【艦これ】妖狐提督の日常 (75)
タイトル通り、あのスレの続きです。
概要は以下の通りです。
●時間軸
着任から一年以上経ってます。
●艦娘
霧の艦隊以降の艦娘以外なら着任済みです。
●提督
まだ妖狐であることはばれてません。
あと長門とケッコンカッコカリをしました。
●安価について
たまに取ります。過去エピソード安価などがあります。
●R18
たまにあります。
結構下ネタが挟まれるかもしれません。
このスレは、妖狐提督とその艦娘達の日常(?)を書きます。期待はしないでください。
あと
●中二病的内容。
●オリジナル艦娘、深海棲艦発生の可能性あり。
これらの内容が駄目ならば、ブラウザバックをしてください。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1411897010
なんでHTML化したの? なりすましされたの?
>>3 なりすましではないです。ちょっとした都合です。
じゃあ更新を始めます
あれから一年の時が過ぎた。
いろいろ苦難の連続だったな・・・・・・
ただ、いいことも苦難の分あった。
そして、僕の愛する艦と出会えた。
美しい女性として生まれ変わっていた。
未来を誓い合った”長門”はまだ僕の正体には気づいてない。
それはそれで悲しいけど・・・・・・僕は長門とケッコンカッコカリをした。
所詮はカッコカリだけど、僕の長門を思う気持ちは本物。長門も一緒な事を言ってくれた。
それから金剛に媚薬を盛られたりしたけど・・・・・・
それでも、楽しい日々を送ってる。
長門「提督、そろそろ出撃の時間だぞ?」
提督「うんっ、分かってる♪」
この日常を崩さないためにも、僕は艦娘・・・・・・家族を守り続ける。
【提督の朝】
提督「ぅー・・・・・・ムニャムニャ・・・・・・」
長門「提督・・・・・・そろそろ起きないのか?」
提督「もうちょっとぉ・・・・・・」
長門「今すぐ起きないと・・・・・・襲うぞ?」
提督「すぅ・・・・・・すぅ・・・・・・」
長門「・・・・・・あくまでも起きないつもりだな。いいだろう、襲ってやる!!」
この後朝から滅茶苦茶夜戦した。
【事故】
大和「主砲、一斉射!!」
ドォォォォン・・・・・・
大和「次は動く標的にしましょう・・・・・・
よし、砲撃!!あ・・・・・・あれ?変な方向に・・・・・!?」
提督「♪~」
大和「提督!?危ないです!!」
提督「・・・・・・?」
ドォォォォォォォォン・・・・・・
大和「ぁ・・・・・・そんな・・・・・・」
提督「もう・・・・・・次は気をつけてね?」
大和「はい・・・・・・え?」
提督「練習熱心なのはいいけど、程ほどにね?」
大和「あ、はい。分かりました・・・・・・」
提督「じゃあ僕は間宮さんのところに行くからね♪」
スタスタ・・・
大和「・・・・・・提督って、本当に人間なのでしょうか・・・・・・」
今日の更新は終了です
これからはのんびり更新していこうと思います
そろそろ更新始めます
【嫉妬】
-執務室-
金剛「HEY!!テイト・・・・・・ク・・・・・・」
提督「んっ・・・・・・ちゅる・・・・・・」
蒼龍「くちゅ・・・・・・んんっ・・・・・・・」
金剛「・・・・・・って、何Deep Kissしてるデース!!/////」
提督「ぁ・・・・・・金剛!?ちゃんとノックしてよ!!」
蒼龍「ぷはぁ・・・・・・///」
金剛「もう!!たまにはワタシも構って欲しいデース!!」
提督「分かった分かった・・・・・・今はこれで我慢して?(頭ポンポン」
金剛「・・・・・・分かりマシター・・・・・・」
蒼龍「提督?その・・・・・・我慢できなくなっちゃいました////」
提督「まったく、仕方ないなぁ・・・・・・蒼龍は♪」
金剛「・・・・・・やっぱ無理デース!!」
この後三人で滅茶苦茶夜戦した。
【長門の演習】
長門「なぁ武蔵」
武蔵「何だ?長門よ」
長門「少し演習に付き合ってくれないか?今さっき大和に断られたからな・・・・・・」
武蔵「そうか・・・・・・いいぜ。相手になってやろうじゃないか!!」
長門「そうか。助かる」
-演習用海域-
長門「では行くぞ!!(明らかに46cm三連装砲より大きな主砲が」
武蔵「おい少し待て!?その主砲は何だ!!」
長門「これか?提督の作ってくれた80cm連装砲だが・・・・・・」
武蔵「大和は・・・・・・知っていたんだな・・・・・(遠い目」
長門「主砲、撃てぇぇっ!!」
ドゴォォォォォン・・・・・・
この後武蔵はボロボロで鎮守府に帰りました。
>ちょっとした都合
ネタ詰まりかな?
