一般兵と英雄 (23)
・小学生よりも酷い文章力
・誤字脱字
・ヤマ オチはわけわかめ
・豆腐メンタル
・更新遅い
これらを許してやるよ!ってかた
見てやるよって方はゆっくり見ていってください
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煙草の匂いや煤が混じった強い風が吹く国がある
その国は荒くれ者が多いとか、法律がなってないわけではない、以前はパンの焼けるいい匂いや活気のある国民の声が響く国だった
しかし、最近はパンの匂いや活気ある国民の声は聞けない
とある酒場で男達が集まって昼間から酒を飲みながら語り合っていた
国民A「聞いたか、また近いうちに戦争があるんだってよ」
国民B「ああ知ってるぜ、これでまた生活が楽になる」
国民C「全くだ、英雄様万歳、奴隷制度万歳、ってね」
A「そういえばC、お前また新しい奴隷を買ったんだって、しかも銀2のガキ」
C「ああ、成長すればいい金づるになってくれる、なんせそいつの親が戦士だったらしいからな」
B「羨ましいこった」
なぜ男たちは昼間から働きもせずに酒を飲めるのか、それは奴隷制度という制度のおかげなのです
奴隷制度とは戦争で負けた国の人々を奴隷商が売り、買い手はその奴隷を好きにしてもいいと言う制度です
奴隷にはそれぞれランクがあり、高いものから金、銀、銅、鈴となっておりそれぞれに数字が付けられる、最高ランクでは金3、最低ランクで鈴1となる
ランクの付け方は容姿や職業、子供の場合は親が就ていた職業で決められる
そして奴隷たちは買われた人のために無理矢理働かされるのです
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ここは国の中で持っとも明るい住宅街、ここでも以前のような明るさは感じられない
子供達の外で遊ぶ声も聞こえない、代わりに聞こえるのは、哀れな奴隷達の泣き声や呻き声そして男達に犯される奴隷の嬌声だけである
草の香りと水の音が心地の良い国がある
その国は人間の国ではない、自然を愛するエルフ達の国である。
そんなエルフの国でエルフ達が慌ただしく動き回っていた
エルフの国城内会議室
エルフが憎しみの混じった声で言いながら机に拳を振り下ろした
ダークエルフ女戦士「くそ、今月だけで2つの国が落とされるだと」
ダークエルフ女王「落ち着け、今は自分達のことを考えるのが先決でだ」
ダークエルフ戦士「申し訳ありません、少し取り乱してしまいました」
ダークエルフ女王「よい、では今の我々の戦況を報告してもらおうか」
エルフA「ハッ、今の我々の戦況は兵 死者多数、食料はまだ余裕あり
城門も未だ破られておりません・・・しかし」
ダークエルフ女王「どうした、何かあるのか?」
エルフA「はい、隣国からの報告にあった、あの者がまだ戦場にでてきていないのです」
ダークエルフ戦士「チッ、あいつか」
ダークエルフ女王「人間国の英雄、我々の最悪の敵か」
エルフA「はい」
エルフB「均衡していたはずの戦力がたった一人の力で壊滅までもっていかれるなんて」
ダークエルフ戦士「にわかには信じられないが」
ダークエルフ女王「このままでてこないことを祈るしかないかもな」
ダークエルフ戦士「女王」
ダークエルフ女王「ハハ、冗談だよ冗談、・・・だが万が一出てきた場合には、私が相手をする、その間に皆を逃がせ」
エルフA「女王、そんなことできるわけがありません」
エルフB「我々も共に戦います」
ダークエルフ女王「女王命令だ、従え、それと昼の会議はここまでだ各自解散してくれ」
エルフ達がゾロゾロと部屋をでて行き残ったのはダークエルフの二人だけだった
ダークエルフ女王「さっきの話だが、お前も逃げてくれよ 命令だからな」
ダークエルフ戦士「嫌です」
ダークエルフ女王「命令だ」
ダークエルフ戦士「嫌です」
ダークエルフ女王「命令だ」
ダークエルフ戦士「絶対に嫌です」
