【安価・コンマ】提督「もっと贔屓しろ?」【艦これ】 (1000)

安価で対象の艦娘を決めます

その際安価を踏んだレスのコンマによって提督→艦娘の好感度が決まります

その好感度によって提督の艦娘への態度が変わります

好感度は50を基準に、1へ近いほど好感度が低く、99に近いほど好感度が高くなります、0は最高好感度

始めます

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1421924739

満潮「ええ、あんた淡白過ぎるのよ」

提督「いいことだろう。私個人の感情で接し方を変えるなど、上官としてどうなのだ」

満潮「今までは見逃してたけど、艦隊の士気にまで関わるレベルとなれば話は別よ」

提督「艦隊の士気に関わるだと?」

満潮「ええ、あんたがあまりにも無感情なせいで皆少なからず影響受けてるの」

提督「だがだからと言って贔屓など…」

満潮「いいから!これは皆の望みでもあるの!試しにでもいいからやってみなさい!」

提督「…そこまで言うのならいいだろう。だがその結果どうなっても知らんぞ」

満潮「ええ」

提督「では最初は…↓2のところに行ってみるか」

艦娘:瑞鶴 コンマ:47

コンコン

瑞鶴「はーい」

提督「失礼する」ガチャッ

提督(瑞鶴か…空母の中では一番着任が遅く、そのせいか特に感想もないな…強いて言うならプライベートなら少し苦手な性格をしていそうだ)

瑞鶴「提督さん?どうしたの?」

提督「今は瑞鶴だけか、ちょうどいい。少し話があってな」

瑞鶴「どしたの?」

提督「この間の作戦のことでな」

瑞鶴「う…確かに私のせいで撤退するハメになったけどさ…悪かったと思ってるわよ」

提督「そうか、なら次に活かしてくれ、話はそれだけだ」

瑞鶴「そう…あ、そうだ!お茶飲んでいかない!?」

提督「……いや、結構だ」バタン

瑞鶴「あ…行っちゃった…何だか提督さん、ちょっと機嫌悪かったような…」

提督「次は…↓2のところに行ってみるか」

艦娘:如月-コンマ:64

提督「中庭で昼食か、様になっているものだな」

如月「あら、司令官。こんにちは、いい天気ねぇ」

提督「ああ、そうだな」

提督(如月か…比較的初期からいる駆逐艦で、此奴が前線にいた時期も短くはない…問題発言こそ多いが、この柔らかい物腰は悪くないものだ)

如月「司令官…どうせならお昼、一緒にどう?」

提督「…そうだな、一緒させてもらおう」

如月「あら、珍しい」クスクス

提督「そうか?」

如月「ええ、司令官ったら最近なんだかそっけないんだもの…如月、寂しいわぁ」

提督「…そうかもな。確かに君とはすこし付き合いが浅くなっていたな…この鎮守府も、人が多くなったからな」

如月「あら、本当にそれだけ?」

提督「…何が言いたい?」

如月「司令官、最初の頃と比べて素っ気なくなっちゃったから…私より前からいる子たちだってそう言ってたわよ?」

提督「…まぁ、そうだな。色々あってな」

如月「…そう」

提督「…ああ」

如月「…まぁ、何があったかは聞かないわ。今日は久しぶりにたくさんお話できたし、それで十分よ」

提督「…ありがとう、如月」

如月「どういたしまして、司令官」クスクス

提督「…さて、そろそろ行くかな」

如月「あら、もう行っちゃうの?」

提督「ああ」

如月「そう…またお話しましょうね」

提督「ああ、久しぶりに楽しかったよ」

提督「昼飯を誰かと食べたのも久々だったな…」

提督「…ん?あれは↓2か」

艦娘:秋月-コンマ:28

秋月「あ、提督!こんにちは!」

提督「…おう」

提督(秋月か…正直苦手だ。貧乏性なとことか、対空への深すぎるこだわりとか…)

秋月「提督、もうお昼ご飯はお食べになられましたか?この鎮守府はご飯がとても美味しいですね!」

提督「あぁそうかい、そりゃ良かったな」

秋月「…提督?どうしました?体調でも優れないのですか?」

提督「別にそういうわけじゃないよ、気にするな」

秋月「て、提督…?この秋月、何か怒らせてしまうようなことをしたでしょうか…?」

提督「だから気にするなって、細かいな」

秋月「は、はぁ…」

提督「そもそも秋月、もう昼飯は食べたんだろ?何だその手に持ってるのは」

秋月「はい、おにぎりです!間宮さんから頂いたんです!あ、提督も一つ如何ですか?」

提督「いらん、1人で食え」

秋月「そ、そうですか…」

提督「………」

秋月「……………あ、あの」

提督「何?」

秋月「提督、何かあったのですか?話くらいなら私にも聞くことも出来るかもしれません…」

提督「……ちっ」

秋月「!?」

提督「…なぁ、秋月。お前まだ着任して日が浅いだろ」

秋月「え、そう…ですね」

提督「その浅い日にちの中で俺はどんな人間に見えた?」

秋月「え…えっと…き、きちんとした上官だと…」

提督「…そうか、お前はそういう世辞を選ぶのか」

秋月「えっ…?」

提督「…何でもない、じゃあな」

秋月「あ、えっ…ど、どうも…?」



秋月「…私は何か、粗相をしちゃってたのかな…」

提督「飯くらいいつでも食えるだろ…ふん」

提督「次はそうだな…↓2のところに行くか」

提督「よー霞、いい天気だな」

霞「そうね……っ!?」

提督「ん?どうした?」

霞「あ、あんた…提督よね?」

提督「おう、何だ、変なことを言うんだな」

提督(ここだけの話、霞のことは結構気に入っていた。しっかりしているし、一見厳しいがそれも相手のためを思ってこそだろう)

霞「どんな心境の変化よ」

提督「何がだ?」

霞「その態度よ!何度言わせるのよ、このクズ!」

提督「ははは、霞は厳しいなぁ」

霞「何ヘラヘラ笑ってんのよ、不気味なんだけど」

提督「そういうな、普段こそああだが、俺はお前のことは評価しているんだぞ」

霞「何よ急にそんなこと」

提督「いやいや本当の話さ。君にはいつも勇気付けられている。ありがとうな」

霞「…礼なんていらないわ。私は私に出来ることをやってるだけ」

提督「ああ、ありがたいよ」

霞「だから!」

これじゃ贔屓じゃなくて差別だよ

霞「でも…本当にどうしたのよ」

提督「ん〜…ま、ちょっと気が向いてな」

霞「そんなのに付き合わされる私の身にもなってよ」

提督「そりゃ悪い。何なら間宮にでも行くか?奢るぞ」

霞「…いや、いいわ。遠慮しておく」

提督「そうか…」

霞「……」

提督「…?」

霞「何だか不思議ね。普段はあんなに無表情なのに今日はやたらと表情が変わるし」

提督「ダメだったかな」

霞「いいんじゃないの?ま、驚いたけどね」

提督「そうか、俺も霞と本音で話せて良かったよ」

霞「…そう、それじゃそろそろ行くわね」

提督「ん、そうか。またな、霞」

霞「ええ、面白いものが見れて良かったわ。それじゃあね、クズ司令官」

提督「>>32みたいなことを言われるから控えてたんだがなぁ」

提督「…ま、取り敢えず次は↓2のとこにでも」

艦娘:金剛-コンマ:44

提督「ここにいたか、金剛」

金剛「あ、テートクー!Hello!いい天気ネー!」

提督「…そうだな」

提督(金剛…うちの主力戦艦の一角ではあるが…このテンションの高さには慣れないな)

金剛「それで今日はどうしましたカー?」

提督「…たまには話でもしてみようかと思ってな」

金剛「それは嬉しいデス!早速今紅茶を入れマース!」

提督「いや、いい。紅茶は苦手なものでな」

金剛「Wow...そうデスか」

提督「…君は本当に紅茶が好きだな」

金剛「Yes!故郷のアジデース!」

提督「…確か君はイギリスで建造されたんだったか」

金剛「ハイ!Britainは良いところネー!」

提督「…前から疑問に思っていたんだが」

金剛「?」

提督「確かに『戦艦・金剛』はイギリスで建造されたようだが…君自身は俺がこの鎮守府で建造した」

金剛「そうですネ」

提督「…艦娘としての君自身、イギリスに行った経験はあるのか」

金剛「…アー…それは…」

提督「故郷の味ということで紅茶を飲んでいるようだが、船だったころは紅茶など飲めないよな?」

金剛「何だか今日のテートクはいつもより怖いネー…」

提督「君は、実はただのイギリスかぶれなんじゃないのか?」

金剛「……!!」

提督「…すまん、言い過ぎた。気にしないでくれ」

金剛「…ワタシは…そんな…」

提督「…失礼する」

提督「あそこまで言わなくても良かったかな…」

提督「…ん、あれは↓2か」

艦娘:満潮-コンマ:84

提督「満潮ーっ」

満潮「あ、司令官。首尾はどう?」

提督「いやーまだ何人かとしか話してないけどさ。やっぱ本音で話せるって気楽でいいな!」

満潮「えっ…あ、そっか…なんて言うか…違和感あるわね…」

提督「そうか?でも提案してくれた満潮には感謝してるよ、ありがとう」

満潮「そ、そう…ふーん…ま、いいんじゃない?」

提督「おう、あ、今暇か?間宮でも行かないか?」

満潮「…別に忙しくはないけれど。勿論奢ってくれるのよね?」

提督「ああ、さ、行こうか」

満潮(…普段なら『冗談はやめておけ』なんて言うのに…)

提督「間宮さーん!ここからここまで全部持ってきてー!」

満潮「そんなに食べられないわよ!さっき頼んだ分だけでいいってば」

提督「遠慮しなくていいからな?」

満潮「…もう、慣れないわね…」

提督「いやぁしかし新鮮だなぁ。驚く間宮の顔は」

満潮「私も驚いてるわよ…」

提督「でもこれなら言いたいことが言えて俺的にも楽でいい」

満潮「そう、なら良かったわね」

提督「満潮に礼も言えるしな」

満潮「な、何よそれ。ふん…」

提督「…ありがとな。お前が秘書官で助かってるよ」

満潮「…そう」

提督「ああ…ん、これ美味いな」

満潮「…そ、その」

提督「どうした?」

満潮「え、えっと…今アンタは自分に素直にやってるのよね?」

提督「ああ、そうだな」

満潮「そ、それなら…えっと、その…」

提督「ん?」

満潮「…その、私のことも…ちょっとは気に入って…くれてるのよ…ね?」

提督「ああ、もちろんだ。お前のことは好いているぞ」

満潮「っ!!…ッごほっごほっ!」

提督「お、おい大丈夫か?」

満潮「きゅっ、急にそんな…す、好いて…とか!…っもう!」

提督「お、おうすまん。……んー…もうこれやめた方がいいのかな…」

満潮「べっ、別にやめなくてもいいんじゃない?」

提督「そうなのか?」

満潮「え、ええ…あと3日、いや一週間くらいは…」

提督「…じゃあ、そうするかな」

満潮「…あ、そうだ私このあと用事があるんだった…ゴメン、もう行くわね」

提督「そうか、残念だ」

満潮「それじゃあね、司令官」


提督「…似合わないこと言ったかな」

提督「まぁいい、次は↓2にするか」

艦娘:卯月-コンマ:23

卯月「あ〜っ!司令官発見ぴょん!」

提督「げっ…」

卯月「司令官に〜けいれー!びしっ!」

提督「………」

卯月「どうしたぴょん司令官?元気ないぴょん?」

提督「…ちっ、ほっとけ…」

提督(説明不要。生理的に無理ってのはこういう奴のことだろうか)

卯月「え、何て言ったぴょん?声が小さくて聞こえなかったぴょん!」

提督「…ちっ」イライラ

卯月「司令官何だかイライラしてるぴょん?そんな時は卯月と一緒に遊ぶぴょん!ぴょんぴょーん!」

提督「放って置いてくれって言ってんだろ」

卯月「…ホントにどうしたぴょん司令官?」

提督「心配してくれるんなら頼むからほっといてくれないか?」

卯月「もしかして、卯月何かしちゃったぴょん?」

提督「お前は別に関係ないだろ…」

卯月「司令官が変になっちゃったぴょん…」

提督「…もうそれでいいから向こう行ってくれないか」

卯月「司令官、大丈夫ぴょん?うーちゃんでいいなら話聞くぴょん」

提督「…じゃあ言うけどさ」

卯月「ぴょん?」

提督「そのぴょんって何だよ」

卯月「ぴょん?そーれーはー…うーちゃんは兎だからっぴょーん!」

提督「お前艦娘だろ」

卯月「ぴょっ…?」

提督「そもそも兎はぴょんなんて鳴かねぇよ」

卯月「し、司令官…?」

提督「というかお前さっき『自分が何かしたか』って聞いてきたよな?」

卯月「う、うん…」

提督「それってアレか?心当たりあったってことか?自分の人格に難ありってのを自覚してるってことか?」

卯月「司令官怖いぴょん…」

提督「だから!ぴょんじゃないだろ!」

卯月「ひっ…」


提督「そもそもお前は!…って」

卯月「…ひっ、う…グスッ…ごめんなさい、司令官…ごめんなさぁああい…うぅっ…ひっく…」

提督「…くそっ、あぁもう泣くなよ畜生」

卯月「グスッ…ごめんなさ、ごめんなさい…」

提督「あぁもう、これだから…泣くなって、すまなかったよ。大人気なかった」

卯月「ごめんなさい…ごめっ、なさ…」

提督「分かった、分かったって」

・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

提督「…泣き止んだか?」

卯月「…司令官がそんなこと思ってたなんて、知らなかったぴょ、知りませんでした…」

提督「そりゃ、隠してきたしな…」

卯月「うーちゃ、卯月のこと、嫌い…?」

提督「…ああ」

卯月「…そう、ですか…」

提督「……でもまぁ、こんなんじゃ駄目だしな、仲良くなれるように…努力する」

卯月「…ふぇ…?」

提督「これでも大人気なかったって反省してるんだ。確かにお前のことは嫌いだが…仲良くできるなら、それにこしたことはないし…」

卯月「卯月のこと、許してくれるの…?」

提督「許すも何もお前は悪くないだろ…俺の方こそ、悪かった。許してくれ」

卯月「…やっぱり、何だか今日の司令官は何だか変」

提督「そうだな。そんな日もある」

卯月「卯月と仲良くしてくれる…?」

提督「…ああ、努力する。だからお前もいつも通りの喋り方をしてくれ」

卯月「…うづ、うーちゃんは司令官のこと嫌いじゃないぴょんよ…?」

提督「そりゃどうも、やっぱその喋り方うざいな」

卯月「………」

提督「安心しろ、もう怒らねぇよ。そのうち慣れる」

卯月「えへへ…いつもの司令官も嫌いじゃないけど…今の司令官はうーちゃん好きっぴょん!」

提督「…おう」

卯月「あ〜!司令官照れてるぴょん!?」

提督「バッカお前そんなんじゃねぇよ」

卯月「ぷっぷくぷ〜!うーちゃんは司令官と仲良くなれそうで嬉しいぴょん!」

提督「…そうだな。やっぱ仲良くなれればそれが一番だよな…」

卯月「司令官は、みんなと仲良しなわけじゃないぴょん?」

提督「…さて、どうだろうなぁ。…そんじゃな、また今度」

卯月「ばいばいぴょーん」



卯月「また今度…ぴょん。…ふふっ」

提督「…そうだよな、俺が嫌いってだけで見向きもしてなかっただけ、なのかもな…」

提督「…………あれは…↓2か」




コンマの割にやり過ぎかなと思ったんで途中から方向転換しました
単純に「好きだから関係が良好に、逆に嫌いだから悪化する」というわけではないってだけです(気分次第)

艦娘:天津風-コンマ:64

提督「や、天津風。バルコニーで午後の一杯か?」

天津風「あら、あなたこんな所をほっつき歩いてていいの?」

提督「ああ、今日はもうやることもないしな」

天津風「そう…ん?あなた今…?」

提督「どうした?お、俺も隣いいか?」

天津風「え、ええ…。どうしたの?何だか雰囲気がいつもとちょっと違うけど…」

提督「そうか?話してるのが天津風だからかもな」

天津風「なっ…!?なっ、何言ってるのよ!」

提督(天津風はキワモノの多い駆逐艦の中で数少ない常識人だ。そのせいでいろいろ苦労してそうだがそんなところも彼女の魅力の一つとも言えるのかもしれない)

提督「別に変なことは言ってないだろ、それよりさっき卯月がさぁ…」

天津風「ちょっ…!ちょっと待って待って!」

提督「ん?どうした?」

天津風「どうしたじゃないわよ!どうしたの!?その…普段はそんなこと言わないじゃない!」

提督「まぁそうだな、でもそんなに違うか?」

天津風「そうよ、ついに壊れたの…?」

提督「そういうわけじゃないがな…よっと…ま、そういう日もあるさ」

天津風「そ、そう…」

提督「…なぁ、天津風」

天津風「何かしら?」

提督「この鎮守府にはもう馴染めたか?」

天津風「…まさかあなたから心配の言葉が出るとはね」

提督「俺のことどんな風に思ってたんだ…?」

天津風「そうね…仕事はきちんとこなすけど、コミュニケーションを嫌うお一人様って感じかしら」

提督「…まぁ、確かにその通りだな」

天津風「それでこの鎮守府はどうか、だったかしら。…そうね、最初は不安だったけど、島風もいるし、今は話せる子たちもたくさんいるわ、心配しなくても大丈夫」

提督「そうか、なら良かった」

天津風「でも意外だったわ。優しいのね」

提督「そうでもない、ついさっきも卯月を泣かせてきた」

天津風「はぁ!?何やってんのよ!ちゃんと謝ったのよね!?」

提督「ああ、多分一応解決したから安心しろ」

天津風「そう、ならいいけど…一体何したのよ…」

提督「別に。アイツが気に入らなかっただけだ。…まぁ、これからなんとかしていくけどさ」

天津風「…そう、頑張りなさいよ」

提督「…まるでお母さんだな」

天津風「は、はぁ!?何よもう!いつもは絶対そんなこと言わないくせにあなたって人は…」

提督「あ、しかしあなただったら嫁だろうか」

天津風「よよよよよよ、嫁ぇ!?ちょっそれはまだそのっ…うぅ」

提督「…冗談だ、それではな。天津風」

天津風「あ、ちょっと待ちなさい!ってあぁもう!」

提督「天津風のような奴を『いじられキャラ』と言うのだろうか…ついやり過ぎてしまった」

提督「次は…↓2にでも会いに行くか」

曙「…あ」

提督「……っ!」

曙「…何こっち見てんのよ、クソ提督」

提督「……てめぇが俺の前に出てきただけだろうが、クソ駆逐」

提督(曙…コイツには本当に会いたくなかった。普段コイツのせいで俺がどれだけ胃薬の世話になってるか…)

曙「…!?な、何よ急に!強がってんの?バッカみたい!」

提督「そりゃそっちの方だろうが、邪魔だ。こちとらてめぇの面なんざ見たくもねぇんだよ」

曙「なっ…!何よ、今日は随分と荒れてるのね。何か嫌なことでもあったのかしら、まぁ私には関係ないけどね」

提督「あぁそうだな、分かったらそこどけ」

曙「…何があったか知らないけど、言うだけ言ってみなさいよ!このクソ提督!」

提督「あ?何でわざわざ教えなきゃならないんだよ、関係ないんだろうが」

曙「…本当にどうしたの?」

提督「ちっ…!」イライライライラ

提督「…とにかくどけ」グイッ

曙「ちょっ…いきなり押すなんて酷いじゃないの!」

提督「人に向かってクソとか言うのは酷くないのか?」

曙「!?」

提督「人が我慢して見逃そうって思ったらグチャグチャ絡んで来やがって…なぁおいクソ提督と話すのは嫌だろ?何でてめぇは今道塞いだ?おい」

曙「何でって…そりゃあんたの様子がおかしいから…」

提督「そりゃそうだろうな!嫌いな奴に話しかけられちゃイライラするわ!」

曙「……えっ?」

提督「ちっ…とことん人をイライラさせるのが上手いなてめぇは…お前のことだよ曙、お前のせいで俺は今こんなにイライラしてんの!分かる!?」

曙「で、でもあんた昨日までは別に何とも…」

提督「昨日まではな!でも俺が何とも思ってないとでも!?馬鹿かてめぇは!表に出さなかっただけで評価されるくらいには日々が苦痛だったっての!」

曙「いや…でも…クソ提督…」

提督「あ!?今何つった!?」

曙「っ…」

提督「今クソ提督っつったか!?あぁそうだよなてめぇが俺を呼ぶ時はいっつもそうだ!クソ提督クソ提督…畜生、イライラする…!」

曙「そ、そんな風に思ってたんなら言ってくれれば…」

提督「だから言ってんだろ!今!ここで!何か不満か!?」

曙「…ご、ごめん…なさい…」

提督「え何だって!?聞こえねぇな俺クソ提督だからさぁ!おいもっかいだけ言ってくれよ悪いなクソ提督でさぁ!」

曙「ひっ…ごめん…ごめん、なさい…」

提督「ちっ…俺は個人的にてめぇのこと大っ嫌いだから。もちろん仕事とプライベートは分けるがそれだけは覚えておけ、じゃあな」スタスタ

曙「ま、待って!」

提督「っ!触んなっ!!」バシッ!

曙「っ!…提、督…」

提督「……ちっ…」スタスタ





曙(泣いたらダメだ、泣いたら…!)

曙(泣いたら…っ!泣い…!!)

