桐乃　「兄貴？あたしこの人と付き合うことにしたから......」

京介　「俺は認めん」

桐乃　「え？」

京介　「俺は認めんといったんだ！どこの馬の骨ともわからんやつに大事な妹を渡せるか！」

棗恭介「お兄さん、俺も妹がいる身だ......その気持ちは痛いほどよくわかる」

京介　「お兄さんっていうな」

棗恭介「ふっ、おそらくあなたには言葉で何を言っても無意味だろう......だから俺は行動で示す」

棗恭介「それでも駄目だというなら諦めるが、それでいいか？」

京介　「ああ、いいだろう！受けて立ってやるよ！」

京介　「その行動とやらで俺を認めさせてみろ！！」

棗恭介「決まりだな」

棗恭介「じゃあ今日はこれで帰らせてもらいます。もともと挨拶程度で終えるつもりだったので」

棗恭介「また会いましょうお兄さん」

京介　（こいつ......！）

桐乃　「あ、ちょっと待ってよ！」

- 外 -

桐乃　「あんなんで本当に大丈夫なの？」

棗恭介「大丈夫大丈夫、君のお兄さんを見るのと彼氏ができたということを伝えるのが目的だからな」

桐乃　「本当にこれで大丈夫なのかな......」

？？？「そいつはいつも適当だからな」

棗恭介「......鈴、来てたのか」

理樹　「わぁ、もう鈴でてっちゃ駄目だってば」

棗恭介「理樹まで一体どうしたんだ」

真人　「俺たちもいるぜ」

棗恭介「真人、それに謙吾まで......寮で待ってろっていっただろ」

真人　「お前が間違いを起こさないか心配で様子を見に来てやった」

棗恭介「......間違いとはどういうことかね？真人君」

真人　「お前のロリ疑惑はまだ解けてなく、中学生と二人になったお前が間違いを起こすかもしれないということだ」

棗恭介「しねーよ！てかまだそれ続いてたのかよ！」

謙吾　「以前お前が認めたんだからな」

鈴　　「ど変態」

棗恭介「うわああああああああああ」

桐乃　（なんでこんな人達に相談しちゃったんだろう......）

- 一週間前 - グラウンド -

恭介　「みんな紹介したい人がいる」

真人　「お？どうした新しいメンバーでも見つけてきたのか？」

恭介　「いや違う、今日は俺の彼女を連れてきた」

鈴　　「！？」

理樹　「えーーーー！？恭介、彼女いたの！？」

恭介　「俺だって年頃の高校生だ、彼女の一人や二人いたっておかしくないだろう？」

謙吾　「それはそうだが......一体いつの間に......」

鈴　　「それで？その彼女とやらはどこにいるんだ？」

恭介　「ああ、おーいこっちに来てくれ」

桐乃　「こんにちは、高坂桐乃です」

4人　 「！？」

恭介　「どうだ？驚いたろう」

謙吾　「正直驚いた......が見ない顔だな」

真人　「うちの学校の生徒か？」

桐乃　「いえ私は別の学校に通ってます」

真人　「へぇー、別んとこの生徒か、どこの学校なんだ？」

桐乃　「○○中学校です」

謙吾　「......」

真人　「え？」

理樹　「ちゅ、中学生！？」

............

恭介　「なんだお前らその白い目は！」

真人　「お前がロリなのは知っていたが、まさか現実で手を出すとは......」

鈴　　「変態」

恭介　「違わい！俺はロリなんかじゃないやい！！」

謙吾　「だが実際に中学生に手を出している」

恭介　「ぐはぁっ」

恭介　「......あーもういいよ！ロリでもなんでも好きなように呼んでくれ！！」

恭介　「桐乃さん俺と二人で愛を育もうじゃないか！」

恭介　「愛、愛、愛......」

桐乃　「うえぇ！？ちょっ！ど、どういうこと！？」

真人　「は？お前恭介の彼女じゃないのか！？」

桐乃　「なんでそうなんの！私はこの人に相談に乗ってもらってるだけです！」

謙吾　「これはどういうことだ？恭介」

恭介　「いや実は俺に彼女ができたらお前らがどんな反応するのか見たくて嘘をついてた」

恭介　「......でここにいる高坂桐乃さんは悩み事を抱えてたんでつれて来た」

真人　「なんでまたそんなこと？」

恭介　「理樹、俺たちはなんだ？」

理樹　「悪を滅ぼす正義の味方リトルバスターズ」

恭介　「そうだ、そしてその正義の味方は何をするんだ？真人」

真人　「悪を滅ぼすんだから悪いやつらをぶっ潰すんだろ？」

恭介　「そうだな、しかし正義の味方の仕事はそれだけじゃない」

恭介　「困ってる人を助ける、それも正義の味方として立派な仕事の一つだ」

理樹　「......」

恭介　「だからこの子を連れてきた」

恭介　「お前らに次のミッションを与える。それは......」

恭介　「高坂桐乃の悩みを解決することだ！」

とりあえずここで終了します
俺妹とリトルバスターズの合体ｓｓって感じで書きました
京介と恭介が似てたんで（名前と年齢的に）やってしまった

σ(∵);

おつ

いつかは誰かがやると思ってた

兄貴じゃ勝てないな中の人的にも

>>13
(∵)
>>14　
一応書く前に検索かけたんですけどなかったみたいなんでやりました！
>>15
兄貴ってどっちｗ自分的には棗の兄貴が圧勝だと思うんですが

