～爺さんの葬式会場～

男「親父久しぶりだな」

親父「忙しい時期に呼んで悪かったな。嫁さんは大丈夫か？」

男「順調順調。来週が予定日かな」

親父「幸い爺さん命日と孫誕生がずれたのは幸いっちゃ幸いか」

男「ところで……お袋と婆ちゃんは？」

親父「あっちで準備してるよ。おっと!?そろそろ坊さんがくる時間だな」

坊さん「本日は御愁傷様です」

親父「本日はよろしくお願いします」

婆さん「爺さん……なんで……死んじまっただ…」ｸﾞｽｸﾞｽ

男（婆ちゃん…）

お袋「お義母さん…」

伯父さん「男！おめえはこっちさ手伝いにこい」

男「手伝い？」

男「伯父さん手伝いって？親戚一同集まって何手伝うんだ？」

伯父「静かにしんろ。今から葬式がはじまんぞ」

男（意味わかんねーよ…）

お坊さん「それでは葬式を開始致します」ﾍﾟｺｯ

伯父「親戚一同準備はええが？」

親戚一同「おおう!!」

男「？？？」

お坊さん「爺さん享年80歳…私、心を籠めて誠心誠意捧げたいと思います」

男（葬式会場なのに熱気が凄いな…）

お坊さん「よーしテメエラしっかりついてこいよ！！」

男「はっ？」

親戚一同「「「「おおう！！」」」」

お坊さん「まずはこれからだ！墓a・ra・shi」

男「えっ」

墓a・ra・shi
作詞：vip 作曲：馬飼野　康二 編曲：馬飼野　康二

(次期総僧…次期総僧)
氏んだらyeah！遺産がgood！

だから相続揉めるのはboo
雑、往来
それでも葬儀をまとめる
そうさ和尚はsuper坊主！
we are "bose"
やな法事あってもどっかでお経あげる
お経だけ読むけどいいでしょ？
木魚だけ持ったっていいでしょ？

※you're埋葬！葬！
いつもすぐ葬場にある
幽霊いないよ　誰も釈迦信じない
お寺中のハゲを集めて　掘り起こせ
魂　魂　憑依

☆今日もお寺で言っちゃってる
悲惨な葬儀だって言っちゃってる
僕らはいつも袈裟着てる
でっかい数珠持ち木魚叩いてる
everyday evrybody！！
まだまだ説教終わらない
出家から始めてみればいいじゃない
受付の！受付の！香典！

★布施 by 布施 装束よりも裸のまま突っ込め
成敗せい お供えよりもあーお札がほしいから
とにかく仏教広めよう

※repeat

男（今日…爺さんの葬式？だよ…な？）

お坊さん「you're埋葬！葬！いつもすぐ葬場にある 幽霊いないよ　誰も釈迦信じない 」

伯父「おめえら！リズミカルに右腕を回すて腰を反るんだ」

親戚一同「「「「おおう」」」」

伯父「ハーイッ!!ハーイッ!!！」ﾊﾟﾝ!!ﾊﾟﾝ!!

親戚一同「「「「ハーイッ!!ハーイッ!!」」」」

男「伯父さんらは葬式中に何やってんだよ!!」

伯父「ヲタダンスに決まってんだろ!!おめえも黙ってすんろ」

男「親父!!みんな狂ってる。葬式を無茶区茶にする気…」

親父「ｌ・ｏ・ｖ・ｅ・お坊さん!!」

お袋「キャー!!お坊さま～こっち向いて～♪」

男「はっ？」

婆さん「爺さまが死んだおかげでお坊さまがきでぐれた…爺さまはお坊さまの大ファン。爺さまも幸せだ」

男（なんだ？いったい全体何が起きてるんだ!?）

お坊さん「テメーらのってるか～い？」

葬式会場「イエーイ!!」

遺影「イエーイ!!」

男（ダメだコイツら…早くなんとかしないと）

男「この人混みを掻き分けていくしかない」

お坊さん「次はこの曲だ!!錯乱坊」

葬式会場「錯乱坊キター!!!!!!!!!」

伯父さん「オメエら気合いいんろー」

葬式会場「おっしょーお!!おっしょーお!!おっしょーお!!」

錯乱坊 (大塚愛っぽく可愛く歌ってね♪)

修行しだすともう２年経つなぁって
やっぱ実感するね なんだかハゲたりするね

そういや払ったこともあったし呪ったこともあったし
漢字がいっぱい詰まった長い長いお経です
(遺影！)

南無南無の１日や 写経だって書き表せない
漢字多いんだもん！

重ね合う両手 皺合わせの南無
もし悟りの向こうに見えるものがあるなら
唱え合うふたり いつの時も
拝みとおしあなたと わたし錯乱坊ー

「もう一戒！」

下駄を履くふたり いつの時も
もし遠い未来に火葬があるのなら
寺を焼く和尚 いつの時も
木魚投げるあなたとわたし錯乱坊ー

19時くらいにまた書く

ドラクエssなんぞ書いてないわ。憶測で言うな