曙「っう…ぐうっ…!う、あ、あぁぁああああ……!」

提督「……………」イライライライライライライライラ

提督(…抑えろ…落ち着け…今までだってそうしてきただろ…!)

提督「…………ふぅ」

提督「………↓2のいる所へ、行くとしよう」

提督(弓道場…空母の誰かに会おうと思って来たわけだが…)

加賀「何か用?今は訓練の最中なのですけど」

提督(まさかこいつとはな)

提督「…構わず続けてくれ」

加賀「いえ、そういうわけにも行きません。今お茶を淹れますね」

提督「構うなと言っている。茶なんていらない」

加賀「…飲まなくても結構ですので、どうぞ」

提督「…そういう強情なところが嫌なんだ」

加賀「…何か?」

提督「なんでもない!」

加賀「…今日の提督は、いつもと少し様子が違いますね」

提督「…ちっ、知るかよ」

加賀「…先の作戦で、私が何か?」

提督「何でもねぇよ」

加賀「いやしかし」

提督「何でもねぇって言ってんだ!」

加賀「」ビクッ

提督(…クソっ…落ち着け…これ以上叫んでたら喉が枯れちまう…)

加賀「…これは、失礼しました」

提督「…ああ」

加賀「…………」

提督「……………」

加賀「……あの」

提督「何だ」

加賀「…先ほど、強情なところが嫌だと、言いましたよね」

提督「…聞こえてるじゃねぇか」

加賀「率直に答えて。提督は私のことをどう思ってるの?」

提督「嫌いだ」

加賀「…そう」

提督「もちろん仕事と私情は分ける。その上で個人的にお前のことが気に食わない」

加賀「…そう」

提督「もちろん戦力としては頼りになる、が、正直お前に出撃させるくらいなら五航戦のがまだマシだ」

加賀「」ビクッ

加賀「五航戦…」

提督「ああ、さっき瑞鶴に会ったが…なぁ、お前艦娘引退する気ないか?」

加賀「引、退…」

提督「ああ、引退しても国からの手当ては出るだろ?せめて移籍とかさ…」

加賀「…提督」

提督「……分かってるよ、個人的な歪んだ願望だ。建前としては聞き流してくれ、と言っておく」

加賀「………」

提督「…さて、荒らして悪かったな。それじゃあな」

加賀「…待って下さい」

提督「嫌だね」

加賀「…っ」



加賀「戦力になれているのが…せめてもの救いかしら…」

加賀「救い…?それで救われるのは、誰?…私は…私はそんなものより…」

加賀「提督…」

提督「加賀はイライラすると言うよりも、近付きたくない、触れたくないってのが強いな」

提督「…はぁ、こんなグチャグチャした気持ちになるなら卯月のがマシだな…」

提督「…あれは↓2か」



あ、今更だけどキャラ崩壊中尉です

提督「やっほーもっちー」

望月「んあー、やっほー司令官」

提督「珍しいな、部屋から出てくるなんて」

望月「何だとー、私を引きこもりみたいに…」

提督「現実それに近いだろうに。そういうのダメだと思うぞ?」

望月「そういう司令官はどーなんだよー」

提督「今日は昼からずっと遊び呆けてるな」

望月「ダメじゃん」

提督「ダメダメだな」

望月「司令官も私と似たようなもんかー」

提督「そりゃーいい、それで、ここで何してたんだ?」

望月「んー…特に何も。ただこの席、太陽の光が差し込んで凄く暖かいんだー」

提督「確かにそうだなぁ、ぽかぽかだ」

望月「そういえば司令官さ、何かいつもと違わない?」

提督「何が?」

望月「普段は睦月姉さんみたいにきちんとしろってうるさいのに…今はまるで鈴谷さんみたいにテキトーじゃん」

提督「んーそうかねぇ」

望月「あーそうだよ」

提督「あー…まぁいいじゃん」

望月「…そだねー…あーあったか」

提督「眠くなるなぁ」

望月「あー…そう、ねー…」

提督「寝てていいぞ、適当に時間経ったら起こすから」

望月「いや、起こさなくて、いいよ…どうせ晩御飯の時間になったら、睦月姉さんたちが起こしに来る、し…」

提督「…そっか」

望月「そんじゃー…おやすみー…Zzz...」

提督「……」ナデナデ





睦月「もうっ、またこんなところで寝て!起きて、望月ちゃん!」

望月「んー…?姉さん…?」

睦月「風邪引いちゃうよ!まったくもう!」

望月「司令官はー…?」

睦月「え、司令官?見てないけど?」

望月(……夢だったのかな…)

提督「…そろそろ晩飯の時間か」

提督「…↓2がいるな」

提督「…初雪か」

初雪「…こんばんは」

提督「ここで何をしている?」

初雪「何って…深雪か誰かが私を…持って行ってくれないかなって…」

提督「だからと言って廊下に寝そべるな、邪魔だ」

初雪「………」モゾモゾ

提督「もっとキビキビ動けないのか」

初雪「…そのうち、頑張る…」

提督「今この瞬間を頑張れない人間がか?」

初雪「………」

提督「貴様の怠け癖にはほとほと呆れた。何が貴様をそこまで引き摺る」

初雪「…何だか、今日の司令官はちょっと厳しい…」

提督「前々から思っていたのだ、どうして貴様はそうなのだと」

初雪「私だって…本気出せばやれるし…」

提督「そうか、他の連中が当然のようにやっていることを、貴様は本気を出さないとできないのか」

初雪「…………」

提督「俺は怠け者が嫌いだ。何故ならそいつらの口から出るのは言い訳ばかりだからだ」

初雪「………」

提督「何か言いたそうだな、言ってみろ」

初雪「…別に、言い訳以外言いたいことはないです」

提督「ふん、存外頭は働くようだな。それで体さえついてくれば優等生になれるだろうに…そういう意味では、貴様は最高に愚かだな」スタスタ

初雪「………」




初雪「………別に、悔しくなんか、ない…し…」

提督「初雪か…才能を潰している者ほど、見るに堪えないものもない…」

提督「あれは…↓2か」

艦娘:文月-コンマ:41

提督「…よう、文月」

文月「あ〜、司令官。こんばんはぁ」

提督「外で何をしていた?まだこの時期の夜は冷える」

文月「あのね〜、お空を見てたの」

提督「…空」

文月「えへへ、沢山お星様が飛んでてすごくきれいなの〜」

提督「…そうか」

文月「司令官も一緒に見ようよ〜」

提督「遠慮しておく」

文月「そう…いつもなら文月に付き合ってくれるのに…寒いの嫌いなの?」

提督「寒いのも嫌いだしそもそも私は空が嫌いだ」

文月「えー…どうして?」

提督「空など見上げていても敵はいないし雲や星以外見えるものもない。しかもそれらもただ遠いというだけでそこらのチリと同程度の価値だ」

文月「でもお星様はきれいでしょ?ねっ?」

提督「そんなものに目を奪われて上を見ていては、いずれ足元を掬われる」

文月「で、でもほら見てよ!ここからなら海も空も見えるんだよ?凄いでしょ〜」

提督「ああそうだな、全くの無意味だ」

文月「………司令官、どうしてそんな意地悪ばっかり言うの?」

提督「残念だが、君のロマンス趣味に付き合う気はない」

文月「…文月のこと、きらいになっちゃったんですか…?」

提督「特別嫌いになったわけじゃないさ…そう、前から何も変わっちゃいないよ」

文月「………」

提督「…さて、ここは冷える。早く中に入りなさい」

文月「!…やっぱり心配してくれるんですね〜」

提督「…ああ、それは君が戦力だからな。そうじゃなければ放っておくさ」

文月「…えっ……」

提督「それではな、風邪は引かないように気を付けろ」

文月「司令官…お星様、きれいだよ…?」

提督「そうか、それは良かったな」


提督「…あの年頃の娘の素直な誘いを無碍にするのは正直少し心が痛い」

提督「↓2に会いにいくか」



提督は一人称も二人称も相手によって使い分けるタイプの人ってことで
良くも悪くも相手によって態度が大きく変わる人ってイメージ

【途中経過】
瑞鶴:47
如月:64
秋月:28
霞:75
金剛:44
満潮:84
卯月:23
天津風:64
曙:7
加賀:25
望月:87
初雪:37
文月:41
浜風:75


取り敢えず今回はここまで、また次回

ぼちぼち始めようと思います
昨日ほど長くは出来ませんが

艦娘:浜風-コンマ:75

提督「…こんばんは、浜風。探したぞ」

浜風「おや、提督。こんばんは、何か浜風にご用ですか?」

提督「用ってほどでもないんだがな、晩飯はまだ食べたか?」

浜風「いえ、まだですが…」

提督「なら丁度良かった。俺もまだなんだ、一緒にどうだ?」

浜風「はぁ…失礼ですが提督…最近、頭などを強く打たれたりはしていませんか?」

提督「浜風は変なこと聞くなぁ。そんなことはないから安心しろ」

浜風「では、その…どうなされたんですか?」

提督「どうって?」

浜風「いえ…何だか、いつもと様子が違うようですので…」

提督「んー…ま、そういう日もあるってことだよ。気にしないでくれ」

浜風「は、はぁ…」

提督「こっちの方が楽でいいんだ。そっちももっと楽にしていいよ。さ、行こう」

浜風「よく分かりませんが…そうですね、行きましょう」

提督「浜風っていつもそれ食べてない?」

浜風「どうして知っているんですか?」

提督「んーまぁ普段から良く見てたし」

浜風「え、えぇっ!?」

提督「あ、別に浜風だけってわけじゃないぞ。食堂は皆が集まるからな。提督として気を配ってるだけだ」

浜風「あ、あぁそういう…そうですか」

提督「…自分だけ見て欲しかったか?」

浜風「なっ!?い、いえそういうわけでは…っ」

提督「はは、冗談だよ」

提督「あ、そうだこれ。あげる」

浜風「…?何ですか、この箱は」

提督「俺からの個人的なプレゼント。クリスマスにくれたやつの時のお返しだ」

浜風「え、いやわざわざおかえしだなんて…それにあれは十七駆の皆からの…」

提督「ダウト。他の連中に聞いたんだけどあれって浜風が個人で用意してくれたんだろ?」

浜風「うっ…それは…その…」

提督「開けてみてくれよ」

浜風「…これは……髪飾り?」

提督「ああ、ヘアピンだ。似合うかなと思ってな」

浜風「ありがたいですが、私なんかにこんな上等そうなものは…!」

提督「…受け取って、くれないのか…?」

浜風「う…うぅ…今日の提督はやっぱり変です。そんな言い方されたら断れないじゃないですか…ありがとう、ございます」

提督「ん、こちらこそ。これからも期待してるよ」


提督「プレゼント自体は用意してたんだけど渡すタイミングがなかったからなぁ…思わぬいい機会になった」

提督「お、あれは↓2か」

艦娘:春雨-コンマ:31

春雨「あ、司令官!こんばんは!」

提督「………………おう、春雨か」

春雨「はい!今日も遠征で頑張りました!」

提督「…そうか、これからもそれを続けてくれ」

春雨「……?司令官、体調でも優れないのですか?」

提督「…何で?」

春雨「いえ、何だか…ちょっと、表情がぎこちなかったので」

提督(めざといな、原因が自分ってことにも気付いてくれねーかな)

春雨「大丈夫ですか?休養室にでも…」

提督「大丈夫だ、ほっといてくれ」

春雨「え、でも…」

提督「良いから!」

春雨「は、はい!」

提督「…はぁ、なぁ春雨」

春雨「はっ、はい!」

提督「嫌味言うわけじゃないけど、お前って輸送任務ばっか行ってるよな」

春雨「そ、そうでしょうか?」

提督「資源の受け渡しの時にさ、責任者の方々と話するだろ?」

春雨「はい!あ、そういえばこの間それで呉まで行った時に…

提督「別にそんな土産話が聞きたいわけじゃない…俺が言いたいのはさ…」

春雨「はい…?」

提督「………まぁいいか、言ってもしょうがないし」

春雨「え、えぇっ?」

提督「そんじゃなまた輸送任務ばっか頑張ってくれ」

春雨「ちょ、ちょっと待ってください司令官!」

提督「……何だよ」

春雨「やっぱり今日の司令官は様子が変です!どうかしたんですか!?」

提督「どうもしてないって…」

春雨「でもどうもしてないなんてことは…」

提督「…あぁもう…言わなかったけどやっぱ言うわ」

春雨「……?」

提督「…お前の、そういう鬱陶しいところが、向こうの方々に迷惑かけてなきゃいいなって」

春雨「え…え、えぇっ!?し、司令官…!?」

提督「うるさい、それが鬱陶しいってんだよ。…はぁ、向こうさんに頭下げる準備しとくかな」スタスタ

春雨「あっ…司令官…」







春雨「……私、そんな風に思われてたんだ………嫌、だなぁ」

提督「心配3割、嫌味7割くらいかな…」

提督「今日はこのくらいにしとくか…まだいくらか仕事残ってるし」










提督「…さて、これで午前の執務終わりか。満潮、ちょっと出歩いてくる」

満潮「ええ、いってらっしゃい」

提督「さて最初は…↓2かな」

うーん…そういう需要がある一方でやっぱりそういうのが嫌って人もそれなりに…
何か和平策というか必要ですかね、考えておきます

艦娘:鈴谷-コンマ:26

提督「…っと…鈴谷か」

鈴谷「あー提督じゃん。ちーっす」

提督「…口の利き方には気を付けろ、立場を弁えるんだな」

鈴谷「おっ?どしたのー?普段はそんな堅っ苦しいこと言わないのにさ〜」

提督「二度同じことを言わせるな」

鈴谷「はいはい。それで何処行く途中だったの?こんな時間に暇なの〜?」

提督「…ちっ」

鈴谷「イライラしてるね〜、あ、もしかして満潮ちゃんとケンカでもしたの〜?」

提督「…それはわざとやってるのか?」


鈴谷「…ん、何が?」

提督「とぼけるな、貴様は周りの空気には人一倍敏感なはずだ。俺がイラついている理由も分かってるんだろ?」

鈴谷「……いやぁ、何のことだか分かんないなぁ」

提督「そうか…あくまでシラを切るか…」

鈴谷「提督変だよ?さっきから何言って…むぐっ!?」ガッ!

提督「何度言わせるつもりだ?何様のつもりだ」

鈴谷「むぐーっ!むーっ!」

提督「黙れ。お前としてはしらばっくれるのが最善手なのかもしれんが言わせてもらうぞ。俺がイラついている理由はお前だ、重巡鈴谷」

鈴谷「………」

提督「貴様の態度は目に余る。戦績があるからと見逃してきたが…一度、懲罰房にでも叩き込むべきか」

鈴谷「もがっ…!?」

提督「…………ちっ」パッ

鈴谷「っ!げほっ…はっ…はっ…」

提督「これは警告だ。貴様が以前大本営からの視察にもその態度で接したときはどれだけ肝を潰したか…」

鈴谷「…それは……ごめん」

提督「ごめん?違うだろ」

鈴谷「ごめん…なさい」

提督「…ふん、分かればいい。次に何かあれば懲罰房だ。よく覚えておけ」

鈴谷「…う…はい…」

提督「少しは熊野を見習ったらどうだ?奴ほどしっかりした奴も少ないからな…まぁ、期待するだけ無駄かもしれんが」

鈴谷「…こんなの、提督じゃないよ…」

提督「何か言ったか?」

鈴谷「…………」

提督「…ふん」スタスタ

提督「…朝から嫌な気分だ。まぁもう昼に近いがな」

提督「……↓2か」




何で戸惑う艦娘に猛アタックを仕掛けたいんだ…何故高コンマが出ないんだ…
頑張ってください(丸投げ)

艦娘:熊野-コンマ:37

提督「……熊野か」

熊野「あら、提督ではありませんか。御機嫌よう」

提督「…おう」

熊野「あら、そんな気の抜けた挨拶。聞いたことありませんわ。今は昼なのだから『こんにちは』では?」

提督「そういうお前はどうなんだよ」

熊野「あら、『御機嫌よう』も立派な挨拶でしてよ。まさかそんなことも知らない訳ではないでしょう?」

提督「そうだな。…アニメとか漫画の話なんだけどさ」

熊野「…わたくしはそのような話題は分かりませんわよ?」


提督「俺さ、お嬢様キャラって好きになれないんだよね。自分勝手だし、やたらと高圧的だし」

熊野「…何だか、今日の提督は余裕がないように見受けられてよ?」

提督「でも何が一番悪いって、自分が周りにどう思われてるか無頓着な点なんだよ」

熊野「…はぁ、それで…何が言いたいんですの…?」

提督「ま、お前じゃわからないだろうな。鈴谷にでも聞いてみるといい」

熊野「…?提督、何か怒ってらっしゃる?」

提督「お、分かるか?ならもう少し考えてみろ。答えが分かったらちょっとは見直してやる」

熊野「何なんですの一体…?」

提督「…一応、お前の上品な佇まいは上層部の連中と話をするときとかは安心してられるからな。その点だけは評価している」

熊野「あら、そう?それは良かったですわ」

提督「つってもそれだけだ。もう少し周りに目を配ることを覚えろ」

熊野「その言い方では今の私には周りが見えていないと言いたそうね」

提督「事実そう言っているんだ。…そう考えるとお前が鈴谷と組んでいるのもバランスがとれていいのかもしれないな」

熊野「鈴谷?彼女がどうしてここで名前が出るのかしら」

提督「その答えは鈴谷なら分かるだろう。だがお前には分からない。そういうことだ」

熊野「…今日の提督は随分と厳しいことを仰るのね」

提督「そう思うのなら理由を考えてみろ。この天然ボケ女」

熊野「なっ!?提督、今のは聞き逃せませんわよ!」

提督「………」スタスタ

熊野「あっ…もう…何なのかしら…」

熊野の対応が大人すぎて提督がすっごい陳腐に見える

安価なら鳳翔

提督「評価する点は評価する。その上で個人的に好きになれないんだ」

提督「そろそろ昼かな…↓2のところにでも行こう」

艦娘:翔鶴-コンマ:70

提督「………」クイクイ

翔鶴「瑞鶴ったら!スカートはあまり触らないで……って、あらやだ、提督…」

提督「やぁ翔鶴、今日は瑞鶴は一緒じゃないんだな」

翔鶴「え、えぇ、いつも一緒にいるというわけではないですよ。瑞鶴だってもう子供ではありませんから…」

提督「お姉さんは大変だな」

翔鶴「いえ、そうでもありませんよ。私が瑞鶴に助けられることだってありますしね」

提督「はは、仲の良いことは良いことだろう」

翔鶴「そうですね。あの子はとても良い子ですから」

提督「そうだ翔鶴、良ければ昼食を一緒に食べないか?」

翔鶴「あら、珍しい…じゃなくて…ええ、喜んでご一緒させて頂きますね」

翔鶴「それで瑞鶴ったらいつまでも好き嫌いして…私は食べろと言っているんですが…」

提督「へぇ、瑞鶴にそんな好き嫌いがねぇ…と、いうか翔鶴。瑞鶴の話ばかりだな」

翔鶴「えっ、あらやだ私ったら。恥ずかしいです」

提督「いや、いいと思うぞ。翔鶴は妹思いなのもよく伝わるし」

翔鶴「そ、そうでしょうか…。何だか、今日の提督はお優しいですね…」

提督「そうか?普段は伏せているが、俺は君のことを好ましく思っているよ」

翔鶴「…そうですか。ふふっ」

提督「ああ、もちろん部下として、だ。安心してくれ」

翔鶴「あら、私としてはそうでなくても…」

提督「冗談はやめてくれ、君のような美人に言われると世辞と分かっていても浮かれてしまう」

翔鶴「もう、提督ったらお上手で」

提督「ははは」

翔鶴「ふふ…今日の提督は、やはりいつもと違いますね」

提督「気に食わなかったか?」

翔鶴「いえ、そんなことは…それでは、私はこれで。これ以上ここにいると、何だか口を滑らせてしまいそうなので」

提督「それは、良い意味で受け取っていいのかな?」

翔鶴「ふふ、どうでしょうね」

提督「翔鶴は大人だなぁ…引き込まれてしまいそうな雰囲気を持っている」

提督「さて、腹も膨れたところで…お、あれは↓2だな」



>>321
熊野は何を言われているのか本当に分かっていない。鈴谷と逆で人の心の機微には本当に疎い、みたいな感じです
ようするに話を理解出来てないアホ。そんな彼女が好きです

艦娘:初霜-コンマ:74

提督「やっ、初霜」

初霜「提督、こんにちは!」

提督「改二おめでとう。その鉢巻、良く似合ってるぞ」

初霜「えっ、そう…ですか?えへへ…ありがとうございます」

提督「これからも期待しているぞ」

初霜「ええ、提督も、お守りします!」

提督「ははは、頼もしいな」

初霜「しかし提督、随分とご機嫌ですね。何か良いことでもありましたか?」

提督「んー…強いて言うなら初霜に会えたかな」

初霜「なっ!?か、からかうのはやめてください!」

提督「からかってなんかないさ。改二になってさらに魅力が増したな、こりゃ将来が楽しみだ」

初霜「もう…今日の提督は何だか変です」

提督「はは、あ、そうだ初霜。羊羹食うか?今から間宮に行くんだ」

初霜「へっ?で、でもそんな…」

提督「遠慮するなよ、改二祝いってことでさ、な?」

初霜「…そういうことなら…」





初霜「間宮さん、何だか驚いてましたね」

提督「昨日もあんな感じだったな…そんなに変かな?」

初霜「ええ、何だか不思議な感じです…でも、悪くはないですね」

提督「そっか」

提督「なー初霜」

初霜「何ですか?」

提督「普段の俺ってどんな感じ?」

初霜「普段の…ですか?」

提督「そうそう、ほら、普段はあんまり感情出さないようにしてたんだけどさー」

初霜「そうですね…難しい質問ですが…」

提督「うん」

初霜「こうして一緒にお話して…羊羹を食べて…ちょっと褒められたり…初霜は、とても楽しいですよ」

提督「…そっか、俺も楽しいよ」

初霜「なら良かったです」

提督「よっと…それじゃあまたな、初霜。これからも頼りにしてるよ」

初霜「はい。お任せください」ニコッ

提督「あのゆっくりとしながらも芯のある雰囲気…落ち着けていいよなぁ…」

提督「…お、あれは↓2」

うおお…出てしまったか…0は100扱いだからまだ最高ではないにしても…ううむ…
これはじっくり考えたいので今回はここまで

救済策については…まぁそのうち関係修復安価でも投げる…かも知れません
具体的にはまだ何も考えてないのでどうなるかは分かりませんが

ではまた次回

あ、これまでの結果置いておきますね


荒潮:99
望月:87
満潮:84
霞:75
浜風:75
初霜:74
翔鶴:70
如月:64
天津風:64
瑞鶴:47
金剛:44
文月:41
熊野:37
初雪:37
春雨:31
秋月:28
鈴谷:26
加賀:25
卯月:23
曙:7

随分遅くなったけどほんの少しだけやります
人もいないだろうし荒潮の分を投下して安価投げるだけ…

艦娘:荒潮-コンマ:99

提督「…あっらしおぉぉぉおおっ!」ガバァッ!

