凛「お誕生日おめでとう」まり花「えへへ」 (38)

◆ひなビタ♪SSです
◆まり花お誕生日おめでとう記念SS
◆明日は平日ですが、休日という事にしてお読み下さい

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凛「お誕生日おめでとう、レコード屋」

まり花「えへへ、ありがとりんちゃん」

凛「それで……私からのプレゼントなのだけれど……」ソッ

まり花「わっ箱だね!開けていい?」

凛「ええ」

まり花「びりびり…ふぉおおおっ!わたしが前に気になってるって言ってた東京限定生クリームたっぷり仕立てマカロンっ!」

凛「お取り寄せして貰ったのよ」

まり花「えへへへへっ、ありがとりんちゃんっ!あとで一緒に食べよっ!」

凛「え、いいの……?」

まり花「当たり前だのハッカーさんだよっ!」

凛「それを言うならクラッカー……」

凛「それで、まだ、あるのだけれど……」

まり花「えっ?なあに?」

凛「その……もう一つの私のプレゼントは……」モジモジ

まり花「どきどき」

凛「わ、私を、明日一日、好きにしていいっていうもの、なんだけど……」

まり花「えっ?りんちゃん自身をくれるんじゃないのっ?」

凛「な、何言ってるのよ、もう……私はもう、貴女のものでしょう?」

まり花「り、りんちゃ///」

凛「だ、だからその、明日は貴女に言われたことなら、どんなことだってしてあげるわ、例えどんな変態的なことだって……」

まり花「どんなことでもいいの?」

凛「ええ……で、出来る事なら、ね?」

まり花「そっかあ……」


まり花「じゃありんちゃん、ちょっと待っててね」タタタタ……

凛「え、ええ……」

凛(……我ながら愚昧なアイディアよね、なんでもしてあげる、なんて……)

凛(だって、マカロンだけじゃ何か物足りない気がするし…指輪はもうあるし……)

凛(悩んだ挙句、こんな案を思いついて……もっと何か、あったでしょう……)

凛(旅行とかプレゼントしたかったけれど、日に余裕がなくて……)

まり花「りんちゃーんっ!」

凛「あ、早かったわね……」

まり花「えへへへへ」ジャラッ

凛(ジャラッ?)

まり花「りんちゃん、手出して?」

凛「え、ええ……」ドキドキ

まり花「えいっ」

カチャッ

凛「え、こ、これ手錠……」

まり花「これをわたしにもつけてー」カチャッ

凛「ちょ、ま、まり……」

まり花「えへへへ、これでりんちゃんとわたしは文字通り一心同体だよっ!」

凛(……手錠プレイ?)

