にこ「学校の中って...でもここ女子校ですよ？」

理事長「そうね、だから？」

にこ「だからって...だって女の子しかいないのに好きな人もなにもないと思うんですが」

理事長「なんで？」

にこ「...」

にこ(まだるっこいわね...何が言いたいのかしら)










理事長「...うん、やっぱり矢澤さんは大丈夫みたいね」

にこ「？？」

理事長「試すようなことしてごめんなさい、でもこれは必要なことだったのよ」

にこ「はぁ...？」

理事長「じゃあそろそろ用件を話させてもらうわね。実は最近、この学校である問題が起こっているの」

にこ「問題ですか？」

理事長「ええ、それはね...女の子が好きな女の子、まあわかりやすく言ってしまうとレズである生徒が増えてきているの」

にこ「そ、そうなんですか...でもそれの何が問題なんですか？にこには理解出来ないけどそういうのは個人の自由だし別に...」

理事長「...もちろん女子校っていう閉鎖空間だし同性間でも関係が深まることはよくあることだけど、どうもそれだけじゃなさそうなの。すごい勢いで増えているみたいだしね。そこで調べてみたところ驚くべきことが分かりました」

理事長「何とその原因はあなた達アイドル研究部にあるようなの」

にこ「ええっ！？な、なんでそうなるんですか！？」

理事長「あなた達中の誰かが無差別に学校中の女の子をたぶらかしているみたいなの。μ’s として今や知らない人はいないほどの活躍をしているあなた達だから影響力も強いだろうしね」

にこ「...じょ、冗談ですよね？そんなの全然気付かなかったんですけど...」

理事長「残念だけど事実よ。このまま放っておいたら全校生徒がレズになってしまう。それでお願いなんだけど...矢澤さんにはそれを止めて欲しいの」

にこ(そりゃそうか、そんなことなったら評判悪いだろうし廃校は確実よね)

にこ「...分かりました。でもどうやって？にこ誰がレズかなんて知らないですし、止める方法も思いつかないですけど」

理事長「そうだろうと思ってこれを用意しておいたわ。自由に使って」ﾄﾞｻｯ

にこ「これ...メガネとなんかの錠剤？」

理事長「使い方を説明するわね。まずそのメガネ、かけてみて」

にこ「どれどれ...」

にこ「これは...度が入ってないただの伊達メガネね」

理事長「じゃあそれをかけたままこっちを向いてみて」

にこ「...！なんか理事長の上に数字が出てきた！」

理事長【49】「その数字は相手の同性愛に対する感心を数値化したもの、言わばレズ度よ。詳しいことに関しては説明書を渡すからそれを読んで欲しいんだけど、まあ目安としては50を超えていたらまずレズね」

にこ(めっちゃギリギリじゃない...これ年齢じゃないのよね？)

理事長【49】「で、もう一つの錠剤は飲ませることでレズ度を抑制することができるの」

にこ「おお！確かにこの二つがあればなんとかなりそうだわ！」

理事長【49】「矢澤さん、この学校の未来はあなたに全てかかっているわ。どうかお願いね」

にこ「分かりました！じゃあさっそく行ってきます！」

理事長【50】「ええ、頑張ってね」

ルール:
勝利条件:レズを全て見つけて錠剤を飲ませる。
敗北条件:にこのレズ度が50を超えてしまう(現在は0)、またはレズに負けてしまう


錠剤は全部で8つ、メガネは2つあります。

レズ度は50を超えるとアウトです。
数値は

50〜70:普通のレズ
70〜90:危険なレズ
それ以上:かなり危険なレズ
ゾロ目:それを10倍した数値、ようするに必ずかなり危険なレズ以上

となります。
また仮にレズ度が50を上回っていなくとも無自覚レズの可能性があるため油断は出来ません。

────放課後




にこ「さてと、そろそろ行動を開始しましょうか」

にこ「まずは...やっぱり仲間を増やした方が良いわよね」

にこ「となるとレズじゃなさそうな人...うーん誰かしら。こうしてみると全員怪しく思えるわね」

にこ「...たぶん>>10はレズじゃないわよね。よし、>>10のところに行ってみよっと」

ぱなよ

にこ「あ、いたいたおーい花陽〜！」

花陽「そんなに急いでどうしたのにこちゃん？わざわざ来てくれなくても今から部室に行こうと思ってたんだけど」

にこ「いや、あんたに緊急の用があったから来たのよ」

花陽「...？」

にこ「実は...」

にこ(ってそういえばまだ花陽がレズかどうか分からないんだから話しちゃダメよね)

