卑劣様「聖杯戦争?」 (162)
卑劣様「また生き返ったと思ったら…これは穢土転生ではないようだのう」
言峰(なんだこのサーヴァントは)
卑劣様「ほうお前がわしを現代に蘇らせた主か」
言峰(まあいいだろう)
言峰「早速の命令だがお前には遠坂時臣の暗殺をしてほしい」
卑劣様「ふん、まあいいだろう。そいつわ暗[ピーーー]ればいいのだな」
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~遠坂邸~
卑劣様(感知したところによるとあの赤い石から結界が生じておるようだのう)
卑劣様「ならば」
シュピッ(クナイを投げる音)
卑劣様「これであの赤い石は壊した。中に容易に入れるようになるな」
アーチャー「下種な犬が入りおったか」
卑劣様(殺気…!!)サッ
アーチャー「ほう今のを避けるか。だが次の攻撃は避けることができ…」
卑劣様「飛 雷 神 斬り!!」
アーチャー「ぐああああぁぁぁぁ!!」
卑劣様「隙が多すぎてわざとやってるかと思ってたんだが、どうやらただのアホだったようど。格好の的だったわ」
アーチャー「おのれぇぇぇぇ…」スッ
卑劣様「さて次は遠坂時臣かの」
言峰(まずい、想定外の事態だ。仕方ない)
言峰「令呪につぐ、アサシンよ戻れ」
卑劣様「むっ?(これは強制的にワシの体を奪う術か)」シュン
遠坂(私はこのあとどうすればいいのだ…)
~事情説明中~
卑劣様「ふん、どうせそんなことだろうと気づいておったわ」
言峰「ならなぜこんなまねをした!!」
卑劣様「ワシはお主の命令を聞いたまでだ。これ以上の理由はない」
遠坂「綺礼、アサシン殿の言う通りだ。命令されたからそれを遂行されたそれだけだ。」
卑劣様「その通りワシは命令を遂行しただけ。その代わり聖杯を遠坂に与えるために勝つ約束はしよう。ワシにとってなんら興味のない物だからな」
卑劣様(しかし、アーチャーを倒した時あやつは微かに喜んでいたな。全く難儀な主を持ったものだ…)
~港の倉庫街~
卑劣様「ランサーとセイバーが戦っているな」
言峰「アサシン、マスターを狙え」
卑劣様「いや、ワシに考えがある」
水遁・水龍弾の術!!
セイバー・ランサー「……!?」
セイバー「なにやつだ!!」
アサシン「ふん、これくらいはかわせて当然か」
ランサー「お前はアーチャーを倒したアサシンのサーヴァント!!」
セイバー「不意を狙ってくるとは卑劣な奴め」
アサシン「漁夫の利をするのが戦の要よ。さてこれで一対二でこちらが不利だな」
ランサー「…セイバーよ、このアサシンは俺に仕留めさせてくれ!!」
セイバー「ランサー!?」
アサシン「騎士道というものか、下らないのう…」
ランサー「さあこいアサシンのサーヴァントよ!!」
ランサー「はぁぁぁ!!」
卑劣様「ちっ…」
卑劣様(あの赤い槍はチャクラを消し、あの黄色い槍は治らない傷を与え、その上この槍捌きかやりにくいの…。ならば)
卑劣様「飛雷神斬り!!」
ランサー「くっ…」ドシュッ
卑劣様「これで自慢の黒子はなくなったのう…」
ランサー「ふっ…これくらいなんともない。さあまだまだ戦いは続いてい…」
卑劣様「いや、もう終わりだ…」ニヤッ
ケイネス「き、貴様がなぜここにいる」
卑劣様(影)「お前の目の前にいるワシはただの影分身だ。だがお主を[ピーーー]ことなど容易い」ドシュッ
ケイネス「ソ、ソラウ…」バタッ
卑劣様(影)「これでランサーは脱落か…」
ランサー「貴様ぁぁぁぁ!!よくも我が主を!!」
アサシン「騎士道とほざき主を見殺しにした無能のお前に言おう。これは戦争だ。ワシはアサシンとして当然の策を用いただけだが?」
ランサー「おのれぇぇぇ!!お前はそこまでして聖杯を欲するかぁぁぁ…」スッ
アサシン「さて次はお主の番だが…」
セイバー(くるっ…!!)
