穂乃果「アイドルやるよ!」 (21)


※多少の性的表現あるかもなので注意

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\前回のラブライブ!/



穂乃果「メンバーの卒業で残り3人にまで減ってしまった私たち!」


穂乃果「あまりの絶望に一度諦めかけてしまう...」


穂乃果「けど、かつての夢を取り戻した私たちはまた新しく前に進みはじめたの!」




穂乃果「目指せラブライブ出場!」

ー『部室』




にこ「2人とも、今年こそはラブライブ出場するわよ!」


凛「優勝したときが懐かしいにゃー...また出場したいね」


穂乃果「私たちなら出来るよ!よし、ファイトだよ!」



雪穂「いや、ファイトじゃないよ。早く勉強しなよ」


穂乃果「ゆ、雪穂!なんでここに..」


雪穂「もう、まさかお姉ちゃんと同級生になるなんて...何年間高校3年生をやれば気が済むの?」


穂乃果「え、えっと...雪穂が入学したのが3年前だっけ?じゃあこれで3年目かな」


にこ「へー...ってことはにこはこれで4年目なのね」


凛「凛はこれで2年目にゃ!まだセーフ!」


雪穂「いやセーフ全然じゃないです、余裕でアウトです」

穂乃果「もー!雪穂は私たちに何をしてもらいたいの!?」


雪穂「そ・つ・ぎ・ょ・う!!」


にこ「卒業ねぇ...私もしてみたいんだけど、なかなか出来ないのよね」


凛「不思議だよねー、かよちんは簡単に卒業出来たのに」


穂乃果「雪穂、卒業っていうのは出来る人と出来ない人がいるんだよ?そして私たちは後者なの」


雪穂「いや、卒業は普通に生活してればだれでも出来るよ」


穂乃果「じゃあなんで私たちは卒業できないの!?」


雪穂「ええい!そんな余計なこと考える暇があるなら3人とも勉強しろ!!」



ほのにこりん「は、はーい...」




ーーー
ーー


にこ「はぁ...今年もラブライブ出場は無理なのかなぁ」テクテク


真姫「あら、やっと諦めるの?」


にこ「うわぁっ!ま、真姫!?びっくりさせないでよ!」


真姫「びっくりしたのはこっちよ、にこちゃん何年留年すれば気が済むの?」


にこ「う、うるさいわね!アイドルはちょっと頭が悪いくらいの方が可愛いじょない!」


真姫「ちょっとじゃないけどね...というかそんなにアイドルやりたいならプロになればいいんじゃない?」

にこ「プロってそんなに簡単になれるもんじゃないでしょ、まず知名度が足りないし年齢的にもどうなの?」


真姫「見た目はまだ小学生で通るから大丈夫よ、それに知名度の方はラブライブで優勝すれば十分得られるんじゃない?」


にこ「そ、それだ!それなら勉強しなくてもいいじゃない、なるほど...ほのにこりんでプロデビューね」


真姫「名付けてにこりんぽのよ!」



にこ「その名前はちょっとイヤだけど...」

ー『翌日』




にこ「ーーというわけで今回こそ優勝目指して頑張るわよ!」


凛「プロのアイドルかぁ、すごいにゃー」


穂乃果「うんうん、穂乃果もそろそろ卒業諦めて実家継ごうかなと思ってたけど...それならまだアイドル続けられるね!」


にこ「よーし!じゃあまずは曲を....曲を...」

凛「そういえば曲ってどうするの?未発表の曲じゃないとダメなんだよね?」



にこ「ど、どうしよう...作曲は真姫に任せるとしても作詞なんてだれも出来ないじゃない」


穂乃果「...なら久々に頼みに行く?」


にこ「そうね、でも作ってくれるかしら?」


凛「きっと大丈夫だよー」

ー『園田家』




にこ「海未に会うのって久々ね...緊張するわ」


凛「う、うん...日舞のお稽古でもしてるのかな」





穂乃果「おーい!海未ちゃーん居るー?」


海未「穂乃果来てくれたのですか!3日と5時間24分38秒ぶりですね!」ダダダッ


にこ「おお...すぐ来た」


凛「良く訓練されてるにゃー」

海未「おや、にこと凛...久しぶりですね。今日は三人とも何か用ですか?」



凛「うん、ラブライブ出たいから凛たちのために作詞をして欲しいんだ」


海未「なっ...そ、そんな恥ずかしいこともうしたくないです!」


にこ「そこをなんとか...穂乃果を好きにしていいから!」


海未「5分ほど待ってて下さい」


凛「やったね!作ってくれるみたい」


穂乃果「ちょっ!勝手に決めないでよ!」


にこ「これなら今年こそ優勝できるかも...!」

ー『ラブライブ当日』





にこ「よっしゃあああ!!いろいろあったけど優勝したわ!」


凛「やったやった!」


穂乃果「私たちの夢が叶ったんだ...!」




真姫「マッタクー、ハラハラしたわよ...」


にこ「あ、真姫も見に来てくれてたんだ!」

海未「私もいますよ」


ことり「そして私もね!」


穂乃果「あっ海未ちゃんにことりちゃんも!」


凛「お祝いにきてくれたの?」



真姫「違うわよ...これからあんたらを私たちの力でトップアイドルにするわ!」


にこ「...へ?」

海未「真姫が芸能事務所を開業したんです、私たちはそこの事務員というわけですね」


ことり「衣装作りと雑務は私に任せてね♪」


穂乃果「ええええ!?」


凛「つ、つまり真姫ちゃんたちが凛たちのことをプロデュースするってこと?」


真姫「そうよ、これからは覚悟しなさいよ?」


にこ「ま、まさか...はじめからこれが狙いだったの?」


海未「さぁ、さっそくレッスンしましょう!」


ことり「事務所には花陽ちゃんも絵里ちゃんも希ちゃんもいるんだよーふふっなんだか楽しくなってきたね」

次回のラブライブ!



にこ「お願い、ちょっと休ませて...んんっ」


真姫「ふふふ...もう限界なの?」


花陽「食べることもトレーニングだよ凛ちゃん!お米は一食5kgが目標ね!」


凛「にゃーーー!?」


絵里「あら?穂乃果ったら身体がこんなにかたくなってるわ...私が柔らかくしてあげる」


穂乃果「え、絵里ちゃーん!?どこ触ってるの!?」


希「みんな大変や!全国のアイドルの頂点を決める大会...超ラブライブ!が開催されるらしいで!」


「「「えええーーー!?」」」


#2『目指せトップアイドル!』





おわり

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