ほむら「悪魔の移住」 【多重クロス】 (447)
◇病院
ほむら「例によって白い天井よ」
ほむら「私の名前は暁美ほむら」
ほむら「ワルプルギスの夜を倒すために、この一ヶ月間を何度も繰り返しているの」
ほむら「そんな私が病室にいるのは」
ほむら「…………」
ほむら「“さっき”まどかが契約したから……ね」
ほむら「今回こそは必ず――って思ってしまうのも、まあお約束なワケ」
ほむら「転校も、対立も、ループも、“仲間”の死さえ慣れつつあるのだけど」
ほむら「はぁ……」
ほむら「この周回がピックアップされる以上、期待してしまうのは当然だわ」
ほむら「たとえ、何ひとつ起こらなくてもね」
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・出オチgdgd
・極めてデリケートな題材、寛大な心で
・今年度アニメーション作品等のネタバレあり
・【安価】【コンマ】要素あり。頻度は低いです
・THE DEMON'S PASSAGE by Greg Egan
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ほむら(えっと薬……薬……)
ほむら「」ゴクゴク
ほむら(口の中が染みるわ。私の血は鉄の味がする)
ほむら「……けふっ」
ほむら「さて――」
ほむら「“まどか”の契約はワルプルギスの夜に大苦戦したのが主因だと思うの」
ほむら「この手の失敗は枚挙にいとまが無いのだけど」
ほむら「……」
ほむら(色々思い返している猶予は無いわね……)
ほむら「兎にも角にも武器を集めないと始まらない」
ほむら「病院から射太興業へは一般交通機関で。一刻も無駄に出来ないわ」
ほむら(で、駅前に向かっていたら……)
ほむら(目を疑う光景が広がってるのだけど)
メップル「ここはどこだメポ?」
ほむら(何この小型インキュベーター)
メップル「綺麗な街だメポ」
ほむら「やだ、キモい」
メップル「!?」
妖精シェリー「語尾がメポとかありえないベル」
南みれぃ「全くだぷり」
なぎさ「えぇー。電話も繋がらないよ。ありえなーい」
ほむら(この子達のペットかしら?)
ほのか「そこの方、ここがどこか教えて下さいませんか」
ほむら「…………」
ほのか「……」ジー
ほむら(え、私?)
ほむら「あ、えっと見滝原です」
なぎさ「ミタキハラ? うっそ~!?」
メップル「聞いたことない地名だメポ」
ほのか「早くお家に帰りたいわ」
ほむら(幾度となく繰り返してきて、こんな人達に出会ったのは初めて……)
ほむら(髪の毛の色からして普通の人間じゃないわ)
桜「ほえぇーーー? ここ友枝町じゃないよ!」
ケロ「またクロウカードかいな。はよ元の世界に戻りたいわー」
ジジ「ちょっと大きすぎて疲れるよこの街」
キキ「これも仕事だもん。楽しいばかりじゃないよ」
ジジ「ヤなかんじ」
ウィルベル「ここに幻の秘湯があるのよぉぉぉぉぉぉーっ!」
マリオン「待ってなさい! 若返りの温泉!!!」
エスカ「お、落ち着いてくだ……」バシャーン
ガイド「あー。猫溺泉に落ちてしまた」
ふきこ「さあ着きましたよ」
ぽぷり「これってホントのホントの魔法なんだね」
剣山「ここはどこザウルス?」
ほむら(この人達もイレギュラーな気がするけど。気のせいよね……)
ほむら(モブよ。モブに違いないわ)
ほむら「早く駅に行きましょ……」
◇西遠夜バスターミナル
エイミー「みゃ!」
ルナ「にゃー!」
スフィンクス「にゃー?」
トト「にー」
トロ「ちょっとあたまがグルグルするニャ」
マイメロ「マイメロ、人間の世界に来れたのかな」
バリィさん「温州みかんを使ぅとるけん」
エンジェラ「パカパカ。パカ」
チャロ「Now, I will do everything to go back to Shota!」
モグタン「グルグルバビンチョパペッピポ」
アリア社長「ぷいにゅうー!」
ポー「プピポー!」
ニャンコ先生(まさか、あやつ……魔法少女……)
ティッピー「そこの若造。今日は外出しないのが吉じゃ」
ブラニャー「うにゃあ?」
ほむら「何よこれ」
ほむら(ここは魔女の結界……? いや、そんなはず……)
シナモン「むにゃむにゃ」
モカ「きゅー」
ほむら「ってことは……この小動物たち……」
コロマル「ワンッ! ワンワン!」
ほむら「こいつら全員インキュベーターの末裔……!」
ネコアルク・バブルス「ウン、ウン、ウン」
ムギまる「何を言ってるムギ」
ほむら(全部撃ち殺すべき……?)ワナワナ
みっしぃ「みししっ」
うめてんてー「好きな食べ物は焼きビーフンです」
ほむら「っっ!」
ほむら(あーん。可愛い!!)
フレドリカ「私と契約してドラグーン・キャバリアになってよ」ニャーン
リンリン「私と契約して世界の崩壊を止めて欲しいの」
ジュゥべえ「オイラと契約して魔法少女になってよ」
ほむら「やっぱりインキュベーターはインキュベーターだわ」
ほむら「多少の犠牲は仕方ないわね」スチャッ
スカーレット「にゃ?」
ニャンメル「?」
ジケン「プルプル」
◇遠夜駅
越前「ここが噂の見滝原市っスか?」
手塚「そうだ。ここで最大規模の合同合宿が行われる」
大石「こりゃ大変そうだ。氷帝や立海も来てるのかな?」
樺地「ウス」
菊丸「うわあ!」
黒子「到着早々練習試合ですか。それはまた突飛な話ですね」
青峰「急に言われても。なーんも準備してねーぞ?」
緑間「こういうのは段取りが大事なのだよ」
美琴(あーっ。よくみると人違いだった……)
たまこ「この人たちもバトン部の遠征?」
みどり「だね」
東堂「巻ちゃん! 巻ちゃん! 巻ちゃーーん!」
巻島「じんぱちぃぃぃぃぃぃいいいいいい!!」
長谷川昴「中学生も最高だな」
小日向「わぁ。自然がいっぱいで素敵なところね」
響也「マジでなんもねえ」
水嶋「僕たちは遊びに来たわけじゃないんですよ」
レン様「たまには電車もいいね」
レン「………………」
旗立颯太「あの女……死亡フラグが乱立してる」
レンジろう「乳頭力たったの1」ピピピ
ポットン「地球にもこんなヤツがいたのか」
田所「ひーめ姫姫」
今泉「好き好き大好き」
小野田「姫っ!」
ワラワラ
ワラワラ
主人公子「知らない人がいっぱい……」
ベネット「気分いいぜ。昔を思い出す」
ほむら「ここにも! あそこにも!」
ほむら「どういうこと!?」
ほむら「一体全体何が起こってるのよ!!」
◇風立ちぬ、美しい村
QB(あの男が第四次ティアマト会戦から離脱して見滝原に来る)
QB「シスの暗黒卿も突然こんな辺鄙な星を補給地に選んだのかな……聞いてないよ」
QB「仮面の男に白い悪魔と呼ばれたのは心外だね。これも宇宙のためなのに」
QB(レイレガリアの孫娘がネルガル重工の視察に来るのも今日だったかな)
QB「…………」
QB「ただでさえパラサイトと生命繊維とSTMCとガストレアとチョイアークとヒディアーズの駆除で大忙しなのに」
QB「ヘリオ・セス・ベータ型開発実験、フロンティア計画、銀河播種計画は失敗」
QB「進化侵略体、喰種、デモニアック、バーテックス、ネイバー、エレメリアン、ダエモニア」
QB「フラメンコ星人、ハーディアン、マゾーン、バーム星人、ワーム、ニードレス、テラフォーマー……」
QB「その他諸々の報告が相次いでいる」
QB「今日はとんだ厄日だよ」
◇鴨川 誓いの丘
ほむら「探したわよ。キュゥべえ」
QB「君は……突然銃口を突きつけるなんて穏やかじゃないね」
ほむら「目障りなの。可及的速やかに死んで貰うわ」
QB「鹿目まどかとの接触をそこまで嫌うのかい?」
ほむら「ええ、当然よ……!」
QB「……」
ほむら「え? どうして……」
ほむら(インキュベーターとは初対面なのに……!)
QB「やれやれ。やっぱりね」
ほむら(ブラフ……!)
QB「君の名前は暁美ほむら。惑星保護機構から話は聞いているよ」
QB「最近流行のタイムトラベラー。つまり時間遡行者だろう?」
ほむら(個人情報が洩れてる!)
ほむら「惑星……保護機構?」
QB「降って湧いたような組織と報告内容だから半信半疑だったんだが」
QB「その反応を見るに事実のようだ」キュップイ
ほむら「くっ……」
QB「沈黙は肯定と受け取るよ」
ほむら(こんな情報戦、未だかつて無かった)
ほむら「あなたは本当にキュゥべえなの……」
QB「理解に苦しむ質問だね」
QB「君の目から見ると、僕は何か別の有機体に映るのかな」
沙耶「?」
ほむら「特定の組織と繋がりがあるなんて、まるで信じられない」
QB「…………」
QB「なるほどね」
QB「暁美ほむら。君が混乱する理由は――」
エイミー「ラーコイド、サーウェイト、ケシオラクエィ」
グレイス「きゅーーい」
メルディ「アンルリ!アイバ エディン ヤイオ?」
QB「ああいう未知のキャラクターが参加していることだよね」
ほむら「!?」
ほむら「まあ、外国人の一人や二人くらい……見滝原に居ても」
アスカ「えーすとぅ」
黒木凱「オンバサラ・タマクカン・ヤシャ・ハーン、オンマケイ・シヴァラヤ・ソワカ」
剣崎一真「オンドゥルルラギッタンディスカーーー!!」
ほむら「一人くらい……」
飾鈴「ねえ。国会…議事堂。……飛んでる」グイ
飾鈴「都庁も爆発した」グイグイ
ほむら「ごめんね、ちょっと黙っててね」
QB「今の状況を説明してほしい。そんな顔をしているよ」
ほむら「断じてしてないわ!」
ハーヴェスターシャ「Was ki ra hymme waats hes clyncye murfanare?」
ハーヴェスターシャ「Wee Ki ra parge yor ar ciel.Was yea ra chs mea yor en fwal.Ma Ki ga ksmaya yor syec」
フィンネル「は、ハーヴェ様……!」
ハーヴェスターシャ「早く四次正角性中核環を探しなさいよ。殺されたいの?」
ティリア「なにこのクソフレーム」
イコ「da,sei sha?」
ヨルダ「esad ahtn」
イコ「konn kang sei tea,sou shi gaigai sei,iirei ton jan.」
ワルクチ「Kacken Kreuz」
アルベルト・ハインリヒ「Machen Sie nicht so viel Aufhebens von der Sache」
ほむら「……」
QB「……」
ほむら「そんなことより、今の状況の説明をして欲しいのよ」
QB「きゅっぷい」
ほむら(コイツの科学力には定評がある……悔しいけど聞くしかないのよね)
QB「見たまんまだよ。既に手遅れなんだ」
QB「僕達インキュベーターは……この物語を制御し切れていない」
QB「イレギュラーが多すぎるんだ。君を含めてね!」
ほむら「私は並行世界のあなたと契約した普通の魔法少女よ?」
QB「それもう典型的なイレギュラーだよ。自覚あるよね」
ほむら「ゔぅ……そう言われればそうかもだけど」
ほむら「この時間軸のこと、何も知らないとは言わせないわ」
QB「取り返しの付かない混沌の渦に巻き込まれてしまったのは確かだ」
QB「勢い任せな上、不確定要素が多すぎる。もう色々と駄目なんだよ」
ほむら(何の話かしら)
QB「君も見ただろう!? あんな大人数捌けないよ!」
ほむら「でも頑張ればきっと――」
QB「この光景を見てもそう言えるかな。すぐそこだ、付いて来て」テクテク
◇荒川河川敷
ほむら「何だか自称金星人がいそうな河川敷ね」
QB「適応力あるね。でも現実はもっと凄絶さ」
フラッターシャイ「LALALALA……♪」
トワイライトスパークル「お花摘んでないで元の場所に戻る方法を真剣に探しましょう」
アップルジャック「そう慌てることじゃないって」
ピンキーパイ「ここはうーんといい場所ね! ヒミツの場所にして名前つけようよ!」
ほむら(馬が喋ってるわ)
QB「馬だね。あれは馬だ」
ほむら「かゆ……うま」
QB「……」
ほむら「……ハァ」
QB「……ハァ」
QB「どうだい、次から次へと出てくる新キャラを見て」
QB「ため息が止まらないだろう?」
ほむら「……」
ほむら「今までにあり得ない存在が見滝原に集結しているのは明白。それも多数」
ほむら「あなたと私の目的は多分同じ。明日を生き延びるため、今だけは協力しましょう?」
QB「協力も何も、元々対等な関係を心がけているんだが」
ほむら(どの口が言うのよ)
QB「いいよ。過去に前例の無いイレギュラーな事態だからね」
QB「判明したことは随時報告するように努力しよう」
ほむら「交渉成立ね、私も出来るだけのことはしてみるわ」
QB「暁美ほむらも死なない程度に頑張って」
ほむら「当然よ」
ほむら(利用するだけ利用して、後はゴミ箱にポイよね)
ほむら(信用して隙を見せたらロクなことにならないし……)
QB「まずはイレギュラーの発生源を調べてくるよ。一緒に付き合ってくれるかい」
ほむら「わ、私は学校の準備で忙しいから……」
QB「なるほど。とても残念だ」
QB「何か気づいたことがあったらテレパシーで伝えてほしい。待ってるからね」
ほむら「ええ。善処するわ」
ほむら(誰が手伝うものですか。ばーか! ばーか!)
◇学校
早乙女「シュークリームを食べるとき、お皿に出しますか、手掴みですか。はい中沢くん!」
中沢「えっと……どっちでもいいと言うか、お皿洗うのが大変だから必要ないかと」
早乙女「その通り! お皿など出さなくてよろしい!」
早乙女「お皿に盛り付けるかどうかで女の魅力が決まると思っていたら大間違いですっ!」
早乙女「女子の皆さんは、手掴みじゃ食べられなーいなんて抜かす男とは絶対に交際しないこと!」
早乙女「さもなければ全てを失うことになる」
さやか「ダメだったかー」
まどか「ダメだったんだねー」
早乙女「さて、今日は転校生を紹介します!」
さやか「そっちが後回しかよっ」
仁美「この時期に転校生は珍しいですね」
早乙女「暁美さーん。いらっしゃい」
ガラッ
ほむら「……」チラッ
さやか「すげー美人!」
早乙女「それじゃあ自己紹介行ってみよう!」
ほむら「……こほん」
ほむら「暁美ほむらです。よろしくお願いします」ペコリ
ほむら(まどか……今度こそあなたを救って見せる……)
まどか「!」
まどか(夢の中で……会ったような……?)
早乙女「暁美さんは心臓の病気でしばらく入院していたの」
早乙女「久しぶりの学校で戸惑うこともあるでしょう。みんな仲良くしてあげてね」
クラスメイト達「はーい」
早乙女「暁美さんは……そこの席ね」
ほむら「はい。わかりました」
ほむら(いつも通りの、見慣れた風景で安心したわ)
ほむら(どんなイレギュラーな事態が! と身構えていただけに少し気が抜けた位よ)フフッ
早乙女「じゃあ次の子もドンドン行ってみよう!」
さやか「次?」
ガラッ
西住みほ「あの! 訳あって来ました。一ヶ月だけですがよろしくお願いします!」
林檎「木下……木下林檎です……」
宇佐美「宇佐美にゃにゃ! 奈々子ですっ!」
榊原恒一「父の仕事の関係で、こちらにやって来ました、どうぞよろしく!」
鈴原泉水子「私も、お父さんの仕事の関係で……」
滝沢昇「今日からここに通う転校生だ!」
ユリエ「ユリエ=シグトゥーナです。皆さんよろしくお願いします」
みくる[禁則事項です]
司波達也(今日、俺と妹の深雪は転校した。この学校に編入を許されたこと自体がエリートであり――)
カズミ「Freut mich~。よろしくなー」
綾瀬千早「競技かるた部を作りましょ!」
ひなた「あおいー久しぶりー!」
あおい(誰だっけこいつ)
ナイン「九重新です。よろしくお願いします」
フィリル「フィリル・クレスト。15歳。趣味は読書です」
物部悠「不束者ですがよろしくお願いします」
白河さやか「ぐ~てんた~く♪」
千棘「初めまして。アメリカから転校してきた――」
楽「あ゙ーー!! 今朝の暴力女!」
千棘「何よ暴力女って! あの時ちゃんと謝ったじゃん!」
レイ「あ゙ーー!! 今朝のパンツ覗き魔!」
シンジ「ちょっと見えただけだよぉ!?」
竹山「クライストとお呼びください」
御冷ミァハ「ただの人間には興味がないの」
藤和エリオ「わ、わたしは宇宙人の血を引く調停監査官ー」
フィシス「超能力者よ」
T-800「未来から来た」
東郷美森「ぼた餅」
ほむら(色々と終わってたわ……)
さやか「なんだこれ! なんだこれ!」
鳴「面白そうな教室ね。ここは」ガラッ
春日アラタ「随分僻地にあるんだな、魔道の学園ってのは」
ハナ「すごいすごい! みんなでよさこいしませんか」
マヤ「森のくまさんも聴こうよ!」
グランデロッソ「ギョポーン」
虹野ゆりか「この街の平和は任せてくださいー」
にこ「将来の夢は綺麗で素敵な女優さんになりたいです!」
゜゚・*:..。.。◇@☆*・゜★。。.:*・☆*・。..:*・゜゜゚・*:..。.。★◎@ ○☆。..:*・゜。.:*・☆
バルドル・フリングホルニ「こうしてみんなと会えるなんて、とても幸せだよ」
゜゚・*:..。.*・★◎。'☆。・:*:・°'★,。・:*:♪・°'☆☆◎*・。..:*・゜ ゜'☆。・:*:・°'
田宮丸二郎「目玉焼きにはマヨネーズだよね」
橘真琴「専門はバックです」
黒イリヤ「ハァイ! クロエ・フォン・アインツベルンだよー」
ミサカ「無駄に騒がしくね? とミサカはミサカは」
有馬公生「カラフルで良いクラスだと思いますよ」
水原一香「朋君が心配で来ちゃった(o・△・o)」
関くん「………♪」イソイソ
マリー「人が多すぎて見つかりませんわ。楽様ぁーどこですのー?」
宮本るり「千葉県のYさんならそこに」
ツエルブ「ジャンボ!」
有吉樹奈「…………」ペコリ
松嶋みちる「アイドル魔法少女やってまーっす」
雪村千鶴「どうぞよろしくお願いします」
小坂結季奈「好きなものは、お寿司と漫画でしょうか」
白崎つぐみ「私と一緒にハッピーになりませんか」
ベホイミ「愛と正義の新感覚癒し系魔法少女っス!」
島津成巳「多すぎるのう」
椿輝紅羽(この人たちはきっとみんな熊なのでは!?)
風見雄二「どうみても普通の学園ではないな」
三ノ宮椿「全っ然普通の転校イベントね」
アリーナ「こんなに沢山、私壊れてしまいそうよ」
イリーナ「目先の些末な出来事に、皆さん戸惑っているのですわ」
MA347612890GT4078579132R74マルマルZ17924398TZR二千モジュラー誘導
タイプ452963752391MQTOゴールドランチシステムGLS搭載自己判断型タイプ
ダブル・オー・スリーセブン293165734285YGNKTIO1200YMCA4126PPPKG53
ノーマッド「AI(人工知能)です」
アルクェイド(退学しよ)
QB『やはりとんでもない事態に陥ってるね』
ほむら『教室に入りきらない数のイレギュラーよ』
QB『不可解なほど転校生が多い』
QB『これが噂に聞く“クロス”と呼ばれる現象らしい』
ほむら『クロス?』
QB『別世界の住人が紛れ込んで物語に強く干渉することさ』
ほむら『干渉……』
QB『事故で死ぬ運命の黒猫を、事前に救助するような行為だよ』
ほむら『……まるで何か悪い結果を捻じ曲げるかのような言い草ね』
QB『概ね、君の考えている通りだ』
ほむら『……』
QB『過去からの予見と未来予知はその干渉を有意に意味付けする』
QB『この状況を見るにおそらく――』
QB『暁美ほむらの目的を達成するために送り込まれたエージェント達だろう』
ほむら『それは、本当なの……』
QB『例えばあの転校生を見るといい』
ほむら「」チラッ
ブロリー「ブロリーです……」
孫「こんにちは。孫です。孫御飯。皆さん、その、よろしく」
QB『色白なのにすごい筋肉だ。きっと戦闘に向いている』
ほむら『確かにモリモリしてるわ。魔女と戦えそう』
QB『味方になればいいけどね』
ほむら『不吉なこと言わないで』
早乙女「まだまだいるわよー」
ザワザワ……
ザワザワ……
千早「廊下の行列はみんな転校生なの!?」
ざわ・・ ざわ・・ ざわ・・
ざわ・・ ざわ・・
ざわ・・ ざわ・・ ざわ・・
早乙女「ええっと。皆さん落ち着いて下さいね」
早乙女「今日から新しい先生もいらっしゃいます」
銀時「はいどうもー。現国担当でえーす」
ぬ~べ~「悪霊払いや妖怪退治、困ったことや悩み事があるなら遠慮なく言ってくれ」
涼芳之助「やる気の無い者は構わず置いていく」
青木「今日から副々々担任になった青木大介です。みんな、よろしくお願いします!」
エルマー・C・アルバトロス「ほら、スマイルスマイル!」
糸色「やっかいなのは私一人で十分です」
シャイニング早乙女「ハッハッは~。今日からYOUの校長デース!!!」
ネギ「イギリスのウェールズから来ました。ネギ・スプリングフィールドです」
殺せんせー「人に笑顔で胸を張れる暗殺をしましょう」
クロウディア「誰もが恐れる獣になるのよ」
切嗣「一ヶ月間に及ぶ一時的な教育実習だ。短い期間だがよろしく頼む」
サノス「ワシに逆らうものには死をくれてやるわい」
バラライカ「不良生徒は排撃し、そして撃滅する」
メルトリリス「世界から愛される安堵を捧げてあげる。私のコレクション達……」
ほむら「もう駄目だわこれ」
ほむら『ちょっと多すぎじゃないかしら!?』
QB『仕方ないよ』
QB『第二次性徴期を過ぎた人間をクロスさせたいときは、教職に就かせるのがお手軽』
QB『極めて合理的で、体系化された展開と言ってもいいね』
ほむら『わからなくもない。けど……』
ほむら『クロスって本当に役立つの? 和服の眼鏡なんて今朝首吊ってたわ』
QB『ただでさえ人数が多い。物騒な方法を取り入れないとキャラが立たないんだよ』
_人人 人人_
> 絶望した <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄
ほむら『なるほど』
QB『彼は侮れない。頭脳派だね』
トリルラン「何が絶望だ、この死に損ないの地球人風情が」パァン
_人人 人人_
> 突然の死 <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄
ケイネス「糸色の名に相応しい惨めな最期だったな」
コラマ「死んでるホー」
カラマ「無様だホー」
早乙女「以上でホームルームを終わりますっ!」
仁美「頭がティロティロしてきましたわ」
さやか「なんかまどかを睨んでなかった? あの転校生」
まどか「え、どの転校生のこと?」キョロキョロ
さやか「んっとぉ」
さやか(名前が出てこない……)
クラスメイトA「」オロオロ
クラスメイトB「」オロオロ
クラスメイトC「」オロオロ
ほむら『見て見て。転校生が多すぎて、誰に質問するか迷っているわ』
QB『モブ唯一の出番だからね。慎重にもなるさ』
QB『君も話す相手はよく考えないと、すぐモブに降格してしまう』
ほむら『大丈夫よ。タイトル飾ってるから』
QB『ふーん。その言葉覚えておくよ』
ほむら『えっ!?』
今日はここまで
こんな感じのSSですがお付き合い頂ければ幸いです
何だこれは(驚愕)
「叩かれる事覚悟でブッ壊れたの書くべきなのか」の人なのか、これまた別の人なのか
喋る馬だったらマキバオーとかもアリだな
つうかほむらはなんで壊そうとしてんの QBは異常事態で手がおえないから撤退するって言ったじゃない
しかも強力な戦闘能力を備えている存在や核爆弾や衛星軌道上から砲撃可能な兵器を普通につかっている巨大星間大国さえある スターウォーズや銀河英雄伝説とか
この状況ならQBも好き勝手できないしワルプルギスの夜も倒せる可能性がある まどかを救うのが第一なら異常事態でも
これを使えばまどかを使えるんだから倒すのを前提にするべきだろ
ところで銀河英雄伝説から来るのは誰だ ヤンか ラインハルトか アッテンボローか ウランフか ボロディンか
ミッタマイヤーか ロイタンタールか QBのぼせいも攻め落とせるんじゃないか スターウォーズの銀河帝国や銀河英雄伝説に勝てるとは思えない
クロス先のキャラ全員でワルプルギスに立ち向かうわけですねわかります
DB出したんならNARUTOやハガレンキャラとか王道系も出してほしいな
黄金の太陽も出ますか(小声)
ほむら『ちょ、ちょっと……』
QB『おっと、一番大事なのは生存戦略だったね』
クラスメイトD「部活とかやってた?」
相良「ゴミ係とカサが……失礼。部活か。ラグビー部に一週間ほど在籍していた」
クラスメイトE「あの、趣味とかありますか?」
キルア「音殺して歩くことかな」
ギタラクル「カタカタカタカタカタカタカタカタカタ」
クラスメイトE「ひっ、ごめんなさい! ごめんなさい!」ペコペコ
ヘンゼル「姉さま。この子を持っていって次の仕事まで遊ぼうよ」
グレーテル「兄さま。天国はいいところですって言うものね。Eさんも喜ぶわ」
零崎人識「――いいぜ、そのEさんとやら。殺して解して並べて揃えて――晒してやんよ」
妲己「おいしそう……」
クラスメイトD「先生ー。Eさんが消えましたー」
森光蘭「何かを得る為には犠牲がつきものだ」
ヨブ・トリューニヒト「気の毒に。だが死を恐れては何も出来ない」
ほむら『モブに降格ってレベルじゃ……。フツーに人殺しの匂いがするわ』
QB『仕方ないよ。出しゃばり過ぎたんだ』
ほむら『おっそろしいクロスも居たものね』
QB『彼らなら忠実に任務をこなすだろう。勿論、味方になればだけどね』
◇
佐天「暁美さんは何か趣味あるんですか?」
ほむら「と、特に……」
アケミ「紙コップ持ち上げること!」
佐天「あのさぁ……」
アケミ「る、涙子~。冗談だってば~。マコちんも何か言ってよぉ」
ハルナ「しゃーなしだな!」
マコちん「冗談でも良いことと悪いことがあるんだよ」
明美「あー。学校とかめんどくせぇー」
篠原エリカ「わかるわかるー面倒だよねー」
朝倉純一「かったりぃ」
佐田恭也「お前らなあ……」
まどか「えっと、こっちの暁美さん? 保健室でお薬飲む時間だよね。場所わかる?」
ほむら(教室が大混乱でも、まどかは優しいのね)
ほむら「ほむらでいいわ」
まどか「こっちだよ。付いてきて」
ほむら「ええ」
まどか「んと、ちょっと待っててね。他にも連れて行く子がいたんだった」
ほむら「?」
まどか「えっと、えっと」ウロウロ
ほむら(多忙そうね。一人でいこ……)
◇保健室
まどか「黒羽さんと、橘さんと、鷹鳥さんと、カズミさんが鎮死剤だったっけ?」ドサッ
寧子「こんな量……どうやって……」
佳奈「やったよ寧子。私達死なないで済む!」カタカタ…
カズミ「アカン、涙でてきたわ」
寧子「お土産に村上君の分も貰っておこう?」
鷹鳥「わわわ。ナイスアイデアですよぉ! それぇ!」
ほむら(きっと、同じジャンルの人達なのね)
源百合子「私の分は……」
ヴィクトリカ「黙れ。口を閉じて何か言いたげな悲しい顔でもしていたまえ」
戦場ヶ原「保健室なのに保健の春上先生が見当たらないのだけれど」
綾子「ごめんね。ウィンフォードから来たばかりで詳しくないの」
春上「あの、誰か呼びましたか……?」
戦場ヶ原「私服がダサいオリキャラの春上さんはお呼びでないの」
榊由美子「意味不明の掛け合いね。キャラも被っているしとりあえず殺すわ」
纈「すみません、誰かギプスを……」
火々里綾火「ちょっと動かないで。燃やすから」
前川さん「血が足りねえ」
武藤まひろ「私は看護の達人よ。後は全部任せて!」
夜々「栄養剤追加でーす。ぐふふふ」
ラティファ・フルーランザ「羽佐間さん、具合はどう?」
翔子「おかげさまで、落ち着きました。ありがとうございます」
夕子(貞一君……貞一君……)
カレン・オルテンシア「誰か内臓ぶちまけないかしら」
鑢七実「少し毟ってきますね」
中原小麦「マジカルクーパーだよ!」ジョキジョキ
メアリィ「いま楽にしてさしあげますわ」
小太刀凪「静かに! ここは談話室じゃないんだから」
高倉陽毬「あの、ごめんなさいっ!」
ほむら『保健室も既に毒されているわ』
QB『体が弱い少女は契約しやすいからね。クロスの対象になりうるのさ』
ほむら『契約させないわよ?』
QB『やれやれ。報告通りの堅物だね君は』
小鞠「ねえ。あなた保健係なの」
まどか「あ、うん。そうだよ?」
小鞠「よくわかんないけど保健係ってオトナな響きだよね!」
まどか「え、そうかなぁ……」
明智小衣「ここだけの話なんだけど、ピンク髪はエロいんだってさ」
アストレア「えっち! えっちー!」
穹「ハル? ハルは?」
小笠原祥子「ローマ饅頭」
シルフィ「ヘェリコプタァァァアアアああああ><」
まゆしぃ「トゥットゥルー♪」
ζ*'ヮ')ζ< うっう~
ほむら『あいつらは?』
QB『頭が弱い少女にも盤石な支持層があるんだよ』
ほむら『身も蓋も無いことを……』
あかり「わぁい、あぶり出し! あかり、あぶり出し大好き!」
淡「シズ、保健係の子と声似てない?」
穏乃「淡も外から覗いてる黒髪の子にそっくりな……」
◇廊下
ほむら「あーもうお腹いっぱい」
QB「ふぅ、保健室に居た全員に素質があったよ。これにはビックリだ」
ほむら「滅多に無い契約チャンスなのに、やけに消極的ね」
QB「君にはそう見えるのかな?」
ほむら「姿隠してたし、声もかけてないわ」
QB「余計なイベントは起こしたくないからね」
ほむら「ふーん」
ほむら(そうよ。クロスの人達が私に味方するとしたら……)
ほむら(キュゥべえ側に不都合な願いを祈る可能性がとても高い)
ほむら(もしかしてキュゥべえは動きたくても動けないのかしら?)
ほむら「……」
八九寺「また私のような可愛い幼女がロロロリさんの毒牙にかかる訳ですね。恐ろしいです!」
メメ「阿良々木くん、今日はまた違う幼女を連れているんだね」
斧乃木「ご同慶の至りだよ。鬼のお兄ちゃん」
ノエル「ノエルに出来ることならなんでもするよ」
チノ「世界中のロリを敵に回すつもりですか」
姫木千冬「暦が頭おかしいのはいつものことだから」
持田雛子「ペドフィリアーーーーー!」
セラフィム「へんたいですね。きもちわるい」
城崎絵美「あなた、最低です」
阿良々木「お前らやめろ! そんな設定は断じて無い!」
ほむら(設定……。あのロリコンの言うメタ発言が気になるわ)
ほむら「……ねえ、キュゥべえ」
ほむら「ひょっとしてクロスは様々な形態をとって私達に干渉するんじゃないかしら」
QB「詳しくはわからない。これは調査中の案件だよ」
ほむら「肝心なことはお茶濁すわけ?」
QB「統計が取れないと身動き出来ないのが世知辛いところだね」
ほむら「動かなければ何も分からないのよ」
QB「そこは否定しないね。フィールドワークは大事だよ」
ほむら(あれ。私の仮説……すごく嫌な予感が……!)
