熊野と北海道を旅行する人とは違う作者だよな？

提督｢えーというわけで。これから１週間みんなには休暇を与えようと思う。みんな休みで英気を養い、次の作戦に備えてほしい｡｣

～執務室～

鈴谷｢チーッス提督ぅ！大事な用事ってなんだい!?｣

提督｢おお鈴谷きたか｡いやいつも鈴谷には秘書艦として俺をサポートしてくれてたからな､お礼にと思って一緒に旅行に行こうかな～と思ってな｡｣

鈴谷｢ほぉ～う!いいね！どこ行くの!?｣

提督｢ああ､俺の故郷の長崎だよ。久しぶりの里帰りといったところだ｡｣

鈴谷｢いいねぇ!私行ったことないんだよね～｡おいしいものとか食べたいな～｡｣

提督｢ああ､向こうはいろいろおいしいものとか楽しい観光地が多いからな｡満足してくれると思うよ｡｣

提督｢じゃあ明日の朝の飛行機で向こうに行くから今日の夜のうちに準備しておくんだぞ!｣

鈴谷｢うん！じゃあ楽しみにしてるね､提督!お休み!｣

提督｢ああ､お休み｡｣

ﾊﾞﾀﾝ(扉閉まる音)

提督｢さて･･･準備しないとな･･･｡告白･･･どうやってすっかなぁ･･･｣

>>3　はい。別の作者です。熊野と北海道のSSとか一航戦の現代旅行なんかをお手本にしていますがね。

AM ０６:００

提督｢おはよう鈴谷｡｣

鈴谷｢あう～おはよーていとくー｣

提督｢眠そうだな鈴谷･･･｣

鈴谷｢うん･･･楽しみにしてたらあんまり寝れなかった･･･｣

提督｢遠足前の小学生みたいだな｡｣

鈴谷｢ああー!提督今馬鹿にしたでしょ!｣

提督｢はは､そんなことはないさ｡ただ･･･かわいいなと思ったかな｡｣ｲｹﾒｿｽﾏｰｲﾙ

鈴谷｢はうっ｣///

鈴谷(ううー提督はたまにこんなイケメンなこというから困るんだよぉ)///

提督｢さて､そろそろ行くか｡羽田までは車で行くからな｡シートベルトちゃんと閉めろよー｣

AM06:30羽田空港

提督｢さて､羽田に到着だ｡けっこう寝れたか?鈴谷｣

鈴谷｢うん!ばっちり寝れたよ!もう元気いっぱい120％!｣

提督｢ならよかった｡朝飯は保安検査場抜けた先の売店で買おうな｡おにぎりとかしかないけど｣

鈴谷｢それでいいよー｣

提督｢うし､それじゃチケットの受け取りして荷物預けて早めに保安検査場抜けとこう｡早めに動かないと間に合わなくなってからじゃ困るからな｣

鈴谷｢はいはーい｣

～保安検査場～

鈴谷｢ほぉ～お｡これが保安検査場ってやつかぁ!｣

提督｢ああ､ここで飛行機の中に持って入るものなんかをすべてチェックする｡ちなみに俺は何回も飛行機に乗ってるがいつもひっかかって赤っ恥をかいてる｡｣

鈴谷｢提督だっさー!｣

提督｢うっうるさい!いつもうかれていろいろつけっぱなしにしちゃうんだよ!｣

鈴谷｢あはは､提督はどこでもおっちょこちょいなんだねぇ｣

提督｢昔から言われてることだよ｡いい加減なれた｡」

保安検査場の人｢ここにバーコードをタッチしてくださいね～｣

>>1です。とりあえずこれでトリップいいのかな？

搭乗ゲート前

鈴谷｢けーっきょく引っかかっちゃったね｣

提督｢そうだな･･･今回は定番のケータイだったな｡｣

鈴谷｢私ははじめてだけどひっかからなかったもんねー｣

提督｢ちくしょう｡さておにぎりも買ったしあとは飛行機に乗るだけだな｡｣

鈴谷｢ジェット旅客機?っていうの?大きいねぇうちの瑞雲の3倍くらいはあるのかな｣

提督｢そうだな｡今回乗るのはボーイング737｡全長は約３０M ってとこだ｡瑞雲のちょうど3倍だな｡こいつなら長崎まで1時間50分でつける｡俺は文型だから瑞雲の何倍の速さとかはわからないがな｣