荒潮「っ!?」

提督「荒潮ぉぉおお!ここに居たのか!今日も会えて嬉しいぞぉぉぉお!!」ナデナデナデナデ

荒潮「あ、あら、提督なの?何があったか知らないけれど、ちょっと離れて…」

提督「荒潮荒潮荒潮ぉぉおおあああ!可愛いなぁぁぁあああ!」ワシャワシャワシャワシャ

荒潮「っ…ちょっと、やだ、髪が痛んじゃうから…」

提督「荒潮ぉぉおおおっ!捕まえたぞ俺の女神ぃぃいいい!!」スリスリスリスリ

荒潮「っ…もう、提督ったら!」ゴン!

提督「いてっ」





荒潮「それで、これは一体どうしたのかしら〜?」

提督「どうもこうも…荒潮を見たらつい…」

荒潮「あらあら、気持ちは嬉しいけど、急に抱きつくなんてダメよ?」

提督「済みませんでした」ドゲザ

荒潮「提督、何だか今日は変な感じね〜」

提督「ああ、それは満潮が……………というわけで」

荒潮「あら〜、そうだったの。…何だか安心したわ〜」

提督「安心?」

荒潮「提督ったらあんまり素っ気ないから、荒潮嫌われちゃってるのかと思ってたわぁ」

提督「そんな!ありえない!」

荒潮「ふふ、ありがとう。でも私のどこがそんなにいいのかしら?」

提督「どこがって…そりゃ可愛いし、その上で大人の女性としての落ち着きの片鱗が見られるとことかドキッとする。それに周りに気を配れる…この間も満潮のフォローしてたもんな。それからお前は意識してないんだろうけど動きの端々からこう…健全なエロさというか…そんなのが溢れ出てて正直たまらん。しかも時々妙に子供っぽいとことかも最高に好きだし……って、どうした荒潮?」

荒潮「い、いえ…取り敢えずやめてくれるかしら…」

提督「顔が赤いぞ?大丈夫か?」

荒潮「っ!だ、大丈夫だから…その、ちょっと離れて…」


提督「ん?あぁすまん。…本当に大丈夫か?体は何ともないのか?」

荒潮「え、ええ…事情は分かったけど、やっぱり提督じゃないみたいねぇ…」

提督「まぁ今まで隠してきてこそいたけど、別に感情がなかったわけじゃない。ちょっと歯止めが効かなくなってた自覚はあるんだ…ごめんな」

荒潮「あ、いいえ別に嫌ってわけじゃ、むしろ…」

提督「むしろ?」

荒潮「…何でもないわ〜」

提督「何だよ気になるなぁ。教えてくれよ荒潮」

荒潮「さぁ、何かしらねぇ〜」

提督「むぅ…あらそうだ荒潮、この後暇か?」

荒潮「この後?予定は入ってないわ〜」

提督「だったらさ、今日は俺と街に行かないか?」

昨晩は寝落ちです。済みません

荒潮の続きから始めます

荒潮「…で、勝手に出てきちゃったけど…いいの?提督」

提督「後で満潮に叱られるだろうなぁ」

荒潮「満潮ちゃんに迷惑かけちゃいけないわよ〜」

提督「大丈夫だよ、午前中に大体仕事は終わらせてきたし…まぁそれでも今晩は徹夜になるだろうけど」ハハハ

荒潮「もう、提督ったら…そんなに荒潮と遊びたかったの?」

提督「うん、もちろん…もしかして、荒潮は嫌だったか?」

荒潮「そんなことはないわ〜。でも荒潮、提督には嫌われてると思ってたからちょっと戸惑っちゃってねぇ」

提督「ごめんな、俺が出来た人間だったらそんな心配もさせなくて良かったんだが…」

荒潮「あらあら、あなたは自分に自信がないの?」

提督「まぁ…そんな感じかなぁ…?昔から不器用でなぁ、どうにも上手く行かないもんだ。

提督「……ま、そんな湿っぽい話はなしだ!行きたい所はあるか?何処でも連れて行ってやるよ!」

荒潮「…まぁ、偶にはこういうのもいいかしらねぇ…そうね、提督、私行きたい所があるの〜」

提督「おお言ってみろ!水族館でも超高級飯屋でも!」

荒潮「ここからそう遠くないから歩いて行きましょうか〜、着いて来て〜」






提督「…ここは……」

荒潮「最近忙しくてあんまり来れなかったから…ごめんなさいねぇ、こんなところで」

提督「…いや、構わないよ。…こんなところに墓場なんてあったのか、知らなかった」

荒潮「ここは私の両親の墓があるの〜。もう艦娘になる前だから随分前だけど…今でもたまにこうやってお参りに来るの」

提督「そっか、ご両親が…立派だな、荒潮は…親に迷惑ばっかかけてた俺とは大違いだ」

荒潮「そうでもないわ、私も昔はひどかったのよ?」

提督「そうなのか?」

荒潮「ええ、恥ずかしいから詳しくは教えてあげないけど…ね」クスッ

提督「意外だな、想像も付かないが…まぁそれでも多分、可愛らしい娘だったんだろうなぁ」

荒潮「もう、提督ったら」

提督「はは、すまんすまん」

荒潮「…良かったら、提督もお参りしていって。きっとお父さんとお母さんも喜ぶわ〜」

提督「いいのか?俺なんかが」

荒潮「ええ、お願い」

提督「…ああ、分かったよ」



荒潮「……………」人

提督「………………」人

提督(……俺に、何が出来るんだろうか……今俺の横にいるこの少女を、鎮守府の皆を守るために…)

荒潮「…さて、そろそろ行きましょうか〜」

提督「…ああ、そうだな」

荒潮「ごめんなさいねぇ、こんなことに付き合わせちゃって」

提督「いや、俺でいいならいつでも付き合うよ。荒潮のためだ」

荒潮「あらあら、頼もしいわ〜。今日の提督はいつもと違うけど、荒潮的には大歓迎よ〜」

提督「ああ、ありがとう…」

荒潮「それじゃ、帰りましょうか。提督を徹夜させるのは忍びないわぁ」

提督「………………」

荒潮「…提督?」

提督「…荒潮」ギュッ

荒潮「あ、あら、提督?こんなところで急には…」

提督「俺さ、頑張るよ」

荒潮「………」

提督「…荒潮、俺さ、頑張るよ。頑張って今よりずっと良い提督になって、君達を守れるようになる。誰も沈めさせたりなんかしない」

荒潮「…気持ちは嬉しいけど、そんなに焦らなくてもいいのよ?提督が何に悩んでいるのかは分からないけど、荒潮はあなたについていくわぁ」ナデナデ

提督「…ありがとう…荒潮…」ギュウッ

荒潮「…提督、そんなに強く抱きつかれると、荒潮ちょっと苦しいわ〜」

提督「っ…すまん」

荒潮「…これから一緒に頑張って行きましょうね、提督」ギュッ

提督「…ああ」

・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

提督「…ごめんな、さっきは取り乱して」

荒潮「大丈夫よ〜。荒潮で良ければいつでも話し相手になるわぁ」

提督「…ありがとな」

荒潮「ええ…でも女の子に急に抱き着くのはダメよ?それもあんなところで…他の子だったらセクハラって訴えられてもおかしくないわ〜」

提督「うっ…それは、すまん」

荒潮「ああいうのは、ちゃんと時と場所を選んで…それなら私は…ね?」フフッ




提督「それじゃ俺は部屋に戻るよ、今日はありがとな、荒潮」

荒潮「ええ、私も提督といれて楽しかったわ〜。また出かけましょうねぇ」

提督「ああ、いつでも誘ってくれ。それじゃ」



荒潮「好きよ…なんてねぇ♪」

提督「徹夜ついでに丸二日ぶんの仕事を終わらせたから明後日まで暇だな…ただし徹夜から寝て起きてみれば既に夜か…」

満潮「全く…体調だけは崩さないでよね、はいお茶」

提督「ありがとう、満潮」ズズズ

満潮「それで、あんたはまだ続ける気なの?私としてはそっちの方が…ごほん、まぁ別に…そのままでも構わないけど」

提督「…そうだな、もうちょっとだけ続けてみようと思う。何となくその方がいい気がするんだ」

満潮「…そ。あんたがそういうんなら止めはしないわ」

提督「ん、お茶美味しかったよ。そんじゃ行くかなぁ…↓2のとこにでもっと…」

提督「…お、いたいた。今晩は、赤城」

赤城「あら、今晩は。提督」

提督「私も相席していいかな?」

赤城「ええ、どうぞ」

提督「ありがとう。…相変わらず気持ちのいい食いっぷりだな」

赤城「そうでしょうか?加賀の方がたくさん食べるんですよ?」

提督「まぁ確かにそうだが…君はとても美味しそうに食べる。それを見るのが好きなんだ」

赤城「…もう、そんなに見ないで下さい。食べ辛いです」

提督「はは、済まない。私も同じものを食べるとしよう」

提督「…前から思ってたんだけど赤城の髪って綺麗だよな」

赤城「…そうでしょうか?あまり手入れはしていないのであまり見られるのは恥ずかしいのですが…」

提督「恥ずかしがる必要なんてないよ。ちょっと触ってみていいか?」

赤城「…まぁ、少しなら…」

提督「ありがとう…うわっ思った以上にサラサラだな、それに凄い艶…綺麗だなぁ」

赤城「あの、提督…ご飯が食べ辛いです…」

提督「ん、ああすまん。ありがとう」

赤城「まったくもう、今日はどうしたんですか?」

提督「ま、気にしないでくれ。大したことじゃないから…」

赤城「はぁ…そうですか」

提督「あ、そういえばさ」

赤城「何ですか?」

提督「赤城ってそうやって食べる時耳まで髪かきあげる時あるよね?」

赤城「え、ああ、はいまぁ…」

提督「それすごい艶かしくて好き」

赤城「っ!?っつっ…うっ…!ゴホッゴホッ!」

提督「っと…大丈夫?はい水、飲んで」

赤城「…んっ…んくっ…っふ…はぁ…きゅ、急に何を言いだすんですか!」

提督「はは、悪い悪い」

赤城「今日の提督は本当に…何だがさっきからしゃべり方もしっちゃかめっちゃかですし…」

提督「はは、好きな人の前では格好つけたくなるもんなんだよ、まぁ慣れないからどうも無理だったけど」

赤城「ゴホッ!っくぅ…っげほっ!…っ提督!」

提督「ああ済まん。あくまで部下としてってことだから安心してくれ」

赤城「安心しろって…いや、その…部下として…とは…」

提督「どうした?」

赤城「何でもありません!提督のアホ!」

提督「…?」

赤城「…というか、加賀が言っていたのはこういうことだったんですね」

提督「…加賀が?」

赤城「ええ…自分は提督の期待に沿えなかったと嘆いていましたが…加賀にも何か言ったんですか?それも良くない事を」

提督「…ああ、言ったよ」

赤城「そうですか。…加賀は、泣いていました」

提督「…そうか」

赤城「それと…聞いておいて何ですが、実は話の内容自体は加賀から聞いていました」

提督「俺を試したってわけか…」

赤城「ええ、済みません」

提督「いや、構わない。…加賀は嘘はつかないだろうし。おそらくその聞いた通りだ」

赤城「何か…言い訳はしないんですか?」

提督「しないよ…それで、君はどう思った?」

赤城「……申し訳ありませんが……見損ないました」

提督「…そうか」

赤城「済みませんが、これで失礼します」

提督「……ああ」

赤城「…提督のことは尊敬していました」

提督「…君が尊敬していたのは、提督としての俺だ。不甲斐ない男で済まない」

赤城「………」

提督「…そうか…これが嫌われるってことか…」

提督「…くっそ…辛いなこれ…」




提督「…あれは↓2だな」

提督「…朝潮か…」

朝潮「今晩は、司令官!……どうしたんですか?随分気落ちしているようですが…」

提督「………」ギュッ

朝潮「し、司令官?これは何でしょうか…?」

提督「…すまん、ちょっとこのままいさせてくれ」

朝潮「…?…分かりました」

提督「………」ギュッ

朝潮(……司令官、何があったんでしょうか…?)

提督「…すまん、もう大丈夫だ。いきなり抱きついたりなんかしてゴメンな」ナデナデ

朝潮「いえ、司令官のためなら何ということはありません」

提督「はは…朝潮は相変わらず堅いな…そんなところも好きだけどさ…」

朝潮「すっ…?し、司令官、どうしたんですか?いつもと様子も違いますし…朝潮であれば、話をお聞きします」

提督「…ありがとな、朝潮。大好きだ」

朝潮「…あ、あの、司令官」

提督「何だ?」

朝潮「そ、その…先ほどから…す、好き…と、言っていただけるのは嬉しいのですが、流石に…は、恥ずかしいです…」

提督「…あぁもう可愛いなぁ」

朝潮「なっ!?し、司令官!?」

提督「凄くしっかりした性格だから気にしてなかったけど、お前もちゃんと女の子なんだなぁ、安心したよ」ナデナデ

朝潮「うぅ…あんまり頭を撫でるのも…」

提督「…ん、ああ、ごめん」パッ

朝潮「ぁっ…」

提督「ん?どうした?」

朝潮「い、いえ…」

朝潮「それで…司令官、何があったんですか?聞かせてください」

提督「…いや、もう俺は大丈夫だから…」

朝潮「司令官!」

提督「…………」

朝潮「……………」

提督「…朝潮は頑固だなぁ。……俺さ、朝潮のことは大好きだけど…嫌いな人がいるんだよ」

朝潮「嫌いな人が…?この鎮守府にですか?」

提督「うん、向こうが悪いんじゃなくて俺が一方的に嫌ってるだけ。分かってはいるんだけどね…」

朝潮「その方も、司令官のことを嫌っているのですか?」

提督「…いや、きっとそんなことはないんじゃないかな。凄く最低なんだけど、俺はそれでもその人が好きになれないんだ」

朝潮「…司令官は、どうしたいんですか?」

提督「…どうしたいんだろうなぁ…多分だけど俺はその人のことを傷付けて来たんだろうなぁ…」

朝潮「……そうですか」

提督「……………」

朝潮「…だったら、謝った方が良いと思います」

提督「!」

朝潮「謝って、許してもらって…そうして、仲良くなればいいんじゃないでしょうか」

提督「…難しいことを言うなぁ…朝潮は」

朝潮「でも…司令官は悲しそうです」

提督「…え?」

朝潮「その人と仲良くなれないことで、司令官はとても悲しそうです…だったら、仲直りしましょう!私もお手伝いします!」

提督「……そっか」

朝潮「…はい」

提督「…でもね、大人ってのはそんな簡単なことも難しくなっちゃうんだよ…そんな簡単な簡単なことにも気付けなかったんだ」

朝潮「…………」

提督「……だけど、そうも言ってられないか」

朝潮「!」

提督「…俺は仲良くなりたい。だから謝る。…そうだよ、朝潮」

朝潮「…司令官」

提督「ああ、やるべきことがようやく分かったよ。行動に移すのはもっと難しいけど…俺、やってみる」

朝潮「はい!司令官ならきっとできます!」

提督「ありがとうな、朝潮。君のお陰でやっと勇気を出すことができたよ」

朝潮「司令官のお役に立てたのなら、私もとても嬉しいです!」

提督「……よっし、やるぞー」

朝潮「頑張って下さい、司令官!」

提督「本当にありがとうな、朝潮。…そうだ、何かお礼がしたいんだ、いいか?」

朝潮「い、いえ、そんな、私にお礼だなんて!」

提督「遠慮しないでさ、間宮でも、どこか行きたいところでも、何でも言ってくれ!」

朝潮「…で、では、一つだけ…」

提督「一つといわずにいくらでもいいぞ、何だ?」

朝潮「…え、と…その、あの…」

提督「どうした?遠慮なんてしないで言ってくれ!」

朝潮「…あ、頭を…撫で、て…欲しい、です…」

提督「………!」

朝潮「…や、やっぱり今のは無しで…

提督「朝潮ぉぉぉおおお!」ガバァッ!

朝潮「きゃっ!」

提督「いくらでも撫でてやるぞぉぉぉおおお!可愛いなぁぁあああ朝潮はもぉぉぉおおお!」ナデナデナデナデ

朝潮「ゃっ…司令官、そこは…んっ…!」

提督「ありがとな朝潮ぉぉぉぉおおお!大好きだぁぁぁぁぁあああ!!」

提督「…っさて!行くか…」

提督「…正直気乗りしないな…俺がやったこと考えたら嫌われててもおかしくないし…」

提督「…いや、そんなこと考えてても仕方ない!…俺も、いつまでも子供じゃダメなんだ!」

提督「……よっしゃやるぞぉぉぉおおお!」

今回はここまで

ってわけで取り敢えず一回だけ救済安価やります

その後はまた普通に本編を再開します

条件としてはコンマ30以下、つまり
曙:7
加賀:25
鈴谷:26
秋月:28

が対象です。うーちゃんは23だったけど今回はまぁ対象外ってことで

↓2に会いに行く。曙、加賀、鈴谷、秋月のうちどれか一人

秋月のコンマ元より低いんですがw

それとも救済だからコンマは関係なしか?

艦娘:秋月
>>439
コンマは取り敢えず今回は関係ないです。取り敢えずこの安価では

救済…という言い方もアレなんですがまぁそれも今回限りってこともなくこれからもたまに挟むことになると思います。

次回は秋月から始めます



あと提督の名誉の為に言っておくと(言い訳すると)
提督は公私で切り替えられるとはいえ私生活ではかなり精神年齢の低い、要するにアレな人ですが
ある意味純粋ではあるので今回のことも「単純に悪かったと思っているし、本当は皆と仲良くやりたいとも思っている」のでそれを行動に移すだけ…


と、いうことでどうかここは手を…

ではまた次回

途中経過

曙:0007
卯月:23
加賀:25
鈴谷:26
秋月:28
春雨:31
初雪:37
熊野:37
文月:41
金剛:44
瑞鶴:47
如月:64
天津風:64
翔鶴:70
初霜:74
霞:75
浜風:75
満潮:84
望月:87
赤城:91
朝潮:99
荒潮:99

秋月「…………」ボーッ…

秋月「…はぁ、提督……」

提督「……呼んだか」

秋月「!」ビクゥッ!

提督「とっくに就寝時間は過ぎているぞ」

秋月「す、済みません提督!つい眠れなくて…」

提督「…まぁ、いい……隣、座るぞ」

秋月「え、あ…はい」

提督「…今日は曇りだったのか…」

秋月「て、提督は本日は何を…?」

提督「私事が色々あって夜になるまで寝ていてな…俺も眠れないんだ」

秋月「…そう、ですか……」

提督「ああ」

秋月「………」

提督「…………」

秋月「……………あ、あの」

提督「先日は済まなかった」

秋月「!」

提督「…………ん、その、だな…」

秋月「………」

提督「…………」

秋月「……この時間は、とても静かですね…」

提督「……………」

秋月「…本当に…静かです…」

提督「…そうだな」

提督「……波の音が聞こえるな」

秋月「…そうですね」

提督「………」

秋月「…………」

提督「…秋月、空は好きか?」

秋月「え…?空…ですか?」

提督「…………」

秋月「……私は、いつも空を睨んでいます。敵を倒すために、みんなを守る…ために」

提督「……そうだな」

秋月「……だから、私は…空は、雲は、星は……」

提督「………」

秋月「……………」

提督「………………」

秋月「……だけど」

提督「!」

秋月「……こうして、静かに…誰かと眺める空は……何だか、優しいんです…」

提督「……優しい……か…」

秋月「…はい」

提督「……そうか…」

秋月「………………」

提督「………………」

秋月「……提督」

提督「…何だ?」

秋月「………そ、その……」

提督「………」

秋月「…よ、良かったら……え、と…」

提督「……………」

秋月「…………」

提督「…腹が、減ったな」

秋月「…!」

提督「………何か、食べ物はないものか」

秋月「…提督、それなら……このお握り、どう…ですか?」

提督「……………」

秋月「……………」

提督「…ありがとう、頂くよ」

秋月「………どういたしまして」

提督「……………」モグ

秋月「………………」モグ

提督「…美味いな」

秋月「………はい」

提督「……悪くない夜だ」

秋月「………………はい」

提督「……秋月」

秋月「…はい」

提督「改めて、この間は済まなかった」

秋月「……はい」

提督「…握飯は美味かった、今度一緒に間宮に食べに行こう」

秋月「………はい」

提督「……体調は崩さないようにな。こんな夜に出歩くなんて良くない」

秋月「…………はい」

提督「…………………」

秋月「……………………」

提督「…戻ろう」

秋月「……提督」

提督「……………」

秋月「……どうしてここが分かったんですか?」

提督「…散歩してただけだよ。おやすみ、秋月」

提督「…空が、優しい…か」



直下、好感度上昇コンマ
1〜50は秋月への好感度27にそのまま上乗せ、51〜99は数値の2分の1が上昇分
100なら60上乗せ

コンマ:88
よって好感度は44上昇
秋月への好感度27→27 44=71

提督「………今日は、よく眠れそうだ…」







提督「……っさて、今日も始めるか…」

提督「あれは↓2か…ちょうどいい」

勘弁してくれ…

あ、というか秋月への好感度は28でしたね

訂正
秋月28→28 44=72

提督「…五月雨」

五月雨「あ!提督、おはようございま、きゃっ!」コケッ

提督「!っと…おいおい、気を付けろよ」

五月雨「あ、ありがとうございます提督。あはは、またやっちゃった…」

提督「はは、五月雨は相変わらずマヌケだなぁ」

五月雨「もう!五月雨、そんなにドジじゃないですよ!」

提督「はは…」



提督(……あぁ…ぁぁぁあああ!クッソイライラするぜ…!いつまでもコイツはよぉ…!何だか知らねぇがコイツのいちいちがさぁ…!)


