アガサ「そうみたいじゃのぉ…」
コナン「そ、そんな…おっちゃんが…」
アガサ「どうやら、事件に遭遇するたびにやっておったらしいんじゃ」
コナン(ん、待てよ…)
コナン「ずっと一緒に住んでいた俺が気が付かないなんて…
この事件にはまだなにか裏があるのかもしれねえ」
アガサ「じゃが、麻薬中毒になったという事は、麻薬をやっておったんじゃろ?
そんなの他人がどうこう出来る問題ではないじゃろ」
コナン「何かあるハズだ…何か…
そうだ…おっちゃんにも気づかれずにおっちゃんを麻薬中毒にする方法が…」
アガサ「毛利くんが事件に遭遇するとき、毎回近くにいる人間の犯行じゃないか…?」
コナン(まず、俺って事はあり得ない…つまり犯人は…)
「蘭…」
アガサ「なぬ!?」
コナン「なるほどな…」
アガサ「どういうことじゃ?」
コナン「博士、おっちゃんが事件に遭遇するとき、いつも決まって近くにいるのは?」
アガサ「新一と…蘭くんと、その他の警察か?」
コナン「そうだ…事件の説明をする
まず、いつも事件が起きた時おっちゃんの近くにいる人間…それは博士が言った通りだ
そして、まず、俺が犯人という事はないだろう」
アガサ「何故じゃ?」
コナン「真実はいつもひとつだからさ」
アガサ「成程のぉ…」
コナン「そして警察の人間…これは毎回来る人が変わるからないと見ていいだろう」
アガサ「確かに」
コナン「そして余ったのが蘭って訳さ」
アガサ「さっすが新一じゃ!」
アガサ「じゃが、どうして蘭くんはそんなことを?」
コナン「多分、おっちゃんの口臭に耐えられなかったんだろう…
俺もいつも迷惑してる」
アガサ「じゃが、新一も口臭は酷いぞい」
コナン「ちょっと黙ってろよ」
アガサ「う、うむ…」
アガサ「じゃ、じゃあ、どうやって麻薬中毒になるほどの麻薬を毛利くんに?」
コナン「俺が麻酔銃を撃ったとき、いつも蘭が駆け寄るだろ?」
アガサ「言われてみればそうじゃのう…」
コナン「あの麻酔銃の針には大量の麻薬成分と睡眠薬が含まれているのは知ってるよな?」
アガサ「あ、ああ…」
コナン「多分、蘭は、その麻酔銃の麻薬成分だけを抽出しておっちゃんに…」
アガサ「成程…そう考えれば全ての辻褄が合う…」
コナン「①早速蘭に真相を聞きに行く
②灰原登場
③その他
安価>>11頼んだ!」
2
灰原(ダメだコイツら、何とかしないと…)
「工藤くん、まだ蘭さんが犯人と決め付けるのは早いわ」
コナン「どういうことだ灰原!」
灰原「あなたの麻酔銃の麻薬成分のせいで麻薬中毒になったんじゃなくて?」
コナン「バーローーーーーーーーーーー!!!!!」
灰原 ビクッ
コナン「驚かせてすまねえ。でもな、俺が犯人ってことは絶対にないんだ」
灰原「何故、そう言い切れるの?」
コナン「真実はいつも一つだからさ」キリッ
灰原「成程、そういうことね」
灰原「でも、警察が組織ぐるみで麻薬中毒にしたということはないのかしら」
コナン「なるほどな、流石灰原だぜ」
アガサ「どういうことじゃ」
コナン「まず、警察が何故こんな事件を起こしたのか…それはやはり」
アガサ「何じゃ?」
コナン「おっちゃんの口臭だ」
アガサ「そんなに臭いのか?」
コナン「あぁ、相当の激臭だ」
灰原「でも、待って、臭いでいうなら、あなたも相当よ」
コナン「黙ってろよ」
コナン「ほら、博士、なんか道具」
アガサ「う、うむ…」つ嘘発見器
コナン「流石だぜ博士!」
灰原「まぁ、こんな時くらいしか役に立たないんだから、当然よね」
コナン「じゃあ早速、蘭の所にいってくるぜ!」
-探偵事務所-
コナン「蘭姉ちゃん!」
蘭「! コナン君、どうしたの?そんな臭い口して」
コナン「何も考えずにこれを腕に付けてほしいんだ」つ嘘発見器
蘭「な~に?これ」
コナン「おまじないみたいな物だよ」
蘭「はい、つけたよ」
コナン「おっちゃんが麻薬中毒になったことについて、何か心当たりはある?」
蘭「特にないけど…」
コナン(嘘発見器が反応しない…ってことは)
「良かった…」
蘭「?どうかしたの?クサッ」
コナン「いや、何でもないよ」
蘭「はい、これ返すね」
コナン「ちょっと出かけてくるね~!」
蘭「いってらっしゃ臭い」
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