鈴谷｢とりあえず大きくて速いんだね!ところでエンジン回してんの?プロペラみたいなの見えるけど飛べそうなプロペラじゃないし･･･｣

提督｢ああ､この飛行機はジェット飛行機だからな｡ジェット燃料をそのまま燃やして推進力にする｡前についてるプロペラっぽいのは燃料を燃やすために空気を送るものだ｡｣

提督｢瑞雲や烈風なんかはレシプロエンジンと言ってだいたい車のエンジンと一緒だ｡あれらはエンジンの燃焼室というところで燃料を爆発させてピストンを動かしてそれを回転力に変えるんだ｡｣

鈴谷｢へぇー瑞雲もジェットとかに出来ないかな!｣

提督｢うーん･･･難しいんだろうな｡なにより機体の強度が足りない｡スピードを上げるということはそれだけ空気抵抗が大きくなるということだからな｡｣

鈴谷｢はやければもっと活躍できると思ったんだけどなぁ｣(´・ω・｀)

提督｢ふふ､鈴谷のもっと強くなろうと言いう気持ちだけで俺は満足だよ｣

提督｢お､そろそろだな｡行くぞ｣

鈴谷｢おー！｣

AM06:50飛行機の中

ｱﾅｳﾝｽ｢本日はANA3731便長崎行きをご利用いただきましてまことにありがとうございます｡(中略)なお当便はソラシドエアとのコードシェア便となっており､ソラシドエアの飛行機と搭乗員がご案内いたします｣

鈴谷｢ねぇ提督｡コードシェア便って何なの?｣

提督｢ああ､コードシェア便というのは2つの航空会社が共同で飛行機を飛ばしているってことなんだよ｡｣

提督｢たとえばこのソラシドエアというのはANAやJALにくらべればとても小さな航空会社だ｡そんな航空会社がそこだけで儲けるのは大変なことだからね｡ANAの会社の名前を借りて運行するんだ｡そうすれば乗客も増えるからな｣

鈴谷｢なるほど｡ということはどっちも便名を貸すANAも儲けがあるからウィンウィンってことだね｣

提督｢そうだな｡まさに理想の経済の回し方のひとつってところだ｣

提督｢ふむ､動き出したか｡お､鈴谷見てみろ外で整備士の人たちが手を振ってるぞ｣

鈴谷｢おおー！いってきまーーっす！｣ﾉｼﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

提督｢あの人たちのおかげで安全に空の旅が出来る｡そのことに感謝だな｣

鈴谷｢そうだねーありがとーっ！｣

提督｢さてと､これから離陸なわけだが俺は離陸の瞬間が一番好きだGがぐぐっと体にかかるのが好きなんだよ｣

ｺﾞｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵ

鈴谷｢うおおおお!飛んだ!飛んだよ!速い!速いね提督!｣

提督｢そうだな｡マッハ0.7くらいだから30ノットちょいのいつものスピード感とは桁違いだろう｣

本日はここまでです｡さきほどメンテが終わったようですが私はまだログインできてません｡メット娘すらおがめないってどういうことだ!