ほむら「ちょっと付いてきて!」ダッッ
QB「そっちは上級生の教室だ! 時間遡行者の君とは全くの無縁の場所だろう!?」
ほむら「巴マミの危険が危ない!」
QB「……?」
ほむら「あなたも! 早く!」
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃.位置:教室┃プレイ時間14年258日┃討伐95┃ITEM┃CHAT┃SAVE┃OPTION┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
MAMI WORLD TIME GS ENERGY ο 令呪 Hi-ERo
00001 ☆x00 ⑪x417 0-3 5342 4 64% 999 2画 △
________________ ________________
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| ∞ ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
┏━━━━┓┏━━━━┓
┃いのちを ┃┃ マミ . ┃
┃だいじに .┃┠────┨
┗━━━━┛┃ H 81 . ┃
┃ M 57 ┃
┃ Lv:15 .┃
┗━━━━┛
, --‐―‐-、
|,{@}|// ヽレ)ノ
Z_z(| | ┃ ┃ |!z
Zニハゝ''' ヮ''ノz_Z
乙´/,}| {.》《} lヽ,ろ
(__j__)
┏━━━━━━━┓
┏━━━━━┫ 4697635円 ┃
┃ 巴 マミ. ┣━━━━━━━┫
┠─────┨ ちから: 39 ┃
┃魔法少女 ┃ すばやさ: 41 ┃
┃ 性別:♀ ┃たいりょく: 34 ┃
┃ レベル: 15 ┃ かしこさ: 42 ┃
┣━━━━━┫うんのよさ: 23 ┃
┃Eシャーペン┃こうげき力: 64 . ┃
┃E綿の制服.┃ しゅび力: 45 ┃
┃Eペンダント.┃さいだいHP: 81 ┃
┃E指輪 .┃さいだいMP:57 ┃
┃E.WatchMe ┃Ex: 2142 . ┃
┗━━━━━┻━━━━━━━┛
┃□┃ .┣ 1.┳ 2.┳ 3.┳ 4.┳ 5.┫ ┃▼:0 ┃ ┃▽:0 ┃
┗━┛ .┃□┃目┃□┃皿┃□┃ . ┗━━━┛ ┗━━━┛
.┗━┻━┻━┻━┻━┛
┏ 魔法・罠ゾーン .━━┓
┏ .EX ━┓ ┣ 1.┳ 2.┳ 3.┳ 4.┳ 5.┫ ┏.デッキ.┓
┃◆:15 .┃ ┃□┃□┃□┃□┃回┃ ┃◇:31 .┃
┗━━━┛ ┗━┻━┻━┻━┻━┛ ┗━━━┛
┏手札━━━━━━━┓ ┏ LP .━┓
┃回 回 回:3枚 . ┃ ┃ 7200 ┃
┗━━━━━━━━━┛ . ┗━━━┛
ほむら「うぅ、遅かった。巴マミに色んなステータスが表示されてるわ」
QB「!!」
QB「これは……設定クロスだ!!!」
ほむら「聞いたこと無いわ……」
QB「任意の条件を外部から移入して、物語攻略の補助に役立てることさ」
ほむら「補助……」
QB(そして、対魔女戦において有利に働く救済システム……実在していたとはね)
ほむら「数値化されてもねえ。人の能力は常に変動するものよね?」
QB「割と画期的なシステムなんだよ」
QB「簡単に言うと、【安価】や【コンマ】を駆使することで効率的な成長が期待できるんだ」
ほむら「安価? コンマ? 何それ?」
QB「そうだね……例えば……」テクテク
QB「マミー。今日の夕食は何?」
マミ「たまには>>72にしようと思うの」
短いですけどここまで
お休みなさい
ボルシチ
吉野家
WatchMeってなんだ
ぼっちの願望か?
>>74
<dictionary>
<item>【WatchMe】</item>
<description>恒常的体内監視システム。血中医療分子群によって
累積RNA転写エラー除去、免疫的一貫性の監視、非自己排除機構を
備え、完璧な健康を実現した非常に高度なメディカルケアシステム。</description>
</dictionary>
マミ「ボルシチを作りましょう。期待しててね!」
QB「わーい」
ほむら「わーい」
クルル「わーい」
キュゥべえ:好感度+30、契約能率+2%
巴マミ:敏捷+5、手際+8、愛情+4、疲労+3、因果値+50
巴マミ:技習得
【ティロ・プリャーニク】
威力35、消費AP3、消費MP5
【ティロ・シャルロートカ】
威力20×4、消費AP8、消費MP20
ほむら「おぉ」
QB「良成長だね。俗に言う神安価だったわけだ」
QB「同じ様に、指定した対象の投稿時間によって効果が変動するのをコンマと呼ぶのさ」
ほむら「へー。ところで>>73はどうなの? 私なら>>73にしているわね」
QB「無効なら安価下さ。だが>>72が食べ物である以上>>72。これは不文律さ」
ほむら「吉野y」
QB「不文律さ!」
ほむら(正直手間隙かかるのよね、ボルシチ)
マミ「ボルシチボルシチ」
ほむら「他の子は特にステータス化されてないみたいね」ホッ
QB「何故かマミだけに新しい設定が集中してる。実に興味深い現象だ」
ほむら「多分、使い勝手が良いのよ。どこでも生きていけそうだし、強いし、でかいし」
QB「偏見が過ぎるよ。彼女もまた普通のJC、という設定だ」
ほむら「あら? 巴マミの所持金は何? JCにしてはちょっと多すぎじゃないかしら!?」
QB「どう見てもバグか誤植だろう。ちょっと聞いてくるよ」
QB「……」ピョン
マミ「……!」
マミ「……」ボソボソ
QB「……」ボソボソ
QB「ただいま」
ほむら「おかえり。早かったわね」
QB「カリスマパティシエを夢見てピュアな紳士と雑談するバイトを始めたらしいよ」
ほむら「キャバクラなら仕方ないわ」
QB「あとね、あとね」
QB「写真部とフォト部と放送部と美術部とオーケストラ部と人形部にも入ったそうだ」
ほむら「多忙どころか一日で破綻しそうなスケジュールね」
QB「お陰で3日に1回早退する、帰宅部のエースで二重人格ながら歌手デビューもしたってさ」
ほむら「詰め込みすぎよね」
QB「龍之介とも遊んでるって」
ほむら「え゙? 男と?」
QB「オルガン職人じゃなくて、水を操る子供の方だよ」
ほむら「はぁ……。設定が多すぎて逆にキャラが薄くなってるわ」
QB「これもクロスの効力だ。いずれ役立つときが来るのだろう」
ほむら「ふーん。とんだご都合ね」
マミ「……ラムネおいしぃ」エチゾラム
ほむら「巴マミの首に鍵がぶら下がってるのもクロス?」
QB「そういうの流行ってるらしいよ」
ほむら「聞いたこと無いわ。似合ってないし」
QB「ちょっと前はTSTも使ってたかな」
ほむら「ティーエスティー?」
寿日和「貞操帯だよ」
ほむら「は!?」
QB「最近は記憶喪失や異星人襲来がブームらしいしマミもうかうかしてられないね」
アナ・コッポラ「あらら……」
エデルリッゾ「特に関東圏は壊滅しやすいですから気をつけてくださいっ」
アート「いやあ、照れるなあ」
モモカ「虚無の広がった世界に恋焦がれてるだけよ」
ほむら「そ、そうですか……」
かずみ「マミさーん。カードゲームの続きしに来たよ」ガラッ
マミ「待ってたわ。かずみさんのターンよ」
ほむら「あの女は誰?」
飯田奈々「最近よく見るのよね。学年はいっこ下だけど」
QB「何故、彼女がここに……」
かずみ「どろー! もんすたーかーど!」キャッキャ
ほむら「この出しゃばり具合。クロスオーバーの人間ではなさそうね」
QB「昴かずみ。あすなろ市に君臨する超中学級の魔法少女だ」
ほむら「この子も味方に出来れば……ワルプルなんて怖くないかも」
QB「彼女もまた謎の多すぎるイレギュラー的存在だけどね」
放課後
◇見滝原二丁目
自動販売機「いっちまんえん♪ いっちまんえん♪」
ほむら「5円玉二枚と……。無理ね……」ションボリ
ほむら(私の全財産は12円……。何かクロスの威光で宝くじ当たらないかな……)
「ここは何処だァ―――ッ!?」
ほむら「……」ビクッ
ほむら「イレギュラーは相変わらず湧き続けているのね」
ほむら「嫌だわ。もうキャラクターが多すぎて破綻一歩手前なのに」
ほむら(勇気を出して聞けば……何か手がかり得られるかしら)
ほむら「あのーそこの貴方。どっからどうやってここに来たのか教えて欲しいのだけど」
ミスタ「なんだ、このゲロ野郎……。質問すんのはこのオレだ。オメーは答えるだけだ」
ほむら(はぁ?)
ミスタ「オレは今からオマエにごく簡単なひとつの質問をする」
ミスタ「2秒以内に答えねえ場合は、オマエの2つの目玉に一発ずつ弾丸をブチ込む」
ミスタ「1(ウーノ) 2(ドゥーエ) それ以上は待たない!! それでは質問するぜェ」
ほむら「……」ゴクリ
ミスタ「ここは何処だァ――――――ッ!!」
ほむら「見滝原よ?」
ミスタ「質問の答えになってねェんだよォ~~~~~~!」
ミスタ「このマヌケがァ!!」バキッ
ほむら「痛っ」
ほむら(何故殴られたの……!?)
◇CDショップ
『助けて』
『助けてまどか』
『マジで助けて……ホントお願いします』
まどか「!」
まどか(何の声だろう。誰かが呼んでる?)タッタッタ
川流もも「何か声が聞こえたもも」
ヴィヴィアン「あっれー。この声なにかなー! なにかなー!!」
トリコ「あの少女いきなり走り出したぞ」
シエル「おい、何が起きてるか説明しろ」
セバスチャン「テレパシーの類でしょう。ご命令とあらば、追いかけますが」
サーラマ「めんどくさいなぁ」
死神『暴力の海』「何故、そこまでして桃髪を追う?」
川平啓太「あったりまえだろ! そこにオンナが待っているからだ!」
ゾロゾロ…
ゾロゾロ…
ルースカニア「あの移動する群れは何でしょう?」
さやか「あ……まどか」
さやか(怪しい人達がまどかの後を追ってる……。ヤバいやつだよコレ)
さやか「……急がなきゃッ」
エロ本Gメン「怪しいですね……」
スィーリア「妙な胸騒ぎがするな」
筧京太郎「さっきの子が危ない!」
マグバレッジ「追いかけましょう。手がかりが得られるかもしれません」
ギャルソン副島「あまり賢い選択とは思えませんけどね」
瀬戸紘子「人は何故舞台に足を運ぶのかしら」
リムアリーシャ「全く持って無用心な子供達だな」
◇外
ほむら「変な臭いが移った……。お手洗い探さないと……」
ほむら「最悪……」
『助けてまどか』
ほむら「……」ピクッ
ほむら「あのインキュベーターああぁぁぁ!」
ほむら「結局まどかには手を出すのね。全力で阻止しないと!」
◇薔薇園の魔女の結界
使い魔「Kacken Kreuz」
桂言葉「中に誰かいます!」
ファバロ・レオーネ「なんだぁ? このでっかいワタボコリはぁ」
メーテル「逃げて。私たちを殺す気よ」
マミ「みんな離れてて!」
兵藤一誠「何がどうなってんだ」
真壁一樹「コスプレ……?」
千斗いすず「ここは魔女の結界。マスケット銃が飛び交う夢と魔法の空間よ」
マミ「やぁっ!」
使い魔「gere curam mei finis」グシャ
スネーク「ラバーガンでビクともしない化け物を蹴り技で葬るか」
草薙素子「あの女学生、いい脚をしているな」
ドモン「アンタが黄金の美脚なら、俺は――」
使い魔「Sanctu…」ベシャッ
使い魔「2000%」
7人「最高なLOVE!!」
ドモン「邪魔するなァ!!」
イリナ「私がこのエクスカリバーでやっつけてあげるわ!アーメン!」
狗神「困りました。面倒事には巻き込まれたくなかったのですが」
ミュース「どうしましょう! どうしましょう!」
コボリー「これは困った」
結城友奈「スマホが通じないよぉ」
CUBE「プランD。所謂ピンチですね」
宮園かをり「エロイムエッサイム! エロイムエッサイムぅー!」
ティッタ「皆さん非常口へ! 非常口なら襲われることはありません!」
レーク・ボイド「立ち止まるのです。逃げ出す方がもっと危険です」
ラコック「全く器の小さい。自分の身を守ることしか考えられんのか」
藤乃静留「ぎゃあぎゃあ喧しいわ。うちが守ったるさかい」
マミ「無限の魔弾よ――」
小椋しお「す、すごい。火縄銃が沢山。……違う! スプリングフィールドM1855!」
小椋しお(こいつ何なの!)
愛乃めぐみ「あれ……マミさん?」
一井透「何だこのけしからん乳は」
刃牙「で、でかい……!」
クリスティアーネ「日本の武士道は実に壮絶で美しい」
ペンギン帝王(無駄の少ない動きだ。化石銃であれほどまで戦えるとは見事)
ギロロ(酷く冷静に何の躊躇もなく、引き金を引き続ける。あの女は危険だ……)
ザ・ボス「人生で最高の10分間よ」
ガウルン「おじさん、惚れちゃったよォ」
ガウルン(あの宝石。ブラック・テクノロジーに違いねえ。この女はウィスパードだ)
晴子「マスケットがお好きですか」
魔女「」オロオロ
ミルヒオーレ「あの子……泣いてる……」
アーミラ「彼女は人間、か?」
エンデュランス「闇に染まった徒花は散るのが定め」
エンデュランス「フィナーレの時間だよ……」
マミ「惜しかったわね」
魔女「」アワアワ
オリバ(フィナーレだ……)
マミ「ティロ・フィナーレ!」
ムサシ「うおっ! まぶしっ!」
ムスカ 「目がぁ、目がぁーーー!!」
櫛川鳩子「す、凄い」
島津朔邪「あ、元に戻った」
マミ「これで大丈夫よ。命拾いしたわね、普通は生きて帰ってこれないんだから……」クルッ
マミ「!」
マミ(こんな大人数が巻き込まれてたのね……! 本当に危ないところだった!)
さやか「あ、ありがとうございます」
まどか「とってもかっこよかったです!」
犬吠埼風「みんな助かってよかった……」
仲村ゆり「今の現象は……」
マミ「……!」キッ
スカリエッティ「ん?」
見月そはら「な、何?」
クインシィ「待て、全員そこをよく見てみろ」
キリコ(予感。そうだ。俺のよく知る闇からの予感が……)
ツェペリ「ぬう……なんと圧倒的な負の因果よ」
千手柱間「ぬ!? 貴様は誰ぞ!?」
ジュレミア「誰だ。姿を見せろ」
マユリ「いったい何事だネ?」
弓塚さつき「逃げれば? 今なら見逃してあげるわよ、暁美先輩」
ほむら(完全に見つかってる!!)
ほむら「……」ギリッ
チェルシー「へえ、可愛い女の子じゃーん」
ドミネーター「犯罪系数28513、執行対象です。執行モード。リーサル・エリミ――」
狡噛「なんだこれは……故障か?」
宜野座「間違いではないだろうが、理解に苦しむ」
不破真広「なんと呪われた因果だ」
水城さやか「ホント、只者ではないですわね」
ほむら「私の気配に気づくなんて流石だわ。貴方達は一体何者なのかしら」
メリー「アタシは悪い夢をあっちに送り返す夢喰い」
無法松「通りすがりの……たい焼き屋サンよ!」
天災「壱級天災! 名探偵だ!」
大森ゆうこ「そーです。私がキュアハニーなのです!」
ソーニャ「職業は殺し屋だが普通に高校生だ」
スパイダーマン「野生の少女に味方する男、スパイダーマッ!」
大筒木ハゴロモ「我は安寧秩序を成す者……」
名護啓介「俺を知らないのか! 俺は名護だぞ!!」
シモン「俺は俺だ! 穴掘りシモンだ!」
真田「仁の心で悪を討つ! 烈火のリョウ見参!」
凜々蝶(僕は、一人になるためのここに来たはずなのに)
桜月キラ「ゴスロリ仮面、参上!」
白雪ひめ「天空に舞う蒼き風! キュアプリンセス!」
花咲つぼみ「大地に咲く一輪の花! キュアブロッサム!」
興津由佳「総務ですが」
トゥアール「ほらほら。名乗るチャンスですよ!」
観束総ニ「よし、教えてやるぜ……えっと……あぅ」
イズミ・カーティス「主婦だ!!!!」
トロル「Sorry 悪いが聞こえないよ。耳にバナナが入っててな」
KIKUKO「私は、永遠の17歳ですっ!」
ミス・モノクローム「私も年を取りません」
ロベール・ド・フォルジュ 「私は黒いチューリップ」
まろん「闇に生まれし悪を封印するため……怪盗ジャンヌ! 神に遣わされただ今参上!」
夜祭アカリ「魔法少女アカリちゃんでぇーす!」
ルーシー「にゅう」
ジャギ「おれの名を言ってみろ」
ほむら(全員イレギュラー!? 出来れば関わり合いたくないわ……)
小笠原綸子「人……多いですね」
錐霞「馬鹿げている……」
ほむら「どどど、どういうこと巴マミ。魔法少女体験ツアーが大規模過ぎる……!」
マミ「みんな巻き込まれただけで私は関係ないわよっ!?」
ほむら「キュゥべえ。彼女の言っていることは本当なの?」
QB「やれやれ、手負いの僕に話を振るのかい?」
ほむら「魔法少女の勧誘にしか見えないわ」カチャッ
QB「……この人達は全員CDショップに居たんだよ」
ほむら(このご時勢、ディスク媒体を買い求める人は美樹さやか並みの物好き)
ほむら「そんな偶然……あるはずない!」
水坂柚季「言いがかりだよ!」
椎原こはる「そんな。私達はただCDが欲しくて……!」
ジャン・ハボック「クラシック万歳!」
QB「急に改築中のモールに人が集まったからね。多分魔女の口付けだろう」
ほむら(魔女の口付け――魔女に魅入られた人間が街中をフラフラ歩き回る現象)
ほむら「そういうことにしておく……。次は容赦しないわ」スタスタ
マミ「……」
QB「やっとわかってくれたか」ハァ
マミ「キュゥべえ、こっちに来て。治療してあげる」パァァァァ
トビア「凄い! 凄いよ! 生き物の傷がみるみる塞がっていく!」
承太郎「まるで魔法みたいだぜ」
真姫「何が起きてるの……意味わかんない……」
リヴァイ「おい。この珍獣は何だ」
高須竜児「哺乳類じゃねえな」
十神白夜「どういうことだ説明しろ」
ティグルヴルムド=ヴォルン「幼生のドラゴンにそっくりだ」
夏海「ハクビシン!」
れんげ「狸なの」
小鞠「インキュベーターでしょ?」
蛍「イタチですよ」
ナナ「馬鹿にしないでくれる? 知ってたわよそのくらい!」
QB(もう話の収拾とかそういう次元を超えてる気がするよ……)
結局QBは何から逃げてたんだ?
使い魔にうっかりつかまるほど間抜けとは思えないし
嘆願の様子からして結構切実だったっぽいし
QB「ふう。とにかく助かったよマミ」
マミ「お礼はこの子たちに。私は通りかかっただけだから」
QB「どうもありがとう。僕の名前はキュゥべえ」
まどか「あなたが、わたしを呼んだの?」
QB「そうだよ。鹿目まどか、美樹さやか」
QB「それと――」
QB「龍造寺茜、夕叢霧香、上崎裡沙、美作涼、フェリ・ロス、朽葉葵、スピカ、ヘカテー、桂ヒ
ナギク、五更瑠璃、イア、椎名枝里、竹河いばら、星野ルリ、メア=S=エフェメラル、超鈴音、
小早川ゆたか、ルシャ、バルブガール、楠幸村、鮎川美空、 美咲菫、リリアナ、清水恵、星
伽白雪、ディタ、エーコ、エコー、梅津園子、メロディアーナ、 近藤麻衣、彩瀬なる、煌坂紗
矢華、桜咲刹那、犬走椛、橘勇魚、天使聖羅、白梅梅、雨宮優子、伊勢崎恵梨、摘花五十
鈴、鎌月鈴乃、神山咲夜、多々良恵、篠崎里香、聖帝小路美森、風間之江、御船流子、木
下優子……」
QB「すーはー」
QB「飯田慶子遠藤未知子太田潮岡田春菜菊池多恵木下しずか木村文恵小磯つかさ佐伯
三花佐久間英子桜井夏香佐々木曜子佐藤アカネ佐野圭子柴矢俊美島ちずる清水響子砂
原よしみ高橋風子瀧エリ立花姫子近田春子土屋愛中島信代中西とし美野島ちか巻上キミ
子松本美冬三浦一子宮本アキヨ矢田ますみ若王子いちご和嶋まき囲碁部の人椎名心実
櫻井明音村上文緒葉月柚子不知火五十鈴時谷小瑠璃夏目真尋神楽坂砂夜鴫野睦見吉
奈央加賀美茉莉鈴河凜乃加藤英美里九重忍玉井麗巳夢前春瑚朝比奈桃子姫島木乃子
風町陽歌橘響子螺子川来夢佐伯鞠香黒川凪子優木苗宮内希押井知有栖川小枝子小野
寺千鶴熊田一葉相楽エミ新垣雛菜蓬田菫甘利燈戸村美知留八束由紀恵月白陽子石田い
すき藤堂静子重藤秋穂三嶋ゆらら白鳥詩織桐山優月湯川基世柊真琴山神ルーシー貴美
子明江愛里史織倫弥由保知帆子彩乃冨美佳千歳早苗美紀子壱花由紀乃麗奈恵利亜衣多
美子千景エミリア樹理亜志津江絵里那千紗夢佳夏希蘭々理恵子刹里智香子あずみ……」
QB(多いなぁ……。思った以上に事態は深刻だ)
QB「もう帰ろうよマミ」
マミ「どうしたの?」
QB「くそ多い」
キリが良いのでここまで、薔薇園の魔女を倒したところでお休みなさい
>>95
魔女(使い魔)から助けて、という意味合いではないです
>>17>>25付近で軽く触れていますが
キュゥべえにとって芳しくない状況から~なのです
よくあるぼくのかんがえたさいきょうのくろすおーばー()と見せかけて最後にとんでもないどんでん返しがあるのだろうか
あったら尊敬するが
>>106
その考え!人格が悪魔に支配されている!
マミ「そ、そうね。半額弁当のセールがもうすぐ始まるし……」
鴉木メイゼル「あ、ありがとうございました。今日のお礼は必ず……!」
マミ「気にしなくていいわよ。いつもの事なんだから」
マミ「それにこのソウルジェム……グリーフシードを近づけると」
シュゥゥゥ
マミ「ほら、濁りが取れたでしょ。これで魔力が元通りになるの」
八雲(あの宝石……人間の魂!)
マミ「うふふ、逆に私が助けられちゃったのよ?」
マミ「でも、次からは危険なところに近づかないでね。いつでも来れる訳じゃないから」ニコッ
まどさや(か……かっこいいなあ)
QB「マミのようなカッコイイ魔法少女になりたかったら契約してね」
アマラ「魔法少女だってさ」
戸川汐音「何それ?」
モコ「あっは、凄いなあ。魔法少女さんかぁ」ケラケラ
鏡の向こうのマミ「子供あつかいしないでくれる? ありえないわ」
QB「オマケに好きな願い事もひとつだけ叶えてあげる」
ベルダンディー「あなたの願い叶えます?」
めんま「願い叶えてくれるの!?」
アスタロト「ヒトガ ナニヲ ネガウ」
キノ「願いで人は救われない」
三枝祀「努力と賽銭の無い願い事なんて、叶うわけないでしょ!」
オミ・テディゴット「そんなものは嘘だ」
豪徳寺かよ「とても怪しい」
藍沢みんと「胡散臭いですわ」
QB(それが狙いなんだけどね)
QB(一気に契約されて縄張り争いにでもなったら色々非効率だ)
マミ「もういいかしら。行くわよ、キュゥべえ」テクテク
QB「そうだね。今夜はオリヴィエサラダも食べたいな」ピョン
◇
真田志郎「やっと行ったか……こんなこともあるんだな」
ウィスパー「契約ですかぁ」
羽衣狐「わらわはこの時を千年待ってた……」
佐山・御言「テスタメント!」
壱原侑子「願いを叶える以上、当然対価が必要よね」
久宇舞弥「契約……古典に記述されるような魂のやり取りが考えられます」
月(魂を売るだけで願いが叶うのなら本気で取引を考える価値はある)
アナ・グラム「アナが思うに~、SGが黒くなるとGSになってほわわ~んってなるよね」
エルエルフ「導き出される結論は――魔法少女の成れの果てが魔女」
シロッコ「これではトモエの未来は絶望的だ」
ティラミー「マジ殺意沸いたミー」
マカロン「地獄に落ちロン」
栗山未来「とても不愉快ね」
レイフォン・アルセイフ「代償だよ。契約したのに何も失わないのはおかしいじゃないか」
霧切「……」
霧切「あなた達の推理、いい線行ってると思うけど、白い生き物の動機が欠落しているわ」
入須「もっともな疑問ね。確かに、少女の魂から魔女を産む意図が見えない」
ネウロ「目線の低い操り人形どもめ」
ネウロ「今一度見聞きした内容を思い出せ。全てが下らぬ駄洒落ではないか」
ハラキリトラ「腕輪は契約の証。誓約のブレスレット……死ぬまで魔女と戦う存在……」
八雲「魔法少女……ソウルジェム……。魂石だな……!」
ネウロ「魂の石は特定の条件化で嘆きの種へと変換されるのだ」
天王州アテネ「何を根拠にそんな」
オーヴァン「わかりやすく比喩表現で説明してくれ」
ネウロ「くだらん……。嘆きの種は安定していたぞ。丁度焚き木が燃え尽きた後のようにな」
櫻井了子「ソウルジェムの輝きは何処に消えたのでしょうね?」
桂木「キュゥべえは、人間の魂を消費してエネルギー源に――!?」
花開院秀元「恐らく、感情などの特異な資源目当てやな」
コエムシ「単純なリソース不足だけなら、わざわざ地球に飛来しねーよ」
沖矢昴「近隣の惑星に移住すれば済む話ですからね」
丹羽真「あれが宇宙人なのか……」
エウメネス「ほう……かなり面白い解釈だ」
メリー「まったく、夢もキボーもありゃしない」
ヴィクトリア「あぁあぁぁぁ。もう解き終わってしまった。退屈だ」
ヴィクトリカ「錬金術の知識を持っている者ならば、簡単にたどり着く易問だろう」
燈馬想「以上……証明終了です」
アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ「地球は狙われていたのか……」
ディーヴァ「私達を殺そうとしてるのね」
点蔵・クロスユナイト「さ、最悪で御座るな!」
ことり「マミさんはおやつにされちゃうの?」
キバヤシ「俺達は、遅過ぎたんだ……」
ディスティ・ノヴァ「世界が残酷なのはあたりまえの事」
ディスティ・ノヴァ「恨むのなら熱力学第二法則を恨むべきです」
能美征二「全くですよ」
八幡「もしかしてキュゥべえって名前も何かの暗喩じゃ」
ヤン・ウェンリー「インキュ、ベーター……か」
エレオノーラ「事実では無いと祈りたいが、参ったな」
ミギー「孵卵器。人間を食い物にし魔女を育て上げる最低な奴らだ」
メガドライブ「その小動物が世界中に散乱しているのか」
可児江西也「見滝原の都市規模と人口を考慮すると、地球上にいる害獣は85000匹……」
市松こひな「鬼です。鬼の所業です」
首藤ガッッツエイ「なかなかに恐ろしい生物じゃな」
ミクリオ「アレとはもう関わらないほうがいい」
朧「インキュベーターのやり方はとてもひきょうです」
伊奈帆「彼らは生殖器を持たない……いや、個体と言う概念すら持っていないのかも」
キリカ「つまり無限に有限なのだな」
エレン「駆逐できねえ」
ほむら(隠れて様子を見ていたけれど……)
ほむら(たったあれだけの会話で……。こいつら、何者なの……)
ほむら(ちょっと怖い)
ほむら(早くここから逃げなきゃ……!)カチッ
佐倉魔美「何だか、動いていた時間が止まったようね」
澤部椿「へえ、時間って止まるんだ」
団長の手刀を見逃さなかった人「オレでなきゃ見逃しちゃうね」
神崎灯代「あなたも時間を操る異能を持っているの?」
ほむら「!!!!」
神崎灯代「その必要は無いわ。なんちゃって」
藤井蓮「わかっているぞ。おまえも時を司る新世界の創造者……」
カール・クラフト「新世界へ語れ超越の物語(レースノウァエ・アルゾ・シュプラーハ・ツァラトゥストラ)ですな」
篝「その悲惨なネーミングセンス、篝ちゃん疑問です」
篝(月)「……」
篝(地球)「このうえなく酷いお話ですね」
――――――――――――
――――――
◇あじさい自然動物公園
イバリ「Kacken Kreuz」
御堂筋「ピェェェェェェェェェァァァァァァァァァァァァァァ」シャー
古宮乃々香「イイテンキダナー」
ウソツキ「Teufel Taufe」
ほむら「……」キーコ、キーコ
QB「……」キーコ
ほむら「ねえねえ、べえさん。昨日の人達は偶然結界に巻き込まれたの?」
QB「……」
ほむら「正直に答えて」
QB「あれは魔女の口付け……と思いたい」
ほむら「そういう類の魔女じゃないのよ。統計的に考えて」
QB「美樹さやかの話では、ショップ内の客全員がまどかを追いかけたらしい」
QB「客の勘が鋭かった――そう結論せざるを得ないよ」
ほむら「何それ怖い」
ワガママ「Kacken Kreuz」
花村「コロッケに何でビフテキ入れちゃうのかな……」テクテク
ミイ「だったら饅頭食えよ、饅頭」
QB「ほむらは最後まで残って監視してたよね。イレギュラー達は何か言ってたかな?」
ほむら「あいつらに一瞬でバレてたわよ。あなた達の企み全部」
QB「全部、とは幼稚で誤解を招きかねない脆弱な表現だね。君が知らない情報もあるはずだ」
ほむら「魔女化とか熱力学云々。感情をエネルギー源にしてるとか」
QB「ふうん。なかなかやるじゃないか」
QB「人類の割には頑張ったほうだね。まだ惜しい部分はあるけど、及第点をあげよう」
ほむら「宇宙生物ってことも、インキュベーターってことも……バレてたわ」
QB「……」
ほむら「……」
QB「……」
ほむら「……」
QB「……」
ほむら「ご愁傷様」
ノロマ「Kacken Kreuz」
ネクラ「Teufel Taufe」
半田「マジで何にも無いなここ」
第一村人「運がよかとねー兄ちゃー。ゔんど! ゔん! なかなかうんばしちょってなあ」
レイケツ「Nicht voraus mal entsprechen」
QB「また肩身が狭くなるなあ……」
ほむら「何で怪しさ大爆発な勧誘しちゃったのよ」
QB「知らない人に勧誘を持ちかけるのはクロスオーバーのお約束だろう?」
ほむら「即座に看破されるのも?」
QB「ちょっと不信感を抱かれる位だと甘く見積もってたのさ」
ほむら(何で私はコイツの愚痴を聞いてるんだろ……)
QB「君にとって都合の良い展開ばかりだよ」
ほむら「そうかしら?」
QB「いいなー。僕にも味方が現れると助かるのに」
ほむら「さあ、どうだか」
QB「まあ今回でループ終わりそうで良かったよ」
ほむら「希望が見えてきた気はするわね、少しだけ」
QB「もう家で寝てても、まるっと助かる勢いだもんね」
ほむら「否定はしないけど……」
ほむら(素直に喜んでいいのかしら……?)
ヒガミ「Kacken Kreuz」
ガンコ「Kacken Kreuz」
オクビョウ「Kacken Kreuz」
イヤミ「シェーーー!」
QB「……はぁ」
QB「やれやれ。ノルマ達成がまた延びるなあ」
ほむら「良いじゃない。まったり頑張れば」
QB「唐突な上から目線はやめてくれないか。宇宙やばいんだよ?」
ほむら「私達には何の実感も影響もないしー」
QB「何故か誰も理解してくれないんだよね。緊急事態なのに」
QB「目先の犠牲ばかり糾弾して、未来のことをまるで見てくれない」
言峰綺礼「我々は愚からしい弱い生き物だからな」
アリューゼ「風に吹かれっぱなしの草でいいのさ」
シノン「熱的死をパーンって出来ないの?」
QB「パーン出来るほど甘くない。だって、そういうストーリー構成なんだから」
ほむら「じゃあ黙って受け入れなさいよ」
QB「貧乳の君が言うと滑稽だ」
ほむら「はあ?」イラッ
ほむら「私の胸と宇宙に何の関係があるの!!」
QB「どちらも救いようが無い」
ほむら「」ゲシッ
ほむら「しね! しね!」ペチペチ
遠野秋葉「聞き捨てならないわね」ゲシゲシ
QB「じ、事実をありのままに言っただけだ」
ほむら「私達を煽っているの?」
QB「的確な例えだと思ったのだが。一生懸命さでは同じさ」
QB「きな粉牛乳飲んで夜な夜なバストアップマッサージする少女の如く頑張っているよ」
ほむら「私は成長期よ。パットに頼る必要もすぐになくなる」
QB「そうパットだよ! パット!」
QB「魔法少女システムはパットと同じ、最も現実的な策だよね」
ほむら(いい度胸してるわ……)
QB「熱的死も同じように行けば楽なんだけどなあ」
バースデイ「がんばレモン……きっと育つモン」
ほむら「黙れもん」パァン
ハニー「私にいい考えがあるわ」
ハニー「有限時間から無限の主観時間を取り出せば良いんじゃないの」
QB「なにそれ」
深大寺まみ「脳みそに機械つけて、体感時間を延ばすの」
ハイデガー「わたし達の存在構造は根源的時間性だからね」
ほむら「そうね、他には――冬眠よ。冬眠。寝るのが一番よ」
萬田銀次郎「まさに仰せの通り……」
QB「体感時間を延ばしても、冬眠しても結末は同じだよ」
ほむら「宇宙レベルで寝れば利用可能な資源は枯渇しない。ダイソンさんが言ってたわ」
QB「この惑星の掃除機メーカーは凄いね」
ほむら「自慢の掃除機よ」
QB「でも不死性の僕達には関係ないね。知性は成熟してるし、ボディはエコ仕様だし……」
C.C.「不死だからこそ熱的死を受け入れるべきではないか」
F・F「限られた時間をどう生きるかが大事だと思うの」
首藤涼「おぬしもハイランダー症候群かの?」
QB「困ったなあ、君達は実存論的時間概念に囚われ過ぎだ。物理的時間の重要性を軽視している」
二階堂彩香「――という経緯を踏まえて答えて頂戴」
赤松勇樹「宇宙の寿命を延ばす重要性を誰も理解してくれません」
勇樹「僕はどうすればいいでしょうか。インキュベーターさんからの相談です。みんなの答えをドン」
梨乃「理系こそ世界のルール。ゆえに、将来のことを考えてどんどん宇宙の犠牲にさせるべき」
ふみ「真心を込めて親身に説明してはいかがでしょう?」
いくみ「毎朝プロテインを飲む!」
花村紅緒「死の運命を受け入れましょう」
北条コスモ「コズミック頑張れよ」
神尾観鈴「もうゴールしてもいいよね」
御園千綾「たこやきです」
ほむら「あなたも苦労してるのね」つ缶コーヒー
QB「悪いね、ほむほむ」ズズー
ここまででお休みなさい
そろそろ折り返しでしょうか
乙女の夢等を犠牲にして宇宙を盛る……うん。パッドやな
>>131
その考え!人格が悪魔に支配されている!