五月雨「…最近、提督は私に構ってくれなくて寂しいです…なんて」ハハ

提督「…済まないなぁ、鎮守府の規模も大きくなってきたし、他の皆の練度も上げなきゃならないからさ…」
提督(初期艦ってだけで何言ってんだよ…!くっそ、昨日のことがあったからって安易にこんな奴に近づくんじゃなかったぜ…!)

五月雨「あはは、そうですか…でも、本当に大きくなりましたねぇ、ここ…」

提督「そうだなぁ」

五月雨「私と提督の二人っきりだったころは毎日が忙しくて…懐かしいですね」

提督「もう随分前だもんなぁ」イライラ

五月雨「…ん?どうしたんですか、提督?」

提督「…何が、だ?」

五月雨「いえ、何だか提督が怒っているような気がして…どうしました?」

提督「俺が?…はは、五月雨はアホだなぁ」イライライライラ

五月雨「そう…ですか?私ならいつでも相談に乗りますから!元気出してくださいね!」

提督「ああ、ありがとう」ニコッ
提督(お前だよ!お前のせいで怒ってんの!何で分かんの!?今俺全力で隠してるよな!何で!?てか何で俺は隠してんの!?意味分かんねぇ!)イライライライラ

五月雨「あ、提督!良ければこれから朝食、一緒に食べませんか!?」

提督「あーすまん、我慢できなかったから朝食はもう食べちゃったんだよ」

五月雨「えぇっ、そうですか…うぅ。久しぶりに提督と一緒にご飯を食べられるかと思ったのに……」

提督「ごめんな、また次の機会に…ってことでさ」

五月雨「…はい、じゃあ、またその時はゆっくりお話ししましょうね!」

提督「……ああ」イライラ

五月雨「そうだ!良ければ今日のお仕事は五月雨もお手伝いしまs

提督「」バァンッ!

五月雨「っ!?」ビクッ

提督「…あ、すまん。虫がいたからさ…あ、そうだ俺この後急ぎの用事があったからさ…それじゃ」

五月雨「あ、提督ちょっと待ってくだ…行っちゃった」

五月雨「……あの頃は楽しかったなぁ…提督」

提督「…またやっちまった…!」

提督「……はぁ」

提督(五月雨か…昔からこうだったわけじゃない…じゃあ…いつからだ?いつから…)


「………あのー…?」

提督「…↓2か」

提督「…舞、風」

舞風「あれー?元気ないぞぅ。おはようございますっ、提督!」

提督「…勘弁してくれ…!」

舞風「…どうしたのさ?」

提督「どうして!」

舞風「へっ!?」

提督「どうして!お前たちは…!いや、俺は…」

舞風「…よく分かんないけど…踊りましょう!踊ればきっと気分も良くなります!」

提督「…そんなわけないだろ。踊りなんかでさぁ」

舞風「舞風「おりょ?提督は踊りは嫌い?」

提督「…ああ、嫌いだ。ついでにお前もな、舞風」

舞風「……へ?」

提督「…聞こえなかったのか?踊りなんかしてると耳まで悪くなるのか」

舞風「あ、っはは!いや、まさか提督がそんなこと言うなんてね!いやー驚いたよ!」

提督「そんなに意外か?心当たりも全くないと」

舞風「い、いやいやそういうことじゃなくって!ま、舞風のこと…って、冗談だよね…?」

提督「そうか、面白い冗談だろ?笑えよ」

舞風「…て、提督?」

提督「どうした、舞風?何か言いたいことがあるのか?遠慮なく言ってみろ」

舞風「ひっ…」

提督「どうした?何かあるんだろ?俺に言いたいことが…言ってみろ…言ってみろよ」

舞風「て、提督…怖いよ…?」

提督「お前いつも踊り踊りってうるさ………っ…………」

舞風「…え、えっと…提督…?」

提督「…………」スゥーッ…フゥーッ…

舞風「………ていとく?」

提督「…フッ!」バチィイン!

舞風「っ!?ちょ、ちょっと何してんの提督!?凄い音したよ!?」

提督「…フゥー…舞風…俺さ、踊りアレルギーなんだ」

舞風「…え、えぇ?」

提督「…あれは俺がまだ16の時だったか…夜道で不思議な踊りを踊るピエロに襲われかけてな…それ以来、あらゆる踊りを体が受け付けなくなったんだ…」

舞風「え、ピエ、え?アレルギー……ふぇ…?」

提督「ってわけでさ…済まない、舞風…俺の前では、出来れば踊りは控えて貰えると…グッ!ゴホッゴホッ!」

舞風「てっ、ていとく!?大丈夫!?」

提督「…ぁあ、ただの発作だ…気にするな」

舞風「発作!?たた、大変だ、えっと、大淀、じゃなくて、明石!?えっとえっと…!?」

提督「大丈夫だ、すぐに収まる…すまないが、もう行ってくれないか…!」

舞風「で、でも提督…!」

提督「いいから!頼むから!」

舞風「うっ、うん!」ダダダ

提督「……行ったか」

提督「…コーヒーでも飲んで落ち着こう」ピッゴトン

提督「ゴクッゴクッゴクッ…っぷは…」

提督「…堪えた…堪えたぞ…!!!」メキメキメキグシャッ


提督「…そうだよ、あいつらだって、悪い奴じゃないんだ…そのはずなんだ…!」

提督「……あれは…↓2?」


※このコンマが40以下だと提督が我慢の限界を迎えます

艦娘:吹雪-コンマ:79

提督「…吹雪?だよな…」

提督「見た感じ一人だが…何をやっているんだ?…あ、こっち来た」



吹雪「ふっ…ふっ……。ふぅ、おはようございます、司令官!」

提督「おはよう、吹雪。何をしてるんだ?」

吹雪「日課の自主トレです!司令官も一緒にどうですか?気分がスッキリしますよ!」

提督「いや俺は…。………いや、そうだな。イライラしててもしょうがない…よし、俺もやるよ!」

吹雪「本当ですか?やったぁ!」

提督「取り敢えず今はランニングをしてたのか?」

吹雪「はい!基礎体力は何より大切ですから!さ、いきましょう!」

提督「…たまにはこういうのもいいか」


・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・


提督「ぜえっ…ぜえっ…おぇっ…!」

吹雪「だ、大丈夫ですか?司令官…済みません、張り切りすぎちゃって…」

提督「いや、大丈夫、大丈夫だ…」

吹雪「いや、でも…」

提督「ぜえっ…はぁ…は、ふぅ…。…よし…はあ、思った以上に体力が落ちてるな…それに引き換え吹雪はすごいな、全然バテてないじゃないか」

吹雪「はい、普段からトレーニングしてますから!」

提督「…ん、偉いぞ」ナデナデ

吹雪「ふぇっ!?し、司令官!?」

提督「…お前は誰よりも真面目で努力家だからな、評価しているよ」

吹雪「あ、あはは…ありがとうございます」

提督「あ、そういえば言いそびれてたな…改二おめでとう、吹雪」

吹雪「あっ、そっか…ありがとうございます!司令官!」

提督「…お、そういえば今着てるその服も改二祝いで俺が買ってきたやつだな」

吹雪「え、えぇぇぇっ!?そうだったんですか!?改二になる時に満潮ちゃんに渡されて…てっきりこれも制服かと思ってました!」

提督「はは、まぁ俺も特に言わなかったしな」

吹雪「確かに司令官はそういう人でしたね…何だか今日はそうでもないですけど」

提督「ああ、最近ちょっとな」

吹雪「へぇ…あ、そういえば最近と言えばちょっと変なことがあってですね…」

提督「変なこと?」

吹雪「ええ、初雪ちゃんが」

提督「…初雪」

吹雪「何か知ってるんですか!?」

提督「…ああ、まぁな」

提督「それで、初雪がどうした?」

吹雪「ええ、それが…あ、ちょうど来ましたよ」

提督「…ん?来たって…」



初雪「ぜぇ…ぜぇ…吹雪…待って……」ヨタヨタ



提督「…なっ…!?」

初雪「……っ…司令、官…」

提督「………」

初雪「……」ペコリ

吹雪「だ、大丈夫?初雪ちゃん。ちょっと休憩した方が…」

初雪「…大丈夫、問題…ない…」ヨロヨロ

吹雪「あ、ちょっと初雪ちゃん待って…って…」



提督「…驚いたな、あいつが走っているところなんて初めて見た」

吹雪「はい、一昨日くらいから急に「一緒にトレーニングする」って言い出して…いくら言ってもやり過ぎちゃうくらいで心配なんです…」

提督「…そうか…」

提督「………」ビッゴトンゴトン

吹雪「…司令官?」

提督「…これ、初雪に渡してやってくれ」スポドリ

吹雪「えっ、いいんですか?」

提督「…ああ、それからこれが吹雪のぶん」スポドリ

吹雪「い、いやわざわざ私の分までなんて!」

提督「いいから受け取れ。冬でも汗はかく、水分補給を怠るなよ。それとトレーニングの後は体を冷やさないようにな」

吹雪「あ、ありがとうございます!」

提督「…そうだな、それからこのタオルも持っていけ。頑張っているご褒美だ」

吹雪「えっ、でもこれは司令官のじゃ…」

提督「やるよ。…さ、はやく初雪に追いついてやれ。倒れられたらかなわん」

吹雪「あっ、はい!それでは失礼します!司令官」

提督「頑張れよー!これからも期待してるぞ!」

吹雪「ありがとうございまーす!」



吹雪「ふふ、そっか…この服司令官が…よしっ、頑張るぞー!」

ハツユキチャーン!

ゼェ…ゼェ…

提督「…そうか、初雪がねぇ…」

提督「…初雪で思い出したな。↓2のところに行くか」

今回はここまで、次回は山雲:50から

そして次回から新しいシステムを導入しようと思います

提督ストレス度
各区切りごとでの出会った艦娘の合計コンマ数により提督のイライラがマッハ、その時点で出会った艦娘を泣かせにかかります
その値は
・直前の一回と合わせてコンマが50以下の場合
-(コンマ24の艦娘に遭遇→コンマ25の艦娘に遭遇:合計49により提督爆発、25の方の艦娘にキレる)
・直近3回の合計が100以下の場合
-(コンマ50→コンマ14→コンマ20:合計84により提督爆発、20の艦娘にキレる)

とさせて頂きます

かなり分かりにくい説明だと思うので分からない部分があれば質問して下さい

ではまた次回









あと正直舞風は泣かせたかったと後悔している。多分そのうちIfの小ネタで泣かせる

ここまで出会った艦娘


アケボノ:7
卯月:23
加賀:25
五月雨:25
舞風:25
鈴谷:26
春雨:31
初雪:37
熊野:37
文月:41
金剛:44
瑞鶴:47
如月:64
天津風:64
翔鶴:70
秋月:72(28+44)
初霜:74
霞:75
浜風:75
吹雪:79
満潮:84
望月:87
赤城:91
朝潮:99
荒潮:99





片手間なんでゆっくりになるけどぼちぼち始めますかね

提督「…ここにいたか、山雲」

山雲「あらー、司令さん。おはようございまーす」

提督「ああ。今朝は朝雲と一緒じゃないんだな」

山雲「それがー、朝雲姉は眠いって言ってー、また寝ちゃったんですー」

提督「そうか…それで、朝から畑いじりか」

山雲「はいー。ラバウルで教えてもらった家庭菜園、司令さん、許可してくれてー、ありがとうございまーす」

提督「小規模とはいえ放置されてるままの畑なんて気分の良いものではないからな…君がいなかったとしてもそのうち私がやっていたさ」

山雲「じゃあー、司令さんも一緒にやりますー?」

提督「…いや、だが私はそういうのに詳しいわけではないからな…」

山雲「そういわずにー、はい、これスコップですー」

提督「………」ザクザク

山雲「そういえば司令さんー。山雲を探してたみたいですけどー、どうしたのー?」

提督「…ん、ああ…そろそろ君が着任してから一ヶ月経つからな…そろそろ馴染んだかと思ったが…」

山雲「はいー。もう早いものは食べられるくらいに実りましたよー」

提督「いや、畑のことではなく…」

山雲「私は朝雲姉がいればー、それでいいのー」

提督「…そうか、君がそれでいいのなら別に構わないが…」

山雲「はいー。あ、でもー、友達もちゃんと出来たんですよー」

提督「それならば良かった」

山雲「大井さんとかー、龍田さんとかー、気が合うんですよー」

提督「…それは………まぁ、いいか」

提督「…おや、もうこんな時間か」

山雲「あらー、本当ねー。マルキュウーマルマルー!今日のお昼はねー、朝雲姉とー、デートなのー!デート…いいでしょー?楽しみー♪」

提督「…そうか、ではこのあたりで切り上げるとしよう」

山雲「司令さーん、朝から手伝ってくれてー、ありがとうございましたー」

提督「ああ。…しかし、一人でここまでやってたのか…驚いた」

山雲「あ、そうだー、司令さん、これ持っていってー。今朝採れたばっかりの新鮮な野菜ですー」

提督「む、ありがたく受け取るとしよう」

山雲「それでは司令さん、行ってきまーす!」

提督「大井…龍田…いや、深くは考えないでおこう」

提督「おや、あれは↓2」

提督「…散歩かね、大和?」

大和「あら、提督…おはようございます」

提督「ああ、先日の大規模作戦の時はご苦労だった」

大和「ありがとうございます。提督、今日の作戦行動はどうなされます?」

提督「今日は第三艦隊が遠征に、それと演習の予定があるが…特別君に任せることはないな」

大和「…そう、ですか…。済みません、私、戦闘以外ではお役に立てずに…その戦闘でも、大量に資源を使っちゃうから…」

提督「気にすることはない。君にはそれに見合った戦果を貰っている」

大和「そう言っていただけると、助かります」

大和「…そういえば、ここ数日提督の様子がおかしいと言っていた子が何人かいましたが…」

提督「…何と言っていたか教えてもらえるか?」

大和「それが、皆言っていることがバラバラで…しかし、こうして話していても提督は特別お変わりありませんね」

提督「君はそう感じるか」

大和「はい…話に聞いた程の酔狂な感じはあまり…強いて言うなら、ほんの少しだけご機嫌が良さそうに見えます」

提督「…ふむ、なるほど。…まぁ確かに君には期待しているからな」

大和「…大和はお荷物ではありませんか?」

提督「冗談を言うな。君がいてくれると心強い。これからもよろしく頼むぞ」

大和「…はい!お任せください!」

提督「大戦艦大和…もう慣れたと思ってはいたが、少し身構えてしまうな」

提督「…さて、一旦執務室に戻るか」






提督「…ふぅ…やはり一人は落ち着くな…ここ数日、感情の起伏が不自然な気がする…もしや私は精神の疾患でも抱えているのか…?」

コンコン

提督「入れ。…↓2か」

艦娘:大鯨-コンマ:92

大鯨「失礼しますね」

提督「っとと、大鯨だったか。おはよう」

大鯨「おはようございます」ニパッ

提督「今茶をいれる。そこに座って待っててくれ」

大鯨「そんな、お構いなく…」

提督「いいから、ゆっくりしていってくれ」

大鯨「…まぁ、提督がそう言うなら…」




提督「…はい、取り敢えずここにあった一番上等な奴だ。味は保証する」

大鯨「えっ!?そんな、私なんかが貰っていいものじゃ…!」

提督「そう言うと思ったよ。そんな控えめなところが大鯨の魅力だな」

大鯨「ふぇっ!?て、提督!?」

提督「…ま、その立派な上部装甲は控えめとは言い難いがな」

大鯨「も、もう、提督!」

提督「はは、すまんすまん」

大鯨「食堂で聞いたのはこういうことだったんですね…まったくもう」

提督「驚かせて悪かったな、それで、今日はどうしたんだ?」

大鯨「あっ、はい…今朝食堂で提督のお姿が見えなかったので…はい!大鯨特製、朝ご飯ををお持ちしました!」

提督「確かに今朝は何も食べていないが…わざわざ作ってきたのか?」

大鯨「はい!提督がお腹を空かせてはいけないと思って!」

提督「別に俺は食べなくても大丈夫だぞ?」

大鯨「もう!そんなこと言っちゃダメですよ提督!提督が倒れたら皆悲しむんですから!」

提督「…そうか。ありがとう大鯨、君みたいな美少女に朝食を作ってもらえるなんて、俺は幸せ者だ」

大鯨「なっ、なな…っ!もぉぉおお!」


提督「はは、大鯨は初心で可愛いなぁ」

大鯨「…提督ったらそうやって…!誰にでも言ってるんですよね?良くないですよ!」

提督「いや?俺は世辞は言わない。本当にそう思った奴にしか言わないよ」

大鯨「……っ…ズルいです…そんなの…」

提督「…ん、美味いなぁこれ!」

大鯨「そ、そうですか。そう言っていただけると嬉しいです!」

提督「いや本当、これなら毎日でも作って欲しいくらいだ!」

大鯨「て、提督がそう仰るなら…私は…」

提督「あ、そうだ…これだったらアレも料理してもらえば良かったな」

大鯨「あれ?何ですか?」

提督「さっき山雲と少し畑弄りをしてな。その際に貰ったんだ。俺が見てもわかるくらいには新鮮だぞ」

大鯨「あら!素敵ですねぇ…良ければ、軽くサラダにでもしましょうか?」

提督「いいのか?」

大鯨「ええ、一緒に食べましょう♪」

提督「…そうだな、じゃあ頼む」

大鯨「では朝ご飯を食べながら少し待っててくださいね〜」



大鯨「お待たせしましたー!」

提督「お、待ってたよ」

大鯨「済みません遅くなって…少し凝りすぎちゃいました」

提督「おお…確かに凄い出来だ…!食べてみてもいいか?」

大鯨「はい、どうぞ」ニパッ

提督「いただきます…うん!やっぱりすごく瑞々しくて美味い!大鯨も食べてみろよ、ほらあーん」

大鯨「て、提督!一人で食べられますから!」

提督「そう言うなって、ほら、あーん」

大鯨「……もぅ…あー…ん、ん……美味しいですね」

提督「だな!」

提督「いやーこうしてると新婚の夫婦みたいだな」

大鯨「夫婦って…!」

大鯨(私と提督が夫婦…新婚…私が毎朝ご飯を作って、提督を見送って「行ってらっしゃい」なんて言って…なら娘は潜水艦のみんなで…)

大鯨「ぁ……ぁあ…」

提督「た、大鯨?どうした?」

大鯨「ぁあ…はっ!?な、何でもありませんよ!」

提督「大丈夫か?様子がおかしかったが…」

大鯨「大丈夫!大丈夫です、さ、食べましょう」

提督「あ、ああそうだな…」


大鯨「それでは…はい、あーん」


提督「…ん?」

大鯨「ほらあなた、あーんして下さい。あーん」

提督「……大鯨?」

大鯨「何ですか?ほら、あー……。……?…………!?」

提督「…………えっと…空想にのめり込みすぎちゃったのかな?ま、まぁ俺もそういう時あるし…な?」

大鯨「あ、ああぁあぁあ…!?」カーッ

提督「だ、大丈夫だって!ほら、学校で先生のことお母さんって言っちゃうようなアレだろ!?何ともないから気にするなって!な、大鯨!?」

大鯨「ぁぁあ……い、いやぁああああああっ!」ダダダダダッ!

提督「大鯨、待っ…!」



提督「…………」ポツーン…

提督「……サラダうめぇ」

提督「正直『あなた』呼びは滾った」

コンコン

提督「はいはい。…お、↓2か」



言い忘れてましたがコンマが一桁だった場合即キレます

理解力が無くてすまない
今回RJのコンマが低めだけど、>>537のルールではあまり関係はない?