明日も今日と同じ位の時間で投下します｡でわでわ

ちなここの艦娘たちは水上スキー型ではなくアルペジオ方式ってことでお願いします

>>１です。E1の道中大破がやばくてボスいけてないので書き溜めた分だけ投下しときます

AM07:10飛行機の中

提督｢ソラシドエアの機内サービスはANAには劣るがそれなりにいい機内サービスが受けられるというのがいい｣

鈴谷｢おっにぎっりおっにぎり～♪｣

提督｢あっすみませんアゴユズスープ2つ｣

鈴谷｢ん?アゴユズスープって何?」

提督｢ああ､ソラシドエアオリジナルの機内サービスのスープだよ｡アゴっていうのは九州の言葉ででトビウオという意味だ｡｣

提督｢ゆずは大分県産のものを使っている｡どちらもその県の特産品のひとつだな｡｣

鈴谷｢トビウオなら鈴谷も知ってるよ!海の中からﾎﾟﾝｯって出てきて羽みたいなの出して飛んでる魚だよね｡｣

提督｢そうだな｡ちなみに飛んでいるのはマグロなんかの捕食者から逃げるためだそうだ｡｣

鈴谷｢おー熱いけどだしがきいてておいしいねぇ!｣ﾁﾋﾞﾁﾋﾞ

提督｢そうだな｡トビウオからはいいダシが取れる｡おれは鰹節やじゃこなんかも好きだがアゴだしが一番好きだな｣

鈴谷｢これカレーに入れたらもっとおいしくなるかな!?｣

提督｢ど､どうだろうな｡こんどやってみるといい｣

鈴谷｢うん!できたら提督にもあげるからね!｣

AM08:40

ｱﾅｳﾝｽ｢当機はまもなく長崎空港に着陸いたします｡シートベルトをｳﾝﾇﾝｶﾝﾇﾝ～｣

提督｢もうすぐ着陸だな｡鈴谷､外見てみろあれが長崎空港だ｡｣

鈴谷｢ほえ?羽田とちがって海の上にあるんだ｡なんか空母みたいだね｣

提督｢そうだ｡長崎空港は世界で始めて海上空港として開発された｡最初は大村空港としてあっちにある旧海軍の飛行場が使われていたんだ｡｣

提督｢だがさすがにあれだけでは回らなくなってきたから1971年に埋め立てを始め､1975年に長崎空港として開業した」

提督｢ちなみにもとあった滑走路は旧海軍時代は大村航空隊の滑走路だったんだ｡基本は練習航空隊だったんだ｣

提督｢でも終戦前には例に漏れず特攻隊の基地としても使用されている｣

鈴谷｢ってことは昔からここが長崎の空の玄関だったんだね｡でもやっぱり特攻隊なんて･･･なんかやだなぁ」

鈴谷｢それに･･･少し責任感じるかも･･･｣

提督｢そんなに気におうことないさ｡鈴谷たちは立派に戦ったんだ｡それだけでも十分だ｣

鈴谷｢うん､ありがと提督!これからも鈴谷がんばっちゃうからね!｣

提督｢ああ､期待してるよ｣

ｺﾞﾄﾝ!ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

鈴谷｢ヒッ､ちょっとびっくりしたぁ｣

鈴谷｢でもどうやってこんな大きくて速い飛行機のスピードを落とすの?フラップだけじゃ足りないでしょ?｣

提督｢そうだな｡もちろんフラップだけじゃない｡逆噴射をつかってスピードを落とすんだ｣

鈴谷｢逆噴射？エンジンを逆に回すの?」

提督｢いや､エンジンの噴射口のとこにすこし隙間をあけてふたをするようにしてるんだ」

提督｢こうするとエンジンから出た推進エネルギーは蓋に当たって隙間から飛び出す｣

提督｢この隙間を前側に向けることで推進エネルギーは前に向かう｡これでブレーキがかかるってわけだ｡｣

鈴谷｢へぇ～帰ったら熊野におしえてあげよっと｡私が頭よくなったら熊野びっくりするだろうなぁ～｣

とりあえず疲労抜けたのでいって来ます。みなさんE1どうやって抜けますか?

すこしずつだらだら投下していきます

AM08:55　空港出口

鈴谷｢とうちゃーーっく!!」

提督｢ふぅ…やはりむこうより少しムワッっとした暑さだな｣

鈴谷｢暑いねー｡一枚脱いじゃおっと｣

提督(///)

鈴谷｢あーっ提督赤くなってる!ふっふーん､どーよ少しまた大きくなったんだよ!｣ﾁﾗｯﾁﾗｯ

提督｢もう少し胸元隠せよなったく｣

提督｢とりあえず向こうのサンスパ大村というところまで行くぞ｡そこに車を用意させといた｣

～サンスパ大村～

長崎空港入口にある『サンスパおおむら』には「天然温泉　大村ゆの華」をはじめ、カラオケ・ゲームセンター・インターネットカフェ・多彩なグルメなど一日中楽しめるあらゆる娯楽がそろっています。
そんな、1日中楽しめちゃう「サンスパおおむら」は食べて、遊んで、温泉でゆったり。
家族みんなで楽しめるお立ち寄りスポットです。　　　　※ホームページより抜粋