花陽「...にこちゃん？」

にこ(そうだ！測ってみればいいのよね！)

にこ「よーし花陽、そこを動かないでねー」

花陽「え？え？う、うん...」




直下コンマ
【花陽のレズ度】

にこ「！」

花陽【14】「あれ、そういえばにこちゃんってメガネなんかしてたっけ？もしかし...」にこ「やった！やっぱり花陽は違う！」

花陽【14】「わわっ！な、何が？」

にこ「あ、ごめん。じゃあ説明するわね」


ーーーー説明中ーーーー



花陽「そ、それは大変だよ！」

にこ「でしょ？だから今、協力してくれそうな仲間を探してたのよ」

花陽「なるほどそういうことだったんだね」

にこ「花陽、協力してくれる？」

花陽「うん、もちろんだよ！あんまり役に立てるかは分からないけど...」

にこ「心配しなくとも見つけてこの錠剤飲ませるだけだから、一緒に頑張りましょ？」

花陽「そ、そうだよね！うん、頑張る！」


【花陽が仲間になりました】

にこ「それにしてもいったい誰がレズなんだろ...花陽は分かる？」

花陽「うーん...あ、希ちゃんは？ほら、よくわしわしーって言ってにこちゃん揉まれてるよね」

にこ「ああ...でもどうだろ、あいつのはなんかからかってるだけのような気もするのよね...」

花陽「確かにそうかも...ねえにこちゃん、たぶんこうやってここで考えてても分からないと思うの。それよりそのメガネを使って全員確かめてみた方が早いんじゃないかな」

にこ「確かにそうね...ただなんとなく嫌な予感がするような」

にこ(さてどうしよう...)


>>24


1、部室に行く
2、部室に行く前に誰かと会う(花陽以外)
3、突然花陽の手を握ってみる

2

説明足りなくてすみません、誰に会うのかまでお願いします
直下

花陽「じゃあ部室に行こっか」

にこ「いやその前に一人、事前に確かめておきたいやつがいるわ」

花陽「へ？」

にこ「穂乃果よ...あいつがレズがそうじゃないかでは結構違うと思うし。あの求心力は敵に回るとやっかいよ」

花陽「ああ...もし穂乃果ちゃんがレズなら早めになんとかしておかないとドンドン増やされちゃいそうだもんね」

にこ「そういうこと。んじゃまず穂乃果のとこに行きましょ」

花陽「うん！」

穂乃果「へーそうなんだ！それは────」

ことり「うん、私もあの時は────」

穂乃果「あ、それでさ────」











にこ「見つけたけど...まあやっぱり一人じゃなかったわね」

花陽「一応一緒なのはことりちゃんだけみたいだけど...どうしようか？」

>>33

1、ついでだからことりも一緒に測る
2、穂乃果だけ測る
3、測らないでそのまま部室へ

2

にこ「穂乃果」

穂乃果「ん？あ、にこちゃん！花陽ちゃんも！」

ことり「二人ともどうしたの？」

花陽「二人にはちょっと聞きたいことがあるんです」

穂乃果・ことり「聞きたいこと？」

花陽「うん」

花陽(にこちゃん、今のうちに)

にこ(オッケー、上手く気をそらしておいて)

穂乃果「なになに？なんでも聞いてよ」




直下コンマ
【穂乃果のレズ度】※ただし奇数だったら計測失敗

にこ(穂乃果のレズ度は...)

穂乃果「あれ、そういえばにこちゃんってメガネなんかかけてたっけ？」

にこ「え？ああこれは伊達で...」

穂乃果「そうなの？ちょっと貸して」ﾋｮｲ

にこ「あ、ちょっ！」

穂乃果「ふふん！どう似合う？」

にこ「ぐぬぬ...」

花陽(ゴメンにこちゃん...話題が特に思いつかなくて)

にこ(...失敗ね)

────部室





にこ「はぁ...」

希「どうしたんにこっち、ため息なんかついて」

にこ「なんでもないわよ...」

希「そう？」

にこ(このメガネ、相手を見てから計測されるまでに少し時間がかかるみたいね。でもだからってじっと見つめてたらメッチャ怪しいし...思ったより大変だわ、これ)

にこ(なんとかして怪しまれないように測れないかしら...)

にこ(...そうだ！>>40をしながらなら見てても怪しくないわよね！)