【安価有り】男「何か憑かれたった」【憑依バトル】 (151)

高校―2-C教室

友「マジかよ!」

男「うそぴょん」

友「……よし、横四方固め決定」ジリジリ

男「ごめん、超ごめん。謝った、謝ったぞ。謝ったから許して、寧ろ許せ!」

友「否。我は許さん――――許さんぞ、男ぉぉおお!!!」ドドド

男「そうか……来るか、我が盟友よ。ならば――――その牙、此処で折らせてもらう!!」ドドドドド


スカポカドカバキッ


幼「相変わらずよーやるわ、あいつら」

女「元気、ですよね」

幼「ちっがーう。あれは、BAKAって言うのよ。馬鹿を通り越した何かよ」

女「……あ、あはは……」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1417250265

放課後

男「まあ本当なんだけどね」

友「どっちだ! そして今更か!! 朝 嘘言って帰りにホントーのこというのかこの口はッ!!」ツネリツネリ

男「しゅーみゃーんー」ツネラレ

幼「はいはい其処まで」アタマバチコーン

友「痛い!」ドカッ

幼「男、帰るよ」

男「ん、おう」

女「あ、男、くん」

男「……ああ、女さん。何ですか」

女「……また明日、じゃあね」スタスタ

男「…………」

幼「……おい男。今見とれてただろ」

男「はひ!? いえ、いえいえいえいえいえいえいえ全然!」

友「いやぁ如何なんでしょうねぇ。謎判定、いや、寧ろアウト?」

男「友……言うてくれたな。朝の決着を、此処で晴らそうか――――」

友「ほう……受けて立とう、我が戦友!!」ダッ

幼「黙れAHOデュエット!!」ダブルパンチ

男・友「「ブロークンッ!!?」」ドサアッ

幼「……っ。帰るよ、男」プイ

友「いてててて……あいつつえーなーおい」

男「……まさか、奴も……」

友「? 男?」

男「……いや、何でも」

帰路

女「……馬鹿でしょ、あんた」

男「言われる筋合いが判らないんだけど」

女「いや……もう色々と駄目な気がして口が勝手に……ごめん」

男「え、俺そんな? 俺そんな酷い? 三度の飯よりニコニコが駄目なのか? それとも一睡よりも2chが駄目だったのか?」

女「あんたそんなのやってたの!? どうりで身長が170とっこさない訳ね……」

男「大きなお世話だ。第一、もう170は越したぞ」

女「……へえ、いくつ?」

男「……悪女め。171だよ」

女「……ふっ」

男「あー! 笑った! てめえいま『フッ。まぬけがぁ(若本ボイス』っつったろ!」

女「言ってないわ!! ……ってもう着いたわ。早いわね、あんたとしゃべってると」

男「うむ。何か作為的なものを感じるな」

女「それじゃ。また明日」ガチャ

男「ん。隣同士だがな」ガチャ





男「ただいま。父さん、母さん」

遺影「」

男「……さて。出てきていいぞ、>>5



<遅いけどルール説明>

①このssは基本安価で動きます。無いと思いますが、重大なイベントが無い限り(ストーリー上必須の~の確定死とか)
②無論安価どおり動くので死ぬ未来もあったりします。その場合はリセット(選択肢に戻る的な)
>>1は基本遅筆です。そしてセンスがねえ!全然ねえ!!です。はい。
④厨二くさいかも。ごめん。
⑤このスレで『憑くもの』と言うのは神話などにある悪魔・堕天使・邪神・妖怪などで無くとも、オリジナルでもいいです。ただしそういう場合には細かな設定もよろ。

というわけで>男が憑かれたものの名前の安価>>5

犬神

ドロンッ

犬神「ふう。中々に面白い物よのう、この世界というのも」

男「黙れ、犬如きが」

犬神「くっく……男、その中でもお主が一番面白うてのう」

男「……ちっ」


何故こうなったのか。それは昨日の夜に遡る。

前日・父の部屋

男「はあ……父さんの部屋の掃除、これで終わり、っと。後は母さんの――――ん?」

男「……本棚の一番上の……なんであんなところに本が。まったく、父さん、あんた面倒くさがりにも程があるぞ。さて、脚立脚立……あった」

ガタンッ

男「……くそう。手がとどかねえ。父さんは二メートル超える化けもんだったのに、何で俺は」ガンナキ

ズルッ

男「は? あ、て、い、ああああああああああ!!!?」ドスウウウウウウウン


男「いてええええ!! 後頭部強打!! ダメージ率四十パーセント! 精神補正0! って言ってる場合じゃねえまじでいてえ!!」ゴロゴロ

男「あ、本は落ちてた。……表紙、書いてあるの、漢字みたいだけど、えっと……」

狗ノ書

男「……なんじゃこりゃ」ペラッ


ボウンッ


男「!? な、な、な!!?」

ドロドロドロ

男「のわあああ!? な、何か、何か出てくる! お、抑える!? 抑えたほうが――――」

犬神「――――いや、充分に遅かった。救出感謝しよう」

男「え、え、え? …………えええええええええ!!!?」

――――回想終了

男「……結局、何だか知らないうちに契約何ていうものを結ばれた上、勝手にとり憑いてきやがった、という、事だったな」

犬神「良いではないかよいではないか。わしの様な初々しい肢体の女子を、お前は好きな時に犯せると言うのじゃぞ? そう考えれば、おぬしとて悪い事だけではなかろうに」

男「……どうせ中身はBBAなんだろ。知ってるんだよ、ロリババア」

犬神「うぅむ。どうにもお前は奴とは違うのじゃな。あれはまだわしを認めてくれたし寵愛も与えてくれたし。……お主、もしやそっちか?」

男「……一応言うが、俺は普通の女の子には息子が起つから。ただてめえだけはお断りなだけと、俺は処女でなければ認めぬ」

犬神「変な奴よのう。昔は生理や処女の血は穢れだったのじゃぞ」

男「時代は移り変わる物だぞ。懐古厨ザマア」

犬神「……あのよのう、一応わしとて神なのじゃぞ? その様な口を利いてよいのか?」

男「俺が死んだら、てめえも死ぬだろ。犬神は人でなく家に住む。なら、その家が死ねば、お前も此処に居られなくなる。……いいか、俺は絶対にてめえをゆるさねえ。絶対にお前だけは許さない」

犬神「――――――ほう、そんなにも、成長阻害の呪が気に食わなかったか」

男「当たり前だぼけえええ!! お前のそんなくだらねえ呪術の所為で!! 俺は、俺はああああああああああ!!!」ガチナキ

犬神「……くっく、やはりお前は面白いのう。良いではないか。その程度あれば、わしの生きていた時の男の背より高いぞよ」

男「比較対象が過去の人間とか悲しすぎるだろうが!!!」オーイオイ

犬神「くっくっく。……さて。祭りはもうそろそろか」

次の日

男「ついてくるな」

犬神「そう言うな。良いではないか、この程度」

男「……だろうと思った。なら昨日と同じ様にな」

犬神「くっく、承ったぞ」



幼「おっは」

男「おっす。今日は飯作りにこなかったな。寝坊か?」

幼「アニメ見てたら遅れた」

男「俺<アニメかよ」

幼「幼馴染との恋って何処のラノベよ」

男「デスヨネー」


 学校に行くまで暇だ。何かやってみよう。
安価>>10

暇だからなんの事もないエロトーク

男「なあ幼馴染。もしかしてアニメ見てたんじゃなくてオナッてたんじゃねえのか?」

幼「――――なんで、あんた」

男「え? 図星? まじで?」

幼「……なん、で」

男「うおすげえ。俺の勘すげえ! マジ神!!」

幼「うそぴょん」

男「……おい」

幼「ねえ、やっぱりアンタ馬鹿でしょ。仮にそうしてたとして、それを私がわっかりやすく反応すると思う?」

男「Noだな」

幼「そうでしょ? まあアニメってのは嘘なんだけどね」

男「え、じゃあ」

幼「エロゲやってますた」

男「マジデカ逆にどんびいたわ」



エロトークってわかんね!

そんなこんなで学校に到着。



幼「おっはー」

フッ

男「! 黒板消しトラップ! 幼馴染に落ちる!!」

どうする?>>13

素早く代わりにかぶる

男「――――幼馴染!!」ドンッ

幼「ひゃ!?」オサレッ


ボスッ


アハハハハハハハハ

友「決まったっ。俺の最終奥義、『堕天する白き翼――ブラックフォール・オブ・ダーク――』!! 男、これで昨日の決着だ!!」

幼「……お、男の頭が真っ白……ハゲソウ!」

女「あ、あぁぁ……」

男「…………」

少し切れかけているが冷静になろうとした。

だが。

犬神「……ぷふ。まるで排水溝に落ちた溝鼠だな」

――――拙い、暴れそう。

どないしよう>>15

大人な対応で周りをあっと言わせよう

男「――――いや、我慢、我慢、我慢――――っ」

男「……………………ふう。友、駄目だろ、こんな悪戯したら。さっき、幼馴染がくらいそうだったんだぞ」

友「え……あ、すまん、ごめん幼さん」

幼「え? あ、あぁ、うん」

男「……はあ。ほら、友。とりあえず箒と塵取ぐらいもってこい。先生にばれたら色々と面倒だぞ」

友「お、おう」

タッタッタッタッタ

男(――――ふ、どうだ。この考えに考え抜いたThe☆大人な対応。これなら――――)

幼「……どうした男。もしかして熱でもある?」

男(逆効果でしたーーー!! 何時ものテンションと違うから逆にみんなが戸惑ってどぅううううう!!)

HR終わり


友「あ、えっと……男君、だいじょうび?」

男「うん。ダイジョウブダヨ。大丈夫だからそんな距離をとるなよ盟友」

友「いや、朝超絶きもかったから」

男「……ひとえに、安価ゆえの行動と受け取ると良い」

友「……はあ」


友「ああそうだ。憑かれたとか、昨日言ってたけど」

男「……ああ、そんなことも言ってたな」

友「何だ? ユーレイヒーでも憑いたか?」

男「寒いぞ」

友「笑えよ」


どうしよう>>18

①本当のことを言う
②嘘も交えて言う
③変な角度から言う
④うんこおおおおおおおお!!
⑤自由

3

男「ちっちゃな女の子に憑かれた」

友「マジかよ!!」

男「しかも前の憑代は俺の父さんだったらしい」

友「マジデカ!!」

男「尚言うとせがめば筆おろしもさせてもらえる」

友「うほっ」

男「ただし非処女」

友「パスで」

男「ヤッパリー?」

友「アタリ・マエー」

犬神「……イラッ」


怒ってらっしゃるどうしよう>>20

失せろ

男「――――失せろ」

犬神「……くく、なら、覚悟は出来ておるな」スウウ

友「? どうした男」

男「ああいや……別に、何でも」

友「そうか。……で、他には」

男「は? 特徴とか?」

友「いや、そういうのじゃなくて……『何の神』なのかなあ、って」

男「――――は?」

友「いやあ。俺も流石に『神』だとは判るんだけど、その先がどうもね」

男「お前、何を――――」

友「惚けるなよ『使者』。お前だって祭りに参加してるんだろう、それを持ってるってことはさ」

男「……お、おいおい友、今回はそういう設定か? なるべく何のアニメのか教えて――――」

友「……ああそうか。あくまでもとぼけるってるんだな。なら――――来い、>>23


友が出したものの名前>>23

ごめん飯。安価あったら下

ドォオオオンッ

真神「……友。これか、私の相手は」

男「む、むっちゃイケメンきたあああああああ!! 何か負けた気がするっ!」

キャーキャー
イケメンショウカンシター
ウワスゲ!!
ウホッ♂

友「ああ。……面倒くさい、やれ、真神!!」

真神「承った」ヒュン

男「!?」

真神「後ろだ」フッ

男「――――っ!」ズサアアッ

キャアアアアアアアアアア!!
ナンダアノバケモノ!!