提督｢このサンスパ大村までは空港からシャトルバスが出てる｡だから県内の人は駐車料金が高い空港の駐車場よりもこっちに止める人が多いだろう｣

鈴谷｢おっゲーセンあんじゃん!｣

提督｢ああ､ここは複合施設だから娯楽施設は充実している｡飛行機が出る前にここで時間をつぶすことも出来るだろう｣


提督｢さて今回使う車はこのレガシィだ｡さすがのパワーだ､馬力が違いますよ｣

鈴谷｢マフラー大きくない？｣

提督｢まぁ改造車だからね｡俺が改造したわけじゃないがボロボロ音が出る｡でも坂が多いことを考えると馬力のあるこいつがいいんだよ｡｣

鈴谷｢そんなに坂多いの?｣

提督｢ああ､坂の町といわれるくらいだからな｡この大村はあまり坂はないが長崎市はとにかく坂が多い｡本当ならバイクで旅するのが望ましいな｣

提督｢今回は荷物があるからな｡そういうわけにもいかん｣

鈴谷｢バイクかぁ､いいねぇ!気持ちいいんだろうなぁ♪｣

提督｢まぁ確かに風を感じられるのは気持ちがいいからな｣

だれがレガシィ持って来たんや

>>24　あれだ、佐世保の鎮守府のやつ借りてきたんや

提督｢さて､ここで今回の旅のルートを確認しておこう｣

提督｢まずこれから佐世保に向かう｡とりあえずは佐世保市内だな｡個人的にハウステンボス(以下HTB)は夕方から夜にかけてが美しいと思ってる｣

提督｢一日目はHTBに隣接するホテルヨーロッパに宿泊する｡もちろん１部屋のツインです｣

鈴谷｢あーっ提督鈴谷にエッチなことするつもりでしょ!｣

提督｢しないから安心して｣

鈴谷(うーっしてくれてもいいのに!にぶチンさんだなぁまったく)

提督｢次の日はそのまま南下して長崎市に入る｡何をするかはついてからのお楽しみだ｣

提督｢その日はそこから小浜温泉に行く｡そこにある伊勢屋旅館は知り合いがやっているところだから融通をきかせてもらってある程度チェックインおそくなってもいいようにしてもらった｣

提督｢それ以降はあとで伝えようまずは佐世保市内だ｣

AM10:05

提督｢はいとうちゃーく｣

鈴谷｢･･･ここさっき通らなかった?｣

提督｢ああ､駅前から動いたほうが読者の方にもわかりやすいと思ってな｣

鈴谷｢読者って誰?｣

提督｢ｷﾆｼﾃﾊｲｹﾅｲ､ｲｲﾈ?｣

鈴谷｢ｱｯﾊｲ｣

提督｢佐世保市内には約30の佐世保バーガーの店があるが俺のお気に入りはここだな｣

～バーガーショップ　ヒカリ～

佐世保ICを出てすぐのところにあるバーガーショップ　ヒカリは昭和26年から続いている佐世保バーガーの老舗といってもいいだろう｡
佐世保5番街に最近2号店がオープンしたがやはり本店のほうがおいしいのは決定的だと思う｡地元のバイカーがよく立ち寄ったりするので
たまにいかついバイカーたちがいるが彼らに悪い人はいないので心配しないでほしい｡
一番人気は3種のトッピングが入ったスペシャルバーガーである｡
作り置きはせず注文を受けてから作り始めるのでいつでもできたてがいただける｡

