww」
ギニュー「!!!」
ジース「属性もゼロ!魔法の成功率もゼロ!んでもって貴族!すんばらしぃ~♪」
ルイズ「っ!」
ギニュー「なるほど…貴様、全て分かったぞ…」
ルイズ「!!!あんた!ルイズ様でしょ!また貴様って…」
リクーム「あ!そうか!おい餓鬼!もい、全てバレたぞ!てめぇが魔法使えねぇんなら、逆らったってポッドは壊れねぇ!」
バータ「つまり帰れる訳だ!」
ギニュー「じゃぁ、皆殺しか…」ニヤッ
パーコメ「ルイルイルイズはダメルイズ♪魔法ができない魔法使い♪でも大丈夫!女の子だもん♪」
ルイズ「は?」
ルイズ「貴方達、ご主人様になんてことを…」ゴゴゴゴゴ
ギニュー「…っ!?な、なんだ!?ス、スカウターが!」
リクーム「10、50、100、500、1000、5000、10000、50000、100000、まだまだ上がるぞ!?」
バータ「馬鹿な!?スカウターの故障か!?」
ジース「嘘だ!戦闘力2のゴミがこんな…」
グルド「なんだ!?力じゃない何かを感じる!?」
ルイズ「ゼロって言った回数ご飯抜きよおおおぉぉぉ!!!」
ボンッ
その時!スカウターが爆発した
ギニュー「くっ!お前等!早くポッドを掘り起こすんだ!」
リクーム「へ、へい!!!」
ルイズ「このおおおぉぉぉ!!!」
ギニュー特選隊がポッドを掘り起こすが、その瞬間ルイズが呪文を唱える…
ドゴオオオオオォォォォォン
そしてポッドは五つとも、周りの土ごとバラバラになっていた…
グルド「も、もうダメだっ!」
そのままギニュー特選隊は部屋につれ戻される。
ギニュー「こいつ、戦闘力を操れる種族だったのか…?」
勿論スカウターは故障していないが、ルイズもそこまで強い訳じゃない…
では、なんだったのだろうか…?
翌日
ギニュー「朝食無しはきついな…」
リクーム「ちっ、なぜ俺達が洗濯なんて…」
バータ「フリーザ様…俺達がナメック星に来なくて…怒ってるかなぁ?」
ジース「おい!グルド!サボんなよ!」
グルド「宝石にもなった!…これ、もしかしたら金荒稼ぎできる?」
そして洗濯も終わり…
ギニュー「先にここに来ておけと言われたが…」
ワイワイガヤガヤ
ギニュー「一体なんなんだ?」
ジース「生徒達が座ってて…」
リクーム「お茶飲んでて…」
グルド「お菓子食ってて…」
バータ「こっちは飯食ってねぇのに…」
「羨ましいなぁ!畜生!」
ボトッ
「あっ…」
ギニュー「ん?」
「す、すみません…あぁ、土がこんなに…どうしよう…」
メイドのような人がお菓子を落としてしまったらしく、困っていた。
ギニュー「ちっ…」
ギニューはその菓子を拾い上げ…
ギニュー「…」フッ
少し力むと、菓子に付着していた土だけが全て地に戻った。
ギニュー「気を付けろ!もうちょっとで足につくところだった!」
「す、すみません…あ、も、もしかして、貴方はミス・ヴァリエールの使い魔で…?」
ギニュー「気に食わんがそうらしい…」
シエスタ「あの、私シエスタって言います!あ、ありがとうございました…!」
ギニュー「良いからとっとと行け!」
シエスタ「は、はい…!」タッタッタ
リクーム「う、旨そうな菓子だったなぁ…」
グルド「…っ!!!…ふぅ、パクってきたぜ」ニヤッ
ジース「でかした!グルド!」
バータ「匂いまで旨そうだ!」
そして、五人は食べる。
ギニュー「…!これはかなり旨いではないか!」
そのころ、何処かのメイド…
「あ、あら!?な、無くなってる!?」
ギーシュ「ご、誤解だよ!モンモランシー…」
ギニュー「…はぁ…」
リクーム「はぁ…」
バータ「はぁ…」
ジース「はぁ…」
グルド「はぁ…」
ギニュー「どうした?」
ギーシュ「ん?君達はルイズの使い魔だね、いま君達に構っている隙はないんだ!」
モンモランシー「ギーシュ!どういうことなの!?貴方、私への愛に裏表なんて無いって言ったじゃない!」
ギーシュ「勿論そうだよ!」
「でも!私にも言いましたよね!?ギーシュ様!」
ギーシュ「そ、そのぉ…」
バチンッ
モンモランシー「もう知らない!」タッタッ
「はははははw」
「ギーシュ、フラれちまったなぁw」
ギーシュ「はぁ…おい!もとはといえば君のせいだぞ!」
シエスタ「えっ?」
ギーシュ「君があのタイミングで彼女を呼んだがために、二人の女の子を泣かせることになったんだ!」
