夢落ちでごまかすのってだめなの?(35)
…………タンッ…………タンッ……
足音が聞こえる。背中がやけに冷たい
男「うっ…………」
…………タンッ………………タンッ………
足音はまだ続いている。水の上でも歩いているのだろうか、背中に揺れを感じる。
男「………………背中に?」
そう、水の上に浮いていたのだ。
目を開けると、真っ暗でありながら、月の光がほのかに明かった
……………タンッ…………タンッ……
足音が近づいてくる。音が大きい、すぐそこにいるのだろうか
別に中2病とかじゃないよ
稚拙な文ですが………ハイ
書き出めじゃないです
お前の言いたいことがよく分からんが、いい意味で裏切られる夢オチはありだと思う
質問したいだけなら酒場な
…タンッ…………………………
足音が消えた。ふと、横を向こうとした……しかし、首が動かない
痛みは感じなかった。気付くと、目の前に顔があった
それは、およそ人の顔と呼べるものではなかった。目は縦に大きく開いており、鼻はなく、口は耳まで伸びていた
男「……………ッ!」
声がでない。どれだけ叫ぼうとしても、声は全くでなかった
そして……その化け物は、口を大きく開けた
意外にも、すぐに諦めた。僕は、ここで死ぬのか…なんて考えた。
………まだ死なないのか?いや、もう死んでいるのか
そこで、ぼくは眠りについた……
>>3良い意味って諦めは駄目か
スレタイはどうで?良かったから
一応自己満足のため書くつもり
>>5どうでも、ね
正しくは、眠りから覚めたのだろう
男「うわああああああぁぁぁ……」バサッ
…ダッダッダッ
妹「お兄ちゃん!大丈夫!?」
またこれか……妹も慣れたのだろうか、来るのが段々と速くなってきている
妹「汗、すごいよ……ほら、タオル」
男「ハァ…………ハァ………ありがと…」
最近、この夢をよくみるのだ。
なんつーかgdgdだな
妹「……また、あの夢見たの?」
男「ん、ああ……うん」
妹「1週間ぐらい、続けてこんな感じだよ?ほんと大丈夫なの?」
男「……きょうも病院行こうかな」
妹「そだね、でも朝ご飯。もうできてるから、食べたらいこ」
男「…毎日ありがとな」
妹「水臭いからいいよ…」
この家には2人しか住んでいない、僕と妹だ。
母は妹を産んだ3ヶ月後に他界、父はガンで亡くなった。肺ガンだったそうだ
妹「ジャジャーン!今日は…目玉焼き定食なのです」
男「いつもの同じのなのな……」
妹「こまかいことはいいの、ほら…」
男•妹「いただきまーす」
~お食事なう~
男「はぁ…あの病院いやなんだよなー」
妹「わがまま言わないの」
男「だってあの医者さ……」
~3日前~
男「最近、おなじ夢を見るんです……」
医者「まぁ、よくあることですね」
男「毎日うなされて……つらいんです、なにか対処法など……」
医者「ないですな」
男「薬などは……」
医者「もう少し続くようでしたら、また来てください」
~回想終わり~
男「…だぜ?」
妹「なんか…返事が素っ気ないね」
男「だろ?なんか、もっとこう…ねぇ?」
妹「…何て言っても今日もいくよ」
男「うわぁああああぁぁ…」
妹「ほら、もう行くから…着替えきて」
男「ういういー」
~病院への道~
男「はぁ~やぁだぁよー行きたくないー」
妹「子供じゃないんだから…」
男「だって…絶対あの医者、嫌な顔するよ?」
妹「ま、内容が内容だからね」
男「……つらいんだよ。妹だって、毎朝、俺が叫んでたら嫌だろ?」
妹「嫌だね」
男「…ストレート過ぎるよ」
妹「じゃあ、これから毎朝、私も叫んでみる?」
男「叫んでるときには、おれは寝てると思うけどな…」
妹「起きるの遅いもんね……それも夢のせいなの?」
男「病院についたらわかるさ」
~あらいぶ病院~
男「…………」ソワソワ
妹「……まだ呼ばれないよ」
男「……………」ソワソワ
妹「…落ち着きなって」
男「…………」ソワソワ
妹「………はぁ」
ピ-ポ-ン ○○さーん
妹「あ…はい」
医者「で、どうなされたんですか?」イライラ
男「まだ、同じ夢を見ていて…」
医者「…そうですか」
男「毎朝、うなされていて…」
医者「で、どのような夢を見るんですか?」
男「………はい?」