友「はっ。惨めだな、まるで芋虫みたいだぞ男!」

男「ま、まて友……お前、お前も、これ、憑いているのか?」

友「話すと思うか!!」

真神「――――死んで、何処にでも行くといい」ヒュン

男「くっ――――」ダッ

友「ちっ……逃げたか」

真神「ですが、まずはこの状況を沈めておきましょうか」

友「ああ。だが一般人だ、荒く使うなよ――――幼馴染も居るんだからな」

真神「……承りました」

幼「え? 友、え?」

真神「失礼――――」キイイイイイイイン

バタッ
バタバタッ

女「友、君――――」バタリ

幼「……あ」バタッ

友「……行くぞ。男を殺す」

真神「よろしいのですね」

友「当たり前だ。そうじゃなきゃ、何でお前なんかを呼ぶ必要がある」

真神「……承りました」

男「ハァッハァッハァ……ッ」ズサァアア

男「はぁ……はぁ……は、ぁ……」

男「……友の奴、本気か? ……だろうな。あの眼、尋常じゃなくやばかったし」

男(……となるとあのイケメン、本当に友に憑いてるものっぽいな。俺の犬神と同じ様な物か)

男「……まて。おい、犬神、居るんだろ? 返事位しろおい」

シーーーーーーーン

男「おい、犬神? 冗談は程ほどにしろよ? マジで死ぬかもしれないんだぞ俺」

シーーーーーーーーン

男「……おい、まさか」

『犬神「……くく、なら、覚悟は出来ておるな」』


男「いいいいいいいいいいいいいいぬがみいいいいいいいいいいいいいいいい!!」


まじめにやばいどうしよう!!?(選択肢次第で死ぬことも)
>>30
①校舎からの脱出
②職員室に逃げる
③教室に戻り武器を探す
④大きな声でおっぱいわっしょい
⑤自由安価

5 犬神に泣いて謝って助けてもらう

男「う……いぬがみ゛ぃ……おれがわるがったがらぁ……いぬがみぃ……」ガンナキボロボロ

???「……くっく」

男「そ、そのくつくつと笑う笑い方は、犬神か!?」

友「残念、クックロビン音頭だ」

男「パタリロネタかよ! そしてまあ古いネタを!!」

友「さて、犬神、真神の劣化か。当然だな、狗は所詮狗。精々飼い主に尻尾を振って、あま~い声を出すので精一杯だろうよ」

男「てめえ!! ……その罵倒は許す!」

友「だろ?」

男「だがな、それをてめえが言ったことはゆるさねえ!!」

友「は?」

真神「……友、何か、こいつおかしいです」

男「いいか、あいつは俺のもんなんだ。俺のもんだから――――てめえが、あいつに、今後一切、罵倒雑言放つことを禁止する――――!!」

カッ

友「――――っ!?」

真神「な、何と言う波動の嵐、まさか……」

男「――――出てこいよ犬神。居るんだろう? ほら、泣いて喚いて謝ってやったんだ。あの畜生に、吼えさせてていいのか、駄犬!!」



ドロンッ


犬神「よく言うわ。若造が」

男「――――犬、神……!」

友「くっ……真神!!」

真神「承っているっ!」ヒュンッ

男「犬神!」

犬神「そうほいほいと声に出すな!!」ドガッ

真神「っ……まさか、音速一歩手前であった私を蹴るか」

犬神「我々は神であろう。生らば信仰、或いは恐怖。それら『人の思念』が凝縮された者の方が強いことは当然の道理。わしの方が、いろいろと顔が利くものでのう? くっく」

友「ちっ……真神、お前はそいつをやれ! 俺は――――」

男「……俺か。いいぜ、友、相手になってやる。お前を此処で倒す。犬神、そっち、任せた――――!」

犬神「……承ったぞ、男。今此処に、闘争の誓いを示す」

真神「……承りました、友。なれば此処に、勝利の誓いを刻む」

友「行くぞ……男ぉぉぉぉおおおおおお!!」ダダダダダッ

男(早い! 何か使ってるのか、だけど――――)

男「こい、友! お前には、負けない――――!!」ダダダダッ


*戦闘開始*
(戦闘も安価で行われます。ぞろ目だとその数の補正を、さらに00だと絶対的な幸運を、99だと絶望的な不運が加算されます)


ターン1
幸運値(現在状況によって常変動し、これがダメージの補正などに関わります。最高は120) 50
HP(0になると死亡)30
スタミナ(0になると1ターン流す。行動する毎に減少する) 5
装備
制服(防御補正 1~2)


どうする?>>35
①右ストレート(威力8~10 スタミナ消費2 付属:絶対後手)
②左ジャブ(威力5~9 スタミナ消費1)
③ローブロー(威力12~? スタミナ消費3 付属:まれに麻痺)
④自由安価(威力?? スタミナ消費3 付属:貴方しだい)

2

書き忘れ。
スタミナはターンが過ぎると回復します。これも幸運値によって変動します。


ぞろ目補正!!幸運値が25アップ!!

男「先手を取った、喰らえ!!」ドカッ

友「がっ……おらっ!!」ボカッ

男「ぐおっ……」


 友は鼻血状態(毎ターン一定ダメージ状態)になった!
 男は5ポイントのダメージ!

ターン2
幸運値(全体的な補正。最高は120) 50
HP(0になると死亡)25
スタミナ(0になると1ターン流す。行動する毎に減少する) 6
装備
制服(防御補正 1~2)



どうする?
①右ストレート(威力8~10 スタミナ消費2 付属:絶対後手)
②左ジャブ(威力5~9 スタミナ消費1)
③ローブロー(威力12~? スタミナ消費3 付属:まれに麻痺)
④自由安価(威力?? スタミナ消費3 付属:貴方しだい)

安価先はゾロ目じゃなくね?
安価下

>>37
ああほら……出たからって事で……駄目?(震え声
あと安価下

とりあえずこれから気をつけることにする


幸運値ダウン!

友「くそ……おらっ」アシバライッ

男「がっ!!」ズサッ

男(しまった……転んだ! このままだと次の攻撃で拙いっ!!)

幸運補正
下安価が65以内であればこのターン起き上がれる
ぞろ目だと追撃も可能

男に足払いダメージ! スタン判定!
ミス! 男は起き上がろうともがいている!
1ターン過ぎた!


男(やべえ……嫌なところ打ったみたいで膝が……)

友「は。芋虫の次は足がイかれた蟻か。どちらにしても無様だな! ……おらっ!!」ドガッ

男「がはっ!」

友「はは、はは、はははは!! 馬鹿みたいだぞお前! ひゃははははは!!」

男「と、も…………!」ユラリ


ターン4
幸運値(全体的な補正。最高は120) 65
HP(0になると死亡)20
スタミナ(0になると1ターン流す。行動する毎に減少する) 5
装備
制服(防御補正 1~2)



どうする?
①右ストレート(威力8~10 スタミナ消費2 付属:絶対後手)
②左ジャブ(威力5~9 スタミナ消費1)
③ローブロー(威力12~? スタミナ消費3 付属:まれに麻痺)
④自由安価(威力?? スタミナ消費3 付属:貴方しだい)

忘れてた安価>>44

3

幸運値ダウン!

友「男――――!」ドロップキック!

男「隙を見せたな――――!」コカンキーーーーーン

友「ほぎゅあああああああああ!!」ドサッ

男「はぁ……はぁ……さあ、決着だ――――!」

友「させ……るか……」ピクピク

男(今、友はコカンキーンをしてるから動きはのろい……今がチャンスか!)


ターン5
幸運値(全体的な補正。最高は120) 45
HP(0になると死亡)20
スタミナ(0になると1ターン流す。行動する毎に減少する) 4
装備
制服(防御補正 1~2)



どうする?
①右ストレート(威力8~10 スタミナ消費2 付属:絶対後手)
②左ジャブ(威力5~9 スタミナ消費1)
③ローブロー(威力12~? スタミナ消費3 付属:まれに麻痺・時々自分がひるみ)
④自由安価(威力?? スタミナ消費3 付属:貴方しだい)

ほんと安価張るの忘れまくっててごめんなさい。戦闘安価は基本下ですんで

幸運値アップ!

男「ともおおおおおおお!!」コカンパンチ!

友「たまがあああああああああ!!」キイイイイイン

男「う、さ、流石に二回は酷すぎたか……?」

友が麻痺状態になった!
男が怯み状態になった!
友の鼻血が治った!


ターン6
幸運値(全体的な補正。最高は120) 54
HP(0になると死亡)20
スタミナ(0になると1ターン流す。行動する毎に減少する) 2
装備
制服(防御補正 1~2)

どうする?安価下
①自責する(直ぐ立ち直りやすい スタミナ消費1 付属:時々鬱状態になる)
②自分にビンタ(立ち直りやすい スタミナ消費1 付属:自分にダメージ)
③心を強く持つ(幸運値によって立ち直りが変わる スタミナ消費2 付属:まれに勇気状態になる)
④自由安価(?? スタミナ消費3 付属:貴方しだい)

幸運値ダウン!

男「いや、だけど、敵だから……いいの、か……?」

友「ぐ、おおおお……」

男「……う」

まだ立ち直りきれない!

友は蹲っている!

男に精神的なダメージ!! 攻撃力が低下する!


ターン7
幸運値(全体的な補正。最高は120) 39
HP(0になると死亡)20
スタミナ(0になると1ターン流す。行動する毎に減少する) 1
装備
制服(防御補正 1~2)

どうする?安価下
①自責する(直ぐ立ち直りやすい スタミナ消費1 付属:時々鬱状態になる)
②自分にビンタ(立ち直りやすい スタミナ消費1 付属:自分にダメージ)
③心を強く持つ(幸運値によって立ち直りが変わる スタミナ消費2 付属:まれに勇気状態になる)
④自由安価(?? スタミナ消費3 付属:貴方しだい)
⑤防御(幸運値による防御補正 スタミナ消費0)

幸運度アップ!

男(……何をやってるんだ俺は。友達に、コカンキーンを二回も……俺の、馬鹿……!!)

男「……く、っそ……!!」

友「ぐ、う……っあ!!」

男は立ち直った!

友の麻痺が治った!

男の精神的ダメージが和らいだ!



ターン8
幸運値(全体的な補正。最高は120) 47
HP(0になると死亡)20
スタミナ(0になると1ターン流す。行動する毎に減少する) 1
装備
制服(防御補正 1~2)



どうする?安価下
①右ストレート(威力8~10 スタミナ消費2 付属:絶対後手)
②左ジャブ(威力5~9 スタミナ消費1)
③ローブロー(威力12~? スタミナ消費3 付属:まれに麻痺・時々自分がひるみ)
④自由安価(威力?? スタミナ消費3 付属:貴方しだい)
⑤防御(幸運値による防御補正 スタミナ消費0)

スタミナがたりない!
幸運値ダウン!