>>15 痛いところついてきますねぇ・・・
更新始めます
【提督の料理教室】
提督「料理教室始めるよ!!」
比叡「気合、入れて、行きます!!」
提督「今回はシチューを作ってみよう!!」
比叡「はい!!で、シチューの素はどこですか?」
提督「シチューの素?ないよ?」
比叡「・・・・・・はい?」
提督「だから、始めから作るんだよ!!」
比叡「ヒ・・・・・・ヒエェェェェッ!?」
提督「金剛に作りたいんでしょ?」
比叡「そうですけど・・・・・・司令にも・・・・・・//」
提督「・・・・・・嬉しい事言ってくれるね♪(抱きつき」
比叡「し・・・・・・司令!?」
提督「なら、頑張ろ♪」
比叡「・・・・・・はい!!」
-姉妹で試食タイム-
金剛「どうしたらこんなに急成長するデース!!」
榛名「とても美味しいですよ、比叡お姉さま♪」
霧島「よ・・・・・・予想以上の成長ぶりです!!」
比叡「提督・・・・・・ありがとうございました!!」
提督「僕は教えただけだよ?比叡が元々上手いからだよ♪」
比叡「そ・・・・・・そうですか?//」
提督「うん!!また何か教えて欲しいのがあったら言ってね♪」
この後、比叡の料理は間宮さん並と評判になりました。
>>20 過去エピソード安価
敵の攻撃で瀕死状態に陥る提督
過去エピソードは少し長編&小説式になります。
【過去 提督の危機 】
side 提督
今日は・・・・・・とある海域の深海棲艦を叩けと大本営に言われた。
『そこは・・・・・・生還者ゼロの海域じゃ!?』
『そうだ。だが、そこを叩かなければ人類に未来はない』
『ですけど・・・・・・艦娘の命はっ!!』
『それも分かっている。だが、これは仕方がないことだ』
『っ・・・・・・分かりました。叩きましょう・・・・・・』
正直、心配だ。心配しかない。大事な家族を失うなんて嫌だ。
かと言って僕が出撃してはならない。最近、妖力の減少が酷い。流石の僕でも下手したら・・・・・・。
「どうしたんだ?険しい顔をしているが・・・・・・」
「長門・・・・・・」
それに、僕は長門と会えた。また会えた。
戦力的に長門を出撃させる他はない。だけど・・・・・・
「・・・・・・南方海域への出撃命令が大本営から来た」
「あの・・・・・・生存者ゼロのか・・・・・・」
「僕は・・・・・・正直行かせたくないんだ・・・・・・」
「でも、いずれは叩かねばならないだろう?」
「だけどっ・・・・・・!!」
「それに、私は帰ってくる。約束しよう」
「っ!!・・・・・・約束だよ?」
「あぁ、約束だ」
そう言って長門は僕の手を強く握ってくれた。
今日の更新は終了です
質問があればどうぞ
更新始めます
side 提督
「・・・・・・と言う事なんだ」
みんながざわついた。そりゃ生存者ゼロの海域なんだから。
「提督・・・・・・それは本当ですか?」
「加賀・・・・・・残念ながら本当なんだ」
「・・・・・・冗談じゃないわ!!」
「瑞鶴・・・・・・」
「提督は反対したの?ねぇ!!」
「やめなさい瑞鶴。だから五航戦は・・・・・・」
「五航戦五航戦五月蝿い!!」
論争に発展しちゃった・・・・・・
「ねぇ・・・・・・加賀・・・・・・瑞鶴・・・・・・」
「まったく呆れるわ・・・・・・」
「何よ!!」
「・・・・・・静かにしろっ!!」
刹那、静寂。
「つい熱くなってしまいました・・・・・・済みませんでした・・・・・・」
そう言って加賀は頭を下げる。
「貴方も頭を下げなさい」
「す・・・・・・済みませんでした・・・・・・」
「分かればいいんだよ・・・・・・分かれば・・・・・・」
「提督・・・・・・話を続きを」
「うん。じゃあみんな、よく聴いてね」
side 加賀
私達が黙った後、提督は淡々と喋り始めた。
「今回の作戦は・・・・・・・全艦娘で展開する」
ッ!? 全・・・・・・艦娘!?