提督｢とりあえず一番人気のスペシャルバーガーを買ってきた｡外れることはないし味も俺が太鼓判を押すので期待してほしい｣

鈴谷｢おーアツアツだねぇ!いいにおいがする!｣

提督｢焼きたてだからね｡やはりハンバーガーは焼きたてに限る｣

鈴谷｢ほぉ～う！おいしい!おいしいよ提督!なかのお肉もジューシーでおいしいしトッピングがすごくマッチしてるぅ！｣

提督｢ああーこれ食うと佐世保にきたーって感じがするなぁ｡いつくってもうめぇや｣

鈴谷｢まだまだ食べれるよ!次行こう!｣

提督｢そうだな｡次は佐世保5番街に行こう｣

AM10:15　佐世保5番街

提督｢ここが佐世保の5番街だ｡2012年に出来た佐世保初の大型複合商業施設だ｣

提督｢地元企業である中村商事の運営だな｡地元でエレナというスーパーマーケットを経営している｣

鈴谷｢ほえー象のマークなんだね｡でもなんでエレナなの?｣

提督｢ああ､エレファント中村を省略してエレナなんだ｡ちなみに象のマークはイメージキャラクターだそうだ｡｣

提督｢こっからは歩きだ｡5番街を通って三ヶ町､四ヶ町商店街まで歩くぞ｣

鈴谷｢ウィンドウショッピングしながらね!｣

～少女ショッピング中～

鈴谷｢うーん！満足したぁ!｣

提督｢そりゃなによりだ｣買い物袋ﾄﾞｯｻﾘ

鈴谷｢それにしてもながーーーいアーケードだったね!｣

提督｢ああ､佐世保のアーケードは三ヶ町と四ヶ町を合わせて９６０Mで日本一の長さだ｣

提督｢しかし不思議なことは長崎のアーケード商店街はなぜかシャッター商店街にならないんだ｡まぁ企業努力とそれだけ地域に定着してるのが大きいのだろうな｣

鈴谷｢ところでさっき一人でどっか行ってたけどどこ行ってたの?｣

提督｢それは･･･秘密ってやつだ｣

鈴谷｢ええー!ケチー!｣

提督｢ま､そのうちわかるさ｣

鈴谷｢そろそろおなかすいたねぇ!ハンバーガーだけじゃ足りなかった｣

提督｢だと思ったよ｡そうだな､レモンステーキでも食いに行こう｣

提督(実は四ヶ町の永○宝石店でプロポーズ用の指輪を前もって注文しておいたのだ｡それを受け取りに行ってたのだよ)

とりあえずお昼はここまでで｡夜にまたきます

E2がすこしけずれてきたので書き溜めた分だけ落としておきますね

PM01:30　レストラン　門

提督｢佐世保駅からすこし歩いたところにあるレストラン門に到着だ｣

提督｢1955年の創業でレモンステーキ発祥の店だな｡たくさんのレモンステーキの店があるがここは他の追随を許さない店だろう｣

鈴谷｢レモンステーキって何?写真見る限りステーキっぽくはないけど｣

提督｢レモンステーキっていうのは当時の料理人が普通のステーキは日本人にはボリュームがありすぎて重いと感じて､すき焼き風にアレンジしたものだ｣

鈴谷｢レモンがかかってるすき焼きって感じ?｣

提督｢まぁそれであってるだろう｡ん､きたな｡｣

鈴谷｢おおー!おいしそうだねこれも｣ｷﾗｷﾗ

提督･鈴谷｢｢いただきます!｣｣

鈴谷｢レモンの酸味とソースがあわさっていいかんじだなぁ～お肉もおいし～｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

提督｢だろ?途中で佐世保バーガー食ったからちょうどいい感じの量だしな｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

