八幡「平行世界?」 (28)


陽乃「そ。あると思う?」

八幡「どうでしょうね」

陽乃「あ、適当に流してるでしょ?」

八幡「馬鹿な話してる暇があったら次の選挙のために動いてくれませんかね。公約とかまだ決まってませんよ」

陽乃「それはその場で考えるよ」

八幡「……はぁ。いくつか考えますからそのなかから自分で選んでくださいね」

陽乃「さっすがぁー」

八幡「本当そんなのでおじさんを押し退ける気ですか」

陽乃「老害にはさっさとポスト開けてもらわないとねぇ」

八幡「あんた自分の親をよくそんな風に言えますね……」

陽乃「あはは。まぁまぁ。そう言わないで」

八幡「……わかってますよ」

陽乃「……うん。それで最初の話なんだけどさ」

八幡「まだ続いてたんですか……」

陽乃「勿論。比企谷君は平行世界はあると思う?」

八幡「……そうですね」


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結衣01

結衣「さっむー!」

八幡「……よう」

結衣「よっと。ヒッキーもっと詰めて」

八幡「……俺も寒いんですが」

結衣「あたしもストーブあたりたいのー」

八幡「……はぁ。好きなだけ使ってくれ」

結衣「へ?何でヒッキー立つの?」

八幡「こんな小さいストーブ取り合うのもアホらしいだろ……」

結衣「えー?それじゃあヒッキー寒くなるじゃん」

八幡「俺はもう充分だ」

結衣「……えー?」

八幡「……何で不満顔なんですかね」

結衣「べっつにー?」

八幡「……じゃあこの手は何だ……」

結衣「……えっとね」

結衣「ほら、ヒッキーが横にいたらその分暖かくなるかなぁって」

八幡「そんなわけあるか」

結衣「うぐっ」

八幡「……手離してくれ」

結衣「……はぁ」

八幡「……」ポリポリ

八幡「……よっと」

結衣「……?」

八幡「……寒いからもう少しだけストーブ当たっとく」


雪乃01

雪乃「……貴方ね」

八幡「……はい」

雪乃「人の約束をすっぽかして寝てるとはいい度胸ね?」

八幡「……いや、約束した覚えはない」

雪乃「……へぇ」

八幡(あ、ヤバイ)

雪乃「 一昨日の講義の後に今日レポートをすると言ったはずよ?」

八幡「……はい。すいません」

雪乃「許さないわよ」

八幡「……後でパンさん買ってやるから」

雪乃「貴方に買って貰わなくてもここら辺のやつは全部持ってるわ」

八幡「……あるゲーセンに入荷されたばかりのパンさんがあるんだが……」

雪乃「何をしているの」ガタッ

八幡「……わかりやすいなぁ」

雪乃「言っておくけど許してはないわよ?」

八幡「そこも水に流してくれませんかね……」


いろは01

八幡「……ただいま」

いろは「おかえりなさーい」

八幡「……お前さ……何で毎回毎回不法侵入するわけ」

いろは「とか言いながら合鍵をいつも同じ場所に置いてるじゃないですかぁー」

八幡「俺はずっと場所を変えているし、今日に至っては合鍵を持っていたのは俺なんだが」

いろは「あれ?そうなんですか?」

八幡「……どうやって入った?」

いろは「愛の力ですね」

八幡「そんなものは愛とは言わん」

いろは「またまたー。何だかんだで私が来るのを楽しみにしてるくせにー」

八幡「お前が来るせいでご近所になんて思われるか……」

いろは「え?先輩ってそういう世間体気にする人ですか?」

八幡「当たり前だろ……俺は静かに過ごしたいの……だから押し掛けてくるな」

いろは「……もしかして私のことで何か言われました?」

八幡「今はまだ何も言われてない」

八幡(……と言うかこんな奴でも女なんだぞ……独り暮らしの男の部屋に転がり込んでたらどんなことを言われるか……)

いろは「なら問題なしですね」

八幡「問題大有りだから」

いろは「先輩今日なに食べます?」

八幡「話を聞いてくれ……」

いろは「まぁまぁ、そんなに頭でっかちだとますます目が腐りますよ?」

八幡「そんなので目が腐ってたまるか。と言うか原因はお前だからな」

いろは「聞こえませーん」


【安価】雪乃「好感度MAXで」結衣「強くてニューゲーム」【コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1420550077/)

上記の外伝もどき
上見なくても問題なし
見切り発車書き留めなし

同じ人?


