剣職人「安価のヒントで剣を作る」(211)
>>1の注意事項
・版権物は、出されても殆どの物を知らないし、設定が
多過ぎて詰まるだろうから、過度な期待はしないで欲しい
・なるべく属性(火とかツンデレとか猫耳とか)・概念(時間、温度
など)・物(紙やら犬その他)のどれかを被らない組合わせでお願いしたいです
・安価が来てても気付かなかったり、作るのに
時間が掛かったりするので、剣の完成は気長に待って欲しい
では、まずは
↓2 と ↓4 から始めたいと思います
剣職人「よう、俺は剣職人だ」
剣職人「これから安価でビビッ!と来たら、それで新しい剣を作ってみるからな」
剣職人「むむっ!さっそくビビッと来た!」
剣職人「はい……yesのはいか?と、食材探訪……か」
剣職人「まぁとにかく、このイメージで剣を作るぜ!待っててくんな!」
―――職人制作中……―――
剣職人「よっし、剣が出来たぜ!」
剣職人「刃は結構長いな。上下に分かれていて、それぞれ弧を描き、内側が牙が並んだ様になってるな」
剣職人「外側は、曲刀みたいに切れる様になってる仕上がりだ」
剣職人「こいつはどうやら……視認出来る範囲なら、持ち主の剣戟を食べ物になりそうな奴の所まで届かせて」
剣職人「そいつを食材として綺麗な形にカットさせる剣みたいだな」
剣職人「んむ。中々面白い剣が出来た。次もこの調子で行きたいもんだな!」
剣職人「さて、この剣の名前は……そうだな。食材を求めるんだから……」
剣職人「おし。決まった!この剣の名前は 食求剣 だ!」
―――食求剣が完成しました―――
剣職人「次は↓2と↓4だ!」
剣職人「むむっ、来たぞビビッと!」
剣職人「氷と砂だな!」
剣職人「どんな剣になるか……ま、作ってみなけりゃ分からんな」
剣職人「よぉし、やるぞおっ!」
―――職人制作中……―――
剣職人「ふぅむ。薄い水色のガラスの様で、表面がヤスリみたいな剣が出来たな」
剣職人「こいつは、斬ると言うより、斬ろうとした部分を、氷の粒子に変えちまう剣みたいだな」
剣職人「まぁ結果は斬れてるのと同じだが」
剣職人「氷の粒子が舞う様は、美しいと言えるだろう」
剣職人「さて、こいつの名前だが」
剣職人「ふむ……そうだな 氷粒細光剣(ひょうりゅうさいこうけん) これで決まりだ!」
―――氷粒塵光剣が出来ました―――
剣職人「次は↓2と↓4にしよう!」
修正
×―――光粒塵光剣が出来ました―――
○―――光粒細光剣が出来ました―――
>>18
再修正
×―――氷粒塵光剣が出来ました―――
○―――氷粒細光剣が出来ました―――
剣職人「次の案はコチュジャンとコンバーターにしよう!」
剣職人「ん。なんとな~くは浮かんで来たぞ」
剣職人「どれ、挑戦してみるか!」
―――職人制作中……―――
新しく出来た剣で試しに何かと戦う展開はなし?
>>23
剣職人「え?戦い?あー……俺は剣職人だからな~。剣は作るけど、戦闘はしないんだ」
剣職人「だから代わりとして、テスターにこの女剣士さんを呼んでみたぞ」
女剣士「どうも。テスターの女剣士だ」
女剣士「色々変わった剣があるという話なので、私も内心楽しみではある」
剣職人「って事で、彼女には俺の作った剣で、適当な相手と戦ってもらう事になった」
剣職人「たまにその様子を伝えるだろうから、そっちも期待しないで待っててくれな」
剣職人「じゃ、まだあの剣が出来てないから、制作の方に戻らしてもらうぜ」
剣職人「やぁーっと出来たぜ!」
剣職人「しかし、あー…なんというか…こりゃ剣というより、回転ノコギリだな」
剣職人「剣職人としてこれじゃあどうかとも思うが、まぁ良い」
剣職人「で、だ。まずノコ刃の部分が赤い。そんでもって高熱だ」
剣職人「んで、刃の間から赤い汁が飛び散る。これがまた熱い、痒い、燃える」
剣職人「こんなの、食らう相手はたまったもんじゃあないだろうな」
剣職人「じゃあ名前を付けるか。何が良いか……んし」
剣職人「これは コチェバインソー だ!」
―――コチェバインソーが出来ました―――
今日はこれくらいにさせてもらいます。ありがとうございました。また明日にでも
剣職人「よし、じゃあ今日も作ってくかー」
剣職人「↓2と↓4で作るぞ!」
剣職人「よし、タコと麻痺のインスピで作るぞ!」
剣職人「まぁ、大体予想は付くんじゃないか?」
剣職人「じゃあ制作開始だ!」
―――職人制作中……―――
剣職人「完成だ」
剣職人「先細りの、長い蛇腹剣ってとこだな」
剣職人「触れた相手への吸着効果がある。勿論、斬られると麻痺するぞ」
剣職人「え?それだけかって?それだけだが?」
剣職人「そんな事より名前だな。こいつの名は スノクトパラルソード に決定だ!」
―――スノクトパラルソードが出来ました―――
次は戦闘シーンでも考えるんで、超気長にお待ちを
剣職人「さて、今回は剣を試してもらう為に、女剣士さんと浜辺に来ている」
女剣士「中々に良い浜辺だな。それで、今日はどんな剣を使うんだ?」
剣職人「今日試してもらうのはこいつ。食求剣だ」
女剣士「食求剣、か。ふーむ……随分奇異な形をしているな。ちゃんと切れるのか?」
剣職人「モチのロンよ。そこは安心してくれて良いぜ!」
女剣士「そうか、なら良い。ところで、相手は何なんだ?」
剣職人「そうだった。戦ってもらう相手は……あそこに居るアレ、巨大蟹だ!」
女剣士「蟹か。どうしてまた?」
剣職人「食材っぽいだろう?」
女剣士「ああ。食材っぽいな」
剣職人「だろう?だからだ」
女剣士「そうか」
剣職人「そうだ」
剣職人「で、いつでもokかい?」
女剣士「勿論だ」
剣職人「それじゃあ、早速頼む」
女剣士「ふ、任された」
女剣士「さて、そういう訳だ。すまんが犠牲になってもらうぞ」
女剣士「まぁ、鋏くらいは振るわせてやる。それで勘弁してくれ」
女剣士「では行くぞ!」
ザッ! ブォン! ガイィン!
巨大蟹「シャギイィー!」
ブォ!
女剣士「おっと」サッ
女剣士「弾いたのと反対側の鋏で即座にカウンターか。中々反応が良いな」
女剣士「しかし、本当に一跳びで届かない距離でも届くとは。驚きだな」
女剣士「耐久性も試しておくか。それ、掛かって来い」
巨大蟹「シャギギャー!」
ブォン! ブォン! ブォ! ブォ! ブォ!
