女「なんと言うか…人間に近い顔ですね…」
博士「それがこいつの凄い所だからな」
女「ところで……なんで魔法少女のような格好を?」
博士「いやぁ国防省からの以来でさぁ…広報目的で今流行りの萌えを強調すればいい宣伝になるからとかなんとか…」
女「……本当ですか?」
博士「そ、そうだ…」
女「明らかに博士の趣味では?」
博士「はっはっはっは!」
博士「そんな訳ないだろう?」
女「…」ジッ
博士「…感受性の調和は大切だよ?熱血馬鹿が乗るヒーローロボットが戦う時代は古いんだよ」
女「はぁ…」
博士「今は、美少女が、美少女ロボに乗って戦う時代なんだ。」
博士「かわいいは正義!これこそ世の中の心理、理想なんだ」
博士「呑み込めた?」
女「ほんの少し…」
博士「それは良かった。」
女「でも…まぁ美少女と言われたら悪い気はしませんね…///」
博士「そうそう、美少女ロボには美少女が乗らないと」
女「そ、そうですね…それが世の中の常なら仕方ありません\\\」
博士「いやぁ、きっと女くんから似合うと思うなぁ美少女ロボのパイロットだからね」
女「わ、わかりました\\\これも平和の為ですから」
博士「そうそう…」
博士(いやー相変わらずチョロいなー)
博士「じゃあもうちょい近くで見に行こうか」
女「あ、はい」
スタスタ
女「そういえばこの子の名前はなんて言うんですか?」
博士「カリーナ」
女「カリーナ…」
博士「そ、カリーナちゃんねいい名前だろ?前飼ってた猫の名前なんだけどね」
女「猫の名前をつけたんですか?」
博士「いいだろ?猫は嫌いか?」
女「大好きですよ?」
博士「じゃあ良いじゃん。さエレベーターに乗って」
女「はい、別に悪いとは言ってませんよ」
ウイィィィン
エレベーターが上に上がる
女「本当に女の子ですね…ミニスカにフリルやリボンが沢山…魔女っ子コスチューム…博士はこんな格好の女の子が好きなんだ…」
博士「べ、別に俺の趣味ではない!」
女「はいはい、そーですか…」
女(む、ちゃんと胸もある…私のより比率が…)
博士「さ、顔の正面まで付いたぞ」
女「わー本当に人間みたい…」
ホッペふにふに
女「わぁ…柔らかい…」ふにふに
博士「そろそろ彼女を起動していいか?」
女「わはーふにふに気持ちいい」ふにふに
博士「聞いてないな…」
博士「いいや起動しちまえ!」
ガシュン
ギュイイいいいん
女「わ、わ何?何?」
博士「カリーナを起動したんだよ」
カリーナ「ん…ん、」
カリーナの目が開く
女「わ、青い目、綺麗…」
博士「おはようカリーナ。」
カリーナ「おはようございます博士…」
女「わ、喋った!」
博士「彼女には最新のAIが搭載されている。元はカウンセリングAIだったものを戦闘用に改良したやつだ。あらゆる面で君のサポートをしてくれるはずだ」
カリーナ「博士、そちらの方は?」
博士「あぁ…彼女は君のパイロットになる女くんだ。仲良くやってくれ」
女「よろしくねカリーナ」
カリーナ「よろしくお願いします女さん…いえマスター」
女「マスター…か…えへへ…」
博士「はいはい、じゃあ次はコクピットに行ってみようか」
再開
博士「コクピットは胸のリボンから入る」
女「なんか弱点丸だしじゃあ…」
博士「気にするな!いざとなったら脱出装置が作動する」
女「んー…心配だ…」
カリーナ「マスターは私が必ず守ります。安心してください」
女「カリーナが言うなら」
博士「…」
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