リクーム「いや…泣くどころか思いっきり怒ってただろ…」ボソッ
「ぷふっ!あはははははは!!!」
ギーシュ「っ!き、君達はなんなんだ!?」
グルド「あれ?なんでそんなに腹立ててんだよ?短気じゃねぇんだろ?戯言ぐらい許せよ…」
ギーシュ「っ!!!ふっ…どうやら君達は貴族への礼儀を知らないらしいな…」
ギニュー「生憎だが…我々は貴族とは無縁の場所から来たんでな…」
ギーシュ「決闘を申し込む!!!」
ルイズ「ちょっと!」
ギーシュ「なんだい?ルイズ…」
ルイズ「決闘は禁じられてるでしょ!?」
ギーシュ「それは貴族同士の場合だろ?彼等は使い魔だ!決闘する条件は満たしているだろ?」
ルイズ「それは…今までそんなことが無かったから…」
ギーシュ「とにかく!僕は君達に決闘を申し込むよ!場所はヴェストリの広場だ!」タッタッタ
ギニュー「やれやれ…これだから身の程知らずは…」
ルイズ「…」ガシッ タッタッタ
ギニュー「おい、どこへ連れていく…」
ルイズ「勿論ギーシュに謝りに行くのよ!今なら許してもらえるわ!」
リクーム「はぁ?」
バータ「ひぃ?」
ジース「ふぅ?」
グルド「へぇ?」
ギニュー「ほぉ?何故あんなのに謝らねばならん、逆にズタズタになぎ倒して自分がどれだけ身の程をわきまえていなかったか思い知らせてやる」
ルイズ「馬鹿言わないで!貴方達がどんな育ちをしてきたか分かんないけど結局、使い魔が貴族に勝つなんてできないのよ!さぁ!謝りに行くのよ!」
ギニュー「さっきから偉そうな口を…」バッ
ルイズ「うわっ!?」ドタッ
ギニュー「おい!ヴェストリの広場とやらはどこだ?」
「あぁ、それならあっちの方にあるよ」
ルイズ「ちょっと!マリコルヌ!」
リクーム「じゃあ、行ってくるかぁ!」
~♪レッドリボン軍のテーマ
タッ タッ タッ タッ タッ
ギニュー「それでは、行って参ります(笑)」
特選隊「おおおおおおおおお!!!!!」
ルイズ「!?」
特選隊「ホッホッホッホッホッホッホ!」
ルイズ「…」
特選隊「ギニュウウウゥゥゥ!!!特選隊いいいぃぃぃ!!!」
観衆「…」
特選隊「ホッホッホッホッホッホッホ!」
ルイズ「…」
特選隊「うおあああああぁぁぁぁぁ!!!!!」バシューン バシュバシュバシュバシューン
ルイズ「…ダサッ(どうして私はこんなのしか…)」ボソッ
ルイズ「って!待ちなさあああぁぁぁい!!!」タッタッタ
「…今、飛んでたか?」
「馬鹿な、あいつはメイジじゃないんだ、無理に決まってる」
最初から飛んだりコルベール吹っ飛ばしたりしてただろ
>>47 ヒント:パンツ
コルペール「あの、ミス・ヴァリエールの使い魔のルーン」
オスマン「これは…伝説の…」
というやり取りが行われている中…
ギーシュ「よく逃げずに来たね…」
ギニュー「お前も逃げずによく来たな…」
ギーシュ「君は自分の立場を分かっていないのかな…?」
ギニュー「分かってるとも、お前を倒す立場だろ?」
ギーシュ「後で泣いて謝っても許さないぞ…」
ギニュー「お前がそうなりそうだがな…」
ギーシュ「っ!!!」
ルイズ「ちょっと!本当にいい加減にして!」
ギーシュ「僕はルイズの物を傷つける事はしたくないからね…でも、そんなに熱くなって…まさかルイズ、君はあの使い魔に密かな乙女心を…」
ルイズ「そ、そんなわけないでしょ!?」
ギニュー「おい!早くしろ!泣いて謝っても許さんぞ!」
ギーシュ「っ!!!き、君達は五人いるようだが…誰が戦うかい?僕は五人まとめて戦っても良いけどね…」
リクーム「そんなんしなくてもグルド一人で充分だ!」
バータ「そうだ!グルド程度でも充分だ!」
ジース「一番弱いグルドでも充分だ!」
ギニュー「戦闘力10000のグルドでも充分だ!」
グルド「…俺、なんか悪い事したのか?程度とか弱いとか10000とか…」
ギーシュ「ぷふっ、まさか…君一人で戦う気かい?いかにもその中で一番弱そうな…」
グルド「それより弱そうなおまえはどうすんだよ…」
ギーシュ「っ………まったく…人を怒らせるのが上手なんだね…」
グルド「で?挑発返しすんのか?いい加減始めろよ、決闘…来いよ、来いよ!」
ギーシュ「っ!!!もう後悔しても遅いぞ!」ブンッ
そう言いギーシュが薔薇を振ると…
グルド「あ?なんかでてきたぞ?」