凛「い、言い出したのは私だから仕方ないけど……明日までよ?」

まり花「分かってるよりんちゃんっ、明日はずっとわたしと一緒だよっ!」

凛「な、も、もう……まりかったら……///」

まり花「えへへ」

凛「それはいいけど、手錠をしながらの生活は、大変だと思うわよ…?」

まり花「大丈夫だよ、絶対大丈夫だよっ!」

凛「何なのよその自信は……お風呂とか、寝る時だって…」

まり花「何言ってるのりんちゃん、一緒のお風呂とか今に始まった事じゃないでしょ?」

凛「ま、そ、それはそうだけど……あと、洗面所とか……」

まり花「えっ、おトイレ?」

凛「何その顔」

まり花「り、りんちゃん、わたしの方見ちゃダメだよっ!絶対ダメだよっ!」

凛「あ、貴女、それをすっかり失念していたのね…!」

まり花「と、とにかく、手錠さんは明日が終わるまで外さないからねっ!」

凛「わ、分かったわ……」

まり花「……りんちゃん、嫌じゃない?」

凛「嫌じゃないわよ…だって」

まり花「だって?」

凛「最愛の人と、離れること無く一緒にいられるんですもの」

まり花「えっ……も、もう、りんちゃんったらあ///」

凛「真っ赤な貴女の顔もよく見えるわ……」

まり花「り、りんちゃんっ///」

凛「ふふふ」

まり花「じゃありんちゃん、帰って一緒にお風呂入ろっ!」

凛「いいけど…二人で一緒ってことはあんなことも……」

まり花「そ、そういうことじゃないよっ!もう、りんちゃん、なんだかドキドキするよっ」

凛「私はいつも貴方にドキドキしてるわよ…?ま、まあ、ちょっと、頑張ってるのよ」

まり花「そ、そうなんだ…じゃあわたし、りんちゃんとお風呂入るから、みんなまた明日ねっ!ばいばい!」

凛「また明日」


一舞「う、うん……」

咲子「……///」

めう「」

一舞「…さきこぉ、今日は一緒に寝よ?」

咲子「あらあら、イブちゃん、今日はとってもとっても寝かせてあげませんよ?うふふ」

めう「」


めう「」

~お風呂~

チャプ…

まり花「ふう、気持ちいいねりんちゃん」

凛「え、ええ…手錠、錆びたりしない?」

まり花「大丈夫だよ、防水性だから」

凛「そ、そう」

凛(まりかの白い肌が丸見えだわ…い、今更何をドキドキしているのかしら…
 彼女の裸なんて、もうベッドの上で飽きるほど何回も何回も見ているじゃない……)

凛(……飽きてなんか、ないわよ)

まり花「りんちゃん、よそ見しないでよっ、こっちを向いてっ?可愛いお顔見せてっ?」

凛「み、見てしまったら、抑えきれなくなりそうで……」

まり花「いいんだよっ?」

凛「で、でも……」

まり花「ふふふ、りんちゃーん♪」ギュー

凛「きゃっ!ま、まり……」

まり花「りんちゃんからしてくれないなら、わたしからしちゃうよっ?」

凛「ちょ、ちょっと、ま……んっ」チュッ

まり花「んー……」

凛「ん、っ」

まり花「はぁ……っ」

凛「あ……まり、かぁ」

まり花「りんちゃん、物足りなさそうな顔してる」

凛「そ、そんなこと……」

まり花「じゃあもういらない?」

凛「いらなくなんか、ないわ」

まり花「ふふふ、やっぱり、そうだよね、りんちゃんっ……♪」ニコッ

……

~まり花の部屋~

まり花「えへへ、長湯しちゃったねー♪」

凛「え、ええ……///」

まり花「ところで手錠さん、結構邪魔だね、してる時は外す?」

凛「あ、貴女、自分で言い出した事くらい守りなさいよ…このままでいいわ」

まり花「そう?」

凛「それに……」トン

まり花「あっ、り、りんちゃん」

凛「ずっとふたりで密着してするっていうのも、いいものね、まりか」

まり花「り、りんちゃ……」

凛「手錠があると、貴女との距離が近いわ」ナデナデ

まり花「ん……」

凛「でも、ちょっと、愛撫はしにくいわね……」

まり花「…りんちゃん、また、するの?」

凛「さっきは貴女からだったし……それとも、もう眠い?」

まり花「ううん、いいよりんちゃん、いっぱい、ね?」

凛「ふふふ、まりか……んっ」

…………
……

……

凛「う、ううん……?」

凛「…………」ボー

凛「……」チラッ

まり花「すう……」

凛「…そうだわ、昨日は、まりかと、思う存分……///」カァァ

凛「…何を今更恥ずかしがっているのかしら……」

凛「取り敢えず、起こさないように服を着て……」ガチッ

凛「あっ」

まり花「んんっ……りんちゃん……?」

凛「そういえば、手錠してたんだったわ……」

まり花「ふぁあ……おはようりんちゃん……」ボー

凛「お、おはよう……もうお昼だけど……」

まり花「おひる?」

まり花「そっかあ……じゃあお昼ごはん作んないとね……」

凛「ええ……一緒に作りましょう?」

まり花「うん……できるかなあ?」

凛「大丈夫よ…」

まり花「うん、そっか……でもその前に」

凛「前に?」

まり花「ちょっと、おトイレに……」モゾモゾ

凛「あっ、ちょ、ちょっと!ふ、服を着てからにしなさいよ!」

……

まり花「り、りんちゃん!後ろ向かないでよっ!絶対向いちゃダメだよっ!」

凛「わ、分かってるわよ……」

凛(しかし、アレね……向かないでと言われると……逆に…)

凛(い、いや、見ないわよ、見ないから……!)