ちょっとしか更新できてませんが今回はここまで
次回は龍驤:29から

また次回

>>579
提督が限界を迎える条件として

・好感度コンマが一桁(曙)

・連続した艦娘の好感度コンマの合計が
直近2回のコンマの合計(今の状況でいうと大鯨と龍驤の二人)が50以下である

または

・直近3回のコンマの合計(今の状況でいうと大和、大鯨、龍驤の3人)が100以下である

これらのうちどれか1つでも満たしてしまった場合、ということになります

つまりコンマが一桁でない限り、低コンマ=即ギレというわけではないです
ですが、やはり低コンマを引くとそれだけ危ない状態になります
今の状態では大和と大鯨のコンマが高いのでなんともありませんが、龍驤の後に連続して低コンマを引くと危ないです

分かりにくくて済みません。ってかこれでも全然上手く説明できてない気が…

今晩も始めますがその前に一つ連絡しておきたいことが
明日から2週間の間、私情で忙しくなるため更新の時間があまりとれなくなれます
1日に艦娘一人分か、それすらも出来ない、そもそも更新出来ない日も出てくると思います

そういうわけですので2週間の間はご了承下さい

艦娘:龍驤-コンマ:29

提督「お、…って、龍驤」

龍驤「何やうちやったら悪いんかいな」

提督「べっつに、もっと胸の大きい娘だったら歓迎なんだがな」

龍驤「何やキミ喧嘩売っとるんか!」

提督「知るかよ、そんで何の用だ。とっとと済ませ」

龍驤「…ほっほ〜ん、確かに赤城たちの言うとった通りやなぁ」

提督「…赤城たちだと?」

龍驤「赤城と加賀の二人や、何や提督がおかしいことなっとる言うとったから見に来たんや」

提督「…つまり冷やかしか」

龍驤「そゆことや、いやぁその感じやとうち嫌われとうみたいやなぁ」

提督「…………」

龍驤「黙り込んだって丸わかりやで。提督ってこんな分かりやすかったかいなってくらいな。もしかしてそれもわざとやっとる?」

提督「…お前は、嫌われてるって分かってるのに良く噛み付けるな」

龍驤「ん?そりゃあ伊達に関西人やないしなぁ…黒潮とかもそうなんちゃう?まだ話してへんの?」

提督「ああ。それはそうとご存知の通り俺は最近おかしいらしいんでな。とっとと出てけ」

龍驤「そうは行かへんで、折角本音が聞けるんやから語り合おうや」

提督「お断りだ、プライベートでお前と話すことなんて何もない」

龍驤「うちがあるんや。そうむくれんと話に付き合うてや」

提督「壁とでも話してろ」

龍驤「そりゃ名案やな、なぁ聞いてくれよ龍驤、うちなこの間〜、って誰が絶壁やねん!」

提督「…………」

龍驤「ってシカトかい!自虐ネタって結構しんどいんやからな!」

提督「…すまん、漫才はよく分からないんだが今のは何が面白いんだ?」

龍驤「なっ…」

提督「…まぁそもそもエセ関西人であるお前にはそう期待するもんでもなかったか」

龍驤「エ、エセェ!?キミ今言うたらアカンこと言うたで!」

提督「事実そうだろ。何でそんな喋り方してんのか知らないが、そんなに笑いがとりたきゃ艦娘やめて芸人でもやってろ。ほら分かったら出てけ、冷やかしなんかされて俺は気分が悪いんでな」

龍驤「ちょ、ちょっと待ってや!最後に1つだけ聞かせてや!」

提督「…何だ?」

龍驤「キミ、本気で加賀のこと嫌っとるわけじゃ…ないんよね?…ね?」

提督「…世辞や方便は言うつもりは無い。加賀には悪いが俺は彼女のことが苦手だ」

龍驤「…そっか…んじゃもひとつ最後にうちからや」

提督「……言ってみろ」

龍驤「……っ提督の、アホぉぉぉおお!」ダダダダダ!

提督「…普通嫌われてる相手に会いに来るかねぇ…はぁ」

提督「↓2のとこでも行くか…」

提督「調子はどうだ?長門」

長門「む、提督か。いいのか?こんな時間にフラついて」

提督「ああ、仕事なら余裕はある。心配するな」

長門「そうか、なら良い。私も今入渠を終えたところでな。暇していたんだ」

提督「そうか。…今が夜なら酒の席にでも誘ったんだがな」

長門「ほう?今まで誘いがなかったから提督は1人で飲むのが好きなのだと思っていたが」

提督「たまには誰かと飲みたくなることもある」

長門「そうだな、もっともだ」

長門「それで、今日は何の用でここに?」

提督「散歩ついでに報告を聞きにな。MS諸島はどうだった?」

長門「最奥の敵に攻撃することは出来たがまだ状況は良くないな…今回の作戦は長引きそうだ」

提督「そうか、しかし他の鎮守府からの出撃もある。そう急ぐ必要はないさ」

長門「この長門がありながら…申し訳ない」

提督「気にするな。お前はうちの主力戦艦として良くやってる」

長門「半端な情けなら要らんさ」

提督「可愛げのない奴だ」

長門「…貴様について何のと語っていた艦娘が幾人いて、何のことかと思ったが…なるほど、こういうことだったか」

提督「悪い意見の方が多かったろ?」

長門「さぁな、貴様は気にしなくていい。ただ胸を張っていろ」

提督「……おう、ありがとう」

長門「何、礼なんていらないさ」

提督「…なら、今回の作戦のMVP殿に餞別だ。受け取れ」ゴトッ

長門「これは…?…おいおい、いいのかこんな上等な酒」

提督「気にするなら瓶だけ返してくれ。もともと飾る用に買ったものなんでね」

長門「…では、これは貴様と飲む時のために残しておくとしよう」

提督「俺のことはいい、陸奥とでも飲むがいいさ」

長門「そういうな。貴様だって酒に溺れたい時もあるだろう…そういう時の為の、コレだ」

提督「そういう時は1人で飲みたいんだがね」

長門「相談しろって意味だよ。唐変木め」

提督「そりゃありがたいお言葉だ。それでは失礼する…ありがとう」バタン

提督「誰かと酒か…そういえばこの鎮守府ではそんなこともしたことなかったな」

提督「ん、あれは↓2だな」

絶許

俺は皆の戸惑いながらも嬉しさを隠しきれない、そんな笑顔を書きたかっただけなんだ…

それはそうと、現状安価スピードが加速しすぎていて、自分なら取るのを諦めるレベルなので
現在のやり方で良い。という人には悪いですが次回から試験的に時間安価を導入してみることにします

ではまた次回

あぁそうか時間安価だとコンマが
コンマは別にしてもいいけどそしたらテンポ悪くなるだろうし
ぬぬぬ…無難に↓2の数字増やしてもいいけど余分にスレを消費しそうで…


あ、今晩は多分更新ないです
ぽいぽい泣かせるとか心痛すぎて

そろそろ始めます。
それと、安価に関しては少し特殊ですが考えてきました
安価を出す時は「このレスから1分後(00:01:00.00後)にマル番目に近いもの」という形式にしようと思います
これなら満遍なくコンマがバラつくだろうし時間的にも少し余裕を持てると思うので
ご理解をば

それと、夕立ですが…ある程度書いてエンジンがかかってないと難しいので今回の更新の最後に書かせてください。済みません

なので新しい安価について慣れて頂くため、もう一度艦娘安価を取ります

艦娘安価兼コンマ:このレスから丁度5分後に2番目に近いレス


(普段は1分後程度にしようと思いますが今回が初めてだし突然なので少し時間を空けます)

艦娘:神通-コンマ:33

提督「…なんだ、神通か」

神通「あら…提督。こんにちは」

提督「…ああ、遠征から帰ってきていたのか」

神通「はい…その報告にと思いまして…提督を探していました」

提督「ご苦労…報告書だけ受け取っておく」

神通「えっ…あ、はい…」

提督「………いつもより、持ち帰ってきた資源の量が少ないな、これは?」

神通「…それは……済みません。私が渦潮に飲まれかけまして…その時に少し落としてしまいました」

提督「…チッ…まぁいいだろう。そんな時もある」

神通「…済みませんでした」

提督「…神通、君はこの鎮守府の中でもかなりの古参だったな」

神通「…?……はい」

提督「最近は出撃も減ってきた。ここも様々な艦娘が増えてきたからな…」

神通「…はい」

提督「…『それでもいつか必ず自分の力が必要とされる日が来る』…なんて悠長なことを考えてはいないだろうな」

神通「っ…!?」

提督「安心しろ、深い意味はない。…が、くれぐれも留意しておけ。俺はお前が思っているよりも薄情な人間らしいからな」

神通「…提督、何故そんなに…」

提督「話はここまでだ…明日にもまた遠征を頼む。それではな」スタスタ

神通「……っ提督!」

提督「………」ピタッ

神通「…提督……あの、その、あのっ…………ごめんなさい、何でも、ないです…」

提督「………」スタスタ




神通(……何故そんなに、辛そうな顔をしているんですか…)


提督「………………はぁ…」

提督「……あれは…」

艦娘安価兼コンマ:このレスの1分後から2番目に近いレス

艦娘:榛名-コンマ:95

提督「………っ!…榛名ァァァアアアアア!」

榛名「…え?て、提督!?」

提督「ヒャッハァァアアアア!」スカートバッサァ!

榛名「………へ?」

提督「…なるほど…榛名はこんなのを…興味深い」

榛名「…いっ、いやぁぁぁぁああああっ!」バチィィイイン!

提督「ありがとうございますっ!!」



・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

榛名「い、いきなり何するんですか提督っ!」

提督「いや…正直マジごめん…何か我慢出来なくなって…」

榛名「…何だかいつもと様子も違いますし……はっ!?もしかしたら偽物!」

提督「いや俺は…いや、それだったら俺に皺寄せ来ないしそれでも…」

提督「や、でもちゃんと見てくれよ。俺はちゃんと俺だろ?」

榛名「榛名は騙されません!見た目が全く同じなんて艦娘界では珍しくもありません!」

提督「いや俺は人間なんだけど…まぁいいか、食堂で話そう。丁度昼時だし」

榛名「分かりました。本物の提督の場所を教えてもらいますからね」

・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

榛名「…それで、あなたは誰なんですか」

提督「…モグモグ…誰って……モグモグ…さっきも言った通り…」

榛名「ご飯を食べながら話したらめっ、ですよ。お行儀悪い」

提督「……モグモグ……モグモグ…」

榛名「…ちゃんと分かってます」

提督「…モグモグ……モグモグ…」

榛名「返事はちゃんとしてください!」

提督(理不尽可愛い)

いや何か安価複雑だからいちいち待機すんのめんどいしもういいかなって。文が面白いから楽しめるし

提督「…ゴクン……ちゃんと分かってるよ。…で、俺は間違いなくこの鎮守府の提督だよ。榛名の事が大好きな提督」

榛名「なっ!?ななな…て、提督はそんにゃこと言いません!」

提督「そんにゃこと可愛い」

榛名「噛んだだけです!何ですかさっきからもう!」

提督「榛名も早く食べなよ。冷めるぞ」

榛名「…はい」モグモグ

提督「確かにいつもとは違うけど俺は俺だよ。何なら榛名の部屋のぬいぐるみの名前を全部当ててもいい」

榛名「ングッ!?な、何故それをっ!?」

提督「はいそこ食べながら話さない。…前に金剛から聞いたんだよ。榛名にプレゼントを贈りたいけど何がいいかって」

榛名「モグモグ…ゴクン…え、プ、プレゼント…?」

提督「ああ、前に榛名が北方棲姫討伐作戦のMVPになった時のヤツ…まぁ一応軍から褒賞品が出るからって誤魔化したけどさ」

榛名「じゃ、じゃああの時のって…」

提督「ああ、俺からの個人的な物だ」

榛名「何でそんなことを…?」

提督「何でって言われてもなぁ…活躍してくれたんだからそんくらいしてやりたいもんなんだよ」

榛名「……だからって、そんな迂遠なことをせずに直接聞いていただければ…」

提督「あーいや、そういうのじゃないんだ」

榛名「えっ…?」

提督「ほら、なんて言うか…やっぱ喜んで欲しかったからさ…驚かすためにはサプライズ的にした方が都合よかったし…な?」

榛名「…提督は優しいのですね。榛名にまで気を遣ってくれて」

提督「…いや、それは違う。……俺は榛名だから喜んで欲しかったんだ。誰にでもそんなことはしない」

榛名「……そんな、榛名には勿体無いです」

提督「…そう自分を卑下するな、榛名。…俺はお前をとても魅力のある女性だと思う。もっと自信を持っていいと思うぞ」

榛名「……ありがとう、ございます」

提督「…あー、何かこう正面切って言うとその…気恥ずかしいな」

榛名「…ふふっ、変な提督」

提督「あ、いや、俺は偽物じゃないぞ?」

榛名「分かってます。それでは、榛名は失礼しますね」

提督「…ん?もう行くのか?」

榛名「はい。何だか部屋のぬいぐるみが見たくなっちゃいました」

提督「そっか。それじゃまたな、榛名」

榛名「はい!それでは提督、ありがとうございました!」タタタ…

>>699
申し訳ない…申し訳ない…試験的なものなので不評ならば戻すことも考えます


提督「喜んでくれてるようでよかった。正直セクハラでお縄くらってもおかしくなかったけど」

提督「…ん、ここは【安価】の部屋か…入ってみるか」

艦娘安価兼コンマ:このレスの1分後から2つ目に近いレス

艦娘:比叡-コンマ:32

コンコン

提督「…失礼する」ガチャ

比叡「うーいどちらさ…っ・ぇ司令!?ちょ、ちょっと待って下さい今部屋が散らかってて!」

提督「じゃあいいや、失礼した」バタン

比叡「ひぇぇええっ!ちょっと待って司令!」ガチャッ!

提督「うるさい」

比叡「ヒエー…」

提督「…ふん、しかしチラッと見えたが随分散らかった部屋だったな」

比叡「いきなり押し掛けてきて言いますね司令…!」

提督「勝手は承知の上で言うがお前はだらしがなさすぎる。…以前からその節が見えてはいたが…ここまでとはな」

比叡「あ、こういうのさっき見ましたよ司令!嫁・姑問題ってヤツですよね!」

提督「………」




提督「…なるほど、今も部屋の中から聞こえてきてる音はテレビか」

比叡「はい!司令も一緒に見ます?」

提督「結構だ。うるさくて仕方がない。俺はテレビは嫌いなんだ」

比叡「あれ?でも前は一緒に見ましたよね?」

提督「あの時は我慢してた…わけでもないが最近嫌いになってな」

比叡「どうして?」

提督「知るものか。お前だって嫌いなものの一つや二つあるだろう」

比叡「ん〜…何かこういうのってパッとは思いつきませんよね、あはは…」

提督「…チッ……お前は能天気でいいな」

比叡「司令って結構神経質っぽいですもんね、嫌いなものとかってやっぱ多いんですか?」

提督「…あぁそうだな。うるさいのは嫌いだ」

比叡「ひぇぇえ!それって私のことですかー!?」

提督「………」

比叡「ノーリアクション!?」

提督「…はぁ…お前は嫌いとかじゃなくて話してて疲れるんだよな…」

比叡「あ、そうだ司令、ちょっと待っててください!」バタバタ

提督「お前話聞いてないだろ」イラッ

・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

比叡「はい!どうぞ持って行って下さい!」

提督「…精神安定剤、睡眠導入剤、栄養ドリンクに飴……何だお前メンヘラか?」

比叡「失礼ですね!……ただ」

提督「ただ?」

比叡「…あー、やっぱ何でもないです!あはは!」

提督「…何だそりゃ」


比叡「ほら、とにかく持って行って下さい!また必要になったら来てもいいですから!」

提督「いらねぇよこんなヤクみたいなの。もう二度と来ないし多分」

比叡「ひぇぇええっ!」

提督「うるさい。…ま、取り敢えずこの分だけは貰ってくよ。ありがとさん」

比叡「何だかお礼が投げやりですよ司令!」

提督「どうでもいいだろンなもん。じゃあな」

比叡「あ、司令!」

提督「何だよ?」

比叡「何だか様子が変ですけど…私はそっちの司令の方が話しやすくて好きですよ!」

提督「じゃあ話してて分からなかったのか?俺はお前が好きじゃないんだが」

比叡「ひぇぇええっ!?そうだったんですか!?」

提督「……はぁ」スタスタ



比叡「…ただ、艦娘なんてやってると、たまにどうしても不安で潰れそうな夜が来るんですよ、司令……」

比叡「……なんて!柄にもないこと言っちゃうとこだったなー!あはは!はは、は…」

比叡「………司令も、そうなのかな…」

夕立を始める前に夕立の後の艦娘安価

安価とった後に夕立をやって今日は終わります

艦娘安価兼コンマ:このレスの1分後から2番目に近いレス

艦娘:夕立-コンマ:5

提督「…………」

夕立「あ!提督さん!こんにちは!」

提督「…………」スタスタ

夕立「…っぽい?提督さん!ちょっと待つっぽい!」

提督「………」スタスタ

夕立「提督さん!?聞こえてないっぽい?てーいとーくさーん!」

提督「…るっせぇな聞こえてるっての」

夕立「あ!提督さん聞こえてるっぽい?意地悪っぽい!」

提督「…………」イライライライラ

夕立「夕立、遠征から帰ってきたっぽい!」

提督「知ってるっつの、もう神通が報告にきた」

夕立「あれ、そう?ならいいっぽい!提督さん!一緒に遊びましょ!」

提督「お断りだバカ」

夕立「っぽい?提督さん疲れてるの?」

提督「てめぇこそさっき遠征から帰ってきたばっかだろうが…補給して寝てろ」

夕立「夕立、提督さんと遊びたくて探してたっぽい!提督さん、だから遊びましょ!」

提督「よくそんなこと言ってられるな。今回お前たちは遠征失敗したんだぞ?その辺どうなんだよ」

夕立「うっ…それはごめんなさい…でも、提督もご機嫌斜めっぽい…?」

提督「原因もわからねぇのかよ…!大体今回は神通がミスこいたらしいがてめぇだってこれからのことを考えて…」

夕立「え…?遠征の失敗は神通さんのせいじゃないよ?」

提督「…あ?」

夕立「夕立が渦潮に飲まれかけたのを神通さんが助けてくれたの!だから失敗したのは夕立のせいっぽい…ごめんなさい」

提督「じゃあ何か…今回遠征が失敗した原因はてめぇで、神通はてめぇを庇うためか何か知らねぇが嘘こいたってことか…?」

夕立「…っぽい」

提督「」ブチッ

夕立「で、でも神通さんは別に悪くないっぽい!」

提督「……黙れ」

夕立「夕立がミスしちゃったのを庇ってくれたから資源はちょっとだけ落としちゃったけど、次からは気をつけるから…」

提督「黙れっつってんだよ糞餓鬼!」

夕立「」ビクッ!

提督「ふざけてんのか?おい…前々から思ってたんだわ、てめぇは勝手な行動が目立ち過ぎるんだわ」

夕立「て、提督さん…?」

提督「…てめぇを艦隊に組み込むといつも同じ苦情が来るんだわ…『独断先行が過ぎてこっちまで危ない』ってな」

夕立「そ、それは…」

提督「てめぇのせいで仲間が危険に晒されてるっつってんだ、何か思うとこあんだろ?」

夕立「ゆ、夕立は…」

提督「おい言ってみろよ!てめぇのせいで!仲間が沈む危険にさらされてんだよ!」

夕立「っ…!」

提督「今回失敗したのもそう!それ以前にも何かあるんじゃねぇの!?思い出してみろよ!」

夕立「夕立はそんなつもりで…!」

提督「そりゃそうだろうなぁ!でもそれが一番タチが悪いんだわ!あーあー神通もこんな奴仲間なんて迷惑で嫌がってるだろうなぁ!なぁてめぇもそう思うだろ!おい夕立!」

夕立「っ!め、迷惑…?」

提督「そう!迷惑なんだよてめぇは!皆の邪魔してんだよ!お前のせいで!…考えたことあるか!?ちょっとでも自分のやってることがどれだけ危ないことかさぁ!」

夕立「ちが、違う…夕立はそんな…!」

提督「『違うんですぅ〜。皆の為を思って戦ってきたっぽい〜』ってか!?馬鹿かてめぇは!そんなんてめぇの自分勝手で!その実周りからは鬱陶しがられてるかもしれねぇなんてさぁ!さいっこうに笑いもんだよなぁ!」

夕立「あ…あぁぁああ…!」

提督「…はっ、ついでにいいこと教えてやるよ。なぁ、なんでてめぇそれでも自分が解体とかされてねぇか分かるか?」

夕立「あ…ぁ、あ…?」

提督「…時雨だよ」ニタァ

夕立「!!」

提督「いやぁあいつは賢いよなぁ、てめぇもあいつくらい考えるっつーことが出来ればいいんだが…こんな狂犬に言うだけ無駄か」

夕立「時雨に何を…!」

提督「いやぁ?俺はまだ何もしてねぇよ…ただあいつが前に俺のとこに頭下げに来てな…『夕立は少し問題があるかもしれないけど、根はいい子だからお願い』ってさぁ!てめぇは姉妹艦にまでそう思われてたわけだ!笑えるなぁ!」

夕立「で、でも提督さんは時雨に酷いことするような…そんな人じゃないっぽい!」

提督「…あ?まだわかんねぇかなぁ…!だからさぁ!」ガンッ!