医者「ですから、夢の内容を……」イライラ
男「あ、はい」
男「初めは、目を閉じていて、足音が聞こえるんです」
男「足音はだんだんと近づいてきて…近くで止まるんです。」
男「そこで目を開けると、化け物の顔が覗き込んでくるんです」
男「すると、声も出ず、体も動かなくなり…」
男「急に視界が真っ暗になって、目が覚めます」
男「…と、まぁこんなかんじです」
医者「それは、どのような場所ですか?」
男「水の上で浮いている感じでした」
医者「化け物はどんな顔でしたか?」
男「目が縦に開いていて、鼻がなく、口が耳まで伸びていました」
医者「……………」
男「?あのー……」
医者「…あっ、あー、はい分かりました。
」
医者「こちらで詳しく検査するので…明日、また来ていただけますか?準備が必要なので…」
男「さいですか…分かりました」
医者「今日は睡眠薬を出しますので、ゆっくり寝てください」
男「はい…ありがとうございます…」
ガラガラ~ピシャン
~お帰り道にて~
男「…なんでお前部屋までついてこなかったんだ?」
妹「ああいう、緊張した場所は、まだ苦手だから……///」
男「早めに慣れろよ」
妹「で、どうだったの?」
男「今日はゆっくり寝て、明日またこいってさ」
妹「えぇー!またいくのー?」
男「……ごめんな」
妹「謝るのはいいからさ、今度アイス買ってよね」
男「…ああ、分かったよ」
医者(あの化け物の話…どこかで聞いたことあるな……調べてみるか)
医者「インターネッツ…インターネッツ…」
医者「……………これか」
医者「…………ッ!」
医者「…名前……名前は……」
名前だけ安価いいかな?
>>23のネーミングセンスに期待
無いなら「さっちゃん」でいこうとおもう
内藤めあちゃん
ボクサーみたいな名前だな
途中から“めあちゃん”になるよろし
ナイトメアとかけてるんだろ
医者「内藤、め…あ、ちゃん?ふざけてんのか?」
医者(顔と名前がミスマッチ…)
医者「妖怪……の一種なのか…」
医者「…人の夢の中に入り込み…生気を喰う……」
医者「寿命を喰われるのか…」
医者「やばいな……あの患者、放置してバックレるかな……」
医者「でも、若いしな…」
医者「はぁ………ったく、もうちょっと調べるか」
>>25
なるほど、さんくす
医者「ptsd………」
医者「トラウマが夢で再生されるのか…」
医者「現実的な話じゃなかったしな…」
医者(動けないってのは、拘束みたいなものか…?)
医者(…………分からんな)
医者「背中が冷たいって言ってたな……」
医者「まさかな………ハハッww」
医者(明日…聞いてみるか)
ナース1「あの人…また、独り言してるわよ」ヒソヒソ
ナース2「本当に怖いわよねー…」ヒソヒソ
医者(癖で口に出してたか………みんなもよくあるよね?ね?)
~夜のお部屋~
男「………」スヤスヤ
妹「(また来ちゃった……わたしのせいなのかな…)
男「…………」スヤスヤ
妹「……」
男「………、」ハァ………ハァ…………
妹「またやっちゃった」
~朝だよ~チュンチュン
男「うわああ!ああぁあぁあ……」ハァハァ
…ダッダッダ
妹「お兄ちゃん!はい、タオル」
男「おお…ありがとな」ハァハァ
妹「今日、病院の日だから。朝ご飯食べたら行こ」
男「……うん」
妹「ジャジャーン!今日は…」
男「目玉焼き定食です」
妹「ああー!言わないでよぉ…」
男「だって…目の前にあるんだもん」
妹「………はあ、食べたら行くよ」
男「…?どこへ?」
妹「はぁ!?病院に行くって言ったじゃない!」
男「ああ、そうだったな」
妹「もう、しっかりしてよね」
~病院への道~
男「今日はタクシーで行かないか?」
妹「だーめ、お金が勿体無いでしょ」
男「時間と体力は貴重なものですぞ?」
妹「はいはい、歩くよ…」
男「あ、待ってぇー」タッタッタ
~あらいぶほすぴたる~
男「…………」ソワソワ
妹「毎回だけど、それやめて」
男「んー……」ソワソワ
妹「ソワソワしないの」
ピンポーン○○さーん
妹「あ、はい!」
妹「今日は私も付いてくよ」
男「そか、がんばれな」
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