女剣士の像がでてくる…
ギーシュ「どうだい!?これが僕の魔法によって生み出されたヴァルキューレだ!」
グルド「…」タッタッタ
ギーシュ「ふん、生身でかかってくる気かい?まぁ、良いよ…行け!ヴァルキュー…」
ドゴーン
ギーシュ「…レ?」
ギーシュがそう言おうとした瞬間、謎の爆発音がする、そしてヴァルキューレがいた場所にはヴァルキューレはおらず、拳を前につき出しているグルドがいた…
グルド「脆いな」
ギーシュ「っ!!!」ブンッ ブンッ ブンッ ブンッ
ギーシュはさらにヴァルキューレを4体だして、グルドを囲ませる。しかし…
グルド「…」ポーヒー
グルドは手から何かを出し、ヴァルキュレに投げつける…すると爆発し、ヴァルキューレは4体共、消えていた。
ギーシュ「そ、そんな…馬…」
ギーシュが言い終わる前にグルドがギシュの目の前に現れ、首に手刀を向ける。
ギーシュ「こ、降参だ…」
ギーシュが降参し、この決闘はグルドが勝利した…
が…
グルド「ん?泣いて謝っても許さんぞ?」ニヤッ
ギーシュ「
ギーシュ「え…?」
グルド「言ってみたかっただけだw真に受けるなw」
ギーシュ「…」
ルイズ「あ、あぁ…」
リクーム「グルドにも勝てる奴がいたのか」
グルド「馬鹿にすんな!アプールやナッパなら簡単に殺せる!」
ルイズ「(まさか、こんなに強いなんて…)」キュルケを見てドヤ顔
キュルケ「ふ、ふん…!運が良かったのね…そんな使い魔を呼び出せるなんて…」
グルドがギーシュの決闘に勝利して、ルイズは3日間朝昼晩飯抜きの刑を無くした…
そしてギーシユに決闘を挑んだことで、3日間朝昼晩飯抜きの刑にした。
その晩…
ギニュー「さて、こいつは寝たが…」
リクーム「寝込みを襲うことはできねぇのか?」
バータ「…」ジトッ
ジース「…」ジトッ
グルド「…」ジトッ
ギニュー「…」ジトッ
リクーム「なんだよ!その軽蔑しきった目は!…あ、違う違う!そういう意味じゃない!」
ジース「だが、リクーム。貴様とこの星の住民は似た作りだ…そういう…」
リクーム「そんなん言うならお前だってそうじゃねぇか!」
ジース「俺の星の住民は薄橙や茶色、白だけじゃない、水色の奴(サウザー)もいる…そして俺の趣味は青だ」
バータ「えっ?///」
ジース「黙れ」
ギニュー「その話はもうおしまいだ!全く…で、ん?」
フレイム「ギャアアアァァァ!!!」
グルド「こいつ!?何処から入りやがった!?」
バータ「ドアだろ…」
リクーム「食えるかな?」
ギニュー「なんだ?引っ張るな!」
フレイム「ギャアアアァァア!!!」
ギニュー「…この部屋に入れと?」
フレイム「ギャアァ」
ガチャッ
リクーム「あらぁん?真っ暗じゃなぁい?」
バータ「こんな所で何しろってんだよ…」
キュルケ「いらっしゃい…」
ギニュー「…戻るぞ…」
キュルケ「そんなに急ぐ必要は無いわ…」
ジース「お前、なんのつもりでぇ?」
キュルケ「その緑の人、お強いのね…」
グルド「まぁn」リクーム「グゥルドちゃぁん、なぁにドヤ顔してんだぁ、こんなの俺達の中じゃ一番弱ぇさ!」
キュルケ「あら?じゃぁ、誰が一番強いの?」
ギニュー「フッ、俺だ…」ドヤッ
ジース「俺がNo.2だぁ!」
バータ「で、俺とリクームが3番っつうことか?」
キュルケ「貴方達のお名前、教えてもらえる?召喚したばっかりの時は言葉が通じなかったから…」
ギニュー「フッ、よくぞ聞いてくれた!」
~♪参上!ギニュー特選隊!!
リクーム「きえええぇぇぇいやあああぁぁぁ!!!」クイッ
リクーム「リクウウウゥゥゥム!!!」
バータ「けえええぇぇぇけけけけけえええぇぇぇ!!!」クイッ
バータ「バアアアァァァタアアアァァァ!!!」
ジース「はあああぁぁぁ!!!」クイッ
ジース「ジイイイィィィッス!!!」
グルド「ぬおおおぉぉぉ!!!」クイッ
グルド「グルド!!!」
ギニュー「こおおおぉぉぉ…」クイッ
ギニュー「ギニュゥ!!!」
リクーム「み」
バータ「ん」
ジース「な」
グルド「そろっ」
ギニュー「てぇ!」
特選隊「ギニュー!!!特選隊!!!」
キュルケ「…」
フレイム「…」
沈黙
キユルケ「
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