陽乃01

陽乃「ねぇー比企谷くんー」グター

八幡「はい?あ……これから契約会社の先方と食事ですよ」

陽乃「ぁー。あの変な顔した中年のおっさん?」

八幡「……他の誰かに聞こえないようにしてくださいよ」

陽乃「大丈夫大丈夫ー。今は二人っきりだし」

八幡「……万が一がありますからね」

陽乃「だってー。比企谷くん私の家来てくれないしー」

八幡「行くわけないでしょ……」

陽乃「……はー。やってられないなぁ」

八幡「キャンセルします?」

陽乃「うん」

八幡「わかりました」

陽乃「そうじゃなくて!」

八幡「何ですか?お腹でもすきましたか?」

陽乃「あ。それいいね♪比企谷くんの手料理」

八幡「どっかの店入りますか」

陽乃「えー」


折本01

折本「……あんたさぁ」

八幡「んだよ」

折本「何であの二人と別れたの?」

八幡「もともと付き合ってないから」

折本「ふーん。同じ大学いったのに?」

八幡「……」

折本「……はいはい。仕事しますよー」

八幡「……いらっしゃいませー」

折本「いらっしゃいませー」


結衣02

結衣「今度遊びいこーよー」

雪乃「ごめんなさい」

八幡「……」

結衣「ヒッキーは?」

八幡「え?俺も?」

結衣「うん!」

八幡「俺も忙しいから」

結衣「えー!」

八幡「何で俺のときはそんなに驚くんだよ」

結衣「だってヒッキーに用事があるとか誰も思わないよ」

八幡「……お前な」

結衣「べ、別に悪口じゃないよ!?」

雪乃「あら、違ったの?」

結衣「違うからね!?」


雪乃02

雪乃「またカップ麺食べてたのね」

八幡「……仕方ないだろ。作るの面倒なんだよ」

雪乃「……はぁ」

雪乃「言ってくれれば作ってあげるのに」

八幡「……いや、悪いだろ」

雪乃「そんなことないわ」

八幡「……別に普段は自分で作るからな」

雪乃「ならそうしなさい。食生活が乱れて貴方が倒れたら小町さんに会わす顔がないわ」

八幡「……善処する」

雪乃「ええ」

八幡「んじゃ、レポートするか」

雪乃「そうね」

>>6-8
はい。同一人物です


いろは02

八幡「……夢?」

いろは「ええ。たまーにですけどね」

八幡「そうかい」

いろは「あー!冷たいー!」

八幡「他人の夢の話とかもっともどうでもいい話だろ」

いろは「ほーんとこの人は」

八幡「そもそも夢の話するためにわざわざ押しかけてくるなよ」

いろは「え?別にそのために来た訳じゃないですよ?」

八幡「じゃあ何のために来たんだよ……」

いろは「……そんなの決まってるじゃないですかぁー」

八幡「暇だったとか言うならつまみ出すぞ」

いろは「……あ、あはは。そんなわけないですよ?」

八幡「暇だったんだな……」

いろは「いやいや。暇じゃないですって」

八幡「はいはい」

いろは「もー!ほら、何て言いますかあれですよ。いつもやってることをやらないと違和感あるじゃないですか」

八幡「……独り暮らしの男の家に転がり込むなっての……」

いろは「だって先輩外に出てくれないじゃないですかー」

八幡「やることがあるんだよ」

いろは「大学なんて遊んでるだけでしょ」

八幡「お前みたいなやつがいるから大学生は暇人と言われるんだ」

いろは「えー?」

八幡「……はぁ……飯でも食いにいくか」

いろは「ほんとですか!?」

八幡「こんだけ騒がれたら隣から苦情がくる……あと奢らないからな」

いろは「ちぇー」


折本02

折本「ねぇー比企谷ー」

八幡「何だよ」

折本「この後暇ー?」

八幡「暇じゃない」

折本「比企谷いっつもそれじゃん」

八幡「そもそも毎週毎週飲んでて疲れないのか」

折本「若いからできるんじゃん?」

八幡「金の無駄だ……そもそもバイトの時間外で何で愛想笑いしなけりゃいけないんだよ」

折本「先輩がいやなの?」

八幡「……時間が勿体無いだけだ」

折本「……ふーん」

折本「じゃあさー。今度さしで飲もうよ」

八幡「……俺の話聞いてたか」

折本「いいじゃんいいじゃん。あんた一回しか参加してないんだし。奢ってあげるからさ」

八幡「……時間があったらな」

折本「うんうん」

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