マッチ売りの少女「え?」
海軍本部元帥〝赤犬〟「ここで営業するんなら政府の許可が要るじゃろうがい」
赤犬「許可はとったんかっちゅうとるんじゃァ」
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少女「あ、あの、わたし……」
赤犬「あァッ!? はっきり喋らんかァッ!!」
少女「ひっ……と、とってません……ごめん、なさい」
赤犬「ほんなら違法営業っちゅうことじゃなァ」
少女「わたし……わたし、ごめんなさい……お父さんに言われて、わたし……マッチを……」
赤犬「貴様の事情なんざァ、微塵も興味ないわ」
赤犬「人間はァ、正しくなけりゃ生きる価値無し」ガシッ
少女「え?」
ジュウウウウ
少女「」
ブランニュー「ここにおられましたか、元帥!」
赤犬「あァ、ブランニューか」
ブランニュー「……? 何です、その焦げた物体は」
赤犬「そこでマッチの違法営業をしちょったガキがおったけェのォ」
赤犬「ちょっと処刑しただけじゃァ」
ブランニュー「そうですか。それよりそろそろ出発しませんと」
ブランニュー「この後、マリージョアでアンデルセン王国のハダカーノ国王と会談なのですから」
赤犬「あァ、わかっちょるわ」
赤犬「正義を為した後は気持ちええのォ」
~ HAPPY END ~
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