アサシン「お主の相手はもう決まっておるようだの」
バーサーカー「@%-,,>@@-&&><<<?!!!!!!!!!!!」ガチンッ
セイバー「くっ、バーサーカー!!」
アサシン「ワシは撤退するとしよう」
~数日後~
言峰「アインツベルンの城でライダーがセイバーとを誘い宴をしてるようだ」
卑劣様「戦争中でしかも敵陣営の真っ只中だというのに宴とは。大物かそれとも余程のうつけかの」
言峰「どうする?アサシン」
卑劣様「ふむ、罠かも知れぬがアインツベルンの城に一度侵入したほうが良いかもしれぬの」
言峰「ではいけアサシンよ」
卑劣様「ああ…」
言峰「…どうしたアサシン?」
卑劣様「主は何を目的に生きておる?まるで人形みたいに心がない不気味な奴よのう…」
言峰(気づいているのか!?私のことを…)
訂正
ランサー「貴様ぁぁぁぁ!!よくも我が主を!!」
卑劣様「騎士道とほざき主を見殺しにした無能のお前に言おう。これは戦争だ。ワシはアサシンとして当然の策を用いただけだが?」
ランサー「おのれぇぇぇ!!お前はそこまでして聖杯を欲するかぁぁぁ…」スッ
卑劣様「さて次はお主の番だが…」
セイバー(くるっ…!!)
卑劣様「お主の相手はもう決まっておるようだの」
バーサーカー「@%-,,>@@-&&><<<?!!!!!!!!!!!」ガチンッ
セイバー「くっ、バーサーカー!!」
卑劣様「ワシは撤退するとするかのう…」
~アインツベルン城~
ライダー「貴様など王ではない!!」
セイバー「……!?」
卑劣様「戦争中だというのに宴をしてよもや王とは何かと下らない論議をしているとは…」
セイバー「アサシン…!?」スタッ
ライダー「ほうお主がアサシンか…アサシンよ、王とはどの様な者のことを言う?」
卑劣様「お主まだこのような無意味な問答を続けるのか…」
ライダー「貴殿は多くの部下をまとめていた貫禄があるから聞いているのだ。もう一度問おう、王とは一体何者か?」
卑劣様「お主は人の言うことを聞かんようじゃな、仕方ない。確かにセイバーの言う理想像は滑稽だが、ライダーお前のいう王の理想像は暴君そのもの、民に暗示をかけているようなものだ。」
ライダー「ほう余の王としての振る舞いは間違っていると…」
卑劣様「そうだ。王とは国の平和を守る義務が生じる。国の資源、武力、そして人々の命を最優先にするのが王の務めだ。」
ライダー「ふむそれではセイバーと同じ意見ではないか」
卑劣様「あやつは国の不幸を自分のせいだと嘆き過去をないものにしようとしている。だが過去をやり直したところでその後上手くいくかどうかわからない、ましてや国のために死んでいった人々や仲間を愚弄しているだけだ。」
セイバー「なら貴様は自分のしたことに後悔などないというのか!?」
卑劣様「ない」
セイバー「貴様っ!?」
ライダー(ふむっ、騎士王を挑発しただけではなく、騎士王の質問に対し一切迷いのない返事をするとは大した奴よのう…)
バイトが始まるからまた後で書きます
ssは犠牲になったのだ…
ライダー「お主の王の価値観は聞いた。ところで余達と酒を飲み交わさないか?」スッ
パリンッ
卑劣様「その誘いにはのらん。酒で判断を鈍らせて始末するというのは戦の場ではよくある話だからのう」
ライダー「ほう・・・余にそんな魂胆がないと分かっているうえでこのような不届きをするのか。つまりお主はここで余に敵対するという意思を示したいという訳か・・・」
卑劣様「ぬかせ、これは戦争だ。いついかなる状況に対処できるよう万全の準備を整えるのが当たり前だ」