夕立「ひっ…」

提督「てめぇのせいでこうなってるって何度言えば分かるんだよ!同じ艦隊の連中も!姉妹艦も!誰もお前のことなんざ必要としてないんだよ、夕立!!」

夕立「…え…?」

提督「周りはてめぇに振り回されてウンザリしてんのにその真ん中でてめぇはぽいぽい遊んでるわけだ…皆お前にいなくなって欲しいとか思ってるんじゃないのか!?えぇ!?」

夕立「そんな…そんなこと…!」

提督「ないって言い切れるか?周りの連中の顔を思い浮かべてみろよ。てめぇの顔なんざ見たくねぇっつってる奴がいたんじゃねぇのか?てめぇが気付かなかっただけでさぁ!」

夕立「て、提督…さん…夕立は…どうすればいい、の…?」

提督「…てめぇで考えて海に沈むなり何なり勝手にしろ。何が『ソロモンの悪夢』だ、俺にとってもてめぇの存在が悪夢そのものだよクソが」

夕立「……ぁ……」ポロポロ

提督「これは驚いた。悪夢様でも泣くんだな」

夕立「て、てい、とくさっ…捨て、捨てない、でっ…なん、なんでも…する、から…ぁぁ、あ…!」ポロポロ

提督「捨てはしねぇよ、これまで通り遠征にも行け。神通や時雨に感謝しろ」

夕立「うんっ…うんっ…!!」

提督「それと、最後に一つ。……二度と近寄るな、悪夢が」

夕立「……あく、む…」

提督「…チッ…………」スタスタ



夕立「…て、いとく、さん…夕立は……あ、ぁぁあああ…!」

夕立「う、ぁああ…!っぐ…ぁぁああああああ!うわあぁぁああぁぁあん!ぁぁあぁあ…!ひっ、あ、ぁぁあああ……」

夕立「ごめん、なさい……ごめんなさい……ごめんなさっ、ぁぁああ……!」

……今回はここまで、やっぱ無理だった…済みません…

あ、それと別に夕立は嫁でも何でもないです、はい。
単純に白露型は泣いてるとこ考えられないor不憫で考えるのが辛いってだけです

でも白露型は駆逐の中で一番エロいと思う。また次回

次回は島風:22から
心を折りに来る低コンマ…
ちなみに私の嫁は空母が1人と重巡が2人です



【今までの被害者】
夕立:5
曙(喜):7
島風:22
卯月:23
加賀:25
五月雨:25
舞風:25
鈴谷:26
春雨:31
比叡:32
神通:33
初雪:37
熊野:37
文月:41
金剛:44
瑞鶴:47
山雲:50
大和:55
如月:64
天津風:64
長門:65
翔鶴:70
秋月:72(28+44)
初霜:74
霞:75
浜風:75
吹雪:79
満潮:84
望月:87
赤城:91
大鯨:92
榛名:95
朝潮:99
荒潮:99


ではまた次回

提督「人生には無数の選択肢がある。だが正しい選択肢など一つもない」
古鷹「…全部間違いなんですか?」
提督「違うよ。選んだあとで、それを正しいものにしていくんだ」




夕立救済はよ

提督「…今日は…もう休もう……何なんだ一体……」

・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

提督「…全く寝付けなかった……クソっ…はぁ…行くか…」




島風「〜♪」

提督「…」ピクッ

島風「おっお〜」テクテク

提督「島風ェッ!」グイィッ!

島風「お″うっ!?」

提督「お早う、朝から随分と挑発的な服装だな」

島風「てっ、てーとくさん!?痛い痛い痛い放して!」

提督「痛いのか?お前も前にこの下着の紐の部分を引っ張ってたからコレが気持ちいいのかと思ったんだがな」グイー

島風「そんなわけないじゃないですかぁっ!島風、そんな変態さんじゃないもん!」

提督「ほーん…それはどうか…なっ!」バチーン!

島風「オウッ!?いったぁい!島風のお尻叩きましたね!?」


提督「お前がそんな格好してるから悪いんだろう、がっ!」バチーン!

島風「んぅっ!わ、分かりましたから!だから放して下さい!さっきから食い込んで…!」

提督「ならん。これはお前への罰だ。普段から勝手な行動が過ぎる島風へのな」

島風「ごめんなさい!反省しますから!」

提督「本当か?」グイッ

島風「んっ…!ほ、本当です!反省しましたって!今度から勝手には動かないから!」

提督「そうか…なら、その言葉を信用することにしよう」

島風「ほっ…な、なら放して…」

提督「これで勘弁してやる」バシーン!

島風「ん…っあ!はっ…はっ…」

提督「最後の一発は俺の個人的なモンだ。これに懲りたらくれぐれも反省するんだな」

島風「て、てーとく…今日はどうしあんですか…?」サスサス

提督「別にどうもしねぇよ。俺のことよりお前は自分のことを心配するんだな」

島風「私のこと…?」

提督「お前、友達少ないだろ」

島風「」ビクッ

提督「もっと周りに馴染む努力をしろ、マイペースなのは結構だが…孤立しちゃいざというとき誰も助けてくれねぇぞ」

島風「…別に…連装砲ちゃんがいるし…」

提督「島風、立って後ろを向け」

島風「え…?は、はい」クルッ

提督「ふん」バシーン!

島風「ぉうっ…!んっ…て、てーとく!」

提督「今のはお前のことを心配してくれてる天津風の分だ。チッ…数少ない友達にまで心配かけるなんざ何考えてんだ」

島風「…あっ…天津、風…」

提督「じゃあな。次会う時までにその服装はどうにかしとけ。じゃなきゃひん剥いて犯す」スタスタ

島風「あっ…てーとく!…行っちゃった」




島風「…いたた…てーとく本気で叩きすぎ…んっ…」サスサス

島風「…でも、何だか……これ…痛いけど…」

提督「……………」ズーン…

提督(やっちまったやっちまったやっちまった……艦娘に手出すとか…しかも何つったよ俺最後…ぁぁぁあああ)

提督「…っ、おぇっ…くそ、気分悪い…」

?「…だ、大丈夫ですか?」



艦娘安価兼コンマ:このレスの2分後から2番目に近いもの

http://imgur.com/DBG3Qdk.jpg
多分これでいいはずっぽい

艦娘:時雨-コンマ:55

時雨「だ、大丈夫かい、提督?」

提督「時雨、か…っうぉえっ…!?」

時雨「うわっ、どうしたんだい?本当に体調が悪そうだ…」

提督「…っ…気にするな……薬もあるし、すぐに大丈夫になる」

時雨「じゃあ僕は水を持ってくるよ。そこを動かないでいてくれ」

提督「あ、おい…くそっ」


・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・


時雨「…それで、もう気分は落ち着いたかい?」

提督「……ああ、みっともない姿をみせてすまない」

提督(まさかいきなり比叡の薬を使うようなハメになるとはな…情けない)

時雨「…それで、何があったんだい?普段は冷静沈着な提督がここまで乱れるなんて…」

提督「…特別何かあったわけではない。気にするな」

時雨「でも…!」

提督「…そうだな、では一つだけ聞いていいか」

時雨「何だい?何でも聞いてよ」

提督「昨日、夕立はどうだった」

時雨「…」ピクッ

提督「これが君からの質問の回答であり私からの質問だ。賢しい君なら分かるだろう」

時雨「…そう…夕立はそれで昨日は…」

提督「………」

時雨「………ねぇ」

提督「…………………」

時雨「提督は、どうしてそんなことを聞いたの?」

提督「どうして…とは?」

時雨「普通、嫌いな人を傷付けたとしても…今の提督みたいに気負うことなんてないと思うんだ」

提督「………………」

提督「……後悔、しているかい?」

提督「……………」

時雨「……もしそうなら…提督が今やりたいことだって見えてくるはずだよ。以前までの鉄面皮だった時も、今だって、ずっと提督は皆と……」

提督「今日は…やけに饒舌だな、時雨」

時雨「…っ……」

提督「…………」

時雨「…だって…僕の大切な人達が苦しんでるのを見るのは……」

提督「……………」

時雨「…僕だって辛いんだ……」

提督「……すまない」

時雨「…………」

提督「…雨はいつか止む、だったか…」

時雨「……?」

提督「……気にしないでくれ。君ともいつか、胸を割って話してみたいものだ」ガタッ

時雨「…提督…どこへ?」

提督「…用事ができた。それではまたな」

(割るのは腹です、シックスパックくらいに腹を割って話すんです)

提督「止ませなきゃいけない雨も、あるよな…」

救済安価、これまでに出てきたコンマ30以下の艦娘を対象に行います

夕立:5
曙:7
卯月:23
加賀:25
五月雨:25
舞風:25
鈴谷:26

この7人のうち1人を安価で決めます
艦娘を決めるだけなのでコンマは関係ないです
艦娘安価:12時26分に1番近いレス


※一度提督がキレるとそこでコンマ合計のカウントはリセットします。なので連続でキレることはないです
でもその時のコンマの流れによって提督の機嫌は変わります。イチャラブしたかったら高コンマを出し続け、好きな子を虐めたければ底コンマが続くことを願いましょう
まぁ0か1を出せば天元突破するんですがね

五月雨

>>790
うわ凄く恥ずかしい
胸襟を開いて〜ってのと混同してました…済みませんが脳内補完でお願いします

今回はここまでです

安価は>>794、五月雨ですね
次回は五月雨救済からはじめます
それでは

夕張「女の子がまじでびびったとき
『きゃっ!』なんて言わないからね。優しくて可愛い五月雨ちゃんを後ろからびっくりさせたら『ウオォオオアアアアおいふざけんなクソがぶっ[ピーーー]!!!』って叫んだからね。涼風ちゃんがまじでびびってたよ」




五月雨は天使です(白目

五月雨「…………」モグモグ

提督「五月雨」

五月雨「」ビクッ

提督「…ここ、邪魔してもいいか」

五月雨「…あ、提督でしたか…あはは、びっくりしましたよ、もちろん…どうぞ」

提督「失礼する」ガタッ

五月雨「………」

提督「…………」

提督(…昔を思い出せ…まだ艦娘も資源も少なくて、右も左も分からなかったけど楽しくて…そして、五月雨と今より仲が、良かった時の…)

提督「……スゥー………フゥー………」

五月雨「…て、提督?」

提督「…いや、食べないのかなと思ってな」

五月雨「え、ああ、食べますけど…あの、そんなに見られると…」

提督(…思い出せ……)

提督「…いや、美味しそうだなと思ってさ…良かったら、私、いや俺にも…一口、くれないか?」

五月雨「…え、えぇっ!?」

提督「…そんなに驚かなくてもいいじゃないか…まぁ、そんなに嫌ならいいか」

五月雨「い、嫌じゃないです!嫌じゃないですけど…」

提督「…けど?」

五月雨「…いえ、何でもないです」

提督「…?変な奴だな五月雨は」

五月雨「もう!そんなこと言っちゃダメですよ!」

提督「悪い悪い…あ、そうだ!どうせなら五月雨が食べさせてくれよ!」

五月雨「わ、私がですか!?そ、そんなの…!」

提督「…ダメか?」

五月雨「……でも…」

提督「…………」

五月雨「……分かりました」

提督「おぉー」パチパチ

提督(…前にも、こんなことやってたなぁ…あの頃と違って、周りには艦娘が沢山いるけどさ)

五月雨「うぅ…周りの人、すごく見てます…」

提督「そんなことないって、ほら早く早く」

提督(…ん?前にこれやった時ってそういえば確か……)

五月雨「い、行きますよ…ぁ、あー……っきゃっ!?」ツルンッ

ベチャッ

五月雨「…うぅ……手が滑っちゃっ…………『べチャッ』?」

提督「………」パフェベットリ

五月雨「………あ、あぁぁぁあああ!ご、ごめんなさいごめんなさい!わざとじゃないんです!」

提督「……………」

五月雨「えぇっと、ええっとまずは拭くもの…それと、えっと、えっと…!」

提督「……く…っはは…」

五月雨「…て、ていとく…?」

提督「っはは、あっはははっ、ははははは!あはははは!」

五月雨「…………」ポカーン

提督「そうだった!そうだったなぁ!前もこうやって顔面にパフェぶっかけられたことあったっけなぁ…!ぷっくく…!」

五月雨「…あ、ご、ごめんなさい提督!とにかく今拭くものを…!」

提督「いや待った五月雨、ちょっと座れ」

五月雨「…て、提督…やっぱり怒ってますよね」

提督「いいから、取り敢えず座れって」

五月雨「…………」ストン

提督「いや、そっちの椅子じゃない…ほら、こっちこっち」ヒザポンポン

五月雨「………ふぇ?」

五月雨「………」チョコン

提督「……昔と変わらず髪サラサラだなぁ」ナデナデ

五月雨「…あ、あの…提督…怒って、ないんですか…?」

提督「怒るって…パフェに?」

五月雨「…それ以外にも、いろいろ…」

提督「……怒る、ねぇ…………なぁ五月雨、お前は怒ってるか?」

五月雨「…私が…ですか?」

提督「…あぁ…何というかその…最近の俺に対して」

五月雨「最近の…提督…」

提督「…………」

五月雨「…私は、別に怒ってなんかいません…ここも忙しくなりましたし…それに…私が提督の気に入らないことばっかりしちゃってたんでしょうし…」

提督「……すまなかった」

五月雨「いえ、私の方こそすみませんでした!」

提督「五月雨は謝るようなことはない、俺の勝手な都合で…」

五月雨「そんなことないです!提督は立派に皆をまとめてたじゃないですか!私はお役に立てなかったから…!」

提督「………」

五月雨「…………」

提督「……………」

五月雨「………………」

提督「……ぷっ、くく」

五月雨「……ん、ふふ」

提督「…ほんとゴメンな五月雨ー!」ギュー

五月雨「きゃっ!て、提督!」

提督「五月雨ぇぇぇぇえええ……」グリグリグリグリ

五月雨「いたたたた!?痛い痛いです提督!頭グリグリするの痛いです!」

提督「……はー…この感じ久々だわー…」

五月雨「あ…そうですね…もうずっとこんなこと…」

提督「昔はいっつもこうしてたな…」

五月雨「…はい」

提督「…まだ俺と五月雨以外誰もいなかった時から、こうやってな」

五月雨「雨の日にこのまま丸一日過ごした日もありましたよね」

提督「あーあったあった。だって五月雨雨の日はほぼ確実に廊下でコケるんだもん」

五月雨「そ、そんなことありません!」

提督「ははは……」

五月雨「もう……」

提督「…………」

五月雨「……提督が笑ったのも、凄く久しぶりに見ました」

提督「…そうか?昨日も話したじゃないか」

五月雨「…提督、怒ってました」

提督「……分かってたのか?」

五月雨「はい。その前もさらにその前も…だんだん提督が私と話すのが苦痛になっていってるのが分かってて…でも、どうしたらいいのか、分からなくって……」グスッ

提督「……………」

五月雨「表面上は普通にお話ししてくれますけど…それが余計に辛くて…わた、私は…っ!」

提督「………ゴメンな」ナデナデ

五月雨「…ぅ、ぁあああ…っ!ぁぁぁぁああああん!うわぁぁぁああああん!」ギュウッ…

提督「…………」

五月雨「わた、わたしは…っ…ていとくの初期艦…なんです…!ていとくのやくに…立ちたくて…っぁぁぁああああ…!」ポロポロ

提督「……………」ナデナデ

五月雨「ぅ…ぁああぁぁあああ……!」

・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

提督「……落ち着いたか?」

五月雨「……グスッ…はい…」

提督「…ありがとう、五月雨…都合のいい話だけど、君を選んで良かったと思う」

五月雨「…本当に、勝手です」

提督「…ゴメンな」

五月雨「…提督は、昔からずっとそうです…私はいつもそれに振り回されて…」

提督「……………」ナデナデ

五月雨「……………」ギュー

提督「…今まで、ゴメン…それと、五月雨が良かったら……これからも、この鎮守府にいてくれると…嬉しい」

五月雨「……五月雨は…ここにいてもいいんでしょうか」

提督「……いて欲しい」

五月雨「……じゃあ…これまでのことも、許します」

提督「………ありがとう」

五月雨「………………はい」

・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

提督「…よし、パフェも全部拭き取れたしそろそろ行くかな」

五月雨「………」ギュー

提督「……五月雨、そろそろ…」

五月雨「ダメです」ギュー

提督「…俺、この後まだやることがあるから…」

五月雨「嘘です。そんな声してます」ギュー

提督「…………」

五月雨「…………」ギュー

提督「…はぁ、分かったよ…それじゃ、今日は一緒に街の方まで行くか?」

五月雨「…あの公園に行きたいです」

提督「ああ、あのデカイ噴水があるとこか…でもあそこ噴水以外何もなくなかったっけ?」

五月雨「あそこがいいです」

提督「…じゃ、そうするか」

五月雨「…………はい」ギュー




提督「…五月雨、歩きにくい」

五月雨「女の子を泣かせた罰です」ギュー

好感度上昇コンマ

1~50なら現在の好感度にそのままプラス
51~99ならコンマの2分の1が好感度にプラス
100なら70上昇

直下

コンマ:60
よって上昇分は30
25+30=55

まぁ55(100)みたいな…55だけど

・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

満潮「…それで、昨日は1日街をほっつき歩いてたと」

提督「そういうことだ。さて、溜まってる仕事やっかなぁ」

満潮「…それなら全部私がやっといたわ」

提督「え、マジで?」

満潮「ええ、あんたが仕事溜めすぎて倒れても困るしね」

提督「…満潮…何か隠してないか?」

満潮「」ギクッ

提督「やってくれたのは凄くありがたいけど…やけに優しいな?」

満潮「き、気のせいよ!そう!ちょっと気が向いただけなんだから!勘違いしないでよね!それじゃ私演習があるから!」バタン!

提督「…忙しないな」

提督「…取り敢えず食堂に朝飯でも食いに行こうかな」

艦娘安価:このレスの2分後から2番目に近いレス

今回はここまで

次回は瑞鳳:67からになります

それと、明日から本格的に私事の方が忙しくなるのでおそらく来週末まで更新出来ません
ご了承下さい

ではまた次回、よろしくお願いします

吹雪「マッチいりませんか…?」

北上「ダメだよ!もっと自分の商品をアピールしなきゃ!」

吹雪「マ、マッチいりませんか!?」

北上「下向いてちゃ何も伝わらないよ!もっと大声出して!!」

吹雪「マッチいりませか!!!」

北上「いらない!!!!」



続きまだー?

村雨「どうしたんですか深刻そうな顔して。」

提督「ちょっと悩んでるんだ、ほっといてくれないか?」

村雨「ふーん、話変わりますけど、髪薄くなりました?」

提督「話変わってないよ」

お久しぶりです
用事自体は先週末には片付いていたのですが、解放感から衝動買いした某狩猟アクションゲームにハマってしまいまして

それはそうと瑞鳳:67から再開します
それと、久しぶりの更新で人も少ないでしょうしまた人が増えるまで安価は↓○方式でやろうと思います

始めます

艦娘:瑞鳳-コンマ:67


提督「……とは言っても朝飯の時間は過ぎたし…こんな中途半端な時間じゃやってないか…人っ子一人いやしない」

提督「…ん?厨房の電気が点いてるな…鳳翔か間宮か?」



提督「おーい…こんな時間に何やって…」

瑞鳳「あ」

提督「…瑞鳳?何やってるんだ?」

瑞鳳「あー…いや、朝ごはん食べ損なっちゃいまして…あはは」

提督「そうなのか、なら俺と同じだな」

瑞鳳「あれ、提督も?」

提督「ああ、俺も適当に何か作って食うかと思ってな」

瑞鳳「あ、だったら今作ってる卵焼き、少し多めに作っちゃったから…提督も、食べる?」

提督「いや、いいよ。自前のがこの棚にある」パカッ

瑞鳳「うわっ、インスタントだらけ…提督って堅物っぽいイメージだったけど以外とだらしないんだね?」

提督「そうか?手っ取り早くていいと思うけど」

瑞鳳「んぅ…駄目だよ!ちゃんとしたもの食べなきゃ!私が作ってあげるから、提督は座ってて」グイグイ

提督「分かった、分かったから押すなって」

瑞鳳「〜♪」

提督「………」ジー

瑞鳳「…提督、そんなに見つめてどうしたの?」

提督「誰かが言ってたんだがな」

瑞鳳「うん」

提督「瑞鳳は全艦娘の中でも最高クラスの幼妻力を持っている…って」

瑞鳳「」ガシャーン!

提督「うおっ、大丈夫か?」

瑞鳳「もう!いきなり変なこと言わないでよ!」

提督「あ、ああすまん…でも今見てて、納得だなと思って…瑞鳳は可愛らしい良い嫁さんになれるだろうな」

瑞鳳「」ガシャーン!