「大本営には母船を複数ここに手配するように言った。これで多数の艦娘での作戦展開が可能になった。
これで少しは楽に戦えるはずだよ」
「・・・・・・信じて、いいんですね?」
「信じて欲しい。お願い・・・・・・」
「私達が信じなくてどうするのですか。勿論、信じますよ」
「っ・・・・・・ありがと・・・・・・」
・・・・・・好きな人のことを信じないで・・・・・・どうするのですか・・・・・・
「作戦概要としては・・・・・・第一艦隊の護衛を他艦隊がする。簡単に言えばこうなるかな」
それなら行けるかもしれません。たしか大本営は多数での作戦展開はしてなかったようなので・・・・・・
「じゃあ第一艦隊を発表するよ。まず旗艦として長門。随伴艦として陸奥・金剛・蒼龍・赤城・そして加賀」
「・・・・・・私じゃないのね」
「今回は錬度で選ばせてもらった。瑞鶴はまだ戦闘経験が浅いからね・・・・・・」
「分かったわ・・・・・・」
「瑞鶴・・・・・・貴方はよく頑張っているわ」
「・・・・・・へ?」
「だから、これからも頑張りなさいって事よ」
ポカン、としてるわね。まったく五航戦の子は・・・・・・
「作戦決行は二日後、みんな準備してね。絶対に守って見せるから・・・・・・」
そう言って、提督は食堂から出て行った。
side 提督
守るといっても、今の僕じゃ守れる保障がない。
妖力がなかったら活動さえも出来ない。ゼロになったら終わりだ。
減退期を迎えてるから仕方がない。だけど、著しく低下している。今までに経験したことのないほど。
・・・・・・どうなっちゃうのかな、僕。
「・・・・・・提督?」
「ぁ・・・・・・蒼龍。どうしたの?」
「いえ、ちょっと提督の元気がないなって思って・・・・・・」
「そ・・・・・・そう?」
「少し休んだらどうですか?」
「それがいいかな・・・・・・少し仮眠してくる・・・・・・」
「何なら・・・・・・一緒に寝ますか?」
「ぇ・・・・・・えぇ!?」
ちょ・・・・・・えぇ!?!?
「駄目・・・・・・ですか?」
「蒼龍がいいなら・・・・・・いいけど・・・・・・」
「いいんですか?やったぁ!!」
・・・・・・うん。揺れてる。
「じゃ、早く寝ましょう!!」
「ちょ・・・・・・手を引っ張らないで!?」
-仮眠室-
で、結局・・・・・・
「すぅ・・・・・・すぅ・・・・・・」
一緒に寝てる。しかも抱きつかれてる。
柔らかい感触が背中に・・・・・・蒼龍ってこんな子だったっけ?
・・・・・・無心だ。無心で乗り切らないと・・・・・・
「んんっ・・・・・・てーとくぅ♪」
・・・・・・寝言だよね?
「もっといろんなところ・・・・・・触っていいんですよぉ?」
夢だよね!?夢ですよね!?
