VIPから来ますたwww(91)
よろしくお願いします
http://i.imgur.com/49DAC54.jpg
http://i.imgur.com/TCHKSoJ.jpg
http://i.imgur.com/TvaHwjR.jpg
こんな感じで規制だかされて
完走が出来ないのが二回程あったのでこっちに来ました
男「は? 許嫁だって?」
を書きます よろしくお願いします
=男「は? 許嫁だって?」=
男「どう言う事だよ急に!」
親父「いや~それがな…俺の会社も結構、赤字でな。
先週丁度お前の許嫁が帰国してよ。
倒産回避の為に許嫁父の会社と結託する事にしたんだわ」
男「オヤジの会社事情なんて知らねぇよ!」
親父「お前のためにも大会社の令嬢と結婚しとくのは将来安泰だと思うがな~……」
男「……っ」
親父「それじゃ部屋入ってくれ」
男 (えっ もう来てんの!?)
ドア「ガチャ ンゴ」
許嫁父「初めまして男君。ほら、許嫁も挨拶しなさい」
許嫁「……」ツーン
男親父「照れてんのかい嬢ちゃん! がっはっは」
男 (なんだ、この女。澄ました顔しやがって……)
許嫁「お父様。この様な小会社と我が世界的企業、bappleが合併しよう等とは屈辱ですわ」
男「な、んだとこのアマ~!!」
男親父「すまないね嬢ちゃん。ウチの企業、TONYも日本では一応一流企業なんだけどね……ハハハ」
男「オヤジ! こんな女と結婚だなんてまっぴら御免だぜ!」
許嫁「それは私のセリフですわ小童が」
男親父「ま、ウチ等の重役と話し合いすっからお前達は部屋に行っててくれ」
許嫁父「さぁさぁ」グイグイ
男「おい、押すなって」
許嫁「お、お父様!?」
ドア「バタンゴ」
___________
男「たくっ何でこんな事に」
許嫁「それは貴方の会社に落ち度があるからでしょう」
男「お前の会社からだって最近良い噂聞かねぇけどな」
許嫁「フンッ……」ツーン
男 (くっそ~なんて冷たい女だ!)
男「婚約があったなんて知らなかったな……オヤジ達が決めたのか?」
許嫁「…………」
男「……チッ」
許嫁「……ッ……」
男 (……!? な、涙……)
男「何で泣いてーー……」
許嫁「やはり憶えてないのです……ね」
許嫁「あ、貴方が……私の婿になると……言ってくれたのに…」
男「お、俺が!? (普通逆だろ……)」
許嫁「私、努力したんですよ…ヴァイオリンの稽古に5ヵ国語に茶道に料理に戦闘術まで……」
男「す、すまん。そんなに……(戦闘術いらねー!!) 」
許嫁「それなのに!」ガバッ
男「うおっ」
許嫁「何一つ憶えてないのですか……?」
男「ち、近えよ……」
許嫁「プロポーズした場所も時間も私にくれた物も……」チャリ
男「ん、そのネックレスは……」
許嫁「貴方が手造りしたチタンのネックレスですわ」
男 (参ったなー……そんなにコイツの事、好きだったのか……)
許嫁「今日は遅いですし明日ゆっくり話しましょう」
男「へっ? お前、学校は……」
許嫁「貴方と同じですわ」
男「……??」
ドア「ガチャンゴ」
許嫁父「こっちの会議は終ったけど、どうする許嫁」
許嫁「今日の所は帰ります」
男 (ほっ……)
許嫁「では明日」ニコッ
男「むー……?」
翌日
男「全然眠れなかった……」
男「ふぁぁ~、学校行くか」
(では明日)ニコッ
男「げっ……そういや色々あったな……」
登校
ゾロゾロ ザワザワ
友「オーッス、男ゥー!」
男「おう友か……」
友「今日は何か転校生が来るとの噂がっ!?」
男「うげっ……」
友「ン? どったの男」
男 (嫌な予感しかしねぇ)
チャイム「キーンンゴーカーンンゴー」
教師「おしっ! おまいら、察してる奴もいると思うが、新しい生徒が転入しる!」
友「おっ? おっ?」
友2「うほっ」
女「どんな子だろう」
女友「……」パラッ
男 (まずい、非常にマズい……)
他生徒「…………」
教師「では入って、どうぞ」
ドア「ガラッンゴー」
許嫁「…………」スタスタ キララ
友「おお……」
男友「ぅおぉ……」
他男共「うおー!」
許嫁「皆さん、急な転入ですが気軽に接してください。お願い致します」ニコッニコッ
女「へぇ、綺麗な人だな……」
女友「ねー」
男 (帰りたい)
許嫁「それと皆さんに一つお知らせが」
生徒共「?」
おろ? 割りとここも重いでござるな
許嫁「私は男さんの婚約者なので、他の方の交際の申し込みは固くお断わりしますわ」
生徒「ーーーっ!??!!?」
男 (ぶ、ぶっちゃけたーー!)