友「――――男、よくも、やってくれたな……」

男「ち、違う! あれは安価で……」

友「黙れええええ!!」ォォオオオオン

男「と、も――――!?」

友「臨兵闘者皆陣列在前――――説破!」

キイイイイイイイイイインッ

男「九字!? ぐはぁっ!!」ドサァァァァァッ

友「は、ははは! どうだ、みたk……がはっ」トケツ

男「!? 友……!!」

友「あ、あ――――」

男「…………!! 友、まさか、命を懸けてまで……どうして、そうまでして……」

男「…………友……!」


男は18ダメージを受けた!
友は吐血した!
男は勇気状態になった!





ターン9
幸運値(全体的な補正。最高は120) 30
HP(0になると死亡)2
スタミナ(0になると1ターン流す。行動する毎に減少する) 2
装備
制服(防御補正 1~2)

勇気安価下
①説得(幸運値により戦闘終了 スタミナ消費0 付属:反撃を受けやすい)
②肉体言語(現在のHP分のダメージを与える スタミナ消費1 付属:バッドエンドフラグ)
③気合集中(HPが少し回復する スタミナ消費2)
④名前を呼ぶ(幸運値と好感度により戦闘終了 スタミナ消費2 付属:対男性用)
⑤抱きしめる(幸運値と好感度により戦闘終了 スタミナ消費2 付属:対女性用)
⑥自由安価(?? スタミナ消費3 付属:貴方しだい)

幸運値アップ!!!


友「りん、ぴょう、と……あ」ガクッ

男「友……もう止めてくれ……どうして、どうしてだよ、友。どうして、そんなにまでなって……」

友「……憎かったんだよ」

男「え…………?」

友「お前が、お前が死ぬほど憎かった!! お前が幼馴染と一緒に登校する時! お前が幼馴染と朝昼夜と食べている時! お前が幼馴染と一緒に出かける時!! 俺は知っていたぞ男! お前と幼馴染は、俺に隠れてまで一緒に行動してたことを!!」

男「友、おまえ……」

友「ああそうだ! 俺は幼馴染の事が好きなんだよ! お前と知り合って、幼馴染さんと一目見たときから!! ……ああ、はじめこそ、お前のことは憎くなかった。寧ろ好敵手と思っていたさ。心の中で、俺が必ず手に入れる、そう俺は思って中学の時から一緒にお前と居た――――!!」

男「友……」

友「だが、お前は頭もいいし顔もいい。お前に勝てることなんて、もう体力ぐらいしかなかった。だから俺は、バスケ部に入ってかっこよくなって、幼馴染にふさわしくなりたかった。……結果は如何だ。体力だって追いつかれた。お前の50Mの記録、俺よりも早かったの知ってたか?
 ……ああ、きっとその時からだ。高校はいってから直ぐだな。俺はお前が憎く見えてきた!! 俺よりも不幸な目にも、俺よりも努力をせず、ただのうのうと生きて、幼馴染と一緒に居るお前が! 俺はこうして、幼馴染さんのことを思っているのに、知っているのに、お前は何だ!! 憎く、腹立たしかった! だからこそ、俺は真神を召喚した! 何故って? 思ったからだよ、お前を殺せばいいってね。……そう言うことを全部ぶちまけたら、真神はこう言ってくれた。『貴方は悪くない。貴方は、もう十分にがんばった』ってさ!」

男「……友」

友「もう、その時はうれしかったさ。うれしくて涙が出たね。さらにこうも言った。『私が貴方に力を授ける』ってさ。それでこれを得たんだよ」

男「……友、九字は下手に一般人が身につけてはいけない物なんだ。父さんの本に書いてあったけど、失敗すれば命に関わるんd――――」

友「知ったことか!! 俺は、お前が死んでくれさえすればいいんだ!! お前さえいなければ良かったんだ! お前さえいなければきっと――――!!」

男「……友。もうやめよう。こんな戦い、もう無意味だ」

友「黙れ! 黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ!!!! 何が無意味だ! 俺には、俺にはまだ――――」

男「――――だって、友。お前、泣いてるじゃないか」

友「――――え?」

友「…………は、はははは。何で、泣いてるんだよ、俺」

男「……ごめん、友。俺、お前の事何も判らずに、何時も、幼馴染の愚痴とか言ってた。お前としては、それすらも羨ましかったんだろうし、きっと、さっき言ってたように憎かったんだろ」

友「……おい、謝るなよ偽善者。どうせ、どうせ痛みなんて共有できないくせに――――!」

男「ああ。俺には、お前の気持ちなんて判らない」

友「――――ッ」

男「だけど、知った。お前の気持ち。お前が今まで背負ってきた痛み。……だけど、俺にはそれを背負う覚悟も勇気も――度胸もない。おまけに、どうやって償えばいいのかもわからない。……だから、思いっきり殴ってくれ。お前の言ったとおりだ。俺なんて、死んでもいい者だ」

友「…………は、はは! お前、今言った意味、判ってるのか?」

男「ああ。思う存分殴ってくれ。もう意識が朦朧としてるから、一発喰らっただけでも逝っちまうだろうけど」

友「は、ははははは!! 十分だ! 死ね、男!」ダダダダダッ

ブンッ

男「っ――――」












男「…………?」

友「…………どう、して」

男「……と、も」

友「どうして……どうして……」;ボロボロ

男「……ごめん、友。ごめん」ダキッ

友「ふざ、けんな……ざけんなよ……ばか……」ボロボロ

男「ごめん、ごめん――――」ボロボロ

友「う、あ……ああああああああああああああああああ!!」;;ボロボロ

男「ごめん、ごめん……友……」ボロボロ



犬神「……あっちは決着がついたようじゃの」

真神「……私達の敗北、のようですね」

犬神「どうかの。ありゃただの痛み分けじゃ。まったく、つまらん友情を見せ付けおって」

真神「……それにしては、顔が綻んでおいでで」

犬神「それとこれとは別、という事じゃ」







真神「ほら、友。鼻水」ちーん

友「おうわりい」ちーん

犬神「酷くやられたもんじゃのう……ほれ」カイフクー

男「……どういう術だそれ」

犬神「無い物は持ってくるのが犬神のやり方だぞ? このぐらい、適当な死の直前のボケ老人から拝借してきたわ」

男「不謹慎発言禁止ー」

友「……おい男」

男「……ああ、なんだ、友」

友「……俺達の、負けだ。殺せ」

男「…………」



男「え? やだけど」

犬神・友「「え!?」」

真神「……それは、本当でございますか?」

男「ああ。だって、これただの喧嘩だろ? 喧嘩のかの字は華の文字。某花のなんたらさんも喧嘩に殺しはご法度とか言ってたと思うし」

友「いや、男? 俺結構マジで殺しにかかってたと思うんだが」

犬神「……くくく、あははははは! いやあ面白いぞ男! それでこそわしの主だ!」

男「……あの、もしかして馬鹿にされてます?」

真神「……ええ。ですが、安心いたしました。聞いていた通り、優しい方のようで」

男「え?」

真神「……此処だけですが、友は『男だけは殺すな』と。なんとも判りやすい建前つきで」ボソリ

友「…………まーかーみー?」

真神「はて。何のことでしょう?」

友「…………はあ。まあいいや。で、本当にいいのか? 男」

男「おう。お前こそいいのか、今ならやれるかもだぞ」

友「遠慮しておく」

男「だろ? だから俺もやらない。な、盟友!」

友「――――ああ、戦友」



犬神「イイハナシカナー」

真神「>>1が『ホモくなるなるかもごめん』との置手紙が」

犬神「つまり今日は此処で終わりということか? なんとも短いものよのう」

真神「それでは明日、朝の十時ほどから参らさせていただこう思います」

犬神「うむ。それではの。また明日じゃ!」





第一話 【盟友】

 祭り。
 それは古より伝わる闘争。
 主は神の位に上る為に。神々は自身の信仰を集める為に、戦いを続ける。
――――祭りは始まった。これより、戦いの鐘を鳴らそう――――
「「「「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」」」」

男「ふざけるな! そんな、そんな下らない戦い――――俺がこの手で沈めてやる! 唸れ! エターナルフォース・ブリザード!!」

友「男、それ、違う」



次回! 第二話【祭り】


犬神「次回でも男に取り憑くのじゃ!」

男「おまえは離れて!!?」




このssはフィクションです。
登場する人名・団体などは一切関係ありません。





>>1「ふざけすぎたことは判ってる。でも、エピローグって書いちゃった上に第一話って入れちゃって舞い上がった。深夜クオリティも酷い。もう色々ごめん。それじゃあおやすみ、いい夢を」

第二話 【祭り】

――――。

真神「友。事後処理は全て終わりました」

友「ああ、ありがと、真神」

真神「いえ。……しかし、どうします。今から教室に戻るのは、聊か面倒な事になるやも」

友「ああ。それでだ、男」

男「え? 俺?」

友「男、お前、まだ祭りの事知らないんだったよな。俺ん家来いよ。説明するから」

男「……祭り。そういえば、さっきから言ってたな、そんな事」

友「ああ。じゃあ行こうぜ、真神もああ言ってるし」

男「……よし。乗りかかった船だ。いいぜ、教えろ盟友」

友「おうとも。びびるなよ戦友」


犬神「……くっく」

友の家

友「あがれよ」

男「……そういや、友の家に来るのって何時振りだっけか」

友「受験勉強始まってからこなくなったぐらいだったろ」

男「んじゃ二年ぐらい来てないのか。久しぶりって思うのも無理ねえな」

トットットット


男「あれ。友、親は?」

友「海外」

男「……まじ?」

友「どうもハワイ旅行券貰ったみたいでさ、夫婦仲睦まじく行ってらっしゃいしたんだ」

男「ってことは、今は友姉さんと友妹ちゃんと三人で――――貴様、何処のラノベ主人公だ!!」

友「……本命は、お前に奪われてるけどな」

男「……う、それは言うなよ。第一奪ってる気なんて」

友「そーゆー態度が気に食わないんだ、馬鹿。ほら、お茶。そっちも」

犬神「……安っぽいのう」ボソッ

友「いらないのか。じゃあいいや返せ」サッ

犬神「冗談じゃ冗談。この程度の戯れ、許せ」

真神「犬神、貴方、少し口が悪うございますが」

犬神「良いのじゃこのぐらいで。何時も男とはこんな感じじゃぞ?」

友「……マジデカ」

男「Yes, I am.お陰で胃に穴が開きそう」

犬神「感謝するのじゃ」

男「Don't ほめてない」

友「……じゃあ何から話せばいいか」

男「はじめから最後まで。祭りとやら、お前らが知ってる全部を吐け」

友「……おっけー。じゃあ真神の方が知ってるな、真神。よろしく」

真神「はい。では男さん、よく聞いて下さい。これは、妄想でも空想でもない、古代より存在した現実なのです」



 真神はこう言ってきた。
 第一に、『祭り』とは、邪神郡や悪魔共を降臨させ、最大にして災厄と言われる存在を召喚する為に行われた儀式だと。
 第二に、降臨した邪神達は、降臨させた人間(召喚者、或いは主人と言う)に取り憑く事でこの世に存在できる。
 第三に、降臨した邪神達は、互いに戦いあい、災厄が召喚されるまで行い続ける。
 第四に、災厄は、十何世紀続くこの戦いの中で、未だ召喚されていないが、今回は召喚の見込みがあると言うこと。
 第五に、災厄は、最後まで勝ち残った召喚者と邪神に、各々が持つ願いを叶えるという。
 最後に、邪神とは、即ち神話などに描かれた『本当』の神々である。
……訳判らなかったが、大体概要はこの様なものだった。

