陸軍下士官「日頃より後ろ指をさされ、何かと日陰の立場にある末端兵士の気持ちを汲んでいただき、感謝いたします。」

陸軍参謀「うむ。深海棲艦の出現により、シーレーンがズタズタにされ、海軍に頼らねばならぬというのは、頭では分かるのだが」

陸軍司令官「だが、あまりにも海軍ばかりが国民の目に注目され、奴らの図々しい態度は目に余る！！！」

陸軍作戦参謀「まったくだ。このままでは栄えある帝国陸軍の威信も地に落ちてしまう。現に今年の我が陸軍の予算が・・・・すべて海軍に奪われた！」

陸軍参謀「あの「艦娘」という連中のせいだ！奴らの兵器開発、建造による増員などにより、軍事費が右肩上がりで高騰した。」

陸軍官吏「ですが、お上が「節約し、民を苦しめるな」とおっしゃられたことで増税等による増額もままならん。」

陸軍下士官「結果、たいした戦果も結果も出しちゃいねえ役立たずの陸軍に出す金なんかねえ、という現在に至ります。」

陸軍司令官「くそ、忌まわしいやつらめ　あの艦娘とやらも海軍も！！そして鎮守府の提督どももだあ！！」

陸軍司令官「なんだよ！あの「提督」という奴らは！俺が泥水をすすり、地べたはいつくばっているのに、奴らは女に囲まれイチャイチャキャキャウフウフ・・・・」

陸軍司令官「加齢臭の頭腐った老害連中に逆らえば鉄拳制裁、部下は部下でバカの一つ覚えの猪突進、なにより雑巾の生乾きみてえな匂い放出するヤローしか職場にいねえ！」

陸軍司令官「俺だって理想あったよ、夢持った若者だったさ！でもよー、あいつら見てると何かこう、あれ・・・目から汗が大量に出てきた・・アハハ止まらねえ」ｴｸﾞｴｸﾞ

陸軍下士官「司令・・・・・気持ちよっくわかりまっせ・・・・・バカな上司におれもいっつも苦労してますから・・・少しは頭使えと・・」