女「どど、どういあこおとよ! 男君!?」
女友「落ち着いて女ちゃん!」
男「お、俺だって昨日知らされたばっかで……!」
許嫁「ですから」ダキッ
男「ちょっ、くっ付くなっ……」
許嫁「この方と結ばれるのは私だけと言っているのです」
女「フェ……はわわわ……」
友「ぎゃハハハwww(やっべ面白すぎる)」
教師「うおおーーー!」シコシコ
授業休憩時間
男「お前あんな事宣言してどうすんだよ……」
許嫁「事実を言ったまでですわ」
友「うわっ! 教卓くっせ! なんだこれ……」
許嫁「何やら貴方に想いを寄せる子猫ちゃんがいたので」
男「はあ? 何言って……」
女「…………」
許嫁 (ふふふ 奪えるものなら獲ってみなさい)
女「ちょっと男君良いかな!?」
男「うおっ、近いぞ女……」
女「話があるの!」
男「そ、そう言う訳らしいから行ってくるわ許嫁!」
許嫁 (ふふふ、無駄ですよ。何をしようとも)
________________
女「急にどういう事!? 何なのあの娘は!」
男「どうどう、女。……どうやら俺が昔結婚するって約束しちまったらしいんだよ」
女「子どもの口約束でしょ!?」
男「いや、それがだな色々複雑で今は俺の会社も関わって来ると言うか……」
女「…………」
放課後
許嫁「では帰りましょう男さん」
男「だからくっ付くなって」
友「あっはっはっ 初日から見せつけてくれるなー」
友2「全校に広まるのも時間の問題だな」
友3「大会社の御曹司と令嬢だもんな!」
女「…………」タタタッ
男 (……! 女? 何かこっちを見てたような……)
許嫁「どう致しましたの男さん?」
男「いや……何でもない」
許嫁「……ここでお別れですね」
男「あぁ、そうだ……」
許嫁「何かお忘れでは?」
男「ん? 何をだ?」
許嫁「……………」
男 (マズい、この空気はやべぇ)
許嫁「では男さんお願いしますわね」
男「いやいや無理無理、絶対しねぇからな」
女 (ダメ……ダメだよ男くん……)
男「そんな急ぐモノでもないだろ!?
だって俺達は本当に結婚とかそう言うの決まった訳じゃ
……むぐっ…ん…」
許嫁「……………ちゅ……っ」
女 (ーーッ!!)
許嫁「………男さんがまだその気ではないのなら
私からこれからは行かせてもらいますわ」
男「……っ」
許嫁「御可愛いですわよ男さん」
男「お、お前な~……」
女 (そ、そんな……)
スレタイで損?
アフィはそう想うかもしれんでごわすザウルスな
翌日
友「で? 男は許嫁ちゃんと何かありましたかなー?www」
男「見事に……奪われた」
友2「おろろ、お早いことですねぇwww」
男「茶化すんじゃねぇ! それにそっちの方でもねぇし!」
女「……っ」
女友「何だろ? キスかな?