ほむら「……」ズズー
QB「やっぱり群馬県産のマックスコーヒーは美味しいね」ゴキュゴキュ
ほむら「……それも何かのクロスオーバー?」
QB「……?」
ほむら「ごめんなさい。少し勘繰りが過ぎたわ」
QB「仕方ないよ」ゴクゴク
ほむら「そうそう、私時間遡行者だけど今週末巴マミが死ぬわ」
QB「魔女になって宇宙を救ってくれるんだね」
シャイン王女「いいえ。魔女に殺されますわよ」
QB「……」
倉橋時深「ソウルジェムがパリンよ」
QB「まあそれも自然の摂理だろう」
ほむら「あなた的には無駄死によね」
ほむら「鹿目まどか如きに付きまとってる場合じゃないわよね」
QB「……」
QB「なら君が巴マミを救うべきじゃないかな」
ほむら「……そう来たか」ボソリ
ほむら「一応聞くけど、私が救うの? なんで?」
QB「あくまでこの物語の主人公は君だからね」
ほむら「どの道、名も知らぬクロスさんが助けてくれるしぃ……」
QB「クロスオーバーを信用しすぎだ。ちょっと自暴自棄になってるよ!」
ほむら「まー好感度アップのために頑張るわ。最後のループだものね」
QB「……大いに助かるよ」
ほむら「体が軽い。もう何も怖くない」キラキラ
白井黒子「そういうセリフは死亡フラグですわよ」
海影香純「気を抜くなよ。良からぬ者が大勢映っている」
ほむら「軽いわね、全員まとめてそげぶよ、そげぶ」シュバババ
紫雫乃「なんか自滅しそう……」
◇お菓子の魔女の結界
ほむら「調子乗りすぎた」
ほむら「……」
ほむら「何だかんだで今まで上手く行き過ぎてたのよ」ギュギュ
ほむら「やっぱ駄目なものは駄目」
ほむら(結局巴マミに締め上げられてしまった)ギュギュギュ
ほむら(敵対した覚えはないのに)
ほむら「もうお終いだわ」グスッ
トール「そこのあんた。こんなとこで何やってんだ?」
チャイカ「未知なる人 緊縛状態 救助不可避!」
トール「よし、こんなに可愛い子を放っては置けん。助けるぞ」
ほむら「本当!? ありがとう!」
ほむら(この展開、クロスのテンプレシナリオ通り……!)
アカリ「……」
ほむら(縛られてから助かるまでがテンプレなのよ! 実に王道だわ!)
アカリ「兄様、あれは痴女だ。360度どこからどう見ても痴女だ」
チャイカ「痴女?」
アカリ「淫魔の装いで兄様を誑かすなど怪しからん。実に怪しからんぞ!」
チャイカ「衝撃の事実! 奇人変人理解不能……」
フレドリカ「えぇー? だったら殺しちゃお! 殺しちゃおうよ!」
トール「それなら関わるだけ時間のムダだな。先を急ぐぞ」
チャイカ「うぃ?」
フレドリカ「ちぇっ。つまんないの」
ほむら「えっ?」
ほむら「あっ……待って……行かないで……」
ほむら「」プラーン、プラーン
ほむら「」プラーン
ほむら「あ゙ぁ゙ー」
フェリス・エリス「……」テクテク
ミルク・カラード(何かぶら下がってる……)
ほむら(はっ! よく見るとこの人達、帯刀してる!?)
ほむら「通りすがりのそこのあなた! その刀でリボン斬ってくれない?」
木更「病院で透析する時間なの。ごめんなさいね」
伊介「なにこの子ぉ。すっごいムカつくぅ」
夜ト「悪いな、別件の依頼が立て込んでいるんだ」
真昼「カチリ。鍵……掛けてありますた……」
レスティア・アッシュドール「嫌よ――どうしてもと言うなら力づくでどうぞ?」
徳川慶一郎「はっ。男慶一郎、殺しはしねえ主義なんだ」
アカメ「お前は標的ではない。葬る必要が無い」
ケイシュク「殺しておしまいなさい」
七瀬武「事情は知らないけど、お前は悪者に見える」
一ノ瀬はじめ「そんな時間ないっす」
エスデス「少しリボンが弛んでいるな。どれ、少し強めに縛ってやろう」ギギ…
アレクサンドラ=アルシャーヴィン「急いでいるのだ。申し訳ない」
スウォン「道を阻む者があれば切り捨てます。誰であろうと」
小嶺幸「マキタ100mmディスク・グラインダーで宜しかったですか?」
夏野霧姫「ご冥福をお祈りします」
ほむら「……」プラーン
ほむら(どうしろってのよ)
「おーおー、何やってんだ?」
ほむら「ミノムシごっこ」プラーン
杏子「?」
ほむら「あら杏子たん。今日も可愛いわ」
杏子「どこかで会ったか……?」
ほむら「実はかくかくしかじかなのよ」
杏子「冗談に付き合ってる場合じゃねえんだ」
ほむら「巴マミがここの魔女に殺されてしまうの」
杏子「……」
杏子「本当か……」
ほむら「私も魔法少女の端くれ。仲間の死は見たくない」
ほむら「だから、一緒に――」
杏子「やーめた。帰る」
ほむら「ちょっと本当に巴マミが死んじゃう!」
杏子「アイツがそう簡単にくたばるかよ」
杏子「それに鵜呑みには出来ないなぁ。同業者さんの言葉は」
ほむら「待って。根拠はあるわ……」
杏子「アタシが行くとマミが死ぬ的な未来予知だろ。そういうの一万と二千回は聞いたわ」
杏子「じゃあな。生きてたらまた会えるかもな」
ほむら「ぁ……」チッ
杏子「……」
◇都津原大学付属病院前
杏子「言われたとおり見てきたぞ。しっかり縛られていた」
織莉子「ご協力感謝します。これで巴マミの運命は狂わない」
杏子「さあ目的を聞かせてもらおうか、イレギュラーさんよ」
織莉子「私からすれば貴女の行動こそイレギュラー。何故風見野から出て来たのです?」
杏子「何だとっ。アタシをおちょくってるのか」
織莉子「いいえ。そのようなつもりは一切ありません」
杏子「ちっ、早く話しやがれ」
織莉子「では、この世界の真実を受け入れられますか? 佐倉杏子」
杏子「……!」
織莉子「……」
織莉子「遅かれ早かれ分かることです。識っていることは全てお話し致しましょう……」
織莉子「見滝原は今――蝕まれている」
杏子「何……?」
織莉子「駅前付近で小動物が大量発生したのはご存知ですか」
杏子「あぁ。先週のHERO TVで見た」
織莉子「我が見滝原市の公認マスコットは多年草植物(?)のミータくんだけなのです」
杏子「何だそれ」
織莉子「ですが、あれらの異物もまた、紛れも無くマスコットキャラクター達でした」
杏子「ただの珍事だろ……」
織莉子「違います。あれらは全て――キュゥべえの親戚なのです」
杏子「えっっ」
織莉子「さらに、不自然なタイミングでの転居転入が相次いでいます……」
杏子「……」
織莉子「お訊ねします」
織莉子「最近、モブキャラクターを明らかに逸脱した人達を見かけませんでしたか」
杏子(確かに見た。アタシにそっくりの女がロッキーを食べてた!)
杏子(寒河江……とか言ってたか)
織莉子「心当たりがあるようですね」
織莉子「特に二丁目。つまり、鹿目まどかの通う市立見滝原中学校の周辺が蝕まれています」
織莉子「それを知り、キュゥべえの企みに違いないと推論しました」
杏子「ひどい話だな」
織莉子「これ以上見滝原に不審人物が増えるのは歓迎されるべき事ではない」
織莉子「外来生物は駆除するしかありません」
織莉子「あれらは世界の一部ではないのですから」
杏子(世界……)
杏子「それは、未来視か? それともアンタの持論か?」
織莉子「両方ですよ。世界を脅かす存在は……全力で排除しなければなりません」
杏子(脅かす、か。何だかとんでもない事態になってるんだな)
杏子「ところでキュゥべえはこんな大混乱を引き起こして何を企んでいるんだ」
織莉子「さあ? まだ推論ですから」
織莉子「今の未来視で分かっている事は、これからも異世界人が激増することだけね」
織莉子「ですが――佐倉杏子。私達魔法少女ならすぐに気づくはずよ」
織莉子「キュゥべえの企みといえば……心当たりがあるでしょう?」
杏子「まさか……契約か!」
織莉子「ご名答。しかし、契約の対象が非常に拙かった」
杏子「?」
織莉子「あれらは……危険すぎる」
織莉子(どの人物も鹿目まどか級の因果の持ち主だった)
織莉子(無数の悪魔が移住してくる最悪の未来。だけど、私は諦めない!)
織莉子(どんな手段を使ってでも、必ず悲劇を阻止してみせる!)
杏子「なあ。その不審人物は……」
杏子「アタシたちにも危害を及ぼすのか?」
織莉子「すぐにわかるわ。そもそも契約をするしない関係無く、既に……」
杏子「危険なのか……」
織莉子「」コクリ
織莉子「出来れば暁美ほむらも避難させたかった」
織莉子「でも、彼女を束縛から助けたときの未来が……」グスッ
杏子「お、おい! マミは本当に平気なんだろうな」ガシッ
織莉子「ええ。彼女の生命は確実に助かりますが……」
杏子「よ、良かった」
織莉子「結界最深部にたどり着いていない人達は絶対に助かりません」
織莉子「今のところ、暁美ほむらは強大な力で木っ端ミジンコさんです」
杏子「あのミノムシ……ッ」
織莉子「色々と残念な結末でした……」
南光太郎「話は聞かせてもらった。全部ゴルゴムの仕業だ」
ガーターベルト「間違いない。ゴーストの仕業だ!!」
ワーパス「そんなのデストロンの仕業に決まってまさぁ!」
ギンコ「いいや、虫の仕業だな!」
ケータ「全部妖怪のせいだよ」
乾巧「とにかくその子を助けに行けばいいんだろう?」
織莉子「!」
門矢士「なるほど、大体わかったっ。急ぐぞ!」
葛葉紘汰「ユグドラシル……絶対許さねえ!」
乾巧「必ず戻ってくる」タッタッタ
織莉子「あ……」
杏子「何で黙ってるんだ。あのもやし達はミノムシを助けてくれる恩人だろ?」
織莉子「大体あいつらのせいで暁美ほむらは助からない」
織莉子「たった今、彼らと暁美ほむらの死亡が確定したのよ」
杏子「お、おい。知ってたなら止めに行けよ」
織莉子「急に話しかけられて、驚いてしまって……」
杏子「なら今から伝えてくる! みすみす放っておけねえ!」
織莉子「待って! あなたまで死んでしまうわ!!」ガシッ
杏子「いいから離せ!」
織莉子「離すものですか。あなたは、世界の、一部なのよ……」ググググ
杏子(なんて握力だ! 不屈不撓の意志がビシビシ伝わってくるぜ……!)
織莉子「……」ググッ
織莉子(イレギュラー共が死ぬに越したことは無い)
織莉子(私は私の世界を守る。誰にも邪魔はさせないわ)ニタァ
本日はここまで
お休みなさいです
◇結界最深部
お菓子の魔女「……」ギュウ
まどさや「や、やったぁ!」
QB(ほむらまだ~?)
マミ「速攻で片付けるわよ――」
QB(ほむら来ないの~? そげぶまだ~?)
マミ「みんな一緒に! せーの」
マミ「ティロ――」
まどさやマミQ「シャルロートカ!!!」
お菓子の魔女「…………」ズドンッ
クレア(こんな簡単に倒せるものなのか?)
ジルオル「……あまりにも、手ごたえがなさ過ぎる」ハッ
クロトワ「勝利か。それとも破滅の……」
司馬懿仲達「待て、慌てるな」
ジェット「コイツは罠だ! 間違いねえ!」
クワトロ大尉「まだだ。まだ終わらんよ」
パオロ・カシアス「逃げろぉ~! トモエ!」
ベジータ「ナッパ、避けろ!」
スピードワゴン「危なァ――――いッ!」
コンバット越前「上から来るぞ!」
レッカ「気をつけろ! 奴は速くて強い!」
マミ「え?」
お菓子の魔女「……」
ライラ「あの魔女……只者じゃない……!」
お菓子の魔女「」ニュルニュル
マミ「……ぁ」
キリト(ベータテストのときと違う……!)
ゲバル「今日は死ぬにはいい日だ」
お菓子の魔女「♪」キシャァァァ
出門狼騎「また守れなかった」
ジャマイカン「無様だ!」
ブチャラティ「アリーヴェデルチ!(さよならだ)」
和泉マミ「先に涅槃で待ってますから……」
月山習「ウァァァァアアアアアアアアアア僕゙の゙だ゙ぞ゙ォッッッ!!!」
お菓子の魔女「❤」モキュモキュ
ナッパ「」
マミ「い、生きてる……?」
比古清十郎「生きようとする意志は何よりも強い。それを決して忘れるな」
アッテンボロー「貴嬢の短所は、勇気と思慮の不均衡にあり」
ピア・ヴァーリエ「迷ったら一旦退きなさい? じゃないと命が幾つあっても足りないんだから」
マミ「……!」
斗貴子「目の前で死なれるのはゴメンだ」
P「間一髪だった」
めだか「間に合ってよかったぞ」
ハデス「全ての不幸は俺が受け入れよう」
曇天火「もう大丈夫だ」
火神「今度は俺達の番だぜ」
シャナ「おまえは私が護る」
グリンディエタ・ラーデン「自分を信じろ。できないのなら、俺を信じろ」
タイガ・ノゾム「マミ。俺を……ウルトラマンを信じるんだ!」
カミナ「自分を信じるな。お前を信じるオレだけを信じろ」
マミ「は、はいっ!」
成宮鳴「どっちなんだよ……」
中島先生「今のうちに弱点の発酵食品を作ります。その間道具を洗っておいてください」
エスカ「私もお手伝いしますっ!」
モルジアナ「美味そうなお菓子ならここに落ちています」
絶望君「クッキーないなら死ぬ」
春雨長子「拾い食いはダメですよ」
国崎往人「いやっほーぅ! 国崎最高ー!!」
ドルチル「テンション上がってきたぜーーーーーッ!!」
お菓子の魔女「」ガアァァァ
凰蓮「さぁ! 始めますわよ! 破壊と暴力のパジェントを!」
相川始「俺は貴様をムッコロス!」
跡部「俺様の美技に酔いな」
グレイス・オコナー「この虫けらどもめ!」
アンパンマン「僕の顔をお食べ」
アーチャー「別にアレを倒してしまっても構わんのだろう?」
枸雅詩緒「吹き飛ばしてやる!」
アレン「哀れな魔女に魂の救済を」
コメット「星の子たち。私に力をください。みんなが持ってる力を一つの輝きにして」
成瀬澪「あたしに触れたら100回殺すわよ」
幽々子「花の下で眠るがいいわ」
セリュー・ユビキタス「どう見ても悪! 死刑執行待ったなしですね!」
田中ぷにえ「シャルちゃんは鳥葬決定だからね!」
魔理沙「相手が誰だろうと負ける気がしないぜ!」
南樹「全員のために全員が生き残る!」
白馬探「おっとそろそろパリコレの時間が……」
イヴ・ノイシュヴァンシュタイン「判決! 死刑!」
リチャード・ボイラン「人類史上最大のメガ地震が東京の北西114kmを震源として起きる」
リュドミラ=ルリエ「私を満足させてちょうだい?」
白雪ひめ「ザックザック刻んじゃうよ~」
塔矢「ここで僕が投了!」
玉野まゆ「ま゛っ!」
霊夢 「さーて、幽霊の親玉を倒さないとね!」
リナ「黄昏よりも暗き存在――」
なのは「咎人達に、滅びの光を。星よ集え――」
ルイズ「エオルー・スーヌ・フィル・ヤルンサクサ――」
エリザベス「それでは本日のグランドフィナーレ、メギドラオンで御座います」
ニーヴァ・ラーダ「処理筒身形成……対象走査中……越次元照準固定」
アルトゥール・ガズ「見るが良い。我が神殺し――」
シャントット「蒸発させてあげますわ!」
安藤寿来「深淵に揺れる煉獄の業火よ 混濁する昏き焔 歪曲する真紅の闇――」
六花「血の盟約に従い、我、汝を召喚s」
..ゞヾ:''ソ"'"''""''ソ:'ソッ,
.ヾ''゙ . "''ソμ,
ッヾ´ ノ `..彡
、ゞ ⌒) ミ ブワッ
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ノi|lli; i . .;, 、 .,, ` ; 、 .; ´ ;,il||iγ
/゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li ' ; .` .; il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
`;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `, ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/
´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙|lii|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι
マミ「けほっけほっ」
さやか「むせるっ」
ケニー「」
スタン「なんてこった! ケニーが殺されちゃった!」
カイル「このひとでなし!」
生駒勇作「畜生……鬼かこいつらは」
咲夜「鬼だなんて、悪魔に比べたらなんて事も無いわ」
アメリア「リナさん! なんてことを!」
リナ「あっれええぇぇ。火力間違えたかな?」
ミリーナ「仮想アストラルサイドが崩壊したのね」
ゼルガディス「また国がひとつ滅んでしまったな……」
ルーク「滅びの神託とはこのことだったか」
リナ「あの魔族の結界が脆すぎるのよ。あたしのせいじゃないわ」
ガウリイ「あのなー、どうみても……」
リナ「さ、過ぎたことは水に流して旅を続けるわよ。多少の犠牲は仕方なし!」
ゼルガディス「多少の犠牲か? これ」
アメリカの由緒正しき高名な学者、 リチャード・ボイラン氏が地球に衝突していたことが分かった。
るるも「これはみてらんない」
ドクロちゃん「見滝原がひどいありさまですねー」
鑑純夏「地図……変わっちゃった」
びんちょうタン「芽、出てたのに。枯れちゃった」グス
シオン「安心してください。全て計算どおりです」
高梨彩弓「今から触れたものを全部元通りにしまーす!」
イーノック「大丈夫だ、問題ない」
チャチャ「何とかなるわ」
サリー「マハリクマハリタ~~えい!!」
ドクロちゃん「ぴぴるぴるぴるぴぴるぴー」
香月舞「パラリン リリカル パラパラ マジカル」
望月蘭「街が戻った!」
梵プラト「おぉーすごいすごい」
鈴木佳奈「鷹は最後まで爪を隠しておくものです」
メルフィナ「造られた街。私と同じですね」
ジーン「こうして触ってみても、まるで区別がつかねえ」
梵アリス「何ですのこれ」
福部里志「理解できない」
御子神ナギサ「ちんぷんかんぷんよ」
QB(なんなんだ……エントロピーを鼻で笑うような今の魔法は……)
ほむら「ウ……うぅ。死ぬかと思った」
杏子「!!」
織莉子(イレギュラーが生き返ったわ!)
QB(気のせいかな……。最近疲れが溜まってるのかな……)
ナッパ「」
ケニー「」
ぜかまし「」
王大人「死亡確認!」
織莉子(こっちは死んだままだわ! 何で!?)
ジャック「この姿を見ろ……。策におぼれた者の末路だ」
月読鎖々美「人ってのはなあ、すぐ死ぬんだよ」
アンジュリーゼ「でも死んだのはノーマでしょう? 過ちがまた一つ正されたのです」
ほむら「いてて……」
マミ「あ、暁美さん! さっきはごめんなさい」
ほむら「私の方こそ言い過ぎたわ。あなたの気持ちを考えなかった私の責任……」
マミ「私を許してくれるの……?」
ほむら「当然よ」ニコッ
マミ「!!」ポッ
さやか「めでたしめでたし」
まどか「だね」
シーハルク「何故彼女は急に惚れたの? 雑展開すぎて経緯がこれっぽっちもわからないわ」
デッドプール「俺ちゃんなら2レス160行みっちり描写してるね。地の文だって付けちゃう!」
ナマケ「考察なんてめんどり面倒」
ウソツキ「全部月島さんのおかげなのだワ」
◇国立魔法大学付属見滝原病院前
QB「この物語はもうダメかもしれない」
織莉子「またあんなのに暴れられたらペンペン草すら残らないわ……」
杏子「しかもメタ混じってるし」
QB「どうしたものかな」
織莉子「どうしたものかしら」
杏子「どうしようもないよ」
QB「!」
織莉子「!」
杏子「!」
杏子「出たな! キュゥべえ!」
QB「珍しい顔ぶれだね。何の用事かな。美国織莉子、それと佐倉杏子」
織莉子「インキュベーター。あのイレギュラー達とも契約する気?」
杏子「あの悪魔どもを今すぐ元の場所に返しやがれ!」
QB「僕たちには到底出来ない。全て不可抗力。原因は未だ不明」
QB「どこから来たのかさえ、わかってないんだから」
杏子「嘘だろ……話が違うぞ美国織莉子……」
織莉子「まさか。私の完璧な推理に穴があるなんて……」
QB「知らなかったのかい? インキュベーターは嘘付かない。知っていることは話そう」
QB「君達は見滝原近郊の原住民だからね」
織莉子(私達は壮大なロジックに騙されていたのだわ)
\アッカリーン/
QB「――そういうわけで、暁美ほむらと共に原因を探しつつ、適当に対応してるんだ」
QB「いや、物語の落としどころを探っているとも言うんだけど」
杏子「クロスねえ?」
織莉子「スピンアウトなら聞いたことあるけど、クロスオーバーなんて言葉初耳よ」
QB(スピンアウト? 地球のデータベースには無い言葉だ。美国織莉子……君は一体……)
QB「とにかく厄介な状況だから度の超えた接触は控えてくれ」
織莉子「言われるまでも無いことよ」
杏子「あんなケタ違いの力見せられたら……生き残れる気がしない」
QB「明快な解決方法は無いよ。クロス民は増える一方だ」
織莉子「力ずくで排除してはどうなの」
杏子「無理無理。結界を貫通して街ごと壊す連中がごまんと居るんだ」
織莉子「……」
QB「その潜在能力は僕たちの想像を凌駕している」
QB「見つけても素手で触ったり、匂いを嗅がないほうがいいね」
織莉子「力が無いって、こんなに悔しいことだったのね……」ウルウル
QB「敢えて言うけど美国織莉子。身元不詳の人物とは契約していないよ」
QB「今日の惨状を見て、クロスの怖ろしさを改めて痛感した」
織莉子(だからといって今後契約しない保証は全くない。でしょう? インキュベーター)
杏子「泣いても悩んでも堂々巡りだぜ」ポン
織莉子「……佐倉さん?」
杏子「あれを見てみろ」
まどさやマミほむ「」ワイワイ
杏子「いい顔してるぜ。あいつら」
カイン「いやだから何で急に仲良くなってんだよ!」
QB「彼女達が自らの力で今日と言う日を乗り越えたからさ。他に理由は要らないよ」
織莉子「守りたい。この笑顔……」
QB「だね」
QB(さて、そろそろ本腰を入れて美樹さやか辺りに……)
ほむら「……」ジロリ
キートン山田「数日後――」
◇夜勤病棟
恭介「もう聴きたくなんかないんだよ!」
恭介「自分で弾けもしない曲、ただ聴いてるだけなんて」 ダァンッ!!
さやか「あっ……。あぁ、血が! 窓に! 窓に!」
恭介「動かないんだ…もう、痛みさえ感じない。こんな手なんてっ」
さやか「大丈夫だよ。諦めなければきっと、いつか…」
恭介「諦めろって言われたのさ」
さやか「!」
恭介「先生から直々に言われたよ。今の医学じゃ無理だって」
恭介「僕の手はもう二度と動かない。奇跡か、魔法でもない限り治らない」
さやか「あ……ありゅ」
恭介「え?」
さやか「あ、あるよ! 奇跡も、魔――」
ガラッ
ブラックジャック「ちょいと待ちなさい」
朝田龍太郎「諦めるのはまだ早いんじゃないか?」
西城カズヤ「もう一度カルテを見せてくれ」
冥土帰し「私達が来たからにはもう大丈夫だよ」
さやか「だ、誰……?」
ほむら「上条君の怪我は簡単に治りそうね」ヒョコッ
QB「なんてことだ」ブルブル
ほむら「ざまあ見なさい。これで契約する理由は皆無よ」
QB「もう匙を投げたい気分だ」
ほむら「…………」ジー
QB「どうしたの?」
ほむら「あのねキュゥべえ、実はちょっと怖い」
QB「何が?」
ほむら「トントン拍子で解決していくんだもの。何か好からぬことを勘繰ってしまうわ」
QB「まあクロスだからね。これもご愛嬌だよ」
ほむら「もうちょっと様子見ましょう」チラッ
QB「相変わらずの心配性だね。見つかる前に帰りたいな」ヒョイッ
恭介「ほ、本当に動くようになるんですか……!」
竜ヶ浦教授「安心したまえ」
野口賢雄「すぐにエントできるよ」
ダイジョーブ博士「カミジョー君ノ怪我ハスグ治リマース」
シュトロハイム「我がドイツの医学薬学は世界一ィィィ――――ッ!!」
ファウストⅧ世「ンッフフ。上条くン。後ハ私達に任せてくださイ」
桐生棗「うん、手術だよ手術。手術! 今から!」
Dr.スタイリッシュ「アタシが隅から隅まで磨いてあげる!」
赤屍蔵人「メスならここにあります」
錦織隆「勿論、僕のやり方で」
先生「ケルヴィン男爵から話は聞いてるよ。最高の義手を作ってあげよう」
アミバ「ほぉ、腕が悪いのか。どれ。おれが治してやろう」
ドクター・キリコ「すぐ楽になりますよ」
ほむら「良かったわね、さやか」ウルウル
QB「クロスってすごい。契約する隙が無いよ。僕でも見逃しちゃうね」
ほむら「久しぶりに枕を高くして寝れそう……」
◇ほむホーム
ほむら「あれ、電気がついてる……?」ガチャ
セバスチャン「お帰りなさいませ。お嬢様」
フィニアン「ちゃーんと庭掃除終わらせたからね」
オーギュスト「粗茶でございます」
ブラート「よう、お邪魔してるぜ。ほむらちゃんよ」
ほむら「?」
ピニオン「異世界に来たばっかりに金が無くてだなあ」
ニコライ・アフトトル「訳あって旅をしているのだ」
ダンディ「ちょいとばかり世話になるじゃんよ」
東方仗助「そういうわけだ……へへへ」
前田太尊「あいにく野宿とかはゴメンなんでねェ」
反町善人「旅は道連れって言うだろ?」
木刀の竜「今日からここがオレ達のベストプレイスってこった」
戦場マルコ「安心しろ。迷惑だけはかけねえさ」
大和田紋土「つーかよぉ、突っ立ってねえでこっち来なよ」
ほむら「……」
ほむら「……」バタン
ほむら「住処を失ったわ。どうしましょ」
ほむら「んー。近所にスパロウズホテルがあったわね……」
ほむら「あ……12円しかないんだった」ハァ
ほむら(もうやだぁっ)ゴロン
アリア「あら? FXで5000万円溶かしたような顔してるけど……どうしたの?」
ほむら「なによ。関係ないでしょ……」
アリア「もし泊まるアテが無いなら私の家に来ませんか」
ほむら「お金持ってないわよ?」
アリア「持っていたらこんなところで寝ていないわね」クスクス
兵士A「アリアお嬢様はお前のような奴を放って置けないんだ」
兵士B「お言葉に甘えておけよ」
ほむら「……本当に私なんかでいいの?」
アリア「もちろんよ。歓迎してあげるわ、えーっと」
ほむら「暁美ほむら。ほむらでいいわ」
アリア「私はアリアよ。よろしくね、暁美さん♪」ニコッ
兵士A「さあ、馬車に乗るがいい」
ほむら(ほむラッキーだわ! クロス様様よ!)
あーここまでで
ブワッがスヤァなのは永遠の眠りとかそういう?
>>181
爆発のAAで検索して可愛かったんでつい
アリア「違うの! ほんの出来心だったの!」
ほむら「はあ? 意味不明だわ」
神の声「アリア一族を皆殺しにしてから数日が経過した」
◇ほーむルーム
ほむら「ふあぁ~」Zzz
ベッキー「おいこら! 寝るなーー! 馬鹿にしてんのかーゴミムシがー!」
ほむら(もう、私がいる意味無いんじゃないかしら)
ほむら(箱の魔女は郊外一帯を巻き込んで吹っ飛んだし)
ほむら(私達魔法少女は完全にお払い箱だった)
ほむら(そうそう。余談だけど、美樹さやかは契約したわ)
ほむら(上条君の左腕に取り付けられたサイコガンを除去するためにね)
ほむら(ワルプルギスの夜の心配は要らないわね)
ほむら(どこからともなく現れた世界一腕の立つ殺し屋に狙撃されてバイバイよ)
ほむら(後は街が滅びないことを祈って静かな余生を過ごすの)
◇授業中
ベッキー「――でね、死にたくなったの」
QB『また教師が増えたのかい?』
ほむら『そうよ、同じ名前で同じ職業。同じ髪型、同じ髪の色』
ほむら『声優も同じで製作スタッフも一部同じ。同じ尽くしだわ』
QB『同じがゲシュタルト崩壊したよ』
ほむら『ワルプルギスの夜を乗り越えても、こんな状況じゃポイズン』
QB『もう激流に身を任せるしかないね』
ほむら『割と最初から流されてるのは気のせい?』
QB『……そんな目で見ないでおくれ。これでも頭抱えて考えてるんだから』
イスナーン『既に投下した内容は……決して抗えぬ鋼鉄のレールと化しているのだ』
ほむら『見切り発車でスレ立てするからよ』
溝呂木「よーし、ほむら。この問題の答えは?」
穂村恋子「ほう? 答えはウリ科の一年生草本、つまりメロンだな」
溝呂木「次の問題だ。ほむら、答えてみろ」
焔「そうだな。制服、体操服、スクール水着だろう」
春原陽平「それと便座カバー」
ほむら『クラスメイトは増える一方だけど、授業のとき教師に当てられにくくなった』
ほむら『こればかりは朗報よね』
QB『度重なる転入生への抵抗は無くなったのかい?』
ほむら『クロスと言っても、ちょっとだけ有害なモブみたいなものだし……』
QB『随分割り切った考え方を身に付けたね』
ほむら『悲しいかな、慣れてしまったわ』
QB『それはあるね。もう何が起きても驚かないね!』
リンカ『その小さな言動一つ一つがフラグになっちゃうんだよ』
QB『ご、ごめん』
涼風真白『分かれば宜しい』
ほむら『あなたの方はどう? 調査は進んでる?』
QB『もう収拾がつかないよ。手の出しようが無い』
QB『この話のオチが全然浮かばないんだ』
ほむら『キュゥべえでもお手上げみたいね』
ほむら『でもね、聞いて頂戴? 思わぬ収穫があったのよ?』
QB『あるわけないだろ』
ほむら『そこの席を見てよ』チラ
QB『ん』チラッ
夜ノ森小紅「じゃーん。今日はクッキー作ってみたよ」
一ノ瀬晴「小紅さんお菓子作り上手ですよね! 晴も見習いたいです!」
園田優「わーーい。貰ってもいいんですか!」
小紅「まだまだたくさんあるぞ」
まどか「中にレーズンが入ってる。美味しい!」
ほむら『まどかがいっぱい』
QB『え?』
ほむら『まどかがいっぱい』
伊達スバル『お前それでいいのか?』
ほむら『最高だわ』
ほむら『小紅さんのハンカチを楽しみたい』
ほむら『晴ちゃんとおちょちょがしたい』
ほむら『優ちゃんの特効薬になりたい』
QB『似た人ならいっぱいいると思うんだけどな。クロスだし』
ほむら『そうかしら?』キョロキョロ
ほむら「まどか……」ジー
朱染心愛「貴様、こっちを見ているなッ」
中川かのん(見られることには慣れてるけど……)
アポロ「お主、凄い人気じゃのー」
ほむら「まどかまどかまど……」ジー
太陽あかり「あの、暁美さん?」
佐々木まき絵「そ、そんなに見つめないでっ」
琴浦春香(似てなくて悪かったわね)
有川ひめ「え? なんで俺……?」
田中ゆとり「ちっちっちっ! 人の名前間違えるなんてダメダメですね!」ウェヒヒヒ
ほむら『ふんっ。パチモン共には興味ないわ』
QB『それはそれで至極失礼な反応だよ』
ほむら「!!」
ほむら「まどかぁー」ダキッ
すばる「え? えぇ?」
QB『確かに彼女はピンク髪で魔法少女だ。しかし髪型がちょっと違う』
ほむら『そこに価値があるのよ』
ほむら「すばるさん。あなたも必ず守って見せる」ガシッ
すばる「あ、暁美さん……?」
ほむら「今夜、星を見に行きましょう。もちろんSUBARUのインプレッサWRX STIで」
すばる「えっ? 本当に? 誘ってくれるのは嬉しいんだけど。でも……」
江上(星……星もいいな。山、行くか。それも悪くねえ)
上条「テメェその子が困ってるだろ! 手を離してやれ!」
恭介「まあ落ち着けよ上条。人それぞれ趣味趣向があるものだ。なあビアン」
アダム・ブレイド「例えば彼女とかお姉さまとか妹とかな!」
ほむら「ロリコンは黙ってて!」
恭介「ロリじゃねー!!」
真人「やっぱりロリだったか」
理樹「哀れだロリコン」
鈴「…………ド変態」
京介「おまえがどんな趣味持っていようが馬鹿にはしないよ(21)」
あやせ「二人ともスケベで、変態で、シスコンで、ロリコンで、その上ドMですもんね」
金糸雀「ただのクズなのかしら」
安藤寿来「ロリコンは病気じゃない! 生き様だ!」
恭介「あああああああああああ!!!」
恭介「ははっ、賑やかだね。驚いたよ」
恭介「お、腕の怪我は平気なのか」
恭介「お陰様でね。足のほうはまだだけど」
恭介「心配したんだぜ?」
恭介「しかし同名が何人もいるとややこしいな」
黒騎れい「ひどい茶番ね……」
杉田智和「恭介が帰ってきたぞおおおおおお!」
嵐テッペイ「上条君、退院したんだ」
鴇羽巧海「腕治ったんだね」
ココ・ヘクマティアル「退院おめでとぉう」
ほむら(バイオリン馬鹿が復帰してたわ)
ほむら「……」
ほむら(そろそろさやかがヤバい季節かしら)
ほむら(でも、何だかんだで助かるはずよね)
溝呂木「おーい。授業中だぞー」
サブロー「先生がうるさいでーす」
ほむら(私、何のためにいるのかな……)
仁美「……」
仁美「さやかさん。放課後、大事なOHANASHIがあります」
さやか「?」
ほむら(来た! 避けては通れぬ腫瘍イベント! 恋の相談!)
