モバP「モバマス童話」 (54)

短編集です。
思いついたときに書きます
基本的には地の文です
以上

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1416148113

モバP「浦島幸子」

昔々、とある海辺の村に浦島幸子という少女がいました。
 幸子は、海に釣りに釣り行こうとしたとき、数人の少年に亀がいじめられているのを見つけました。

「あなたたち、何をやってるんですか!」

 幸子はそれを放っておけず、少年たちを追い払いました。

 そして、助けた亀はこう言いました。

『助けてくれたお礼に、竜宮城まで連れて行ってあげます』

 そして、自分の背中に乗るように言いました。

「このカワイイボクを背中に乗せられるなんて、あなたも幸せ者ですね!」

 そんなことを言いながら、幸子は亀の背中に乗ります。
 亀は進み出し、海に入りましたが不思議なことに、息が苦しくありません。
 そこからは早いもので、あっという間に竜宮城に到着しました。

 竜宮城の中にはヒラメやカレイ、キノコなどが舞っています。

「うわぁ、キレイですね。まあボクのカワイさには勝てませんがね!」

 そんなことを言っていた幸子は、亀に連れられ竜宮城の奥へと進みます。
 そこで待っていたのは、息を呑むほどの美しい女性、乙姫様でした。

 乙姫様は、亀を助けたお礼に幸子をもてなすと言いました。
 幸子もそれを喜んで受け入れ、そこからは三日三晩続く大宴会となりました。

 そしてしばらくした後、幸子はこう言いました。

「楽しかったですが、そろそろ村の皆さんにボクの姿を見せないと、哀しませますからね!」

 こうして、村へ帰る決意をしたのです。

 乙姫様たちも引き留めようとしましたが、幸子の意志は強く、結局幸子にお土産を持たせ亀に送りを任せました。

「乙姫様も美しかったですよ。ボクの次くらいにでスけどね!」

 そう言って、幸子は竜宮城を後にしました。
 

 地上に戻った幸子は、村を歩き回りました。しかし、見知った村とはどこか様子が違っていました。

「しばらくの間ボクがいなかったから、みんなボクを捜索しに出て行ってしまっとんですね!」

 などと言い、海辺に戻ってお土産の一つの箱を手に取りました。
 箱を開けると、中から煙がモクモクと出てきました。  

「ケホッ、ケホッ……ん?」

 煙を浴びた幸子は、お土産の中にあった手鏡を覗きます。そこには、

 やっぱりカワイイ幸子の顔が映っていました。

おしまい

ーーーー
ーー


幸子「っていうのを考えたんですけど!亀はプロデューサーさんにやらせてあげてもいいですよ!」

モバP「そうか、じゃあ幸子の次の仕事はダイビングかな」

おわり

こんな感じでやっていきます
↓関連は特にしてない関連ssです↓

モバP「メガネ売りの少女」
モバP「メガネ売りの少女」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1413043060/)

モバP「ウサミンと亀」
モバP「ウサミンと亀」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1413542494/)