ライダー「できれば我が配下に迎え入れようと準備をしていたが仕方ない。お主に余の王として本来あるべき姿を見せてやろう」ゴゴゴゴゴゴッ
卑劣様「来るか・・・まあいいあの術を使ってみる時がきたようだのう」
~固有結界~
ライダー「王の軍勢なり!!!」
配下たち「おおおおおお!!!」
卑劣様「なるほど部下には信頼を寄せられていたみたいだのう」
ライダー「どうだ余の自慢の配下たちは!!」
卑劣様「確かに圧巻だのう。だがな・・・」カリッ
穢 土 転 生 の 術
卑劣様「果たしてこいつに勝つことはできるかのう、ライダーよ」
アーチャー「・・・・」
アーチャー(ここはどこだ?我は死んだはずでは・・・)
卑劣様「蘇ったかアーチャーよ」
アーチャー「貴様!!この我をこんな無様な姿にして蘇らせたのか!?おのれ貴様を我のとっておきの宝具で葬りさってくれる!!エヌマ・エリ・・・」
卑劣様「そうはさせない」
アーチャー「!?」
アーチャー(身体の自由がきかぬ)
卑劣様「さてアーチャーよ、あの暴君を貴様のその宝具で蹴散らしてこい」
ウェイバー「ラ、ライダー・・・・」
ライダー「案ずるなウェイバーよ。いかなる攻撃でも余の軍勢をとめることはできぬ」
ライダー「蹂躙せよ!!!!」
配下たち「うおおおおおおぉぉぉ!!!」
アーチャー「あああああああぁぁぁぁぁぁ!!!」
天 地 乖 離 す 開 闢 の 星
アーチャー「くぅぅ・・・」ボロボロ
卑劣様(ふむ英霊としての実力が凄まじいからか只の人間をもとにした穢土転生ではアーチャーを維持するのは不可能か・・)
卑劣様(このままアーチャーを現界させても仕方ないのう・・・)
卑劣様「 解 」
アーチャー「おのれぇぇ・・・」
サラサラサラ
龍之介「」
卑劣様(戦争に関わりのない幼子に手をかけてたこの外道の使い道はこれしかないからのう)
ライダー「ぐぬぅぅ(余の配下がすべて消えてしまうとは・・・)」
卑劣様「さてこれで一対一になったがいさぎよく降伏するかライダーよ」
ライダー「ふははははは!!それはできぬ!!これほどまでに戦いに胸を躍らせたのは久方ぶりだからな。それに余にはまだ宝具が残ってい・・・」
卑劣様「残念だが今お前の目の前にいるわしは・・・」
ライダー「!!(まずいウェイバーの背後に)」
卑劣様「ただの影分身だからの」
ウェイバー「!!」
グサッ
ライダー「ぐはっ!!」
ウェイバー「ラ、ライダーーー!!」
卑劣様「ほう、暴君のお前がとるにたらない只の小僧を守るとはのう」
ライダー「ウェイバーよお主といれた時間真に楽しかったぞ・・」スゥ
ウェイダー「く、くそう・・・」
セイバー「アサシン!!ランサーだけでなくライダーにも汚い戦い方して勝利を得て、貴様には英霊としての高潔さはないのか!!」
卑劣様「無理な理想を掲げ国を滅ぼされた小娘に何が理解できる?いかに他国に汚いといわれようが自分の国の平和を守るため戦争を行っていたワシのほうがお主より国の長としてふさわしい。小娘の理想に振り回されていた部下や国民が哀れだ」
セイバー「くっ・・・」
卑劣様「さてワシは自分の陣地に戻るとするかのう」スッ
~街の中~
卑劣様「ん、こいつは?」
雁夜「はぁ・・・はぁ・・・」
卑劣様(運がいいことにバーサーカーの主がいるのう)
雁夜「桜ちゃん・・・絶対に助けるからな」
卑劣様(ふむこのバーサーカーの主少し気になるのう)
卑劣様(少し話を聞いてみるとするか)
卑劣様「おいバーサーカーの主よ」
雁夜(まずい、アサシンに見つかったか!?)