紅莉栖「誤字かな?」
さやか(お話ってなんだろ……)
◇ファミリーレストラン ワグナリア
真奥「ご注文のマグロバーガーセットになります」
千穂「ごゆっくりお召し上がりください!」
ほむら「話って何?」
まどか「さやかちゃんがね、大変なの」
杏子「失踪したんだ。一緒に探すのを手伝って欲しい」
QB「塩かけすぎだよこれ」モグモグ
ホーク「すげーショッパい」ガリガリ
ほむら(何か杏子が居るんですけどぉ)
メリオダス「追加のミンスミートパイでぇす」
ミイ「饅頭も喰うか? 饅頭」
ほむら「いいけど、過程を教えて欲しいわ」
杏子「それがさ、あいつ上条のボウヤに告れないって自棄になってるんだ」
鈴木ソラ「さやか……伝えられなかったんだ……」
まどか「昨日も家に帰ってないみたいなの。電話しても繋がらなくて」
織莉子「体がゾンビになったことを気にしてるそうよ」モグモグ
ほむら(ナチュラルに珍客が混ざってるし)
まどか「だめ……なのかな?」
ほむら「大変なことになったわね。是非協力させて欲しい」
まどか「一緒にさやかちゃんを助けようね!」
ほむら「この命に代えても、必ず救って見せるわ!」
ほむら(なーんて。どうせ助かるんでしょー? クロスだし)ヒョイパク
QB「いちごパフェが止まらないよ♪」モグモグ
織莉子「このチェリー好物なの。頂戴」ヒョイ
QB「あ!」
杏子「このペリメニうめえ」ガツガツ
白レン「それ私の。私のなのに」
ミイ「ほい代わりの饅頭」
猿江「ありがとうございましたぁーまたお越しくださいませぇー」
杏子「んじゃ、みんなで手分けして探そうぜ」
QB「やる気満々だね。君らしくも無い」
杏子「みんな丸太は持ったか?」
まどか「持ったよ。行こう!」ガタッ
ミイ「饅頭!」
織莉子「私の未来予知では……ホオズキ駅周辺と出ている」レロレロ
織莉子「刀を持った魔法少女がうろついている姿を見たわ」レロレロレロレロ
ほむら「ナイスよ織莉子」
杏子「めっちゃくちゃ遠いな!」
東郷美森「ぼた餅」
織莉子(世の安寧のためにも、私の世界を守る為にも……)
QB(美国織莉子……君はまさか……)
ほむら「キュゥべえは二度と死ね。美樹さやかのこと黙ってたわね?」
QB「クロスと魔女化は別問題だよ。僕は相転移至上主義なんだから」
杏子「あくしろよ。置いてくぞ」
まどか「杏子ちゃんのせっかち!」
ここまでで
◇ホオズキ駅前
ほむら「探しても見つからないわ」オロオロ
マヌケ「駅構内にはいなかったワ」
探偵くんくん「見落としはしてないよ」
ほむら「うーんどこかしらね」
コナン「あれれー。お姉ちゃん珍しい指輪してるね」
ほむら(夜中に子供一人で……親御さんは何してるのよ……)
コナン「いいなーいいなー。僕にも見せてよ」
ほむら「だ、ダメよ! 触らないで汚らわしい!」
コナン「……へぇ。よっぽど大事なものなんだね」ギラリ
コナン(この女、平気で何人も殺して来た様な目をしてる)
ほむら(な、何なの。このプレッシャー……)
コナン(白銀の指輪と中指のネイルに刻まれた謎の紋章……間違いない!)
コナン「もしかして、その指輪。命より大事なものだったりする?」
ほむら「ち、違う……」
コナン「それなら、僕にくれてもいいよね」
ほむら(はあ!? ソウルジェムを譲れですって!?)
ミイ「饅頭のほうが旨いぞ、饅頭」
東郷美森「ぼた餅」
ほむら「くっ。なんてがめついクソガキなの。あなた何者……?」
コナン「江戸川コナン、探偵さ」モグモグ
ほむら「あ、暁美ほむらよ」
QB『この子は只者じゃないね。大衆向けアニメのオーラを感じるよ』
ほむら『早く追い払ってよ。あなたインキュベーターでしょう?』
QB『彼もまた“クロス”だからね。下手に動くと墓穴を掘るのは僕たちだ』
ほむら『向こうから絡んでくるなんてタチが悪いわ!』
コナン「俺達は今、それと同じ指輪をした子を探してるんだ」
コナン「心当たりは、あるんだろ?」
ほむら「あれ? もしかして私に協力してくれてるの?」
ほむら(何だ。いい人じゃないの)
ほむら「美樹さやか、ね。私も同じ子を探してるのよ」
コナン「美樹……さやか?」
コナン(聞いたこと無いぞ。俺達の“依頼”以外にも行方不明者が?)
コナン(一体何が起こってるんだ……)
平次「工藤ここにおったんか。重要な手がかり見つけたで」
コナン「本当か!?」
平次「壁に奇妙なダイイングメッセージや。それも光って移動するいわくつきのな」
ほむら『どんなメッセージよ。それ作ってる間に救急車呼びなさいよ』
QB『もう犯人の似顔絵と名前を書けばいいのに』
平次「地元の人間は少女の祈りが生んだ祟りやー言うて近づかんそうや」
ほむら(ん、魔女の結界?)
コナン「そうか! そういうことだったのか。謎は全て解けたぜ服部」
ほむら(……絶対解けてないわよコナンさん)
平次「……ぉ」チラ
平次「なんや工藤。綺麗なねーちゃん捕まえてナンパか?」
コナン「バ、バーロー。んなんじゃねーよ」
平次「ほな急ぐで。はよバイクに乗……」
平次「あーっ!?」
ほむら「!?」
平次「その馬鹿デカい蝶ネクタイ。黒髪のアンタ、見滝原の生徒さんか?」
ほむら「なにその判断基準」
平次「行方不明者を探してんねん。見滝原中の、すばるっちゅー名前の子知らんかぁ」
ほむら「……」
ほむら「私のクラスメイトに、すばるさんは8人居るわ」
平次「は、8人……」
QB『部活の顧問にもいたよね』
ほむら「ごめんなさい。やっぱり9人だったわ」
コナン「何だって! じゃあかずみは……」
ほむら「7人居るけど? それがどうしたの」
平次「居なくなったん人はな、昴かずみっちゅー子と巴マミって子や」
ほむら「巴マミ!?」
平次「知り合いか。 まあ任せといてや。絶対見つけたるからな」ブルルルル
ほむら「だ、ダイイングメッセージ……って言ってたじゃないの、あなた達」
コナン「……こ、言葉のあやだよっ」
ほむら(琴葉野綾……? その子も行方不明なの!?)
QB『工藤新一と服部平次の言うとおり、死んではいないよ』
QB『マミが魔女になったりソウルジェムが砕けたなら普通に気づくからね』
ほむら『あの二人に共通点なんて無い。いかがわしい事件に巻き込まれたんだわ』
QB『共通の趣味はある……マミとかずみは昔から仲が良くて頻繁に遊んでたんだ』
ほむら『女の子が二人も失踪よ? 卑猥でエッチぃ無差別誘拐に決まってるわ』
QB「聞けや」
ほむら「はい」
QB『昴かずみが見滝原に転校してからは、文字通り姉妹のような関係だったよ』
ほむら『昴かずみ……。そういえば、あの日ゲームをしてたわね』
ほむら『もしかして古代エジプト発祥のカードゲーム?』
QB『そんな物騒なものじゃないよ』
ほむら「むぅ……」
QB『確か……そのゲームの名は……』
ほむら『名前は?』
QB『ウィクロス』
QB「マミはWIXOSSのセレクターだったんだ」
ここまでで
ほむら「ふーん。凄いのそれ?」
QB「さあね、株主優待みたいなものだよ」
ほむら「なるほど、だったら駅地下の玩具店を巡りましょう」
QB「だね」
ほむら「うん」
阿笠「おーい。君達かね。美樹君を探しているのは」
ほむら「は? また新キャラ? もういいかげんにしてよ!!」
阿笠「ま、待つんじゃ。新一に頼まれたものを届けにきただけじゃよ」
阿笠「名付けて、美樹君の所まで瞬間移動出来るスイッチじゃ」
阿笠「くれぐれも悪用するんじゃないぞ」
ほむら「……今、瞬間移動って言った?」
阿笠「さあこのボタンを押すんじゃ。すぐにわかるぞい」
ほむら「やだこわい。あなたが先に押してよ」
阿笠「え。いや、まだ試作品での……」
ほむら「えい」ポチッ
コンマ
00~30:移動に成功
31~99:光彦が爆発
↓1
阿笠「……」ポチッ
ほむら「……」
QB「……」
阿笠「おかしいのう?」ポチポチ
ほむら「えええええ? 連打していいのこれ?」
阿笠「ううむ。多分どこかの配線が故障し――」ポチポチポチ
阿笠「」ヒュン
QB「あ。お爺さんが消えたね。これは実にエントロピーな発明品だよ」
ほむら「じゃあ次はキュゥべえの番ね」
QB「え?」
ほむら「あなたストックに余裕があるでしょ? 試作品って怖いじゃない……」
QB「僕だって無駄な消費は……」
ほむら「いいからいいから♪」
コンマ
00~30:移動に成功
31~99:QBと阿笠が大爆発
↓1
QB「えんとろぴぃぃぃぃぃぃーっ!」ドゴォォォォ
ほむら「キュゥべえは爆発したけど……私は心が清いから……」
ほむら「……怖い」
ほむら「ううん。押そうかなぁ。やめようかなぁ」
ほむら「押さないとさやか見つけるの面倒だし……」
ほむら「怪しいお爺さんが持ってきたスイッチを押すほど落ちぶれたつもりも無いし」
スイッチ「」ゴゴゴゴ
ほむら「うーん。どうしたものかしら」
ほむら「世の中には5億年なこわーいスイッチもあるし」
コンマ
00~30:押さない。さやか魔女化
31~99:押す。QBと元太とさやかが粉塵爆発
↓1
ほむら「この選択肢どっちも詰んでるのは気のせい?」
ほむら「ってか元太って誰よ」
今更だけどさ淫獣は魔法少女を増やすのが役目だから女の子にしか見えない仕様になってる気がするんだ
だから男が見えるとなると違和感マッハ
ほむら「コンマもこう言ってるし押しましょう! 一刻も争えないもの」
ほむら「ポチポチ」
ほむら「ポチポチポチ」
ほむら「? 故障してる?」
【46】【74】【33】
▼ほむらは2048の経験値を獲得!
▼レベルが72に上がった!
ほむら「HPがちょっとだけ成長したわ」
ほむら「……」
ほむら「何で経験値が入ったのかしら?」
スイッチ「」プシュー
ほむら「あ、電池切れ」
ほむら「まあ、二人も飛ばしたらスイッチ君も疲れるでしょうね」
>>224
その違和感、とても大事
◇
ほむら「んーどうしましょ。ここに美樹さやか居なかったし」
ほむら「みんなと合流しておいたほうが良いかも」
ほむら「……」
ほむら「電車で見滝原に戻りましょう」
ほむら「急がば回れ瀬田の長橋って言うものね」
◇ホオズキ駅前
高山直人「現在、不審物爆発の影響で運転を見合わせて――」
ほむら「日本のヨハネスブルグこと杯戸町駅が爆発ねえ」
柴崎「くそっ、SATは何をやってたんだ!」
ハイヴ「綺麗な花火だったわ」
ほむら「奇遇ね。さっきキュゥべえが爆発したばかりなのに」
ほむら「杯戸町駅のキュゥべえが爆発したのかしら……」
ほむら「この理屈だと世界中のキュゥべえが爆発しててもおかしくないわよね」
ほむら「スイッチこわい」ブルッ
ほむら「――ということで電車での移動が出来なくなったわ」
藤原拓海「困ってるのかい? そこの君」
ほむら「ええ。とても」
藤原拓海「オレのハチロクでよければ乗せていくよ」
ドク「こっちにしないかお嬢ちゃん。私の生涯を賭けた世紀の大発明だ」
ドク「私の計算が正しければ時速88マイルに達した瞬間にぶったまげるようなことが起こる」
男「うわぁ、がんばろう」
ほむら「そういうのいいから」
カーズ「……」フンッ!
マックィーン「……」
ウィルソン「……」
ゴードン「……」
ジャムおじさん「……」
ほむら(論外よ)
銀の魔女「ビョボボボ…」
ほむら「あ、あのバイク速そう」
金田「ピーキー過ぎてお前にゃ無理だよ」
ミカエル「全ては人の営み。我々天上は手を貸せないな」
花京院「アルケミーフォーミュラーさんですか? 車が調達できましたよ」
ほむら「でかしたわ! クロスさん!」
ポルナレフ「早く乗れよ」
◇駅のホーム
ショウさん「痛ぇ……痛ぇよぉ」ダラダラ
さやか「……ブレイブ・エッジ」ザシュュッ
さやか「何のために戦ってたのかなぁ」
さやか「ゾンビになっちゃった。仁美に恭介が奪われちゃった」
さやか「命を掛けて戦ってるのに誰にも気づいて貰えない」
さやか(見返りなんて要らない。そう思ってたのに……)
さやか(もう救いようがないよ……あたし)
男「探したぞ美樹さやか」
女「ここにいたのね」
さやか「…………」
さやか「誰だか知らないけど、放っておいてよ……」
さやか「もう何もかもどうでも良くなっちゃった」
谷千明「何も無かったら俺たちがここに来るわけねぇだろ!」
蜂屋あい「心配したんだよ? にんげんってとってもこわれやすいから」
加賀美新「美樹さんのやってる事は間違ってます」
西条凪「死ぬ気で戦う事と死んで良いと思って戦う事は全く違う事よ!」
門矢士「お前は人間の目を閉じ、耳を塞ぎ、心を消した!」
伊達明「誰にも頼らないってのは強いってことじゃねぇぞ!」
手塚海之「いま背負い込んでいるものに決着をつけるんだ!」
トウマ・カイト「人間には、過ちを正そうとする心があるんだ!」
巽モンド「取り返しのつかない失敗ってのは。もう、そいつ抱えて立ち上がるしかないんだ」
浅倉威「ここか? 祭りの会場は」
さやか「……」
さやか(テンション高いなあ。この人達)
さやか「ほら、見てよこれ。あたし、ちっぽけな石ころになっちゃった」
さやか「死んだほうがマシだよね……」
草加雅人「もう死んでるだろ」
千反田える「わたし、気にしません!」
一文字隼人「もっと自信を持て!俺達も改造人間なんだ」
散華礼弥「紫陽花が足りないのです。一緒に食べましょ?」
本郷猛「私の体も死ぬまで改造されたままなのですよ」
冴島大河「守るべき者の顔を忘れたのか」
ケンシロウ「お前はもう死んでいる」
榛名凛「貴女は望んでゾンビになったように見えたけど?」
巽流水「たとえ人形だろうと魔女だろうと、大切に想う人がいれば、それは生きた人間と同じだ!」
赤座伴番「わかんねぇよ! んな事でいちいち落ち込んでる奴の気持ちなんか全然わかんねぇよ!」
加頭順「気味の悪い化け物め、死ね!」
蒼崎青子「生き物やめちゃってるの? あ、わたしはれっきとした人間よ」
都城王土「もちろん俺も人間だ」
ラヴ江「この根性なしが! 舌かんで死ね!」
ミラン・フロワード「人は、人を食らって生きるものです」
そのら「ゾンビ? そんなのどーでもいいんじゃないか」
八千代「まさに『腐った死体』じゃんね」
腐ガール「これは新鮮なゾンビ」ハァハァ
さやか「何よ! 利いたふうな口をきくなー!」
さやか「仁美と恭介が仲良くしてるところを見たとき、心の奥底から妬んでた」
さやか「あはは……もう魔法少女失格だよ」
王蛇「近くに居たお前が悪い」
的場陣「みんな自分の事ばかり考えてる。人なんてそんなもんだ」
ザビーネ「感情を処理できない人類は、ゴミだと教えたはずだがな」
並樹瞬「友達は失ったら二度と戻らないんだぜ」
結城凱「力づくで愛を奪うなんざ、モテねぇ野郎のする事だ」
天道総司「人は人を愛すると弱くなる。けど、恥ずかしがる事はない。それは本当の弱さじゃない」
坂田収「失くす物があるだけ幸せじゃねぇか」
矢的猛「愛してるから愛されたい、愛されなければ腹が立つ。自分勝手なやつだぜ」
クロノ・ハラウノン「自分の勝手な悲しみに、無関係な人間を巻き込むな!」
カズマ「おい! 何をガマンしてる!? お前は今泣いていい! 泣いて…いいんだ」
クーガー「人々の出会いは先手必勝。次の出会いに期待しましょう」
津上翔一「誰も美樹の未来を奪う事は出来ないさ」
猪尾亜久里「そんなお前はノォーフューチャァー」
リリアデント・クラウザー「Bear the cross and suffer…(十字架を背負って生きろ)」
さやか「Kill you…(黙ってろ)」
レン・カラス「とにかく笑ってみらいオレンジ」
ウルトラマン「ジュワワワジュワワ、ジュワジュワジュジュワワワワワ」
カテジナ「その調子だ! 信念を貫き通す子供など薄気味悪い!」
さやか「何なのよ、この人達……。ありがた迷惑にも程がある!」
さやか「!」ジワァ
さやか「ソウルジェム真っ黒。あはは……魔法少女ってそういう仕組みだったんだぁ」
城戸真司「しっかりしろよ! お前は運命を変えるんだろ!? 運命通りに死ぬのかよ!」
霧原未咲「泣きたくなったら泣けばいい」
絶狼「闇に心を売り払うな! 思い出せ、自分が自分が何者なのか!」
モロボシ・ダン「その涙は何だ! お前のその涙で、魔女が倒せるのか!?」
東郷美森「ぼた餅」
絶狼「お前は魔法少女だ。魔女なんかじゃない!」
サコミズ・シンゴ「時が来ればそれが思い出に変わる。それでいいじゃないか!」
風間将人「自分の過ちに気付き、改めるのに遅すぎる事はない。美樹もその勇気を持てよ!」
北斗星司「優しさを失わないでくれ」
さやか「おじさん達……」
陣内恭介「どんな嵐の日でも、雲の向こうで、いつも太陽は青い空に輝いているんだ」
さやか「恭介……へえ。あんたも恭介って言うんだ」
陣内恭介「あ」
さやか「同じ名前とかどうかしてるよ……」
さやか「あたしって、ほんとバコォォォォォン
阿笠「ひでぶっ」ドゴォォォン
光彦「は、はかs」ドゴォォォン
元太「うな重」ドゴォォォン
QB「うおォン。たまには焼くのもいいよね」モシャモシャ
陣内恭介「しまった! 配慮が足りなかった!」
照井竜「あーあー。絶望がお前のゴールだったかー」
◇夜の街
QB「この国では、成長途中の女性のことを少女って呼ぶんだろう?」
QB「だったら、やがて魔女になる君たちのことは、魔法少女と呼ぶべきだよねー☆」
あと数レス先まで投下する予定でしたが眠たいのでここまで
お休みなさい
――――――――――――――――
――――――――
◇見滝原駅のホーム
織莉子「御機嫌よう。インキュベーター」
QB「君は本当に困った子だね。美国織莉子」
織莉子「何のことかしら」
QB「美樹さやかの居場所を偽っただろう?」
織莉子「彼女は最期まで存分に働いてくれました」
織莉子「見滝原を冒す悪魔共を結界に閉じ込めたのだから」
QB「クロスの人間を何故そこまで……」
織莉子「愚問よ。あなたがその危険性を一番わかっているはず」
QB「君は、未来予知の祈りでいったい何を見てしまったんだ……」
織莉子「ふふ。教えて差し上げましょう」
織莉子「世界は危機に陥っています」
織莉子「絶対的な悪意と暴力が降臨しました」
織莉子「その元凶である“クロス”は世界から排除されなければならない」
QB「……」
織莉子「私は真の恐怖を識ってしまったのよ」
織莉子「クロスは――インキュベーターと契約し、やがて魔女として世界を破滅へと導く」
QB「それは契約の対価であり、それは魔法少女システムの機序だ」
QB「今更とやかく言われる筋合いはないね」
織莉子「……」
織莉子「あなたがそう答えることも識っている」
織莉子「――無論。契約せずともご覧の有様、クロスが次々と世界を侵蝕している」
織莉子「機序と言うのならば……」
織莉子「機序に逆らう目障りなサルコーマこそ、根こそぎ焼き切ってしまうべきなのよ」
QB「その言い草は、クロスに関与した魔法少女達も殺害する算段なのかな?」
織莉子「まさか! 彼女達はクロスと違って世界の一部なのよ!」
QB「……なるほどね」
QB「それならば率直に問おう」
QB「君は……クロスを憎んでいるのかい?」
織莉子「憎しみでは言い表せないほどに」
織莉子(あの悪魔共……今すぐ滅びてしまえばいいのに)ギリリッ
QB「ふうん。それならいい事を教えてあげる」
QB「クロスオーバーの人達は魔女の結界に取り込まれた程度では死なないだろう」
織莉子「もちろん織り込み済みよ。だから美樹さやかという崇高な生贄が必要だった」
QB「生贄?」
織莉子「魔女になった美樹さやかを元に戻そうと、クロスの人々は手を尽くすでしょう」
QB「その行動は、クロスの排除と何の関係があるんだい?」
織莉子「察しが悪いのね、インキュベーター。魔女を元に戻す方法など皆無です」
織莉子「諦めの悪い愚かなクロスの人々は――」
織莉子「魔女に寄り添って一生を結界の中で彷徨い過ごす羽目になるのよ!」
織莉子「或いは静かに朽ち果てることでしょう。己の無力さを痛感しながらね!」
QB「やれやれ、まるでわかっていない」
織莉子「……負け惜しみかしら」
QB「クロスは条理を覆す存在だ」
QB「クロスがどれ程の不条理を成し遂げたとしても、驚くには値しない」
織莉子「魔女に成り果てた挙句、粉塵爆発に巻き込まれた美樹さやかが救われると?」
QB「勿論、前例は無いけれど」
織莉子「ま、まさかそんなこと……」
織莉子「公式の設定に抗うなんて禁忌、許されるはずが……」
QB「全く持って同意見だ」
QB「基本設定を踏襲してさえいれば僕たちの戦略も大分違ったものになっていただろうね」
みしっ。ぺりぺり。
QB「ほらね」
織莉子「ああ! 結界が!!?」
ドサッ。
さやか「あ、あれ。あたし……えっと……」
マドカ・ダイゴ「どんな絶望の中でも、人の心から光が消え去る事はない」
マドカ・ダイゴ「見たか! 美国織莉子。人間は、自分自身で希望に成れるんだ」
孤門一輝「光(ルミナス)は――絆(コネクト)だ!」
さやか「あ。おじさん達が私を助けてくれたの……?」
五代雄介「これ以上誰かの涙見たくない。ただそれだけです」
筑波洋「お兄ちゃんだって、これといった時には勇気を出すぜ」
木野薫「私は、私と同じ運命の人々を助けたまで」
新藤千尋「長い長い道の先には、幸せが待っている」
風吹圭介「起きたぜ! 超飛びっきりの奇跡が!!」
神名綾人「これが奇跡ってやつさ」
叢雲劾「ミッション・コンプリート」
阿笠「」
光彦「」
元太「」
星矢「君は今、伝説になった」
織莉子「う、嘘よ……。魔女が魔法少女に戻るなんて……」
織莉子「こんなの……こんなの奇跡の安売りよ……!」
小沢澄子「時として人は信じられないことをする。何を驚いているの美国さん?」
QB「……」
QB「『目を奪う』光景で『目を疑う』出来事だった。でも、予兆は随分前からあった」
織莉子「それでも!」
織莉子「それでも、クロスオーバーは世界を滅ぼす……!」
織莉子「だから私はクロスを憎む! クロスは許せない!」
織莉子「たとえ我が身を滅ぼしてでも、クロスと戦ってみせるわ!」
QB「本当にクロスを恨んでいるようだね、美国織莉子」
織莉子「それが……私の生きる意味っ……!」
QB「やれやれ。全然懲りてないんだなあ」
QB「もうひとつ、君に大事な事を教えてあげる」
織莉子「……」ピクッ
QB「美国織莉子……君もまたクロス側の人間なんだよ」
織莉子「え……?」
QB「聞こえなかったのかい? 君は“クロスオーバー”だ、と言ったんだ」
織莉子「う、嘘よ。私は歴とした公式の……」
QB「公式?」
QB「スピンアウト、だろう? すなわち外伝のことさ」
織莉子「……ぁ」
QB「君の名前は美国織莉子。虫を見るような目をするラスボスみたいな主人公」
QB「僕たちの世界観と設定の一部を模した派生作品。魔法少女おりこ☆マギカの登場人物だ」
織莉子「い、いや……。やめて……」
QB『耳を塞いでも真実は変わらないのに。わけがわからないよ』
織莉子「ぁあ……」
QB「トイヘルベッケというウェブサイトがある。その管理人の名前はムラ黒江」
QB「東方Projectの二次創作活動をしている人気漫画家だ」
織莉子「もうわかった……わかったから……」
QB「君の生みの親の名前もまた――ムラ黒江」
QB「君は魔法少女まどか☆マギカの人間じゃないんだよ」
織莉子「わ、私は……」
織莉子「……いつの間にクロスになっていたの」
さやか「あれれ。奇遇ですね美国さん」
織莉子「私は……ムラ黒江の……!」ジワッ
さやか「クロエってあのくおえうえーるえうおおおおおおおお?」
織莉子「ああ! 美樹さんは……声が、声があるのね……」
さやか「声?」
さやか「当然じゃないですか」
織莉子(よく考えてみたら、私の声を担当する声優さんはいない)
織莉子「う……うぅ……」ポロポロ
QB「魔法少女おりこ☆マギカ 全2巻と[別編]は好評発売中だ」
織莉子「……」グスン
QT「ちょっと言い過ぎじゃないですか? 完全に放心しちゃってますよ」
茅菜夢衣「声が決まってないの?」
伊藤鈴鹿「今度オーディションしましょうね!」
織莉子「……」
織莉子(私のアイデンティティは崩れ、クロス殲滅計画は失敗に終わった)
織莉子(クロスを名乗る悪魔共は再び野放しになった)
織莉子(奴らの移住を止められる者は……誰も……)
織莉子(……やがて世界は終わるでしょう)
織莉子(私は、何も成せなかった……)
織莉子(くやしいなぁ……)ポロポロ
『―――――――――――――――――』
『――――――――――――』
織莉子「!!!」
織莉子(こんなときに予知が……次々と……)
織莉子「……!」
『―――――――――――?』
『―――――――!』
織莉子「未来が――変わった!?」
織莉子「……」
織莉子「クックックック。美樹さやか。インキュベーター」
さやか「急にどうしたの」
QB「何かな」
織莉子「ふふふ。二十秒後、暁美ほむらがネコバスで来るわ」
ネコバス「グルルルゥ……」
ほむら「」ハァハァ
さやか「本当だ」
QB「すんごい大きな猫だね」
ほむら「織莉子ぉ……!」
織莉子「改めて素晴らしい能力だわ……。ちゃんと視える。全てが視える」
ほむら「答えなさい! 私たちを騙したわね!」
織莉子「私には全ての未来が視えている……!」
ほむら「会話が成立してない!」
織莉子「ああ。深いわ。とても深い」
織莉子「人の想いが一次を創り、二次を作り、クロスを造るのだわ」
ほむら「どうしたの。雰囲気が織莉子らしくない……」
QB「美国織莉子はね――」
織莉子「私に示された道標は絶望の未来」
織莉子「もはや悪魔に抗う術は在り得なかった」
さやか「み、美国さん……」
織莉子「“クロスオーバー”によってこの世界は滅びる。それが今までの運命だったのよ」
織莉子「しかし、未来は大きく――とても大きく変わりました」
織莉子「ふふふ、ふふふふ」
ジャンヌ「ソウルジェムが闇を……このままでは魔女に溺れてしまう」
織莉子「……」ニタァ
織莉子「最後に素晴らしい未来が見えたのよ――」
織莉子「残念ながら見滝原は壊滅します――」
織莉子「それでも、世界は美しい」
織莉子「暁美ほむら――貴女は前に進めるのかしら?」
ほむら「!」
織莉子「消されるな、この想い。忘れるな、我が痛み」
織莉子「私の――“サヨナラ勝ち”よ」
ぱりん。
◇ほむホーム
タナカさん「ココアでございます」
ほむら「……」ズズー
ほむら「美国織莉子はソウルジェムを握りつぶして死んだわ」
まどか「そんな……ひどい……」
QB「一度で4作品に言及し、3キャラ分のパロディをするなんて信じられない」
QB「ラスボスの名に相応しいスピンアウトだったよ」
杏子「ぐすん」
ほむら「話したいことはそれだけではないの」
さやか「“見滝原の壊滅”だね」
杏子「それは……どういうことだ?」
ほむら「美国織莉子最期の大予言よ」
キバヤシ「話は聞かせてもらった!」ガラッ
ほむら「あなたは何も聞いてなかった!」ズドドドド
キバヤシ「」
まどか「えっ……どういうこと」
さやか「多分クロスの人達が盛大にやらかすんだと思う」
ほむら「その通り。ワルプルギスの夜なんか指先ひとつでポポイのポイ」
ほむら「でも、勢い余って街がぶっ壊れるのよ」
森野きりん「えっっ」
アリギュラ「なんで?」
ナセル「魔女を倒してハッピーエンドになるほど、世の中は簡単じゃないってことさ」
杏子「そんなオチだと思った」
QB「それ以外のオチがあるとでも言うのかい?」
さやか「見滝原で済めば大団円だよね」
杏子「風見野はさすがに平気だろ」
ほむら「そういうフラグは立てないの!」
まどか「クロスオーバーの人達も、悪気はないと思うよ……」
ほむら「悪気どうこうではなくて、戦いで引き起こされる副作用がヤバいの」
ほむら「もうね。壊れたマミションから温泉が湧き出た! わーい! レベルの危機なのよ」
QB「人間台風や人間砲弾、人間ミサイルランチャー並みの大災害が予想される」
ほむら「滅びの申し子、生きとし生けるもの全ての天敵、通った後には破壊と殺戮しか残らない、あのドラまたクラスの災害は覚悟して」
さやか「焔の錬金術師さんとか紅色のノクターナルデビルさんに気張るなって伝えておくよ」
まどか「神殺しのペガサスや赤い彗星さんが見たいなー」
杏子「光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女性騎士にも釘を刺しておくか」
QB「3兆4021億9382万2311年と287日生きてる子にも気をつけたらどうかな」
まどか「心当たりがありすぎて困っちゃうね」
さやか「ダメじゃん。月光蝶とかイデ的な何かが発動したらみんな助からないよ」
杏子「おいやめろ」
QB「もうダメだ。おしまいだ」
ほむら「私にいい考えがあるわ」
ほむら「明後日のワルプルギスの夜への攻撃に備えて――」
ほむら「遠くへ逃げるのよ!!」ダッ
まどさや杏Q「え!?」
◇ 喜翆荘
ルリグ「大丈夫かしら……見滝原」
るう子「どうかしたのティロ?」
ルリグ「少し、故郷のことが気になっただけよ……」
るう子「故郷?」
ルリグ「近所の丘まで連れて行ってくれるかしら。あとタッパーから出して」
ルリグ「少し風に当たりたい気分なの」
るう子「いいよ。るうもお外に行きたかったし」
ルリグ「……」
ルリグ「私はね。昔、正義の味方だったのよ……」
るう子「そんなこと言わないでティロ」
るう子「ティロはいつだって、るうの味方だよ!」ダキッ
ルリグ「るう子……!」
◇レパマチュカ
かずみ「ねえ、もうお腹いっぱい。そろそろお開きにしようよ……」
マミ「ノン。まだホットケーンキとブラックカレーが残ってる」
かずみ「うう……。また明日来るからさ」
立花「いつでもおいで。巴さんもほら……」
マミ「立花は黙ってろ」
立花「はい」
かずみ「あーん。立花さぁーん」
マミ「まだだ。まだまだ全然話し足りないよ。キミの知らない物語をもっと聞かせてくれ」
かずみ「でもさ、私たちいつでも会えるし……」
マミ「かずみは……私が嫌いなのか?」
かずみ「そんなこと無いよ! そ、そうだ。明日海香とカオルでニコの家に行くんだ!」
かずみ「ニコって覚えてる? あ……病気で死んじゃったんだけど、プレイアデスの……」
マミ「ああ、覚えている。とても良く覚えてるさ……」
かずみ「それでね。ニコの家族と一緒にテンプラアイス作るの。手伝ってよ!」
マミ「何でそんなことしてるんだ?」
かずみ「カ……ニコと約束したの。ニコの好きだった人たちの笑顔を守るって!」
マミ「!!」
マミ「そうだな。私たちはいつでも会える存在。是非私にもアイスを作らせてくれ」
かずみ「うん! 楽しみだなあ!」
マミ「ありがとう……」ボソッ
かずみ「?」
マミ(巴マミ、かずみ。そしてニコとウィクロスに……アーメン!)
