父「そんなにゆっくり食べてると本当に遅刻するんじゃないか？」

息子「心配してくれてるの？」

父「バ…バカ言うなよ…誰がお前の心配なんか……」

父「お前が食べ終わらないと食器が洗えないから言ってるんだよ……///」

父「おい、弁当忘れてるぞ？」

息子「おっと、父さんの愛情弁当を忘れていたとは……父さん、ごめんね？」

父「たまたま朝ごはんのおかずが余ったから作っただけだ……あ…愛情なんか入って……ない……///」

息子「行ってきます」

父「待て、お父さんも会社に行くから駅まで一緒に行こう」

父「……」

父「……」

父「……アイツちゃんと弁当食べたかな……」

息子「ただいま」

父「おかえり、遅かったな？」

息子「父さん、今日もお弁当おいしかったよ」

父「……本当か？」

息子「明日もお願いね」

父「……おかずが余ったらな……///」

息子「今日の夕飯は唐揚げか……俺の好物だね？」

父「と…鶏肉が安かっただけだ……他意はない……」

息子「父さんは優しいね？」

父「いいから早く食べろ……///」

父「……まだ起きてるのか？早く寝ないと……」

息子「ごめんごめん、寝不足は体によくないよね？」

父「その通りだ、規則正しい生活をしないと……」

息子「寒くてなかなか寝つけなくてさ……」

父「ん？……お父さんが一緒に寝てやろうか？…なーんて……」

息子「そうだね…お願いしようかな」

父「えっ……」

息子「ダメ…かな？」

父「ダ…ダメじゃないけど……今日だけだからな……///」

息子「父さん、おはよう」

父「んっ……おはよう」

息子「よく眠れたみたいだね？」

父「……お前と一緒だったからな……あっ!?」

息子「そうなの？」

父「ち…違うぞ……今のは寝ぼけてて…うっかり本音が……」

息子「本音？」

父「……頼むから今のは忘れてくれ……///」