レスありです、続き書きます

- 夜 - 学生寮 -

恭介　「......でとりあえず桐乃さん、いやもうめんどくさいからきりりんでいいか」

恭介　「きりりんには帰ってもらったわけだが」

真人　「なんだよ......そのへんてこな名前」

恭介　「彼女のネットでのハンドルネームだ」

鈴　　「はんどるねーむ？なんだそれ？」

理樹　「あだ名みたいなもんだよ...というかそんなことはいいから続けてよ」

恭介　「ああ、それでこれから彼女の悩みを解決するための作戦を練ろうと思う」

真人　「つーかよ、その悩みってのはなんなんだよ」

恭介　「ああ、そういえば言ってなかったな」

謙吾　「なんにも聞いてないからな」

恭介　「まぁそう慌てるなって、彼女には高坂京介というお兄さんがいるんだが」

理樹　「きょうすけって......同じ名前じゃない」

鈴　　「しかも兄とは......まともな人物が想像できない」

恭介　「ちなみに俺と同い年だからな」

謙吾　「そこまで同じだと、ますますまともな想像ができないな......」

恭介　「......まぁお兄さんがいるわけだが」

恭介　「その人はどうも重度のシスコンらしい」

真人　「おいおいそこまで似てるのかよ！まんま恭介じゃねーか！」

恭介　「おい真人、それはどういう意味だ」

恭介　「......まぁたしかに俺もシスコンかもしれないが、俺はそいつほどじゃない」

謙吾　「どういう意味だ？」

恭介　「そのお兄さんは彼女がいたにも関わらず、妹のためにその人と別れたほどらしい」

真人　「おいおい、そりゃ重症だな」

恭介　「だろ？俺だって鈴のことは好きだがそこまではしない」

謙吾　「案外、恭介もやりそうではあるがな」

真人　「たしかに」

恭介　「なんでそーなる！そもそも鈴には理樹がいるだろ！」

鈴　　「寄るな変態」

恭介　「ぐっ......兄ちゃん、正直悲しいっ！」

理樹　「まぁまぁ、恭介がシスコンかどうかは置いといて話を進めようよ」

恭介　「理樹......ああ、そうだな」

飯食ってきます、多分再開する

余裕で寝てた......再開します

恭介　「それでそのお兄さんがそれだけシスコンなわけだが」

恭介　「彼女はその状況を好ましく思ってないらしい」

鈴　　「そりゃそーだろうな、そこまでされたらさすがにきしょい」

恭介　「ああ......一応言っとくが俺はしないからな？」

恭介　「まぁ彼女の悩みってのはそういうことなんだが」

真人　「なら簡単じゃねぇか！その兄貴のシスコンを直しゃあいいんだろ？」

謙吾　「直すってどうやって？」

真人　「そりゃーおまえ、他の女の魅力をそいつに教えてやりゃーいいだけのことじゃねーか！」

理樹　「真人、その人は前に彼女がいたんだよ？」

謙吾　「それにお前に女の魅力とやらがわかるのか？」

真人　「そ、それは......」

真人　「だぁーっ！めんどくせー！そいつぶん殴って記憶なくせばいいだろ！」

理樹　「えーーー！？」

恭介　「おいおい、それじゃ何の解決にもならんだろ......それに」

真人　「それに？」

恭介　「俺の見立てでは彼女もお兄さんに好意を抱いている」

真人　「なんじゃそりゃ、なんか胡散臭ぇー話だな」

謙吾　「なぜそう言い切れる？」

恭介　「勘」

真人　「勘かよ......でもまぁそいつも兄貴のことが好きだってんなら何の問題もねぇじゃねーか」

恭介　「どうして？」

真人　「だってそいつら二人が付き合っちまえばいいことだろ？」

謙吾　「お前はアホか！兄弟で付き合ってたらむしろそっちの方が問題だろうが！」

真人　「え？そうなの？」

鈴　　「こいつアホだな」

恭介　「少なくとも周りからいい目では見られないだろうな」

真人　「じゃあどうすんだよ......」

恭介　「それを今から考える」

真人　「なんも考えてねーのかよ！」

恭介　「理樹、お前はどう思う？」

理樹　「そこで僕に振られても......うーん、やっぱりこういうことは同じ女の人の意見を聞くのがいいんじゃないかな？」

恭介　「そうか、確かにそうだな。じゃあ他の女連中にも集合させるか」

リトバスメンツに桐乃、京介をどう呼ばせるかですごい悩む
女は「桐乃ちゃん」でよさげだけど男は......

とりあえず今日はここで止めます

今日もしこしこオ○ニーss書くぞー
誰も見てなさげだけど頑張る
上スレ邪魔してごめんちゃい

---全員集合

美魚　「おじゃまします」

葉留佳「こんばんはっ、１９時５５分、夜のはるちんです」

小毬　「きたよ～っ」

クド　「みなさん、グッドイブニングなのですっ！」

来ヶ谷「どうしたんだ？こんな時間に」

恭介　「よーし、全員集まったな」

恭介　「早速だがお前らに聞きたいことがある」

..................

恭介　「......というわけなんだ」

こまり「うーん、それは難しい問題だねー」

葉留佳「やはは......わたしもお姉ちゃんはいるけど女同士だしなぁ」

クド　「難しいのですー」

美魚　「......私を見られても、わかりませんよ？」

来ヶ谷「ふむふむ、大体のことは理解した」

来ヶ谷「しかし本当にその兄は妹のことを一人の女としてみているのか？」

恭介　「俺もそこは気になってたんだ、話に聞いただけで確証はないからな」

真人　「そうなのかよっ！」

恭介　「だって仕方ないだろう？俺も昨日会ったばっかりなんだ」

来ヶ谷「ならまず、事実確認を取るのが先じゃないか？」

来ヶ谷「前提が間違っていてはいくら話し合っても無意味だろう」

恭介　「まぁ、それもそうだな」

恭介　「じゃあ明日はまず、きりりん兄の監視を行おう」

謙吾　「監視ってどうやるんだ？」

恭介　「俺が監視するのもいいが、それじゃ面白くない」

恭介　「登校時と放課後、それに夜で計3人に監視を行うってもらうことにしよう」

恭介　「通信はこのトランシーバーで行うこと」

葉留佳「おぉーっ、なんかスパイっぽくてかっこいいね～」

クド　「かっこいいのですーっ！」

恭介　「監視役は......くじ引きで決めるか」

理樹　「うわっ、一番は僕......」

恭介　「最初は朝7時からだからな寝坊するなよ、理樹」

理樹　「うぅ......わかったよ......」

恭介　「それじゃあ今日は解散！理樹は朝から監視を行うからな、集合場所はここ」

理樹　「......了解」

リトバス好きにはありがたい
ギャルゲエロゲssなら次は是非恋チョコを…
しえん

- 朝 - 高坂家前 -

理樹　「こちら理樹、言われたところについたよ、オーバー」

恭介　「了解、兄がでるまで待機せよ、オーバー」

理樹　「そういえばみんなそこにいるの？オーバー」

恭介　「いや鈴以外の女連中は午後から参加させることにした、オーバー」

理樹　「そうなんだ、オーバー」

鈴　　「おーばーおーばーうっさいんじゃっ！.....オーバー」

真人　「おめぇもいってるじゃねぇか......」

鈴　　「うっさいっ！」

理樹　「あっ！それらしき人が出てきたよ！」

恭介　「理樹っ、さっき渡した発信機を取り付けろっ見失うなよ！」

理樹　「わかってるよっ......！」

どんっ

理樹　「わわっ！すいませんっちょっと余所見してて」

京介　「ああ、別にいいよ気をつけてな」

理樹　「ほんとすいません！それじゃっ」

恭介　「やったか？」

理樹　「うん、背中に取り付けといたよ」

真人　「やるじゃねぇか！さすが理樹だぜっ！」

恭介　「よしっ、後は引き続き監視を続けてくれ」

理樹　「了解、あれ？なんか女の人と二人で登校してるよ？」

真人　「妹じゃないのか？」

理樹　「昨日とは違う人だよ」

恭介　「どういうことだ、彼女とは別れたんじゃないのか？」

理樹　「よくわかんないけど......なんか仲よさそうだよ」

恭介　「やっぱりきりりんは嘘をついてたのか？」

理樹　「というかもう学校についちゃったよ」

恭介　「なに？そうかわかった」

恭介　「次は放課後に行うから理樹も早く戻ってきてくれ」

理樹　「了解、急いで戻る」

- 放課後 -

来ヶ谷「むっ、次はおねえさんの番か」

クド　「わふーっ！私じゃなくてよかったのですーっ」

美魚　「ほっ」

小毬　「ゆいちゃんがんばって～っ」

葉留佳「まぁ唯ねぇなら楽勝っしょ！」

来ヶ谷「はっはっは、まぁおねえさんに任せとけ」

- 高校（俺妹）-

来ヶ谷「こちら来ヶ谷、目的地に到着した。これより監視を開始する」

恭介　「了解、理樹が発信機を取り付けたからな、どれがターゲットかわかるだろ」

来ヶ谷「ああ、もう確認した」

恭介　「さすがだな、それじゃ引き続き監視を頼む」

来ヶ谷「了解した」

............

来ヶ谷「なにやら女子と親しげに会話しているが......」

恭介　「なに？またかっ、朝と同じやつか？」

来ヶ谷「朝の一件を知らないからなんともいえないが......黒髪ロングの女子だ」

理樹　「朝の人とは違うと思う......確かショートだったし眼鏡をかけてたよ」

来ヶ谷「眼鏡はかけてないな」

恭介　「そうか、今のところ彼女候補が二人もいるな......引き続き監視を続けてくれ」

来ヶ谷「了解」

............

来ヶ谷「下校時刻だ、ターゲットは一人で帰宅している」

恭介　「ありゃ、黒髪ロングとは別れたのか彼女の線は薄そうだな」

来ヶ谷「さて、どうなんだろうな......」

恭介　「どうした？なにか気になるとこでも......」

来ヶ谷「まて、誰かきたっ！」

来ヶ谷「また黒髪ロングだ......しかし制服が違う、別の学校の生徒か？」

真人　「おいおい、他校の生徒までってどんだけ女と繋がりあるんだよこいつ」

来ヶ谷「だが変態だの通報だの言われているんだが......」

来ヶ谷「あれは助けに行った方がいいのか......？」

恭介　「いや、理樹の一件もある.....接触はできるだけ避けてくれ」

来ヶ谷「わかった......どうやら助けの心配もいらないようだったしな」

恭介　「ん？どうした？なにかあったか」

来ヶ谷「ターゲットが蹴りで吹っ飛ばされてた」

恭介　「は？」

来ヶ谷「ふふっ、あの女史なかなかいい蹴りだ」

真人　「なにがどうしたってんだ......」

今日はここで終了します！

>>36
レスサンクス！見てくれてる人いて安心した！
恋チョコってゲームはやったことないからわからないんだ...ごめんよ。
こんなオ○ニーssですがよかったらまた見てください。でわ

俺は見てるぜ!(b^ー°)