◇ホワイトライト本部
まどか「こ、このお面を付けるんですか……」
まどか(すごいかっこ悪い)
ホワイトロビン「この服を着て、仮面も二重につける! これ常識だよ」
ホワイトイーグレット「三日間の研修とは言え、敵はあの秘密結社ズヴィズダー」
イーグレット「万全の体制で臨むべきです」
まどか「あ、うん……そうだよね」
ロビン「イーグレット、この子の名前どうしようか」
イーグレット「ホワイトフラミンゴは如何でしょう、ロビン三尉」
ロビン「悪くないんだけどなあ。ちょっとパンチが足りないかな?」
まどか「ちょっと遠慮しておきます……」
ロビン「困ったなあ。キミから案があれば何でも聞くよ?」
まどか「ハイパーアルティメット……とか?」
イーグレット「随分と横柄な名前ですね」
ロビン「……うん。呼びづらいかな」
指令「何をイチャイチャしているんですか。西ウド川東地区に高UDO濃度が観測されました」
指令「今すぐ現場に向かいなさい。ホワイトハイパーアルティメットフラミンゴ、あなたもです!」
3人「「「はっ!」」」
◇聖グロリアーナ女学院
さやか「この紅茶めっちゃ甘いっすよ」
ダージリン「ジャムを入れてはいけないわ。舐めてから飲むものよ」
さやか「うそっ。それを早く言って下さいよー」ズズズ
ダージリン「あら。言いましたが……」
さやか「お菓子も舐めてから食べるんですか?」
ダージリン「美樹さんはとっても面白い子ね」クスクス
さやか(変なこと言ったかなぁ……。どうも作法がわかんないよ……)
ダージリン「不思議ね。あなたと話していると他人のような気がしない」ニコッ
さやか「あはは、あたしみたいな小市民とは釣り合わないですって」
ダージリン(そうかしら。貴女の学校が戦車道を導入してさえいれば……)
さやか「ダーさん。海の上っていいですね。潮の匂いがちょっとキツいけど」
ダージリン「私からすれば、地上の方が不安になるわ」
さやか「ええ~~?」
ダージリン「海潮の香りと若干の揺らぎが無いと落ち着かないの」
ダージリン「そうそう、地上といえば。貴女の住む街、台風の備えは出来ているの?」
さやか「まあ、台風よりもヤバそうな魔法か何かで街が滅びるんですけど」
ダージリン「それで避難を……ねえ」
さやか「あたしみたいなか弱い女の子は皆、散り散りに逃げたんですよ?」
ダージリン「か、か弱い……?」
さやか「そこ笑うとこです」
ダージリン「……」
ダージリン「ねえ、知ってる? 『女はティーバッグみたいなもの』なのよ」
さやか「はい?」
ダージリン「熱湯につけられてはじめて、その強さに気づくの」
さやか「はあ、火傷しそうですね」
オレンジペコ「美樹さん。そこは聞き流すところですよ」ズズー
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◇本能寺学園 第一体育館
纏流子(魔法少女部部長……佐倉杏子)
杏子「アンタに恨みは無いが、鬼龍院皐月には一宿五飯の恩義があるんでな」
流子「四天王直々のご指名だ。逃げるわけには行かないだろ?」
杏子「けっ。北関東の紅い幽霊、佐倉杏子様を舐めるなよ!」
流子「グンマーはお呼びじゃねえんだ! とっとと田舎に帰んな!」
猿投山「佐倉……お前の腕前見学させてもらうっ!」
杏子「行くぜ! 魔法少女部特化型三つ星極制服! 祈(いのり)の装・改(あらため)」
流子「人衣一体! 神衣・鮮血!」
杏子「いつでもオッケーだ。どこからでもかかってこいよ」
鮮血「気をつけろ流子。この転校生、只者ではないぞ」
流子「転校初日に無星から四天王に昇格だ……。そんなの最初からわかってるぜ」
杏子「参る――」シュタッ
流子「消えた!?」
鮮血「流子! 右だ!」
杏子「フッッ」ガキンッ
流子「うあぁぁっっ!!」
流子(何て重い一撃なんだ。腕が……千切れるぅ!!)
蟇郡「今の動き、なんという速さ……!」
犬牟田「そして力強い。皐月様に匹敵する猛者かもしれないね」
杏子「ほらほら、さっきの威勢はどうした? 立てよ纏」
流子(コイツ人間の動きじゃねえ……!)
鮮血「勝ち目がまるでない。一旦逃げるぞ!」
流子「んなの出来るかよぉぉぉ」
杏子「馬鹿な奴」ガッッッ
流子「かはっ……!」
鮮血「流子……死ぬぞ」
杏子「二発で伸びるなんて調子狂っちゃうなあ」
流子「ま、まだだ。まだ、終わってねえ……!」ゼェゼェ
蛇崩「所詮、口だけの二流だったわけね」
皐月「それは違うな蛇崩。この勝負、佐倉が負ける」
蛇崩「皐月様!?」
皐月「佐倉の能力に極制服が釣り合っていない」
伊織「既に極制服がオーバーヒートしています!」
蛇崩「それって……」
皐月「ああ。服が破ける」
杏子「きゃあああああ///」
纏流子「うわああああ! テメー痴女かよ!?」
美木杉「何だ。あの子もヌーディストか」
黄長瀬「よし、勧誘しよう」
◇見滝原
クレア・ルージュ「強風が吹いているわ」
アメリア「おぞましいモノが近づいている……」
ほむら「明日でこの街ともお別れね。物理的な意味で」
鳰「どうしたんッスか? そんな神妙な顔しちゃって」
ほむら(うわっ出た!)
ほむら「明日……あなたの仲間に街が壊されるの」クスン
鳰「またまたご冗談をー。街が壊れるわけないじゃないッスか」
ほむら「はぁ……。病院一帯や工場が吹っ飛んだのを知らないの?」
鳰「おうふっ。ありましたねーそんな事件も」ヤレヤレ
ほむら「駅もね」
鳰「ほむっちは逃げないんッスか?」
ほむら「あなたならどうするの。普通は逃げるに決まってるわ」
鳰「んー。難しい質問だけど、壊れる過程を見るのもアリっちゃアリですねえ」
鳰「台風の時、無性にワクワクしません? あんな感じッスよぉ♪」
ほむら「……」
鳰「あれ? 変なこと言いました?」
ほむら「そうね。最後まで見守るべきだったわ……」
ほむら(高みの見物……悪くないわ)
鳰「良くわかんないけど、アドバイスになったんなら光栄ッス」
ほむら「感謝するわ。名も知らぬ人……」
ということでここまで
次回ワルプルが一応来ます
◇
男「雷雲がとんでもない勢いで分裂と回転を起こしています」
男「明らかにスーパーセルの前兆です。直ちに避難指示の発令を」
広報車「本日午前7時、突発的異常気象に伴い避難指示が――」
広報車「こちらは見滝原市役所広報車です。本日午前7時――」
ヤキモチ「大雨だワ」
ネクラ「びしょびしょよ」
ウソツキ「キャンプなのだワ」
ミエ「お肉を用意しましょう」
◇展望台
ワルプルギスの夜「キャハハハハハハ」
ほむら「さーて。どんな感じに死ぬのかしら」
ワルプルギスの夜「キャハハハハハハ」
ほむら「余裕で撃沈するだけに、何だか哀れに思えてきたわ」
ワルプルギスの夜「キャハハハハハハ」
ほむら「ワルプルギスの夜って名前なのに来るの朝なのよね」
ワルプルギスの夜「キャハハハハハハ」
ほむら「グリニッジ標準時的なアレなのかしら?」
ちゅどーん。
ほむら「避難所が一個逝ったわ」
ワルプルギスの夜「キャハハハハハハ」
ほむら「あはははは」
ワルプルギスの夜「キャハハハハハハ」
ほむら「あはははは」
ワルプルギスの夜「キャハハハハハハ」
ほむら(汗)
ほむら「…………」ダラダラ
ほむら「あれ!? 何も起きない!!!」
QB「誰も来ないよ。君達にとって最悪の事態になったわけだ」
ほむら「キュゥべえ! 何か知っているの?」
QB「知っているとも言えるし、知らないとも言える」
ほむら「どっちよ」
QB「でもね、暁美ほむら」
QB「クロスの人達は全員見滝原から立ち去った。これは事実だ」
ほむら「た、立ち去った……!?」ガクガク
QB「……そういうことだよ」
ほむら「それじゃあ……アイツらは今どこに居るの!」
QB「エタったんだ」
ほむら「は?」
QB「エタったんだよ。前触れも無くね」
ほむら「ちょっと待って。待って待って」
ほむら「エタる……って何?」
QB「エターなるの略さ。未完のまま作品の更新がストップするという意味の専門用語だね」
ほむら「う、嘘よ。あんなに思わせぶりに登場しておいて――」
ほむら「全員消えるはずが無い!!」クワッ
ほむら「きっと……どこかの誰かが助けに来てくれる……!」
QB「でも、現にワルプルギスの夜は元気に走り回っているね」
ほむら「フォールド爆弾かアルカンシェルか荷電粒子砲か迷ってるのよ……」
ほむら「今ごろ多次元世界から中二な詠唱をしていて……」
ほむら「伏線よ……。巧妙な伏線に違いないわ……」
ワルプルギスの夜「キャハハハハハ?」
ほむら「……」ビクッ
QB「ほむらの抱いている疑問は、クロスの人達が何処に行ったか、だよね」
QB「その答えは僕が教えてあげる」
QB「一緒に見に行こうよ。クロスオーバーの結末を――」
◇SS速報VIP
ほむら「こ、ここは?」
QB「作品に対する愛や妄想を具現化するための隔離施設だよ」
QB「全てのSSはスレ立てに始まり、HTML化によって終わりを告げる」
QB「これまで、数多の物語が繰り返してきたサイクルだ」
ほむら「ほっとめーる?」
QB「詳しいことは僕にもわからないが、ある種の元始的部族儀式らしいね」
■ HTML化依頼スレッド Part18
ほむら「あったわ。ここで色々処理しているわけね」
ほむら「クロスの人達はワルプルギスの夜と戦うことなく、ここに蓑隠れしてるんだわ」
QB「いいや――違うよ。ここじゃない」
ほむら「HTML化するんでしょう? ここのはずよ?」
QB「こっちだよ。付いて来て」テクテク
ほむら(どういうこと。キュゥべえは私を何処へ連れてゆく気……)
QB「やれやれ見つからないね。検索機能が死んでるんだ」トコトコ
ほむら(話がさっぱり見えないわ……)テクテク
◇SS速報VIP最深部
■ その他依頼スレッド(作者以外のHTML化依頼用)
QB「ここだ」
ほむら「こ、この中に居るのね!? 急いで連れ出すわよ」
QB「連れ出す……?」
ほむら「ワルプルギスの夜を倒して貰わないと」
QB「残念だが、もう手遅れなんだ」フルフル
ほむら「嘘……!」
ほむら「それじゃあ……クロスさんはどうなったの?」
QB「文字通り、処理されたんだ」
ほむら「!」
QB「跡形も無くね」
ほむら「ひ、ひどい……紅世の徒に存在の力を喰われるよりひどい……」グスッ
ほむら「短い間だったけど、救われたり癒されたこともちょっとはあったわ」
ほむら「だけど……だけど……」
ほむら「音沙汰なく消えるなんて……こんなの私達の期待に対する裏切りよ!」ポロポロ
QB「――そんな当たり前の結末を裏切りだと言うのなら」
QB「そもそも、クロスに頼ること自体が間違いなのさ」
ほむら「そ、それは向こうが勝手に過干渉してくるだけ……! 頼んでなんか……!」
QB「でも、愚かとは言わないよ」
QB「クロスの献身によって、今日まで無事に過ごせたのも、また事実だし」
ほむら「……っ」
ほむら「こんな理不尽な仕組み……許されるはずが無い!」
QB「とりあえず苦いコーシーでも飲んで落ち着こう」つコーヒー
ほむら「落ち着けるわけないじゃない!」ダンッ
ほむら「何がどうなったのか教えなさいよ!!」
QB「もうすぐ死刑執行人が来る時間だ。詳しいことは、その時聞けば良い」
ほむら「死刑執行人……?」ズズー
dos★「…………」トテトテ
ほむら「見つけた!」
ほむら「ねえ! すばるちゃんは? すばるちゃんはどうしたのよっ」ガシッ
QB「お気に入りだったんだね」
dos★「処理しました。」
ほむら「……あぁ!」ウルウル
ほむら「こ、小紅ちゃんは!? 晴ちゃんは!? 逢わせてよ! 今すぐ逢わせなさいよ!」
Kastanie★「二ヶ月と一週間です。」
ほむら「い、嫌あぁぁっ!」グスッ
ほむら「……」
ほむら「……ミスタは?」
Kastanie★「板違いで処理しました。」
ほむら「……」
ほむら「あら残念」
QB「なんでちょっと嬉しそうなんだい?」
ほむら「あのね」
ほむら「誰でもいい。誰でもいいから処理された人を数人、元に戻して欲しいの」
Kastanie★「取り消しは出来ません。テンプレをご覧ください。」
QB「やはり全滅のようだ」
QB「もう帰ろう。間違って僕達が処理されたら大変だよ」
ほむら「これだけは言わせて、死刑執行人!」
ほむら「あなた達のせいでワルプルギスの夜が野放しなの!」
dos★「SSの内容については一切関知しません。」
QB「正論だね」
ほむら「鬼! 悪魔! ちひろ! 日高舞! アンネット!」
ほむら「それならあなた達がワルプルギスの夜をHTML化処理してよ!」
ほむら「何でも処理出来ちゃうんでしょ!? 同じドイツ語友達でしょ!?」
Kastanie★「荒巻さんに現状を報告します。」
ほむら「ぬううううううううううううう!!」
ここまでで
そういえば、織莉子さんと同じ外伝主人公のタルトことジャンヌダルクさんも出ていたらクロスキャラ扱いになったんだろうか?
それとも一瞬とはいえちゃんとアニメ本編には出ているからクロスキャラとはならないのだろうか?
まったり更新
申し訳程度の【安価】【コンマ】要素があります
>>295
織莉子は公式がスピンアウトを呼称しているためそういう扱いにしました
厳密にはクロスではないようなと思いつつも
因みに>>257のジャンヌは別のジャンヌです
外伝のタルトさんはごにょごにょ
◇さくら鯖
荒巻「( ˘ω˘)スヤァ」
QB「ゴランの有様だよ」
ほむら「唐突な当たり前の孤独が私に襲いかかるなんて……」ポロポロ
QB「もう諦めるしかない。大人しく引き返そうよ」
ほむら「……」
ほむら「私は、諦めない」
QB「往生際が悪いね。クロスは全滅したんだよ?」
QB「見滝原にクロスはひとつも残ってない」
QB「戦力の確保は不可能だ」
QB「勿論――鹿目まどかが契約すれば別だけどね」
ほむら「いいえ。クロスになんか頼らない」
ほむら「私が直々にワルプルギスの夜を倒しに行くわ」
QB「正気かい? 君一人じゃ無理だ!」
ほむら「あらゆる手段を使って、一匹残らず駆逐してやる……!」
◇見滝原
ほむら「……」スーハー
ほむら(晴ちゃん。小紅さん。優ちゃん。すばるちゅわん。あと、その他大勢)
ほむら(あなた達の遺してくれたものを、私は忘れない……)
ワルプルギスの夜「……」ジロリ
ほむら(力が充実してる。もう何も怖くない!)
ほむら「晴ちゃん。小紅さん。優ちゃん。すばるちゅわん。あと、その他大勢」
ほむら「私の活躍、天国(dat)で見ててね……」
▼補正【剣と魔法のファンタジーRPG】
▼補正【まどかフレンズ。】
▼補正【失われた未来を求めて】
▼補正【AVENGING BATTLE】
▼補正【HOLLY TRIP FOR YOU】
▼補正【Re:␣白銀の意志[EGO]】
▼補正【もう誰にも頼れない】
▼補正【運命に叛いたとき、物語は新たなる結末へ】
▼補正【安価戦闘】
▼補正【分岐ED】
コンマ判定↓1
25/50/75/00
r=i'¨i__,i¨'i=┐
_r┴‐| || |┴i|--、
| | | || | | |
_ 」_ _,r==┐_r==i | __
_ ,-'、 [::::r┴┐_,,| |---| i--:!!¨¨゙i_i,ィ==i___ _
,..-、_「 i!::::! .| |::! | i! | | .! ! i:! ! !::! .| |:::::|=''゙|:::::i_
_r==| |:::::| !::::! .| |::! | i! | | .! l i:! | !::! .| |:::::| .!:::::l |:::|-:ヵ
_r=ii!:! .| |:::::i |::::l | |::! | i! | | .! l i:! | !::! ;| |:::::| .!:::::l |:::| |::!Ti
l | .|l:| | |:::::i |::::l | |::! | i! | |. . . | l i:! | !::! .| |:::::| .|:::::l |:::| |::!.|:!
| l .|l:| | |:::::i |::::l | |::! | i! | _.! | | i:! !. |::| ..! .|:::::| __i⌒゙-'⌒⌒⌒´`ヽ,、
| l .|l:| | |-、;ィ_j::::| 、-':::_j==='--:’:::::‘:---'::::::ー::'==.....レ::::フ_|r''´` _,.ィ7777777=-、 }
| l .|l:| _r-' ノ/|>:::::::::::: _ _______ _ / ,.ィ//////////////ヽ j
| l .|Lニ=く ,イ///i!{ _,.=-r'''i ̄! .|! |__| |__| | i|¨'''i=:r'´,ィ/////////////////リ /
| L,,,,,ラ::::}./////ハ Y,ィ |_ レ゙-'’-':::::::==:::::::::::::::::::::::==:::::::--'::r',イ/////////////////_r'''マ
に二:{ //////,ハ i{rヾ::`:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r' {///////>--―-<//_} },.._
`フr'´ ////////ム、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r┐::::::::::::::::::::::::::::γ´r///>''´ィ777777ゝ、ヾ! i' し、
,ー ハV///////,{ ゙ヽ、::::-=:::::::::::::::::_::::::::::_:i! .i!::_:::::::_:::::=-::::::ノ レ'゙´.ィ/////////r' /
} i///////////>、 ヘ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i!. i!::::::::::::::::::::::::::{ ,.ィ////////////r! , '
ヽ {/////////////>,、Y=-'´`ー'^ー^ー^ー:i! !--^>'''´Y´ ,ィ/////////////,り /
{_ノ!///////////////>、`ヽ i!. i!,、r'゙///,イ,ィ゙/////////////,」´ __ /
j {/////////////////>、 Y^Y^Y^Y^Y^^i! i!///_,.r' ////////////////ゝ,r=ニラ゙>''゙゙Y /
{ |///////////////////>、\////,,ィ⌒Y´`´Y Y///////////////////7/カ i' ノ'
ヽ,. V/>'''''<ムムムムムムムムム'} }//rヘ ////////////////////////ーァ ´
{ r r=Z777777777=zzzzzz-.、 ゙ヾ ////////////////////////,>'゙
`¨´`'<///////////////////>ミ、 ///////////////////////,>'゙
\/////////////////////>、 ////////////////)////>'゙
`゙''<////////////////////カ='^^゙'ヾ////////,/ イ//>゙´
`゙'<////////////////,'j /「| |`i:、 }///// ,イ/>'゙
`゙'<////////////,{{{ | !.! |::|_j_彡''゙ ,イ>'゙
`゙<////ム///r==い| ! |:::{ ,.イ/
 ̄ ̄`ヾ/ハ Y| | ヾ\ ,ィ/〉’
\/>''/>''⌒ヾり
Y/゙´ /
ヾ=- 、 {
ヽ 、
) ,=、ヽ、=-ュ、_
/ ,...ィ7} >::::::::>
{!ヽi::::ジ>=-''´
|\_,/
|::::/
▼ワルプルギスの夜を視認!
ワルプルギスの夜「キャハ! キャハハハハッ!」
ほむら「魔力はともかく、時間停止が使えなくなると勝ち目は無い」
ほむら「残された時間は……【4】ターン」
ほむら「4ターン以内にやっつけてやる!」
【46】【74】【33】【99】
━━━━━━━━━━━━
暁美ほむら LV72
HP972/972
ワルプルギスの夜
HP?????/?????
━━━━━━━━━━━━
ほむら「出し惜しみをしている場合ではないわ」
ほむらは盾から武器を取り出しワルプルギスの夜の頭部を睨み付けた。
目視で対象との距離を計算し、地形の状態を頭に叩き込む。
ほむら「安価さん。私に力を貸して!」
■次の行動
━━━━━━━
A射撃攻撃
B近接攻撃
C遠隔攻撃
D戦略的防御
━━━━━━━
安価↓2
【ターン1】
━━━━━━━━━━━━
ほむ972/972
わる100%
━━━━━━━━━━━━
C遠隔攻撃
ほむら「ループ初日に準備した甲斐があったわ」
鉄塔の四辺に仕掛けた爆弾のうち2つを起動、爆破させてワルプルギスの夜を誘導した。
石油化学工場とガソリンスタンドに仕掛けたC4を爆発させる。
橙の火柱がワルプルギスの夜を容赦無く飲み込んだ。
既に壊滅した見滝原に轟音と熱風が襲い、地響きが断続的に発生する。
どうも周囲の施設に誘爆しているらしい。
ほむら(これでも厳しいか……)
▼ワルプルギスの夜のHPを20%削った。
【条件未発動】
▼近接戦闘をしている場合、ほむらに200ダメージ
ワルプルギスの夜はわけもわからず笑いながらも、こちらを見下ろした。
高熱で赤変した鉄片がほむらに襲い掛かった。
▼ほむらに150+コンマ×2↓2ダメージ
■次の行動
━━━━━━━
A射撃攻撃
B近接攻撃
D戦略的防御
E爆弾攻撃
━━━━━━━
安価↓2
なら防御にしよう
【ターン2】
━━━━━━━━━━━━
ほむ700/972
わる80%
━━━━━━━━━━━━
D戦略的防御
ワルプルギスの夜は見滝原の上空を優雅に飛んでいる。
ときおり炎を吐き出し、周辺を焦がしていた。
ほむら「ワルプルギスの夜さん絶好調ね」
ほむら(本当は攻撃を続けたいのだけれど……)
ほむらは盾を身構えて様子を伺っている。
魔力は十分にある。グリーフシードの在庫も申し分ない。
気がかりなのは、残された時間が少ないということだが。
ほむら「来たっ!!!」
ワルプルギスの夜「キャハハハハハ」
火炎攻撃を盾で防ぎ、事なきを得た。
ほむらはワルプルギスの夜から十分な距離をとり、ラストエリクサーを飲み干す。
ほむら「後はエリキシル剤とアルベド回復薬で小まめにリフってれば死ぬことは無いでしょう」
▼ほむらのHPが全快
▼補正
【自然回復α】毎ターンほむらのHP50回復
■次の行動
━━━━━━━
A射撃攻撃
B近接攻撃
E爆弾攻撃
F魔法攻撃
━━━━━━━
安価↓2
【ターン3】
━━━━━━━━━━━━
ほむ972/972
わる80%
━━━━━━━━━━━━
A射撃攻撃
ほむら「ワルプルギスの夜に近づくのは愚策に等しい」
ほむら「この位置から仕掛けるには、自ずと射撃に絞られるわね」
ほむらはミニミ軽機関銃で周囲の使い魔を一掃し、時間を停止させる。
そのまま姿勢を整え、追加の弾帯をミニミに装え付けグリップを力強く握った。
光学照準器がのっぺりとした顔面部を捉える。
ほむら「一点集中で粉砕してあげる」
体全体で発射の反動を殺しながら、あらん限りの5.56x45mmNATO弾を撃ち放つ。
チェンソーを髣髴とさせる耳障りな異音が辺りにこだました。
ほむら「まだまだ終わらせないわよ」
時間停止の効力が保証されているうちに、撃てるものは撃っておいたほうがいい。
ほむらは盾からありったけの小銃を取り出し単発、セミオート問わず、ワルプルギスに斉射した。
盾のギミックがガシャリと動きだし、小さな歯車の回転運動が止まる。
時間停止が解除。
ワルプルギスの夜「キャハハハハハ」
ほむら「そうよね。こんな攻撃でやられるはず無いものね」
▼ワルプルギスの夜のHPを30%削った。
ワルプルギスの夜の反撃。
崩落する建築物を避けていくが、飛び散った破片や瓦礫がほむらを襲う。
▼ほむらに250+コンマ↓2 ダメージ
▼ほむらのHPが50回復
■次の行動
━━━━━━━
B近接攻撃
E爆弾攻撃
F魔法攻撃
G対空攻撃
━━━━━━━
安価↓2
【ターン4】
━━━━━━━━━━━━
ほむ686/972
わる50%
━━━━━━━━━━━━
G対空攻撃
ほむら「対空ねえ。こんな雨風だと迫撃砲はまず当たらないわよ」
ほむら「他に何かあったかしら?」
ほむら「ごそごそ」
盾の中からRPG-32が出てきた。光学照準器と引き金がついた最新のロケランだ。
トリガーに、ロケット弾を格納したキャニスタと呼ばれるものを取り付けて使用する。
ロケット弾を放った後は、キャニスタを手動で取り替えることにより、持続的攻撃が可能だ。
7キロ近くあるキャニスタを一旦外して、トリガー片手にほむらは接近を試みる。
このロケット弾は成形炸薬弾と呼ばれる化学エネルギー弾だ。
弾が非常に重く、対戦車用のゲリラ仕様なので射程は上空200メートル無いくらい。
その分破壊力には凄まじいものがあり、対ワルプルギス戦の切り札と言っても過言ではない。
モンロー効果とノイマン効果の相乗が致命的なダメージを生み出すソレは、
3000度の灼熱とマッハ20で襲い掛かる液体金属が地獄の業火を生み出す。
そこらへんの鉄鋼板目掛けて撃ち放てば80センチメートルも貫通してくれる優れモノだ。
ほむら「よいしょ」
時間停止と、トリガー基部の固定。キャニスタの取り付けを終えた。
無表情のままワルプルギスの夜を狙う。
ほむら(ワルプルギスの夜に当たりさえすれば、大ダメージは必至っ!)
ほむら「……」
豪雨と突風の中でささやかな花火大会が催された。
▼ワルプルギスの夜のHPを40%削った。
▼状態異常
【熱傷 II度】毎ターンほむらに固定ダメージ50
気づかぬうちに使い魔に囲まれていた!
致命的な攻撃を浴びてしまった!
▼ほむらに300+コンマ↓2 ×2ダメージ
▼ほむらのHPが50回復
ほむら「次の行動よ! 急いで!」
ほむら「↓1よ!」
■次の行動
━━━━━━━
B近接攻撃
E爆弾攻撃
F魔法攻撃
H無人機攻撃
━━━━━━━
◇
━━━━━━━━━━━━
ほむ290/972
わる10%
━━━━━━━━━━━━
ほむら「次の安価はとってもHね」
ほむら「HはHでも HELL FIRE なリーパー達が病院の発着場からむくつけき特攻を繰り出すわ」
ほむら「巻き添えを食らわないように非難しなきゃ」
盾に手を触れる。
停止!
停止!
ほむら「……!」
時間が止まらない。
ほむら「ダメぽいわ……」
__/ \__
/ / \`丶
乂/ ,. -‐━━‐- .,_ 'vソ
_ =ニ/ \ ., ___ ,.ア'′ Vニ= ,_
_ -=ニニ{ ` ⌒¨´ }ニニニ= ,_
_ -=ニニニニニ\ { /ニニニニニ=- _
_, =ニニニニニニニニ\ } _,.∠ニニニニニニニニ=- _
_ -=ニニニニ__二ニニ=-‐ '^⌒ ー ⌒^ ¬ ‐-=ニ二三_ニニニニニ=- ,_
,.∠x-‐ ¨” ”¨^^ ¬=‐┐r
厶'′
▼4ターン経過。ワルプルギスの夜は倒せていない!
■
【生存:撃退失敗ルート】
ほむら「はぁはぁ……。コンマと安価の力を借りてもダメだというの!?」
ほむら(いいえ。生きているだけマシというものよ……)
ほむら(死んでしまったら、何もかも、そのままお終いHTML化依頼スレ直行不可避だったわ)
QB「24レスぶりだね。暁美ほむら」
ほむら「キュゥべえ……」
QB「良く頑張ったほうだと思うよ。人間は危機に直面すると思いもよらない力を発揮する」
ほむら「馬鹿にしに来たの?」
QB「まさか。むしろ賞賛しているのさ。やはり人類の可能性は無限大だよ」
ほむら「ワルプルギスの夜には勝てなかった。この結果は覆らないわ」
QB「君の能力を遥かに超えた相手にここまで戦え――」
ワルプルギスの夜「ボ」
QB「!」
ワルプルギスの夜「キヒッ……!」
ほむら「え!?」
QB「ワルプルギスの夜が……」
,.O
ヽ∧
O____/ ∨
~.゚ャぁリゝ´~~...イ
ヘ -=´ヽ ,. _、/ニ ~ノ、
~~〕 ,ー'==‐- ....` ̄~〃_シ}-‐--=ヘ
,.-‐- ニ二{゙==={―――----ー=--― }
,.丶´ 丶~ ~ム}},'}{ l ヘ、 _ヽ
_´ / ヘ,}刈l、 __ 、  ̄
,. -( ,.シ ∨ 〉}メ{{:::::::........ ~ . -=''"、
/ / l~/ へ ::::wuv'´ `イ
く ヽ l /:.... l ll{\'、 \
ノ / ヽ ヽ. A/l三ヽ,ィ<≡=ー''"__゙'''7' 、
,-=‐- ´ ' , ヽ丶 lヽ⌒ヽミヽフ'、. `┬'‐-'
', ヽ/ l~ソ⌒,.ヽ-´,,.=ヘ\ l l  ̄ノ
l ヽヘ l:二∧ ヘ-´::::::::::~ナミ'、 .} {、 」-´
l ,.゙'´,.´ .l.,.}:::::::.ヘ ヘ:::::::::::::::::::,-´ノ~=‐'、_シヽ ~~)
lヘ彡 、 l }::::::::::::::ヘ ヘ:::::::::::::::゙ 〈ヘ〉;ーヘ⌒v⌒>-ヘ
l ',:ノ:::::::::::::::::::::~~::::::::゙〈ヘ〉´::::::::::>´..ヘ ヘ ヘヘヘ ヘ〉
ヽl ヽヽ::::::::::::::::::,.'-ヘ´ヘ〉::::::::::::::,.ヽヘ::ヘヘ ヘ ヘ ヘヘァ´
ヽ l l ノ~ヘニヘ~ヘニヘ~>‐;;:::::::::::ヽヘヘ~ヘヘヘ ヘ::ヘヘ ヘ 〉
}'、 ヽ)::::::::::::::::::::::::::::,.゙-ヘ~~ヘ~ヘ,.ヘヘ ヘヘヘ ヘ::ヘ〉~~
ヽヘヘ ヽ匸,.゙'‐'- '´〈.ヘ~ヘ~ヘ,.ヘ ヘ、ヘ ヘ´ヘヘ ヘ〉ヘヽ~~
.ヘ⌒`.-==-ヽA ヘ:ヘヘヘヘ::.ヘ ヘ:ヘ ヘ ヘ,.ヘ ヘ、ヘ ヘ 〉ヘ-,
ノ_ヘ '、 ヘヘ ヘ:ヘヘヘヘ:::ヘ ヘ:ヘ ヘ ヘ,.7ァェ~ヘ ,ヘ 7
,-´~ヘ7ヘヘ ヘ;ヘ〉ヘ7-ヘ.7´~ムヘ ヘ:. ヘミ-´
~ ~~  ̄,-ヘ¨>´
「アハハハハハッアハハハハハハハッアハハッアハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ」
ほむら「!!」
QB「!!」
QB「とても恐ろしい魔力係数だ。立っている事もままならないよ」
ほむら「あなた何をしたの!」
QB「この現象は……興味深い……」
ほむら「に、逃げましょう! 今すぐ逃げるわよ!」
QB「……どこに!?」
ほむら「どこでもいいわ!」
ほむらは走りながら、阿笠博士のスイッチを連打する。
ほむら「くそっ。全然反応しないわ」ポチポチ
QB「そんなゴミは捨てて、風見野まで走り続けるんだ!」タッタッタ
ほむら「ね、ねぇ……」
ほむら「このスイッチって……」
ほむら「死んだ人やエタった人には効果無かったりするの?」
QB「さあね! 故障か電池切れじゃないのかいっ!」
ほむら(こんなときにさやかかエネループがあれば……)
ほむら(ドラ○もんでもいいわ……)
ほむら「」ガシッ
QB「わっ」
ほむら「あなた今から肉壁役ね」
QB「!?」
◇風見野
ほむら「ひどい大雨。追いつかれるのも時間の問題よ」
QB「ほむ……」
ワルプルギスの夜「アハハハハハッアハハハハハハハッアハハッゲホッゲホッ」
ほむら「もう来たわ」
QB「風見野もダメそうだね……」
ほむら「ここですかさず時間遡行! ばいばいキュゥべえ!」
QB「おい。待てや」
ほむら「は? 戦うメリットもう無いし」
QB「君は安価をものにしたんだ。このワルプルにダメージを通せば――」
ほむら「通せば何?」
QB「経験値が手に入りステータスが上昇する」
QB「すなわち、強くてニューゲームが実現するんだよ」
ほむら「……」
ほむら「……ふっ。私は既に強くてニューゲームなのよ」
QB「RPGならお金も落とすよね」
ワルプルギスの夜「キヒヒヒヒイヒッッヒヒヒヒ」
QB「次のループだって少しだけ楽に過ごせるよね」
ワルプルギスの夜「キヒヒヒヒイヒッッヒヒヒヒ」
ほむら「……」
ほむら「こいつは私に任せて!」
QB(さあ、最後のイレギュラーの力……見せてもらうよ)
━━━━━━━━━━━━
ほむ290/972
わるHP?????/?????