蒼龍には申し訳ないけど・・・・・・僕は部屋で寝かしてもらうよ。抜け出すのは得意なんだ。
これ以上いたら・・・・・・やばいね。うん。
今日の更新は終了です
質問があればどうぞ
キャラ設定が欲しいなら言ってください
更新始めます
side 提督
とうとう来た作戦当日。・・・・・・早い。
港には複数の母船が停泊している。何だかシュールだ。
コンコン、とノックが響く。
「提督・・・・・・居るか?」
長門だ。そろそろ出発だからな・・・・・・
「うん・・・・・・」
「起きてこないから心配したぞ?」
「ごめん・・・・・・あまり寝付けなくて・・・・・」
「提督が寝付けないとは・・・・・・珍しいな・・・・・・皆が待っている。そろそろ来てくれ」
「分かった・・・・・・今すぐ行く・・・・・・」
出来るならこんな作戦なんて嫌だ。今すぐ中止したい。
でも・・・・・・それだと大本営に家族が奪われる・・・・・・なら僕の手で守ってみせる。
今の僕では守れる保障などない。”神”を喰らっても所詮は九尾。減退期には逆らえない。
とにかく、僕の出来る程度でやるしかないか。
力尽きたので更新終了です
side 提督
南方海域に着いた。天候は劣悪。風や雨が酷い。
僕の乗っている第一艦隊母船は敵主力艦隊を目指して航路を進めている。
他の母船は妖精さんが操縦している。妖精さんは本当に優秀だ。何でも出来ちゃうもん。
「HEYテートクゥ!!電探に反応はありますカー?」
「反応は無いなぁ・・・・・・もっと先か・・・・・・」
”普通の深海棲艦じゃない”という過去の通信が気になる。どういう意味だろうか・・・・・・
side ???
・・・・・・動キ出シタカ。マタノコノコト・・・・・・
マァイイダロウ。何度デモ水底ニ沈メテヤル・・・・・・コノ”南方棲戦姫”ガ・・・・・・フフフ・・・・・・
『水雷戦隊壊メt・・・・・・』
『装甲空母鬼様ガ撃沈サレマシタ!!』
艦娘モ今回ハ中々ヤルヨウダナ・・・・・・ソウデナクテハ面白ク無イ!!
更新始めます
side 提督
・・・・・・大きな深海棲艦の気配がする。とてつもなく大きな・・・・・・
そう、大和のような大戦艦みたいな・・・・・・
「・・・・・・ッ!?提督!!」
「何、何かあった?」
「電探に反応が!!しかも強大だ!!」
「・・・・・・戦闘準備、決戦だよ」
「分かった。皆、戦闘準備だ!!」
・・・・・・始まってしまうのか・・・・・・
-海上-
「みんな・・・・・・絶対に帰ってきてね?」
「分かってるさ。皆もそうだろう?」
「勿論よ。まだまだ提督と居たいもの、絶対に生きて帰ってくるわ!!」
「YES!!テートクにLOVE LOVEしたいデース!!」
「私は怒ってるんですよ?逃げたこと・・・・・・帰ったら、絶対に寝てもらいますからね!!」
「私も・・・・・・まだ提督の料理を食べていたいです!!」
「意地でも帰ってくるわ・・・・・・えぇ、絶対に」
「みんな・・・・・・ありがと・・・・・・」
「男が泣いてどうする。提督は私達の帰りを待っているだけでいい」
長門が撫でてくれた。暖かかった。
「じゃあ行って来るぞ!!」
そう言ってみんなは出撃した。
side 長門
天候は少し回復していた。有難いのだが、相手にとっても有益になってしまう。その点から見れば不利だろう。
にしても今さっきから嫌な予感がして止まない。これは何なのだろうか。
「長門、悩み事でもあるのかしら?」
「加賀・・・・・・何故そう思った?」
「貴方の表情を見れば分かるわ。戦闘に集中しないと最愛の提督に会えないわよ?」
「そうd・・・・・・!?////」
な・・・・・・何故ばれている!?
「本当に分かりやすいわね」
「わ・・・・・・悪かったな!!」
まったく・・・・・・何を言うか・・・・・・//
「・・・・・・一緒に生きて帰りましょう。提督を慕う心は皆同じです」
「だな。・・・・・・と言う事は加賀も・・・・・・」
「・・・・・・//」
珍しく加賀が顔を赤くした。加賀も乙女なのだな。
「いいが・・・・・・負けないぞ?」
「私も負ける気はありません。でも、今は一時休戦。お互い助けましょう」
「ふふっ・・・・・・そうだな」
絶対に勝つ、戦い、そして恋にもな。
更新終了です
今日は更新できません
あと再来週まで更新できない可能性があります
ごめんなさい・・・
更新始めます
side 長門
・・・・・・嫌な空気があたりを包む。今まで感じたことのないような・・・・・・恐怖に侵食される。
皆もこの恐怖を感じているだろう。それ程、この恐怖が大きいのだ。
「っ・・・・・・見えてきましたね・・・・・・」
前方に深海棲艦が見えてきた。だが、あの深海棲艦は何だ?装備がとてつもなく大きい。
勿論、私の艤装より遙かに。あの大口径砲が命中すればただでは済まされないだろう。
「全員、戦闘体制に入れ、決戦だ!!」
side 提督
遠くで砲撃音が聞こえる。
たまにとてつもない程大きな砲撃音も。長門の主砲より大きな音が。
・・・・・・みんな大丈夫だろうか。たしか艤装に破損状況を教えてくれるユニットを取り付けたはず・・・
・・・・・・っ!もう・・・・・・全員小破以上・・・・・・こんな事は今までなかった・・・・・・
撤退したほうがいいかな・・・・・・でもそれじゃ大本営に・・・・・・
・・・・・・行こう。みんなの所へ・・・・・・!