>>48
サンクス！なんだかんだレスあると嬉しいです

今序章みたいな感じだからリトバスメンツばっかだけどこれから俺妹もいれてくつもりです
続き書きます

来ヶ谷「おっ、どうやら別れたようだ」

恭介　「えっ、もう？その子も恋人の線は薄そうだな」

来ヶ谷「さて......どうなんだろうな......」

真人　「なんなんだよっ、さっきから」

来ヶ谷「乙女心というものは複雑なものだよ真人少年、そう単純にわかるものではない」

恭介　「なにやら意味深だな、まぁさすがに後は家に帰るだけだろ、もう戻っていいぞ」

来ヶ谷「いや待てっ、また誰か来た」

真人　「またかよっ！」

恭介　「先客万来だな」

来ヶ谷「しかもまた女子だ......あのファッキン小僧、なんだかイライラしてきたぞ」

理樹　「うわぁぁぁ、来ヶ谷さん落ち着いて」

クド　「デンジャーなのですっ」

小毬　「ゆいちゃんおちついて～っ」

恭介　「来ヶ谷、その女の特徴は？」

来ヶ谷「背は低い......150前くらいだ、あと髪はツインテール」

来ヶ谷「少し幼い印象を受けるな......中学生か？」

恭介　「なに？それは妹の友達かもな、彼女は二人ほど親友がいると言っていた」

来ヶ谷「ならさっきの女史がもう一人だろうな、見たところあの制服は中学のものらしい」

恭介　「そうか、しかし妹の親友とも仲がいいとは、やはり兄妹の仲はかなり深いようだな」

来ヶ谷「おい、ターゲットと女子が喫茶店に入っていったぞ」

真人　「なにっ！？妹の親友じゃなかったのか！？」

恭介　「もしかしたらこいつが本命かもなっ」

謙吾　「ようやく現れたか」

来ヶ谷「......だが、恋人という雰囲気には見えないが」

恭介　「ありゃ、そうなの？」

来ヶ谷「私も恋愛ごとには疎くてね、実際にはわからんが......」

来ヶ谷「どちらかというとあれは妹の相手をしている兄にしか見えん」

来ヶ谷「もしかしてこいつが妹か？」

恭介　「いや、依頼主はライトブラウンにロングだ、少なくともツインテールではない」

来ヶ谷「なるほど......確かに違うようだな、彼女は茶髪だ」

来ヶ谷「だとするとあれはやはり恋人の関係なのか......うぅむ、わからん」

？？？「そこで何をしているんですか......？」

来ヶ谷「なにっ！？」

あやせ「何をしているのかと聞いてるんです」

来ヶ谷「貴様、いつのまにっ」

あやせ「質問に答えてください、あなたお兄さんのストーカーですか？」

恭介　「来ヶ谷、どうした！？」

来ヶ谷「さっきの女史に見つかった」

恭介　「なにっ！？そこから逃げれるか！？」

来ヶ谷「そのくらいは容易い」

あやせ「なにをボソボソいってるんです？通報しますよ？」

あやせ「さっき私がお兄さんと話しているときにもいましたよね？」

来ヶ谷「バレていたのか、可愛い顔してなかなかの曲者だな」

あやせ「話をそらさないでくださいっ、あなたはお兄さんのストーカーなんですか！？」

来ヶ谷「ふっ、ストーカーか......悪いが私は正体をバラすわけにはいかないんでね」

来ヶ谷「悪いがここから退散させてもらうよ」ｼｭｯ

あやせ「なっ！？どこですっ！このストーカーっ!！」

ちょい休憩します。
恭介にきりりんって言わせるのミスッた違和感しかない......
昼か夜にまた再開します

いやあいいなw
応援してる、頑張ってくれ
>>47だが恋チョコはおすすめ
リトバスアニメ放送はよ！

>>58
レスサンクス！
恋チョコってゲームかと思ったらアニメもあった結構面白そう！
時間があったら見てみますー、それ以上にリトバスアニメがめちゃめちゃ見たいですが......w
では続き書きます！