まり花「ふー…」

凛(で、でも、音はよく聞こえちゃうというか……)

凛(これは、非常にマニアックなサウンドセクショリズム……)

凛(こ、こんな思考は愚昧の極みだわ…無心でいるのよ、霜月凛……!)

凛(…………)

凛(い、いや、逆に音が聞こえてくるわね……)

凛(どうしましょう……すっごく気まずいわ……)

凛(もうちょっと手錠の鎖が長ければ外で待っていられたのに……)

凛(でもそれじゃ手錠の意味が……)

まり花「りんちゃん」

凛「え、な、何?」

まり花「終わったよっ?」ジャー

凛「そ、そう、良かったわ……」

まり花「…こっち見なかったね?」

凛「あ、貴女が見るなって言ったんじゃない…」

まり花「えへへへ、それもそうだねっ」

凛「も、もう……」

…………

凛「まりか、卵割って」

まり花「うん……あっ」ドロッ

凛「あ…ま、まぁそれを拾ってボウルに…あっ」ガシャン

まり花「り、りんちゃん、フライパンさんがっ!」

凛「うっ、拾わないと……」スッ

まり花「ちょ、ちょっとりんちゃんっ!急にしゃがんじゃダメだようっ!」

凛「ご、ごめんなさい……」

まり花「……手錠外す?」

凛「い、いやそれは貴女への約束が……」

まり花「で、でもお台所が……」

凛「うっ……」

咲子「……それで私のところに?」

まり花「うんっ!さきちゃんのところ、軽い食事もできたよねっ!」

咲子「えっと、ミートソーススパゲッティとかの軽食なら……」

凛「お願いできるかしら」

まり花「わたしそれとちくパねっ!」

咲子「はい、ちょっとまって下さいねっ」

まり花「えへへ、外でお昼ごはんだなんて豪華だね」

凛「まぁいつものシャノワールだけれど…本当はもうちょっと遠くのレストランとか、そういう場所が良かったかしら?」

まり花「ううん、わたしここがいいよっ!ちくわパフェはここにしかないもんね!」

凛「そ、そう」

まり花「あ、わたしはりんちゃんが連れてってくれる場所ならどこでも嬉しいよっ!」

凛「も、もう、まりかったら……///」

一舞「ふぁああ……あ、おはよ、まりか、りん」

まり花「イブおはよーっ!」

凛「おはよう…貴女……もうお昼よ…」

一舞「さっき起きたんだしっ!二人は仲良くお食事?」

まり花「うんっ!最初はわたしたちで作ろうとしたんだけどねっ、手錠が邪魔で失敗ばっかだったから……」

凛「そ、そんなに詳細に言う必要はないんじゃないかしら……」

一舞「ふーん…手錠付けた生活って結構大変なんだねえ」

まり花「あっ、でもりんちゃんは手錠付けたほうがわたしと密着できていいって……」

凛「わーっ!わーっ!それ以上はやめなさいレコード屋っ!」

一舞(昨日二人で思う存分イチャコラしたんだろうなあ)

一舞(……人のこと言える立場じゃないけど)