男「……信じ、られない」

犬神「だが本当じゃ。祭りは昔々から伝わっておる。わしもお主の父親が主だった時には、ものの数十はなぎ倒してきたのじゃ」

男「……父さんが。じゃあ、身体にあった、あの生々しい傷って言うのは、その戦いで」

犬神「うむ」

友「俺の家――――いや、ママンの実家か。そこが陰陽師の家の分家らしくてな。今は廃れたけど、俺は先祖がえりみたいに妖力があったから、九字の真似事ぐらいは出来たんだ」

男「……道理で。むちゃくちゃな切り方だったのに、あんなに強かったわけだ」

真神「私からの助力もありますが、ね」

友「っつか男、何でお前そんな詳しいんだ? やっぱ父ちゃんの恩恵か?」

男「まあ、そんなもの。父さん、そういう危ない本いっぱい持ってたからさ、暇だから幾つか読んだりしたんだ」

犬神「――――おい、それは本当か?」

男「え。そうに決まってるだろ、何で嘘なんかつかなきゃいけないんだ」

犬神「……おい、男。こういう文字が書かれた、赤い本は読んだか?」クウキニカクー


 The dead world


男「……ざ・でっど・わーるど? いや、見た事がないな、そもそも。そんな本あったのか、それが?」

犬神「…………いや、いい。あれさえ読まぬなら、何でも良いのじゃ」

男「……ああ、そう」

友「……まあ、こんな感じだ。質問は何かあるか?」

男「う、ん。じゃあ――――」

何を質問しようか>>69
①お前は誰か殺したのか。
②死人はいくら出たんだ?
③お前童貞?
④自由安価

他に何人ぐらいいるの?

男「そうだ。他に何人ぐらい、召喚者って言うのはいるんだ?」

友「知らん」

男「……は?」

真神「……失礼、申し遅れました。男さん、祭りとはですね、周期的に行われる物でも、ましてや人数制限があるものでもないのです」

男「――――え?」

真神「祭りとは、古来から何回も何回も続けられています。ただその回数の数え方とは、満月の夜を基準にしているだけなのです」

犬神「満月の夜、つまり太陽の光を反射した、月の光が地表に一番良く届く時じゃな。その時は、いつも以上に妖力、魔力……そんなものが一番良く発達する時なのじゃ。その日に召喚したほうが、単純に強いと言うだけでだな、それを基準としてるだけなのじゃ」

男「……つまり、一回一回分けてるわけじゃなく、ずるずるぐだぐだと続けている物、っていうことなのか?」

真神「そうです。更に、参加者は飛び入り参加も可能、貴方や友の様にです。よって、全召喚者、及び神々の数なんて、さっぱり、という訳です」

男「……えっと、じゃあ、大体これぐらい、っていうのもわかんないのか?」

真神「おおよそなら、一万は超えているでしょう。全国で行われている物ですしね」

男「一万!? 今現在でか!?」

真神「はい。過去の参加者の総勢は100万近く存在します。ですので、これからも増え続けていくことでしょう」

友「つまり、過去の参加者から考えて一万ちょっと、と言うわけだ。アーユーシー?」

男「お、おげべべ。じゃ、じゃあ質問その2! 何かこう、ビビッて感じで感じるものとかあるのか? サーヴァムトみたいに!」

真神「……ええ、一応。ただ信仰の薄い神だと、その反応も薄いので、あまり信用しすぎるのもどうかと」

男「……そっか。じゃあもう一個だけ」


最後の質問チャンス。何を質問しよう?>>72
①お前は他に誰か殺したのか。
②死人はいくら出たんだ?
③お前童貞?
④自由安価

男「過去の参加者、っていうけど、その内死人はどれくらい出たんだ? 半分か?」

真神「全てです」

男「……は?」

犬神「……あのな、男。お主馬鹿じゃろう。例にとるが、もしわしがこやつに倒され、お前だけが生き残ったとしよう。お主、真神の能力も友の能力もわかっておろう?」

男「……まあ」

犬神「じゃろ? 手の内が判っておるのじゃ、その神の弱点を突いてしまえばイッパツじゃろう? そうされたくなければ、召喚者もろとも殺す、これが戦いの定理だ。……まあ尤も、わしがこの様な若造に倒されることなどなかろうがのう」

真神「……つまり、こういう事です」

男「――――馬鹿は、お前らだ畜生――――!!」ゴゴ

友・真神「「!?」」

犬神「……くっく」

男「……自分が殺されたくないから殺す――――? ふざけるな! そんな、そんな下らない事で、人の命を――――なんだと思っているんだ!!」

真神「ですが、男さん。そうしなければ明日髑髏となりて地に臥すのは貴方かも知れないのですよ。それに、私たちとてこの瞬間は『生きて』います。……私達なんて如何でもよく、貴方は人間の命だけを大切にするとおっしゃるのですか」

男「――――それでも、俺の父さんも母さんも、その戦いに巻き込まれ死んだも同然なんだぞ――――!!」

友「! 男、もしかして」

男「……俺の父さんは、ある日の夜、ぼろぼろになって帰ってきたんだ。『ドジっちまった』って笑いながら、『母さんを頼む』って言って死んでいったんだ! ……その日から、母さんは狂ってしまった。精神病院に連れて行かれたよ。だけど――――病院の中で、原因不明の出血死をして死んだ。
……勘だけどわかっていた。父さんと同じ様に死んだんだって。つまり――――お前らの所為だ。真神は悪くないけど、お前みたいな奴らが-――ー!!」

犬神「…………」

友「……男」

真神「……ですが、おt――――」



犬神「喚き散らしおって。何時もおぬしはそうじゃな、男。で? もう良いか。そう喚けば、もう立ち直れるのじゃな」

男「――――っ、犬、神――――!!」

犬神「如何した。ああ、すまぬの男。逆だったか。立ち直れぬから、そう喚き、わしらに甘えようという算段か。いやあすまぬの、全然気付かんかったわ」

男「――――犬神、テメエ!!」ダッ

犬神「違うのか、違わぬだろう? おぬしは、ただ、子供のように泣きじゃくりたいだけだ。泣いて喚けば、周りが何とかしてくれると思っている馬鹿な餓鬼じゃ。……ああ、もしや母親が恋しいか。確かおぬしが10の時ぐらいだったか。なら仕方な――――」

男「――――犬神!!」ボカッ

犬神「――――っ」

友「い、犬神!? おい男!」

真神「男さん、冷静に。犬神、貴方も止めなさい」

犬神「――――は。図星か。更に、突かれれば脆い硝子の様でありながら、中身はただのがらくた細工の見掛け倒しか。……くっく、やっとぼろを出しおったな、男。そうじゃ、今のお主こそお主じゃ」

男「…………だ、まれ――!」ウマノリ

友「っ、真神、抑えろ!!」

真神「承りました!」ガッ

男「離せ! 離せ糞が!! 手をどけろ糞、糞――――!!」ジタバタ

犬神「……いっちょ前にパチモンの正義を振りかざしおって。更には敵討ちのモノマネか。くっく……やはり面白いのう、男。この傷は一生忘れぬぞ……くっくっく。ああ、本当に面白いのう、おぬしは」

男「犬神、犬神――――犬神ぃぃいいいいい!!」

友「落ち着け男! 犬神も止めろ!!」

真神「――――失礼」トンッ

男「――――がっ」ガクッ

友「男……真神、何をした?」

真神「軽く眠らせただけです。命に別状はないかと」

友「そうか、良かった――――おい、犬神、お前何をしてんだよ」

犬神「くっく。何を? 笑わせる。わしは犬神ぞ。不幸を届けるのは黒犬の役目じゃろう? くっく……」

友「……こんなにまで、してやることか――――!? いいのか、こいつと契約が切られても!」

犬神「そりゃ無理じゃのう。こやつにそんな器用な真似は出来ぬし――――まあ、別に良いがの」

友「――――!!? な……」

犬神「……お前にのみ教えてやる。私はな、こいつの父親――――父に頼まれてこいつと契約を結んでいるだけだ」

友「……!?」

犬神「あいつが、『息子を頼む』なんて抜かしおったから、私が適当に相手しているだけだ。ただ――――こうも面白い物だとは思わんかったがのう」

友「……犬神」

犬神「…………くっく。それでは話もここらでよいじゃろう。またの、真神」

真神「……ええ。またお会いしましょう、犬神」

犬神「くっく。さて、と」

男「」フワリ

友「…………」

犬神「まったく、面倒かけさせおって……」ブツブツ


スタスタスタ


友「……真神、俺わかんねえよ。あいつ、何がしたいんだ」

真神「……もしか、しますと」

友「?」

真神「もしや、彼女は――――――――――」

男家―男の部屋


犬神「よっこい――――せ」ポスン

男「……いぬ、がみ……っ」スウスウ

犬神「……寝言か。ふん――――」

犬神「……みればみるほど似ておるのう。中身も似ているとは……もしや生まれ変わり? ……いや、無いか」

犬神「奴とこいつでは、天と地ほどの差がある。たった一つ、たった一つの大きな差が」

犬神「…………眠ると良い、男。どうせ、あれまで派手に戦えば、他の連中もわらわらと来よう」

階段を降りる。

 座敷

犬神「…………」

遺影「」

犬神「……なあ父。お主の子はお前似じゃな。本当に、あの日言ったように玉のように愛らしい」

犬神「母。やはりお主の胎盤は素晴らしいの。よくぞあのような子を作ったものじゃ」

犬神「……だが後悔するといい。私にあいつを預けた事をな。――――今度こそ私は、あいつを――――」



――――――アイツを、――――してやる。

次の日
男の部屋

男「……う」

男「……朝、か。……飯、つくら、ないと」ズルリ

トットット

リビング

男「……犬神、は――――」

男「……いや、先に、飯を――――」


チンッ


男「……いただき、ます」








男の部屋

男「……あいつ、マジでいないのか?」

男「……幼馴染もこねえな。まあ、いっか。ちょっと早いけど、行くか」




玄関

男「……行ってきます」

登校路

男「……人が、いない。幼馴染の家も無反応だったし」

男「不自然なんてものじゃないな。……友の家に、いや――――でも、どうしようか」


どうする?>>79
①友の家に
②幼馴染の家にリターン
③学校に行く
④自由安価

2

出かけてた再開


男「……もう一度、幼馴染の家に行くか。トイレだったのかもしれないし……だとしても、親が出ないのもおかしいけど」


トットット


幼馴染家
ピンポーン

男「……おーい、幼ー? 学校いこーぜー」

男「……おーい、幼ー。……おじゃましまーす」ガチャ

男「……おじゃましてまーす」

男「……幼馴染ー?」


トットット


幼馴染の部屋
ガチャッ
男「……? 手紙――――!?」


 犬神の者へ。
 この家の女子を帰して欲しくば港まで来るよう。
 十時を過ぎても来ぬ様であれば、命はないと思え。


男「……幼、馴染…………」

            Xより


男「……いいだろ、行ってやる。だけど、犬神が今居ないし、そうなると、俺だけで……」

男(俺だけで、どうしろと? 戦う? 奪い返す? ……無理だ。あんな化け物がいるっていうのに――――)