- 学生寮 -

来ヶ谷「すまない、最後にヘマをした」

恭介　「なーに気にするな、かなりの情報を得られたしな」

小毬　「ゆいちゃんお疲れさま～」

クド　「来ヶ谷さんかっこよかったのですーっ！」

葉留佳「いやーっ、さすが唯ねぇ！」

美魚　「おつかれさまでした」

謙吾　「しかし来ヶ谷がミスとは珍しいな」

来ヶ谷「いや、あの女史はなかなかのやり手だよ」

恭介　「来ヶ谷が気づかなかったってことは相当だな」

来ヶ谷「ああ、それにかなりの気迫を感じた」

恭介　「こいつは一筋縄ではいかなそうだな......よしっ、最後の監視役を決めるぞ！」ﾋﾟｯ

鈴　　「あたしだ......」

恭介　「おっ、鈴かまぁ妥当なところだな」

小毬　「鈴ちゃんがんばって～っ」

クド　「鈴さんファイト！なのですーっ！」

来ヶ谷「まぁ鈴君なら問題はないだろう」

葉留佳「鈴ちゃんふぁいと～っ！」

美魚　「鈴さん、がんばってください」

鈴　　「ふん、まぁわたしに任せておけ」

- 夜 - 高坂家 -

鈴　　「こちら鈴、ターゲットの家に潜入成功。オーバー」

理樹　「よく人の家に潜入できたね......」

恭介　「いや、きりりんに頼んで入れてもらっただけなんだが」

真人　「鈴、それを潜入とは言わない。オーバー」

鈴　　「うっさいっ！オーバー」

謙吾　「オーバーはもう言わないんじゃなかったのか？オーバー」

恭介　「実際うるさいからな......もうオーバーは言うな、オーバー」

鈴　　「オーバー」

来ヶ谷「君たちは本当に仲がいいな......」

桐乃　「あれ？誰と話してるんですか？」

鈴　　「あっ、いやそれは......うぅ......」

恭介　「鈴、きりりんは協力者だ。話てもいいぞ」

鈴　　「わかった、実は恭介達と話てる」

桐乃　「きょうすけ......棗さんですか？」

鈴　　「あたしも棗さんだ」

桐乃　「えぇ！？あなたも棗って......ということは兄妹！？」

鈴　　「ああ、恭介はあたしの兄貴だ」

桐乃　「妹がいるのは聞いてたけど......一応似てるのかなぁ」

鈴　　「めんどくさいから、あたしのことは鈴でいい」

桐乃　「いや、さすがに年上の人をいきなり呼び捨てるのは......鈴さんでいいですか？」

鈴　　「うん、それでいい」

鈴　　「ちなみに恭介はお前のことをきりりんと呼んでるが、あたしもそう呼べばいいか？」

桐乃　「えぇっ！？きりりん！？外でそうで呼ばれるのはちょっと......普通に桐乃って呼んでほしいんですけど」

鈴　　「だそうだぞ？」

恭介　「わかった」

桐乃　「それで鈴さんは何でうちに来たんですか？」

恭介　「そういえば説明してなかった」

真人　「しとけよっ！」

謙吾　「お前は毎度どこかしら抜けてるな......」

鈴　　「それで、どうすればいいんだ？」

恭介　「さっきもいったがきりりん、じゃない桐乃は協力者だ。話していい」

鈴　　「了解」

鈴　　「お前の兄を監視するためにきた」

桐乃　「兄貴を！？なんで！？」

恭介　「相談事を解決するためだ」

鈴　　「相談事を解決するためらしい」

桐乃　「相談？あたしの？」

鈴　　「うん」

桐乃　「でもなんで鈴さんが？恭介さんはどうしたんですか？」

鈴　　「くじ引きで監視役があたしに決まった」

桐乃　「くじ引きって......でもなんで鈴さんが協力してくれるんですか？」

鈴　　「なんでって......なんでだ？」

恭介　「お前もリトルバスターズのメンバーだからだ」

鈴　　「リトルバスターズのメンバーだからだと言ってる」

桐乃　「え？リトルバスターズ......？」

鈴　　「あたしと恭介で作ったんだ、今は草野球ばっかしているが」

鈴　　「昔はいろんな悪党達を倒して回ってたんだ、あの頃も楽しかったなっ」

桐乃　「ええっと......よくわかんないですけど、兄妹で仲がいいんですね」

鈴　　「ん？そうなのか？」

桐乃　「そうですよ......普通の年頃の兄妹でこんなことしてる人はいないです」

鈴　　「そうなのか？」

恭介　「そんなことは知らん。よそはよそ、うちはうちだ」

桐乃　「年頃の兄妹っていったら喧嘩ばかりか、よそよそしくなるか」

桐乃　「あたし達兄妹も少し前まではそうでした」

桐乃　「だからかもしれないけど、兄貴に彼女ができたら前みたいになるじゃないかって怖くって」

鈴　　「......そうなのか」

恭介　「......」

- 学生寮 -

鈴　　「ふにゃー、疲れたぁ......」

小毬　「鈴ちゃんおつかれさま～っ！」

来ヶ谷「しかし監視というよりは桐乃女史との会話がメインだったな」

クド　「桐乃さんかわいそうだったのです......」

小毬　「桐乃ちゃんはお兄ちゃんと離れ離れになるのが怖いんだね......その気持ち、私にはよくわかるな」

葉留佳「兄妹で疎遠になるのは悲しいよね......なんとかしてあげたいよ」

美魚　「そのためにも私達でなんとかしてあげないといけませんね」

恭介　「よしっ......決めた」

理樹　「え？どうしたの恭介」

恭介　「高坂桐乃を俺の彼女にするっ！」

理樹　「え？」

一同　「えええええぇーーーーー！？」

真人　「なんでそうなるんだよっ！」

恭介　「桐乃は兄と離れることを恐れているようだ」

恭介　「今は兄の良心で保っているようだな、彼女と別れたとはそういうことだろう」

恭介　「だが遅かれ早かれ、いずれは離れ離れになってしまう」

恭介　「俺だってできればあの兄妹がずっと一緒に暮らせるようにしてやりたい」

恭介　「だがそんなことは不可能だ」

恭介　「だから傷が浅いうちに兄のことを忘れさせる」

謙吾　「......お前は彼女のことが好きなのか？」

謙吾　「好きでもない相手と交際をするのは相手に失礼だぞ」

恭介　「俺も最初は冗談だったんだがな」

恭介　「さっきの鈴との会話を聞いてこいつは俺が守ってやりたいって思ったんだ」

恭介　「鈴に近いものを感じたのかもな、それじゃだめか？」

謙吾　「そこまでいうなら止めはしない......」

小毬　「で、でも......桐乃ちゃんの気持ちはどうするの？」

恭介　「そりゃ拒絶されれば俺だって諦めるさ、そこは彼女次第だ」

来ヶ谷「私に異論はないが、鈴君はどうだ？」

鈴　　「なんでそこであたしがでるんだ！」

鈴　　「恭介はあたしと理樹のことを認めてくれた」

鈴　　「だから恭介が誰と付き合おうと何もいえない」

葉留佳「まぁ、恭介くんの言うことも最もだしね......」

美魚　「とりあえず恭介さんに任せて見ましょう」

恭介　「よしっ！方針は決まったな！明日また放課後に集まってくれ」

いったん止めます
深夜か明日再開します！

支援！

(∵)

④

>>76
支援サンクス！

>>77
今回のssにメールはない(∵)

続き書きます......今日中に終わらせたい

>>78
④ありがとう！

恭介　「よしっ、みんな集まったな」

謙吾　「それで？これからどうするんだ？」

恭介　「ああ、本題に入る前にみんなに報告しておくことがある」

恭介　「まず一つ、昨日の件で桐乃からｏｋがでた」

真人　「なにっ！？それはまさか彼女の件か！？」

恭介　「ああ、そのまさかだ。まぁ正確には違うが説得の末それに近い関係にすることができた」

理樹　「それに近い関係って？」

恭介　「恋人を視野にいれたお付き合いだとさ」

真人　「なんだそれは......意味がわからん」

恭介　「まぁ恋人候補ってこと」

小毬　「おお～っ！恭介さんおめでと～っ！」

葉留佳「案外すんなりことが運んでますね」

恭介　「いや、電話で１時間以上説得したからな」

真人　「まじかよっ、どんだけ必死なんだよお前」

恭介　「まぁだから彼女の件は順調だ」

恭介　「そしてもう一つ、昨日監視して兄と恋人関係にありそうな５人について調べておいた」

真人　「５人？たしか昨日兄貴と接触した女は４人じゃなかったか？」

恭介　「それなんだが、鈴が高坂家にいたときに兄が電話をしているところをみたらしい」

鈴　　「ふっふっふっ、監視もしっかりしていたぞ」

真人　「おまえ......いつのまに」

鈴　　「家を出るときに誰かと電話をしているのを聞いた」

真人　「それってたまたまじゃねぇか！」

鈴　　「うっさいわっ！そのときの会話の相手は語尾にござるをつけていたぞ」

恭介　「そういった人物が見られなかったから彼女候補の一人として入れたわけだ」

謙吾　「なるほどな」

真人　「それで５人ってわけか......しかし調べるの早すぎねーか？」

謙吾　「お前は授業中なにやってるんだ」

恭介　「......まぁ細かいことは気にするな」

恭介　「まず一人目だが、理樹が見た朝一緒に登校していた女子は田村麻奈実」

恭介　「和菓子屋の娘で桐乃兄の幼馴染だ」

美魚　「幼馴染......いきなり有力候補ですね」

恭介　「次に来ヶ谷が学校で見た黒髪ロングの女子は五更瑠璃」

恭介　「本命の彼女はこいつだ、彼の後輩であり桐乃の友達でもある」

小毬　「おお～っ！この人が元彼女さんかーっ！」

恭介　「そして来ヶ谷が背後を取られた少女が新垣あやせ」

恭介　「桐乃の一番の親友で読者モデルをしているようだ」

来ヶ谷「あの小娘が......モデルをやっていたのか」

恭介　「次に一緒に喫茶店に入っていった少女が来栖加奈子」

恭介　「この子も桐乃の親友でモデルをやっている、兄とは仕事つながりで知り合ったようだ」

葉留佳「ほほーっ、モデルが二人もいるとはうらやましいですねっ」

恭介　「最後にござる口調の電話相手が槇島沙織」

恭介　「こいつも桐乃の友達の一人だ、性格がいいらしく兄からの信頼もあつい。そして金持ちだ」

クド　「おーっ、りっちがーるですかー？」

恭介　「以上５名だ、いまさら兄貴の彼女探しをしても意味はないが一応調べたから報告しておく」

恭介　「そしてこれが最後だが、俺はこれから桐乃兄に会ってくる」

............

恭介　「そして今に至るわけだが......」

真人　「なげー回想だなぁ」

恭介　「ああ......正直俺もこんなに長くなるとは思わなかった」

恭介　「鈴、悪いが桐乃を向こうの神社につれていってくれ」

鈴　　「ん？なんでだ？」

恭介　「訳は後で説明する、とにかく頼んだぞ」

鈴　　「？......わかった」

真人　「おいおい！大丈夫だったのかよっ！」

恭介　「ああ、やつは相当のシスコンだ。さっき乱闘になって少し眠ってもらったが、起きたらまた奪いに来るはずだ」

真人　「どうすんだよ！？」

恭介　「やつは桐乃に彼女が出来たと思い暴走している、いまやつに桐乃を渡すのは危険だ。俺たちで守る！」

恭介　「俺はあの高い位置にある神社で桐乃を守る」

恭介　「お前らはこのことを鈴と他の連中に伝え、全員で神社に近づけさせないようにしてくれ」

恭介　「もう時間がないできるだけ早く頼むぞ！」

謙吾　「よし、わかったっ！」

理樹　「恭介、気をつけてよ！」

恭介　「ああ、頼んだぞ！」

恭介　「......」

恭介　（行ったか......）

恭介　「よし、それじゃあ俺は......」

- 高坂京介ver -

京介　「帰ったか......」

京介　「なんなんだあのいけ好かねぇやろーわ......」

京介　（あんなやつが桐乃の彼氏なんて絶対に認めんっ）

ﾌﾞｰﾌﾞｰ

京介　（ん？携帯？黒猫から？）

京介　「はい、もしもし？」

うむ、支援
(・)(・)←おっぱい
初回これで吹いたのは俺だけじゃないはず

黒猫　「先輩っ！？た、たいへんよっ！！」

京介　「ど、どうしたんだよっ、そんなに慌てて」

黒猫　「桐乃がっ、桐乃が！！」

京介　「なにっ！？桐乃がどうしたっ！？」

黒猫　「桐乃が変な男に誘拐されたわっ！！」

京介　「なんだって！？」

京介　（まさか！？あの棗恭介か！？）

京介　「あいつ、行動で示すってこういうことだったのかよっ！」

京介　「黒猫っ！そいつがどこにいったかわかるか！？」

黒猫　「ここで一番高い神社の方に向かったみたいだけど......」

京介　「神社かっ！よしわかった！！」

黒猫　「待ちなさいっ！一人で行くのは危険よ！誰かに協力を頼みましょう！」

黒猫　「私は沙織に連絡するから、あなたは他の人に協力を頼んで！」

京介　「ああ、わかった！それじゃ沙織は頼むなっ！！」

黒猫　「ええ、先輩気をつけて」

- 棗恭介 -

恭介　（高坂桐乃はこの神社にいるはずだが......）

桐乃　「あっ、恭介さん！」

恭介　（......いたか）

恭介　「鈴は？」

桐乃　「え、鈴さん？さっき友達の人に連れられてどこか行ったみたいですけど」

恭介　（鈴は行ったか......よし）

ﾄﾝｯ

桐乃　「え？」

恭介　「悪いが、少しの間寝ていてもらう」

桐乃　「な、なんで......」

桐乃　「......」

恭介　（よし、次はこいつを向こうの高い方の神社に移動させないとな）

恭介　（後はあいつら次第か......）

時系列ミスッた......恭介verを先に書くべきだった......
後いろいろごちゃごちゃしててわかりにくいと思うけど勘弁です
回想なんてしなけりゃよかった......