提督「…大丈夫か?」

瑞鳳「てっ、ててて提督が急に変なこと言うから!」

提督「あ、ああ…すまん…?」

瑞鳳「まったく、私だから大丈夫だけど、他の人に言ったらセクハラになるかもしれないからね!」

提督「そこまでか…そういえばちょっと前に大鯨とも同じような話をしたな」

瑞鳳「へ?……へぇ…そう、提督ったら別に誰でもそういうこと言っちゃうんだ…」

提督「大鯨は何も言わなかったが…ん、どうした瑞鳳?」

瑞鳳「別に何でもないです!ふんだ」プイッ

提督「?」

・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

提督「………」モグモグ

瑞鳳「………」ツーン

提督「…なぁ瑞鳳、何でそんなに怒ってるんだ」

瑞鳳「別にぃ…怒ってませんよーだ」

提督「……よく分からんが、俺が何か悪いことを言ったなら謝るよ。だから機嫌を直してくれないか…折角の美味い飯だ、楽しんで食いたい」

瑞鳳「………本当に美味しい?」

提督「ん?あぁ、そりゃ美味いよ、特にこの卵焼きとか」

瑞鳳「…そう…じゃあ…はい」スッ

提督「…?どうした?」

瑞鳳「もう!ほら、あーん!口開けて!」

提督「いや、別に一人で食えるし…」

瑞鳳「………」ジロッ

提督「………あー…ん…」パクッ

瑞鳳「美味しい?」

提督「ああ、美味いよ」

瑞鳳「じゃあ、許してあげる♪」

提督「…結局何で怒ってたんだ?」

瑞鳳「まぁいいじゃないそんなこと。ね、提督…またお腹空いた時はぁ…瑞鳳の卵焼き、食べる?」

提督「…じゃあ、その時はまたお願いしようかな」

瑞鳳「♪」

提督「…良く分からんが…インスタントじゃダメなのか?」

提督「…お、あれは↓2か」

艦娘:鳳翔-コンマ:47

提督「…鳳翔か」

鳳翔「あら、提督でしたか。こんにちは」

提督「ああ…たしか鳳翔はこれから演習だったか」

鳳翔「はい、艤装を着けるのは久々なので皆さんの足を引っ張らないように出来れば良いのですが…」

提督「君の実力ならば心配することはないだろう、戦果を期待している」

鳳翔「ありがとうございます、それでは…」

提督「…ああそうだ、その前に一つ頼みごとがある」

鳳翔「何でしょうか?」

提督「満潮の様子をよく見ておいてくれ。今朝は様子が変でな」

鳳翔「まぁ…それは心配ですね」

提督「何もないとは思うが念のためにな」

鳳翔「…ふふ、提督も私たちのことで気を揉んだりするんですね」

提督「……君が冗談を言うとは珍しいな」

鳳翔「失礼しました。しかし、おかしな話が最近広まってまして」

提督「私が悪鬼羅刹のように振舞っているという話なら事実だ」

鳳翔「いえ、皆がそんな風に言っているわけでは…」

提督「一部の艦娘はそういっているのだろう?」

鳳翔「それは……しかし、提督と良い話が出来たと喜んでいる子も…」

提督「君からはどう見える?」

鳳翔「…それらの話が嘘のように…これまでと同じ提督のようですが…」

提督「…そうか、まぁ判断は君の好きにするといい。それでは演習は頼んだぞ」

鳳翔「あっ、提督…」

提督「何だ?」

鳳翔「…何かあれば、お話をお聞かせ下さいね」

提督「…心配は無用だ。…が、心遣いはありがたく受け取っておく」

鳳翔「…はい」

提督「…鳳翔は善人だな。誰かに騙されたりしなければよいのだが」

提督「あれは…↓2だな」

艦娘:響-コンマ:58

提督「……ここいいか?」

響「Здравствуйте、司令官。珍しいな、声を掛けてくるなんて」

提督「そうだな、そんな日もある」

響「…ふぅん」

提督「それで、さっきのはどういう意味だ?ロシア語はさっぱりでな」

響「特に深い意味はないよ、こんにちはって言っただけさ」

提督「…なるほどね。こんにちは、響」

響「………」ポカン

提督「…ん?どうした、そんな不思議そうな顔して」

響「い、いや、その…司令官がこんにちはなんてちゃんとした挨拶をしてくれたのにビックリしてね」

提督「そんなにか…私だって普段から…いや、そういえば言ってなかったか」

響「文句言うわけじゃないけど司令官は普段『ああ』とか『おう』としか言わないからね」

提督「……そうだな」

響「まぁ司令官としては平等にしてるだけかもしれないけどね」

提督「平等に…か」

響「まぁいいさ、それで今日は何の用だい?」

提督「いや、特に用事があるわけではないな…響はここで何をしていたんだ?」

響「私も特に何も、ただゆっくりしてただけさ」

提督「暇なのか?」

響「誰かさんが仕事をくれないからかな」

提督「悪いな、ここも人が多くなってきた。遠征はローテーション制だからな…もう少し我慢してくれ」

響「何なら出撃させてくれてもいいんだけどな」

提督「今度な、今度」

響「…随分適当な返事だな」




提督「…まぁいいさ。今度第六の連中に頼む任務があるんだ、楽しみにしておくといい」

響「本当か?」

提督「嘘はつかんさ」

響「…ハラショー。皆に伝えておくよ」

提督「おう、よろしく頼む」

響「…司令官、その『おう』って言うの、今後は控えた方がいい」

提督「そうなのか…?」

響「皆が不満に思ってるのはそれだからね。ちゃんと話を聞いてあげないから暁が拗ねるんだ」

提督「…あー、それでご機嫌斜めだったわけかい、響?」

響「さぁ、どうだろうね…」

提督「何はともあれありがとう。参考にさせてもらおう」

響「こちらこそ、司令官。これでちょっとは私ともちゃんと話をしてもらえると嬉しいよ」

提督「……もしかして拗ねてるのは暁だけじゃなくて…君もか?」

響「なっ…そ、そんなわけなんじゃないか。まったく…それじゃあね、司令官」トコトコ

提督「…そんなに適当に返事してたように感じられたのか」

提督「…↓2のところにでも行くかな」

艦娘:鬼怒-コンマ:53


提督「ここにいたか、鬼怒」

鬼怒「あ、提督!こんな時間に暇なの?」

提督「ああ、最近はやることもなくてな」

鬼怒「私もー…この時間、何故か眠い」

提督「うちの鎮守府では非番の日の行動は完全に自由だ。昼寝をするのも良いだろう」

鬼怒「うーん…でも提督の顔見てたら何だかやる気が出てきちゃったなぁ…何かない?何か!」ガタッ

提督「……特にないな」

鬼怒「そっかぁ…」ストン

提督「………」

鬼怒「………」

提督「…………」

鬼怒「……………」

鬼怒「…っもぉー!提督ぅ、暇ぁー!」

提督「君は落ち着きがないな。ゆっくりと過ごすのは嫌いか?」

鬼怒「嫌いじゃないけど…こう…なんかあるじゃん!?」

提督「…ふむ…」

鬼怒「お、やる気出した?よーっしじゃあ一緒に走りにでも」

提督「遠慮しておこう」

鬼怒「ありゃ!?」

提督「もう少し落ち着きを覚えることを勧める。急いては事を仕損じるぞ」

鬼怒「うぅーん…言ってることは分かるんだけど…」

提督「…いつか分かる時も来るだろう。その時には君に旗艦を任せることもあるかもしれん」

鬼怒「私が旗艦に!?」

提督「ああ、君が旗艦になれるだけの練度と、皆を束ねられるだけの精神を兼ね備えるまでに成長すれば、の話だがな」

鬼怒「で、でもでも!旗艦って普通戦艦とか空母とかじゃないの!?私軽巡だよ!?」

提督「そうと決められてるわけではない。現に私は実力さえあれば駆逐艦だろうと旗艦にすることもある」

鬼怒「私が…私が…旗艦」

提督「焦る必要はない。じっくりと実力をつけていけば…

鬼怒「そうとなればやる気出てきたぁぁああ!こんなことしてる場合じゃない!提督、私走ってきますね!」

提督「おい、まだ私の話は終わっては

鬼怒「頑張るぞー、おー!それじゃ提督、そういうことで!」ダダダダダ



提督「…………」ポツーン

提督「…まぁ、やる気があるのはいいか。あの調子じゃ精神面はまだまだだが」

提督「俺はゆっくりするのは嫌いじゃないがな」

提督「…ついでに↓2のとこに顔を出していくか」

艦娘:霧島-コンマ:33

提督「よぉ、霧島」

霧島「あら、提督。こんにちは」

提督「何読んでんだ?」

霧島「これですか?戦術指南書です。頭に叩き込んでおこうと思いまして」

提督「へぇ…でも霧島ってそういう感じじゃないよな」

霧島「と言いますと?」

提督「なんてーの、使えもしねぇ頭使おうとしてるけど結局最後は正面からドンパチしてるイメージしかねぇな」

霧島「なっ!?そ、そんなことはありません!艦隊の頭脳と…

提督「呼ばれてはないだろ。艦隊の頭脳と呼ばれたい、の間違いだな」

提督「んじゃまぁ適当に問題でも出してやるよ。そうだな…この間お前と一緒に出撃した加賀だが、あいつの第3スロットの装備は何だ?」

霧島「そ、そんな問題は戦術とは…」

提督「これは戦術以前の問題だ。全く、仲間の戦力くらい把握しておけ」

霧島「…………」

提督「そもそもその本。WW2の時の実艦でやりあってた時の戦術書じゃないか。艦娘の戦い方とはまた違うぞ」

霧島「し、しかしこれを理解すればまた新しい考え方が…!」

提督「確かにそうかもしれないが、その前に知ることはわんさかあるし、これが役立つ状況なんてほんの一握りだ」

霧島「お言葉ですが、だからと言って無意味であると切り捨てられるのはおかしいかと!」

提督「いや別に無意味とまでは言わないが…なんと言うか…な」

提督「なぁ霧島」

霧島「…なんでしょう」

提督「お前さ、要領悪いって良く言われねえ?」

霧島「!」

提督「なんつーかお前見てるといつもそう思うんだよな、やりたいことは分かるけどいつもやり方が遠回りすぎんだわ」

霧島「わ、私は…」

提督「ちょっとは金剛やらを見てみたらどうだ?あいつはちゃっかりしてるからな。正直あのタイプが一番物事を理解してる」

霧島「どうせ…私は…」

提督「もっと効率を求めろ。今のお前じゃ姉妹の3人に置いてかれるだけだってのがわかんねぇかな」

霧島「そんなこと!分かってますよ!」

提督「うおっ?」

霧島「自分がお姉さまたちに勝てないなんてこと!分かってます!金剛お姉さまは誰よりも優しくて!比叡お姉さまは本当は誰よりも努力してる!」

霧島「そして榛名は周りがよく見えるから、人の良いところを吸収するのが上手い!私の姉妹は皆すごいんです!でも私は違う!」

提督「……そこで腐って努力をやめたりはしないところは評価してやる」

霧島「でもどうしろって言うんですか!私にはせめて置いて行かれないように私なりの努力をするしかないんです!それまで否定されたら…私は…!」

提督「……なんつーかお前、努力して失敗したら『努力が足りなかっただけ』とか言いそうだよな」

霧島「実際そうでしょう!」

提督「違うね、努力して失敗したんならそれは努力ですらねぇ、努力のカワを被った真似事だ。お前は努力のやり方を知らないから努力に似た徒労をしてただけなんだよ」

霧島「な…!」

提督「まずは努力のやり方を探してみたらどうだ?まぁ…お前じゃそんな『努力』、また徒労に終わるだろうがな」

霧島「提督に…提督に何が分かるんですか!」タタタ


提督「…行ったか」

提督「どうしてこうも自滅気味なのかね。見てて阿呆らしい」

提督「…はぁ、ああいうやつに限って周りに頼ることもできねぇんだよなぁ」

提督「…↓2のとこ行くか」

提督「雪風ー?」

雪風「あ、しれー。こんにちは!」

提督「おーす、元気してっか?」

雪風「はい!さっき起きてお部屋でゴロゴロしてました!」

提督「はははコイツめ、そんな怠け者にはこうだ」ヒョイ

雪風「ひゃっ!?た、高い、高いですしれぇ!」

提督「そうだな、肩車だから大体2mくらいの高さだな」

雪風「2メートル!高いですねしれぇ!」

提督「ああ高いぞ」

雪風「長門さんより高いですか!?」

提督「大和より高いぞ!」

雪風「おぉぉぉおお」

提督「HAHAHA」

雪風「あ、しれぇアレ見てください!」

提督「お、何か見つけたか?」

雪風「はい!あれは…猫さんです」

提督「お?マジか…うおっ、マジだ。敷地内に迷い込んできたか」

雪風「野良ですかね、しれえ?」

提督「いや、首輪付いてるし多分飼い猫だな。正面入り口まで連れてくか」

雪風「外に出しちゃうんですか?」

提督「他のやつに見つかったら可愛がられまくってコイツも疲れるだろうからな」

雪風「確かに!」

提督「んじゃ連れてくか、ほれネコ公こっちだ」

ニャー

雪風「…………」ウズウズ

提督「……コイツ撫でるか?」

雪風「いいんですか!?」

提督「雪風1人くらいなら大丈夫だろ、ほれ」

・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

雪風「また来てくださいねー猫さん!」

提督「次に迷い込んだら命はないと思えよネコ公ー」

ニャー

雪風「しれえ、猫さんモフモフでした!」

提督「おーそりゃ良かったな」

雪風「はい!猫さんも良かったですけど、今日のしれえもお父さんみたいで好きです!」

提督「おー、さんきゅーさんきゅー」

雪風「肩車高いですね!」

提督「多分この鎮守府で一番高い視点だな」

雪風「一番ですか!」

提督「おう一番よ」

雪風「陸奥さんよりも高いですか?」

提督「武蔵より高いぞ!」

雪風「おぉぉぉおお!」




提督「そんじゃなー気を付けて遊べよー」

雪風「はい!ありがとうございました、しれえ!」


提督「完っ全に娘と遊んでるテンションだったわ、娘いないけど」

提督「そろそろ昼か…食堂行くかな」

↓2

艦娘:朝雲-コンマ:64

提督「お、朝雲か。ここいいか?」

朝雲「あ、司令。うん、どうぞ」

提督「失礼するよ。やっぱりこの時間は混んでいるな」

朝雲「そうね。まったく、艦隊の規模を広げすぎじゃないの?」

提督「そういうな。お陰で山雲とも会えたんだし…な?」

朝雲「…そうね、それは感謝してるわ」

提督「で、その山雲は?」

朝雲「もう食べ終わって出て行ったわ。何だか畑が気になるーって」

提督「へぇ…あ、そういえば昨日はデートだったんだろう?楽しかったか?」

朝雲「デート?誰と誰が?」

提督「ん?そりゃ君と山雲が」

朝雲「確かに一緒に出掛けはしたけどデートじゃないわよ。…もしかして、司令ってそういう趣味が…」

提督「違うよ、昨日の朝に山雲がそう言ってたんだ」

朝雲「へぇ…あの娘がねぇ…」

提督「ん?何食ってるんだ?」

朝雲「へ?パンだけど」

提督「いや、そのパンに塗ってるやつ」

朝雲「ああこれ、ジャムよ。山雲にもらったの」

提督「へぇ、俺ももらっていいか?」

朝雲「ええ、どうぞ」

提督「………ふむ、いい味だ」

朝雲「何だか今日の司令、テンション高いわね」

提督「君ほどじゃないよ」

朝雲「私だって別にテンション高いわけじゃないわよ!」

一昨日は済みません、寝落ちしました

朝雲の途中から再開します

提督「元気なのはいいことだろう。あ、ジャムもうちょいくれ」

朝雲「ていっ」ペシッ

提督「いてっ」

朝雲「二度付けはマナー違反よ」

提督「はは、こりゃ手厳しい」

朝雲「普段のシャキッとした態度はどうしたのよ、フニャフニャしちゃって」

提督「朝雲はこういうのは嫌か?」

朝雲「ええ、だらしない人は嫌いなの」

提督「あら、そうなのか…」

朝雲「当然じゃない」

提督「ふーむ…そうか…って、あれ山雲じゃないか?食堂に戻ってきたのか」

朝雲「え?あ、本当だ…私を呼んでるみたいね。じゃあ司令、私はこれで」

提督「ん?ああ、それじゃあな」

朝雲「山雲ー。今行くからちょっと待っててー」


提督「そうか…朝雲はしっかりした男が好みか…」

提督「ん?あれは↓2だな」

艦娘:大井-コンマ:97

提督「大井じゃないか!珍しいなぁ1人なんて。北上はどうしたんだ?」

大井「げっ…提督。北上さんはどっかの軽巡と一緒にお昼ご飯に…チッ…あの軽巡…!」

提督「んー…ああ、阿武隈か。そういやさっき見かけた気がする」

大井「本当ですか!?北上さんの様子はどうでしたか!?阿武隈は余計なことしてませんでしたか!?ねぇどうなの!?」

提督「落ち着けよ。ってことは大井は飯はまだか?」

大井「そんなことはどうでもいいんです!あああ北上さん!?北上さんの身に危険が迫っている気がする!」

提督「落ち着けって、な?…全く、こっちだ、付いてきてくれ」

大井「北上さん!北上さん!」

・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・


大井「それで…何で間宮なんですか?」

提督「ゴメン間宮ー、適当に定食見繕ってくれー」

大井「提督!聞いてるの!?」バンッ!

提督「そういうなって…飯食ってないんだろ?取り敢えず食おうぜ、奢りだ」

大井「っ…それで何の用ですか?北上さんを探したいんですけど」

提督「たまには話でもしようと思ってな」

大井「そんなどうでもいいことで?」

提督「どうでもいいなんて言わないでくれよ。俺としては大井と話すのはかなり重要なことなんだから」

大井「何ですかそれ、口説いてるつもりですか?」

提督「うーん…まぁそういうもんだな。たまには北上だけじゃなくて俺のことも見てくれよ」

大井「…ふん」

提督「落ち着いたか?大井は本当に北上のことが好きなんだな」

大井「もちろんです。私は北上さんさえいればそれで十分ですから」

提督「…それなんだけどな、大井」

提督「お前、この間の作戦の時に北上を庇って大破したろ」

大井「…それがなんですか。作戦が悪いのよ…作戦が」

提督「…その通りだ。俺が未熟なばかりに、お前たちを危険に晒してしまった。本当に済まない」

大井「っ…何よ、調子狂うわね」

提督「でも本音を言うと作戦が失敗したことなんてなんてどうでもいいんだ。大した問題じゃない」

大井「じゃあなんですか。北上さんを庇ったこと自体を咎めるんですか?」

提督「いや、それ自体は俺は何も言わない。仲間を想ってのことだ、否定することなんてできない。…でもな大井、俺はお前が怪我をしたことが嫌で仕方ないんだよ」

大井「はぁ?」

提督「艦隊の皆が、お前が傷付くのが俺は辛くてたまらない。自分の未熟さが憎い。…お前には、もっと自分を大事にしてほしい」

大井「………」

提督「お前が北上が大切なように、俺もお前のことを大切に思っている。みだりに傷付いて欲しくないんだ。なのに出撃させるなんて、矛盾してるけどさ…」

大井「随分と饒舌ですね。お酒でも飲んだんですか」

提督「真剣な話だ」

大井「………」

提督「繰り返すが、俺はお前のことを大切に思っている。自分はどうなってもいいなんてことは、絶対に考えないでくれ」

大井「…分かりました。分かりましたよ。あぁもう、提督のくせに…」

提督「…ありがとう。これからもお前を危険な場所に出撃させることになってしまうが…必ず生きて帰ってきてくれ」ギュッ

大井「全く…そんなに大事だっていうなら、いっそのこと私を監禁でもしたらどうですか?もちろんそんなことをしたら殺しますけど」

提督「…そんなことはしないさ。俺は北上が大好きだって点も含めてお前のことが好きなんだ」

大井「何ですかそれ…」

提督「ははっ」

大井「…ふふっ」

提督「なぁ

大井「提督、一ついいですか?」

提督「んー?なんだ?」

大井「…何でさっきからずっと抱きついてるんですか?」

提督「……あ、流れ的にokかと思ってたんだけど…」

大井「もちろん…ダメです♪」ギラッ

提督「ちょっと待って魚雷はシャレにならないいやもちろん大井の気持ちは全て受け止めたいんだけど流石に人間の体では厳しいや俺も艦娘に生まれればよかったそしたら大井の気持ちを受け止めることができいやいける俺はやれるやれるんだよしこい大井受け止めてやるお前の気持ちさぁぶち込んでこい俺もお前を愛してるぞ大井ぃぃいいいい!!!」

ボゴォォォォオオオオオオン!
\アリガトウゴザイマァァアアアス!/



大井「全くもう…何なのよ一体…あ!北上さん!」

大井「ごめんなさい北上さん!提督に呼び止められちゃってて!」

大井「え?…まぁ、ちょっとは聞く価値はあった…かな?まぁいい、行きましょ北上さん!」

大井(…まぁ、提督も一応、想ってあげます…一応)



提督「うぅ…ん、くそ、気絶しちまってたか…」

↓2「…大丈夫ですか?」






//ちょっと休憩します

艦娘:ビスマルク-コンマ:80

Bis「…大丈夫?どうしたの、こんな通路の真ん中で」

提督「ん、ああ…ビス子か」

Bis「…ビス子?随分と気安い呼び方ね」

提督「何でもないよ、大丈夫」

Bis「そう、ならいいのだけれど」

提督「それで、ビス子はどうしてここに?」

Bis「食堂からの帰りよ…というか、その喋り方はどうしたの?今日はハロウィンではないはずよ」

提督「気にするな、そういう日もある」

Bis「そう、それならいいわ。…ところで、今日のお昼ご飯のことなんだけれど」

提督「ん?昼飯がどうかしたのか?」

Bis「どうしたじゃないわよ!何!?あのソーセージ!」

提督「お気に召さなかったか?」

Bis「当然よ!あんなのソーセージじゃないわ!ここのシェフは何をしてるの!?」

提督「そういきるな、可愛らしい顔が勿体無いぞ」

Bis「なっ!?」

提督「食堂の連中だって専業のシェフってわけじゃないんだ、勘弁してやってくれ」

Bis「あなた、今日は本当に様子がおかしいわね、アカシにでも診てもらったらどうかしら」

提督「辛辣だな、そっとリラックスしろよ」

Bis「提督がそれを言うの?いっつもしかめっ面で皆を威嚇してるクセに」

提督「そこまでか?…分かった、じゃあ俺と勝負しよう」

Bis「勝負?いいけれど、負けないわよ?」

提督「おう、そんで勝負だが…どっちがよりリラックスできるかだ」

Bis「リラックス?そんなことでいいの?仮にも私はこの鎮守府の主力の一角の戦艦だという自負が…」

提督「そういうのいいから、じゃあはい、よーいスタート」


Bis「っ…それで、この勝負、何をすればいいのかしら?」

提督「分かってないなビス子、何かするんじゃない。より何もしないのがこの勝負だ」

Bis「だから何もしないって具体的にどうすればいいのか聞いているのよ」

提督「…あーダメだな、ぜんっぜんダメ」

Bis「なっ!?」

提督「…よし、いいだろう。俺がリラックスのなんたるかを教えてやる。覚悟はいいな?ビスマルク」

Bis「バカにしないで!いいわ、乗ってあげる…戦艦Bismarck、出るわ!」

・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

Bis「ふゃぁぁあああ…っ///」

提督「お、大分ほぐれてきたな」

Bis「提、督…んっ…ちょっと、まっ、ふぁぁああっ!」

提督「あんま動くなって、やり辛いだろう」

Bis「んっ…!く、ふっ…ぅ//」

提督「やっぱかなり凝ってるな…普段から気負いすぎだ」

Bis「だって…私は戦艦Bismarckよ、情けないところなんて…見せられるわけないじゃない」

提督「…………」グググググ

Bis「っ!?提督、い、痛…っ」

提督「…っし、終わりだ。立っていいぞ」

Bis「っつぅ…最後は明らかにやり過ぎよ…でも、ちょっとは軽くなったかしら」

提督「そうか、なら良かった。さっきも言ったがお前は普段から力み過ぎだ。そんなんじゃそのうち倒れるぞ」

Bis「だから、私は戦艦…

提督「それは分かってる。でもな、ビス子。お前はもっと自分を大事にしろ」

Bis「何よ、頑張るのはいけないとでも言うつもりかしら」

提督「そうは言わないがな…じゃあそうだな、ビス子、笑ってみろ」

Bis「何よ急に?…こ、こう?」ニコッ

提督「ほら可愛い」

Bis「にゃっ!?」

提督「お前の志は立派だが、ガス抜きも大切だ。また疲れたら俺のところに来い。今度は釣りでも教えてやる」

Bis「…アナタ、本当に提督よね?」

提督「ああ、もちろんだ」

Bis「…そう、まぁ、いいわ。それじゃ私は行くわ。今日はありがとう」

提督「あ、おいビス子」

Bis「何かしら」

提督「笑顔、忘れるなよ?」ニイィ

Bis「…………」スタスタ

提督「ありゃ、ダメか」






Bis「………」ニコッ

Bis「…笑顔、ね…早く疲れないかしら、そうしたらもう一度…なんて」

Bis「…ふふっ」

提督「………」ニィイ

提督「…何か違うな……おっ、あれは↓2」

今回はここまで、次は龍田:27からです

途中経過
夕立:5
曙:7
卯月:23
加賀:25
舞風:25
鈴谷:26
龍田:27
春雨:31
比叡:32
霧島:33
神通:33
初雪:37
熊野:37
文月:41
金剛:44
瑞鶴:47
鳳翔:47
山雲:50
鬼怒:53
大和:55
時雨:55
五月雨:55(25+30)
響:58
如月:64
天津風:64
長門:65
瑞鳳:67
翔鶴:70
秋月:72(28+44)
初霜:74
霞:75
浜風:75
吹雪:79
ビスマルク:80
満潮:84
雪風:85
望月:87
赤城:91
大鯨:92
榛名:95
大井:97
朝潮:99
荒潮:99

また次回

提督「あ、れは龍…田…か」

提督(…いや、落ち着け、今ならいける、頭をクールに…よし…行ける…!)


提督「よ、よぉ龍田!遠征ご苦労さ…

ジャキンッ!

提督「………ん……」

龍田「…あら、提督だったの〜?全く、後ろから急に話しかけると危ないですよ〜?」

提督「…あ、ああすまんな」ピクッ

龍田「それより聞きましたよ、天龍ちゃんが入渠してるって。大丈夫なのかしら〜?」

提督(そんなこと、人の腕切り落としかけといてそんなこと…?)ピクピク

提督「…おう、幸い傷は浅い。夜にゃ歩き回れるよ」

龍田「なら良かったわぁ…天龍ちゃんに何かあったら、私…許さないからぁ」

提督「ははは…そりゃ怖い」イライラ



提督「龍田、お前…!」

龍田「あら怖い顔しちゃって、どうしたの〜?」

提督「…っ!…ちっ…」カチッ シュボッ

龍田「…提督ってタバコ吸ってましたっけ?」

提督「どうだっていいだろンなこと。それとこれは葉巻だ」

龍田「でも〜、駆逐艦の子達に悪い影響があるかもだし〜。それに、天龍ちゃんが真似しちゃうかも〜?」

提督「だったらお前が止めりゃいいだろ。いっつも天龍天龍言ってるお前がよ」

龍田「何だか棘のある言い方ね〜」

提督「事実そうだろ。天龍が何やってる時もお前は天龍についてってるだけじゃないか」

龍田「天龍ちゃんは危なっかしいから、私がついていてあげないと〜」

提督「本気でそう思ってんのだとしたら随分とお気楽だな」

龍田「…どういう意味かしら〜?」

提督「そのまんまの意味だっての。天龍は確かにいつも勝手に行動する、が、その勇猛果敢な姿勢は皆の士気を高めることもある。俺はその点は評価している」

龍田「そうでしょ〜?天龍ちゃんったらこの間も

提督「が、その反面お前はどうだ、龍田」

龍田「っ…?」

提督「天龍の付き人気取りなのかは知らんが、お前には能動性ってもんがない。正直、積極的に動けない奴は邪魔にすらなることもある」

龍田「…それって、私のことかしら?」

提督「………」スー…プハーッ

龍田「…提督〜、答えてくれないと、怒っちゃうかも〜…なんて」

提督「………」プハーッ

龍田「…ね、ねぇ提督?私も、頑張ってはいるの、よ…?」

提督「………」

龍田「て、提督…!」

提督「…そうかい」

龍田「!そ、そう、だから…」

提督「んじゃ、これからも天龍の子守頑張れよ」スタスタ

龍田「っ!ま、待っ…て…」

龍田「……ぁ…」ギュッ

提督「…チッ、アホなこと考えなきゃ良かったか」

提督「……ん、あれは…」

↓2

艦娘:名取-コンマ:61

提督「…名取、名取なぁ……」

提督(名取は多分俺が話しかけたら…)

提督「…おす、名取」

名取「え、はい。こんにち…ひっ!?て、提督さん…!」

提督(……これなんだよなぁ。どうやら普段の俺はこの子からすると怖すぎたようで…)

提督「え、っと…ここ、一緒してもいいか?」

名取「ひぅっ!?だ、だだ大丈夫れす!はいぃ!」

提督「お、おう…お前が大丈夫か…。間宮ー、俺にも名取と同じ奴頂戴ー」

名取「…………」チラッ

提督「…ん?」

名取「!」サッ

提督(…完全に怯えさせちゃってるな。さて、どうしたものか)

提督「えーと…名取は訓練後の休憩か何かか?」

名取「は、はい…一応…」

提督「そっか、名取は真面目で助かる」

名取「い、いえ!そんな私なんて!」

提督「謙遜しなくていいって…ん?あ、名取ちょっと動くな」

名取「!?め、命令ですか!?」

提督「いや、別にそんなんじゃないけど…まぁいいや、はいストップストップ」スッ

名取「!」ビクッ

提督「すぐ済むからなー…って」

名取「ぅぅ…!」ギュウッ…プルプル

提督「……名取、そんな涙目で固まられるとちょっとやり辛いんだけど…」

名取「ひゃ、ひゃいっ!すみません!」

提督「…ま、いいか……ほいっと、取れた」

名取「…ふぇ?」

提督「ん?いやほら大きな糸クズ。ヘアバンドに付いてたからさ」

名取「…そ、それだけですか?」

提督「え、うんそうだけど」

名取「デ、デコピンしたりとかは…」

提督「いやいや、そんなことやんないよ。名取の中の俺はどんだけ暴漢なんだ」

名取「だ、だって提督、私が着任してからずっとしかめっ面しかしてなかったから…」

提督「あー…それは…アレだ、まぁとにかく!俺はお前の事が嫌いな訳じゃないし、酷いことなんかもしない!」

名取「皆を叩いたりも…したことないんですよね?」

提督「ああ、もちろ……………あー……」

名取「……?」

提督「…ま、前に一度だけ」

名取「」ズササササ

提督「ま、待ってくれ名取!それでも一応話は聞いてくれ!」

名取「…………」

提督「あー…その、アレだ……まぁ、言い訳はすまい。島風の尻を…な」

名取「では、私はこれで」ズササササササササ

提督「待ってくれ!待ってくれ!」

提督「…うーん…逃げられたか…いやまぁ俺が悪いんだけどさ…しかしあそこまで怖がられてるとは…」

提督「…↓2のところにでも行くか」

提督「………」コンコン

綾波「はーい」ガチャッ

提督「っ…あ、綾波か…えっと、敷波はいるか?」

綾波「あ、司令官。いえ、敷波ちゃんは今は部屋にはいません」

提督「そ、そうか、ならいいんだ…また後で来る」

綾波「あ!司令官!もうすぐ戻ってくると思いますし、部屋でゆっくりしていって下さい」ニコッ

提督「いっ、いやいい。遠慮しとく」

綾波「そんなこと言わずに。さ、入って下さい」ニコニコ

提督「お、おい押さないでくれ。分かった、分かったから!」

・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

綾波「司令官、お茶を淹れますけど緑茶でいいですか?」

提督「いやホント構わなくて結構だから。俺のことはほっといてくれて…」

綾波「そういうわけにはいきません。司令官はそこでくつろいでて下さいね」

提督「っ、なぁ綾波…」

綾波「何でしょうか?」ニパッ

提督「……ゴメン、いやほんと何でもない…」

提督(だからそんな曇りない笑顔でこっち見ないで。何か辛い)

綾波「はい、どうぞ。今はお茶請けがこんなのしかなくて…すみません」

提督「え、ああ、うん…えっと…いただき…ます…」ズズ

綾波「…………」ニコニコ

提督「…えっと、そこに突っ立って…どしたの」

綾波「あっ、いえ…お口に合うかなぁ…って…えへへ」

提督「………」

綾波「司令官、最近お仕事はどうですか?何か綾波にできることがあったら手伝わせてくださいね」

提督「…あー…うん…その、綾波は優しいなぁ…うん」

綾波「いえ、司令官の為だから頑張れるんですよ…なんて、あはは」

提督「はは……」キリキリキリ

綾波「あ、司令官。足りなかったら言ってくださいね。同じものでよかったらまだありますので」

提督「うん……な、なぁ綾波」

綾波「はい、何でしょう?」

提督「例えば…そう、例えばの話なんだけど…もし俺が…お前のことを嫌いって言ったら…

綾波「」ジワッ

提督「ゴメン冗談ほんと例えばの話だからそんなことないからだから泣くな!な!?な!?」

綾波「は、はい…」ゴシゴシ

綾波「あはは…すみません。取り乱しちゃって」

提督「うんいやホントごめんいきなり変なこと言って俺が悪かった許して」ズキズキズキズキ

綾波「…何だか司令官、今日はいつもと雰囲気が違いますね…不思議な感じです」

提督「あーうんそうだね…いっそのこと俺のこと嫌いになってくれたりしたら逆にそっちの方が良かったりするんだけど…」ゴニョゴニョ

綾波「でも綾波はそんな司令官さんも…その、素敵だと…思います」

提督「うんそっかそうだよね君はそういう子だもんねホント良い子だわ俺罪悪感で死にそう」ズーン

綾波「…し、司令官?何だか元気がなさそうですけど…大丈夫ですか?」

提督「大丈夫大丈夫…俺、取り敢えず帰るわ。敷波によろしく…」

綾波「あっ、司令官!体調が優れなさそうですし、私が一緒に休養室まで…

提督「勘弁してくれっ!」ダダダ

綾波「あっ…行っちゃった…」

綾波「…司令官、大丈夫かなぁ…心配…」



提督「何だろう、あの綾波の絶対に裏切れないオーラ…」

提督「…あぁ、これ親戚のおばあちゃんの誘いを断れないアレだ…」

提督「あぁ…癒しを…癒しを…」

↓2

北上「あ、提督」

提督「…む、キタガミか」

北上「違うよー。北上」

提督「ああすまない。…ん?なぁ北上、君の名前は?」

北上「何さ、提督ボケちゃったの?重雷装巡洋艦のキタガミ様だよ」

提督「……!?」

北上「冗談だよ。北上だよ…って提督も忘れてるわけじゃないでしょーに」

提督「それはそうだ。…でも君はたまに自分のことをキタガミと呼んでる時があるが」

北上「聞き間違いじゃないの?流石に自分の名前を間違えるなんてないでしょー」

提督「…まぁいいか。それより大井が探してたぞ」

北上「ああ、大井っちなら提督が気絶るとこでもう会ったよ。セクハラされたって怒ってたよ」

提督「あー…すまなかったと伝えておいてくれ」

北上「まぁいいんじゃないかな?あんまり怒ってはなかったし」

提督「そうなのか?普通セクハラを受けたらトラウマになるレベルだと思うんだが…」

北上「じゃあなんでそんなことやったのさ…。まぁあんま怒ってなかった理由としてはアレじゃない?」

提督「……?」

北上「………」

提督「…え、どれ?」

北上「提督も鈍いねー…大井っちはなんだかんだで大井っちは提督のことを気に入ってるってことだよー」

提督「…大井が?…いや、奴に限ってそんなことはないと思うが…」

北上「いやだから…まぁいいか。提督って何気に大井っちのこと大好きだったんだねー」

提督「まぁ、ちょっとした私情で今まで明かすことはなかったがな」

北上「…じゃあさー、私は?」

提督「…北上か…正直に言っていいのか」

北上「もちろんだよー。というかそうじゃなきゃ意味ないじゃん」

提督「それは…確かに」

北上「それで、どうなのさ」

提督「そうだな…」

北上「………」

提督「………」

北上「………」

提督「……普通だな」

北上「あ、やっぱり?私も同じ」

提督「まぁ、君といると気楽でいいといえばそうだが」

北上「私は提督と話すのはちょっと息苦しいから面倒だったんだけど…まぁ、今の提督ならちょっとはマシかなー」

提督「そうか…ん?北上、あいつは君のこと呼んでるんじゃないのか」

北上「えー?…うわー本当だ。駆逐の相手をするのは疲れるからヤなんだよねー」

提督「だが聞いた話では君は駆逐艦の中で人気らしいぞ。面倒見がいいと」

北上「不本意だよー…まぁ仕方ないか。それじゃね、提督」

提督「ああ、それではな」

提督「気楽…ね」

提督「もう少し普段から肩の力を抜いておいても良かったのかもしれないな」

↓2

【安価・コンマ】提督「もっと贔屓しろ?」【艦これ】その2
【安価・コンマ】提督「もっと贔屓しろ?」【艦これ】その2 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1425053588/)

新スレ建てました
こちらは天龍から

小ネタ安価
直下、既出で好感度50以上の艦娘
ご希望があればシチュエーションも併せてどうぞ

【秋月とデート】

提督「…たまには外で飯でも食うか」

秋月「どうしたんですか?突然」

提督「秋月、お前よく見たら凄い痩せてるよな」

秋月「そうでしょうか?個人的には普通だと思うんですけど…」

提督「よし、行くか」

秋月「はい。行ってらっしゃい」

提督「……いや、お前も行くんだぞ」

秋月「へ?」

提督「へ?じゃない。秋月が痩せてていつ倒れるかも分からないから飯食いに行くぞってことだよ」

秋月「はは、そんな倒れるだなんて…今朝だってちゃんと朝ごはん頂きましたし」

提督「何食べたんだ?」

秋月「はい!今朝からとても豪華にもやしと牛缶を頂きました!」

提督「ちょっと朝飯の担当しばき倒してくる」

秋月「て、提督!?私がそれをお願いしたんですよ!」

提督「…まったく、お前は…そんなだからこんな身体になるんだ。腰もほっそいし…」サワッ

秋月「ひゃうっ!?もう、て、提督!」

・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

提督「よし、着いたぞ」

秋月「あ、あの…提督…ここって…」

提督「ん?ああ、知り合いの経営してる寿司屋」

秋月「その…ここって外国の王様とかが来るようなお店じゃ…」ガタガタ

提督「その貧乏性はどうにかならないのか…ういーす」

板前「おう!久しぶりだな!」

提督「おう、今日はたらふく頼むわ」

秋月「てててて提督、私なんかがこんなところに入っちゃまずいんじゃ…」

提督「気にするなって。実はここだけの話、今日はタダにしてもらってるんだ。食べ放題だぞ」ボソボソ

秋月「ほ、本当ですか…?」

提督「ああ、本当だとも…我慢する必要はない、好きなだけ食べていいんだ」

秋月「回らないお寿司…食べ放題…!」ゴクリ

提督「ああ、そうだとも…サーモンもアナゴも、鯛だって…食べ放題だ」





秋月「美味…しい…!う、ぁぁあああ…!美味しいよぉ…」グスッ

提督「泣くことはないだろ…ほら、もっと色々食べていいんだぞ。ほれ大トロ」

秋月「で、でもそれってすっごく高価なものじゃ…」

提督「今日は食べていいんだよ、ほらあーん」

秋月「…っ…あ、あー…ん。………!!!」

提督「どうだ?」

秋月「…提督、美味しい…美味しいです…!ふぇぇぇえん……!」ポロポロ

提督「だから泣くことないだろって」ナデナデ

提督「まぁ喜んで貰えたようで良かった。また来ような」

秋月「お、お金がかかるからいいですよ」

提督「じゃあ鎮守府でもっと食べることだ。じゃなきゃ俺はどんどんお前をこんな感じのところ連れまわすぞ」

秋月「う、うぅ…そんな、どうすれば…」

提督「だからもっと食べろって。知ってるんだぞ、なんだかんだで腹減って夜中にこっそり夜食作ってること」

秋月「なっ!?なんでそれを…!」

提督「しかもその夜食も自分の非常食をポリポリつまむか、精々がもやし(だけ)炒めだ。今度から腹が減ったら俺に言え、何か作るから」

秋月「…うぅ……見られてたなんて、恥ずかしいです…」

提督「別に恥ずかしがることじゃ…って、秋月ちょっと動くな」スッ

秋月「な、何ですか?」

提督「いいからちょっと止まって」

秋月「て、提督…!ま、まさかこんなところでそんなこと…!」ドキドキ

提督「………」

秋月「……!」ギュッ

提督「…うし、取れた。もういいぞ」

秋月「…!……へ?」

提督「ほら、口の辺りに米粒付いてた」パクッ

秋月「………?……!」ボンッ!

提督「秋月?顔が赤いけどどうした?」

秋月「な、ななな何でもありません!」

提督「……?」

秋月「…ふぅ、お腹一杯です。こんなに食べれるなんて…幸せぇ…」

提督「ん?もういいのか?」

秋月「はい、提督、今日はありがとうございました!とっっても美味しかったです」ニコッ

提督「喜んでくれて何よりだ」

秋月「秋月、これからも提督のお役に立てる様により一層頑張りますね!」

提督「はは、そのためにも飯はちゃんと食べてくれよ。さて、それじゃ先に外に出ててくれ、俺はトイレに寄ってから…

板前「ん?もう帰るのか?」

提督「おう、今日はさんきゅな」

秋月「ご馳走様でした!とても美味しかった!」

板前「おうとも、また来な嬢ちゃん」

提督「さ、秋月外に出て…」

板前「そんじゃ勘定だ、艦娘ってのは良く食うんだな!30万円になるぜ!」

提督「あっおい馬鹿!」


秋月「……30、万…円?」

板前「ん?どうした?」

提督「……」シマッタ

秋月「…て、提督……今日は食べ放題って…」

提督「や、だってお前そうでも言わないと食べないだろ…」

秋月「わ、わた、私が艦娘だから…こんな…さ、さんじゅう…?」

提督「き、気にするな秋月!普通に食べてもそんくらい普通になるから!安い方だから!」

秋月「……」フラッ -バタン

提督「秋月いいいい!?」


【秋月とデート】終

秋月は安産型だと思うんですよ
んで腰がほっそいの
何言ってんだろ俺は

このスレはあとは埋めて下さい
次スレで天龍:96だけ終わらせて今日のところは終わろうと思います

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年02月08日 (日) 23:04:30   ID: sUwx4ysg

気色悪い提督やな

2 :  SS好きの774さん   2015年02月15日 (日) 11:15:05   ID: bKqVQOKh

ふむ、胸糞悪いな。いくらなんでも態度変わりすぎ。同性からも忌み嫌われるだろうね、この提督さん。

3 :  SS好きの774さん   2015年02月15日 (日) 11:48:02   ID: ZCSA72ZB

期待したのと違った…
これ贔屓ちゃう…

4 :  SS好きの774さん   2015年02月17日 (火) 02:35:01   ID: U1cc1rp9

これは酷い。
でも見てしまう。
低い子が救済されるといいな…

5 :  SS好きの774さん   2016年10月19日 (水) 10:21:43   ID: mHE2NPUb

提督(書き手)がキモイ
情緒不安定過ぎるだろう

6 :  SS好きの774さん   2017年03月13日 (月) 20:12:10   ID: eSigamRA

贔屓じゃなく差別
的確すぎる書き込みだわ

7 :  SS好きの774さん   2017年04月22日 (土) 12:20:05   ID: 3Gid2vAU

分裂気質の提督って、下につく艦むすも大変やな

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