雁夜「まだ俺にはやらなきゃいけないことがあるんだ・・どうか見逃してくれないか」
卑劣様「まあ今はまだ殺しはせぬ心配するな。ところでいったいお主はなぜこうも弱っておる?」
・
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卑劣様「なるほどお主は桜という娘を救う条件として臓硯に聖杯を勝ち取ることを約束したのか」
卑劣様(だがバーサーカーの主が勝つのは不可能だ。おそらくこれは臓硯の一種の遊びだろう)
卑劣様(臓硯という輩だいぶ歪んでおるな)
卑劣様(だがこれをうまく利用すると・・・)
卑劣様「雁夜とやらその桜という娘の場所まで案内せい」
卑劣様「わしが救出しにいこう」
~教会~
言峰「アサシン一体なぜバーサーカーと同盟を結んだ?」
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臓硯『ぐぁぁぁぁ!!アサシンなぜ貴様が雁夜の味方をぉぉ・・・』
卑劣様『醜悪な奴め消え失せろ』
雁夜『桜ちゃん!?』
桜『雁夜おじちゃん、私お家に帰れるの?』
雁夜『ああそうさ!!また葵さんと凛ちゃんと暮らせるんだよ!!』
卑劣様『桜の中の蟲も取り除いた。これでこの子を邪魔する者はいない』
雁夜『ああ何とお礼をしたらいいのか』
卑劣様『さて次はわしの願いを聞くばんじゃ。雁夜』
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卑劣様「どうせ死にかけの主じゃ。利用できるものは利用したほうが得策だからのう」
言峰「それはまだいい。だからといってなぜ間桐の家に火を放った!?」
卑劣様「あの一族は呪われている。仮に一族の誰かを残したとしてもこれから第二の臓硯があらわれるやもしれぬ」
卑劣様「だからこそ全てを終わらせなければならないと思ったまでだ。それにこのことは雁夜も同意しておる」
卑劣様「しかし綺礼よ口調とは裏腹に貴様は今嬉しそうな顔をしているぞ」
綺礼「!!」(この私が嬉しそうな顔をしているだと)
~市民ホール~
セイバー「バーサーカーよ、アイリスフィールを返してもらおうか!!」
卑劣様「やっときたか小娘が」
セイバー「貴様、バーサーカーと組んでいたのか!?」
卑劣様「お主を確実に倒すためならどんな手を使っても倒す」
セイバー「卑劣な奴め、アサシンよ私と戦え!!」
卑劣様「わしは戦わぬ、お主と戦うのはこやつと・・・」
バーサーカー「@%-,,>@@-&&><<<?!!!!!!!!!!!」
卑劣様「それとお主との戦いを望んでいた・・・」カリッ
穢 土 転 生 の 術
ドンッ
ランサー「・・・」
卑劣様「騎士道に狂ったアホだからのう」ニヤリ
ランサー「くっ・・・ここはどこだ・・・」
卑劣様「久しぶりじゃのう、ランサーよ」
ランサー「貴様は我が主を葬った卑怯なアサシンではないか!!主の敵ここでうつ!!」カチャッ
卑劣様「おっとお主はただわしのいうことを聞けばいい」
ランサー「ぐぁぁ、身体の自由がきかなく・・・」
ランサー(すまぬセイバーよ・・・)スッ
卑劣様「ランサーの意思を奪いただわしの人形にしてやった。これで二対一になったのうセイバーよ」
セイバー「二対一だと・・・。貴様はどこに行く気だ!!」
卑劣様「なーに、あの聖杯の器の前で待っているつもりだ」
卑劣様(あの聖杯の器からは何か嫌な気配がするからのう・・・)
このSSまとめへのコメント
卑劣なssだ…。