>>92
他のスレと間違えてないか不安だけどとりあえず支援サンクス！
（. 人 .）←初回見たやつはこれだった

黒猫は桐乃とは呼ばなくね？

- あやせ -

あやせ「えっ！？桐乃が誘拐された！？」

京介　「ああ、そうなんだっ！桐乃を取り戻すためにあやせも協力してくれ！！」

あやせ「そんなの当然じゃないですかっ！それで、桐乃はどこにいるのかわかってるんですか！？」

京介　「黒猫の話だとこの近くで一番高い神社にいるらしいが」

あやせ「あの神社ですね！わかりましたっ！それじゃまたっ！！」

京介　「おい！？あやせっ！一人じゃ」ﾋﾟｯ

あやせ（桐乃......まってて、今行くからっ！）

>>98
あれ？そうだっけ......またやらかした
和スイーツとかビッチとかいってるのは覚えてたんだけどこの状況でそれはないかなーとおもって
真剣なときなんて読んでるんだっけ......

確かあの子とかあの女とかだった希ガス
間違えてたらすまん

ﾀｯﾀｯﾀ

あやせ「あっ！！」

来ヶ谷「むっ、君は......」

あやせ「あ、あなたっ！」

あやせ「桐乃を誘拐した犯人はあなただったんですか！？」

来ヶ谷「誘拐？なんのことだか知らないがここから先は行かせられん」

あやせ「なっ！？やっぱりこの先の神社に桐乃がいるんですね！そこをどいてください！！」

>>101
いや実は原作とかあんま読んだことないんだ
だから間違ってるとこ結構あると思うからなんか気になったとこあったらいってもらえると助かります

来ヶ谷「高坂京介に関係する人物は神社に近づけさせるなと言われているんでね」

あやせ「あ、あなたのほかにも仲間がいるんですか！？」

来ヶ谷「ああ、頼りになる仲間がな」

あやせ「なにが頼りになるですかっ！犯罪集団がえらそうに！！」

来ヶ谷「貴様、何を勘違いしているのか知らないが私の仲間を侮辱することは許さんぞ」

あやせ「犯罪集団に犯罪集団といって何が悪いんですかっ！通報しますよっ！」

来ヶ谷「今一度だけ許してやる訂正しろ」

あやせ「訂正なんかしませんっ！そこをどかないというなら力ずくで通りますよ！！」ｽｯ

来ヶ谷「......刃物の携帯は違法だぞ。犯罪集団は君達の方じゃないのか？」

あやせ「そんなことは知りませんっ！早くそこをどかないとぶち殺しますよ！？」

来ヶ谷「ふっ、いまどきの若者は切れやすいとよく言うが......」

来ヶ谷「いいだろう、来い」ｽｯ

あやせ「なっ！？刀！？本物の刀なんて卑怯です！！」

来ヶ谷「さきに刃物を出したのは君だろう、それに安心しろこれはレプリカだ」

来ヶ谷「だが君一人叩き潰すくらいわけないだろうがな」

あやせ「くっ......あくまで邪魔をするんですね」

あやせ「それなら手加減はしません、しねええええええええっ！」

来ヶ谷「断罪してやろう」

ね、ねむい。今日中に終わらせようと必死こいてたけどぜんぜん無理だった
今日はここで終わりますいろいろぐちゃぐちゃでごめんなさい。
支援等サンクスです、明日には多分終わらせます

今見直してたら>>89のとこなんかとんでる…
メモ帳に書いて貼り付けしてたからミスったのかな最悪…
なんかいろいろ書き直したい…
同じ題名でやり直しってありなんかな

今日で終わらせる！
続き書きます

あやせ（前に会ったときもそうだったけど......この人、速いっ）

来ヶ谷「君では私に当てることはできんよ」

あやせ「っ！......さっきから避けてばっかじゃないですかっ！」

来ヶ谷「ふっ、避けてばかりか......」

あやせ「おとなしく当たってくださいっ！ぶち殺しますよ！？」

来ヶ谷「それを当てられても死ぬと思うんだが......」

あやせ「だったら死ねばいいじゃないですか！しねしねしねーっ！」

来ヶ谷「君はもう少し、慎みというものを覚えるべきだな」

あやせ「ごちゃごちゃとうるさいですねっ、これでもくらえーっ！」

来ヶ谷「遅い」

ｷﾝｯ!