それ以上はさすがにしないと思うけど」
友「ホームルームまで時間あるしテレビ見ようぜ」
男「おい、勝手に……」
アナウンサー「…………続いてのニュースです
TONY株式会社とbupple社が合併する事を表明しました。これについて……」
友2「お? お前らの会社の事じゃね?」
男「……ホントに結託しちまったのか……」
許嫁「これで後には退けませんわよ男さん」ニコッ
男「おわッ! びっくりしたぜ急に現れるなよ許嫁」
許嫁「ふふっ 今日も男さんは凛々しいですこと!」ダキッ
男「~~っ」
友「あ~羨ましいっすね~」
一時限目
男 (うーむ、これで結婚が現実味を帯びて来た訳だが……)
男 (実は許嫁側が嘘を付いている、なんて無いだろうか……)
男 (いや、そしたらあっち側にはメリットがないか……)
男 (だいたい、あいつにプロポーズだなんてなぁ……)
男 (当時の俺は何を考えていたのやら……)
許嫁「男さん?」
男「……! あ、すまん考え事を……」
許嫁「想像に耽る男さんの横顔も垂涎モノですわ」
男「はぁ……(飽きない奴だ……)」
ちなみに好きな力士は豪栄道な
女「はぁー……」
女友「(女ちゃんの周りを無気力の気が取り憑いている……)お、女ちゃん?」
女「もう……勝ち目がないや……」
女友「うっ……あのさ、男くんの事だけど……」
女「……………」
女友「はぁ……元気だしてね」
男 (最近なんか……女変わったか? 後で声掛けてみるか……)
二時限目休み
男「お、おいっ……女?」
女「あ……男くん、なに……?」
男 (抜け殻みたいに成ってるーー)
な、なんか元気無さそうだぞ? 悩み事か?」
女「許嫁ちゃんのことでね……あはは……」
男「……あ! そうか、女って
勉強の成績トップだもんな。
許嫁ってメチャクチャ頭良いしなー……そりゃトップの座を奪われるかもしれないのは心配だよな……」
女 (全然違うよ男くーん……)
男「あ、そうだ今度俺にテスト勉強教えてくれね?
許嫁に色々頼むのは気が引けてよ……」
女「……え!? ……あっ! 全然良いよっ!」
男「じゃあ早速今日ウチに来てくれよ」
(何か急に元気になった……)
許嫁 (むむむ……鈍感って恐ろしいですわ……)
許嫁「えー男さん? 何かご予定があるそうですが……」
男「ん、あぁ。女にウチで勉強観て貰う事になったわ」
許嫁「それ、私も……」
男「んーー、すまん。許嫁は今日は遠慮してくれね?」
許嫁「……分かりました。確かに女さんの前で魅せつける訳にはいきませんものね……」
男「すまん。ありがとな」
TONYビル
部下「坊ちゃん、お帰りなさいませ!」
男「恥ずかしいからやめろっ!」
女「へぇ、ふふ。坊ちゃんって呼ばれてるんだね」
部下2「お、?中々の美人で」
部下3「愛人も居るなんて坊ちゃんはやるなー、うんうん」
女「えっ///」ボンッ
男「お前ら! そんなんじゃねぇからな!!」
女「はー……高いね」
男「ビルの最上階に住んでるなんて贅沢だよな? ははっ……」
エレベータ「ち~ん」
男「茶ァ淹れるから部屋入っててくれ、そこの突き当たりだ」
女「う、うん」
ドア「ガチャンゴ」
女 (う、うわ~男くんの部屋だ……)
女 (特に変なのはないかー)
女 (枕だ……)
女 (うぅ、夢みたいだよ。ドキドキし過ぎて倒れそう……)
女 (ベッド……)
女 (男くんがここで……)
女 (ベッドの下ってやっぱり、アレが……)ゴソゴソ
男「よしお湯沸いた」カチャカチャ
ちなみにスマブラの使い手はデデデな
女 (あれれ、見つからない)
女 (安心した様な、残念と言うか……)
女 (もっと探してみよう)ワクワク
ドア「ガチャンゴ」
男「おーし、女……って……」
女「あっ……」
男「ぎゃああ、何してんの女ァ!?」
女「きゃー! ごめんなさいっ!」
おいおい 俺はJじゃないぞ
女「それでね、ここの問題が……」
男「…………」カキカキ
女 (お、終わった。絶対変な奴って思われた……)
男 (何でベッドの下なんか……?
