死神「何でですか閻魔様、私の魂狩りの鎌は未だ衰えてないのですが………」
閻魔様「いやな、最近はバトル漫画とか増えているだろ?それに便乗しようと思ってなぁ」
死神「便乗しないで下さいよ!!私たちの仕事はこの鎌じゃなきゃ意味がないんです!!」
閻魔様「いや、そう言うけどさぁ………お隣の会社知ってる?大幅にリフォームしちゃってさぁ」
閻魔様「やれ黒装束だの、刀だの、死神代行だの、リフォームしすぎ、最近じゃあ聖十字騎士団とかオサレキャラもでてんじゃん」
死神「知ってますけど……あれは最早死神ではないですね、何ですか卍解って」
閻魔様「と、言う訳で早速魂狩り鎌を作ってみましたー」
死神「仕事速!?死者の天国行きか地獄行きを決めるのは遅いのに、何でこんなときだけはやいんですか!!」
閻魔様「いや~、私こう言うの好きでさ~、自費で作っちゃった♪」
死神「自費で!?」
閻魔様「そうなのよ、だから、少しでも使ってくれると、嬉しいかな~~って………」
死神「う~~~~~………一回ですよ、一回だけ」
閻魔様「流石死神くん!!早速だけどね、この鎌には特殊な能力が備わっているのです!!」
死神「あー……はいはい、わかってますよ…どんな能力ですか?」
閻魔様「>>4だよ!!」
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なんで地獄に死神ってツッコミしたら負け?
死にそうな人間を苦しませずにとどめをさせる能力
>>3
死神は魂を狩る
閻魔は地獄と言われているけど実際は天国と地獄の中間の黄泉。
死神は魂を持って黄泉に送り、閻魔はその魂が地獄か天国か分ける役割。
だったと思う。
死神「おぉ………何かカッコいい能力ですね」
閻魔様「あぁ!!これでも百本作った中でも最高傑作なんだ!!」
死神「へぇ……ってこんなものに百本作ったんですか!?」
閻魔様「一本製作に七万四千二百八十円もした!!」
死神「地味に高いですよ!!単純計算でも全部で七百万はしますよ!!」
閻魔様「でさ、実際この鎌、評価は?」
死神「……ま、まあ、できる限り、魂は傷付けることなく回収したいですし……」
死神「人を苦しませず止めをさせる、と言うのは本当に素晴らしいと、思います……」
閻魔様「~~~~~!!何か自分の作品をほめられると感動する!!よし、記念すべき鎌の名前は何にする!?」
死神「名前付けるんですか!?」
閻魔様「大声で名前叫ばないと発動しないことにするんだ!!」
死神「とんでもねえ機能つけやがった!!やっぱ糞だこの鎌!!」
閻魔様「ッ!!よし、命名しよう!!鎌の名前は>>9だ!!」
無痛
閻魔様「無痛………とかどうよ!?」
死神「ふむ、痛みの無いまま殺す、と言う意味ですか………」
閻魔様「詠唱もそのまま『無傷!!』と叫ぶんだ!!」
死神「詠唱するんですか!?」
閻魔様「うん!!とことん隣の会社に対抗してやる!!」
閻魔様「そして、こちらが元祖と高らかに宣言してやるんだ!!」
死神「うっわー………恥ずかしい」
一本目【無痛】
完成!!
閻魔様「うーん、今日は取り合えず後四つほど紹介したいんだけど………駄目?」
死神「くぅ……………だけ」
閻魔様「ん?」
死神「五本………だけ………ッ」
閻魔様「さっすがー!!それじゃあ!!早速五本の中の一鎌を紹介するね!!次はこの鎌!!」
閻魔様「能力は>>13」
これで鼻フックするとドバドバ鼻水が出てくる
死神「なんで作ったん?」
閻魔様「………」
死神「何で作ったん?」
閻魔様「………」
死神「私ら死神の魂である鎌を、鼻フックするとドバドバ鼻水が出てくる?」
死神「私ら死神舐めてんすか?」
閻魔様「だって………他の社員の人が、花粉症だって言ってから………」
死神「故にこんな能力?……まあ、百歩譲って有だとしますよ?」
死神「鼻フックって………鎌で鼻フックしたら………」
閻魔様「………」
死神「スパーンって、鼻スパーンって」
閻魔様「ふ………ふぇ」
死神「あ、泣かないで!!ありだと思います!!社員思いの素敵でかわいい閻魔様マジ社員思い!!」
閻魔様「ひぐ……ぅぐ、本当にそう思うんなら………名前考えてよぉ」
死神(ネーミングセンスない俺に何を求めろと………>>20)
美炎
死神「美炎………美しき炎、私たちの青い炎を主張し、尚且つ鼻水と水と炎で対立する……どうでしょうか?」
閻魔様「ぅぐ………いいよ」
死神(あーよかったー適当に考えた奴だからまた泣いたら如何し様かと思った)
二本目【美炎】
完成!!
閻魔様「くよくよしてもしょうがないよね!!続いて三本目!!作るよ!!」
死神(もうこのテンションについていけねー、つか帰りてぇ………)
閻魔様「今回は主張を変えて武器変形とかしてみます!!」
死神「武器変形……それに加えて能力も込むんですよね?」
閻魔様「うん!!能力は>>24!!武器変形も含めて>>24だよ!!」
大根が手早くおろせる
武器変形も含めて安価↓1
死神「包丁の形にも、栓抜きにもなる鎌………いや下手したら凄く強いじゃないですか」
閻魔様「ふぇ?なんで?」
死神「いやだって、形状変化って、つまりは刀にもなるしブーメランにもなるって事ですよね?」
閻魔様「うん……そうなるね?」
死神「それだと、凄く長い剣とか作れば、一突きで敵を倒せる………」
閻魔様「あ、鎌の質量より大きくはなれないから」
死神「あ……(察し)」
閻魔様「んじゃあ、無難に名前は>>32だね」
関孫六
閻魔様「最早説明は不要だね」
死神「えぇ、文字通りの関孫六、と言う意味ですね」
三本目【関孫六】
完成!!
威力がとても高い上に切ると満開の桜のように謎の粘液(鼻水っぽい)が舞い散る
ランダムで誰か死ぬ
水面桜
派炉怒手(ぱろぷんて)
寝る。
また明日
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