提督｢これのオススメの食べ方はソースをご飯にかけるのが一番うまいと思う｡ソース×ご飯にはずれはないからな｣

鈴谷｢ほうほう･･･うみゃい!!｣

提督｢満足したか?｣

鈴谷｢うん!満足だよー｣

提督｢そりゃよかった｣

鈴谷｢これからどうするの?まだ夜まで時間あるよね?｣

提督｢九十九島に行くことにしよう｡景色がいいところだぞ｣

PM01:50　西海パールシーリゾート

提督｢思ったより近かったな｡こんな近いもんだとは思わなかった｡｣

鈴谷｢ここはどういうとこなの?｣

提督｢佐世保沖に浮かぶ数多くの島をクルージングすることが出来る場所だな｡今回はこのパールクイーン号に乗る｣

鈴谷｢深海棲艦はいないの?｣

提督｢それは佐世保鎮守府がどうにかしてんじゃないかな｡｣

提督｢それに島が多いから艦隊運動なんて取れっこないからあいつらは入ってこない｣

鈴谷｢なるほどねー｡数少ない平和な海ってことかぁ｣

提督｢そうだな｡とても綺麗な海だから鈴谷も気に入ると思うよ｣

鈴谷｢早く行こうよ提督!楽しみになってきた!｣

提督｢そうだな｣

PM02:10　パールクイーン船上

提督｢ところで鈴谷｡なんでこの島々が九十九島って呼ばれてるか知ってるか?｣

鈴谷｢うーん･･･やっぱり島が九十九あるんじゃないかな｣

提督｢まぁ普通はそう考えるよな｡だけど違うんだよ｣

鈴谷｢じゃあ何で九十九島って名前なののさ!｣

提督｢九十九っていうのはたくさんあるって意味の例え言葉なのさ｡実際ここには208の島があるからね｣

鈴谷｢208!?こんな狭い海域にそんなにたくさんの島があるのかぁ｡そりゃ大きな船は入ってこれないよね｣

提督｢駆逐艦ですら入ってくるのは難しいだろうな｣

鈴谷｢でも綺麗だなぁ～いつも以上に海が綺麗に見えるよ～｣

～♪

鈴谷｢あれ？なんかコンサートみたいなのがあるみたいだよ!｣

提督｢ああ､今日はこれも目的のひとつだ｣

提督｢彼女らは長崎出身のアーティスト『サンディトリップ』だ｣

鈴谷｢すごく綺麗な声･･･｣

提督｢ああ､俺もラジオで初めて聞いたときすげぇなぁって思った｣

↓こちらの歌をお聞きください
https://www.youtube.com/watch?v=scAKjxKlqHk

鈴谷｢歌と景色がすごくあうねぇ･･･感動するよ･･･｣ｼﾐｼﾞﾐ

提督｢まったくだ･･･すばらしい･･･｣

佐世保の知識はモヤさましかないです

PM03:10

鈴谷｢ふぅ～綺麗だったなぁ♪｣

提督｢ああ､すばらしかった｣

鈴谷｢まだ3時か､もちろんまだ行くとこあるんでしょ?｣

提督｢ああ､これから波佐見町まで行くぞ｣

鈴谷｢波佐見町って知ってる!焼き物作ってるところだよね!｣

提督｢そうだ､よく知ってるな｣

鈴谷｢こないだテレビでやってたもんね！｣

提督｢知ってるということはいいことだ｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

鈴谷｢はぅぅ｣///

提督｢さて出発だ｣

PM03:50　波佐見町

提督｢よし､中尾山　伝習館に到着だ｣

鈴谷｢ここで何するの?｣

提督｢ここで陶器の絵付け体験をしようと思う｣

鈴谷｢へー焼いてある器に絵を描いたりするんだね｡楽しそうだね｣

提督｢そうだな｣

>>39　もやさまでやってましたねそういえばｗ

PM03:30

提督･鈴谷((何描こうか･･･))

提督･鈴谷((何描いてるんだろ･･･))ﾁﾗｯ

提督･鈴谷｢｢な、なに？｣｣

提督･鈴谷｢｢な、なんでもない!｣｣

お店の人(初々しいわねぇ～私も若いときは･･･)ﾎｯｺﾘ

30分後･･･

提督･鈴谷｢｢よし出来た!｣｣

提督｢何書いたの?｣

鈴谷｢海をイメージして描いてみたよ!その上に瑞雲を描いたんだ!提督はなんて描いたの?｣

提督｢ああ､艦隊のみんなの安全を願ってな､同じように海をイメージした上に武運長久と書いた｣

鈴谷｢なんか･･･おんなじ感じに見えるね･･･｣

提督｢ぱっと見夫婦椀みたいな感じだな｣

鈴谷｢バッ！夫婦って･･･うー恥ずかしいよぉ｣///

提督｢え･･･そんなにいやだった？｣（´・ω・｀）

鈴谷｢いやいやちょっとびっくりしただけだから!落ち込まないでよもうー｣

お店の人｢お似合いですよー｣

提督｢あ､ありがとうございます｣///

鈴谷｢えへへ｣///

とりあえずこれだけで｡初心者なもんであまり筆は進みませんがこれからもちびちび落としていこうと思います｡皆さんがAL/MIともに任務完了することを願っております｡武運長久を