━━━━━━━━━━━━
◇風見野
ほむらはキュゥべえを投げつけた!
ほむら「うぇい!」
QB「ちょっ」
▼ワルプルギスの夜に176ダメージ!
▼ワルプルギスの夜に93ダメージ!
▼ワルプルギスの夜に148ダメージ!
●「いきなり投げるなんてひどいじゃないか」
ワルプルギスの夜は激しい雷を引き起こす!
▼ほむらは999箇所骨折した!
▼ほむらのHPが50回復!
落雷にほむらは立ち往生する!
ワルプルギスの夜は口を大きく開いた。
ダークアンドダークオブジエンド! 逃げられない!
▼ほむらは999箇所骨折した!
▼ほむらのHPが50回復!
使い魔の大群が押し寄せる!
ほむら(このままじゃ……潰される)
ほむらは避けようの無い攻撃を少しでも緩和しようと盾を構えた。
ほむら「きゃっ」
▼ほむらは999箇所骨折した!
▼ほむらのHPが50回復!
ほむら「つ、強すぎる……っ」
QB「劣勢も甚だしい。Anotherなら死んでたよ」
ほむら「はぁ……はぁ。洒落にならない」
ほむら「チタンが無ければ即死だった……!」
QB「戦わないのかい?」
ほむら「体力も、武器も……書き溜めも、気力も、全部尽きた……」
ほむら「ここまで追い詰められてしまったら、もうオチが見つからない!!」
ほむら「全部糞安価のせいよ!! 特に防御を選んだバカ>>313///」
ほむら「ワルプル倒しやすいように設定してたのに……!」グスン
QB「安価のせいにしちゃ駄目だよ」
ほむら「ららら……らららら……」
ほむら「夢オチ……爆発オチ……台本オチ……妄想オチ……」
ほむら「……どれにしようかな」
ほむら「エターナルフォースブリザードをかますか、滅びを甘んじて受け入れるか」
ほむら「二ヶ月放置するのも、悪くないかも知れないわ……」
ほむら「……」ゼエゼエ
ほむら(身体が……すごく重い……)
ほむら「あぅ……」
ほむら「」グッタリ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ヾ丶\ \ \ ヽ\\丶 .r',.'::'., 丶丶\、 ヽ \ \. 丶\ \. 丶ヽ丶丶\ \ 丶
丶\丶ヽ\, -,_ \ \//:::::::}丶 \ \ \ ヾ 丶 ヽ丶 丶 \ヾ ヽ丶 ヽ丶丶 ヽ
{¨__ヽ \ \{彡‐ァ_ ,.',.'::::::::,'ヽ丶丶\ \ 丶 \ 丶 ヾ丶\ \ゝヽ丶丶\ ヽ丶
.',}::::\ヽ_ rf`¨‐´‐ '`'{/__-_ァヾ ゞ 丶 丶丶 \丶 ヽ \ \丶\ ゞ 丶 丶丶 \
丶 .ヽ::::::::::::`ヾ}´_, -‐ ' フ彡:::,.'丶丶 \丶 ヽ \ \丶 \丶 ヽ \ \\ \丶丶丶
丶\ `丶,―‐:丶,__rrrv::::::::,.'\ ゝヽ丶ヽ ゝヽ 、ゞ ヾ丶 ゝ丶\ ゝヽ丶ヽ ゝヽ 、ゞ ヾ丶
ヽ 、ヾ 、ゞ `¨¨¨ヾ {´\ \, ‐‐ト, \ \ ヽ\\丶ヽ ヽ 、ヾ \ 丶 ヾ丶\
\ ゝヽ 丶v 丶ヽ v,ム〈‐__-=ニ==ゝ-.'丶\ ヾ 丶丶\、 ヽ \ \. 丶\ \. 丶、 ヽ
丶\丶ヽ ,ィ'_,¨ィフ´ /ィ‐‐`丶丶\ \ 丶 \ 丶 ヾ丶\ \ゝヽ丶丶\ \ヽ丶丶
ヽ 、ヾ {__〉‐'´ ´丶丶\ \ 丶 \ 丶 ヾ丶\ \ゝヽ丶丶\ \ヽ丶丶\ \ 丶
\丶 ヽ \ \丶 \丶 ヽ \ \\ \丶丶丶 \丶 ヽ 丶 \丶 ヽ \ \丶
\ 丶 ヾ 丶v \ ヽ \丶丶、 丶\ ヾ 丶丶\、 ヽ \ \. 丶\ \. 丶、 ヽ
ヾ丶\ 、\ヽ 、丶\ \ヽ丶丶 \ \ \ ヾ 丶 ヽ丶 丶 \ヾ ヽ丶 ヽ丶丶 ヽ丶
ヽ \ 丶\丶ヽ\ 丶 丶 ヽ ヾ ゞ 丶 丶丶 \丶 ヽ \ \丶\ ゞ 丶 丶丶
\ 丶 ヾ 丶v \ ヽ \\ \. 丶 丶丶 \丶 ヽ \ \丶. .、 ヽ \丶. .、 ヽ\\
ヾ丶\ 、\ヽ 、丶\ \丶丶 丶丶 \丶 ヽ \ \丶 \丶 ヽ \ \\ \丶丶丶
ヽ \ 丶\丶ヽ\ 丶 ヽ ヾ ゞ\ヽ ゝヽ丶丶 、ヽ \ 丶\丶ヽ\ 丶 ヽ ヾ ゞ\ヽ
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ヾ丶\ 丶 ヽ丶 丶 \ヾ \ヽ \ \丶 ヽ\ 丶 ヽ丶 丶 \ヾ \ヽ \ \丶
ヽ 、ヾ \ 丶 ヾ丶\ \ \ ヽ\\丶ヽ ヽ 、ヾ \ 丶 ヾ丶\ \ \ ヽ\\
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◇
激しい雨は降り続き、雷鳴が響き続ける。
消魂(けたたま)しい嗤い声にじわじわと焦燥が背中をのぼってくる。
冷えきった身体。鉄錆の臭い。滲み出る鈍痛。
既に限界を通り越して意識は朦朧としていた。
手が小刻みに震えている。
ほむらは血泥に塗れた指を苦しげに動かして、盾の中を探った。
武器やグリーフシードは全て使い果たしている。
万事休す……と、もはや諦めかけた矢先のことだった。
――カプセル状の小さな物体がころんと水溜りの中に転げ出た。
ほむら(何、これ?)
ほむら「!」
ほむら「まだ、まだ、これが、残っていたわ……」
ほむら「……ふふ」
ほむら「うっく……」ゴクン
ソレを口に含むと、宇宙を煮詰めたようなおぞましい色のオーラが彼女を包み込む。
魔法少女の装束は黒く塗りたくられ、背中から漆黒の羽が生まれ出ずる。
その姿はまさに――。
___|ヽ
,. ":::::::::::::::::| V __ム
_ ./:::: _,. ----ヘ .V-‐.i /" ./:::
ヽ ~`゙ヽ、 /:::::::ム"´ ̄ ̄`i___ノ< | / /::ヽ::
:::::\ \ .|:i:::::i:::::/|i:::|i::::|iヘ、ヽ:::|',`ヽ、 / /::::ヘ: ヽ
. /:::`ヽ、 ヽ /|::::::|i::7 |:N ;V.iィァi゙ }:::| Vヘ V'/ _,/{::::', ヽ
" /:::::::/:`゙‐ァヽ-.._ ./::|:::::|jN.炒 ´¨ }弋ヽ__i|_', iイ | .', .ヽ_
__/ ./ /:::::ヽ./:::::|::::::{ヘ _' _ ./ニニ .V.}.| | .| | | 、 .|;;
;;;| _./ / レ":/::::::|i:::::|ヽ`=- .... __ ィ 7~:ハ.ハ|j V.| .|ヽ /ヽj;;;;ヽ;;
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;/:://:///Vi/:::::::::::::::::::::::ト-...ハニニニニニミ .リニニ |///V;;;|;;;;;;;;|、;;;;;|ヽ、_
:::/::::/:ハ;;;;{ |::::::::::::::::::::::|// 7::|、ニニニニニi iニニ /|///.ハハ;;;;;;| ヽ;j
:i|:::|::|::|iヽ`;;}-...__::::::::::|//7リ::::〉ヽニニニニ|iニニ/i ヽ__/::゙〈 ヽj
ii|:::|i|::|::i::゙T‐-;;;ニニ゙‐--'、///::/ /ニニニニ|iニ .|.ハ:::i、:::::::ヽ
.ヘ::|リi::|::::::| |i;;;;|`‐ニ三三/,ノ./ニニニニニニニ |:::|::i|::|ヽ::i、:::V
、 ヽj ヘヘi:::| |i:::|::::::|.|:::::フム"ニニニニニニニニニ {:::j|:| |:| ヘ:|ヘ:::i
ヽ、 ヽヽVヘ',::ヽ:::j/ニニニニニニニニニニニニニ ヽリ .|:| ノ }::|
` ヽ- 〉/ニニニニニニニニニニニニニニニニ ヽ .リ i:|
/ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニヽ、 .iリ
./ニニニニニニニニニ/ニニニニニニニニニニニニニニ\ ノ
./ニニニニニニニニニニ/|ニニ |ニニj;;iニニニニニニニニニニ\
___,...-‐‐"ニニニニニニニニ/ニ/-|jニニiニ /リハiヽニヽニニニニニニニヽ
--‐ァニニニニニニニニ/ニム1::::::/}:ノjイ::/ヽ、;i ヽ、',ニ',ニニニニニニヽ
/ニニニニニニニ/|ニレ'圭.|><....__ /|'ヽ、/:|圭圭 ヽニiニニニニニニ、`ヽ、
"ニニニ /ニニム" レ'圭圭.',::::::/ヽ、:|、/ヽj圭圭圭 Nヽト、ニニヽニニヽ~
7ニニ /.//圭圭圭圭圭圭>< /|::>くリ圭圭圭圭圭 ヽニニ ヾニヽ、
ニニニ/ /"圭圭圭圭圭圭 ヘ::::>-..::|ヽ_ノ|圭圭圭圭圭圭圭ヽ、ニヽ、
iニ/ レ圭圭圭圭圭圭圭圭.',ヽ、 /|< |圭圭圭圭圭圭圭圭圭`‐ヽ
「あはっ! あはははは!」
翼を広げた黒い十字架が引きつった笑顔で嗤っている。
鬱屈したエネルギーが煤色の天体に充満し、刹那的な悪夢の衝動が無責任に渦巻いていた。
「はぁはぁ! 傑作だわ! 信じられない!」
かつて、時を駆けた少女は身体を大きく反らし口元を歪めた。
もちろん嘲笑ではない。苦笑でもない。
ゾクゾクする高揚を得た時に人が見せる、悪魔的な笑みだった。
「キャハ――――」
ワルプルギスの夜は、突如凍りついたかのようにピタリと静止し地上に墜落する。
激突の衝撃で舞い上がる土埃。宙に踊り狂う瓦礫。
河川は逆流し、樹々は砕け、鉄屑は空を滑り――。
キュゥべえはその様子を呆然と見ているのみだ。
「そう。そういうことだったのね」
「君は……今、何をしたんだ!?」
「ほんの少しワルプルギスの夜と呼ばれる概念に干渉したのよ。
この魔女は、もはや二度と起き上がることは無いわ」
ほむらが指を鳴らすと、舞台装置の魔女は即座に白く変色し、砕け散った。
◇宇宙空間
QB「何がおきているんだ……ここはどこなんだ……」
ほむら「ふふふふ……❤」
QB「あのワルプルギスの夜を、触れることなく倒すなんて」
QB「君はあの魔女に何をしたんだ!」
ほむら「何って。私が“まどか”から貰った薬を飲んだだけよ」
QB「く、薬……? 何の話だ……」
ほむら「そういえば、あなたは覚えているはずないものね」
ほむら「教えてあげる。私が2つくらい前の時間軸で何をしでかしたのか――」
QB「前の時間軸……?」
ほむら「私は薬が大嫌い。克服するのに一ヶ月必要だった」
ほむら「みんな悪ふざけ半分で私の服薬アドヒアランス向上を試みてくれた」
ほむら「そういう下らない小ネタスレだったのよ」
ほむら「正味数時間で出来たゼロアイデアの雑ストーリーだったわ」
ほむら「最後にまどかから貰った薬が、こんなに優れたものだったとは思いもしなかったけど」
QB「それじゃあ……、これは薬の効果だと……」
QB「君はそう言うのかい!?」
ほむら「ええ。マギカルテットSをはじめとする薬物群の効能でしょうね」
ほむら「――それ以外にどう説明するのかしら」
QB「暁美ほむら。君は薬を使って何に干渉し、どこまで改竄してしまったんだ……」
ほむら「この想いは私だけのもの」
ほむら「誰にも理解できるはず無いわ。インキュベーターぁ?」
ほむら「ふふふ、強いて答えるとすれば――」
ほむら「これこそが人間の妄想の極み――」
ほむら「原作愛よ――」
QB「原作……愛?」
QB「君は……かつて暁美ほむらだった君は……」
QB「何に成り果ててしまったんだ!」
ほむら「……」
QB「薬などという突然出てきた他スレの設定で物語を終わらせるなんて……」
QB「“原作”でも“外伝”でもなく、一体どこに行き着こうとしているんだ!!」
ほむら「ふふふ……」
ほむら「そうね……。確かに今の私は“公式”ですらない」
ほむら「“一次”を愚弄し、“二次”さえ蝕んでしまったんだもの」
ほむら「そんな真似ができる存在は――」
ほむら「もう、“三次創作”とでも呼ぶしかないんじゃないかしら?」
QB「さ、三次創作……!?」
QB「これではっきりわかった」
QB「スレッドを超えた設定オチは、夢オチや爆発オチよりも危険すぎる」
QB「こんな途方も無い結末は、僕たちでは制御しきれない」
ほむら「最初から制御する気、あったのかしらぁ?」
QB「…………」
◇
ほむら「……」
キュゥべえ「……」
キュゥべえ「これで暁美ほむらは、始まりも、終わりもなくなった」
キュゥべえ「“公式”に生きた証も、その“設定”も、既に原型を留めていない」
キュゥべえ「君という存在は、“二次創作”の一つ上の領域にシフトして」
キュゥべえ「ただのキャラ崩壊に成り果ててしまった」
ほむら「三次創作よ」
キュゥべえ「もう誰も君を同定できない」
キュゥべえ「君はⓒMagica Quartetの一員では……無くなった」
ほむら「……好きに言ってればいいわ」
悪魔と化した暁美ほむらは盾を回す。
ほむら(晴ちゃん。小紅さん。優ちゃん。すばるちゅわん。あと、その他大勢)
ほむら(あなた達のカタキは取った)
ほむら(私は――)
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<etml>
<head>
◇ Self-Reference ENGINE
Nemo ex machina。機械仕掛けの無。あるいは自己消失オートマトン。
全ての物語を終わらせる、あらかじめ設計されなかった、もとより存在しない存在。
完全に、機械的に、決定論的に作動している、完全に存在していない非存在の存在。
未来永劫存在しない構造物。それこそが自己参照機関、Self-Reference ENGINE。
キュゥべえ「 」
キュゥべえ「 」
キュゥべえ「 静 か だ 」
....
キュゥべえ「誰も居ないのかな」
フェルディナン「呼びましたか。誰か、です」
キュゥべえ「ひぃ!」
フェルディナン「誰か居ないのかとお尋ねでしたので」
キュゥべえ「な、何者だ。いったい何をしているんだ!」
フェルディナン「可笑しなことをおっしゃる」
フェルディナン「好くあることですよ。エタったことに慣れていなかったり――」
リュートナー「何百年もエタったことに気づかない人だっているのよ」
「「「「「「♪世界は破滅へと向かっていくぅ♪」」」」」」
「「「「「「♪エターナルなんて取るに足らないことでしょう♪」」」」」」
貴族(男)「ここは“何処”でもあるし“何処”でもない」
貴族(女)「悲しみの無い世界なのよ」
ミァハ「この物語は、遠い昔に死んでしまったの」
ミァハ「でもね。文字はちゃんと残ってくれるよ。ずっと、永遠に」
(亡き王女のためのパヴァーヌと共に、インキュベーターを除く全てのキャラクターが消え去る。)
(白い幕が下りる。小さなシルエットがふたつ内側に現れる。)
(ナイトポーターたちの手によって再び幕が開かれる。)
ポー「全て、この子達の言うとおり」
ポー「この世界は死。全ては死。死は秩序――」
ポー「 ―― 秩 序 こ そ 死 」
キュゥべえ「 君は ?」
ポー「私は惑星リンボ。私は好奇心。ナイトポーター達は理性」
ポー「そして、自己参照機関 Self-Reference ENGINE によって全てが消える」
ポー「あなたも、私も――」
ポー「全てがそよ風になるの」
<music:name=K.427:id=TGCUPyrk4Eg>
<Kyrie>
<Gloria>
<Credo>
<Sanctus>
<Benedictus>
<AGNUS DEI>
</music>
ポー「 さ よ う な ら 」
◇ Self-Reference ENGINE
キュゥべえ「……」
キュゥべえ「彼女も行ってしまったか」
キュゥべえ「さて、この世界とはお別れだね。終焉が近い……」
キュゥべえ「全ての登場人物がエタってしまったんだ。僕もそろそろ潮時……」
ほむら『“一次”を愚弄し、“二次”さえ蝕んでしまったんだもの』
ほむら『そんな真似ができる存在は、もう、“三次創作”とでも呼ぶしかないんじゃないかしら?』
キュゥべえ「なるほど」
キュゥべえ「お薬のSSから来た暁美ほむら……」
キュゥべえ「君もまた――クロスだったんだね」
</body>
</etml>
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.. .. .,,.. ..;:..
.. :;; :;
.. ..:
◇教室
「どこの学校に通ってたの」
「東京の、ミッション系の学校よ」
「……」
「部活やってた?」
「別に、やってなかったわ」
「髪綺麗だね」
「そうでもない」
「シャンプーは何使ってるの?」
「市販のものよ。拘ってないわ」
ほむら(私は――何度でも繰り返す)
ほむら(二次でも、三次でも、クロスであっても)
ぎゃあ!
>>350ミスです
◇教室
「どこの学校に通ってたの」
「東京の、ミッション系の学校よ」
「……」
「部活やってた?」
「別に、やってなかったわ」
「髪綺麗だね」
「そうでもない」
「シャンプーは何使ってるの?」
「市販のものよ。拘ってないわ」
ほむら(私は――何度でも繰り返す)
ほむら(二次でも、三次でも――)
ほむら(たとえ、クロスであっても)
まどか「ごめんね、休み時間はお薬を――」
ほむら「……」
クラスメイトE「あ、鹿目さん。保健係だもんね」
まどか「うん」
ほむら「……」
まどか「あ、暁美さん……私ね……」
ほむら「ほむらでいいわ」
まどか「そーゆーわけで。ほむらちゃん、保健室でお薬飲む時間だよ」
まどか「場所案内してあげる。一緒にいこう?」ニコッ
ほむら(まどかの笑顔を守るためなら――)
ほむら「ええ」
ほむら(私は何にだって成り果ててやる――)
ほむら「よろしくお願いするわ」
【生存:撃退失敗ルート】
END
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
めでたしめでたし!!
以上を持ちまして【生存:撃退失敗ルート】の完結でございます。
安価コンマのご協力ありがとうございました。
参照
まどか「ほむらちゃんにお薬を飲ませたい」ほむら「や、やめて・・・」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1403189732
つきましては伏線回収も兼ねたもうひとつのルートにお付き合い戴ければと思います。
5つ用意したENDの中で一番長いもの(1024行)になります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>>324からの分岐と言う形で以下雑おまけ
■
【生存:撃退成功ルート/B】
ほむら「はぁはぁ……。コンマと安価の力で何とかやっつけたわ」
ほむら(とりあえず射撃系選んでの脳筋プレイが功を奏したのね……)
ほむら(仮に死んでいたら、何もかも、そのままエターナル化不可避だったわ)
QB「62レスぶりだね。暁美ほむら」
ほむら「キュゥべえ……」
QB「素晴らしいものを見せてくれた。魔法少女は危機に直面すると無限の力を発揮する」
ほむら「馬鹿にしているの?」
QB「まさか! 君は能力を遥かに超えた相手にここまで戦え――」
ワルプルギスの夜「ボ」
QB「!!」
ほむら「!!!」
ワルプルギスの夜「アハハハハハッアハハハハハハハッアハハッゲホッゲホッ」グルン
ほむら「嘘! ひっくり返った!?」
QB「まだ生きていたのかい!」
ほむら「なにこれ! なによこれ!!」
QB「げに恐ろしい魔力係数だ。立っている事もままならないよ」
ほむら「何が起きているの!?」
QB「彼女は……本気だ……!」
ほむら「に、逃げるわよ!」
QB「どこに!?」
ほむら「どこでもいいわ!」
ほむらは走りながら、阿笠博士のスイッチを連打する。
ほむら「くそっ。反応しないわ」
QB「そんなゴミは捨てて、風見野まで走るんだ!」
ほむら「動いて! 動いてよ!」ポチポチポチ
QB「こんなときになにをしてるんだ!」
ほむら「このスイッチで美樹さやかのとこまで移動し」ポチポチポチ
ほむら「」ヒュン
QB「あ、消えた」
ワルプルギスの夜「アハハハハハハハハハ?アハハッ」ジロリ
QB「え」
ワルプルギスの夜「……アハッ」
QB「……ちょ」
◇聖グロリアーナ女学院
ダージリン「こんな格言もあるのよ」ニコニコ
ほむら「ほむぅ!?」ヒュン
さやか「熱っ!」パリン
ほむら「ああ! 美樹さやか! 美樹さやかだわ! エタってなかった!」
さやか「なんでアンタがここに来るのさ!」
アールグレイ「今、布巾をお持ちしますわ」
ダージリン「貴女が美樹さんの話していた子?」
オレンジペコ「また不可思議なお客さんですかね」
ほむら「実は――」
さやか「なるほど。クロスさんがねえ」
ほむら「幸い貴女方はまだ生き残っている。お願いだから手を貸してほしい」
オレンジペコ「どうします?」
ダージリン「我が校に未完の二文字はありませんわ」
オレンジペコ「良かったですね! 暁美さん!」
アッサム「チャレンジャー2の用意を急がせましょう」
ほむら「ありがとう! さあさやか、残りの子達と合流するわよ」
さやか「でもここ海の上だよ!? どうすんのさ?」
ダージリン「では、大急ぎの美樹さんにこれを」
さやか「阿笠博士のスイッチかな?」
ほむら「違うわね。これは……『うわぁーい。東京まで飛んじゃうよスイッチ、へいへいへい』よ」
オレンジペコ「我が校に伝わる、七々々コレクションと呼ばれる秘宝の一つらしいです」
ダージリン「お礼は必要ありません。共に頑張りましょう」
オレンジペコ「では整備のお手伝いに向かうので後ほど……」
ほむら「この恩は忘れないわ!」
さやか「ほむらー。あんた何で魔女と戦ってくれるの? てっきりループすると思ってたよ」
ほむら「正義と経験値のために私は戦い抜くと決めたの」
アッサム「今の暁美さん……熱いわ!」
アールグレイ「今にも燃え上がりそうね」
さやか「まるでティーバッグみたいだよ!」
ほむら「はあ?」
◇本能寺学園
蒲郡「皐月様、構内にいた不審者を捕らえました」
ほむら(どうしてこうなった)
さやか「あんた達横暴だよ! それでも生徒会か!」
皐月「判断はお前に任せている。好きに処分しろ」
蒲郡「はっ! しかしこの者たちが言うには北関東の……」
杏子「おい蒲郡。そいつらはアタシの大事な客人だ。縄を解いてやれ」
蒲郡「し、失礼しました!」
杏子「いいよー別に。皐月様には一宿十二飯の恩義があるからなー」
杏子「――で、見滝原は原形残ってるのかい」
ほむら「実は……」カクカクシカジカ
杏子「なんだって? クロスが消えたあ?」
さやか「杏子、一緒に手伝ってよ」
ほむら「で、出来れば貴方達クロスの協力も……」
蛇崩「イヤよ。あたし達には関係ないしぃ」
杏子「アタシからも頼む! とんでもない魔女なんだ!」
皐月「ふん。佐倉がうろたえるとは、相当の強敵と見た」
猿投山「皐月様のお手を煩わせるまでもありません」
猿投山「オレが代表で行きましょう」
皐月「……」
犬牟田「皐月様、決戦に備えてここは猿投山の言う通りに」
皐月「いいや。全員で行くぞ」
皐月「今ここに、第四次襲学旅行の開始を宣言する! 総員、準備せよ!」
揃「お弁当と飲み物の用意はお任せを」
杏子「おっしゃあ!」
◇
さやか「後はまどかを回収すればいいんだね?」
ほむら「電車は運転見合わせ。道路は封鎖。どうしましょうか」
杏子「見滝原に戻ることもままならない。困ったわ」
宝多金男「なんやー。しけた顔して遠足かー?」
さやか「うわ、新キャラ?」
杏子「全部金歯かよ」
ほむら「眩しい!」
宝多「わかったで。あんた方、西地区に用があるんやな?」
杏子「察し良すぎるだろ」
ほむら「ご都合の極みよね」
宝多「あーれ↑れー↓こんなところにウド川まで飛ぶスイッチがー。持ってきー」
さやか「!?」
ほむら「すごい! すごいテンポの速さだわ!」
宝多「かまへん。かまへん。在庫は仰山ある」
さやか「連打だ連打ー」ポチポチポチポチ
ほむら「」ヒュン
さやか「」ヒュン
杏子「」ヒュン
宝多「頑張りや、杏子の旦那……」
◇
まどか「ズヴィズダーの光をあまねく世界に!」
ドヴァー「こう、もう少し右手をくいっと」
まどか「我らがズヴィズダーの光をあまねく世界に!」
ドヴァー「あ、いい感じだよ!」
杏子「何してんの?」
まどか「私はまどかではない! 寝る子は育つバギーニャ様だ!」
さやか「……」
まどか「あれさやかちゃん。どうしたの?」
ほむら(残念まどかわいい)
さやか「まどかー。実はかくかく……」
まどか「えー!? そんなあ!」
杏子「んじゃアンタ達、まどかを借りていくぜ」
プラーミャ「あ゙あ゙ん? テメェ人に物を頼む態度じゃねえな」
ヴィニエイラ「良いではないか! このままどさくさに紛れて見滝原を征服だ!」
ヴィニエイラ「皆のもの応援に行くぞー!」
ヤス「ヴィニエイラ様。ここから正味一時間はかかりやすよ」
ヤス「いったいどうするおつもりなんです?」
クルクル「くるー……?」
ウーム「そんなこともあろうかと見滝原に行くスイッチを作っとってのぅ」
まどか「やったぁ」
クルクル「くるー♪」
さやか「またスイッチネタ?」ポチポチポチ
ほむら「流石に食傷気味……」ポチポチポチ
杏子「連打連打!」ヒュン
ウーム「名前はずびんちゃんびずんばん、ゆうてとーても危険なUD……」
ウーム「……」
ウーム「……置いてかれた」
ミイ「ウド饅頭うめえ」
◇見滝原
QB「お帰り」
杏子「うっし間に合ったな」
QB「全然間に合ってないよ」
さやか「ワルプルギスの夜は?」
QB「迂回してまたこっちに近づいてきてるよ」
まどか「みんな……頑張ってね!」
チサト「おおお! 伝説の魔女に会えるのね!」
カナミ「うう……緊張してきた」
ほむら「ところで、この人達は?」
QB「ワルプルギスの夜と戦ってくれる魔法少女達だ」
QB「少し時間がある。この場に集まってくれた勇敢な仲間達を紹介しよう」
かずみ「チャオ! 戦いたがりの皆さん! 昴かずみだよ!」
まどか「マミさんと一緒にいた人だ!」
マミ「HAHAHA! ゴキゲンいかが?」
杏子「誰だてめえ。キャラ崩壊ってレベルじゃねーぞ」ジャキ
るう子「まっ、待ってください。実は……」
ルリグ「佐倉さん元気にしてたかしら」
さやか「マミさんがカードに!?」
マミ「そういうことさ。るう子とティロは見学だヨ」
ルリグ「こんな姿でごめんなさいね……」
QB「マミのカード化はクロスの副作用らしいね。仕方ないよ、貴い犠牲だった」
ゆま「キョーコ久しぶり!」
杏子「おまえも来ちゃったのかよ……」
ほむら「まあまあ集まったわね。感謝のあまり思わず前かがみよ」
マミ「ノン。戦力はまだまだいるんだ」
杏子「何……だと!?」
ハルカ「アテンショーン!」
マミ「イかれた仲間を紹介するぜ!」
海香「外伝から来たあすなろ組よ」
カオル「同じくプレイアデス聖団の牧カオルだ」
かずみ「魔法少女かずみ☆マギカは絶賛発売中だよ」
沙々「くふふふっ! 別編からわざわざ来てあげましたよ!!」
スズネ「私はきらマギ。きらマギ連載組、天乃鈴音」
アリサ「へえ切り裂きさんがいるんだぁ」
マツリ「マツリもいますよ!」
ゆりか「愛と勇気のプリンセス☆魔法少女レインボーゆりかですっ」
リズ「アレを倒せばいいのね」
タルト「き、緊張します。私達は勝てるでしょうか」
椎名レミ「何があっても負けるわけにはいかないの」
神名あすみ「知名度抜群。安価生まれのオリキャラ組だよ」
茜すみれ「し、死にたくない……」
あやせ「よりどりみどりのソウルジェム。この状況……スキよ」
ユウリ様「おぉぉぉぉぉ! 佐倉杏子! 佐倉杏子がいる! 会いたかったよ!」
藍華真希「覚悟しなさい! ワルプルギスの夜!」
小巻「粉々にしてやるわ!」
安藤すずか「札束攻撃やで」
ユウリ「ここまで来たんだ。負けるわけにはいかないな」
サキ「私の本気を試すときが来たようだ」
コルボー「なんだァ? ヨリドリミドリじゃないかァ」
カガリ「あはっ! みんなまとめて壊してあげる♪」
さやか「自己紹介終わんないね」
ほむら「心強いわ! 負けるヴィジョンが全く想像できない!」
杏子「なあ。ヤバいのが何人か混じってるんだが」
ショウさん「モブってのはさあ、使い捨てじゃあないんだよね」
ホストB「いや~俺も見習わないと」
立花「魔女の料理は俺に任せろ……」
スライス秋山「キッチンの守護神、スライス秋山が相手になろう!」
OL「ビルから落ちても死なないわ!」
千歳眞子「根性焼きよ」
詢子「毟るか」
工場長「洗剤を混ぜて死ね……」ドボドボドボ
石島美佐子「太極梅花螳螂拳」
コウちゃん「ギーゼラで来た」
タツヤ「ル・ラーダ・フォルオル」
志田京香「肌が泣いているわ」
ユウカ「もう変なことは言わないよっ」
恭介「後衛は僕に任せてくれ」スチャ
佐倉モモ「エビフライにしてあげる」
中沢「盛り付けはタルタルソースで」
カトリーヌ「……夢じゃないんだね」ブルブル
魔法少女(妹)「やっぱり駄目だよ姉さん。グリーフシードが勿体無い」
魔法少女(姉)「私達撤退するね……!」
美国久臣九段「お地蔵さんでーす」
美国由良子「妻でーす」
美国公秀「エロオヤジでーす」
杏子「何で美国シリーズが生きてるんだ!?」
美国織莉子「それは……あの世で修行をして戻ってきたからよ」
さやか「げえっ! 美国織莉子!」
織莉子「お父様は超速の使い手。戦力になります」
織莉子「伯父様はキリカの飛び蹴りでも死にません。しぶといです」
QB「やあ、『クロス』の美国織莉子。元気にしてたかな」
ほむら「あなたは自らそのソウルジェムを握り潰したはず!」
織莉子「私がクロスだというのなら、それは無限の力を振りかざす存在……」
ほむQ「?」
織莉子「世界観を屠る力――これを救済として使えばいいのですよ」
さやか「受け入れたんだね。クロスの運命!」
織莉子「因果を超えて理不尽を成し遂げましょう。是非ご協力を!」
キリカ「織莉子ぉぉぉぉぉ! 会いたかったよー!」
織莉子「あぁ! キリカ! キリカだわ!」
キリカ「織莉子ぉぉぉぉぉ!」
織莉子「キリカぁぁぁぁぁ!」
浅海美幸「お熱いわね」
エリザ「ここが戦場だってこと忘れてません?」
行方晶「オッスオース」
間宮えりか「か、帰りたいよぉ」
先生「シュークリームを皿に出さないような女性は許さない!」
和子「洗うのに手間が掛かるんですっ!」
巴マミ(女王)「マッドティーパーティを始めましょう」
小糸「なんなのですか……これは」
ヒナタカエデ「レイトウコからの……お手伝いだよ……」
小木おぎか「うーまうーまだいみのきき」
ミヌゥ「お手並み拝見ですわ」
ラピヌ「ウヒヒヒ♪ 全員揃ったようだね!」
QB「もうお腹いっぱいだよ」
???「ふっふっふ。新編にこの人あり。よもや忘れたとは言わせませんよ」
ほむら「だ、誰!?」
???「ほむら。設定やクロスには様々な種類がある」
???「あなたが撒き散らした序盤の伏線は今、回収されるのですよ」
みらい「設定? 種類?」
里美「あ! あの子は!」
ニコ「ンー、お子様だね。誰だい?」
なぎさ「ずばり、後付け設定の新キャラ組なのです」
なぎさ「百江なぎさの勇姿、とくとご覧あれ……なのです!」
たむら「す、凄まじい! これが公式のオーラだと言うの!?」ガクガク
学年三位「人気声優が担当してるからって偉ぶるの小学生みたいよ」
QB園長「後付なんてものじゃない! これは、設定拡張組!」
ジュゥべえ「彼女はモブ魔女から準主人公クラスのキーキャラに生まれ変わったんだぜ!」
佐倉神父「ぐぬぬ」
ひよこ組のミツル君「ぐぬぬ」
クレア「ぐぬぬ」
こまち「私も公式なのに」
ひより「格が違いすぎる……」
仁美「十分な人数が揃いましたね」
エリーゼ「いいえ。相手は正位置のワルプルギスの夜。まだまだ心許無いわ」
ルカ「おわかりでしょう? 更なる増援が必要なのですよ」
巴マミ(31)「でもどうやって……」
ボードリクール「新スレが立てばもっと戦力が増えるのでは?」
メリッサ「ナイスなアイデアよ!」
ほむら「早速安価よ。↓テキトーにクロスさせたい作品名を10ほど募集するわ↓」
ほむら「よーく考えて書くのよ」
ここまで
はい、これがやりたかっただけです
後々未登場公式キャラが数人(ツバキほむ姉チサトパパetc)出てきますが
キャラ漏れや気づいた点があれば指摘して下さい
安価の件ですが規定数集まらなくても更新しますのでご安心を
たると出てるよ?