ガン! ギッ! ガ ギ ギ ッ!
女剣士「ふむ。まぁこんなものか」
女剣士「では、そろそろお前の本領を見せてもらおうか」
女剣士は、剣に全てを委ねる心構えを取った!
女剣士「ふっ!(身体が自然に動くな)」
ガリリッッ! グリンッ! ×2
巨大蟹「シッギャ!?」
女剣士「(先ずは両の鋏の付け根を切り取ったか。これでは蟹としては形無しだな)」
巨大蟹「……」ジュクジュクジュク
女剣士「(むっ!)」
巨大蟹「」ブシャーーー!
女剣士「」グンッ! バッ!
女剣士「(多少危なかったが…自重を利用させての
跳躍で回避…そんな事までさせるられるのか。この剣は)」
ガ! ガ! ガ! ガ! スザッ! ガ! ガ! ガ! ガ!
女剣士「(着地の合間に、片側の脚の先端の間接を切り取り、
着地後にもすぐさまもう片方に同じ処理……いよいよ終わりかな)」
ガリガリガリガリ......
女剣士「(脚が先からどんどん輪切りにされてゆき、遂には胴体だけに)」
ガッ!リリ… ドッ! ギリ…ギリ...
女剣士「(最期は転がった胴体の横から、剣を水平に深く突き刺し、
口の部分を踏み、剣を円周状に動かして切ってゆき、胴を横真っ二つに)」
女剣士「ふぅっ」
女剣士「おーい!剣職人~。終わったぞー!」
剣職人「おー!見てた見てた。惚れちまいそうな動きだったぜ!お疲れさん」
女剣士「はは、お世辞はよしてくれ」
剣職人「いや格好良かったのは本当だぞ?」
女剣士「なら素直に褒められておこうか」
剣職人「それで、どうだった?その剣を使ってみた感想は」
女剣士「そうだな。体が勝手に動く感覚は少々妙だったが」
女剣士「それなりに剣を扱う者なら、そこそこ楽に御せるんじゃないか?」
剣職人「そうか。じゃあ食求剣は初心者にはお勧めしない様にしとくか」
女剣士「ところで、この食材と化した蟹肉はどうするんだ?売るのか?」
剣職人「それも考えたんだがな。折角だし、一緒に食おうと思って。実はもう
バーベキューセットを用意してあるんだ。向こうには、胴体用の岩カマドも組んであるぜ」
女剣士「ほう。それは良いな。だが、二人で食べるには、量が些か多いんじゃないか?」
剣職人「なぁに大丈夫さ。ここは浜辺だぜ?そこら辺の人達を呼びゃあ良いのさ」
女剣士「おお、それもそうだな。じゃあ頼んだぞ。私は火を用意しておく」
剣職人「応ともよ」
剣職人「おお~い!昼食がまだの皆さ~ん!」
モブーズ 「んん?」 「何だ何だ?」 「昼食がどうしたって?」
剣職人「新鮮な巨大蟹の肉があるんだがー!皆も一緒に食わないか~?!」
モブーズ 「ぉお?マジかよスゲー!」 「こうしちゃ居られねぇー!」
「ねぇねぇ、行ってみましょうよ」 「昼食わなきゃよかった。トホホ……」 「行く行くー!」
―――食求剣のテストが終了しました―――
今日はここまでにします。また明日
良いと思う
>>46
ありがとう。心から
ハイ!蟹の脚は輪切りじゃなく縦切りにすべきだと思います
>>48
手軽に焼いて食うにはデカ過ぎだと思ったんよ
剣職人「始めるぜ。来たれインスピレーション!」
剣職人「むむむ……↓2と↓4ッ!」
加速
剣職人「むむむ……おっぱいとスライムッ!これでやるぜ!」
剣職人「叫んでおいて今更だが、少し恥ずかしいなこれ」
剣職人「ええい制作制作ぅ!」
―――職人制作中……―――
剣職人「完成……したな」
剣職人「スライム(dq風)を縦にぐい~んと伸ばした様な形と色の剣だ」
剣職人「材質は硬い筈なんだが、感触はソフトかつそこそこ弾力がある」
剣職人「そしてその性質こそが、この剣のキモになる訳だ」
剣職人「普通なら、当然だが、剣で切られればその瞬間から痛いよな?」
剣職人「ところがこいつは、切る時の感触がアレなもんだから」
剣職人「一瞬切られたかどうか分からなくなる訳だ」
剣職人「まぁそういう誤錯覚を利用して戦う剣って事だな」
剣職人「剣にはお門違いかも知れないが、もしかしたら触り心地を求めて買う奴も居るかもな」
剣職人「じゃあ名前を付けるか。こいつは…… スラッぱい剣 だっ!」
剣職人「なに安直?それが俺の好みだからな。文句言われても困るぞ」
―――スラッぱい剣が出来ました―――
剣職人「よし、次っ! ふむ。↓1と↓3……にしてみるか!」
剣職人「ふむ。麻痺毒と多段ヒット……にしてみるか!」
剣職人「んむ…んむ…よしよし。イメージが固まって来たぞ」
剣職人「さて、取り掛かるか!」
―――職人制作中……―――
剣職人「おし。出来上がりだ~」
剣職人「羽ペンの羽みたいな薄紫の刃が三つ。先に当てる方から、短・中・長の長さで縦に並んでいる剣だ」
剣職人「更に追加装着用として、もうちょっと長い二つの刃を、鍔の上部分に組み込める様になってる」
剣職人「そいつを組み込む為に、持ち手の部分がちょっと長めだ」
剣職人「組み込んだ状態なら、翼みたいに見えなくもないな」
剣職人「そんなに刃があったら重いんじゃないかと思うかも知れないが、大丈夫」
剣職人「刃自体が薄いから、まぁ追加を付けてもクレイモア程じゃあない重さだ」
剣職人「刃の方は、常にうっすらと麻痺毒を纏っていて、強く振れば、僅かに飛沫も飛ぶぞ」
剣職人「上手く当てられれば、多段ヒットも難しくはないんじゃないか?」
剣職人「名前は パララフェザーズソード が良いだろう」
―――パララフェザーズソード出来ました―――
次は戦闘回。期待せずに待ってね
剣職人「よう。今日も剣を試してもらう為に、女剣士さんと洞窟に来てるぞ」
女剣士「よろしくだ。早速だが、今日の剣と相手は?」
剣職人「今日試してもらう剣はこれ。その名も氷粒細光剣(ひょうりゅうさいこうけん)だ!」
女剣士「ほう、最高なのか?」
剣職人「はは、違う違う。その最高じゃなくって、細く光るで細光だ」
女剣士「おっと。それはすまんな」
剣職人「いやいや、紛らわしい名前を付けちまった俺にも問題はあるからな」
女剣士「そうか?まあそう言ってもらえるなら助かるが」
女剣士「それで、相手の方は何なんだ?」
剣職人「たぶんもっと奥に行かないと居ないな。目的の相手は、茶色ゴーレムだ」
女剣士「茶色ゴーレムか……黄色の奴と違って、そこそこ硬い種の奴だな」
剣職人「流石に黒とか水晶でまでやるような事じゃないし、そこまでするのは大変だろ?」
女剣士「そうだな」
剣職人「そんじゃあ奥に移動しますか。護衛もお願いしますね」
女剣士「了解した。ここならそう大した敵も居ないだろうし。心配は無用だろうが」
―――二人移動中……―――
―――洞窟中層部―――
女剣士「そろそろ目的の相手が出て来るあたりじゃないか?」
剣職人「地層の様子も変わって来たしな」
ヒューン!