あやせ「なっ！？」

来ヶ谷「君の攻撃は単純だ、至極読みやすい」

あやせ「だ、だったらなんで最初からこうしなかったんですかっ！」

来ヶ谷「私だって女子供にいきなり本気を出すようなことはせんよ」

来ヶ谷「だが手加減しようにも君もなかなか動けるんでな、少し本気を出してしまった」

あやせ「くっ......」

来ヶ谷「さて......では先の件について訂正してもらおうか」

あやせ「なんのことです......」

来ヶ谷「君が私の仲間を侮辱したことだ、訂正しろ」

来ヶ谷「私は彼らを気に入ってるんだ、その集団に属していることも」

あやせ「ふんっ、またその話ですか。私は訂正なんかしませんっ！」

あやせ「桐乃を誘拐したあなた達を私は許さない！」

来ヶ谷「さっきから誘拐誘拐となんのことを言ってるんだ......」

あやせ「とぼけないでくださいっ！あなた達がっ」

理樹　「来ヶ谷さん！」

来ヶ谷「理樹くん！？まずいっ、こっちにくるな！！」

あやせ「ふふっ、遅いですよっ！！」

理樹　「えっ？ちょっ、えぇ！？」

あやせ「ふふふ、みたところによるとこの人もお仲間さんみたいですが......」

来ヶ谷「貴様っ！」

あやせ「うごくなっ！！」

あやせ「大事な仲間に傷を付けてほしくないですよねぇ？」

来ヶ谷「やめろ......」

あやせ「だったらそこをどいてください、さもないと......」

来ヶ谷「......ちっ」

あやせ「それでいいんです、それじゃあ......」

ﾊﾟーﾝｯ！

あやせ「きゃぁっ！」

？？？「その人に手を出したら私が許さないわよ！」

あやせ「だ、だれですか！？」

沙耶　「今すぐ理樹君を放しなさいっ！」

理樹　「沙耶っ！」

いろいろ忘れてる......ちょっとリトバス見直してくる

来ヶ谷√見直してきた。やっぱいいなー姉御は
続けます

あやせ「なっ、銃！？完全に違法じゃないですかっ！通報しますよ！！」

沙耶　「通報？したければすればいいわ、その前にあなたがこの世からいなくなるでしょうけどね！」

あやせ「くっ......やっぱり犯罪集団じゃないですかっ......」

沙耶　「理樹くん、大丈夫だった？」

理樹　「助かったよ沙耶、ありがとう」

来ヶ谷「......」

来ヶ谷「リトルバスターズを貶したうえ、理樹くんにまで手を出すとは......」

来ヶ谷「ああ、この感覚......久しぶりだ。今なら人ひとり殺してもいい気分だ」

あやせ「えっ、なにっ......目がイっちゃってますよこの人っ！」

沙耶　「さっき、あんたも似た目してたからね」

来ヶ谷「良く覚えておくといい、私達に手を出すとどうなるのかを......」

来ヶ谷「死ね」

どがしゃあああああああっ

あやせ「きゃああああああああ」

沙耶　「うわぁ......」

あやせ「......」

沙耶　「し、死んだの？......これ」

来ヶ谷「まずい、少しやりすぎた......」

理樹　「えぇ！？」

理樹　「ちょっと君！大丈夫！？」

来ヶ谷「多分大丈夫だろう......一応加減はしといた」

あやせ「......」ﾋﾟｸｯ

理樹　「よかった気絶してるだけみたい」

来ヶ谷「それでもあと一時間は起きないだろうな、さてこれからどうするか......」

ﾋﾟﾛﾘﾝ♪

来ヶ谷「ん？京介氏からメールだ」

- 加奈子 -

加奈子「ハァ！？桐乃が誘拐されただぁ！？」

京介　「ああ、どうやら神社のところに連れていかれたらしいんだ！」

京介　「桐乃を取り返すためにお前も協力してくれっ！！」

加奈子「んなのあたりめーだろ！？加奈子に任せとけよ！！」

京介　「ああ、サンキューな！あやせも今神社に向かってるはずだ」

京介　「俺も人を集めてからすぐに行く！」

加奈子「おう、じゃあ加奈子も今から神社に向かうわ！」

京介　「ああ、頼んだぞ！」

ﾀｯﾀｯﾀ

加奈子「桐乃のやつ無事なんだろーなっ！」

葉留佳「へいっ、そこの道行くガールっ」

加奈子「あ？なんだてめーっ」

加奈子「いま加奈子は急いでるんだっ！」

葉留佳「悪いけどここから先は進めさせないよっ！」

加奈子「はぁ？何いってんだてめー、邪魔だからそこどけよっ！」

葉留佳「ふっふ～ん、あなた、来栖加奈子ちゃんでしょ？」

加奈子「！？なんであたしの名前知ってんだ！」

葉留佳「桐乃ちゃんのお兄さんに関係する人をこの先の神社に行かせるなって言われてるんだよね～」

加奈子「なっ！？桐乃を誘拐した犯人はお前らかっ！」

葉留佳「ん？誘拐？なんのこといってんの？」

加奈子「とぼけんじゃねーっ！この先の神社に桐乃がいるんだろーがっ！」

葉留佳「そりゃそうなんだけどさ......まぁいいか」

葉留佳「この先を通りたかったらこのはるちんを倒すことだ！」

加奈子「なにいってんだこのばばぁ......とりあえずてめーをぶっとばせばいいんだな！？」

葉留佳「ばばぁ......むきーっ！はるちん起こったぞーっ！こうなったらカラオケで勝負だ！！」

加奈子「は？」

加奈子「おい、なんでそこでカラオケが出てくんだよ！？」

葉留佳「え？だってはるちん喧嘩好きじゃないし」

加奈子「あぁ！？てめーから吹っかけておいてなんだよそりゃ！？」

加奈子「......まぁいいか、加奈子もカラオケは得意だかんな。受けてやんよ！」

葉留佳「よーしっ！そうと決まったらカラオケにダーッシュっ！！」

加奈子「お、おい待てよっ！」

ｲﾗｯｼｬｲﾏｾｰ

葉留佳「とうとうこの日が来たか......シャカシャカヘイっ！！」

加奈子「なっ！？マイタンバリン......こいつカラオケ慣れしてやがんな」

葉留佳「ふっふっふ、あまりはるちんをなめないほうがいい......」

葉留佳「よーしっ！それじゃまずは一曲目いってみよーっ！」

加奈子「おっしゃぁ！かかってこいやおらーっ！」

............

～ 一時間後 ～

加奈子「め～るめるめるめるめるめるめ～♪」

葉留佳「いぇーいっ！シャカシャカシャカシャカシャカシャカヘイ♪」

加奈子「あ～マジカラオケたのしーっ！！」

葉留佳「だよねだよね～もっともっとハイになろうよっ！！」

加奈子「よっしゃーっ！次はドュエットしようぜ～！！」

葉留佳「おっ、いいね～やろうやろうっ！」

ﾋﾟﾛﾘﾝ♪

葉留佳「ん？恭介くんからメール？」

- 沙織 -

沙織　「きりりん氏が誘拐ですとっ！？」

京介　「そうなんだっ！今はとにかく人手がほしい協力してくれ！」

沙織　「当然でござるよ！それできりりん氏の居場所は特定できてるでござるか！？」

京介　「ああ！うちの近くにある神社なんだが近所でも有名な高い位置にある神社だからすぐわかると思う！」

沙織　「承知しました！拙者もすぐ向かうでござる！」

京介　「ああ、頼むな！」

沙織　「桐乃さん、大丈夫かしら」

沙織　「今から外出します！すみませんがそこの二人、私の護衛を頼みます！」

ｓｐ　「かしこまりました」

............

沙織　「あった！あの神社に桐乃さんがっ！」

ストレルカ「ォン！」

ヴェルカ　「ヴァウ！」

沙織　「きゃぁ！？なんですかっ！？」

クド　「あぁ、こらっ二人とも通行人の方に吠えたらダメでしょっ」

ォン......クゥンクゥン

クド　「ってわわっ！とっても大きい人なのですっ」

クド　「まさか、あなたが槇島沙織さんですか？」

沙織　「え？なんでわたくしの名前を......」

クド　「わふーっ！やっぱりそうなのですー」

クド　「すいませんが、あなたをこの先に行かせるわけには行きません！」

沙織　「な、なんでですの！？」

クド　「この先で恭介さんが桐乃さんのお兄さんから彼女を守っています」

沙織　「桐乃さんを......守る？」

クド　「はい！桐乃さんのお兄さんは妹が取られたと思って暴走したそうで」

クド　「今お二人を合わせるのは危険なのでお兄さんが冷静になるまで私達で抑えるんですっ」

沙織　「京介さんが暴走......？私にはとてもそういう風には見えませんでしたが......」

クド　「わふ？そうなんですか？」

真人　「騙されたらダメだぜっ、クー公！」

クド　「井ノ原さん！？」

真人　「そいつは高坂京介の仲間だ、嘘をついてるのかもしれねぇ」

謙吾　「まぁ、可能性がないとはいいきれんな」

沙織　「そんな！わたくし嘘なんてっ！！」

真人　「うるせぇ！嘘付いてるやつはみんなそう言うんだよっ！」

真人　「ややこしいことはどうでもいい！ここを通りたかったら俺たちを倒してからにしな！」

ヴァウ！　ォン！

沙織　「くっ、いくら話ても通じないようですわね、仕方ありませんｓｐのお二人！」

沙織　「あの方達を捕まえなさいっ！」

ｓｐ　「はっ」

クド　「わふーっ、あの方達はプロフェッショナルの人なのです！」

真人　「クー公は下がってな！」

謙吾　「......」

真人　「おい謙吾、片方は任せたぞ」

謙吾　「了解だ」

真人　「ヘマして負けんなよ？」

謙吾　「ふっ、誰にいっている」

............

ｓｐ　「ぐっ」

真人　「なんだ大したことねぇな」

謙吾　「お前は結構危なかったからな」

真人　「うるせぇ！俺の戦い方はこうなんだよっ！」

沙織　「なっ！ｓｐ二人がこうもあっさり......」

ﾋﾟﾛﾘﾝ♪

謙吾　「ん？」

クド　「京介さんからメールなのです」

[作戦変更：高坂京介関係者を見つけたら捕獲し神社まで連れてくること]