男「……それでも」

男「それでも、やらないと――――!」

どうする?>>81
①一度家に帰る
②まっすぐ港へ行く
③やっぱ幼馴染なんてどうでもいいか☆
④自由安価

男「……よし、行くぞ――――と、したいけど、何か武器をもっとかないと」

男「……途中で鉄パイプか何かを取っとくか。よし――――」




?「来たか、男、とか言ったか」

男「……お前は」

ダンディ「俺の名はダンディ村川。ダンディとでも呼んでくれ」

>>83「そして私は>>83。さあ、お前の憑物を出したまえ」


ダンディの憑物の名前は?>>83

八咫烏

八咫烏「ふふ……」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

男「……犬神は、居ない」

ダンディ「なんだと……?」

男「……犬神は、居ない。だから、俺だけで、幼馴染を助けに来た」ジリッ

八咫「……捨てられたのか、それとも捨てたのか知らないけど、馬鹿な事を。一ひねりもせずに殺して――――」

ダンディ「八咫烏、此処は私がやろう。相手は少年一人、君を傷つけるわけには行かない」

八咫「……ダンディ様、はい。承知の上」

ダンディ「では、かかってきなさい、男君。一発、殴らせてやろう」

男「――――っ、なめやがって、てめえ……!!」



*戦闘開始*



ターン1
幸運値(全体的な補正。最高は120) 54
HP(0になると死亡)30
スタミナ(0になると1ターン流す。行動する毎に減少する) 5
装備
制服(防御補正 1~2)
鉄パイプ(攻撃補正 3)


どうする?安価下
①右ストレート(威力8~10 スタミナ消費2 付属:絶対後手)
②左ジャブ(威力5~9 スタミナ消費1)
③ローブロー(威力12~? スタミナ消費3 付属:まれに麻痺・時々自分が怯み)
④自由安価(威力?? スタミナ消費3 付属:貴方しだい)
⑤防御(幸運値による防御補正 スタミナ消費0)
⑥強打(威力12~15 スタミナ消費2 付属:鉄パイプ装備時のみ・まれに相手が怯み)

幸運値ダウン!!

男「……っ」

ダンディ「どうした少年、気圧されたか?」

男「……逆だよ」

ダンディ「?」

男「こいよおっさん。かかってこいっつってんだよ!!」

ダンディ「……よろしい。チャンスは与えたぞ」

ダンディは気合を高めた!


ターン2
幸運値(全体的な補正。最高は120) 34
HP(0になると死亡)30
スタミナ(0になると1ターン流す。行動する毎に減少する) 6
装備
制服(防御補正 1~2)
鉄パイプ(攻撃補正 3)


どうする?安価下
①右ストレート(威力8~10 スタミナ消費2 付属:絶対後手)
②左ジャブ(威力5~9 スタミナ消費1)
③ローブロー(威力12~? スタミナ消費3 付属:まれに麻痺・時々自分が怯み)
④自由安価(威力?? スタミナ消費3 付属:貴方しだい)
⑤防御(幸運値による防御補正 スタミナ消費0)
⑥強打(威力12~15 スタミナ消費2 付属:鉄パイプ装備時のみ・まれに相手が怯み)

男「――――くる」

ダンディ「はぁぁぁああああ!!」ダダダダッ

男「! 友よりはやい!!」

男(正攻法だと負ける! なら――――まずは奴のテンションダウンを狙う!!)クルッ

ダンディ「ダンディ・ボディブロー……お!?」

男「超激奥義! ファット・カノン!!」バボンッ

ダンディ「ぐああああ!! 屁が! 屁が目にしみる!? ……って効くかああああああああ!!」ドガッ

男「デスヨネッ!!」ガゴンッ

ゴロゴロゴロバアンッ

男「せ、背中打った……っ」

ダンディ「はあ、はあ……ほ、本気でやれ少年!! 死ぬぞ!」

男「……殺すつもりの癖に、よく言う……」

ダンディの気合が弱まった

ターン3
幸運値(全体的な補正。最高は120) 16
HP(0になると死亡)16
スタミナ(0になると1ターン流す。行動する毎に減少する) 4
装備
制服(防御補正 1~2)
鉄パイプ(攻撃補正 3)


どうする?安価下
①右ストレート(威力8~10 スタミナ消費2 付属:絶対後手)
②左ジャブ(威力5~9 スタミナ消費1)
③ローブロー(威力12~? スタミナ消費3 付属:まれに麻痺・時々自分が怯み)
④自由安価(威力?? スタミナ消費3 付属:貴方しだい)
⑤防御(幸運値による防御補正 スタミナ消費0)
⑥強打(威力12~15 スタミナ消費2 付属:鉄パイプ装備時のみ・まれに相手が怯み)

ネクサスみてて遅くなったったごめんなさい再開します


幸運値アップ!

男「お、ら――――!!」ブンッ

ダンディ「ぬるい!」スカッ

男「!? もう一度っ!」ブンッ

ダンディ「ふんっ、はっ――――!」ブンッ

男「っ――――」


ダンディ「残念だったな、フェイントだ――――!」ガッ

男「――――がっ!」ドサッ

ダンディ「……度胸は良い。だが、それだけだ――――!」

男「……く、う、おおおおおおおおお!!」

男のやる気が上がった! 攻撃補正が何時もの二倍!


ターン4
幸運値(全体的な補正。最高は120) 28
HP(0になると死亡)3
スタミナ(0になると1ターン流す。行動する毎に減少する) 3
装備
制服(防御補正 1~2)
鉄パイプ(攻撃補正 3)


どうする?安価下
①右ストレート(威力8~10 スタミナ消費2 付属:絶対後手)
②左ジャブ(威力5~9 スタミナ消費1)
③ローブロー(威力12~? スタミナ消費3 付属:まれに麻痺・時々自分が怯み)
④自由安価(威力?? スタミナ消費3 付属:貴方しだい)
⑤防御(幸運値による防御補正 スタミナ消費0)
⑥強打(威力12~15 スタミナ消費2 付属:鉄パイプ装備時のみ・まれに相手が怯み)

幸運値アップ!!!


男「ぐ、おおおおおおおおおお!!」

ダンディ「遅い――――終わりだ、少年――――!」

ボッ

男「!? ぐ、あああああああああああああああああああ!!」メラメラー

ダンディ「……炎上の方術だ。弱者を痛めつける行為は、私の美に反する。……一瞬で燃やし尽くしたか」

男「――――ぁ」ドサッ

ダンディ「……さらばだ少年、運がなかったと思え」

八咫「……ダンディ様、犬神は――――」

ダンディ「放っておく。どの道、直ぐに消える定めだ」

八咫「……承知の上」

――――馬鹿が。

ダンディ「!?」

ヒュッ      トスッ

犬神「その程度で、奴が死ぬわけなかろう?」

ダンディ「……君が、彼の――――」

犬神「知ってるとお見受けするが、犬神というものだ。……さて、狸寝入りも其処までにしておけ、男」

八咫「っ、まさか、生命活動が――――再起動した!?」

男「――――ハァ――――ハァ――――」ゼイゼイ

ダンディ「……貴様、何を」

犬神「男。これは貸しだぞ? お前が阿呆な行動ばかりとるからの、わしも少しばかりおせっかいを焼かせてもらう」

男「……かってな、事を……でもまあ、アリガト……」

犬神「ほら、幼馴染とやらを助けるのだろう? 私はあっちをやっておこう。……手は貸さんぞ? あとはお主で頑張ると良い」ダッ

八咫「――――っ! ダンディ様、主の方は宜しく頼みます!」ダッ


キィインッガインッ
ドガッバキッドゴオオオオオオオオオン


ダンディ「…………くっ」

男「……フー、フー……」

ダンディ「……君は、化け物か――――」

男「さあ、ね。……ただ、否応なく、命を食い物にしてるって考えれば、俺も、同じだ」

ダンディ「…………犬神、そうか、そういう……」

男「……さあ行くぜダンディ。続きだ」


男覚醒状態!(覚醒解除まで残り3ターン)

ターン4
幸運値(全体的な補正。最高は120) 66
HP(0になると死亡)10
スタミナ(0になると1ターン流す。行動する毎に減少する) 10
装備
制服(防御補正 1)


どうする?安価下
①右ストレート(威力8~10 スタミナ消費2 付属:絶対後手)
②左ジャブ(威力5~9 スタミナ消費1)
③偽・必殺技(威力 幸運値-コンマ+5 スタミナ消費4 付属:時々先制をとる)
④自由安価(威力?? スタミナ消費3 付属:貴方しだい)
⑤防御(幸運値による防御補正 スタミナ消費0)

表記忘れ(覚醒中は幸運値が変動しない)

ぞろ目補正発動!!

男「お、ら――――!!」ガスッ

ダンディ「ぐ――――はっ」

男「決まった!? ……だが、何かおかしい……さっき殴った時、まるで――――

ダンディ「ふっふ……鎖帷子、だよ」

男「なっ……」

ダンディ「しかし――――私も大人だ。子供が半裸で戦っていると言うのに、私がスーツで戦うのは聊かどうかと思うな」ヌギヌギ

男「は!? は!!?」


バサッ

ダンディ「見るといい少年――――これがダンディな肉体美だ!!」ペカーーーーーーーーー

男「ま、まばゆい!? 負けた気がするっ!!」


ダンディは男らしくスーツを脱いで半裸になった! 鎖帷子の防御補正がなくなった!

覚醒解除まで残り2ターン


ターン6
幸運値(全体的な補正。最高は120) 66
HP(0になると死亡)10
スタミナ(0になると1ターン流す。行動する毎に減少する) 9
装備
制服(防御補正 1)

どうする?安価下
①右ストレート(威力8~10 スタミナ消費2 付属:絶対後手)
②左ジャブ(威力5~9 スタミナ消費1)
③ローブロー(威力12~? スタミナ消費3 付属:まれに麻痺・時々自分が怯み)
④自由安価(威力?? スタミナ消費3 付属:貴方しだい)
⑤防御(幸運値による防御補正 スタミナ消費0)
⑥強打(威力12~15 スタミナ消費2 付属:鉄パイプ装備時のみ・まれに相手が怯み)

覚醒により幸運値変動なし!

ぞろ目補正発動! 更にツーコンボにより威力倍増!