女剣士「邪魔だ」
バキャアン! バラバラバラ...
剣職人「光目水晶か。これで何体目だ?(目ぇ拾っとこ)」
女剣士「十回以上は砕いた気がするな。こちらとしては、さっさと本命と当たりたいものだが……」
更に移動……
女剣士「ん。あの大きな塊は……当たりかな?」
剣職人「そうみたいだな」
大岩?「グゴー…グゴー…」
剣職人「寝てるのか?」
女剣士「だろうな。起きてもらわなきゃならないが」
女剣士「っと、その前に。細光剣を貸してくれ。代わりにこっちは頼むぞ」
剣職人「しっかと」
スタ スタ スタ...
女剣士「それ」コイシケトバシ
カッツーン!
大岩「グゴ…ゴ…?」
グググ……ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
茶色ゴーレム「ゴアァーーーオ!!」
女剣士「寝起きの所で悪いが、倒されてもらうぞ」
女剣士「まずは袈裟切り!」シュラァン!
女剣士「(削れている感覚だからか、手応えが分かり辛いな……)続いて払い抜け!」シュラァァァッ!
茶色ゴーレム「ゴオォァ!」
女剣士「(切り口も僅かに凍り付くのか)」
女剣士「遅いな。ゴーレムだから当然だが……(連続突き!)」シャシャシャ...!
茶色ゴーレム「ウゴゴ…ッゴアッ…!!」ブォゥンッ!
女剣士「(腕を回して来たか……伏せて、立ち上がる勢いで連続切り!)」シャリ シャシャシャシャラッ!
茶色ゴーレム「ゴゴ…グ…ゥ」ブルブルブル……!
女剣士「ふむ。(震えているが……怖気付いた訳ではない様だな)」
茶色ゴーレム「ゴ…ゴコ…゙ゴゴゴォオオオオオアアアッッ!!」ドゴォン! ドゴォン! ドゴォン! ドゴォン! ドゴォン!
グラグラグラグラ......
女剣士「くっ(やぶれかぶれに暴れだしたか)!」
女剣士「!(突き刺しても地面が削れて…剣が支えにならない…!)」サリッ サリッ サリリ
女剣士「チッ(伏せるしかないか)!」
茶色ゴーレム「ゴォ……」
ズシ ズシ ズシ
女剣士「面倒な腕だな」パッパッ
女剣士「斬り落とす」スッ
タッタッタッ...フォッ! ッィン! ゴド!
茶色ゴーレム「ゴ…!」
女剣士「二本目ッ!」
ィン! ゴドッ
茶色ゴーレム「ッ…ゴ、オオォオオオオ…!!」
女剣士「(大方、次は足で暴れるつもりなんだろうが……)させんっ!」
女剣士「ハアアッッ……(一太刀で両足とも斬る)!!」
ッィィン! ィィィン!
茶色ゴーレム「ッ…ッゴ……オォ…!」
ズズズ…… ドシイイイィィィン!
女剣士「ふぅ……」スラ_チン
剣職人「お疲れさん!ホイ。タオルと飲みもん。中身はフルーツミックスだぜ」
女剣士「ありがたいな。頂くよ」
女剣士「ゴクッ、ゴクッ……プハァ!うん。美味い!」アセフキ
剣職人「あいつのトドメは、刺さなくて良いのかい?」
女剣士「あれじゃあもう何も出来ないだろう。必要無い。無駄に疲れるだけだしな」
剣職人「確かにそうだな」
剣職人「それで、今回の細光剣だけど、どうだった?」
女剣士「ああ、それなんだがな。見てただろうから分かったろうと思うけど」
女剣士「よく切れる……というか削れるのは良いんだが」
女剣士「何でも氷の粉になるせいで、剣で体を支えたりする事が出来ない」
女剣士「だから、地面で反動を付けて攻撃したり、壁に刺して落下速度を抑えたりする事も出来ないな」
女剣士「同様に、足場にするのも不安が残る。と、こんな所だろうか」
剣職人「ふんふん」
女剣士「この剣を扱うには。少なくとも中級か、それ以上の腕が求められるだろうな」
女剣士「あと、剣の性質の事だが。あらかじめ、よく忠告しておいた方が良いだろう」
剣職人「ん。良く分かった。貴重な意見ありがとうな。しっかり参考にさせてもらう」
女剣士「さて。テストは終わったが、仕事はまだ残ってるからな。早くここから出ようじゃないか」
剣職人「ん?何か別の仕事か?だとしたら悪い事しちまったかな……」
女剣士「ふふ、何を勘違いしてるんだ?帰り道にも、敵は出てくるだろう?」
女剣士「それとも、一人でもちゃんと戦えるのかい?」
剣職人「おおっと、そうだったな。すっかり終わった気で居ちまった」
女剣士「しっかりしてくれよ?それじゃ、出口を目指そうか。帰るまでが、仕事だからね」
剣職人「ああ。すまないな。改めて、よろしく頼む」
―――氷粒細光剣のテストが終了しました―――
今日はここまで。ありがとうございました。
剣職人「っし!今日も作るぞー」
剣職人「どんなもんが作れそうかねぇ」
剣職人「いよぉし!↓1と↓3でやってみるっ!」
剣職人「いよぉし!エターナルフォースブリザードでやってみるっ!」
剣職人「って、何だか強過ぎになりそうな気がするが(汗」
剣職人「と、とにかく作るのみだ!」
―――職人制作中……―――
剣職人「出来ちまったな(汗」
剣職人「見た目としては、銀にうっすら水色が混ざった、幅が広めの長剣だな」
剣職人「効果は……切った相手を周囲ごと永久凍結しちまうってえ恐ろしい剣だ」
剣職人「これは最早、剣と言うよりチートな魔道具って感じだな」
剣職人「テスト以外では、この剣自体も永久凍結しといた方が良さそうだ」
剣職人「名前は適当に、 エタフォブリザソード とかで良いだろう」
―――エタフォブリザソードが出来ました―――
剣職人「そんじゃあ次っ!↓1と↓3で作る!」
剣職人「そんじゃあ次っ!トリモチのインスピで作る!」
剣職人「これだと…う~ん?どうなるのか…」
剣職人「まぁ作り始めてみますかねっ、と」
―――職人制作中……―――
剣職人「作れるもんだな」
剣職人「刀身は1m、幅は60cm程。厚みは薄いが、重さはクレイモアと同じくらいだろう」
剣職人「こんな形状なもんだから、柄の方も80cmと長い」
剣職人「まー、触れたもん切ったもんにとにかくくっ付くくっ付く」
