めう「もちゃちゃ探偵団によるイチャコラ・スケッチの試み」 (23)

◆ひなビタ♪SSです
◆某ボルテの曲はあまり関係ないです

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めう「みんな、よく集まってくれためう……」

一舞「はぁ……」

咲子「暗幕掛けてたら暗いですよ?」

まり花「めうめうっ!発表ってなあに?わたしわくわくしてるよっ!」

凛「私は嫌な予感しかしていないわね……はんこ屋だし……」

めう「ごほん!実は今日は、もちゃちゃ探偵団の研究成果について報告しようと思ってるめう」

一舞「もちゃちゃ探偵団って……一人探偵団の?」

めう「一人は余計めう!」

凛「研究成果…?探偵は捜査をするものであって研究をするものじゃ……」

めう「細かい事はいいめう!めうにはめうの考えがあってこの報告をしようとしてるめう」

まり花「考え?」

めう「まりりはりんりん先生と、さききはいぶぶとデキてるのは皆知ってのとおりめう」

凛「そ、そうね……改めて言われるとちょっと気恥ずかしいわ……」

まり花「えへへ、りんちゃんとわたしは仲良しさんだよっ!」

凛「あ、貴女も一々反応しなくても……」

めう「むきゅー!そうやってすぐにべたべたする!そりがいかんめう!」

一舞「いかんって?」

めう「みんな想いが成就して嬉しいのは分かるめう…でもちょっと場を弁えて欲しいめう!
   見せつけられている方の立場にも経って欲しいめう!」

咲子「え、そうですか?ちゃんと場は選んでるつもりですけど……」

一舞「そうだしっ!あたしとさきこがいつめうの前でイチャコラしたって言うのさ!」

咲子「イブちゃんといちゃこら…///」

めう「なんで赤くなってるめうか」

めう「そんな反論に応えるのがもちゃちゃ探偵団の調査報告書めう」ピッ

まり花「あっ上から白いスクリーンさんが降りてきたよっ!なんだかハイテックだよう…」

凛「だから部屋を暗くしてたのね……」

めう「えっと、9月中旬のことめう!」パッ

めう「さききといぶぶはめうの前でギター合わせをしてためう」ピッ

一舞「えっと、そんなこともあったかな……」

咲子「ギター合わせなんて、練習してる時はいっつも……」

めう「まぁよくある時の一時、ということめう」

めう「本当は二人の映像と音声をお送りしたかっためう、
   でもぷららに配慮したから合成音声で再現させて貰っためう」

凛(無駄に高度な技術を用いているわね……)

めう「それがこりめう!」ピッ

~~~~~~~

一舞「うーんと、ここはこれでいいかな?」

咲子「はい、明日も合わせましょうねっ」

一舞「ふー、ちょっと疲れちゃったね、さきこ」

咲子「あ、イブちゃん、汗かいてますよっ」

ペロッ

一舞「ひゃっ……」

咲子「ふふふ、とってもとってもしょっぱいです……♪」

一舞「も、もう……///」

~~~~~~~~~

めう「……以上めう」

一舞「あ~……///」

咲子「あらあら……///」

めう「……人前で何をしているめう?誰かの汗を舐めるなんて、普通ありえないめう!」

咲子「いやその……目の前にあったもので、つい……」

めう「ついって何めう?まるでいつも舐めてるみたいめう!」

一舞「も、もう、さきこ、それ以上はダメだしっ」

咲子「は、はい、す、すいませんイブちゃん」

一舞「いやそんな…今度から気をつけようね」

咲子「はいっ」

めう「あーもう!そこ!指摘したそばからっ!」

凛「まぁ、確かに二人の行動が時々目に余るのは確かよね……」

まり花「イブとさきちゃん、とってもとっても仲良しさんだよねっ!」

一舞「いやそんな///」

咲子「えへへへ///」

めう(堪えてないめう……)

凛「仲が良い事は良いことだけれど、人目を憚らないのは良くないわね……」

めう「む、りんりん先生、もしかして自分は大丈夫だと思ってるなりか?」

凛「え……」

めう「まりりとりんりん先生のもあるめうよ?」

まり花「そうなの?」

凛「な、何を言うのかしら……私とレコード屋は健全な付き合いをしているわ……」

まり花「えー?りんちゃん一昨日はわたしの部屋で……むぐぐ!」

凛「しーっ!内密な事は言わなくていいのよ……!」

一舞「え、りんとまりかってそこまで……」

凛「ああもう、言及しないで頂戴洋服屋!」

咲子(りんちゃんゆでだこさん……)

凛「と、とにかく、プライベートは兎も角……人前でそういう事はしていないわよ……」

めう「ほほーう!自信ありげめうね」

めう「では早速再生ボタンをポチッとなめう!」ピッ

めう「ありは冬の事だっためう……」

~~~~~~~~~~~

まり花「りんちゃんおはよっ!」

凛「ん……おはよう、レコード屋」

まり花「今日は寒いね、ほら、息が白くなるよっ!」

凛「そうね……ふう……」

まり花「りんちゃん寒いの?」

凛「ええ、そうね……私も貴女のようなマフラーをしてくればよかったわ……」

まり花「……えいっ」

凛「きゃっ…!ちょ、れ、レコード屋……!?」

まり花「えへへ、これなら、わたしもりんちゃんも暖かいよっ!」

凛「も、もう、逆方向でしょう……」

まり花「大丈夫だよっ!絶対大丈夫だよっ!」