男「あ、ああああああああ!!」ドゴオッ

ダンディ「ぬ、うおおおおおおおおおお!!」ズゴンッ

男「が、ああああああっ!!」ミシミシミシミシッ

ダンディ「ハァー、ハァー」

男「……ゼェー、ゼェー」

男(後一撃、後一撃重いのをぶっ飛ばせば、ダンディに勝てる。だけど――――それはつまり、ダンディをこの手で――――)


――――殺す、と言う事。

ダンディ「-―――ためらうな、少年」

男「!?」

ダンディ「君はこう考えている。『本当に殺してしまっていいのか』と。……良いのだ、少年、いや男。私も、君を殺そうとしたのだ。ならば――ためらう必要など、ない――」

男「……ダン、ディ……」

ダンディ「……こい、男――――!」


男「……俺、は――――」


俺は?>>100
①ダンディを殺す
②ダンディを殺さない
③妖怪体操第一を踊る
④自由安価

2

――――カッ

勇気状態になった!

覚醒解除残り1ターン

ターン7
幸運値(全体的な補正。最高は120) 66
HP(0になると死亡)2
スタミナ(0になると1ターン流す。行動する毎に減少する) 10
装備
制服(防御補正 1)

勇気安価下
①説得(幸運値により戦闘終了 スタミナ消費0 付属:反撃を受けやすい)
②肉体言語(現在のHP分のダメージを与える スタミナ消費1 付属:バッドエンドフラグ)
③気合集中(HPが少し回復する スタミナ消費2)
④名前を呼ぶ(幸運値と好感度により戦闘終了 スタミナ消費2 付属:対男性用)
⑤抱きしめる(幸運値と好感度により戦闘終了 スタミナ消費2 付属:対女性用)
⑥自由安価(?? スタミナ消費3 付属:貴方しだい)

……いや、だ。

男「……嫌だ。俺は、あんたを殺したり何かしない」

ダンディ「――――なんだと」

男「アンタは良い奴だ。俺が子供だからって言うこともあったからだけど、成るべく、自分から戦いに降りさせようとしていた。俺を殺す時も、なるべく一瞬で殺そうとしていた。それは、アンタが良い人だから。そうだろ?」

ダンディ「…………」

男「誘拐だって、本当はしてないんだろ? ただ人払いか何かをかけただけで、お前は――――」

ダンディ「――――侮るな、小僧」ズズッ

男「――――っ!」

ダンディ「優しい? は。それは単純に私の美道に反するからだ。だが――――そう言われては仕方ない。私は、目的の為なら何だってやる男だ」

男「……ダンディ……!!」

ダンディ「……構えろ。次はないぞ」

男「……それでも、俺は――――!!」


覚醒終了

ターン8
幸運値(全体的な補正。最高は120) 66
HP(0になると死亡)10
スタミナ(0になると1ターン流す。行動する毎に減少する) 11
装備
制服(防御補正 1)



勇気安価下
①説得(幸運値により戦闘終了 スタミナ消費0 付属:反撃を受けやすい)
②肉体言語(現在のHP分のダメージを与える スタミナ消費1 付属:バッドエンドフラグ)
③気合集中(HPが少し回復する スタミナ消費2)
④名前を呼ぶ(幸運値と好感度により戦闘終了 スタミナ消費2 付属:対男性用)
⑤抱きしめる(幸運値と好感度により戦闘終了 スタミナ消費2 付属:対女性用)
⑥自由安価(?? スタミナ消費3 付属:貴方しだい)

幸運値ダウン!


男「……っ、ダンディ。ダンディィィィィイイイイイ!!」

ダンディ「―――――――――死ね」


ゴスッ
























Dead end

コンティニュー?>>107
Yes or No

yes

何処からコンティニュー?

①戦闘開始から

②分岐選択肢から

③一つ前の選択から

3

どこからコンティニュー?>>109

①一つ前の選択肢

②分岐選択肢

③戦闘開始から

④それいがい

おっふ二回やってたorz


ダンディ「では、かかってきなさい、男君。一発、殴らせてやろう」

男「――――っ、なめやがって、てめえ……!!」



*戦闘開始*



ターン1
幸運値(全体的な補正。最高は120) 54
HP(0になると死亡)30
スタミナ(0になると1ターン流す。行動する毎に減少する) 5
装備
制服(防御補正 1~2)
鉄パイプ(攻撃補正 3)


どうする?安価下
①右ストレート(威力8~10 スタミナ消費2 付属:絶対後手)
②左ジャブ(威力5~9 スタミナ消費1)
③ローブロー(威力12~? スタミナ消費3 付属:まれに麻痺・時々自分が怯み)
④自由安価(威力?? スタミナ消費3 付属:貴方しだい)
⑤防御(幸運値による防御補正 スタミナ消費0)
⑥強打(威力12~15 スタミナ消費2 付属:鉄パイプ装備時のみ・まれに相手が怯み)

幸運値アップ!

男「おら――――っ!!」ガキィイン

男「っ!? うまく入らないっ!!」

ダンディ「ふふ……鎖帷子だよ」

男「な、鎖帷子!? 道理で……!」

ダンディ「ふふ……では私も行くぞ――!!」

ターン2
幸運値(全体的な補正。最高は120) 62
HP(0になると死亡)30
スタミナ(0になると1ターン流す。行動する毎に減少する) 4
装備
制服(防御補正 1~2)
鉄パイプ(攻撃補正 3)



どうする?安価下
①右ストレート(威力8~10 スタミナ消費2 付属:絶対後手)
②左ジャブ(威力5~9 スタミナ消費1)
③ローブロー(威力12~? スタミナ消費3 付属:まれに麻痺・時々自分が怯み)
④自由安価(威力?? スタミナ消費3 付属:貴方しだい)
⑤防御(幸運値による防御補正 スタミナ消費0)
⑥強打(威力12~15 スタミナ消費2 付属:鉄パイプ装備時のみ・まれに相手が怯み)

幸運値ダウン……

男「く、うおおおお!!」ダダッ

ダンディ「遅い!!」カッ

男(殴られるっ!?)ガードッ

ダンディ「残念、フェイントだっ!!」ドカッ

男「がっ――――」ドサッ

ダンディ「ふっふっふ、高ぶる、高ぶるぞ……これこそ私の美!!」

男「……ち、くしょ……」


ダンディはノリにノッている!!

ターン3
幸運値(全体的な補正。最高は120) 58
HP(0になると死亡)27
スタミナ(0になると1ターン流す。行動する毎に減少する) 4
装備
制服(防御補正 1~2)
鉄パイプ(攻撃補正 3)



どうする?安価下
①右ストレート(威力8~10 スタミナ消費2 付属:絶対後手)
②左ジャブ(威力5~9 スタミナ消費1)
③ローブロー(威力12~? スタミナ消費3 付属:まれに麻痺・時々自分が怯み)
④自由安価(威力?? スタミナ消費3 付属:貴方しだい)
⑤防御(幸運値による防御補正 スタミナ消費0)
⑥強打(威力12~15 スタミナ消費2 付属:鉄パイプ装備時のみ・まれに相手が怯み)

ぞろ目により幸運値大幅アップ!!
改心補正!!

男「誘拐犯の癖してよく言うわロリコン!!」ドカッ

ダンディ「あっ……(エコー)」ハラリ

男「おっしゃ!」ガッツ


ダンディのダンディに改心の一撃! 女の子になりそうな勢い!!
ダンディは麻痺した!!

ターン4
幸運値(全体的な補正。最高は120) 70
HP(0になると死亡)27
スタミナ(0になると1ターン流す。行動する毎に減少する) 3
装備
制服(防御補正 1~2)
鉄パイプ(攻撃補正 3)



どうする?安価下
①右ストレート(威力8~10 スタミナ消費2 付属:絶対後手)
②左ジャブ(威力5~9 スタミナ消費1)
③ローブロー(威力12~? スタミナ消費3 付属:まれに麻痺・時々自分が怯み)
④自由安価(威力?? スタミナ消費3 付属:貴方しだい)
⑤防御(幸運値による防御補正 スタミナ消費0)
⑥強打(威力12~15 スタミナ消費2 付属:鉄パイプ装備時のみ・まれに相手が怯み)

ちょっと俺もノッてきた♂

幸運値アップ!

男「お前のドタマにセット! ストレート!!」ドカーz_ンッ

ダンディ「ぬおうっ!!」ズゴォォォオオン

男「おっしゃあ!! 何か清々した気分だぜヒャッハー!!」

ダンディ「ぬぅぅぅ……少年、此処までやるか……」頭からツー

男「うおお! 頭から血ぃ流してる!! かっけええ!! ……じゃなくて、やりすぎたか……?」


男は少し臆した。

ターン5
幸運値(全体的な補正。最高は120) 79
HP(0になると死亡)27
スタミナ(0になると1ターン流す。行動する毎に減少する) 3
装備
制服(防御補正 1~2)
鉄パイプ(攻撃補正 3)




どうする?安価下
①右ストレート(威力8~10 スタミナ消費2 付属:絶対後手)
②左ジャブ(威力5~9 スタミナ消費1)
③ローブロー(威力12~? スタミナ消費3 付属:まれに麻痺・時々自分が怯み)
④自由安価(威力?? スタミナ消費3 付属:貴方しだい)
⑤防御(幸運値による防御補正 スタミナ消費0)
⑥強打(威力12~15 スタミナ消費2 付属:鉄パイプ装備時のみ・まれに相手が怯み)

夜遅くなったら安価早くなった♂

幸運値アップ!!

男「うおおおおおおお!! もっかい右ストレェエエエトォオオオオ!!」ドドドドドドドドドッ

ダンディ「――――熱炎、点火」ユビパッチン

ボッ

男「? ……の、ああああああああああ!!?」ダッ

ボオオオオオオオオウ

ダンディ「く……避けてダメージを少なくしたか……」

男「はー、はー、あぶねえ……燃えて死ぬところだった……あれ。何かデジャブを……」

ダンディ「く、う――――」ガクッ

男「! 今だ!」ダダダダッ

ダンディ「――――!!」

男「黄金の――――右、ストレーーーーーーートッ!!」ドッカーーーーーーーーン

ダンディ「ぬおおおおおおおおおおおっ!!!!」

ドサッ





ターン6
幸運値(全体的な補正。最高は120) 90
HP(0になると死亡)27
スタミナ(0になると1ターン流す。行動する毎に減少する) 4
装備
制服(防御補正 1~2)
鉄パイプ(攻撃補正 3)




どうする?安価下
①右ストレート(威力8~10 スタミナ消費2 付属:絶対後手)
②左ジャブ(威力5~9 スタミナ消費1)
③ローブロー(威力12~? スタミナ消費3 付属:まれに麻痺・時々自分が怯み)
④自由安価(威力?? スタミナ消費3 付属:貴方しだい)
⑤防御(幸運値による防御補正 スタミナ消費0)
⑥強打(威力12~15 スタミナ消費2 付属:鉄パイプ装備時のみ・まれに相手が怯み)

幸運値増減無し

ぞろ目補正でグッドエンドに近づいた!!