剣職人「切るよりも、相手の行動阻害にでも使った方が良さそうな剣だな」
剣職人「それかちっさい奴にでも使うか……っと、それは使う奴が決める事か」
剣職人「もしも、ここまで変わった剣を使う奴が居たらの話だけどな」
剣職人「それで命名だが。う~む……それじゃあ……」
剣職人「この剣は バードライムブリンガー とする」
―――バードライムブリンガーが出来ました―――
剣職人「じゃあ次だな。↓1と↓3でいってみるか」
剣職人「超伝導と薔薇でいってみるか」
剣職人「ふむふむ。あれが…ああなって…こうなる感じか?」
剣職人「よし、構想は出来た。やあってみるぜ!」
―――職人制作中……―――
剣職人「完っ成だっ!」
剣職人「剣自体の型式は、レイピアタイプだな」
剣職人「薔薇をイメージした意匠の柄と鍔に。刃には、薔薇のトゲの様な尖りが沢山付いてる」
剣職人「超伝導というイメージを使っただけあって、こいつには魔法の力を通せる様になってる」
剣職人「だから使うなら、魔法剣士とかが良いんじゃないか?」
剣職人「何も通してない状態なら、受ける魔法も多少は吸えるかもな」
剣職人「勿論、込めた魔法を刃から放つ事も出来る」
剣職人「放つ時は、振りながらってのが理想的じゃねぇかな」
剣職人「それじゃあ名前を付けるとするか」
剣職人「こいつの名前は トローズミッションセイバー に決定だな!」
―――トローズミッションセイバーが出来ました―――
剣職人「次は↓1と↓3!」
剣職人「次は鎗と強化だ!」
剣職人「って、ん~?それは槍屋にでも任せれば良いような……」
剣職人「だが浮かんだものは仕方がない。制作に取り掛かろう」
―――職人制作中……―――
剣職人「ようやく出来たな……」
剣職人「まず無骨なパルチザンみたいな装備がある」
剣職人「そして別個に、それをはめ込む大剣部分がある」
剣職人「で、このパルチザンをはめ込んで大剣に強化、と」
剣職人「ちょっと無理矢理な気がするし、常に重い大剣
部分を持ち運びしなきゃならなかったりと色々アレだが」
剣職人「まぁ一応完成だ。名前を付けよう」
剣職人「そうだな。 パルチェットソード にしておくか」
―――パルチェットソードが出来ました―――
今日はここまでとさせてもらいます。ありがとうございました
剣職人「さて、またまた剣を試してもらう為に、女剣士さんと山に来てるぞ」
女剣士「そんなに木が多い山じゃあないみたいだな」
剣職人「そういう山だと、今回使ってもらうコチェバインソーじゃあ、後が大変になるもんでな」
女剣士「ああ、なるほど。山火事になっては、テスト所ではないものな」
剣職人「そういう事。それで、今回相手をしてもらうのは、あの穴に住んでいるらしい熊だ」
女剣士「ふむ、熊か」
剣職人「噂によると、そこそこの暴れものらしい」
女剣士「まぁ、大人し過ぎたら余りに一方的になってしまうだろうしな」
剣職人「暴れもの過ぎてもそれはそれで困るから、そこそこって訳だ」
剣職人「それじゃあ、このコチェバインソーでよろしく頼む」
女剣士「ああ。 む。都合良く、穴から出て来たみたいだな」
女剣士「悪いが。糧になってもらおう」
熊「……」ノシ ノシ...
女剣士「……」ザッ
熊「…!…グル」
女剣士「……」スッ ギュイイイィィィ......
ピャピャピャ... メラメラ...
熊「!? グルル……」
せっかくなら勇者や英雄に振るってもらいたいな
>>101
そんなんはどっかで人知れず魔王とかとやりあってりゃおk
女剣士「行くぞ」スタ スタ スタ...
熊「!…グルルル…」アトズサリ
女剣士「警戒するか。正解だ。動物として当然の行為……」スタ スタ...
熊「グルル」ジリ...
女剣士「だが運がなかったな。今回においては無駄だ」スタ
熊「グルルルゥ…!」グ…グググ...
女剣士「(力を溜めているか。飛び掛かってくるかな?)」
女剣士「(それなら……)」
女剣士「(剣を軽く振って、っと)ほっ、はっ」フォゥゥゥン フゥゥゥン
ピチャピチャ ピチャチャ!
熊「!!」チリチリパチチリ
熊「グアアァ!ゴアアアァ!」ジタバタ アタマフリフリ
女剣士「(発火痒液の効果覿(てき)面だな)」ザッ ザッ ザッ
女剣士「ハッ!」ブオォォォン!
ズバアァァッ!
熊「グアァァッ!」ザザッ
女剣士「てい!」ブアアァァッ!
ブシィィ!
熊「ガッアァ!」
女剣士「セイッ(突きっ)!」フオォォォッ!
グジュジュガガリガリ!
熊「ウグオアアァア……!」ザザザ
女剣士「ふっ……!」グジュ バッ スタッ
熊「グオ…ウガアアァア…!」ダッ!
女剣士「っと!(突っ込んで来たか)」 サッ
女剣士「(この剣は迂闊に動かせないから、少し危なかったな……)」アセ
熊「ガアアアア!」ブン! ブンッ!
女剣士「気を付けてさえいれば……」サッ スカッ
女剣士「お返しだ!」フオォッ! フォバッ!
ズジャ! ジュバッ!
熊「ガッッ! グオォ!」フラ
熊「ォガア! ガアァ! グルアァア!」ブォガッ! ガッ! フオン!
女剣士「!?(フラ付いたと思ったが、構わず攻撃してくるか……!)」スッ トッ トトッ
女剣士「だが無茶に過ぎるな。攻撃後が隙だらけだ!」フォッッ! フオォォ
ブシュア! ブシュゥア
熊「ゴオァ ガアァ!」ヨロ
女剣士「……」
熊「ウゥ…グゥァ…」ヨタ…ヨタ…
女剣士「逃げるか……だが、それはさせられん」
女剣士「中途半端にして逃がせば……」ザッ ザッ
女剣士「人間に対して、余計な恨みを持たせる事になるだろうからな」ザッ ザッ
熊「グゥ……アァ……」フラフラ...ヨロヨロ...
女剣士「この場で果ててもらう」ザッ!
ブオッッッ!! グジュアアアァァァ!!
熊「グオオォア!ゥオアアアァアァア!!」ジタバタジタバタ!
女剣士「無駄だ……!」グッッ!
ズパァアン!!
熊「…………」コロリ... ドッ
女剣士「……ふぅ」 キュルキュルキュルキュル、キャラキャラ......ピタ
剣職人「お疲れ様」
女剣士「……ああ」
剣職人「あの熊は、近くの村に首を持って行けば、そこの住民が焼きに来るそうだ」
女剣士「そうか」
剣職人「浮かない顔だな」
女剣士「モンスターという訳ではなく、ただの動物だったからな。少し、気が引けていたんだ」
剣職人「まぁ、一応村の方にも被害はあったみたいだからな。そう変わらないんじゃあないか?」
女剣士「……そうかも知れないな」
剣職人「それじゃあ、感想を聞かせてもらって良いか?」
女剣士「分かった」
女剣士「切るのにはそれ程力を入れなくても良いから、楽といえば楽かもな」
女剣士「発火痒液も、牽制には十分役立つんじゃないか?」
女剣士「ただ、剣自体が重めだから、少し動きが鈍るな」
女剣士「まぁ概ねこんな所だろう」
剣職人「ん。良く分かった。ありがとう」
剣職人「それじゃ、熊の首は俺が村まで持って行くから。女剣士さんは、直帰でゆっくり休んでくれな」
女剣士「そう言うなら、お言葉に甘えさせてもらおうか。気を付けて行けよ?」
剣職人「ああ。十分承知してるさ。それじゃあ、またよろしくな」
女剣士「ああ。よろしく。またな」
―――コチェバインソーのテストが終了しました―――
お疲れ様でした。おやすみなさい
剣職人「今日は作るぞー!」
剣職人「スムーズにいくかは分からんが」
剣職人「↓1と↓3のイメージを使って制作だ!」
剣職人「透過と、呪いや怪我からの回復のイメージを使って制作だ!」
剣職人「そうなら……そういう性質がアレして、それがああなるのか?」
剣職人「ん。見えて来た!そいじゃあ始めるか!」
―――職人制作中……―――
剣職人「出来上がった!」
剣職人「形は単純にグラディウスタイプだ」
剣職人「と、言っても。見えている剣は影でしかなく。実体は存在しない」
剣職人「こうやって、剣に触れようとしても」スカスカ
剣職人「この通り、すり抜けちまう。だが、効果はちゃんとあるぞ」
剣職人「こいつの剣(影)部分が触れた、または
すり抜けた所が、怪我や呪いの状態から回復するって寸法だ」
剣職人「別にすり抜けたりしても、痛みだとかは感じない」
剣職人「そりゃあ実体が無いんだから、痛みもなにも無いわな」
剣職人「ああ勿論。柄や鍔の部分で殴られたりすれば痛いぞ」
剣職人「まぁ実際んとこ、剣っつーより、剣に見える回復魔道具だな」
剣職人「当然、殴打以外での攻撃は基本的に期待
出来ないから。攻撃用の武器は、別に用意しておくべきだろう」
剣職人「さあ。それじゃあ命名式だが……、うん」
剣職人「この剣の名前は 癒幽剣(ゆゆうけん) に決定だ!」
―――癒幽剣(ゆゆうけん)が出来ました―――
剣職人「次は↓1と↓3なんか良いんじゃないか」
連投加速でも全然構わずokっすよ
>>122
正しくは、“連投による加速”でした
剣職人「伸びると感覚なんか良いんじゃないか」
剣職人「ふ~む。こりゃああの素材が必要かなぁ」
剣職人「どれ、やってみようじゃないの」
―――職人制作中……―――
剣職人「出来た!」
剣職人「片手と両手で使い分けられるくらいの大きさ・重さの両刃剣だ」
剣職人「感応型金属って言う特殊な金属を使った剣で」
剣職人「“使用者の感覚に合わせて伸びる”って仕組みになってる」
剣職人「本当はもっと応用の利く金属らしいんだが……こいつは剣だから、指向性は
伸びる方のみに限定させてもらった。別ver.が出来るかどうかは、今後の閃き次第だな」
剣職人「思うに。そこそこ便利な剣になったんじゃあないか?」
剣職人「それじゃあ名前を付けようか」
剣職人「まあ、いつも通りストレートに」
剣職人「この剣の名前は レングステンドキャリバー に決定!」
―――レングステンドキャリバーが出来ました―――
剣職人「次は↓1と↓3ならどうだろうか」
剣職人「魔法をはじくとガラガラならどうだろうか」
剣職人「うん。面白い剣になりそうだ」
剣職人「早速制作だっ!」
―――職人制作中……―――
剣職人「ガラガラと形だけでも似せようとして、木の板みたいに角ばった大剣になったな」
剣職人「大剣なのは、少しでも魔法を防ぎやすくする為だ」
剣職人「こいつは面白い特性を持っていて」
剣職人「防ぐ又は弾いた魔法を、ガラガラから出る様な賑やかな音に変えちまうんだ」
剣職人「音の魔法ではなく、単なる音に変わるだけだから。それが再度魔法に
使われる事は無い」
剣職人「よっぽど音に精通した魔術師ででもない限りはな」
剣職人「この剣で戦うなら、当然魔法を使う相手だろう」
剣職人「んじゃ命名っ!」
剣職人「そうだなぁ……よしじゃあ、 ソード・オブ・ガラガラ と名付けよう」
―――ソード・オブ・ガラガラが出来ました―――
今日はここまで。みなさまありがとうございます。また明日
剣職人「今日はこの剣、スノクトパラルソードを試してもらう為に、女剣士さんと高山に来ているぞ」
女剣士「蛇腹剣か、数回程しか使った覚えが無いから、多少不安ではある」
剣職人「ま、あまり使われる剣でないのは確かだな」
女剣士「それなら、そんな剣で戦う相手は?」
剣職人「今回戦ってもらうのは……」
クェアァァーーー!
剣職人「おっと、気が早いな。もう来ちまったみたいだ。俺は隠れておくぜ」
女剣士「食人巨鷹……か」
女剣士「麻痺が回るまでが勝負だな」
ケアァーー! バサッ バサッ
巨鷹「ケエェーー!」バサッ! バサッ!
ギュンッッ!
女剣士「(左斜め前転!)」バッ!
ガガッッ!
女剣士「(爪で突撃とは、鷹らしいいきなりさだな)」スカリ
ブワァッ!
女剣士「(羽ばたきの余波も強烈だ!)」
女剣士「だが戦(や)れない相手じゃない」
巨鷹「ケェッ!」
ズガン! ズガン! ズガン!
女剣士「まだ爪で来るか。だが悪手だ!」スッ サッ ヒラリ
女剣士「(三振りっ!)ふっ!やっ!」ビュオ! ヒュ ビュアッ!
リガガ ガリ ガガリガリ!
女剣士「(吸着効果で当たりは多い様だが、やはり固い足では大したダメージにはならない)」
巨鷹「クア!」グンッ!
ガッ! ガッ! ガッ! ガッ! ガッ!
女剣士「(クチバシか!)それにもっ、当たって、やれんな!」スト ト ト トッ!
スッ スッ スッ...
女剣士「しかし迂闊、(頭が下がってくる時を……)今だっ!」ビュラアッッ!
ズシャシャ!
巨鷹「カッ!?」
女剣士「ふんっ!(吸着した所を、更に引っ張って追加!)」グイッッッ!
ブシュシュウゥ!
巨鷹「クゥェア!?」
巨鷹「クル……!」ギロリ!
巨鷹「ケーッ!」バサッ バサッ
女剣士「(一旦離れたか……)」
巨鷹「クエー!」バサッ バサッ バッッ!
ビュオオォン! ビュオオオン!
女剣士「!(真横を旋回し始めた。突風で弱らせるか落とすつもりだな)」
女剣士「(だが、それなら……)」ニヤリ ジャララッ
ビュオオオォン!
女剣士「(避けつつ……来る少し前に、剣が奴の風に乗る様に振る!)」フオッ
ビュオオ フワッ! オォン! ザシッ!
巨鷹「……」
女剣士「(当たったが……。気付いていない様だな)」フッ
女剣士「(これを)」
ビュオオオォン! ザシッ!
女剣士「(何度も)」
ビュオオオォン! ザシッ!
女剣士「(繰り返す!)」
ビュオオオォン! ザシッ!
女剣士「そうすれば……!」
ビュオオオォン! ザシッ! ビュオオオ ガクッ!
巨鷹「!?」
女剣士「(ようやく効いてきたか…)隙は逃がさん…!」ビュッ! ビャッ! ビュオ!
ビシュア! ズジュ! ビジュ!
巨鷹「カ…クァ…クエッ!」バサッ フラ バサッ
ズザザザ! ザザザッ!
女剣士「(着地したか。倒れる程には回っていない様だな)」
女剣士「(ここでもすかさず両足の付け根を狙ってっ!)」ビュアオンッ!
ズビシャ!ズジャジャジャジャジャジャ!
巨鷹「エアアァァァァ!」ジタタッ
巨鷹「クエェエエィ!」グオッ!
ズガァ! ズガ! ズガガ! ズガッ!
女剣士「まだそんなに動けるか(ここは避けに集中する)!」スッ サッ ス スッ
巨鷹「クガァー!」ブヮサァ!
ブワアアッッ!
女剣士「くっ!(風が重い!だが……っこれなら剣の方が重いぞっ!)」
女剣士「強引にでもっっ!!」ブウゥン!
ズビヤャャャアァッ!
巨鷹「クケェ!」バッ ツバサヒッコメ
女剣士「よし!(翼に多くいった!)」
女剣士「(そろそろ畳み掛けられるか?)」
女剣士「そら、そら、そらっ!」ヒュ ビャ ヒャ
ブシァ ッジュ ザス
巨鷹「ク、エエェ……!」タジ
巨鷹「ク!」グン!
ガツ ガツ! ガツ!
女剣士「また頭に……」ス サッ
女剣士「くらいたい様だな!」ビュヤァッ!グイ
ズビシュァア!ビシュ
巨鷹「ク…ケ、エ…!」ギロリッ
女剣士「そんな顔をしても……」チャキチャキチャキ(剣に戻す音)
女剣士「もう遅いと思うぞ!」ヒュッ!ヒャッ!フォ!
ズバ!ザス!ザ!
巨鷹「ク、ウエ!」ヨタタ
巨鷹「アア!」ブファ!
ブワッ!
女剣士「(傷付いてない左翼で風を起こしてくるか。しかし……)」ニヤ
巨鷹「!?!」バッ、ブファ!
ブワア!
女剣士「ふふ(力が出にくい事に違和感を覚えたかな?)」スッ_ダッ!
女剣士「(滅多切り!)せっ!はっ!とりゃ、とりゃぁ!」
ズバ バ バ バ バ!
巨鷹「ケ、ウ、ウエェェ!」ヨタタタ
女剣士「まぁだまだぁ!」
ズバ! ザン ズババ!
巨鷹「ゥウ、アー!」バッッ!
バフッ! バフッ! バフッ!
女剣士「うわっぷ!」ドシャ!
女剣士「やってくれる……(自分が麻痺して倒れそうだからと、それを利用して翼を押し付けて来るとはな)」
女剣士「っ!(バランスを崩した!?そうか、さっきので押し出されて斜面に……!)」
女剣士「(何としても転がり落ちる訳には__!はっ…!アレなら…!)」
女剣士「届けっ……!!」ジャラビュオッッッ!
ヒュオオオォォォン ザキンッッ!
女剣士「っよし!(丁度良い所に埋まった岩があって助かった。吸着効果様々だな)」
女剣士「(刺さった剣を抜けない程度に引っ張って……!)」グッ スタッ
女剣士「っ、はっ(さっきは焦った。今の内n)」
巨鷹 ーーェ!」グワ!
女剣士「ハッ!?」バッッ! カスリ ドサッ
女剣士「(すぐに立て!)はぁっ……!」バッ
女剣士「危なかった。ギリギリで気付けなければ、どうなっていたか」
女剣士「(さっさと均(なら)してある部分の中央へ移動しなければ)」タッタッタ...
巨鷹「クエッェエ!」バサ、ガッ バサ、ガッ
女剣士「弱って来た筈だが、器用に跳ぶものだな」スッ_
巨鷹「……」
巨鷹「……!」ギロリ
巨鷹「……」ザン! ザン!
巨鷹「クエエエエエェェーーッ!!」バサアアァッッ!!
女剣士「ほう…(今までで最大の威嚇…次で決めてくるつもりだな?)」
女剣士「ならば。こちらも次の一撃に全てを掛けよう」ザッ…チャキチャキチャ、キン
女剣士「そうでなければ、命のやり取りとして失礼だからな」スゥ…ハァ
女剣士「来い!どちらが生き残るか……勝負だ!!」グッッ……!
巨鷹「ッェエアアアァーーーッッ!!」バサンッ! ギュオオオォッ!
女剣士「だぁあああああーーっっ!!」ダッダッダッダッダッダ!
ギュオ…!!
ヒュオ…!!
ドズンッッ!!
巨鷹「ク、エ、アアアアァァァ……!」
女剣士「ふっ…!」ズ…ブシュ!
巨鷹「ア…アァァ、ア…アァ……」ドシャ...
女剣士「(心臓を一突き。勝負……あったな)」
女剣士「食人巨鷹よ、お前は強かった。賞賛しよう」
巨鷹「ク……エ…ェ…」
女剣士「お前の命を奪った分は、生きてみせるぞ」
女剣士「後は、この山の生き物と大地の糧となれ」
女剣士「…………」 黙祷中……
剣職人「……」 ザッ ザッ...