謙吾　「捕獲？どういうことだ」

真人　「わかんねぇけど、とりあえずこいつを神社につれてけばいいのか？」

沙織　「な、なんですの！？」

真人　「わりぃけど俺たちとついてきてもらうぞ」

沙織　「なに！？いや、はなしなさいっ！」

？？？「てめーらなにしてやがるっ！！」

真人　「あん？誰だっ！」

香織　「おい貴様ら私の妹に手出しして、死ぬ覚悟はできてるんだろうな？」

沙織　「ねぇさん！？」

真人　「なんだ？こいつの知り合いか？」

謙吾　「どうやらそうらしい」

香織　「てめぇら聞いてんのかっ！！」

真人　「ちっ、めんどくせぇっ！こいつもやっちまうか！」

香織　「ほう、私とやる気か。いい度胸だ」

香織　「ならば私じきじきに処刑してくれるっ！」ｳﾞｫｫｫｫｫｵﾝ！

真人　「うおっ！あいつなんてことしやがんだっ、バイクで突進してきたぞ！」

謙吾　「ここにいては危険だ、能美！そいつをつれて後ろに下がってろ！」

真人　「逃がすんじゃねーぞ！クー公」

クド　「わ、わかりましたっ！お二人とも気をつけてくださいっ」

真人　「謙吾、くるぞっ！」

謙吾　「ああっ、わかってるっ」

ｳﾞｩｩｩｩｳﾌﾞｫﾝﾌﾞｫﾝ

真人　「うおっ、あっぶねっ！」

香織　「おらおらっ！どうしたっ！逃げてるだけじゃ私は倒せんぞっ！！」

謙吾　「ああ無闇にバイクで突進されると的を絞ることもできん」

真人　「おい謙吾、あいつの相手は俺一人でさせてくれ」

謙吾　「なに？相手はバイクに乗ってるんだぞ、舐めてかかると......」

真人　「それでも女相手に男二人はなさけねぇ」

謙吾　「......勝算はあるのか？」

真人　「そんなもんあるに決まってんだろ」

真人　「俺は無敵だ」

謙吾　「うっ、お前......わかった、無理はするなよ」

真人　「ありがとよ」

香織　「なにごちゃごちゃしゃべってやがるっ！」

真人　「ふん、いいからかかってきな」

香織　「ほぅ、貴様一人で戦う気か」

真人　「女相手に二人がかりじゃあなさけねぇからな」

香織　「あんまり私をなめないほうがいいぞ？」

真人　「いいからさっさとかかってきやがれっ！！」

香織　「ふっ、後で吠えヅラかくなよ、うらぁああ！」

ｶﾞｽｯ

真人　「ぐっ！」

香織　「おらおらどうしたっ！いいのは威勢だけかぁ！？」

ｶﾞｽｯ ｶﾞｽｯ

真人　「ちっ、ちょこまかとうっとおしい！」

謙吾　「あの女、無闇にバイクを走らせているのかと思ったがそうでもないらしい」

謙吾　「あいつの死角をうまくついて攻撃している、何者なんだあいつ......」

沙織　「.......ねぇさんは並みの人じゃ倒せないでしょう」

謙吾　「なに？」

沙織　「あの人は幼い頃に死の宣告を受けて以来、全力で人生を突っ走ってきたんです」

沙織　「勉学にスポーツ、趣味ですらいつも全力で」

沙織　「ですからあなた達のようなふざけた連中に倒されるわけがありません」

謙吾　「ふっ、全力でつっぱしってきた......か」

謙吾　「それは俺たちも同じだ」

謙吾　「恭介が......俺たちのリーダーが走らせてくれた」

謙吾　「それはあいつだって同じだ、その理屈で言うなら真人も負けてはいない」

香織　「おらぁ！どうしたっ！動きが止まってるぞ！！」

ｶﾞｽｯｶﾞｽｯ

真人　「ぐっ、ぅぐっ、はぁ......はぁ......」

香織　（ちっどういう体してやがんだ、いくら攻撃しても倒れやしねぇっ）

香織　「おらおらっ！どうした！さっさと倒れやがれ！！」

ｶﾞｽｯ　ｶﾞｽｯ

真人　「......れねぇよ」

香織　「あぁ！？」

真人　「俺は倒れねぇっていってんだ！！」

真人　「恭介でも、理樹でも、リトルバスターズでもねぇてめぇなんかに俺が倒されるわけにはいかねぇんだよぉ！！」

真人　「うおりゃああああぁぁぁぁーーーーっ！」

香織　「なにっ！？」

真人　「俺は無敵だああああああああああああああ！！」

がっしゃーんっ！

香織　「うわあああああああああっ」

真人　「お前には筋肉がたりねぇ......」ｸﾞﾗｯ

クド　「井ノ原さんっ！！」

謙吾　「真人、後は俺に任せろ」

真人　「ああ、頼む......ぜ......」

香織　「いてて......ちっ、せっかくのバイクが台無しじゃねぇか」

香織　「なんなんだそのデカブツは、バイクであんだけ轢かれりゃ死ぬだろ普通」

謙吾　「あいつは、バカだからな」

謙吾　「しかしバイクはもうないおとなしく俺たちに従ってもらう」

香織　「ふっ、私がバイクに頼るだけの女だと思ったか？」

謙吾　「なに？」

香織　「私には武道の心得もあってね」

香織　「そんじょそこらのやつには負ける気がしない」

謙吾　「ふっ」

香織　「なにすかしてやがる！」

謙吾　「武道は片手間で極められるほどたやすくはない」

ﾀｰﾝｯ

香織　「なっ！？」

謙吾　「それに、俺もそいつと同じでリトルバスターズでもないお前に負けるつもりはない」

香織　「て、てめぇ......」

ﾄﾞｻｯ

沙織　「ね、ねぇさんっ！」

謙吾　「少し気絶してもらっただけだ心配ない」

謙吾　「おとなしく従ってくれればこれ以上手荒なまねはしない」

沙織　「あ、あなた達はなんなんですか！？」

謙吾　「俺たちは......」

謙吾　「リトルバスターズだ」

展開急ぎすぎて意味不明になったからじっくり書こうと思ったら長くなった......
今日中に完結させるつもりだったけど無理orz
正直、あやせvs姉御&沙耶と香織vs真人&謙吾が書きたかっただけなんだ
まぁなんかよくわかんなくなったしこれでオ○ニーｓｓ終了にします
まだ見てくれてる人いるかわかんないけどありでしたー

アホなこと言ってないでさっさと書け

>>152
馬鹿な事言ってないでとっとと書けばよろし

>>153 >>154
書きたいとこ書いたし時系列ミスったり途中抜けてたりで結構テンションが......
またぐちゃぐちゃになると思うけどそれでもいいなら書きます
でもあとは京介vs恭介くらいしか書くとこないとおもう！
というか書き直したいorzとりあえず飯食った後か明日書きます

いやいや続きをだな……
この>>1ははるちん姉御をよくわかってる

>>156
そういってもらえるとうれしい姉御はリトバスで一番好きだから特に

一応まだ需要ある？みたいなんで続き書きます

- 麻奈実 -

麻奈実「えぇ！？桐乃ちゃんが誘拐！？」

京介　「そうなんだ！麻奈実も協力してくれっ！」

麻奈実「もちろんだよ～っ！その神社に桐乃ちゃんがいるんだね？」

京介　「ああ、俺もすぐいくから麻奈実も神社に向かってくれ！」

麻奈実「わかった！それじゃ京ちゃんまた後でね！」ﾋﾟｯ

麻奈実「よーしっ、急いで神社に向かわないと......」

............

小毬　「あっ、あなたは～っ」

麻奈実「え？」

小毬　「田村麻奈実さん......ですか？」

麻奈実「う、うん......そうだけどあなたは？」

小毬　「私は神北小毬！こまりって呼んでくださいっ！」

麻奈実「小毬ちゃん......それで、小毬ちゃんは私になにか御用？」

小毬　「ふぇ？えーっと......」

小毬　「あっ、そうそう！ここから先は通せないのですっ！」

麻奈実「えぇ！？ど、どうして？」

小毬　「それはあなたが桐乃ちゃんのお兄さんの仲間かもしれないからですっ！」

麻奈実「ど、どうして京ちゃんの仲間だと通してくれないの？」

小毬　「ど、どうしてって......うーん......」

ﾋﾟﾛﾘﾝ♪

小毬　「あっ、恭介さんからメールだ」

小毬　「ちょっとまってね？」

麻奈実「え？う、うん......どうぞ？」

............