男「とどめ――――」

友「止めろ、男ーーーーーーーー!!」

ダンディ「……な」

男「!!? 友、何で……」

友「ああ、そこのダンディなおっさん、どうやら人払いの術をかけていたみたいでさ。……すまない、完全に罠にかかってた」

真神「いえ。全ては私が認知できなかったことが悪かったのです。すみません、男さん。私は罵倒しても良い。ですが……友だけは」

男「いや、まあいいけど」

犬神「…………」スッ

男「……犬神」

八咫「くっ……ダンディ様!!」

ダンディ「出るなあ!!」ビリビリッッ

八咫「……っで、すが……」

男「…………」スッ

友「男! 殺すな、止めろ!」

男「……幼馴染が、人質になってる。助け、ないと」

友「違う、男! 幼馴染は此処にはいない!」

男「え? ……じゃあ」

友「演技だ! 此処にいると思わせて、アイツは……悪役の振りをしてただけなんだ!!」

眠いんで明日に回します。

おやすみなさい

再開します

男「……どういう、事だ」

ダンディ「……確かに、私は少女を拉致しようとした。だが――――少しばかりな、古傷が痛んだまで」

男「……古傷……?」

八咫「…………」カマエッ

ダンディ「……八咫烏、私は、疲れた。送ってくれ」

八咫「――――! は、はい!」サッ

男「――――っ! 逃がすとでも」

友「男! 昨日の言葉、てめえが忘れたのか!! 今此処で奴を殺してみろ、お前も同じ穴のムジナだ!」

男「っ……友……」

ダンディ「……ふ」

八咫「……ダンディさま?」

ダンディ「……男!!」

男「っ!」ビリビリッ

ダンディ「……苦悩しろ。悩み、もがく事は、青春の内でしか出来ぬ事だ。――――私の様に、詰まらない大人になってみろ。そんな物考えるより、まず目の前の物に執着してしまう。……男、君に願いはあるか」

男「……それは、災厄による願いの事か」

ダンディ「そうだ。それさえあれば――――死すらも反転する」

男「――――――死、すらも……」

ダンディ「……私の願いは、妻の蘇生だよ。どうして復活するかは知らんが――――それでも、手に入れられる物は、この手の内に……考えるのは、その次だ」

八咫「……ダンディ、様」

ダンディ「……男、もう一度言おう。悩め、苦しめ。その苦痛は――――いずれ、君の力になる」


バサッ



友「――――っ。真神、追跡できるか」

真神「可能な限り――――」

友「判った。……男」

男「…………」


『そうだ。それさえあれば――――死すらも反転する』


男(死すらも、反転――――それは、つまり……父さんと、母さんが、蘇る……)

友「――――こ、男!!」

男「! ……ああ、何だ、友」

友「……学校、もう二時間目も過ぎてる。仕方ないから、今日は休め。それと――――あいつの言葉、あまり聞くなよ」フワッ

男「…………判っ、てる」

友「……なら、いいんだ」スゥゥゥウウ

男「…………」

犬神「帰るぞ男。それとも、熱い叱咤が欲しいか?」

男「……駄犬、いい加減に黙れ」

犬神「洒落か、それは」

男「……いいから黙れ」

犬神「……くっく」

男家―男の部屋

現在時刻 11時半

『そうだ。それさえあれば――――死すらも反転する』


男「……父さんが、母さんが、また――――」

男「……その為には、戦って、戦って……災厄の大邪神なんて物を、召喚しなくちゃ――――」

男「……本当なのだとしたら、そうなの、なら――――」

犬神「――――災厄の恩恵は存在するぞ」ヌッ

男「!! ……おい、何で居るんだ犬神」

犬神「くっく。元よりおぬしに憑いておると言うのに、何故わしがお主より離れてしまわねばならぬのじゃ」

男「……ち。それより、犬神。今なんて……」

犬神「災厄の恩恵は、ある。と言ったのじゃが、耳が悪いのか?」

男「……なんで、そう言える」

犬神「愚問じゃな。何故ならわしと――おぬしの父親は、恩恵を受けたからじゃ」

男「…………は?」

男「まて。災厄はまだ一回も召喚が実現されてないんだろ? ならどうして」

犬神「だからこそ愚問と言ったのじゃ。元より、あれは有るも同然の存在じゃ」

男「な――――」

犬神「災厄。つまり災害やそういう『災い』の意を持つ存在のことじゃ。よく考えてみろ、そんなもの、何処にでもあるじゃろう。運が悪ければ、この瞬間にもお前は数十、いや、何処かの学者の言葉を当てにするのであれば、それこそ無限にお主は死んでいる事になる。平行世界では、既に死んでいるお主が存在するのじゃよ」

男「は。妖怪が、そんなのの言う事を信じるんだ」

犬神「妖怪妖怪というがの、そもそもわしらは『信仰』或いは『恐怖』を与えてもらう事で強くなれる。何故なら、わしらはそう、魔法なんて物と同じじゃからの」

男「魔、法?」

犬神「魔法、つまり西洋術式の一つであるが、今の定義では『現代科学で実現不可能な神秘』などというものだったか。まあ、どの道あと数百もすれば何事も解明されるであろうがの。まあ、わしらはそう言うものなのじゃ。ただ違うのは、奴らは知られぬ事で強くなるが、わしらは知られることで強くなるという点じゃ。そこんとこ、要注意じゃ」

男「……で? それ、何の関係があるんだ」

犬神「つまりな、わしらは毎日毎日自らを恐怖させるようにアレコレしておるんじゃ。『2ちゃんねる』とかで怖い話を出すとかの」

男「地味に生々しい奴、あれお前の所為かよ」

犬神「正解正解。まあそんなものじゃ、自分用のPCもスマホもデカホもタブレットも、情報機ならば結構もっとるのじゃ」

男「……何処にも見えないが?」

犬神「見せると思うか、お前なんぞに」

男「……デスヨネー」

男「……んで?」

犬神「ん。ああ、話を戻すが、つまりはそう言うことじゃて。一瞬の狭間に存在する災厄、そんなもの身近にあるのじゃ。だから例えばの、いきなりこの瞬間直下型地震が起きたり」

男「ねえだろ」

犬神「いや、結構あるのじゃて。言うてみれば、誰が東日本大震災や関東大震災、あとは阪神淡路大震災、まあ有名なのはこの程度か。で、この3つ、どれも予想できるものだったか?」

男「……まあ、ない、けど」

犬神「災厄とはな、溜まれば溜まるほど酷く汚く、おまけにタチが悪くなってゆく。判るだろ? つまりはそう言うことなのじゃ。災厄とは、それの固形化に成功したに過ぎん」

男「……じゃあ、恩恵を受けたって言うのは」

犬神「一度、惜しいところまで言ったのじゃがの、あのアバズレ、わしを拒絶しおった」

男「拒絶?」

犬神「いんや。まあ、そう言うわけでの、願いは叶ったが、召喚は成功しなかった。ただそれだけの話じゃ」

男「……父さんの願いって、なんだったんだよ」

犬神「……聞きたいか?」

男「…………」


聞きたい?>>133
Yes or No

ラノベっぽいけど実際はケータイ小説程度だと思う

>>133
それは自分でも認知してる、うん。
あと今日は休むね安価下

安価レスこないんで適当にYes選択で…再・開


男「ああ、聞きたい。父さんは、何を願ったって言うんだ」

犬神「……馬鹿な願いだった。お主と似た、本当に馬鹿な願いだった」

男「? 似た、願い?」

犬神「男、お前は両親の復活でも願っているのだろう? ならお前は同じだ。奴とまったく同じなのだ。ありえない過去に執着する点で、あれとお前は同じなんだ」

男「犬神? お前、何を……」

犬神「――――奴の願いはな、『過去の瞬間の永遠』だったのだ」

男「……わけがわかりません」

犬神「つまりな。あやつは昔の幻想に執着しすぎて、その過去をもう一度この場に、尚且つ永遠にそれが変わらぬように――――そう願ったのじゃ」

男「……ああ、そう言う事か。似ている、同じ、どちらともいえるな。だって、父さんも」

犬神「既に『死んだ』、過去の復活を願ったのじゃよ。お前や、妻の事などさておいてな。……男、此処で釘を一本だけ刺してやろう。お主、もし、本当にそれが叶ったのなら――――そう考えてみろ。全て、全て思い出したままにな」スゥゥゥ

男「犬神――――。あいつ、何で……」


……何で、怒った顔をしていたのだろう。

とあるビルの屋上
現在時刻 23時22分

ヒュオオオオオオオオオオオオオオ
???「――――」

スオオオオオオッ

???「……金髪様。犬神めが今回も出ている様で」

金髪「……召喚者は」

???「如何やら……奴の、父の息子だそうで」

金髪「……そう、か――――」


スクッ


金髪「行くぞ、――――。今度こそは、決して、逃がしたりしない」バサッ

???「――――承認」




続く忘れたけどッ次回予告ッ!!


 突如現れた金色の光っ! それは麗しき犬神様と+αを狙って襲い掛かる!!
 その因縁は、まさか前回の戦いからだった!!?

犬神「さあ――――覚悟するのじゃ!」

男「いやまて。何でお前がナレーターやってんだ」

犬神「>>1は風邪ひいててハードコアズーズー弁もどき状態なのでのぅ」

男「嘘だっ!! 絶対無理矢理だ!!」



 そんなこんなで次回、第三話【父の背中】

 多分、やる、かも!

第三話 【父の背中】


男の家・早朝
男の部屋

男「……何だ、これ」

幼「…………」スゥスゥ

 起きたら幼馴染が俺に乗っかって寝ていた。軽くポルナレフ状態になった!

男「」ツネッ

男「痛い、だと――――?」

男(……じゃあ、今此処で俺にのっかかっている幼馴染はマジモンの幼馴染? どゆこと? いきなりフラグった?)

男「……まじ?」

犬神「何をにやけている色ボケ」ヌッ

男「!? おま犬g――――」クチオサエッ

犬神「声が大きい。わしは確かに人目には付かぬが、色々と面倒じゃろう、今起きてもらっては」

男「……ま、まぁ」ヒソヒソ

犬神「の。ちなみにその女子はの、お主が昨日一昨日と学校を休んだ事を不安に思っての、朝から眠ったまんまのお主の看病をしとったのじゃ」

男「……そ、うだったのか。……ん、朝から?」

犬神「忘れたか。あのダンディなんたらとかいういい男と戦った後、お主は帰ってくるなりわしと問答したあげく、そのままぶっ倒れたのじゃぞ」

男「……なんやて犬神」

犬神「わしは大阪人は嫌いじゃ」

男「おま、あっちの妖怪じゃなかったか」

犬神「まぁよい。お主、色ボケするなら良いが――――今日ぐらいは学校に行った方が良いのではないか?」

男「は? 今日ぐらいは、って」

犬神「いやの。今にそんな暇も無くなる気がしての」

男「……戦いが、近いのか」

犬神「何時もと同じじゃ。そう遠くない、寧ろ近い。表裏一体の紙と同じじゃ。何処までも遠く、何よりも近い。……ただ、次の相手は生半可な相手じゃなさそうでの」

男「判るのか?」

犬神「いや。ただの、積年を生きた化け物の勘じゃ」スゥゥゥゥ

男「……自分から、化け物だ何て……。あいつ、今日調子がおかしいのか?」

幼「む、ぅ……」ゴロッ

男「ぁ……。そうだ、こいつを起こさないようにしないと。……しっかし、ギャップがひでーなーおい。ほら、涎」フキフキ

男「……おし。飯でも食うか」スタスタスタ

キッチン

男「……アイツの分も作るとして、トーストぐらいが打倒か。……いや、確かあいつ朝は食わないとか」

男「……ま、いっか。食わないなら俺が食えばいいし」

男(しかし、朝からか。……やっぱ、そんな疲れてたのか。確かに、あの戦いはきつかった。何より――――)