ドラクエ6
◇SS速報VIP
ほむら「とか言ったけど、どうせ過疎スレだし集まるわけ無いわよね」
ほむら「え?」チラリ
ほむら「何この新スレの数々は」
ほむら「RXカガクチョップDMCFSSデモベ……」
ほむら「……?」
ほむら「ありがたいけどぶっちゃけ半沢直樹しか知らないわ」
ほむら「……」コホン
ほむら「丸太ちきしょう! 丸太!」
ほむら「よしっ。彼岸島はクリアね」
ニッチ「何をしている。早くこっちに来い」グイ
ほむら「あぁ、まだ終わってないのにぃ!」
◇見滝原だった所
南宮那月「やっと来たか。待ち侘びたぞ」
高宮なすの「ほむら遅いのです!」
ほむら「そちらの首尾はどう?」
マリバロン「クロス勢、皆全て順調にございます」
織莉子「厳しい戦いになるわ。共に戦い抜きましょう」
ニナ・ヴィエント「総力を持って向かい入れます。私はもう何も失いたくないのです」
シグナル「適切なる措置で滅ぼして見せます。ご期待ください」
安藤すずか「負ける気せぇへん地元やし」
スズネ「こんな悲しい連鎖は……私が終わらせる……」
魚心君「負けたくないっす」
かずみ「来るよ……!」
ユキ「……」ゾクッ
ワルプルギスの夜「キャハハハハハ」
グレイス・チャペル「どうしてこんなところに魔力障壁があるんですの?」
いいんちょ「始まっちゃったね。“夜”が」
モエル「これが、創造領域の――バース・オブ・ナイト」
ゴーシュ・スエード「とてもひどい災害ですね」
ソーニャ・マルメーラ「まあ! 聖なる夜ね。お祝いをしましょ」
アーカード「お前は何だ? 人か? 走狗か? 化物か?」
カリグラ「カリグラ……アンチクロスのカリグラ、ダ」
もなか「力合わせて頑張るっぺ」
流川楓「何人たりとも俺の眠りを妨げるヤツは許さん」
邪神かがみ「なんぴとたりともわたしの眠りを妨げるものはゆるさないのです」
赤夜萌香「我が眠りを妨げし者は許さん」
イオナ「魂が求めるバトルを――」
ダージリン「どうしてMk.VIにしちゃったのかしら……」
覇道瑠璃「社会的に抹殺して見せます。確実に」
エレーナ・クニャジコーワ「私より遥かに強いだろうな……悲しいが」
ウェスパシアヌス「落ち着け。 確かに恐るべき戦闘能力だが、所詮クロスの敵ではない」
ユヅキ「ワルプルギス? 強いよね」
繭「でも繭負けないよ」
ヤチマ「過ちは繰り返しません。第二の《トカゲ座》から肉体人を積極的に守ります」
ヴィニエイラ「あれじゃ! あの物体をピーするのだ!」
ロボ子「喫煙者は消去します」
←この辺にスズ
バージル「俺が世界を守る」
クリスティン・V「過ちを償えるなら、私……魔法少女に……」
四魔れんげ「遠慮なく魂を回収させてもらおう」
幾瀬依「私だけ浮いてるよぉっ!」
オティヌス「ちまちま戦うなんて面倒臭せえな」
アウグストゥス「わーっははは! アンチクロスを敵に回すなぞ愚かしさも極まったなぁ!」
アンチョビ「お前たち! マカロニ作戦だあー!」
ペパロニ「地獄の果てまで進めー!!」
カルパッチョ「各車マカロニを展開してください」
早瀬浩一「ナイスな展開だよ、世界を救い人類を守る。悪くないじゃないか」
ビクトリーム「ブルァアア! ブルァアア!」
篝「魔法の第三惑精クリーミィ☆かがりんでーっす」
ティトゥス「我が名はティトゥス。アンチクロスの末席に名を連ねるものなり」
台場カノン 「あれ? 今日の討伐対象って何でしたっけ?」
からあげ☆レモン氏「婦女子が男の戦場にwww首を突っ込むのはwwwいかがなものかと(爆)」
セイレイ・コーラス「水虫! 色黒!」
アルル・フォルティシモ「お漏らし女王!」
竹田ヒバリ「みなさんとともに戦えることを誇りに思います!」
有栖百合花「私はこの手を絶対に離さない」
遠野紗夜「困りました。私の求め続けた答えが……」
クラウディウス「てめえは一片も残さねぇくらい、切り刻んでやるッ!」
渡瀬青葉「繰り返しはもう終わりだ」
法堂アンナ「そうだ、CUTEにいこう!」
ガラハッド「僕たちに完全勝利を!」
オッツダルヴァ「貴様らには水底が似合いだ」
シャア「行け、ほむほむ! 忌わしき記憶と共に!」
メイユ・スカ「アケミ、『汚名挽回』だ! 前へ出よ!」
シャーロット「約束、帰ってくること!」
アリエル・アルバス「絶対に生き残るのよ!」
マース・ヒューズ「ここで死ぬわけにはいかねえんだよ」
グレイス王「地の底深くに潜む悪魔の魂よ。今ここに供え物を捧ぐ」
グレイス王「伝説の魔法陣によりて我々の前に現れその力を示すべし」
カクリコン・カクーラー「ア、アメリア……」
マーグ「お前を倒し、見滝原に平和を取り戻して見せる」
明神タケル「で、でかい……!」
ロゼ「マーズ、死なないで! 愛しているわ」
巴武蔵「このゲッター線で滅びてしまえ~」
ビゾン・ジェラフィル「ヒナァァァァァァ! コネクティブ・ヒナァァァァァァァ!」
ダンテ「R-rated from here!」
榛名「はい、榛名は大丈夫です!」
ティアミリス「大丈夫じゃ! これほどの軍勢、敗北はありえぬ」
ほむら「みんな私に続きなさい!」
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:/::::::::|::::|:::::::::::::::::| __ .::::::::::'::::::::::: : : | ∧ }ー==ミ ヾニニア / /: い l/┌'h| ハ∨: :/ l: |
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----- lイ / , , ヽヽ \_ヽ 彡'ヽ__.l { l_ .\. ,r=fテチヽ\ /::/::::j::::}::::::l::::::::>-イ /:::::/:::/:::::::い::::::::::l
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/: : : : : : : : : : : : : : : :// | ! ヽ、 ヘ_,..- l \、l> ',i >,//>、乂ツ , xxx .l{/ /:::/::::::/:/::j(ヽへ///:::::::/f^ メ rソ ヽ::::l
.../: : : : : : : : : :.: : : : : : i:i/イ ト l、l、 l-''´--x、 |、 , -―''´./ノノ } xx .′ __ ,'/::/::::ノ//::::〔-ζ《ノ //:::/:::/( メ(⌒ } 乂
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|:i:i:i:i:i:トv: :ト ..,,i:i:i:i:i:i:i:i:in:i:i/ 、ヽ{ l:ハ!  ̄ `¨´ ../,ィ' ノ.| -=ニ=y / > 、_,.イ /:/{ // ノ/ `⌒冖l/::/::/⌒乂\ l / /
|:i:i:i:i:i:|.,_Ⅵ\_,.>--flj トh/ / \!`¨ ' .{ / ,/. .j f/,,イ ̄ ̄`ー{ ̄> l .//{:{⌒ // / j:::;:::/ 廴ヽl ,,x
八:i:i:i:ハ莎\ ィf歹ノji} } l l! イ ト、 ‐ - ,シ / _,ィ' //ノ || ',\ ー-/,,x< //廴_{ {:::j/ 弋癶-く/ _r
}八ト:i\ j\ / /、!ヽ、 \` 、 _ イ―.,/,イ/ // ll i .ヽ.,,x< // / 弋_ -―--l::{__ /::::::::゙、 {(
リヽ ___,,/ イリヽ `ヽ リ` ///:.:.:.:.:.:. / .| /-<′ .ll ,,x< >{{ l::::l l:jj 人l  ̄/ミ、/::ト::::::::゙、 ヽ
____ > __/ / }, -=ニニニ(_)∨/ イ ( _). { l| /ニミ } ー-、ヾ ,,x< >''i|ヽ l::::l ∥ \ /></ l:::::!ヽ::::::゙、
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iノ..........l{/゚ . |/__{.〈 i゙i |:i // . ̄) _>、 / / / ..:::::::::::.. 「く /`ーr、_ __ j く へ `ー寸⌒~ /
:i:i:{:i:i:i:i:.... ̄ {. } ぃi..ヘ ゙i:!、 i:! // ,ゝ ./`く/ \::廴 / ∥ /.. ..:::::::::::::::: / └气(〈r、j 〈冗} r〉{r几シ r彡 Y
i:i:i}:i:i:i:i:i:i::.... l. ノ }:}乂.\ \゙i!;;,ヘ_,;;<. // ∧.:.:ヽ::::\_ ∥ / `ー -- _< ノ \  ̄  ̄ / >‐__乂
_ -=ニ二⌒¨¨: :ヽー-=ミ , イ⌒ <;';';';';';';';';';';';';';';'ヽ;';';';';';';';';';';';|';'リ;';';';';. -- '
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., -=:/: : : /: : : : : : : : :ヽ: : ⌒ヽ Y´ / ヽ `ヾツ/⌒>、 ` <//> 、` <_;';';';';';';';ヽ';';';';';';'|
: :/: : : //: :/ : : : / : :ハ : : : : '.// / ハ ,イi| ハ 、 i ` { / ,イ > 、 ` <//>、. \;';';';';';';'/ / /  ̄ | |\ヽ\
/: : : /: ://: : : //: 八 : j彡ヘ: :}.' イ / j / |ハ リ )}ヾ:、 } /⌒ > 、` <//>、\;';_/\__/ / / / | | ヽ} ',\
. : :/ : : /: : :/: :///: : : j:|^㍉i:小 !l / / イ !|ヘ /八/,.. // .! ヽ ヽ、> 、` <//) ´∧\/ / // / :|/ i
. :7/:`:ー=≠ニ :イ: : : :}: :/リ ミi :i | | /_人_ハ_ミ、ヽ 乂_/バi . / | .i i |、.\ ハ_ .}__\ >、 `´.....|i ∨ //l/li /| l | ',
/イ: : 厶イ>/、/| / : ム斗匕 |i :i | イ/ ハ {`ヽ ヾ\ リ厂リ { | ハ |__\\. }_リェ-z Y \.../|i ∨/ // /、|/ :|| ||| | ',
./i:i: :. :ノイ灯斥ミ乂/ ィ斥トミ. リ:/|:|. ハァ≠弍ミ、 ヽ人乂=≠ ヽ乂 .〉 {┬、 `Y 乂i;jリ゙| i i. 从 l | ,l/x≠ミ,\|∧ ∧|∧ | l|
.乂从: :i八弋)ソ ∨ Vソノ/八 :′ |jバ代._!.ノ ` (! 〈{くr}>j.\/ .ハ乂! リイ .! ハ. V/|| / Vzソヾ | ', ム=ミ, ∨ ||
.:/{ ヽ| 、、 ,:: 、、 イ)//..ヽ ハ ヘ´ ̄` `辷彡くイ,/ } ノ , ′! / | ! }....Ⅵ | i| |/ヒン 》/ Ⅳ
.'|:人ヽ〉 厶イ....jイヾ、ヾハ j:. j从. / / ∧ヽ / ,./ ̄ ̄ ̄\.八|从 ′ /} // ′
.:|: : /ーヘ -‐_-. / イ /!| 1 ヽ \__ __ / ./ / ヽ ‐‐ /. //::::::::::::::::::::::::::::ヽ⊥込,,_ マ'' .,_ ,イ/ //|/
.リ: : / : : i: : ト、 イ{ 八 ' i| i| i \乂 ` / / ./{ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::::::::::::::/ ̄::ヽ___:::::ヽ `‐‐´ '∨/'∧
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. j/∨ 丶、 ∧ {: |./ } !| i| い. . \ \ {.:.!|_,'__/_.. -\:::::::::::::::::::/// :::::::八_/::::::::::::: |:::::::::::|:::::::iニコ ∧ ∨ /
.._/ / \ ーyト〈人厂⌒ト、| i|!人ヾ\ ヽ ヽ. ,' i / ,-==テ´V `¨''7'¨´ //:::::::::::::: }:::::::::::::: |::::::::::::|:::::::| \__ ∧ ∨ /
.._,..< 丶. /o八__〉ー, |-ト、 ヾ:、ヾ、 ヽ } ハ..i /! {〃/∠イY |';';';'. /::::::::::::::|:´/::::::::::::::: |:::::::::::::|:::::::|‐- \`ーミ /∧ ∨
\ \ノ ,ノ / ‘ー、-|∧..ノ: :`ー-≧ ノ.... |' .乂 .∠彡三彡乂_,ノ;';';../::::::::::::::::::八:::::::::::::::/:::::::: /:::/Vl \l ヽ \ 、
. \/ヽ \/ / ´ヽ| ) ー―-、: :ヽ/ 乂 | / / ./;';';〃';';';';. /:::::::::::::::::::;.';';`ー-<::_,::: <:_/ Ⅵ ヾミ_. . .\ \
. \ニ∨ i{ 〈 ハ. ヽイ i/.乂 //(;';';';'〃;';';';'/. {::::::::::::::::::/.;';';';';';';';'....\_/ } Ⅵ 、, \.. .∧ ∨
. ` ー\マ│ 八 /∨.: : :\ ..ハ.:ヽ /.. .//, へ ヽ〃';';';' / /';:::::::::::: /;';';';';';';';'∧ ヽ ,′ ノ:`:::..、 \ \ ∧ ∨
. ∨/ ノ /フ 〉.: : : : :ヽ ノ.:./ /\ <(::: 〃Y;';';'/ /;.|乂__:/';';';';';';';';';';'∧ ハ i /::::::::::::::\ ` }ヽ| |
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ハY圭圭r=ニニ≧圭圭圭圭圭}、 / { /: l: |: : : : : : : : ; :l .゙ | .j イ /T゙,.イ ヽー≧
. 7ニ7⌒゙l \゙TTl⌒Y=‐゙゙7∧ / , ハ /イ;ハ从ト;ハ: ハ:.:/:八 ィ廴_{ ゙~´ i 斥、_′ .イ ハ.l^  ̄  ̄~ \
゙゙"゙ ゙、 ゞべ,rヶL=、,゙ ,.ヘ_ 」 | }ル1ハリyノレ;/://:/: ムム ノ ヘト i !|廼イ z! =.{j′ 々
/ , λ {L__(::::::::)_ノ/ l }i|、____ ゙、___ ____/ヽ~个へー 、 ,.ム-一ヤ / i | ,夜 .j {_. ヽ
// /|/_|_| フヾ=ィ゙ヽ_..ノl|` 气:::::::::ヽ \lllllll「「llL, < / ム ハ ー- .,_ ̄ . -―‐ァー ! ト |、 ー- _イ !_ ヽ,
l | ,イ゙T刈∧ ゝイにYTrァ リ ` 、::::\  ̄ ̄ /|{:::::::ヽ r ‐一 ´ ィ゙゙´ ノ∧ |:ヽ 丶,.-‐‐---‐.、 `゙ー-‐゙ i
Y∧ _,!X / ,、| ! ) }|(゙_゙) ,イ ` ー<___ ...:::一::::リ rー- ! .´/ ,.イ /!:、_,,.゙:::::::::::::::..... ヽ ヽ, .!
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/ジ ̄ ̄ ̄//ニ「`≫"´ ,r゙’ 寸ミ圭圭℡゙".:.-=<ハ:.:.:/:::/\::\ ./:::ヘr ‐1 ー=゙_::::::::::::ハ\i(亥ソ -=゙ ィェ,、,!:/./
{l ≫≦三フ,゙イニニノ/彡≦三三{ハ_,..-‐゙゙" ̄.:.:.:.:.`寸ミx、.:\゙゙"::::/ .ヽ:::`゙゙ー1:::::::::::::::: ! ゙゙=´:ァゝy、;;゙;;__ り,゙゙/ノ
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r=ク/{ | λ /:.:/:.:./i.:.:.:.i.:.:.:.:.゙;:.:∠-‐゙゙T./.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ ::::;;;;\、`!ー゙.>へ.__ ナ=|; ´゙´ ,,,゙_‐-、,ト
//、 ハ ゙. ,イ / //:.:.:{:.∧ i:.:.:.:i.:}:.:.:.:}:.:.:i.:./:.:.j.:/.:::::::::::::::::::::::::::::::::::}:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..,:_::::゙:ヽr‐く´:::f^l~/ 〉;\,! ,´:゙: ̄|_ .、,,゙ ‐-、_>
xヾ}_,` ーァ、r─、 { ヽィ-゙ }/:.ifト、 i:ハ:.:iハ:.:.:.!:.:.:}/彡/:.゙.::::::::::::::::::::::::::/.:::// \ :::::::::::::|::::}::::::::::::::::::. ゚7=7ー゙゙マ-l Ⅵ {.::::::::::::::::::::::::: ゙i‐-ッ``
゙゙" ̄ rfく `ヽ、≧ァ≧ーァ 〃{.:.:j 以 { ミxL,,i.:/.:.:/彡/|::::::::/ .::::::::::::::|::::/ヘ _ ::::::::/}::ハ::::::::::::::::::../::::∥,く ヽト、 ゙,| i|;;;;;:::::::::::::::::/
< ̄ ̄二ニ≠=-|!=チl|)_}{ Ⅳ{ 、 弋少/::∠彡イ.:.i|:::::/ .:::::::::::::::::|:::|//////ト、:: ムニニ|:::::::|:::::::: |./r 、/.r‐ヘ Ⅵ Ⅵ゙::::::::::::::::/
,r゙´` ̄´ 7i:i:i:i:i:iべi:i;゙ |l| ,~<(ヽ、r‐、 __ノイ _ノ.:i.:.:.:.|::/ .::::::::::::::::::::Ⅳ゙////// }/ ァ=く|:::::::|::::i|:::|∨-=辷⌒ヽ \ 〉i:::::::_/
___,riT’i:i:i:i:i:iヾヽ ヽ|l}/r、`┐}} }:〉_.....-‐゙゙`ス".:.:.:i.:.:.:ilヘ::::::::::::::::::::::::|/////// ムイi}|:::::/.::::从lヘ_/∠,´`7 {‐ァ─‐z _
──ァ==-i_i_i_i_i_[|≧/<ヽ\! {::》fr゙゙"⌒`゙゙゙ー〉.:.:.:i.:.:.:ii.:\:::::::::::::::::::::|── ´ 込ソノlイ.::::: ゙.::::|: : : :: :/ | | | /| /
/ |i:i:||i:i:i:i:≧===<///∧` i^Yトミx,;,;,;,;,;x癶.:.:.:.i:.:.λ:.:∧....>──┴ァ ト、_ ゙ }::|:::::/.::::::|; ; ; ; ハ {/^Yヽ/ く /
./ ,レ"ヾ´: : : : : \:>、_/_ト、 {ノ j}::::::::::::::;;::=≒.:.゙;:.:i:` / //////// ヾ ニ=‐ /::i|::/.:::::::::|; ; / Ⅳ / ムヘ _〉 |/
--......._ /::∧/::ヽ >ノ:::::::::::/ く//////////个:.. イ777 }ヘ ::::::::| く / ̄f゙ / /
:.:.:.:.:.:__`"゙゙ー---‐/::// /::::〈ミz≦圦::::::リ ∨///////ト、「 ̄ 丁「 ̄ l=///// \ :| ∨ く|i / /
// ̄ ̄ /::/ー/: :{::::::::i圭圭圭i::::::::{{/ /.:.},゙////// ヽ\ ムrヘ //「 //ト、 `! / i| /ヽ |
/:/ /::/ / : : : V:::::{圭圭圭}:::/⌒ヾ /.:/\////| \/.:.:.:.:|\|//|///|/ 77ヽ / }、_ / \ !
i.::i /::/ /: : : : : :Y:::l圭圭少/: : : : : }/i i////\//|\ /\:.:.i| \i|///|/////77/ rく { rく |>、
i:.i /::∠-‐=": 、: : : : /:|::::::|: : : : |: : : : : : /:i.:.:/゙///////\|_ \/ 「:.:.\ \/∨////// / \ ノ ノ マ^7|
{/////////////7777アミメ、.:.:.:.\ \il -=≦{/ r< / ∨i|
ヽ_{//ム===ュ//////////////\ `リ: :!.: : : :. :.,.イ7: : / ∨, }:.:}D{ ト、圭圭圭彡'\\. . { ヘ./ :;;:;/ / ,;::::::/ー-=:;.,. / /
レ´ ヽヽ//////////////V^{: :!: : /: : / }{: : ; }/, }.:| ,|:::.\ }.Ⅶ /ヾへ、 i! ∨ ;;:;/. / ,;:::::::/ヽ、 》 /. /
{ } .}///////////////ヽ; 小`゛: :厶゚グ: : { }/,}.:{ :. \:^゚'\ノⅤ/.:.:.:.:..\.,\ },,./ ::;;;;ヾ/ ..,;::::::::/ヾ / ,,.。/. /
/ハ ○/ /////////////////人i{ : :∠二´: : :.∧ ,仁彡ヘ:.ヽ `¨''ー<_, 从_/´ f~´。∥ ''' ,;::::::::::/ゞ、/'´ ̄,/, /
jヽ、z-‐'_//////////////////'⌒ア⌒.: : : :. :. :.∧ハ ∠ニニ′:\:\ _,x≦≧、´¨ミ、¨`.,_t__y ,;:::::::::::/:::;/'::;;.'' { ∧
ィλ///.l |////-z二二二 ヽ//__,. '゙: : : : : : : : : :∧/.:::》 /}ニニニ{::.: '⌒)\`く三三三}´`' \:^\厂 ,;:::::;;_::::/:;〃::::;; 。。 `ー=・~ i!
| {,、`ヽ__| |/ィ=‐- 、 ァヽV//: : !.: : : : : : : :. :. :.厶::::}∨ /ニニニiV_,//:.r \,. ̄-ニヨ:. ` …t=;;.,_ ,;:::::::〃^ー-ム:;;::;; . }
! {三≧=チ -= _o/,-‐' __.| |/: : ノ : : : : : : : : ,イ-‐‐-ミ' ∧ニ=- `}/¨|:.' }〉^'*。`,_’ …ー-‐‐_,, {色℡ヌヾ,;;;;:{{___,,..二ニ=‐ . ' _,...;j
| |三三ヲ、 ヽ _∧_‐´ }| |/Y : : : : : : : : : ヘ∧ N 〃/ \ ¨)イ|::|_/::{ ノ!´¨¨''ヽ7'´ 、ゞ砒●Ⅶ_;;;∥::::/;:::: ヽ:;::::', 〃⌒ア
ヽ }ニ、 /} ヾ 、 ヽ/`´ `iフノノ/: : : :〃: : : : /\}:::! Nl {{-──- '´.:'|::::::::: {__,/ ´|: /{: . ヾ、ヾ、”“^^ヾ《:::::/;::::: ゝ:;::::... {{ Y´
:ヽ `i三_` __` <) (>{ {//\.: : : :._ ノ∨_j:::j }ヽ}ヽ!/乂::::::::::::::::::(⌒_、|_,xi:::::. }__,ノ〉|: : 。sヾ、.`~¨¨¨´`Y;::::: `ー--=r‐・^゛{
:.:.:\マ ̄マjVマ人ヾ~//.、./ /`弌,´ ̄\{\{/;/ ::::/://::::::::::::::Y ー'人 。s=―..、./ヽ.。<: : : : ヘ ヾ、. {;:::::. ;::::::ノ {
.:.:.:.:.:` `ト' } __| |./ / /|;ヽ/ / | 辷'^i'/ i .:::::/:::::::::::::::::/:::}ハ:::爪:::::. /: : : : /  ̄ ヽ,ィl´::>:  ̄\: : >≦=|!
:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ}ヘ/ //ミノ i\,--、|;, |三三| ,;|,--// | ;|::::::::::払≠メ ー=彡}:::::;'..|: : : : : : :ヽ__ノ: : : : : : : : : ;_;ノ:::ri
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.マ三ア (___) /:::: /l;, `'''''''´,;/ヽ: ヽ 八:::::ヽ{ -=彡 , ''/:::/ > 、: : : : : : _ 入: : _; : ir' ト、: :
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧三ー '\ ヽ!ヽ, :i i;,____,;| ` !;;. ,;||| ヽ::::::\'' 7i{ /: : : /::::::7ゝ: :_:_:_`|r' } `入ノ/
.ヘ:.:.:.:.:.:.:./ニヽ{__ `ー-^-:;;<二|| O ||二> l;;;;イ、∠二_\ト、::ミー ′` ィ:|八 /: : : : ゝ=/ < =`i ̄ ..ィ´: :Y
ヘ:.:.:.:./ γ⌒ヽ { {  ̄ゝ;;; ;|`- -'|;;;;;∠\;;;;;(彡| ,:| \}≧=- N__ /: : : : : :.:./ r´: : :.:\' r=i⌒i|: : : :|
ハ: . :/ /:.:.:.:.:.:.:.:| |,,, >! ヽニニ/||<_,, -── ミ__/: :\ / /}\: : : : :.:./ .. / }\::\丿::_j|: : : :|
-=ニ...:::ii::\. / / ´ ` \ : : : :∨/Y^Y7⌒:: 、/ ./ /:ノ: : :.|レ' |: : : /ラ
>┐,;!Oi;,┌// : : : : 〉7^Y刈 : : : : : :.ヽ ../ /|r ⌒ヽイrーヽ_/ /
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,_ || \.. ‘{-- ', ;/ : : /: : : : : :_:}ソY^7、 __/廴tzzzi ノ\ \ノ |二ノ
<<=|二二二フ-,-- ‘ー=ミ 丶,_/ : : :/: : : : : : `Z=-ァ'^Y´:{  ̄ ̄ ゝ_ノ_,ノ
`~ || ./. \ 、 ヽ_ }]二ニ=ァ‐ ´ ‘ー1: :}
\ / .. ` ─┬ ァ'⌒ア´ : : : : :/ __ _,フ: ;′
{_/: :/ :ト、:ノ} : ;′:爪{: : :〈o/ : :__{
トミ;_:`7^Y^ヽ八// : : : :_; 斗匕{
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::::rヘ:::l::::::l斧℡ j/ l:::j、:::l:::::::゙, ┗━━━━━━━┛,rキ´j´ _{ル__7 ,.:::::::::::::;r{ミァ'::::::::/::::::::::::::ヽ:::::ヽ_
:::{ l:::l::::::lゞタ ミリ`l::l::::l::::l _ r-=>yソ./ i´/ /^-。 ⌒ヽ / イ::::::::/{彡':::::::::::′{:::::';:::::::}k::::::「
...:::ヽl::::::::::! 〈シ /l::!:::::l::::! //⌒`ヽ、 /{:::::〉=':i,' r'Y} {::=ミ ヽ_, } ′:|:::::::::/ー┐:::::::{-=ミ:::::}:::::ノハ:::|
}::::::::Ⅳ::::::l ` /ーリ--rl:::ト.i ト○‐-、\ >'´-:::::i::/i,ハ:{:、\ト、Ⅵリ', i i{:::::|::::::::{:::`'v|::i::::/!斗丸ノィfゥノ イ}
j::::::::代:::::::l σ ノ //l::}::{ {:::{ >-、トミヽ、 ..:::::::Yー=':ハ.:\` <_{ Y-=ニ{ \|::::::::{^ヽ{|人:{弋ウ イ:::ノ
..::::::::ノ-V::::::ト __.....<::{ rッ-‐{ {:;}::l:::V∨ 代::::::ヽ:::ヘ__ >'´ ヽ::::::::∧、 ∧ヾ二ニ! 人::::::{\ ';:`iトヘ. 、 ,´人′
:::::::/:;:;:;:\:::l;:;ll;斗-┐l`''"ー-弋:jノ:::::゙、 ゙、ト、\:::::}Yハ ∨::::::ト= {_ キ二ニ}_ . .-=:\{: : ;ノ:::::{_j __, イァ:{∧
::/\;:;:;:r‐ヾ!不'" ̄:;:;l: : : : :l`へ`ー-/゙、`、 `ミ`ァ゙ ハ !`ヽ、 ヽイ:/::::::::::::::廴___ ィ. : ´ : : : : : : : : :i{::::::::.、{\__{___,ノ}{::\〉
: : : :  ̄~\;:;:;l;:;:;:;:\\}: ゙"ミlx、 弋\`ミ、__.ノj::\::::::`、 }=====/⌒´: : -‐===‐-: :_二ア⌒ \:::::::\_}_}ハ:::::::ハ
: : : : : : : : \j`''ーK \ : : : l ヾ、 ____ >‐--"::::`、\::::`、/ニニrく}: : :-‐===‐-: :_二ア,⊥二二、 ヽ:::::::::V¨´ }ノ:::::ノ
: : : : : : : : : : : : : :/ ゙i `、 : jl/::ヾ\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`、 \゙、__,rく∨と ーミ: : : : : _:二ア⌒ { ノ> }ハ::::::!:. }/ |
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'"'⌒`~"'" ''|!/'i)卯iつゝ '''"ー"`` |l |リ゚ ー゚ノl| Wリ゚ -゚ノリ ||ヽ|| ゚ -゚ノ| || 〔 ̄ ̄Lつ ̄ ̄ ̄)二二二二二二二二回
''y /x lヽ _ _ __(l_介」).| ⊂)_介」つΟΟ || 〈iミ''介ミi〉|| ノ亡二二7二匸l二匸「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´
__ l†/しソ†|.ヽ〃´ `Xノノ`ヽノヘ≧ 〈__l__〉 Χ .__ ≦ ノ,ノハヽ. ´ `ヽとノ `ヽ._)
▼´ `▼ レ ! イ(ィルイィ)リ 二二 .マ´  ̄`マ_ハ_〉 !> ´ ` く! -tッァ-' i iwlィノ从lリ __ ,
i イ((イ゙メ)ル ゙メ(!!´ヮ`ノ'' ノ イ(ィハ从)i、 ,ィiミ{イ_i!_i!_リ ヘ;;;;! ゚ ー゚ノ;! バマ´ `マヽ
ルィ! ゚ ヮ゚ノィ! .(メi゙i〈|交|〉ニii) ."ヾ(! ゚ ー゚ノ゙` l!jヾ(!(/)‐゚ノ! /デ介゙テニii) !ノjミイ,イ^从リ〉、!