ダークエルフ女王「ハァ…わかった好きにしろ」
ダークエルフ戦士「ええ、そのつもりです、あなたは私が守ってみせます」
エルフの城攻略部隊前線基地
一般兵「全く、なんで俺がこんな前線にいるんだ」
友人「仕方ねえよ、エルフの魔法が強力で前衛が吹っ飛ばされちまったんだからよ」
一般兵「でもよお」
友人「それにいいじゃないか」
一般兵「なんでだ」
友人「俺はこのときをずっと待ってたんだ」
友人「攻略部隊に入るために血反吐吐くような訓練に耐えてやっとチャンスが来たんだ」
一般兵「チャンスって」
友人「決まってるだろ」
友人「エルフ共を奴隷にしてやるのさ」
その言葉を聞いて俺はギョッとしたバカみたいに明るい友人が欲に飢えた獣のような眼で話はじめるからだ
友人「知ってるだろ、攻略部隊はその場で捕らえた者を自分の奴隷にできるってことをよお」
一般兵「あ、ああ」
友人「それに攻略部隊に入れば奴隷が一人につき一体もらえる、お前ももらっただろ」
一般兵「ぁぁ」
友人「あああああああああ、早くエルフ共を奴隷にしてええええええ」
そこから先は良く聞き取れなかった、嫌聞きたくなかったから聞かなかったんだろう。
それから聞こえているのか聞こえていないのか曖昧な状態で友人の話を聞いていた
どれぐらい時間が経っただろうか
不意に友人が自分の背中に手を回した
友人「そうだ、今のうちに獲物の整備しとかないとなあ」
今更ですが行間って2マスの方がいいですかね?
そんな声が耳に入って来て意識を戻す
友人「フーフフーンフーンフーン」
友人は鼻歌を歌いながら背負っていた子供の身長ぐらいはありそうな剣を磨いていた
一般兵「俺も相棒達を整備してやらないとな」
そういって自分の腰と背中にある武器を横に置く
友人「お前の相棒って確か…あの刃が片方にしかない欠陥品か」
一般兵「失礼な、これは刀って言う刃が片方にしかない武器なんだよ」
友人「ふーん、まあそんなもんより俺のバスターブレイドの方がでかくて強いけどな」
一般兵「でかけりゃいいってもんでもないけどな」
友人「なんだお前、もしかして短sy」
一般兵「断じてちがう」
鞘で頭を叩いてやった
友人「~~ってえなあ」
一般兵「お前が変なこと言うからだろ」
友人「なんだと」
一般兵「やる気か」
俺は整備を終えた刀と剣を持って対峙する、友人も整備が終わった大剣をもっている、そして互いに距離を取る
互いの間に緊張が走る、互いにタイミングを計っている
一般兵『友人は体格がいい、背も高く腕も長い加えてあの大剣、リーチが半端じゃない、タイミングを間違えるな、きっとチャンスは来る』
友人『あいつは身長は俺より低いがそれなりにはある、さらに二刀流、いくら大剣と言えど何方かを投げて大剣で防いでいるときに死角を取られたらアウトだ、腕の動きに注目しなくては』
膠着状態の中、風が吹き始めた
今だ!
>>12
× 友人「あいつは身長は
○友人「あいつの身長は
一般兵「くらえ」
俺は地面を蹴って砂を巻き上げる、砂は風に乗って友人の目に
友人「グア....卑怯だぞ!」
一般兵「勝てば官軍、卑怯汚いは敗者の戯言」
俺は最大速度で友人に肉薄した…勝った
一般兵「もらったあああああa」
???「やめんか」
声がしたと思ったら頭に強烈な痛みが走った
隊長「全く、貴様らは」
どうやら隊長に殴られたらしい、頭が痛い、コブになってるんじゃないのかそんなことを考えながら徐々に意識が薄れていった
気がつくと隊長のテントの中にいた
友人「くそ、まだ目が霞むぜ」
一般兵「あはははは、いやわりいわり」
友人「てめえ」
一般兵「お、やるか」
隊長「いい加減にしろ」
友人と俺は仲良く隊長のゲンコツを頭に食らった
隊長「もう二度とするなよ、いいな」
一友「「ハイ、ワカリマシタ」」
隊長「よし、ここで貴重な戦力を削るわけにはいかんからなあ…まあ多少削れても問題ないか」
その一言にカチンとくるチラッと横を見るとどうやら友人も同感らしい
友人「それはつまり俺たちはいてもいなくても関係ないと言うことですか」