クローゼット開けられてたら終わってた……)
屋上
許嫁「手出しはしませんが、聴かせてはもらいますわ」
盗聴機「……ジジジ……」
男「……消しゴム」
女「あ、どうぞ」
男「あ……」サワ
消しゴム「ユビタッチンゴ」
女「う……」ギュッ
男「……っ? 女……?」
許嫁「むむむ、何がありましたの……」
Jにいると歪んだ人間になる
女「あのね、男くん……」
男「……?」
女「私、前から男君のこと……」
男「え……」
女「好き……だったんだ……」
男「……そう……なのか?」
許嫁「え、は? ん……んん??」
男「な、何か嬉しいけど……悪ぃけど俺にはもう許嫁が居るからさ! ご、ごめんな! ははは……」
女「そんなの……関係ないよ」
男「…………?」
女「私だって許嫁さんみたく……き、キスしたいし!」
男「ッ!? 何で知って……」
女「抱きついたりもしたい……」
男「…………」
女「それを、許嫁さんは……急に転校して来て……奪っていって……」
男「…………」
女「ず、ずるいよ。嫉妬しちゃうな……」
ちなみに好きなカロリーメイトはフルーツな
女「あーあ! 後出しジャンケンで負けて……文句の言い様も無いし」
女「勝手に失恋しちゃってさ……」
男「…………」
女「何かやるせないよ」
男「ごめん……女」
女「気持ちも全て伝えたし……」
女「許嫁さんを……一杯愛してあげてね」ニコッ
男「…………」
女「今日は帰るよ、じゃあね」
盗聴機「ビリ……ギギギ……」
許嫁「……? 電波が悪いですね……」
女「…………」
ドア「ホントニイイ ンゴ?」
男 (…………)スタッ
女「また明日ね」
男「待てよ」
女「え、なに……きゃっ……」
シチュを伝える方法がssでは難しいからドアに喋らせてるけど
深い意味はないぞ
男「…………」
女「う……お、重いよ男くん……」
男「…………」スッ
女「ど、うしたの男く……んっ……ちゅ……ぅ」
男「……女」
女「はぁ……はあ……っ」
男「俺も……ずっと好きだった……」
女「いいよ……」
ちなみに好きなSOYJOYはオレンジな
許嫁「盗聴機のバッテリーが何故か急に切れましたわ……」
許嫁「ま、女さんもお帰りになるそうですし……」
許嫁「私も撤収しましょう」
ガチャ タタタ……
許嫁「あら、女さんの靴がまだ……」
スタタターッ
ドア「イマハマズインゴ」
許嫁「…………」ソーッ
許嫁「あ……お、とこさ……」
ダダダッーー
女「……ぁ……んっ、ちゅ……」
男「ぷはっ……」
女「……はあ……ハァ」
男「…………」
女「ね、次は……いれて……」
男「……! そ、それはさすがに……」
女「なんで……」
男「こ、今度ウチの部下達が留守になる時があるから、その時……な?」
女「分かった……いいよ」
男 (何とか誤魔化せたか)
女「じゃあ今日はもっと……ちゅ……」
男「……むぐ……っ」
>>1がベラベラ喋ると萎えるよなすまん
夕方
男「気をつけて……帰れよ」
女「……うん」
男「…………」
女「それと、約束だよ……?」
男「ん……あ、あぁ……」
女「じゃあね」ニコッ
男 (とは言ったモノの……どうすんだよ、出来る訳ねぇだろ)
男 (……今日のバレたら許嫁に殺されっかも)ブルブル
男 (そういや……あいつからメールが一通も……)
翌日:学校
教師「今日の欠席はーー、許嫁か」
友「え? あ、マジやん」
友2「なんだよwww夫婦喧嘩か?www」
男「……そんなんじゃねーよ」
女友「夏バテかしらね……」パラッ
女「…………」チラッ
教師「じゃ今日もクソ暑いけど張り切っていこうな」
生徒共「うーーっす……」
男 (あいつの声が聴けないと調子狂うぜ……)
昼休み:中庭
男「…………」モグモグ
女「隣り、良いかな?」
男「あぁ」
女「許嫁さん……どうしたのかな」
男「メールの返信が無かった……」
女「そう……」スッ
男「…………」
友「あ!? 何でお前ら肩寄せてんの??」
友「浮気は報告だぞー?www」
男「うっせ。しっしっ」
女「…………」ギュッ
放課後