一舞「はいはい、アツアツの二人を邪魔しちゃ悪いからあたしはここで退散するよっ」

まり花「えへへへへ」

凛「全く……そういう洋服屋だって……首元に……」

一舞「っ!」パシッ

凛「貴女も昨日は熱い夜を……」

一舞「う、うっさい!ああもう、さきこったら……」

凛「ふふ」

まり花「りんちゃんがああいう事言うの、珍しいねっ?」

凛「一方的に弄られるのは癪だったから、ちょっとお返ししただけよ…それに……」

まり花「それに?」

凛「私は別に洋服屋の首にうっ血痕なんて見つけてないんだけど、ね…ふふふふ」

まり花「り、りんちゃん悪い顔だよう…」

一舞「さきこぉ、りんがいじめるよぉ」

咲子「あらあら…りんちゃんがそんなことするなんて、珍しいですね」

一舞「まぁそれはともかく……あの二人も相変わらずらぶらぶだねえ」

咲子「ふふふ、仲良しなのはとってもとってもいいことですよ」

一舞「そうなんだけど…最近は度が超えてきたような…俗に言うバカップル?ほら、あれ」

咲子「はい?」


まり花「はいりんちゃん、あーんっ♪」

凛「あ、あーん……もぐもぐ」

まり花「りんちゃん、おいしい?」

凛「え、ええ……とってもとっても……」

まり花「あ、りんちゃん」

凛「え、何……」

ペロッ

まり花「えへへ、りんちゃんの口元にクリーム付いてたから、舐めちゃった♪」

凛「あっ……///」

まり花「もうりんちゃん、今更赤くなることでもないでしょっ?昨日あんなにいっぱい舐め合いっこしたのにっ」

凛「そ、それ以上は言わないで……///」

一舞「うう、すっごい甘ったるい光景だしっ…」

咲子「うふふ」

一舞「…もしかして、あたしたちも他から見たらそうなのかな」

咲子「そうかもしれませんねー」

一舞「じゃあ改めたほうが……」

咲子「もうイブちゃん、あんまり他人の目を気にしすぎてもダメですよっ」

一舞「そうかな…」

咲子「そうですよっ!」

一舞「うーん……」


まり花「今度はりんちゃんがあーんしてくれる番だよっ!さあ!」

凛「ええ…その、れ、レコード屋……あーん……」

まり花「あーん…もぐもぐ……うん、とっても美味しいよりんちゃんっ!」

凛「よ、良かったわ……」

……

凛「さて、特に予定も無いのだけれど……」

まり花「どっか行ってデートする?」

凛「でももう3時だから遠出は出来ないわよ……」

まり花「うーんと……じゃあお散歩しようよっ!」

凛「散歩?」

まり花「うんっ!商店街の周りとかをただ歩くのっ!」

凛「なるほど……いいわよ」

まり花「わあいっ!りんちゃん大好きっ!」

凛「だ、大好きって……///」

まり花「じゃありんちゃん!善は磯辺焼きだよっ!時は柿なんだよっ!早くっ!」

凛「そ、そんなに急がなくても……あと善は急げと時は金なりね……」


……

まり花「ここらへんの風景、りんちゃん好きだって言ってたよね」

凛「ええ」

まり花「もうすっかり秋だねっ」

凛「ええ、涼しくなってきたし、もう衣替えも近いわね」

まり花「でもこうやって、手を繋いでると、ちっとも寒くないよねっ!」

凛「な……そ、それは今手錠をしてるからなるべく目立たないようにって……」

まり花「じゃあ手錠ずっと外さないでおこうかなー」

凛「うっ、あ、貴女にせがまれたら、するかもしれないわ……」

まり花「えへへ、わたしは手を繋ぐのすきだよっ?だって暖かいし、りんちゃんの感触がするもんっ!」

凛「う、うう…///」

まり花「えへへ、ゆでゆでだこのりんちゃんも今では近くで見れるねっ」

凛「う……ま、まりか、顔が近いわ……」

まり花「少し前は、こんなに近づいたら逃げちゃったもんね?」ギュ

凛「ちょ、ま、まり……」

チュッ

凛「……!」

まり花「えへへ、キスしちゃった」

凛「あ、貴女……!あ、辺りに誰もいないから良かったけれど……」

まり花「りんちゃん、わたしね、とっても嬉しいんだ」

凛「えっ……?」

まり花「こうやって、りんちゃんと、その、こ、恋人として一緒にいられることがねっ?」

凛「ま、まりか……」

まり花「もうすぐ、わたしとりんちゃんがこんな関係になって一年だよね?」

凛「ええ」

まり花「その間、わたしは色んな事をりんちゃんから教えてもらったんだよ?
    例えば、やっぱり音楽のこととか、「憂鬱」の書き方とか、他には、えっと、あと夜のこととかも……」