剣職人「終わったかい?」
女剣士「たった今終わった所だ」
剣職人「いやそれにしても、さっきはヒヤヒヤしたぜ」
剣職人「まぁ流石に、もしも落ちたりしたら、自身も省みずに助けるつもりじゃああったが……」
剣職人「とにかく本当に、無事で良かった」
女剣士「ふ。あそこで私が助かったのは、剣職人のおかげの様なものなんだがな」
剣職人「んん?俺はあの時、何にも出来ちゃあいなかっただろう」
女剣士「おいおい、自分がしている事を忘れたのかい?呆けるにはまだ早いだろう?」
剣職人「俺がしている事…、こうやって女剣士さんを何かと戦わせたり、剣を作っているだけだが…」
女剣士「それだよ。この剣の効果は何だったっけ」
剣職人「 ? そりゃ勿論、麻痺効果と吸着だが……あ」
女剣士「ようやく気付いたかい?そう。この剣にその効果があったからこそ、こうして無事で居られる訳だ」
女剣士「だから私は、剣職人に命を救われたも同然なのさ」
女剣士「ところで、この剣を買い取らせてはもらえないか?」
剣職人「え?そりゃあ俺にとっては嬉しい事だけど、どうしてまた?」
女剣士「文字通り、私の命を繋ぎ止めてくれた剣だからな。もらっておきたいんだ」
女剣士「勿論それだけじゃなく、またこういう場所に来る時には持って来ようかとも思っているよ」
剣職人「……そんな風に大事に考えてくれるなんて。それだけで、実に職人冥利に尽きるな」
女剣士「まぁ私の様な奴は、自分でも珍しい部類だとは思うよ」
女剣士「それでこのスノクトパラルソードだが、いくらくらいするんだ?」
剣職人「あー。その事だが……」
剣職人「危険な目に遭わせたのは俺が原因なんだし、お代は4分の1で良いよ」
剣職人「タダっていうのも考えたんだがな。それじゃあ、剣にも女剣士にも失礼だろう?」
剣職人「俺の方は、お代さえ払ってもらえればメンツは立つし」
剣職人「それでどうだい?」
女剣士「私としても異存は無いが、本当に良いのか?」
剣職人「ああ。そうしてくれた方が、俺としても納得が行くからな」
女剣士「それならありがたく、そうさせてもらおうか」
女剣士「じゃあその為にも、早いところこの山を下りてしまおうか」
剣職人「おう。そうだなっ!そうしよう」
―――スノクトパラルソードのテストが終了しました―――
同じとこのバトルで何日も跨いでしまって申し訳ない。これも>>1の文才の無さ故に
そして今日もここまでにさせてもらいます。すいません
明日はまた剣の製作の方に戻らせてもらいます。お疲れ様でした
剣職人「よーし!今日も作るぞー!」
剣職人「なんだか凄く久し振りな気がするが……まぁ良いか」
剣職人「↓1、↓3からの閃きで作ってみるか!」
剣職人「触手、溶解液からの閃きで作ってみるか!」
剣職人「……我ながら、なんでこんなキーワードを閃いたんだか」
剣職人「ともかく、これはまたあの素材が必要そうだな」
剣職人「よし!始めるか」
―――職人制作中……―――
剣職人「出来たぜ」
剣職人「形は先細りの長剣だ」
剣職人「こいつには、前にも使った感応型金属を使っている」
剣職人「使用者の意思次第で、触手みたいに動いて伸縮する訳だな」
剣職人「今回はそれに加え、溶解液の湧出も、感応型金属によって意思次第で出来る様になってる」
剣職人「かなり便利な剣だと思うぞ」
剣職人「名前は 溶触手剣(ようしょくしゅけん) だな」
―――溶触手剣(ようしょくしゅけん)が出来ました―――
剣職人「じゃあ次は↓1と↓3でやるか」
剣職人「じゃあ次は女戦士と筋力強化でやるか」
剣職人「いかんいかん。アマゾネスな人が浮かんで来ちまう」
剣職人「俺がイメージするべきなのは剣なんだからな」
剣「制作に集中っと」
―――職人制作中……―――
剣職人「完成だな」
剣職人「これまたグラディウスタイプの剣だ」
剣職人「こいつの特色は二つ。刃と加護だ」
剣職人「刃の方は、それ自体が強くしなやかに作ってある事だ」
剣職人「この“強くしなやか”ってのが、俺が女戦士から得たイメージだな」
剣職人「衝撃などによる破壊への耐性が高い」
剣職人「加護の方は、所持者の筋力を強化するっつー、そこそこありがたい力がある」
剣職人「剣にはおあつらえ向きかもな」
剣職人「名前は、そうだな…… ファイトゥマソード にしよう」
剣職人「因みに、ファトゥマとやらとは微塵も関係無いからな」
―――ファイトゥマソードが出来ました―――
剣職人「次は↓1と↓3かな」
剣職人「次は貫通と流星かな」
剣職人「ふむ……これは、あんな感じかなぁ」
剣職人「よし。作るぞおっ!」
―――職人制作中……―――
剣職人「仕上がりだ……!」
剣職人「剣はバゼラード型だな」
剣職人「振ると、流星の様な青白い貫通エネルギー弾が出るという仕組みになっている」
剣職人「こりゃ相手にとっちゃ鬼畜だろうなぁ」
剣職人「さて名前だ。 蒼流星剣(そうりゅうせいけん) に決まりだろう」
―――蒼流星剣(そうりゅうせいけん)が出来ました―――
今日はこれで終了です。ありがとうございました
剣職人「おぅし、今日も始めるか!」
剣職人「どんなもんが作れるかねぇ」
剣職人「じゃあ↓1と↓3だ」
剣職人「じゃあカラドボルグと美味だ」
剣職人「ってどーすんだこれ……」
剣職人「まぁ、とにかく考えながら作ってくか」
―――職人制作中……―――
剣職人「出来るとは思わなかったが……完成はしたみたいだな」
剣職人「ドリルみたいで飛ばす剣なのは変わらないが」
剣職人「柄の色がきつね色、刃の先端から2/3が桃色、付け根から1/3が焦げ茶色と」
「焼きチョコ菓子みたいな色になり、変わった効果が付属された」
剣職人「これで貫かれたのが生き物の体だった場合、その部分が食材として美味しくなるって効果だ」
剣職人「ある意味では重宝される剣かもな」
剣職人「それじゃあ命名だが…えー…よし カラドボグルメ に決定だ」
―――カラドボグルメが出来ました―――
剣職人「次は↓1、↓3で作ろう」
剣職人「次は切れ味の追求、居合で作ろう」
剣職人「ふむ…うん。ふむふむ…ちょっと違うかも知れないが、大体練れたな」
剣職人「そうと決まれば制作開始っ!」
―――職人制作中……―――
剣職人「仕上がりだ」
剣職人「形は太刀だな」
剣職人「これは居合からのイメージだ」
剣職人「重要なのは、この刀の特性だ」
剣職人「こいつは所持者の得る経験次第で、いずれは何だって斬れる刀になるんだ」
剣職人「チタンだろうと海だろうと太陽だろうと、宇宙だろうと時だろうと……果ては次元であろうと」