隊長「いや、すまない言葉の綾だ、今回はあの「英雄」が来るらしいからな」
その一言に俺たちは驚いた
一般兵「英雄って、あの」
隊長「ああそうだ、あの英雄だ」
友人「うおおお、マジかやったぜ」
俺と友人が狂喜乱舞していると後ろの方から歓声が聞こえてきた
兵士A「失礼します隊長、たった今英雄様が到着なされました」
隊長「うむ、ご苦労下がっていいぞ」
兵士A「ハッ!」
兵士はテントを出ると大急ぎで仲間の元へと走っていった
一般兵「やべえよ、やべえよ」
友人「英雄が来くるぞ、おい一般兵身だしなみは整えたか」
一般兵「風呂は2日前に入ったから大丈夫なはず」
友人「あああああ、もっと武具の整備しとけばよかったあああ」
隊長「少しは大人しくできんのか貴様らわ」
俺と友人のやりとりに苦笑いする隊長、それからまた少し騒いでいるとテントの入り口から声が聞こえた
???「失礼します」
入って来たのは金や銀、綺麗な宝石で作られた装備を身につけたイケメンだった
隊長「来たか、遅かったじゃない
か」
???「すみません、ちょっと回復が遅くって」
隊長「フッ、お前も年か」
???「俺の方が隊長より断然若いのに」
入って来た男は隊長と楽しそうに話し合ったいた
一般兵「すんません隊長、この人は・・・」
???「あぁ、すみません、紹介が遅れました僕は英雄といいますよろしく」
そう言うと英雄は右手を差し出した
一般兵「すみませんでした、あなたが英雄さんだとは気づかずに」
英雄「べつに気にしなくていいよ、君名前は」
一般兵「自分は一般兵といいます」
そう言って英雄の右手を握ろうとすると
友人「はじめまして、英雄さん自分は友人といいます」
友人が間に入って来て英雄の手を握った
英雄「あ、ああよろしく」
一般兵「勝手に間に入ってくるなよ、英雄さんも困ってるだろ」
英雄「まあ気にしないで、さて、隊長」
英雄が突然さっきまでとは違う真剣な口調になったので、俺たちもそれに習うことにした
英雄「これまでの戦況を」
隊長「ふむ、現在我々はエルフの城を攻略しようとしているが、如何せん向こうの守備が異常だ、加えて魔法」
英雄「こっちで魔法が使えるものは」
隊長「全員が初歩の回復魔法が使えるだけだ」
英雄「城攻略で城門前にキャンプを構えているのは」
隊長は苦虫を噛んだような顔をして話した
隊長「さっきも話した通り守備が異常だ、ありゃ魔法で固められてんだろう、大砲でもびくともしねえ、城門でもたもたしてる間にエルフ共の魔法で大半がやられた」
英雄「大体わかった、今夜夜襲をかけて終わらせよう」
突然英雄がとんでもないことを言い放ったので俺は思わず声を出してしまった
一般兵「えっ、嘘だろ、あんな固い門が一晩で破れるのか、それにもし門を突破できたとしてまだ中にはたくさんの敵精鋭が」
そこまで言って友人が肩をすくめた
友人「おいおい、知らねえのか一般兵よお、英雄様の実力を」
友人はそう言うと立ち上がり両手を広げて語り出した
友人「このお方は半日でエルフの城の一つリーフを攻略しさらにその晩にもう一つの城ステムを攻略されたんだ、今回のルートだって簡単にやってくれるさ」
英雄「ははは、そう期待しないでくれよ、今回のルートにはあのダークエルフの女王がいるんだ夜襲をかけるからってそう簡単には落ちないよ」
友人と英雄が会話していると隊長が咳払いをしてから確認するような口調で話した
隊長「ゴホン、そろそろいいか」
英雄「ああ、すまないどうぞ」
隊長「夜襲をかける件については賛成だ城門のことはお前に任せる」
そう言うと隊長は腕時計を見て話しはじめた
隊長「夜襲をかけるなら今から準備すれば間に合うか、お前ら、テントにいる連中に準備を終えたものから休むように伝えておけ」
一友「「ハッ」」
そう言うと俺と友人は皆に知らせるために隊長のテントをでた
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