マッチ売りの少女「マッチいりませんか?」 元帥「許可は?」 (11)

マッチ売りの少女「え?」

海軍本部元帥〝赤犬〟「ここで営業するんなら政府の許可が要るじゃろうがい」

赤犬「許可はとったんかっちゅうとるんじゃァ」

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少女「あ、あの、わたし……」

赤犬「あァッ!? はっきり喋らんかァッ!!」

少女「ひっ……と、とってません……ごめん、なさい」

赤犬「ほんなら違法営業っちゅうことじゃなァ」

少女「わたし……わたし、ごめんなさい……お父さんに言われて、わたし……マッチを……」

赤犬「貴様の事情なんざァ、微塵も興味ないわ」

赤犬「人間はァ、正しくなけりゃ生きる価値無し」ガシッ

少女「え?」


ジュウウウウ


少女「」

ブランニュー「ここにおられましたか、元帥!」

赤犬「あァ、ブランニューか」

ブランニュー「……? 何です、その焦げた物体は」

赤犬「そこでマッチの違法営業をしちょったガキがおったけェのォ」

赤犬「ちょっと処刑しただけじゃァ」

ブランニュー「そうですか。それよりそろそろ出発しませんと」

ブランニュー「この後、マリージョアでアンデルセン王国のハダカーノ国王と会談なのですから」

赤犬「あァ、わかっちょるわ」


赤犬「正義を為した後は気持ちええのォ」


~ HAPPY END ~

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