教師「じゃ、男。許嫁にプリント通宅よろしくな」
男「……へーい」
_____________
男「あいつの家行った事無かった……と言うか」
男 (地図上の座標だと校舎並の面積で載ってるんだが……)
______________
bapple社長邸
男 (でけぇぇえええ……)
男 (俺の家はオフィスビル兼住宅だが)
男 (これはもはや社長豪邸その物……)
男 (気が引けるぅ……)
男「…………」カチッ
インターホン「ンゴーー」
「……男様ですね。どうぞ、御上がりに」
男「は、はい」
門「ンゴゴゴゴゴゴ」
贅ドア「ガチャンゴ」
男 (これは参った……玄関ホールがテレビで観る様な造りそのままだ)
シャンデリア「…………」
メイド「お嬢様の部屋まで案内致します」
男「…………」ギクシャク
メイド「昨日の夜から自室に篭って居られます」スタスタ
男「は、はあ……」スタスタ
メイド「御食事もロクに摂っておりません……」スタスタ
男 (どうしちまったんだよ、許嫁……!)
メイド「着きました」ピタッ
男「…………」
メイド「話を聴いてあげて下さいね、では」クルッ
男「……はぁ」
ドア「イッテコインゴ」
罵倒されると俺も萎えるんだが?
許嫁「…………」ペラッ
男「許嫁……?」
許嫁「あら、男さん。私の為に来てくれましたのね」カチャ
男 (本読む時は眼鏡掛けるのか)
男 (女の子らしくねぇ部屋だな。ぬいぐるみとか無いし、モダンとか言うか渋い)
男「……あ、これプリントな」
許嫁「そこにお掛けになって」
男「……で、今日はどうしたんだ」
許嫁「…………」スタスタ
男「……?」
許嫁「昨日、女さんと何をしていましたの」グイッ
男「え、何だよ」
許嫁「…………」
男「もしかして怒ってるのか?」
許嫁「…………」スッ
リモコン「ピッ」
椅子「ガシャンゴ」
男「は……、え!? 何だこの拘束具は」
許嫁「それと、嘘発見器です。正直に御答えになって下さいね」
男 (え?……何、尋問でもすんのかよ)
許嫁「では、改めて……昨日何をしていましたの」
男「普通に勉強してたよ」
許嫁「ふむ、教科は」
男「か、科学……とか」
許嫁「女さんとは何か有りました?」
男「う……、あぁ。何も無かった」
許嫁「…………」グイッ
男「近い近い」
許嫁「はぁーー、分かりました」
男「…………?」
許嫁「お互い正直にいきましょう」
男「は?」
許嫁「実は私見てしまいましたの、貴方が……女さんと」
男「……何の事か分からねぇな」
許嫁「……はむっ」
男「ふぎっ……!?」
許嫁「あ、耳は弱いのですね。勉強になりました」カキカキ
男 (何メモしてんだよこいつ……)
許嫁「…………」ギュッ
男「…………?」
許嫁「私が居ながら良くもまぁ、浮気などしましたね……れろ……」
男「~~っ」
許嫁「ふふっ、首も感度良好と……」
男「く……うっ……」
許嫁「ぺろ……れろ……ちゅ」
男「分かった……やめろっ……ぁ」
許嫁「あらあら、あはは。耳でこんなに感じてるなんて……変態」
男「確かに……女とは、キスとか……したよ」
許嫁「……ぺろ」
男「っ……でもそれ以上はしてない」
許嫁「…………」チラッ
嘘発見器「…………」
許嫁「確かに本当のようですね。ではこれは外しましょう」ガチャ
男「はぁ……」
許嫁「男さんには謝罪として」
男「?」
許嫁「キス以上を……して貰いますわよ」
男「え? な……は?」
許嫁「さぁ、私を暖めて下さいまし」
男「……何を……むぐっ」
許嫁「……ちゅむ、んっ……んん」
男「むっ…………」
許嫁「はぁ……はぁ、はあ」
男「ぱくっ……」
許嫁「ひあっ……」
男「お前も、耳……弱えじゃねぇか」
許嫁「男さ、あっ……」
男「ちゅ……れろ」
許嫁「ん、くっ……ぁ……はあ」
許嫁「もっと……ん……」
男「…………!……っは」
男 (夢……)
男 (女が帰って……寝ちまったか)
窓「ヒュウウウ……」
男 (開いてる……)ゴソ
男 (よっと……)バタン
男 (女と……許嫁。どうすりゃ良いんだよ……!)