剣職人「ま、そこまで寿命が永かったりすれば……の話だがな」
剣職人「他には、トントン拍子に神話級の経験を得たり出来れば、とか」
剣職人「ただ、それはあくまで所持者の経験によるものであって、刀自体が恒久的に強い訳じゃあない」
剣職人「それに問題もあって、持ち主が変わると、刀の切れ味が初期化ちまうんだ」
剣職人「初期化対抗策としては、柄に被せものをしとく。とかかね」
剣職人「じゃあ名前を付けよう。この刀は…… 超越破天荒刀(ちょうえつはてんこうとう) と名付ける!」
―――超越破天荒刀(ちょうえつはてんこうとう)が出来ました―――
剣職人「明日は↓1と↓3で制作する」
今日はここまでにさせてもらいます。お疲れ様でした
剣職人「今回は殺せないと呪いで作るぞ」
剣職人「想定は二つくらいあるが…どっちにするかねぇ…」
剣職人「体の動きに任せるか」
―――職人制作中……―――
剣職人「出来たな」
剣職人「ナイフくらいの大きさの短剣だ」
剣職人「殺せる剣じゃないからな。こんなもんで良いだろう」
剣職人「どういう事かと言うとだな」
剣職人「これで刺した相手は、殺せなくなる=死ななくなる呪いが掛かるんだ」
剣職人「とは言っても所詮呪いだから、上級な呪術師か、超上級な魔術師とかなら解けるんじゃないか?」
剣職人「んで名前な訳だが。そうだな……皮肉で 魅生(みせい)リコルデ とでもするか」
―――魅生(みせい)リコルデが出来ました―――
剣職人「次は↓1に↓3とかでやってみるか」
剣職人「次は蜘蛛に変形とかでやってみるか」
剣職人「どうするかなぁ」
剣職人「ま、取り掛かるかね」
―――職人制作中……―――
※剣を作りたい訳で、冒険とかバトルがしたい訳じゃないからね
剣職人「完成。だな」
剣職人「左右の上下に、計十六の切れ目があって、幅広で両刃の大剣だ」
剣職人「この切れ目が変形機構なんだが、耐久性も考えて剣を分厚くしてある」
剣職人「で、変形機構を弄ると」シャコンッ!
剣職人「切れ目が開かれて、蜘蛛みたいな形に変えられるって設計だ」
剣職人「開いた部分は、全部片刃の仕様になってる」
剣職人「これがどう活かせるかはよく分からんがな」
剣職人「因みにだが、ソードブレイカーみたいには使わない方が良いと思うぞ」
剣職人「そこまでの耐久性があるとは思えないからな」
剣職人「名前は 蜘蛛足剣 で良いか」
―――蜘蛛足剣が出来ました―――
剣職人「次は↓1と↓3にしてみようかね」
剣職人「次は増殖と快楽にしてみようかね」
剣職人「いやぁ、どうなる事かねぇ」
剣職人「とにかく作るか」
―――職人制作中……―――
剣職人「赤くて禍々しい剣が出来たな」
剣職人「快楽と言っても、色々と種類がある」
剣職人「この剣は、斬れば斬る程、斬る事と殺傷に対しての快楽が増殖するという……」
剣職人「言わば、妖刀ならぬ妖剣て所だな」
剣職人「恐ろしい剣を作っちまったもんだ」
剣職人「 快殺剣 ……ってとこかね」
―――快殺剣が出来ました―――
剣職人「んじゃ明日は↓1に↓3から制作するか」
今日はここまでとさせてもらいます。皆様ありがとうございました
剣職人「んじゃ今日は追撃に八卦百二十八掌から制作するか」
剣職人「言っといてなんだが……どうすりゃ良いんだ?これ」
剣職人「やってみりゃ分かるか」
―――職人制作中……―――
剣職人「で……出来た……」
剣職人「細く、刃が12cm程の剣だ」
剣職人「細い分、かなり頑丈にはしてある」
剣職人「相手の攻撃・反撃を受けずに、自分の攻撃の波に乗ったままなら」
剣職人「最大で128回の、素早い刺突追撃をさせる剣だ」
剣職人「結構上級者向けじゃねぇかなぁ」
剣職人「じゃあ名前は、 刺突百二十八追剣 でどうだ?」
―――刺突百二十八追剣が出来ました―――
そろそろバトル回やりますか。気が重い
ダアァ~メだ。やっぱり浮かんで来ねぇ。
明日、もし書けたら書く。申し訳ない……
剣職人「よ。今日も女剣士さんに剣を試してもらう為に、近場の森に来てるぞ」
女剣士「場所を見るに、大した相手じゃあないみたいだな」
剣職人「その通り。今回の相手はオークだ」
女剣士「なんだ?今日試すのはそんなに弱い剣なのか?」
剣職人「いやいやそんなつもりは無いさ」
剣職人「というかオークだって、強さとしては中の下くらいだろう?」
剣職人「理由はちゃんとしたのがあるぞ」
剣職人「今回試してもらうスラッぱい剣の性質が、アレだろう?」
剣職人「似てる感触してそうなあいつらなら、気付きにくい効果も上がりそうな気がしてな」
女剣士「ああ……そういう事か」
女剣士「剣の説明を受けた時、実際に触ってみたが。確かに感触は柔らかかったな」
女剣士「なんだか剣らしくなくて、違和感が凄かったが」
剣職人「まぁそれがその剣の売りだからな」
剣職人「説明の時にも言ったが、剣自体は頑丈だから安心してくれ」
女剣士「ああ。そこは剣職人の言う事だから、心配はしてないさ」
女剣士「しかしオークか、集団戦になるか?」
剣職人「あー、そうだと困るな。そういうの向きの剣って訳じゃないし」
女剣士「なぁに。それくらい平気さ」
女剣士「そもそも、剣というもの自体、集団戦を考慮して作られたものじゃあないんだからな」
女剣士「それに、そういう剣も作れる時代なだけマシだろう」
女剣士「遥か昔なら、剣とは特殊な効果も種類も無く。腕によってのみ、成り立つものだったんだからな」
剣職人「そうだなぁ。そう考えれば、俺は幸せ者なんだろうな」
剣職人「おっと。そうこう言ってる内に、オーク達の住処に近付いて来たか」
剣職人「俺は少し離れて見守らせてもらうよ」
女剣士「ああ。だが、周りには気をつけていろよ?」
剣職人「気をつけろってな、本来はこっちが言うべき事なんだろうがなぁ」
剣職人「女剣士さんはかなり強いから、前みたいな危ない
状況にでもならない限り、そうそう心配って感情が湧いて来ないんだよな」
女剣士「ふふっ。戦う者にとって、強い事は誉れだ」
女剣士「そう思われるだけでも、結構ありがたいものさ」
女剣士「さて、行って来るとするか」
女剣士「この変わった剣での戦いは、どんなものかな」
女剣士「どれ、剣気でも当てて誘き出してみるか」グッ
ブワ……!
ブギ? ガサ...
ガサガサ
フゴォ ガサッ
女剣士「当てられてくれたか。面倒が省けたな」
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