泰葉「どういった方なんですか？」

P「いやあ、それなんだがな？　実は俺も忙しくてあまり書類に目を通せていないんだよ。名前もまだ覚えてねえや」ﾊﾊﾊ

真奈美「それも社会人としてどうなんだ……」

ちひろ「社長が連れて来た方ですからねえ。では、入ってもらいましょうか」



ちひろ「えっと、げ…しゅう……？」


「イヤイヤあの」

下衆ヤバ夫「下衆です」
http://imgur.com/e13KNN6

ヤバ夫「下ネタの『下』に、公衆便所の『衆』で……」

ヤバ夫「ぁ下衆です」

ちひろ「あっ、これはどうも失礼しました！」

ヤバ夫「ドンマイドンマイ」

ヤバ夫「えー、ただいまですね！　ご紹介にあずかりました……」


ヤバ夫「下衆」


ヤバ夫「ヤバ夫で」


ヤバ夫「ゲス」ﾆｺｫ


ちひろ「」

早苗「」


ヤバ夫「ｲﾋﾋﾋｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｲｰﾋｯﾋｯﾋｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

ヤバ夫「ｲｰﾋﾋﾋﾋｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｲｰｯﾋｯﾋｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｲﾋﾋﾋﾋｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

ヤバ夫「少々ツボちゃんの方にですねｗｗｗｗｗｗｗｗｲｰﾋﾋﾋｗｗｗｗｗｗｗｗ」

ヤバ夫「ｲﾋﾋﾋｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｲｰﾋｯﾋｯﾋｗｗｗｗｗｗｗｗｲｰﾋﾋｈぇさて」ｷﾘ

ちひろ「ﾝﾌｯ」

ヤバ夫「えー、実はですね私。プロデューサーでもなければ、新入社員でもございません」

ちひろ「！？」

Ｐ「！？」


ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ･･･


ヤバ夫「えー実を申しますとですね、私、ここがアイドル事務所だということで！」

ヤバ夫「たまたま更衣室の方にですね、パンティーちゃんの方を盗みに入っていたところをですね！」

ヤバ夫「新任のプロデューサーが来るという話を耳ちゃんの方に挟みまして、チョコチョコッと書類の方に細工をさせていただいた次第でございます！　ｲｰﾋﾋﾋｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」ｹﾀｹﾀ

早苗「！？」

真奈美「！？」

ヤバ夫「ええええええ。こんなことを申しますとですね、皆さんこうお思いなのではないでしょうか」

ヤバ夫「ゲスの野郎……」





ヤバ夫「なんて仕事熱心なんだと」

ヤバ夫「こんなにも必死にプロデューサーを目指して、私達を導いてくれようとするなんて、一流のプロデューサーじゃねえかと」

ヤバ夫「さてはこいつがウワサの、ゲス元康だなと」

ヤバ夫「劇場まで作っちゃうゲス元先生じゃねえかと！」

ヤバ夫「そう勘繰っておられる方もいらっしゃるでしょうが、ご安心ください」


ヤバ夫「ええええええ。ご安心ください」ﾆｺｫ

早苗「ﾝﾌｯ」

ヤバ夫「私ですね、ゲス元先生でもなければ……」

ヤバ夫「インキンでもございません。ええ、ええ」

ヤバ夫「えー、私はですね。先ほども申し上げましたようにプロデューサーでは無いにも関わらず、此処に立っているのですが、それはですね！」

ヤバ夫「アイドルちゃん達のパンティーちゃんの方をですね、透視させていただくためでございまして」

ちひろ「！？」

清美「！！？」

ヤバ夫「私のこのゲスアイの方でですね、ガン見の方をさせていただくと」

ヤバ夫「なんとパンティーちゃんもブラジャーちゃんも丸見えちゃんの方になるワケですねえ」

裕子「透視！？」ｶﾞﾀｯ

Ｐ「下がってなさい」

ヤバ夫「えー、それではですね、どれどれ……」ｼﾞｲｲｲｲ

ヤバ夫「おやおや清純の証の白ですねえ」

清美「～～～///！？」ﾊﾞｯ

ヤバ夫「おっとこちらは蒼ですよ」

凛「！？」ｻｻｯ

ヤバ夫「おっと大胆黒ちゃんだ」

千秋「！！？」

裕子「……！」ｷﾗｷﾗ



ヤバ夫「――というのは真っ赤な、ウソです」

ヤバ夫「えー私にですね、そんな超能力の方はございません」

ヤバ夫「私に出来ることといったら、インキンをうつすことぐらいでございます」




裕子「…………」ｼｭﾝ

Ｐ「…………」

ヤバ夫「それではですね……。お近付きの印に一曲、歌わせていただこうと思います」

ヤバ夫「現役アイドルちゃんの達の前ではございますが、聞いてください」






ヤバ夫「曲は『お願い！　シンデレラ』。ズドン！」

～～♪(イントロ)


～～～♪


ヤバ夫「　お願い！　キャン玉ちゃん

　　　　　油揚げじゃ終われない

　　　　　シワ伸ばしてる　輝く日のために　　　　ﾍｲｯ！」

～～♪


ヤバ夫「エヴリデイ　どんな時も　いんきんたむし　持ってたい

　　　　痒みも社会の目も　クールに　越えたい

　　　　誰かに　うつすよりも　不治の記録　更新
　
　　　　ヤバ夫に出来ることだけを　重ねて　　　　　　　　　　」





千秋(……割と上手いのが腹立たしい)

ヤバ夫「　魔法が　解けないように

　　　　　玉のシワ地面付くまで　伸ばしてる」


伊吹(……ダンスキレッキレだし)



ヤバ夫「　ﾍｲｯ！　お願い！　キャン玉ちゃん

　　　　　油揚げじゃ終われない

　　　　　輝くよ　玉に雷落ちたなら

　　　　　見つけよう　マイ象さん

　　　　　まだまだ小さいけど

　　　　　大きくなるからさ　インキン残すために　　　ﾍｲｯ」

～～～♪

～～♪


ヤバ夫「ﾍｲｯ」







ちひろ「つまみ出してください」

早苗「よし来た」

真奈美「その言葉を待ってた」


ｶﾞｼｯ


ヤバ夫「え、ちょっと何するんですか」

真奈美「分かったから」

早苗「あたし警察にコネあるからね」

ヤバ夫「いや、あのゲスです」

早苗「ﾝﾌｯ」



完