男 (逢いたい……許嫁……っ)
許嫁「男さん」ソ~ッ
男「ぎゃあっ! なn」
許嫁「お静かに」ピタッ
男「……何の用だよこんな時間に」
許嫁「…………ッ」ゴリッ
男 (痛ぇっ?!……)ガクッ バタ
許嫁「今日の女さんとしていた事は一体どう言うことでしょうか?」グググ
男 「マジで痛い痛い、乗っかるなっつーの」
許嫁「答えて下さい」
男 (状況はちょいと違うが……夢と、似てる?)
男「お前が見てた通りだ、すまん」
男「その……女と……キス、したよ」
許嫁「やはりそうでしたのね……」
許嫁「私が居ながら……」ギュ
男 (く、苦し……っ)
許嫁「十年間も貴方を想い続けて」
男「…………」
許嫁「他の娘が好き? ふざけないでよ」
男「……!?」
許嫁「残された私はどうすれば良いの……?」
男「…………」
許嫁「だから……」
男「お前……」
許嫁「どこにも行かないで」ギュ
男「……あははっははっ」
許嫁「何?」
男「素の言葉遣いの方が……あはは」
許嫁「…………」
男「……かわいいじゃねえか」
許嫁「そんなに魅力的なら」
男「ははっあっははは」
許嫁「最初から浮気なんてしないで……笑うなっ」
男「……ビルの屋上行こうぜ」
許嫁「……?」
男「今日は夏祭りの前夜祭の花火がやる」
ドア「ナカナオリシタンゴ?」
男「……そろそろ、だな」
許嫁「…………」
男「……座れよ」ストン
許嫁「…………」ギュ
男「……誰か将来を一緒にする人が出来るなんて」
男「考えた事も無かった」
許嫁「私をずっと忘れていたとは断罪が必要ですね」
男「そうだな……結婚したら尻に敷かれそうだ……今も若干そうだけど」
男「十年前と……想いが変わらないなんてさ
……許嫁は、毎日何をしてたんだ?」
許嫁「花嫁修業……かな」
男「……かな?」
許嫁「茶道やヴァイオリン、料理……あらゆる物の一流の教育を受けました」
許嫁「……よく分からないのも有りました」
男「どんな?」
許嫁「ライフルの使用法、ナイフ等のコンバット技術……」
男「なんだそりゃ……」
許嫁「向こうでは悪漢に役立ちましたが」
男「俺も会社を継ぐ為にさ……ガキの頃から
親父の仕事を観て、経営法なんかも叩き込まれて……子供に理解できるはず何か無いのにさ」
ドンッーー、
男「上がった」
パラパラーー……ッ
許嫁「綺麗ですね……」
許嫁「こう言う時はキスの一つしたらどうですか」
男「悪ぃ……苦手だ」
ヒュルルル、ドーン……
許嫁「……だから私が、積極的に成らないと」
男「……今日は傍に居るだけでいい」
許嫁「じゃあもっと肩寄せて」
パラパラパラッ……
(幸せだな……) つづく(ヽ´ω`)
一部おわり
話を一旦終わらせることが出来たのはこのssが初めてです
ありがとうございました
正確に言うと途中で投げ出さないで です
それと俺の過去作です
暫くは許嫁モノをココで書こうかなと考えてます
女「許嫁さんから男君を引き離したい」
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません