とある魔術の禁書目録と、一昔前の少年ジャンプ『BOY』のクロスです。
世界観が禁書、事件がBOY寄りです。
上条さんが、(大まかな分類で言えば)不良で、背中から色々なモノを取り出して、無敵(一部除く)の強さを誇る感じです。
長くするつもりはないです。作者の気分転換みたいなモノなので、更新も遅めです。
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上条「そんじゃあ、行ってくるぜインデックス」ギィィイッ
インデックス「うん、行ってらっしゃいなんだよとうま。気をつけてね」ニコッ
ここは第7学区に唯一ある十字教の教会。
この教会に下宿するとある高校1年生、上条当麻。
大まかな分類で言えば、不良高校生に分けられる彼は、教会ならではの仰々しく神々しい扉を開け、いつものように学校へと向かう。
見送りには、この教会のシスターである少女、インデックスが。
神裂「ちょっと待ちなさい上条当麻」グイッ
上条「ッ!?な、何だよ神裂。上条さん、学校に遅刻しちゃいますよ?」
同じく、この教会の人間である18歳の少女。
いや、少女というには発育の良すぎる神裂が、上条の学ランの襟を掴む。
神裂「何やら……カバンの厚みが薄く見えますが」
上条「……気のせいだろ?いつも通りだよ」
バッ!!
上条「なっ!?ちょっ、テメェ返せ」
神裂「おや?教科書やノートなどが入っておりませんが」ゴソゴソ
上条から鞄を取り上げた神裂が、鞄の中身を探る。
すると
上条「ゲッ!?」
神裂「なっ!?何ですかコレ!!か、鞄の中から厚さ7cmの分厚い鉄板がぁ!?」
上条「い、嫌ァ……最近のスキルアウトはナイフやら鉄砲やら持ってるからな。無敵の上条さんとはいえ、これくらいの用意はしておかないと」
神裂「貴方は学校へと何しに行くつもりなんですかー!!」ギャース!
上条「うるせー!!男たるもの、外に出れば七人の敵と七つの不幸が待ち受けるモンだろうがー!!」ギャース!
インデックス「そんな不幸はとうまくらいにしか待ち受けてないんだよ」
ステイル「やれやれ。また朝から騒がしいね」スパー
インデックス「ステイル!!教会の中でタバコを吸うのはダメだって何回言ったらわかるのかな!?」
上条と神裂の争いを、呆れたようにタバコを吸いながら眺めているのは、この教会の赤毛のロン毛神父、ステイルである。
神父の身でありながら、顔にはバーコードのような刺青、耳には多くのピアス、そしてタバコ。
極めつけは、まだ14歳という、立派な不良神父である。
ステイル「放っておきなよ神裂。どうせそのバカのバカは死んでも治らない」スパー
神裂「いいえ!!今日こそ私は、上条当麻を更生させて見せます!!インデックス!!私の七天七刀を!!」
インデックス「あまり教会の中を散らかさないでほしいんだよ、かおり」ポイッ
インデックスによって、神裂の手に刃の長い日本刀が投げ渡される。
上条「上等だこの暴力聖職者共が!!この無敵の上条さんがいつまでもやられると思ったら大間違いだ!!」ズボッ!!
スルスルー
インデックス「せ!?背中から金属バットが出てきたんだよ!!」
ステイル「毎度ながら、ヤツの背中は一体どうなっているんだろうね」スパー
上条が右手を背中に突っ込むと、そこからスルスルと金属バットが現れる。
神裂「覚悟はよろしいですか上条当麻。懺悔なら今の内ですよ?」チャキッ
上条「懺悔するってあの不良神父にだろ?そんなモン絶対してたまるかよ」ガシッ
互いに得物を手にした二人。
上条「うるァーーーー!」ブンッ!!
そして
…………
ドゴォォォォオオオオッ!!!!!
上条「ギャァァァァアアアアッ!!!!」ドサァッ!!
土御門「お、上ヤンおはようだにゃー」
青ピ「相変わらず朝から騒がしいやねー」
大仰な扉を破り、上条は教会の外へと吹き飛ばされる。
外には、高校のクラスメイトである土御門と青髪が。
ステイル「神裂の勝ち……これで通算何敗目だい?上条当麻」スパー
インデックス「とうまー、いってらっしゃいなんだよー」
神裂「今日は学校が終わったら真っ直ぐ帰って来てくださいよ」
教会の3人は、あれだけの争いの後でも、何事も無かったかのように普通に上条を見送る。
青ピ「あぁ!!相変わらず今日も可愛いし、綺麗やなぁインデックスちゃんと神裂さんは」クネクネ
上条「……不幸だ……」
金属バットを神裂に、完全にくの字にへし曲げられ、ボコボコにされた上条は、扉の外でそう呟いたのだった。
終了です。大体こんな感じです。
今のところの確定配役は
上条さん→日々野晴矢
神裂→親父
です。
一条は確定してますが、岡本、山奈さんモミーの旦那などはまだ悩み中です。
ではまた。
神崎「」
みさきちはなに役?
山名さんに代わる被レイプ要員は一体誰になるのか
どーも1です。
時間が空いたので続きをどーぞ。
>>11
完全に忘れていました。メチャいい敵キャラなのに……
>>12
全くの未定です。まぁ山奈さんではないですねー。
>>15
山奈さん貞操の危機に陥り過ぎですよね。
とある高校
一限目
小萌「皆さんおはようございまーす。上条ちゃんは停学明けだからお久しぶりでーす」
上条「クカー」zzZ
二限目
小萌「であるからしてー……じゃあココは上条ちゃんに答えてもらいましょーかー」
上条「クカー」zzZ
三限目
小萌「起きてくださーい上条ちゃん。そんなに補習が受けたいのですかー?それともまた停学を喰らいたいのですかー?」
上条「クカー」zzZ
四限目
小萌「……………」グスッ
土御門「や、ヤバイ!!小萌先生が泣きそうだにゃー」
青ピ「上やん!!はよ起きんかい上やん!!」ユサユサッ!!
上条「クカー」zzZ
昼食
上条「んー……やっぱここの学食の味噌ラーメンは最高だな」ズルズル
土御門「上ヤンはこの味噌ラーメンを食う為に学校に来てるようなモンだにゃー」
青ピ「別に上ヤンが補習を受けようが留年しようが勝手やけど、小萌センセーを泣かすのは許されへんなー」
朝から昼までガッツリと睡眠をとった上条は、幸せそうな顔で味噌ラーメンを啜っている。
「オラァ、どけどけ!!さっさと席を空けやがれ!!」
土御門「チッ、3年のヤンキー共ぜよ。まだ食ってる生徒を無理矢理どかしてるにゃー」
青ピ「全く迷惑な人らやなー。ん?でもあの人らって」
不良達が、上条達の席へと近付いた時
「ん?……ゲッ!?」
上条「ん?あれー?先輩方じゃ無いですかー。その節はどーもー」
不良達に挨拶する上条に対し、不良達は俯いている。
土御門「あー、こないだ上やんにボコボコにされた先輩ってこの人達だったんだにゃー」
青ピ「よりによって、上やんの目の前でカツアゲなんかしてたからなー。自業自得やでー」
…………
3年男子トイレ
「クソッ!!上条の野郎、もう停学明けたのかよ!!」
「揉山さーん、何とかしてくださいよあの野郎」
男子トイレで、タバコを吸いながら不良達が談合している。
その中心には、ガタイのよく老け顔の、もみあげが特徴的な男が。
揉山「どーでもいいけどよぉ……」ドゴォッ!!
「ガッ!?ゲホッ!!」
揉山が不良の1人の腹を、思いっきり蹴り上げる。
揉山「テメェらやる気あんのか!?新入生歓迎『カンパ』、全然集まってねぇじゃねぇか!!」
「ゲホッ、ゴホッ、す、すいません……その上条って野郎に邪魔させて……」
揉山「上条当麻か……ふざけた真似しやがって」
…………
放課後
上条「さーて終わった終わった。お好み焼きでも食べて帰ろうぜー」
土御門「上やん、結局今日はずっと寝てただけにゃー」
青ピ「小萌センセーまた泣きそうになってたでー。明日同じ事したらしばき倒したるからなー」
上条「わかってるよ。今日はたまたま……ん?」
上条達の前に、不良達が現れる。その中には揉山の姿が。
上条「俺に何か用かよ、おっさん」
「テメェ、誰に向かって口聞いてんだコラァッ!!」
揉山「(ふざけやがって……舐めた野郎だ……)」
揉山「俺はココの番はってる揉山だ。テメェ個人に恨みはねぇが、コイツ等が世話になったみてぇだからな」
土御門「このご時世、まだ番長ってポストが存在してんだにゃー」
青ピ「まぁ、僕らには関わりない世界やからなー」
上条「で?どうするんだ?」
揉山「タイマンでやってやるよ。誰にも手は出させねぇ。もちろんタイトルマッチだ」
上条「タイマンね。オーケー」
揉山「場所は体育館裏。30分後だ。逃げんじゃねぇぞ」
上条「アンタこそな、おっさん」
ニヤニヤ
揉山の後ろで不良達がニヤつく中。
上条と揉山は『タイマン』を約束し、別れた。
土御門「にゃー。まるで不良ドラマか映画でも見てる気分ぜよ」
青ピ「大丈夫なんか上やん。あの番長さんごっつー強そうやで?」
上条「問題無ぇよ。なんたって俺は『無敵』だからな」
土御門「ま、精々気をつけるんだにゃー。じゃ、俺は先に帰るぜよ」
青ピ「ほな僕も」
小萌「あー!!丁度よかったですそこの野郎共ー!!ちょっと手伝ってくださーい」
青ピ「はーい!!小萌センセーの為なら僕ら何でもやりまっせー。なぁ、二人とも」クルッ
青ピが周りを見ると、既に他の2人は逃げた後だった。
上条「さてと……念の為……」
30分後
「おーい、体育館の仕切りのネットどこいったー?」
「あれ?バレーのネットどこにしまったっけ?」
「オイオイ、サッカーゴールのネットもねぇぞ」
青ピ「もー、2人共薄情モンやなー。まぁ、おかげで小萌センセーと二人きりやったんやけど」ルンルン
小萌の用事を終わらせて、青髪は学校から出ようとしていた。
そこに
青ピ「ん?ありゃさっきの番長さんやないか。今頃上やんとタイマンのハズやのに」
上条と、体育館裏でタイマンを行っているハズの揉山と、取り巻きの不良がいた。
「やっぱ揉山さんは凄いっすね!!あんだけの人数が集まるなんて」
揉山「まぁ、俺が一声掛ければこんなモンよ」
揉山達が続ける。
「しかし上条の野郎、本当に揉山さんとタイマン張れると思ってたんすかね」
揉山「何で俺がわざわざあんなのとタイマン張らなきゃならねぇんだよ。俺は『レベル2の肉体強化』だぞ?今頃アイツ等に殺されてんじゃねぇか?」
ギャハハハハハッ!!!!
揉山に、上条とタイマンを行う気など欠片もなかった。
最初から、数で叩き潰すつもりだったのだ。自分の手も汚さず。
青ピ「ちょっと待てやアンタ!!」
青髪が、揉山達の前に立ち塞がる。
揉山「あ?確かテメェは上条と一緒だった……」
青ピ「アンタそれでも男か!?仮にもココの番はっとんのなら、男らしく上ヤンと勝負せぇや!!!」
揉山「……もう一度言ってみろ小僧……」
青ピ「あぁ!!何度でも言ったる!!」
青ピは、拳を握り締めて叫ぶ。
青ピ「アンタなんか……アンタなんか男やない!!!」
体育館裏
ワイワイガヤガヤ
上条「おー、いるいる鰯の群れが」
上条は、揉山の指定時間通りに、体育館裏へとやって来た。
そしてそこには、この高校の不良全てを集めたと言っていい程、大勢の不良達が待ち構えていた。
それぞれが、バットや鉄パイプなどの凶器を持っている事から、ただ偶然居合わせたわけではないだろう。
「ギャハハハハハッ!!ホントに1人で来やがったよコイツ」
「テメェなんざと揉山さんがタイマン張るわきゃねーだろうが」
「馬鹿なんだよマジで!!バーカッ!!」
上条「おっさんの姿が見えねぇなー。俺にビビって逃げたか?だったら頭がいいぜあのおっさん」ザッ、ザッ
上条は、大勢の不良に欠片も臆すること無く前に出る。
上条「馬鹿はテメェ等だ」ザッ!!
「「「んだとコラァァァアアッ!!!!」」」
不良達は、一斉に声を上げる。
「舐めやがって……地獄見せてやっから覚悟しやがれ!!」
「恨むなら、自分の馬鹿さと不幸でも恨むんだなぁ!!」
上条「不幸か……確かについてねぇよなー……ついてねぇよ……」ゴソゴソ
上条は、背中に手を入れて挑発する。
上条「『お前ら』……本当についてねぇよ」
プツンッ!!
不良達の何かがキレた。
「「「ぶっ殺せぇぇぇええええッ!!!!!!」」」ウォォォオオオッ!!!!
同時に、一斉に上条へと押し寄せていく。
上条「こんなことだろう思ったぜ!!」ズルズルズルズルッ!!!
同時に、上条の背中から、とてつもなく大きな網のようなモノがズルズルと引き出される。
「せ、背中から何出してんだアイツは!?」
次の瞬間
上条「うるァーーーーーッ!!!!!!」バサァァァアアアアッ!!!!!
上条が、その大きな網を全力で不良達へと投げつける。
「な、何だありゃ!?」
「うわぁぁぁあああッ!!!」
そして、大きな網は、不良達の上へと被さった。
上条「必殺『一網打尽の刑』じゃぁああッ!!!」グイッ!!!!
「「「ギャァァァアアアッ!!!!!」」」
網に引っかかった不良達は、上条が思いっきり網を引っ張る事で将棋倒しのようになり、ほぼ全員が転倒し、網にガッツリと絡まった。
「くそ、出せコラァァァアアッ!!」
「邪魔だドケコラァ!!」
「誰だよ今踏んだヤツ!!」
上条「いやー、大漁大漁ー。今夜はごちそうだぞーっと」ゴソゴソ
網の中で蠢く不良達の前で、上条が更に背中から何かを取り出す。
上条「にーん☆」キラーン
金属バットだ。
「「「ドラ○もんかコイツはァァアアッ!!!!」」」
不良達の渾身のツッコミが、辺りに響き渡る。
「お、オイオイ……冗談だよな?わかった、話合おう、話せばわかるから」
上条「チキュウノコトバー、ワーカリーマーセーン☆」ニコッ
青ざめる不良達の前で上条は、何とも言えない笑顔で、バットを肩に担いだ。
…………
上条「フーンフーン……ん?」
不良達への『お仕置き』を終えた上条は、校舎内をうろついていた。
すると
上条「ッ!?」
すると、ゴミ焼却炉の近くで。
目の前に、ボロボロになった青ピの姿があった。
側には揉山達の姿が。
揉山「なっ!?テメェなんでココに……」
揉山は驚く。
今頃は、大勢の不良達にボロ雑巾のようにのされているハズの上条が目の前に現れたからだ。
青ピ「何……度でも言うたる……」
青髪は、ボロボロのまま、うなされるように呟く。
青ピ「アンタなんか……男や……ない……」
揉山「チッ!!まだ言ってんのかこのクソガキがッ!!」ドスッ!!
倒れている青髪に、揉山が更に蹴りを入れる。
上条「……番長さんよ……約束通り素手のタイマンといこうじゃねぇか」
揉山「あぁ?テメェがどうやってアイツ等から逃げたか知らねぇが、テメェごときが俺とタイマンなん」
上条「うるァッ!!!」バキィッ!!!!
揉山「グハァッ!?」ドサァッ!!
上条の顔面への一撃で、揉山が倒れる。
「揉山さん!!」
揉山「あ、アイツ等を呼んで来い……このクソガキをフクロにしてやる……」
揉山の言葉と共に、不良はすぐさま大勢待機しているハズの体育館裏へと向かう。
揉山「俺様はなぁ……レベル2の肉体強化の能力者だ……テメェごときが舐めてんじゃねぇぞォオオッ!!!」ダッ!!
揉山が、上条へと突っ込む。
揉山の能力は、肉体への負荷を下げる能力。
これにより打撃に打たれ強くなったり、素早い動きによる筋肉の負荷を下げる事で、何発も連続で素早く、力の篭ったパンチを繰り出すことが出来るのだ。
ストレートの威力を持つジャブを、連続で繰り出す事も。
正に、喧嘩の為の能力だろう。
しかし
揉山「オラァァアアッ!!!」シュッ!シュッ!!シュッ!!!」
上条はそれを容易く躱す。
揉山「(何ぃ!?俺の必殺トリプルパンチが簡単に……)」
上条「うるァッ!!!」バキィッ!!!
そして、すかさず顔面に左拳を叩き込む。
が。
揉山「クッ、残念だったなァ!!俺の能力は打たれ強くもなる!!そんなパンチ何発喰らおうが、俺は」
上条「うるァッ!!!」ブンッ!!
揉山「グハァァァアアッ!!!」バキィッ!!!
上条の『右拳』が顔面へと叩き込まれると、揉山の鼻が歪む。
揉山「な、何でだ……能力が働かな」
上条「うるァうるァうるァァァアアッ!!!!!」ドドドドドッ!!!!
揉山「ガハァァアアッ!!!!」ドサァッ!!!
続けてラッシュを叩き込むと、揉山はそのままダウンした。
上条「う」グッ!!
揉山「ま、待て!!待ってくれ!!」
揉山は、追撃をしようとする上条を制止する。
揉山「俺の負けだ……番のポストもお前にやる。だ、だからもう……」
揉山は負けを認めた。
これで、このタイマンは終わりだ。
この高校の番長は、上条となった。
上条「別にそんなモンはいらねぇよ。これからもおっさんが番を張ればいい」
が。
上条はそれを簡単に捨てる。
揉山「そ、そうか。なら」
上条「だけど、代わりに一言言っておく事がある」チラッ
上条は、側で倒れている青髪をチラりと見る。
そして
青ピ「何度でも……言ったるわ……」
うなされるように呟く青髪の言葉を上条が続ける。
上条「テメェなんか男じゃねぇ。……死ね」ブンッ!!!
揉山「ヒッ!?」
そして、上条の止めの一撃が、揉山へと振り下ろされた。
…………
「そ、そんな……」ガタガタッ……
揉山から、体育館裏の人間達を呼ぶように言われた不良は、その場に着いて愕然としていた。
「うぅ……じ、地獄を見た……」
「あ、アイツは……悪魔だ……」
「ドラ○もーん……」
全滅していたのだ。
50人以上はいたであろう軍団が。
何故か大きな網に絡まった状態で。
「……もうアイツに関わるのはよそう……」
不良は、そう強く心に決めた。
…………
揉山「」シュゥゥウッ……
上条「おーい青ピー、生きてるかー?」
青ピ「あ……上やん……無事やったんかいな……」
上条「当たり前だろ。俺は無敵の男だぜ?よっと」
上条は、倒れた青髪の肩を背負い、歩く。
青ピ「上やん……どうやら僕はここまでみたいや……」
上条「そんな映画みたいなセリフ言われても上条さんは困るんですが」
青ピ「インデックスちゃんや神裂さんに……よろしく伝えとってな……」ガクッ
上条「しょーがねーなー。一回家に連れてって、アイツ等に手当てしてもらうか」
青ピ「よっしゃ!!そうと決まれば急ぐで上やん!!今日こそは神裂さんのあの太ももで、膝枕してもらうんやー」ヒャッホー
上条「全然元気じゃねぇかお前ッ!!!」
こうして上条は、停学明け初日にとある高校の番長に。
そして、5秒でそのポストを捨てた。
教会
神裂「上条当麻ぁぁああッ!!!今日こそは真っ直ぐ帰ってきなさいって言っただろぉがァァァアアッ!!!!
停学明け初日っから喧嘩してんじゃねぇぞド素人がァァアアッ!!!」ガッシャァァアアッ!!!
上条「ギャァァァアアアッ!!!!!」
インデックス「全く。とうまはいっつも喧嘩ばっかりかも」
青ピ「インデックスちゃーん。僕今日めっちゃかっこよかったんやでー?やから怪我の看病してーなー、手厚くなー」クネクネ
ステイル「どれ……僕が見ようか。思ったより頭が重症のようだね。ヤツと違って一回死ねば治るかもしれないよ」ボゥッ!!
青ピ「し、神父の兄さん!?僕は野郎の手『熱い』看病はノーセンキュギャァァァアアアッ!!!!」
土御門「おー、帰ってきてたぜよ2人とも」
舞夏「今日はいい食材をいっぱいもらったからおすそ分けに来たぞー」
阿鼻叫喚の地獄絵図の教会の聖堂へと、隣に住む土御門とその義妹の舞夏が、料理のおすそ分けをしに入ってくる。
これが上条当麻の日常であった。
投下終了です。モミーの旦那編でした。
青ピが岡本ってわけではありません。青ピは青ピです。
モミーはそのままモミーでいきました。
次は岡本役との出会いと思います。多分。
ではまた。
このSSまとめへのコメント
懐かしいな
自分涙いいすか