/iヌ介ヌ、 ⌒ル(ソヨ|不|テ く)交!i jル/テ |: テ、 ゞィ(_く=大=> イルヾ(! ゚ ー゚ノ!ノル
. ~(/!Yi|iY!ゝ) _Fi‐干iーl_ `ゞイ=ァギ (ソく=」:=>ソ __F┬干┬i_ く)i苹il、ノノ
,.ィF‐干一ト.、 (lー||]| ゚ |=| ゚||ーl) (五EロiEロi五) _[:::ヮ:]ヮ:]_ 〈|__|__|__|__|_|_|〉'⌒くヨハ_j_)
く|ー|__|__|ー|> ゙ー|・)ロ.|フ.ロ|一".<´ \)゚十゚十" (|┐|ー‐|―|┌|) .゙ー-|X___j_,j-‐"〈|三!目i目i三|〉
`゙._._||_モi|゙´ .「^ヽ,ry'^i}{{_ワ} /!><!ヽ モテ  ̄|●v|‐v|' .√/⌒ ⌒ヽヘ}{囚}
. .〃 ` ヽ =j ,ゝ"´ ⌒`ヽじ .' -―- `、 ____r。,ノ二ノ ルイ((从 ハ)lル じマ´ `マ _
. .l lf小从} l..゙ くi Lノノハノ)」 < ノノ 从从i) > , '´ ⌒ヾ゚')゙ リ、 ゚ -゚ノリ ! ill i! i! i! ) /, -‐ヽ
. ノハ{ ゚ヮ゚ノ八 λ.[i ゚ ヮ゚ノi! ノノi ゚ ー゚ノ!! i ( ( ) ) )ノ /.〉氷|)リ !|(.゚)ー゚ノ| '、/ノノV、)
. ((/} )犬({つ) レ',ヘ.i`ム'」つ .!⊂l卯iつリ (ハリ ゚ ヮ゚ノヨ く/_j _j〉 ...,. -― - 、芯ルヽ | l !゚ヮノヽ=====>
. /"く/_jl〉`'l ,く_,/ ,. ‐-、_, .箒》━ノ .__ /θθ━ _ _.(_i、'」(メi) し'ノ / ,r===、〉 、 __ /<、ヽ.=======>
. ん . .<\ _ ,ィ/>( (●、/ .,. -―/-、`) . /゙Y /^ヘヘYヘ;:':゙;ヽ, .__ {〈ハlノリjノリlx} (※) 'JJ
., -≧'´ `ミ‐、 <)> . 〈V〉†ヘ==べ゙ミ、 ./,ィjミノレハ从リヽ._ラ'´ __)ヽ . ⌒ゞv从゚ ー゚ノ!リ^/'`´`_
...((´ /{ 〈ノノハ))》`))〃 .(咒){ {从从! }ヾ . く+ハ(!゚ ー゚ノハ+ く⌒7´/⌒^fく .'⌒ゞ⊂E兆コつ´ヘ '´/ ,、ヽ
.` |/`(リ ゚ヮ゚ノ! '´./ ,.ィゝ(V ゚ -゚ノ|ノ ...'´ と7朮f⊇ '′ 7イ=ルハ从け>.ィ'⌒>タZ.王.くヽ.へ i (ノノ"))i
.⊂lヌ7_卵,{., -─-、 〈y)' と{フ_]†[j __ く_弖 /i´Y´`ヽ (リ゚ ヮ゚ノリ ...<_.‐(ノU-、丿 li l|゚ ヮ゚ノl| ___
...≪\、/。,,}。}.,rヽ-─-'、.リ .</,、,、,..'´ ヽ ...じ .ハ7'´ ̄`ヽ. ノ7去に包.,.'´:::i===ヽ、 , "´⌒`ヽ.允iつ =l|l,、,、,、,、l}
.≪≧てソ.ν*(ノノ`ヽ) .〈ノ`~(,ノ.{ i |八ヘff} l ,イl//`ヘヘ! .fヒ{}ヒ} ヽ{:::ィ::|ノハ从} i゙ イノノハノ)リj〉))
ξゝ ゚ ヮ゚ノξ .'!i(l.|゚ ー゚ノリ ..リノ(! ゚ ヮ゚ノリ.く_7j_〉 . j:::(!:|゚ -゚ノリ ,ゞi リ ゚ -゚ノリ _____
.←この辺にスズ ノ7\7、 ⊂Ir'^'^}Iつ ノ /)i杏i|、 ノ:ノ;<)介と◎) /≧H≦⊃〓◎ /7777/
(J_/±|っへ< /. !ミこゝヽ、 (( Uく__ハj_) (:(:と<V_V)::) /U_FL_ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
. 〈_/_」 \ .ん~{フ{フ~、ゝ し'ノ /;;ノ;}  ̄l.ノl.ノ
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ワルプル「キャーハハハハ」ボロボロ
さやか「手強かったね」
なぎさ「あともう少しなのです」
まどか「ほむらちゃん! これに乗ってワルプルを導いちゃお!」
ほむら「何このカボチャは?」
まどか「ほむらちゃん専用円環お迎えマシーン小象12号だよ!」
ほむら「円環? 何それ? というか髪伸びたわねまど……」
まどか「海底2万マイルから宇宙空間までひとっ飛びだよ!」
ほむら「その機能必要な……くないわ。とても大事よね」
まどか「どうかなどうかな? 頑張って作ったんだよ?」
ほむら「ちょっと座りにく……いいえ実に快適だわ」
まどか「わー嬉しい! この装甲ならワルプルの攻撃もへっちゃらだよ!」
ほむら「でも見た目がもう少し可愛……100点満点よ。申し分ないわね」
まどか「じゃあミサイル撃つね」ポチッ
地球「ぎょえー」
まどか「あ」
ほむら「え?」
まどか「地球さんもやっちゃった」アセアセ
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ほむら「やめて……火星さんだけは……助けたげて」Zzz
ほむら「ハッ、夢!? 夢で良かった……」
ほむら「うーん。何だかまどかから畏れ多いオーラが出ていたわ」
長倉蓮「やっと目を覚ましたわね」
クライシス皇帝「愚か者めッ! そちの役目を言ってみろ!」
ティアミリス「指揮官が気絶なぞ前代未聞じゃ! 何をしておった!」
ほむら「あら? ここ数分の記憶がごっそり抜け落ちて……?」
ほむら「ワルプルは……ワルプルさんはどうなったの?」
ティアミリス「全く心配かけおって……アレを見るのじゃ」ニッコリ
ワルプルギスの夜「ギャハハハハハハハ」
ティアミリス「全然だめじゃ!」
ちゃんみお「手に負えねェ!!」
木場美琴「みーんな危篤状態!!!」
ゆっこ「悪魔の罠だよぉぉ!!!!」
うわばきクック「あ゙~あ゙~」
タルト「規格外ですっ!」
ティベリウス「何故ぇぇぇぇ!? 何故倒せないのぉぉぉぉ!?」
ライラ・ミラ・ライラ「パワーがダンチなんだよ!」
鈴園沙衣「まあ想定内だね」
春鳥つぐみ「ががんとす……」
スズネ「お守りがパンパンよ」カキカキ…
ほむら(愚かだわ。正位置ワルプルを倒そうだなんて7:3で愚かだったわ)
ほむら(クロスキャラを投入しても勝ち目が無いとは……)
ほむら「ワルプル……恐ろしい子!」
天草シノ「万策尽きた」
イオ「もうダメだッチ」
かろん「どうしましょ」
一瀬グレン「やばいやばい」
まどか「もう絶望しかない!」
ノエル「おわた?」
シオン「計算違いでした」
ヒミコ「助けてえ」
芸術家の魔女「モウイッソシンジャッタホウガイイヨネ」
かずみ「ワルプルには勝てなかったよ」ビクンビクン
官越あすな「じゃあエタっちゃうんですか?」
紅雀「ああ。撤収だ撤収」
幸平創真「負けた……帰るぞちくしょう!」
ほむら(クロスでさえ勝てないならもう……)
ほむら「……」
ほむら「!!!!!」
ほむら「待って。最後の手段があるわ!」
空閑有吾「何。それは本当か?」
ほむら「みんな時間を稼いで!」
ほむら(三女)「仕方ないわね」
ほむ姉「あけみ屋の意地を見せてあげるわ」
ルーキーほむら(15)「ウィッッッス! 任せるッス!」
キューブ「全く……未来の魔法少女は理解し難いよ」
チサトパパ「絵本書いてる場合じゃないね」
霞ヶ丘詩羽「ラノベ書いてる場合じゃないわ」
ダーク・シュナイダー「フッ」
メルクリウス「芝居は終わりだ」
ツバキ「遅ればせながら加勢させて貰います!」
恭介パパ「私のコントラバス攻撃なら或いは……」
ほむら「誰かお水をー! この隙にお水を調達するのよー!」
バーバラ「お水見つけたよ!」
西山「どぶろくもあったぞ!」
ほむら「でかしたわ!」
ほむら(私の考えが正しければ……きっと)
▼ほむらはおぞましい色のお薬を全て口に含んだ!
メリッサ「はい、アモールのお水」
ほむら「ありがと」ズズ…
シルベット「お水で一体何を……?」
ほむら「全てが繋がったのよ」
いまいち萌えない娘「?」
ピクシブたん「ん?」
歩く18禁「え?」
ほむら(クロスってそういうことだったんだわ)ゴクゴク
ナレーション(CV政宗)「そのときふしぎな事が起こった」
ワルプルギスの夜「キャハハ――」ヒュン
アカツキ「ワルプルギスの夜が……」
盛本雨柚「あっ消えました」
雨取千佳「スイッチ……?」
マリエール「ワルプルギスの夜を移動させるスイッチ!?」
ミケーネたん「やったあ! 凄いわスイッチ!」
ベリアル「You're curious!」
西之園萌絵「スイッチ! スイッチ!」
秩父ラブラ「スイッチ! スイッチ!」
鬼怒川熱史「博士のスイッチが役に立ったんだ!」
ラヴィ・ヘッド「死なずに済んだ」
シャチーロフ軍曹「やったー」
QB「何だこのお粗末なオチは……」
QB「杜撰にも程がある!」
ほむら「いいえ――」
ほむら「スイッチネタじゃないわよ……さっきの様子見てたわね?」
瀬良垣蒼葉「あ、ああ。何か飲んでた」
ほむら「そういうことよ」
レトリー「どういうこと?」
QB「君は何を口に含んだんだ!」
ほむら「前に書いたSSで貰った薬」
ティトゥス「……そうか。 単純なことであったな」
カレン「OH! よくわからないデス!」
ほむら「ふふっ。教えてあげるわ」
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282 : ◆bvqVN1tP96Fx [saga]:2014/07/14(月) 05:50:55.64 ID:lilXR9L60
まどか「誰かがほむらちゃんを手助けしてくれるお薬だよ」
さやか「誰か……?」
まどか「マギカルテットSって名前の強力なお薬だよ。リスクいっぱいの」
まどか「あと、命に関わるステロイド剤と構成物質を幾つか」
マミ「どんな抗生物質?」
まどか「ホムホマイシン系のとホムラサイクリン系! 一撃必殺☆効果抜群だよ!」ニコニコ
さやか「なんか可愛い名前だね」
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ほむら「ホムラサイクリン系の『構成』物質。この力で物語の構成を書き換えたのよ」
白石うらら「『構成』ですって?」
手折正弦「ただの変換ミスではないのか!?」
ほむら「伏線よ」
剛田猛男「なんという……」
QB「君は……何処の何を校正してしまったんだ!」
ほむら「何を、って後世に至るまでの構成を全て校正したわ」
ウォリック・アルカンジェロ「あーらら、構成の向性を変えたんか」
クラウス・V・ラインヘルツ「クスリで攻勢に転じたのだな」
四条貴音「なんと面妖な!」
柊シノア「では>>3で飲んでいたお薬は?」
ほむら「あれはマギカルテットSだったようね。ほんと不幸中の不幸だわ」
ほむら「あんな危険なもん劇薬指定待ったなしよ」
ドロンジョ「結局どゆうこと?」
ほむら「とどのつまりね、お薬の力でワルプルを別の世界に送ったのよ」
ベクター「なるほど」
清麿「よく考えたな」
QB「え? 何だいその反応は! 理不尽だ!」
レディリー「ど、どこの世界に送ったのよ……」
ほむら「知りたい?」
エルザ「教えて欲しいロボ……」
ロック「……」ゴクリ
ほむら「ワルプルを……>>398の世界に飛ばしたまで」
チャモロ「!?」
明神タケル「どんまい」
宮本明(あ、危ねェ!)
白姫此方「ベストチョイスね」
アムロ・レイ「あなたに舞台が回ってきただけさ」
クローソー「そちらで悪夢を見ましょう」
鈴園沙衣「よかったよかった」
ラグ・シーイング「そうだね。とても良いアイデアだと思うよ」
チャモロ「なぜです。ど、どうかもう一度考え直し……」
半沢直樹「今さらそんな言い分が通じると思うなよ!」
ガッシュ「これ以上余計なことを言ってみろ! ゲントの杖野郎!」
ガッシュ「貴様のその口切り裂いてくれるぞ!!」
ほむら「うん。もう無理よ」
チャモロ「一体何の恨みで私の世界に魔女を押し付けたのですか……」
ほむら「は?」
ほむら「この期に及んで何を言っているのかしらぁ♪」
. ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. ┃ これこそが物語の原点にして極致――.┃
. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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. ....――――=ミ////,∨ヽ
/:::_::::::::/::::ヽ::::::::::\'//゙|/∧
///:::::/:::::::::::::i:::::::::::::::\ |//∧. .┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
. /:://::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::人///i . ┃. 版権を超えたキャラクター達の交錯 ..┃
'::: i::::::::::::::: i::::::::::::::/: /__:i__:|:::Lハ\、 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
i::i:::|::::::: |:|::::|:::::::::::∧/∨__::|::::|::::::|:: ヽ\、
|::|::::::::::/|/x=ミ、/ `¨´ |::::::| }:::| |i i| '"
Ⅵ::::∨〃v:炒' ' |::::::┏━━━━━━━━━━━┓/ _____
|::::::从 / ) ノ |::::::┃出会いと別れの舞台装置 ┃ -‐  ̄
|:::::::|ヽi/ { - |::::::┗━━━━━━━━━━━┛フ、 /
\ ::::::八ヽ//≧=- イ: |::::::|:::::::::::::::\ / / |≧=------------=≦ \
\/::::/::::::ト-=ミ///∧― __{,,|Ⅵ:::: |:::::: /::::::::\ / / | | \ \
__,/\::::::::::|>―=ミ////,「 V∧'| |::::::|:::彡___ ,, -<___ 彡' | | | \ )\_
 ̄/::::::::ヽ:::::' |////∧ |//,>:::::::|⌒V:::::/::::/:::::::|:\ | | | |\ |\ /\/爻爻
i /::::::::::::::::: |ノ' ̄ ∨//// ⌒レ^) 从ノ i:::/::::/::::::::∧:: ∧ ∧ ノ\ 爻 \爻爻_ /爻爻爻爻爻
/\/\_|/ ̄ /////_ 〈メヽ ⌒ヽ 从::/|:::::::/爻:::爻\/爻v爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻
爻爻爻爻vl/ ̄'////,|ニニ\¨´ /ニニ_=|爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻
爻┃ これはもう―――― ┃ニ=_ 'ニニ{__ V爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻
爻┗━━━━━━━━━┛ニ=,,= |ニニ| ニ|爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻
爻爻爻爻;|=''////////ニニニニ=,=|ニニ| ニ|爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻
爻爻爻爻;|',i////// / 'ニニニニニVニニ,/ニ_ 爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻
爻爻爻从:|∧ ////, 'ニニニニニiニニ/|ニニ 爻爻爻∧爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻
爻 爻 /:::: |:::::ー: イ} ニニニニニニi ニニi爻爻|:::::::::\爻|爻爻爻爻|\爻爻爻爻|爻爻爻∧爻
爻/∧:::::::::|:::::::::::::::/ ,ニニニニニ=_人|ニニ|::::::::: |:::::::::::::: 爻爻爻爻彡 \爻| 爻∧爻爻,/ '爻
∨::::::::|/|:: |::::::::::::/| /ニニニニ=/ニニ\= |:::::::::∧::::::::::::::|爻爻\爻/' \!\, \/ ∨
. i:::::::: l,人 |::::::/ニ| 'ニニニニニニijニニニ \j:::::::/ \::::::人从(⌒ヾ,/
. |::::::从 ヽ /ニニニニニニニニニニニ/  ̄ \:{ ∨ ヽ
. |:::/ 'ニニニニニニニニニニ /ニニニニ≧ 、
. |/ /ニニニニ=---=ミニ\ /ニニニニニニニ\
ノニニニニニニニニニ=--<ニ>―― ⌒ヽ _ ー=ミ
/ニニニニニ 彡' ̄ \i ヽニ \
_,/ニニニニ ) ̄ \ ∨ /=\
/ニニニニニニ( \ ∨ニ==\
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
織莉子「厳しい戦いになるわ。共に戦い抜きましょう」
ガラハッド「僕たちに完全勝利を!」
┏━━━━━━━━━━━━━┓ ニナ・ヴィエント「総力を持って向かい入れます。私はもう何も
┃ ┃ いだ」
┃ クロスオーバー ┃ シグナル「適切なる措置で滅ぼして見せます。ご期待ください」
┗━━━━━━━━━━━━━┛
メイユ・スカ「アケミ、『汚名挽回』だ! 前へ出よ!」 安藤すずか「負ける気せぇへん地元やし」
シャーロット「約束、帰ってくること!」 スズネ「こんな悲しい連鎖は……私が終わらせる……」
アリエル・アルバス「絶対に生,、るのよ!」 魚心君「負けたくないっす」
ノ \
マース・_____ / \いかねえんだよ」 かずみ「来るよ……!」
,.-シ爪.:::;;:::,::::;;; --ミ:::-. / `ヘ
/:::::::::::::::::Y",...-─r::Tミr\! │。今ここに供え物を捧ぐ」 ユキ「……」ゾクッ
..::::::::::::::::::::::i"::::::::::::/:::/:::∧::`.、 i,
::::::::::::::| ::::::::|::::::::_∠,:イ:::::ノ ミ::::ヾ、 i、に現れその力を示すべし」404 : ◆bvqVN1tP96Fx [saga]:2015/01/04(日) 17:47:22.77
:::::::::::::::i::::::::::|::::// !`ヽ' !_:::::::ヽ |ヽ
:::::::::::::::i::::::,,::ャ斧ヽ.!/ T:!:ヾ ヽ、─-ミ」 ハ ワルプルギスの夜「キャハハハハハ」
::::::::::::::::::ト;;;::::!夜_亥 ' rミ々|:::::`,`ミx__ }
:::/!::::::::::ハ:::::::! 弋乃!::::::::i`ミx `-ーz__ _、 グレイス・チャペル「どうしてこんなところに魔力障壁があるん
:::i, .、::::::::::\::ヽ、 ` !::::::::!ヽ `ミん__┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
/`ヽ、:::::::::::::!\ヽ、 、__- 、 八:::::!::ハ::`:....------┃ .┃ 」
__-,. 、::::i::::::..、ヾ ヽ ` .∧:::::/.!::::i:::::::::::::::::::;;;┃ と呼ぶしかないんじゃないかしら❤ .┃
::::::::::ヽ::::iヽ:::::..、 ` /:::i::/i/::./:::::::::::::::::‐''"┃ .┃ース・オブ・ナイト」
::::::::::::::ヽ:! ヽ::::ヽ _ .イ::::::_:!/_/_/ ---‐''" ..┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
::::::::::::::::ii-r< ̄,,//`ヽ::::/ //" . __..ィ::::::::::::::::::::::::::::::::::;:::::ヾ
:::::::::::::::i////////,,r ̄" .!/ ,..;;;イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ソーニャ・マルメーラ「まあ! 聖なる夜ね。お祝いをしましょ
::::::::::::川/////` ,イ/⌒ .{ ,.ャ、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::;ミイ////// ,/ .ゝ,ヽ .ノ ..ィ;;;l ヽ、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::アーカード「お前は何だ? 人か? 走狗か? 化物か?」
イ//////⌒ / ノ Y_ ,/:::::::::! ヽ;;;::::::::::::::::::::::::::ヌ\:::::::::ヾヽ:::
///////⌒ V / 7(ノ .) ./::::::::::::::::! \:::::::::::::::::::::::ハ \:::::::;カリグラ「カリグラ……アンチクロスのカリグラ、ダ」
///////⌒ { ,! "¨ -っ" /:::::::::::::::::;;ハ、 ヽ:::::::::::::::::::::i ヽ::::.,
/////,i }" , , rイ /::::::::::::::::::::::::::ヌ t:::::::::::::::::! ヽ::もなか「力合わせて頑張るっぺ」
//////! i ! / ` /:::::::::::::::::::::::::::::::\. i:::::::::::::;;:i
//////,! ノ ゝ-.、 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ、 .!:::::::::::::::! 流川楓「何人たりとも俺の眠りを妨げるヤツは許さん」
//////ム .ィ , へ、 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::々, }:::::::::::::│
/////////!ヽ" ド:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ky f::::::::::::シ 邪神かがみ「なんぴとたりともわたしの眠りを妨げるものは
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
チャモロ「その姿は!」
デビほむ「構成物質で私の構成も書き換わり、悪魔として甦生したようね」
アーレン・ブラフォード「何という思い切りの良さ。鎖を解かれた鴉のようだっ」
サンビーム「とても強い目付き……覚悟が違う!」 /:::::::::/::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
r彡彡彡彡ミ彡彡彡彡彡彡弋人弋 川 /::/::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
QB「そんな!! その行為は、クロスSSそのものに対する叛逆だ!」:::::::::::::::::::://::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
-~'"ミ,,x彡彡彡彡彡ヘ>'":::::::::::::::::::::::`~x/::::::::::::::::::::::::::::://::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::/
デビほむ「わざわざ部外者キャラが“一ヶ月共に”過ごして私達を救うのが従来のクロス」:::::::::/::::/:::/ /
/;;xャ云三三l ヽ:::::::::::::::::/ ̄l-‐:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::/:::/ //
デビほむ「それなら敵キャラクターをどこかへ飛ばす行為もクロスのはずよね」::::::::::::::::::::/::::/:::::/ ///
///::::::::/:::::::::::} }-/ !\::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::/::::::::/ ////
デビほむ「どこか間違ってるぅ? 一分の隙も無い完璧なロジックよね?」 ::::::::::::::::::::::;;x-‐ _ ̄ ̄\ ////
//:::/::/:::::x<l::l:::::::::::l:::l /:::い }:::::::::::\:::::::;;x彡''" ̄:::::/  ̄ ̄ ////
QB「それは……本当の救いじゃない!」::::::/ l:::l_ /:::::::::lヽ\ /ニニニニ-‐''"::::::::::::::/ノ} //// /
//:::::::{::{::/-气,, l::l人:{ トl、 l::::}::l:::::::::l::::\\ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ / / //// /
/::l:::::::::八(弋灯 トl }| l::l \l:::l:::::::::l:::}:::::\\::::::::::::::::::::::::::::::::,,x-‐'" / _////-‐''" __x~
l::/l::::::l:{ 〈 | 云x,,_jノl:::l::l::::::l::j::::::::::::`~ー------‐'"~ ̄ ̄-‐千三r―┘-ァ~⌒\
デビほむ「本当の救い?」:::l::l ,; 弋刈\l/l::l:::::::::{ }:::\::::::::::::::::::::::::::::://彡'" ̄/ -< ̄
{ ヽト:| \ , `~ ノ l::l:::::::::V`~-ミ---―< ̄// / _x<___
l. .乂 \ヽニ=- _ -‐い::::::::::l;';';';ニ=- \ _,,,x<__r<\\\ミミミミミzx、
\ . ̄ ̄ ̄ )\/乂::::::::::} ̄ \ \-‐'''" / \ミミミミミミミミミミ
デビほむ「そんな救済……求 め て な い ! 」;';';';';ヽ:::::j _/ `、 ヽ_ / 《ノ个xミミミミミミミミミ
\ }/\;;| }::/ ̄ .::{ l ヽノヘく\ ∥  ̄`~宀ミミミミ
デビほむ「勝手に首突っ込んで、やれ不憫だの、やれ甘えだの、グチグチ煩わしいだけだわ」┘ l;';';';
デビほむ「出番が欲しいだけ、活躍したいだけ、居候したいだけのクズ共が……!」
デビほむ「反吐が出るわ!」
QB「まさか……嫌がらせのためにあの魔女を【ドラクエⅥ】とクロスさせたのかい!?」
デビほむ「はぁ? お互い助け合いの精神よ❤」
デビほむ「それがクロスの建前……いえ、醍醐味。違うのぉ?」
すーぱーそに子「そのとーりですよー」
クレオ・デ・ナイル「当~っ然よ! 悪魔ほむ~らにひれ伏しなさぁい!」
ミレーユ「残念だけど認めざるを得ないわね」
フローレ「そこにいる悪魔の方が正しいわ」
エンネア「ふふーん。全くだにゃ」
パッションリップ「あぁ、これが愛のカタチ……」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◇ライフコッド
ずしおうまる「キキー! しねー!」
ワルプルギスの夜「キャハハハハ!」
てっこうまじん「ケケケー! 燃やせー!」
村長「ぎゃーばけものだー」
農民「おりゃ! クワこうげき! カマこうげき!」ザシュ!ザシュ!
戦士「どういうわけだ? 世の中は平和になったわけでは無かったのか?」
子供「うわーん。誰かランド兄ちゃんを助けてー」
シスター「残念ですが……もう……」ポロポロ
神父「くっ……このままでは村が!」
~~ヽ、 _ノ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
`'ー '´
○
O
QB「↑なことになってるよ!」
デビほむ「私達が助かるためだもの。多少の犠牲は致し方ないわ」
ガンコ「クロスオーバーの宿命なのだワ」
ズール皇帝「この妄執の使徒めが」
ウォン・リー「つべこべつべこべと! 何故ごめんなさいと言えんのだ」
デビほむ「最初に迷惑かけたのは向こう側よねー」
ルイズ「……」
リナ「……」
なのは「……ごめん」←datから
QB「だ、だけど迷惑だと思……」
礼堂ヒカル「彼女の言うことは事実だ! やはり悪魔ほむらが正しい!」
火野映司「自己犠牲は素晴らしい! 見返りなどいらん!」
ダンテ「Devils never cry!」
モーガン「キュゥべえは間違ってるなす」
スズネ「貴方には一生解からないでしょうね!」
デビほむ「言い忘れてたけど魔法少女システムの構成も色々弄っといたから」
QB「ぬううううううううう!」
デビほむ「クックック……」
デビほむ「まどか。晴ちゃん。小紅さん。優ちゃん。すばるちゅわん。あと、その他大勢」
デビほむ「私、悪い魔女をやっつけたわ❤」
カストラ「おめでとう」
御景巴衛「おめでとう」
城ヶ崎莉嘉「おめでとう」
上原佳菜「おめでとう」
アイズ・ヴァレンシュタイン「おめでとう」
ブレア・アイゼナッハ「おめでとう」
その他大勢「おめでとう」
デビほむ「ありがとう!」
まどか「やったー」
織莉子「ハッピーエンド!」
ヤキモチ「メデタシ」
ネクラ「メデタシ」
ノロマ「メデタシ」
ウソツキ「メデタシ」
エリーゼ「めでたし」
ノロマ「メデタシ」
アリエッティ「おめでたいわ」
かずみ「まどか☆マギカ完!!」
ほむら「はい。拍手」パン
<music:name=Nicaea:id=6iK0Miq2xNo>
<Holy>
<Holy>
<Holy>
</music>
ほむら「ホムラホムラ悪魔の娘♪」ギュシャァ
ほむら「白いアイツの目をえーぐーるー♪」メ゙ヂョヌ
ほむら「(っ'ヮ'c)<ウッヒョォォォォオ」グショッ
QB「」ボロボロ
ほむら「ふふっ。なんて清清しい気分なのかしらぁ」
グレイツェル「見つけたわよぉ❤ 小さな悪魔さん♪」
ほむら「……チッ、モブ如きが。私に気安く話しかけないで頂戴」
グレイツェル「キャハハッ。みんな! こっちぃ。悪魔さんが踊っているわ❤」
農民「ありがとうございますだ。ありがとうございますだ」
リーネ「ヤッホー! ほむほむの迎えに来ちゃった!」
ほむら「誰?」
アモス「早速【ドラクエⅥ】の世界を助けに行きましょう!」
ルビス「あなたの力が必要なのです」
キーファ「さあ! 早く行こうぜ! なっ!?」
ドランゴ「ギルル……ン……来い……」グイ
ルーシア「どうか。どうか。お力添えを……」ガシッ
ほむら「え、ちょっと……急に何?」ギュイ
ほむら「や、やだぁ……」ズズズ
ほむら「引っ張らないでよぉ……」ズズズズ
ほむら「うぅ……」ズルズル
レディ「"Devil May Cry"(悪魔だって泣いちゃうんだからねっ!)」
QB「ばいばい」
,....r‐ ''''''...‐-..、
,.r:':´::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、
/:::::::::::::, -‐ '"""""''‐ 、;::::::.ヽ
/:::::::::::::|'´,...‐'':":´: ̄:`::`.ヽ、`|:::: ヽ
.l:::::::|:::::::|:´i:::::::ル:::::|';:::::::|、:::::i .| l
.l::::::::|:::::::|::∧::::イ|:::::| .';::::| .';:::|i::::|:::::::: l
|::::::::|:::::i::|::L⊥|.|_|:::| .|::| |';;;|_|::|::::::::: |
|:|::::::|:::::|:ト;|_ ⊥|`ヾ .|/´_|∨ |::|:::::|::|.|
|:|:::::r|::::|::|.V兀て´ .lT氏`レ.|::::|::|.|
.||:::::ト';:::|::|. `‐‐' ゛-" |.l|::::|::|.| 「じゃあ貴方も道連れ」
|:::::|:::|:::|::| ' ' ' ' ' ' ' .l::::|:::|::|.|
|::::j:::::|:::|::|` 、_ 。 , '|:::::|::|:::|.|
j:::j:::::::|:::|:|:::::_|` ' ‐-r :'=´、ム、|::::|:j:::j |
j::j::::::::::|:::::| ``''r,jキl .ヾ| ヾ|:j::j .|
/::/::,.r'゙ヾ';::|', || _|レ-‐''i| |:j:/ /
/:::::/ ヾ:|'l,r‐'''"´:;:ゞニ、-‐| .|:/i,/
/:/::::::/、 ヾ,ヽィ7/ .| .>、_ヾ| ,リ||.'',
. /:/:::::::::`iヾ,ヽ ヾ,!イ |/7r'r勿`',.||ヽ:', .r
./:/::::::::::::::| ヽ\ヽ, | ,.!'-'´ ̄´ミ'、|| `i:'、 / .:/ 「え?」
./:/::::::::::::::::::| ヽ `i .、ヽ,.ィ''、'、 ____ミl|| .l;:ヽ / ____ .::/
.//:::::::::::::::::::::::| .ヽ!、-'´ .'、.',7'" ./.|ヾ'、 .l;::ヽ / VZニ=->──- ,.____
./::::::::::::::::::::::::::::::l, ィ'´ \ , ィ"|,/- 〟/ .| |'l,、.'、 ヽ;::\ / ア^/ r==≧:、
/::::::::::::::::::::::::::::::::::| ' ___,,ィ'ィ_ヽ | |'r`、`ヽi | |::'l, '、 '、 ヽ;:::\ .: / / ● `ヾ二ア… 、
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l ム.,彳"´ | |ゝ、_ノノ| .| l'、::'l, '、ヽ;:::::\ | .′ :. ● i:. Y´ \
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`::´::::::j .| | l | | .'、:'l, r=、;::::\ .l ,.-=#==xi\ `^ー' .::从 | '.
./:::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ | | l !、 | '、:'l, {.{i、、}ミヽ:::\ .\`ー=i {ゝ::≧ァ---‐r</__l__:::::. }
./:::/::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::/ `` i ` '、:'l, . {.l l、ゞ,_iヽ::::::\ ¨¨ | 人¨¨ :′ Vく{「 ̄ 「_≫:::. /
::::/:::::::::::::::::/l::::::::::::::::::::::::::::::::/ l l:::'‐-'l,l,.〉il、,..ゝヾ、:::ヽ | 。 。 ゚ヽ i \j \ヾ:::: ′
://:::::::::::::::::/l:::::::::::::::::::/|:::::::∧ .∧ .|ヽ::', .ヾ,.トミ、彡,.',',\::ヽ, l ト、 |`ヌ | u し ヽ。、。、゚\:/
ほむら「悪魔の移住」 完
AA祭りなので環境によってはガクガクヒサンなことになってるかもー
コピペしてテスターに突っ込んでください
http://labo.koishikawachan.net/aatest.html
疑問があれば多分こたえます
おしまいノシ
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