＞＞４４　羽田空港のことは詳しく知らないのですが羽田空港はぱっとみ陸の上にあるのですが長崎空港はほんとに海の上にポツンとあるように見えるのでこの様な表現をしています

ぱんぱかぱーん!E4途中ですが投下しますよー！

PM 04:10

提督｢そろそろハウステンボス行こうか｣

鈴谷｢おーっ今日のメインだね!｣

提督｢ああ､とてもいい場所だから楽しみにしてくれ｣

PM 04:50

提督｢本日のメインのハウステンボスに到着だ｣

鈴谷｢おおーオランダみたいな感じだね､外から見てもわかるよ｣

提督｢まぁ小さなオランダみたいな感じだからな｡先にホテルに荷物だけ預けてから行こう｣

鈴谷｢了解っ！｣

～ハウステンボス～
オランダの町並みをした長崎随一のテーマパークである｡現在4種類のイベントが行われておりよりいっそう魅力が高まっている
町の中を歩くだけでも十分に楽しめる｡ハウステンボスはそれだけで１つの町として扱われており住所はハウステンボス町１－１である

提督｢ワンデイパスポート大人1枚6100円とお高いが俺はそれだけの価値があると思う｣

鈴谷｢高っ！高すぎじゃないそれっ!｣

提督｢まぁそうだな｡高いとは思うけど｣

鈴谷｢でもそれだけ充実してるってことだね!｣

提督｢そうだな｡植物の数も尋常じゃないからな維持費がかかるんだろう｣

提督｢まずゲームの王国にいってみようか｣

PM　05:00　HTB内　ハーバータウン

鈴谷｢ほぉ～う！提督！ゲームがいっぱいあるね!｣

提督｢まずは1番目のフロア・キャラクタースタジオだな｣

提督｢ゲームから生まれたスターキャラの世界観を楽しめるコーナーだ｣

鈴谷｢パックマンにパズドラ･･･あーっ！トロとクロだぁ!｣15万2千馬力猛ﾀﾞｯｼｭ

提督｢あっちょ待て鈴谷･･･ったく｣

鈴谷｢提督!写真とってはやく!｣ｷﾗｷﾗ

提督｢はいはい｣ﾊｲﾁｰｽﾞΣ【◎】ω￣*)ﾊﾟｼｬｯ (ｱｰｶﾜｴｴ)

鈴谷｢ありがと提督｣ﾆﾊﾟｰ

モブ1｢写真とってあげましょうか?｣

提督｢あ､いいっすか?お願いします｣

モブ１｢はいっ1008Σ[n=1~∞](n^5)/(e^(2πn)-1)は？｣

提督･鈴谷｢｢２!｣｣

ﾊﾟｼｬｯ

提督｢ありがとうございます｣

モブ１｢いえいえお似合いのカップルですね｡実にうらやましい｣ﾘｱｼﾞｭｳﾊﾞｸﾊﾂｼﾛ!