「妖精さん、みんなの所へ母船を!!」
「え・・・・・・それ本気なの!?」
「本気だよ!!お願い!!」
「・・・・・・分かった。提督に従うよ!」
・・・・・・間に合って、沈む前に・・・・・・!
side 長門
くっ・・・・・・中々辛いな・・・・・・
あの深海棲艦の火力・・・・・・私達の比じゃないな・・・・・・
「フフ・・・・・・早ク水底ニ堕チナサイ♪」
砲撃は止まない。回避。砲撃。回避。砲撃。
「あの砲撃どうにかなりませんか・・・・・・」
「とにかく艤装をある程度破壊すれば収まると思うが・・・・・・硬いな」
そう。火力がある上に装甲が硬いのだ。
「とにかく、私は艦載機で援護します。そちら側はお願いしますね」
「あぁ・・・・・・分かった」
・・・・・・このままじゃ、ビッグセブンの名が泣くな・・・・・・
「余所見シタラ・・・・・・沈ムゾ?」
「余所見?そんなものしてないぞ!」
回避、そして砲撃。
「ビッグセブンの力、侮るなよ!!」
砲弾が主砲に命中し、爆発。
「クッ・・・・・・主砲ガヤラレタ・・・・・・」
どうやら今の砲撃で破損したらしい。つまり、破壊が可能ということだな。
「皆・・・・・・私に続けぇぇぇぇぇぇ!!」
「勿論ネー!!FIRE!!」
「私も・・・・・・ビッグセブンよ!!」
金剛と陸奥も砲撃する。艤装に命中し、爆発。
「チッ・・・・・・調子ニ・・・・・・乗ルナァァァァァ!!」
深海棲艦の主砲からも砲弾が放たれた。
私と金剛が回避に成功したが、遅れた陸奥に砲弾が命中した。
「きゃぁ!?」
「陸奥っ!!」
「損害状況・・・・・・大破寸前・・・・・・かなりやばいわね・・・・・」
「くそっ・・・・・・」
その時だった。声が聞こえた。
私の一番愛している存在の声が。
「みんな・・・・・・来たよ!!」
side 長門
「て・・・・・・提督!?」
何故提督が・・・・・・
「・・・・・・提督、危険ですから早く引き返してください」
「駄目、みんなを助けに来たんだから」
・・・・・・優しいな。提督。
「さぁ早く!!みんな戻って来て!!」
「・・・・・・全艦、母船に撤退!!」
とにかく・・・・・・これで・・・・・・
「アレガ司令・・・・・・ナラ!!撃テッ!!」
砲撃音が鳴り響く。咄嗟に回避行動に移そうとしたが、砲弾は私達には飛んでこない。
徹甲弾は私達の頭上を飛び、そして・・・・・・!?