『そうだ。それさえあれば――――死すらも反転する』



男「……犬神。別にいいじゃないか。壊れた物を直したい事を、どうして悪い事の様に……」


幼「何言ってんの、男」フアァ

男「! お、幼馴染!? 起きたのか?」

幼「見りゃわかる……で……ふあぁ……」ネボケー

男「……欠伸も良いんだけどさ、眠いならもっかい寝てきたらどうだ? まだ四時だぞ、あと二時間あるぞ」

幼「起きたもんは戻せる訳ないでしょ? 今寝たって、学校で寝ちゃうかも知れないじゃない……」

男「――――ッ!?」キィィィィィィィン




ヲオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン





――――今、それをすれば、貴方は絶対に、後悔する。







スオオオオオオオオオオオオオオオッ

――――見ていた。

――――見ていた。その紅い大地を。


 誰かが啼いていた。
 誰かが喚いていた。
 誰かが絶望した。
 誰かが苦に溺れた。
 誰かが恨んだ。
 誰かが憎んだ。

――――誰かが、自分の不幸に――――



 壊れた物は、もう元には戻らない。直したとして、それは必ず欠陥する。
 そんな事、知りたくなかった。そんな事、判りたくなかった。
 ■■■は言った。お前の願いは底抜けの阿呆だと。
 ■■■は嗤った。お前の願い等、叶う訳もないと。


 誰かが啼いていた。それはとても自分に良く似た人だった。

 誰かが喚いていた。それはとても自分の声に良く似ていた。

 誰かが絶望した。それはとある日の誰かを思い出させる顔だった。

 誰かが苦に溺れた。それはまるで鏡を見ているようだった。

 誰かが恨んだ。醜く歪んだ顔は、自分の知るその人ではなかった。

 誰かが憎んだ。罵声を吐いて駄々を捏ねる子供のようだった。





――――誰かが、自分の不幸に復興を求めた。





幼「と――――とこ――――お――――男、男!!」

男「――――ぁ」

幼「気付いた? 顔青くしてがくんってなっちゃったからどうしたんだろって思ったんだけど……貧血?」

男「……あ、あ。貧血っぽいな。でも大丈夫、もう、大丈夫だ……ZE」

幼「…………その様子だとほんとに大丈夫みたいね」プイッ

男「ちょ、オサナナジミ=サン。それだけっすか。俺それだけっすか」

幼「あんたなんてこんなもんで十分でしょ」

男「言うと思ったコンチクショー!」


 男と幼馴染は朝食を食べた。HPが完全回復した!

登校中



男「幼馴染、おばさんにはちゃんと言ったのか?」

幼「何の事?」

男「ああほら。昨日、俺の看病とか、してくれてたみたいだし」

幼「……それ、誰から聞いたの」

男「あ゛……えっと、友、です」

幼「ふーん……」ニヤッ

男(――――っ! 幼馴染が笑っただと……こ、これはまれに見ない奇跡的な現象だ! 幼馴染は年に一回だけ笑う事がある。大抵は年末のレッドカーペットでなんだが、今年はもうその権利を使うのか……と言う事は、今年は何か不吉なことでも!?」

幼「声に出てる、ぞっ」ミケンニチョップ!

男「あだっ!? じょ、ジョーダンぐらい大目に見ろよなーもー……」

幼「誰がレッドカーペットでしか笑わないって?」

男「だって本当の事だろ。……はっ、まさか友を」

幼「……ちっ、気付いたか」

男「駄目だ! 確かに友はイケメンだし俺についで頭も良いし運動も出来るけど……そんなの駄目だ!」

幼「ねえ、それ半分自慢でしょあんた」

男「……まあ、そういう趣味があるのなら俺は止めない。まあ、がんばってみるのもいいと思うぞ」

幼「……あのさ、何か勘違いしてない?」

男「え? 友で遊ぶんだろ? 性的ないm」

幼「幼馴染ダイナマイッ!」トウブニマワシゲリッ

男「あごーーーーーーーーーん!?」ズドオオオオオオオオオオンッ

教室

友「よ、男。ちゃんとねt……おい、お前は誰だ」

男「男だ」

友「……違う。確かに声は男だが。なんだ、そのせんべーみたいに晴れ膨れた顔は。誰だお前はっ!」ガタッ

幼「あ、あははははは……」

女「……幼馴染さん、まさか」

幼「ま、まー色々と」

男「――――ふ。ばれてしまっては仕方ない。そう! 私こそ貴様を倒す為に魔王・アッチョ=ンブリケにより生み出された第十二の刺客、オ・トーコ=メンだっ!!」バッ

友「くっ! アッチョン=ブリケめ……まだ懲りないか! ならばもう一度我は――――再び剣を取り、貴様を葬ってやろう! こい! オ・トーコ=メン!!」ダダッ

男・友「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」」




ドカバアッチョンキドコブリバキャケッ



女「……幼馴染さん」

幼「これは、想定内の想定外だったんです」

放課後

キーーーーーーンコーーーーーーーンカーーーーーーンコーーーーーーン


イインチョ「気をつけ、礼」

ガタッ

サヨナラー

先生「おー気をつけて帰れよー」

友「……終わった」

男「ああ。……なにもk」ドシャッ

幼「おいアホ。帰るわよ」

男「……何故、辞書を頭の上に落としたし」

幼「いー薬でしょ?」

男「……ああ。ほんとに」





男「……今日は何にも無かったんだが」ジュゥゥゥ

犬神「うむ。まあそんな日もあるじゃろうて」ペラッ

男「そう、か。……なあ犬神」

犬神「なんじゃ」ペラッ

男「……ファッション雑誌なんて読んで、面白いのか?」

犬神「ん? ああ、まあまあじゃな。だがわしのセクスィーなこの肢体には、今のところ誰も及ばぬのう」

男「……これは、突っ込むべきなのか? 幼児体型云々とかいうパティーンか?」

犬神「聞こえとるぞ色ボケ。悪かったの。あの小娘のように乳がのうて」

男「あの小娘……女さんの事か、女さんのことくわあああああああああ!!」ズゴオオオオオオン

犬神「黙れ騒々しい! 何じゃ、お主まさか、今日一日そんな感じで行っておったのか!?」

男「当たり前だ!! ――――って、え? お前、今日一緒に来てなかったのか?」


犬神「うむ。この様なものを欲しての。ついついコンビニで幾らか盗ってきてもうた」

男「……返してきなさい」

犬神「良いが……まっとれ。後もう少しある」ドンッ

男「……ひーふーみーよー……あと、五冊。……お前、どんだけ盗んできたんだ?」

犬神「まぁ……ざっと十ほどかの」

男「おい」

犬神「くっく、安心しろ。わしとてばれる様に盗みなど犯さん。適当な奴に暗示をかけて買わせたまでじゃ」

男「……あー、うー、えーっと、主にどんな?」

犬神「公園に居たサラリーマンかの」

男「駄目だったーーーー! ピザとかだったら良いかなとか思ったけど駄目だそれーーーー!!」

犬神「うるさい。いい加減怒るぞ。あと、もういいのではないのか、生姜焼きは」

男「……あ? ……あ」

犬神「…………お主、まさか」

男「あ、あはははは……焦がしちゃった☆」テヘペロッ

犬神「……」

男「……あ、あはははははは」

犬神「……犬神はな、気に入らぬ事があれば憑き代とて食い殺すのじゃ」

男「そ、そーなんだー……オソロシイデスネ」

犬神「でのう。わしは別に構わんのじゃ。人間の肉も、結構美味での」

男「あ、あははは、じゃ、じゃあ食べたことアルンデスカ」

犬神「うむ。この様なちんちくりんでは、まず顎が死んでしまうがな。……まあ、わしの本体を出せば何とかなるが……さて男。聞きたいのだが――――生と焼くの、どちらが好みだ」

男「――――な、ナンノハナシカナー。オレゼンゼンワカンナイナー。あ、ソウイエバカイワスレガアッタナー、スーパーにむごっ!?」ガシッ

犬神「行かせると思うか、阿呆。で、結局どっちなのじゃ。実を言うとの、わし、今結構腹が空いてのう……腹の虫も鳴きおるわ」クゥ~

男「そ、ソッカー、じゃあ、ハヤクゴハンツクラナイトネー」アセダラダラ

犬神「うむ、そう思ったのじゃがの。どこぞの阿呆が盛大に晩飯を焦がしおった所為でな、もう苦しゅうて苦しゅうて。……なあ男、処女の肉が旨いとなれば、童貞の肉もさぞ美味だろうのう……」ゴクリ

男「~~~~~!! 犬神! 首が! 本格的に首がやばい!!」ジタバタ

犬神「くっくっく……時間がもったいないのう。それでは……意見も聞かずすまぬが、生で食わせてもらおうか」ズウウウウ

男「イヤーーー止めてぇぇえええ!! 誰かー! 誰かぁぁああ!! くーわーれーるーぁああああ!!!!!」


ガブリ

男「ノアあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!」







とあるビルの屋上


???「……何をやってるんでしょう、あれ」

金髪「私にいわれても知るか!! ったく、何だあの馬鹿どもは! 今は祭りの最中と言う事を知らんのか!」

???「……その事ですが、金髪様」

金髪「何? 言いたいことならさっさとちゃちゃっと!」

???「は。……現在、狂戦士が投入された、との情報が」

金髪「!? 狂戦士……まさか、何で運営が今更!」

???「それについては如何も。ですが、確実なのは、既に三百組は狂戦士にやられた、と」

金髪「…………数は」

???「五体です」

金髪「……一体で六十捻じ伏せる、なんて。……今は何処に」

???「一体は南米、一体は東南アジア付近、一体はある組との戦闘の末消息不明、一体は北極へ向かったと。そしてもう一体が――――この日本へ」

金髪「……最悪ね」

???「最悪です」

金髪「……せめて。あの人さえ居れば――――」










金髪「って待って。今回私たちの出番これだけ?」

???「その様で。三話に時間をかけすぎた分、今巻くらしいので」

金髪「…………>>1!!」

次回予告!


もうめっきりやる気の無い妄想スレになってきたけどそろそろ路線を変更しようと奮闘する>>1
それを影ながら見守るオカン!
正直見るのがつらいというそこのYou!
一体これからどうなるのか! というか、このスレ打ち切れてしまうのか!

男「おーい、>>1愛に飢えすぎだろ」

犬神「所詮ネットでもぼっちなのはこんな物じゃ」


じ、次回! 第四話【狂戦士】

男「ただの厨スレだなーもー」

黙ってください!

第四話 【狂戦士】

二日後

男「……何だろう。空気がピリピリしてる」

友「ん? まあ……テストも近いしな。当然じゃないのか」

男「ああいや、そうじゃなくてだな……祭り関連で」

友「……それについてなら、こっちがもう掴んでるんだ」

男「! 本当か」

友「ああ、だが――――」


先生「男、177P、ハーリィ!(巻き舌)」

男「うぇ!? あ、は、はいぃ!」ガタッ

アハハハハハハハハ

友「……授業中に言うこった無かろうて」

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