~~~~~~~~~~~~~~

まり花「あー、そんなこともあったかなっ?えへへ///」

凛「……それ、貴女見ていたの?」

めう「りんりん先生はまりりとマフラーを恋人つなぎしてたから気付かなかっためう」

凛「うっ……」

一舞「ふーん、意外とそういうことするんだね」

咲子「恋人繋ぎマフラー…とってもとっても暖かそうですねっ」

まり花「えへへへ、またしようね、りんちゃん?」

凛「い、今言わなくてもいいじゃない……///」

めう「あの」

凛「な、何よ……私とレコード屋のは終わったでしょう……」

めう「ノンノン!まだ終わりじゃないめう」

凛「えっ?」

めう「まだまだあるめうよ?」

凛「え……」

まり花「そ、そんなにいちゃいちゃしてたかなぁ?」

めう「まりりとりんりん先生はいちゃつき始めると周りが見えなくなる傾向にあるめう」

まり花「そう、かなあ?」

めう「そうめう!早速見てみるめう」ポチー

めう「あれはまりりの誕生日直後の商店街の外れでのことめう…」

めう「恐らくデート中だったなりね……」

~~~~~~~~~~~~~~

まり花「えへへ、りんちゃんのゆでゆでだこな顔が近くで見えるね?」

凛「う……れ、レコード屋、顔が近いわよ……」

まり花「少し前はこんなに近付けちゃったら逃げちゃったもんねっ?」

凛「ちょ、ちょっ……」

チュッ

凛「……っ!」

まり花「えへへ、キスしちゃったね?」

凛「も、もう、貴女……」

まり花「えへへへっ」

~~~~~~~~~~~~~

めう「めうは少し後ろでそんな光景を見ていためう……」

まり花「あー……あははは…?」

凛「////」

一舞「まりかとりん、すっごくバカップル……?」

咲子「ふふふ、二人共仲がとってもとっても良いんですね」

めう「帰り道にふと見かけてしまい、めうはブルーな気持ちになっためう」

まり花「え、えっと、ごめんね、めうめう」

めう「謝罪はいいめう…今後の言動で反省を示して、めう……」

一舞(なんかめうがいつもよりクールだし)

凛「うぐぐ……」

めう「りんりん先生!残念ながらまだまだあるめうよ?」

咲子「ま、まだあるんですか?」

めう「そうめう!もちゃちゃ探偵団をナメない方が……」

凛「……」ポチポチ

めう「……何してるめう?」

凛「確かに人目を憚らない事を私達はしてたかもしれないわ……
  でもわざわざこんな場を用いて報告するなんて、随分と畜生じゃないかしら…?」

めう「う……」

凛「貴女はグッズ屋と離れて暮らしているから、私達の行為が妙に気になるのは分かるわ……
  でもだからって、こんな行動は理不尽よ……それに、一方的なのは私の主義に反するのよね…」プルル

めう「ひ、ひなひなは関係な……だ、誰に電話を掛けてるめう?」

凛「もしもし?急なお電話で申し訳ないんですけど……ええ……」

めう「り、りんりん先生!りんりん先生っ!」

凛「はい」ポン

めう「え」

凛「電話に出なさい」

めう「えっ……もしもし?」

日向「やぁ、日向だよ」

めう「むにゅっ!?ひなひなっ!?ひなひな!?」

日向「めめ、りんちゃんから聞いたよ?ボクとイチャつけないからって他の子らに八つ当たりしてたんだって?」

めう「めううっ!?ち、違うめう!これは最近みんなが人目を気にしないでしてるから……」

日向「あのねめめ、気持ちは分かるよ、ボクもめめと会えなくて寂しいからね、
   でもさ、やっぱりそういうのは良くないよ、みんなにはみんなの……」

めう「め、めうう……」ショボーン

~少し後~

めう「りんりんせんせー、ごめんなさいめう……」

凛「全く、もうこういうことはやめて頂戴……」

めう「うう……」

まり花「まあまあ!めうめうもひなひなさんに会えなくて寂しかったんだよね?
    確かに好きな人と会えないっていうのはとっても辛いよね!
    だから当て付けみたいにこんなことしたりして、ちょっと気持ち分かるよっ!」

めう「うう、まりりぃ……」

まり花「だからね、めうめうが寂しい時はわたしやりんちゃん、あとイブやさきちゃんにも言って欲しいんだ!
    少しくらいなら、寂しさを紛らわせるかもしれないよっ?」

凛「そうよはんこ屋、私達はバンドメンバーであると同時に、大事な友人でもあるんだから」

めう「うー…まりりーっ!りんりんせんせーっ!」ギュー

まり花「あはは、よしよし♪」スリスリ

凛「全くもう、仕方がないわねはんこ屋は……」ナデナデ

一舞「んーと、これで一件落着?」

咲子「はいっ!めうちゃんもちょっとイライラしてたんですよ」

一舞「まぁ、人間だからさ、こういう時もあるよねっ」

咲子「はい!」

一舞「……あとさ」

咲子「…はい」

一舞「……外でしてたの、めうに見られてなくて、よかったよね」ヒソヒソ

咲子「……それはそれで、燃えませんか?」ヒソヒソ

一舞「いや、それはちょっと……」

おわり

~おまけ~

心菜「なっちゃん」

夏陽「んー、どうしたのよここな」

心菜「この雑誌のこの写真…」

夏陽「えっと…うわっ、これあたしとここながデートしてる時の写真じゃない!しかもキスシーン!」

心菜「どうしよう……」

夏陽「うんと、誰かに盗撮されたのは気に入らないわね…とっちめてやるわ!」

心菜「なっちゃん過激……」

夏陽「そいつから写真のネガを奪って……保存しておいてあげるわね!悪くない写真だから!!」

心菜「…………」

おわり

お疲れ様でした
明日はドマラCD Vol.2発売日です

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