小毬　「えーっと......麻奈実さん、でいいですか？」

麻奈実「うん、いいよー」

小毬　「この先の神社に行きたいですか？」

麻奈実「うん、できれば通してほしいなぁー」

小毬　「うん、それじゃー私と一緒に神社に来てくださいっ」

麻奈実「え？小毬ちゃんも一緒についてきてくれるの？」

小毬　「はいっ！」

麻奈実「そっかー、じゃあ一緒にいこうかっ」

小毬　「よぅし、そうと決まったられっつごーっ♪」

- 黒猫 -

黒猫　「あの子がいるのは......あそこね」

美魚　「あの......すみません」

黒猫　「あら、なにかしら？」

美魚　「あなたは五更瑠璃さんで間違いないですか？」

黒猫　「え？そうだけれど......私になにか用かしら？」

美魚　「そうですか、申し訳ありませんがあなたをここから先に通すわけにはいきません」

黒猫　「ハァ？あなた、いきなり何を言いだすの？」

黒猫　「悪いけど、私はいま急いでいるの。そこをどいてくれるかしら」

美魚　「それはできません、どうしても通ると言うのなら......」

美魚　「科学部部隊！」

科学部員「はっ！」

黒猫　「な、なんなのこいつら！？」

美魚　「武器の用意を」

科学部員「了解っす！西園さん！」

鈴木　「よぅし！ｎｙｐ値を測定しろ！」

鈴木　「報告」

科学部員「普通っす......あれ？」

鈴木　「なんだ、どうした？」

科学部員「西園さんとは違う方向からｎｙｐ値の反応が！！」

鈴木　「な、なんだって！？」

科学部員「向こうの黒髪の女子からっす！凄い数値っす！」

黒猫　「え、なに？」

鈴木　「なんだと！？見せてみろ！」

ﾋﾞｰｯ！

鈴木　「本当だ......しかもとてつもない数値だ......」

鈴木　「おい、そこの君っ！」

黒猫　「な、なにかしら......？」

鈴木　「君からなんだかよくわからないパワー、通称ｎｙｐが検出された」

鈴木　「僕はその実験データが欲しい、ここにある武器を使い西園くんと戦ってくれないか！」

黒猫　「なんだかよくわからないのだけど......ここにある武器を使っていいのかしら......？」ｶﾞﾁｬｯ

鈴木　「そうだっ！それはメガバズーカランチャーだ！君の数値ならとてつもないパワーが......」

美魚　「......あなた達、私を裏切るんですか？」ｽﾁｬｯ

科学部員「ひぃ、西園さんっ！？」

鈴木　「それはサイバーヨーヨーっ！......い、いや違うんだ西園くんっ！」

西園　「おまんら許さんぜよっ！」

科学部員「ひぃっ！お助けっす～っ！」

ミスッた......西園=美魚です。まぁ大した違いはないんだけど一応訂正で

鈴木　「！！」

鈴木　「まてぇい！西園くん！！」

美魚　「なんですか？言い訳なら聞きませんが」

鈴木　「あれを見ろっ！！」

美魚　「？」

黒猫　「ふ......ふふ......すごい......すごいわ......この武器からとてつもない力を感じるっ......！」

黒猫　「これならあの和スイーツ二号すらも簡単に葬れるやもしれぬ......」

美魚　「っ！？」

黒猫　「あら......そういえばあなた、私をこの先へ通す気がないのだったかしら？」

黒猫　「いいわ......ならお望み通り、力ずくで通ってあげる」

鈴木　「まずいっ！彼女がメガバズーカランチャーをフルパワーで放出したらっ！！」

黒猫　「これでもくらいなさいっ！」

ｶﾁｯ

どおぉぉぉぉぉぉおーーーーーーーーんっ！！

科学部員「う、うわああああああああああ」

鈴木　「な、なんてパワーだああああああああああ」

黒猫　「くっ、クックック、なんて......なんてパワーなのっ！！」

鈴木　「うわああああああああああ......てあれ？」

黒猫　「！？」

美魚　「ふぅ、間一髪でした」

鈴木　「それは、電磁バリア！！」

鈴木　「あの一瞬で展開したのかっ！？」

美魚　「ふふ......これでも、いつも恭介さん達に鍛えられてましたから」

美魚　「あなた」

黒猫　「な、なにかしら」

美魚　「たしかにｎｙｐ値はあなたの方が上のようですね」

美魚　「でも経験では私のほう勝っています」

美魚　「すみませんがこの勝負、勝たせてもらいます！」

黒猫　「ふ、ふふっ......なにを言い出すのかと思ったら......」

黒猫　「経験ではあなたが勝ってる......？そんなことしったこっちゃないわ」

黒猫　「我は復讐の天使、闇猫......闇に心を蝕まれた忌むべき存在」

鈴木　「な、なんだ？彼女もｎｙｐの力に魅了されてマッドになってしまったのか！？」

闇猫　「さっきの力が私の最大だと思ってもらっては困るわ......」

鈴木　「なっ！？ｎｙｐ値が更に上昇している！？」

闇猫　「次は防ぎきれるかしら......？」ｶﾁｬ

鈴木　「まずいっ！次のフルパワー放出はいくら西園くんでも防ぎきれないっ！！」

美魚　「っ！」

科学部員「うわーっ、やばいっすーっ！」

闇猫　「くらいなさいっ」

ｶﾁｯ

科学部員「うわああああああああ」

鈴木　「......」

美魚　「......」

闇猫　「......」

科学部員「......え？」

闇猫　「な、なに！？どうしてなにも起きないの！？」

鈴木　「な、なにが起こったんだ！？」

美魚　「ウィルスを使いました」

鈴木　「なに！？」

美魚　「ウィルスをメガバズーカランチャーに侵食させました」

美魚　「あなたのランチャーはもう使い物になりません」

闇猫　「なんですって！？」

美魚　「戦闘において力は確かに勝敗の要因になります」

美魚　「ですが、ここぞというときのとっさの判断は経験がものをいいます」

美魚　「私はそういったものをリトルバスターズの方々から学びました」

闇猫　「くっ、不覚だわ......」

美魚　「私の勝ちです」ｶﾁｬ

ﾀﾞﾝｯ

黒猫　「......」

美魚　「ふぅ......なんとか勝てました......」

ﾋﾟﾛﾘﾝ♪

美魚　「あ、恭介さんからメール」

- 高坂京介 -

京介　「はぁ......はぁ......」

京介　「くそっ、桐乃は無事なんだろうなっ......」

京介　「とにかく急がねぇと......」

京介　「はぁ......はぁ......」

京介　（なんだ神社に近づくにつれて人ごみが少なく......）

京介　「はぁ......はぁ......つ、ついた......」

京介　「この上に桐乃が......」

京介　（や、やけに階段の長い神社だな......）

京介　「天気が曇ってきやがった......くそっ」

京介　（人がいないせいか、やたら不気味に感じる......）

京介　（とりあえず早く桐乃をとりもどさねーとっ！）

京介　「桐乃、今行くからなっ！！」

京介　（よし......あとすこし......）

ﾀﾝ......ﾀﾝｯ

京介　「や、やっとついた......」

黒猫　「先輩っ！」

京介　「！？」

加奈子「こらーっ！離しやがれーっ！！」

あやせ「おにいさん！？すいません桐乃を助けようと思ったんですけど......」

沙織　「捕まってしまいました......」

麻奈実「ごめんね、京ちゃん」

香織　「ちくしょうっ！離しやがれっ！！」

京介　「どういうことだこれは！？」

恭介　「やっときたか......」

京介　「て、てめぇっ！！」

恭介　「ようこそ地獄へ」

今日はこれで終わります

京介「てめぇこいつらに何しやがった！」

恭介「なにってただ捕まえただけだが」

京介「な、なんでそんなことするんだよ！？」

恭介「俺と桐乃の間を邪魔しそうだったんでなおとなしくなってもらった」

京介「桐乃！？てめぇ桐乃をどこにやった！」

恭介「桐乃ならこの奥にいる」

京介「桐乃を返せ！」

恭介「いいだろう」

京介「なっ！？」

恭介「ただし俺と勝負して勝てたらだ」

京介「勝負だと？」

恭介「ああ、野球で勝負だ」

恭介「お前が俺の投げる球を打てたらお前の勝ち」

恭介「どうだ？シンプルでわかりやすいだろ？」

京介「......球数は？」

恭介「お前が諦めるまででいい」

京介「はぁ！？そんなの勝負にならねーだろーが！」

恭介「安心しろお前は俺の球を打つことはできない」

京介「後でやっぱなしなんていうなよな」

恭介「ああ」

恭介「真人、キャッチャーやってくれ」

真人「あいよ」

恭介「俺はボール球も投げるが三回連続でボールの場合、俺が負けでいい」

京介「わかった」

恭介「謙吾、審判はお前がやれ」

謙吾「わかった」

京介「おい、お前の仲間が審判じゃ信用できないんだが」

恭介「安心しろそいつはそういうことが大がつくほど嫌いな人間だ」

恭介「そんなに心配ならお前の仲間にやってもらってもいいが？」

京介「......わかった」

恭介「よし、じゃあバトルスタートだっ！」

恭介「一球目いくぞっ！」ﾋﾞｭﾝ

ズバンッ！

謙吾「ストライク！」

京介「ッ！」

恭介「どうした？ど真ん中だぞ」

京介「うるせぇ！まだ始まったばっかだろーが！」

恭介「ふっ......次だ、いくぞッ」