「ぇ・・・・・・?」
湿った音がした。提督の体を貫通していた。
「提督っ!?」
走った。とにかく走り、母船に乗った。
「提督!!しっかりしろ!!提督っ!!」
「ぁ・・・・・・あはは・・・・・・本当に駄目だなぁ・・・・・・僕・・・・・・」
「何を言っている!!今医務室へ!!」
「・・・・・・」
抱き上げた途端、提督の手が重力に従い垂れた。
「て・・・・・・いとく?」
「・・・・・・」
返事がない。
あるのは沈黙のみ。
「嘘だ・・・・・・嘘・・・・・・」
「長門!!」
背後から加賀の声がした。
「嘘だと・・・・・・言ってくれ・・・・・・」
「長門、しっかりしなさい!!」
「っ・・・・・・」
「貴方がそうなってどうするの。まだ希望は残されているわ」
「・・・・・・なら・・・・・・提督を医務室へ・・・・・・」
「私・・・・・・が?貴方は?」
「私は、あの深海棲艦を沈める」
「無茶よ・・・・・・」
「無茶かどうかは殺ってからだ」
そう、とにかく沈める。
「・・・・・・分かったわ」
絶対に・・・・・・
「沈めてやる・・・・・・」
side 提督
ピッ・・・・・・ピッ・・・・・・ピッ・・・・・・
機械音が同じ感覚で鳴り響く。
で、ここはどこだろうか。確か体を貫かれて・・・・・・からの記憶がない。
「すぅ・・・・・・すぅ・・・・・・」
寝息が聞こえる。
長門が居た。僕の手を強く握って。
「・・・・・・長門・・・・・・」
僕は握り返した。
「てーとくぅ・・・・・・もうたべられないぞー・・・・・・」
・・・・・・鼻血が出た。いつもとのギャップがすごい・・・・・・
「・・・・・・長門?」
「んぅ・・・・・・!!提督っ!!」
「むがっ!?」
抱きついてきた。柔らかい感触が・・・・・・
「提督・・・・・・心配したんだぞ?」
「ごめんね・・・・・・長門・・・・・・」
「皆からも手紙が来ている。後で読まないと怒られるぞ?」
「うん、分かった♪」
そう言って長門は部屋から出て行った。心なしか、スキップしていたような・・・・・・
ま、読んでいこうかな・・・・・・
『また、一緒にご飯に行きたいです 赤城』
赤城らしいなぁ・・・・・・
『早く元気になれよ!! 摩耶』
・・・・・・?消した痕跡が・・・・・・読み取ってみるか・・・・・・
『・・・・・・また、笑顔見せてくれよな』
・・・・・・これが、”ツンデレ”という奴か・・・・・・
side 長門
「皆、提督が目を覚ましたぞ!!」
「ほ・・・本当!?」
「嘘をつく筈がないだろう?」
「・・・・・・よかった・・・・・・」
食堂に居た皆に伝えた。喜びに身を任せはしゃぐ艦娘も居れば、泣いている艦娘も居る。
・・・・・・皆、嬉しいのだ。
「・・・・・・長門」
「加賀、どうした・・・・・・?」
「思いは、伝えたのかしら?」
「な・・・・・・!?//」
「まだのようね」
加賀はクスッと笑う。
「伝えたくても・・・・・・伝えられないのだ・・・・・・」
「なら、私が行ってもいいのね?」
「そ・・・・・・それは・・・・・・」
「早く・・・・・・行きなさい。これは長門のためでもあるわ」
「・・・・・・分かった!!行ってくるぞ!!」
「えぇ・・・・・・」
やっと、か。
久しぶりに更新です
「それで長門さんは告白を・・・・・・?」
「あぁ。思いを告げたぞ」
「長門さん乙女ー♪」
「こ・・・・・・こら・・・」
そう、あの後告白し、私と提督は結ばれた。
提督も私に恋心を持っていたらしい。そして・・・・・・提督があの狐だと言う事を知った。
正直、びっくりした。だが、とても嬉しかった。
「長門、話はそれぐらいにしたらどうかしら?提督が拗ねるわよ?」
「ふっ・・・・・・そうだな・・・・・・♪」
「またお話聞かせてねー!」
「あぁ、またな♪」
提督・・・・・・愛してるからな。
シナリオ fin
やっと終わった・・・
じゃあ小ネタ始めますね
【素敵なパーティー】
夕立「提督さん、一緒に出撃しよ!」
提督「ん・・・・・・どこに?」
夕立「えぇっと・・・・・・適当に行くっぽい!」
提督「適当、か・・・・・・断る気はないからいいよ♪」
夕立「やったぁ!!」
-とある海域-
夕立「ソロモンの悪夢・・・・・・見せてあげる!(装備:比叡カレー」
ヲ級「ナニコレ!?エ!?ナニコレェ!?」
提督「・・・・・・精神的に追い詰めるんだね・・・・・・」
-鎮守府-
比叡「あれー?カレーが少なくなってる・・・・・・作らないと!」
金剛「やめるデース!!」
どんな効果あるんだ?>比叡カレー
>>72 SAN値消耗ですね(キリッ
このSSまとめへのコメント
何これ気色悪い
読んでてぞわっとした。