これとは違うけど同じシチュエーションの奴はみたことあるな
そっちは幸子が酷い目にあってたけど

>>13
今調べましたが、ありましたね
まさかのネタ被りですが気にせずいきましょう

モバP「ふにふに山」

 昔々あるところに、おじいさんとおばあさんがいました。
 二人は、牧場を経営しながら静かに暮らしていました。

 しかしある日、牧場の牛が一匹残らず乳を絞られてしまいました。

 困った二人は足跡を探して、犯人を突き止めました。

 その犯人は、巷で有名ないたずらタヌキでした。
 二人は早速、タヌキを捕らえに行きました。

「犯人は君だね?」

 おじいさんは捕らえたタヌキに問いました。

「はい、目の前に柔らかそうなお山があったのでつい……」

 タヌキは反省しているようでした。

「どうしましょうかー、真奈美おじいさん」

「そうだな、少し様子を見て、本当に反省しているようだったら解放しよう」

 二人はそう決め、おじいさんは牧場の様子を見に行きました。

 それを見届けたタヌキはおばあさんにこう切り出しました。

「おばあさん、反省の証拠に家事を手伝おうと思うんで縄をほどいてください」

「うーん、わかりましたー。よいしょっ、と」

 おばあさんはタヌキの言葉を信じて、縄をほどいてしまいました。

「うひひ、おばあさんの胸大きいね!」

「きゃあー!」

 タヌキは、縄がほどけると同時におばあさんに抱きつきました。

 しばらくして、おばあさんの悲鳴を聞きつけたおじいさんが戻ってきました、しかしすでにそこにはタヌキの姿は見えません。

「やはり私が見張っておくべきだったか。こうなってはしょうがない、彼女を呼ぼう」

 そう言いおじいさんは電話をかけました。

「ああ、ウサギかい?ちょっとイケナイ子にお仕置きをしてほしくてね」

 こうして、タヌキに対するおじいさんの仕返しが始まりました。

「あなたがアツミタヌキちゃん?」

 逃げ出したタヌキに、誰かが声をかけます。

「そうだけど、お姉さんは誰?」

「私はキヨラウサギって言うの、よろしくね」

 そう名乗ったウサギは、タヌキにこう話を切り出しました。

「あなたが大好きなお山がさわり放題な場所、知ってるの」

 その言葉にタヌキは興奮します。

「えっ、ホント!? それどこにあるの!?」

 タヌキが興味を持ったことを確認したウサギは、その場所を案内すると言いました。

 こうして二人は、とある山にやってきました。

「お山って、この山ってオチじゃないよね?」

「ええもちろん。この山は、あれがさわり放題だからふにふに山って呼ばれてるのよ」

 そんなことを話ながら、二人は山を登っていきます。

 しばらく歩いていると、開けた場所に出ました。

「あれ、ここって」

 そこには、牧場がありました。

「ええ、牧場よ。牛の乳を絞り放題なの」

「ええっ!?あたしは女の人のお山を揉みたかったのに!」

 タヌキが悲痛な叫びをしていると、背後から何者かが現れます。
 それは……

「この前はずいぶんと世話になったね」

 タヌキがイタズラした牧場のおじいさんでした。
 実は、この牧場はおじいさんが経営している牧場の一つだったのです。

「さて、君にはこの牧場でずっと働いてもらうか、またはお仕置きを受けてもらうかを選んでもらう」

 おじいさんはそう言いました。ウサギは後ろでお仕置きの準備を始めています。

「ぐ、ぬぬ…………ここで、働きます」

 お仕置きされるのは嫌ですが、ここで働いてしまうと自由にお山を揉めなくなってしまいます。
 タヌキは苦渋の決断をしました。

 数ヶ月後、そこには一生懸命牛の世話をするタヌキの姿がありました。

 彼女の顔は、紛いなりにも乳を揉んでいるので心なしか幸せそうにも見えましたとさ。

おしまい

ーーーー
ーー


モバP「っていうのを考えたんだが」

愛海「えっ、胸を揉めるの!?」

モバP「牛のな、それと清良さんと木場さんのお仕置き付きで」

おわり

いつもは書き溜めしてたんですけど、今回は衝動的に書いたので日本語がおかしいかもしれません
そのときは脳内補完を


おばあさんが誰か気になる

>>32
さすがにセリフが少ないとわかりにくいっスかね
農業、巨乳で引っかかるアイドルで補完しておいてください

見てる人がいたら
下1で次の元にする童話(時間はかかる)

開かず禁了解

年末忙しくなってきたので、1月中に書き上げて投下します(自分の首を絞める音)

モバP「紅ずきん」

 昔々あるところに紅いずきんを被った女の子、紅ずきんちゃんがいました。
 彼女は母親にお使いを頼まれ、森の中にあるお婆ちゃんの家に行くことになりました。

 彼女が森の中を歩いていると、どこからともなく音が聞こえてきます。

「おや、これは可愛らしい女の子だ」

 音の正体は、狼でした。

「まあ狼さん、ありがとうございます」

「君はそんなに急いでどこに行こうとしているんだい?」

「おばあちゃんのおうちに、お菓子とワインを」

 紅ずきんちゃんは狼の質問に正直に答えます。

「それなら、この先にあるお花を摘んで持って行ったらどうかな。きっと喜ぶよ」

「それはいいですねぇ、ありがとうございます」

 紅ずきんちゃんは、狼のアドバイスに従いお花を摘んでからお婆さんの家に行くことにしました。

ーーーー
ーー


コンコン

「どうぞ」

ガチャッ

「まあおばあちゃん、お久しぶりです……あら?」

 おばあちゃんの家に入った紅ずきんちゃんですが、違和感を感じました。
 おばあちゃんの布団は大きく盛り上がり、声もしゃがれて、いつもと違う感じでした。

「おばあちゃん、どうしてそんなにお耳が大きいんですかぁ?」

 紅ずきんちゃんはおばあちゃんに尋ねます。

「それは、お前の声がよく聞こえるようにさ」

「…………うふっ」

 おばあちゃんの答えに紅ずきんははにかみます。

「それじゃあおばあちゃん、どうしてそんなにおめめがおおきいんですかぁ?」

「それは、お前のことをよく見るためだよ」

「…………もちろん、見るのはまy……私だけですよねぇ?」

「へっ?……あ、ああ、もちろんだよ」

 紅ずきんちゃんからの謎の威圧感に、おばあちゃんは思わず答えてしまいました。

「それじゃあおばあちゃん、どうしてそんなにおててがおおきいんですかぁ?」

「それはお前のことをよく掴むためだよ」

「…………抱き締められちゃうんですねぇ……うふふっ」

「お、おう…………」

 紅ずきんちゃんはもうすでに心ここににあらずという様子です。

「あとは……おばあちゃん、どうしてそんなにお口がおおきいんですかぁ?」

「それはな…………お前を食べるためだぁ!」

 おばあちゃんの正体は実は、森であった狼でした。紅ずきんちゃんがお花を摘んでいるときに、おばあちゃんに化けていたのです。

「はい……まゆを食べてください、Pさん♪」

ガシッ

「え、ちょっ、紅ずき……まゆ!? どうしたんだ!?」

 紅ずきんちゃんは飛びかかってきた狼に逆に飛びかかり、ベッドに押し倒します。

「うふっ……うふふふふっ」





 この後、紅ずきんちゃんと狼は幸せな結婚生活を送りましたとさ。

おしまい

ーーーー
ーー


まゆ「どうでしたかぁ、まゆの演技」

モバP「なんで俺最後襲われてんの!?」

まゆ「Pさんが……あんな甘い言葉をかけてくるから悪いんです」

モバP「台本通りやったんだけど!」

おわり

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