もし、進撃の巨人のキャラが現代に生まれていたら……というコンセプトのSSです。
キャラ崩壊注意
エレン「お前等とも、こんな関係にならなくて済んだのにな……」
ライナー「……」
ベルトルト「……」
アニ「……」
エレン「これから俺が話すのは、もしもの話だからな!!勘違いすんなよ!!」
ライナー「……」
ベルトルト「……」
アニ「……」
エレン「俺は、母さんや父さんを失わずにすんだ」
ライナー(確かアイツのお母さんは巨人に喰われて……)
ベルトルト(お父さんは自分で食べたね……)
アニ(巨人がいなければ……ね)
エレン「と、同時にミカサに母親面される事も無かった」
ライナー(そうだな)
ベルトルト(お母さんが生きていればね……)
アニ(……自分の努力でどうにでも出来るでしょ)
エレン「そして!!俺が!!ヒロインという風潮も生まれなかった!!」
ライナー「」
ベルトルト「」
アニ「」
エレン「俺はミカサよりも弱くて、アルミンより馬鹿で、いかにもヒロインによくある要素満載なんだよ!!」
エレン「それで、実はジャンとはケンカ友達とかじゃなくて、もっと濃厚な……情熱的な関係……とか思われる事もなかった!!」
ライナー(コイツ(頭)大丈夫か)
ベルトルト(エレンってこういうキャラなのか)
アニ(……ヤバ。私、ヒロイン投げ飛ばしちゃったわ)
エレン「俺、ジャンとは何の関係もないからな!?本当だからな!?」
ライナー(なんだよ、コイツ。こんなに面倒くさい奴だったのか)
ベルトルト(今すぐにBダッシュで逃げたい)
アニ(この頃マリオやってないわ)
エレン「悲しんだのは俺だけじゃない!!ミカサもだ!!」
エレン「巨人がいなければ、東洋人もいなくなる事もなかった!!」
ライナー(確かミカサは東洋人の残りだから、売られかけたんだったか)
ベルトルト(そうか、東洋人が残っていればミカサの両親も死ぬ事はなかったって事か)
アニ(何だかんだいって、いい人じゃないか)
エレン「そうしたら!!俺がヒロインという風潮も生まれなかった!!」
ライナー(Bダッシュどころかヨッシーに乗って逃げたい)
ベルトルト(スター取って逃げたい)
アニ(穴があったら落っこちたい)
エレン「黙ってねぇで何とかいえよ!!」
「「「エレンお前しつこすぎ」」」
エレン「お前等なぁ……俺は本気で悩んでんだぞ!?それを「しつこい」の一言でまとめやがって……俺はお前達しか頼れないから、こうやって相談してるのに!!」
ライナー「これ、相談だったのか」
エレン「それ以外のなんだよ!!」
ベルトルト「一種の拷問だと思ってたよ」
エレン「あのなぁ……俺以外にも、悲しんだ奴は他にもいんだよ!!アルミンとか!コニーとか!ジャンとか!ジャンとか!」
アニ「ジャンジャンうるさいんだけど」
エレン「ジャンは!!親友のマルコが死んで!!つらかったはずなんだよ!!」
ライナー(お願いだから脱線するなよ……)
ベルトルト(もう落ちる用の穴作ろうよ)
アニ(次はどんなオチだろうね)
エレン「そうしたら!!俺がジャンの恋人っていう風潮も生まれなかった!!」
ライナー「あ~ぁ~ぁ~ぁ~!!もう!!」
ライナー「お前なんなの!?本当なんなの!?」
エレン「俺は俺だよ!!お前こそなんだよ!!」
ライナー「俺は俺だろ!!」
ベルトルト「二人共落ち着けよ!!」
アニ「もうやだ、こいつら……」
エレン「フ-ッ、フ-ッ」
ライナー「ハァ、ハァ」
ベルトルト「ライナーまで冷静を失ったら終わりだよ」
ライナー「そういや、俺はジャンとは何もない、と言い張ってるのに、やけにジャンの話題をだすよな」
エレン「あ?んなの関係ないだろ。ほっとけよ」
ライナー「いや、ほっとける問題じゃないだろ」
エレン「そういや、ベルトルト髪伸びたな」
ベルトルト「え?そうかな?」
ライナー「ベルトルト、流されるな!あとエレン!さりげなく自分のアピールするのやめろ!」
エレン「チッ」
アニ「そもそも何でこの話題になったの?」
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