凛「よ、夜のことは、その……///」

まり花「わたしね、最初は女の子同士だったし、この関係が続くかどうか不安だったの」

まり花「でもね、りんちゃんと一緒にいるうちにそれは余計な心配だってすっごく思ったんだよっ!
    だって、わたしはどんどんりんちゃんのこと、大好きになっちゃったからっ!」

凛「…私も」

まり花「えっ?」

凛「私も、貴女の事が、付き合っているうちに、もっともっと、大好きになってたわ……」

まり花「そっかあ……一緒だね?」

凛「うう……こ、こういう話は外じゃなくて、家でしましょう……///」

まり花「えへへ、ごめんね」

凛「じゃあまりか……晩御飯の材料買って、帰りましょうか」

まり花「うんっ、でも、できるかなあ?」

凛「今度は私の家の台所でしましょう?なら大丈夫よ」

まり花「そっか、りんちゃんが言うなら大丈夫だよねっ!」

凛「ええ」

まり花「じゃ、早速行こっ?」

凛「ゆっくり歩いて行きましょう?私、まだ頬の火照りが取れてなくて…」

まり花「それならわたしも一緒だよ、りんちゃんっ」

キャッキャウフフ


めう「」

めう(ゲーセンから帰ってきたらバカップルが道端でキスしてためう……)

めう「」

めう「ううう…帰ったらひなひなに電話するめう……」

……

まり花「ねえりんちゃん、もうすぐ一日経っちゃうね」

凛「ええ」

まり花「手錠してみたけど、どうだった?やっぱり不便?」

凛「まぁ不便な事もあったけど、私は貴女をいつも以上に近くに感じられてよかったわ……」

まり花「そっかあ」

凛「そういう貴女はどうなのよ…」

まり花「わたし?わたしはね、うん、やっぱりりんちゃんと近くにいれて嬉しかったよっ!
    こういう機会でもないと、こんな事してくれないでしょ?」

凛「え、えっと……少し考えるかもしれないわね……」

まり花「でしょー?だからね、折角こんな事出来たのに、これ外すの、ちょっと寂しいな、なんて」

凛「……もう、何言ってるのよ、まりか」ギュ

まり花「あっ、りんちゃん」

凛「手錠なんか無くったって、私は貴女の側にずっといるわよ……」

まり花「りんちゃん……うん、そうだね」

凛「ええ」

まり花「……わたしも」

凛「私も?」

まり花「わたしも、ずっとりんちゃんの側にいるよ」

凛「……そう」

まり花「りんちゃん、うれしい?」

凛「そりゃ、そうよ」

まり花「えへへへ、よかった」

凛「もう、まりかったら……」

まり花「えへへ、りんちゃん、大好きだよっ」

凛「ま、またそうやって……わ、私だって、愛してるわ、まりか」

まり花「えへへへっ♪」

まり花「ねぇりんちゃん、キスしよー」スリスリ

凛「いいけど……その後しちゃうんじゃない?」

まり花「えへへへへ…だめ?」

凛「だめじゃないけれど……手錠外さない?」

まり花「あー、りんちゃん、ちょっとしてる時しにくそうだったもんね」

凛「……やっぱりわかる?」

まり花「りんちゃんの事ならなんでも分かるよっ」

凛「そ、そういう貴女は割といつも通りだったわね……」

まり花「そうかな?ちょっと邪魔かなって思っちゃってたよ?」

凛「そ、そうなの……」

まり花「ちょっと外すの名残惜しいねっ?」

凛「なら付けたままでも……」

まり花「いいよ、外しちゃうよっ、えいっ」

ガチャッ

凛「やっぱり痕になってるわね…」

まり花「二人の愛の証、って感じかなっ?」

凛「そ、そう言われるとなんだか気恥ずかしくなってくるわね……」

まり花「えへへへ、りんちゃん、大好きだよ、これからもずっと、よろしくねっ?」

凛「まりか……私も、今後も末永く、よろしくお願いします……」

ちゅっ。

おわり

お疲れ様でした
まり花ちゃん16歳のお誕生日おめでとうございます

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