提督｢ハハハ､ありがとうございます｣///

鈴谷(ﾔﾀｰ)///

提督｢次はゲームフュチャーか、近未来的な乗馬ゲームがあるみたいだな｣

鈴谷｢提督!やってみていい？｣

提督｢ああ､いいよ｣

鈴谷｢このヘッドマウントディスプレイ･･･なんか昔のゲームにあった気がする｣

提督｢バーチャルボーイのことか､なんでお前がそんなん知ってんだよ｣

鈴谷｢提督のニコニコのアカウント見たときにマイリスに入ってたやつでみた!｣

提督｢お前勝手におれのPCいじってんのかよ｡まぁいいや､あれとは違って近未来的なデザインだな｣

鈴谷｢じゃ､やってみるよん♪｣

ｳｨﾝｳｨﾝｳｨﾝｳｨﾝ

鈴谷｢よっ!ほっ!やっ!｣

提督｢･･･｣ｼﾞｰ

鈴谷｢はっ!とうっ!よいしょっ!｣ﾊﾞｲﾝﾊﾞｲﾝ

提督(胸めっちゃゆれてんなー)●REC

鈴谷｢ふぅ､提督?終わったよ?何ぼーっとしてんの?｣

提督｢ん?ああ､終わったか｡楽しかったか?｣

鈴谷｢大満足!｣ﾑﾌｰ

提督｢そいつはよかった｣

提督｢次はなつかしのゲームセンターみたいだな｣

鈴谷｢おっ!これ知ってる!ストリートファイターIIだ！｣

提督｢対戦やってみるか?｣

鈴谷｢ふ～ん?鈴谷を見くびると痛い目合っちゃうよ?｣

提督｢ふっ､俺を誰だと思っている?提督だぜ?｣ｼﾞｮｼﾞｮﾀﾞﾁｯ

　　提督　　　　　VS　　　　鈴谷
　(ダルシム)　　　　　　　　(春麗)

　　　　　　　　ﾌｧｲｯ!
安価です!下２でコンマ下00～49で提督50～99で鈴谷の勝ちです

戦闘終了

鈴谷WIN！　勝利S

鈴谷｢ふふーん!私の勝ちだね!｣

提督｢あーちくしょう負けたー!!｣

鈴谷｢勝ったんだからなにかあるよね?｣

提督｢ああ､なんでもひとつ言うこと聞いてやる｣

鈴谷｢やった♪じゃあ何にしようかなー?･･･やっぱあとでにしてもいい?｣

提督｢ん?ああ､べつにかまわんがどうしてだ?｣

鈴谷｢鈴谷いいことは最後にとっておく主義なのです!｣ﾑﾌｰ

提督｢そうか､じゃ､そろそろ次行こうか｣

鈴谷｢りょうかーい♪｣

PM　06:30アムステルダム広場

鈴谷｢おおー!ひまわりがいっぱいだー!!｣

提督｢この時期はやはりひまわりか､俺が好きなのはチューリップ畑のときが一番好きだな｣

鈴谷｢チューリップもいいけどやっぱり鈴谷はお日様じるしのひまわりかなー!｣

提督｢鈴谷には一番似合ってるよ｣

鈴谷｢提督?ひまわりの花言葉って知ってる?｣

提督｢いや､知らないが･･･なんていうんだ?｣

鈴谷｢ふふーん､おしえてあーげないっ!｣

提督｢なんでだよ｣

鈴谷｢時が来たらおしえてやろう!｣(｀・ω・´)

提督｢だれだよおまえ｣

PM 07:15　デ　アドミラル

提督｢もちろんドレスコードもばっちりだ｣

鈴谷｢それでドレスもってこいっていってたのねー｣

鈴谷｢このお店の名前ってやっぱり･･･｣

提督｢ああ､オランダ語で『提督』だな｡ぴったしだ｣

提督｢中に入るよ､おいで｣

鈴谷｢う､うん｣ｶﾁｺﾁ

提督｢もう少し堂々としていいぞ｣

ウェイター｢おまちしておりました､提督様｡お席にご案内いたします｣

提督｢うむ｣

ウェイター｢こちらのお席になります｣

ウェイター｢本日はメニューのほう『Hommage(オマージュ)』でよろしかったでしょうか｣

提督｢ああ､頼む｣

ウェイター｢それでは少しお待ちください｣

鈴谷｢提督なれてるねー｣ｶﾁｺﾁ

提督｢まぁな｣

～お食事シーンなんてかけないよう（´・ω・｀）～

鈴谷｢あーおいしかったー｣

提督｢そうか、味わえたようでよかったよ｣

鈴谷｢ごちそーさまでした！｣

PM 08:00　スリラーシティ

提督｢さぁてすっかり夜になったな｣

鈴谷｢あ!提督あれみて!すっごいでかい太鼓の達人やってる!｣

提督｢ああ､プロジェクションマッピングだな､やってみたいところではあるが先着抽選だから無理だな｣

鈴谷｢でも私は外から見てるほうが好きかな｣

提督｢俺もそのほうがいい･･･音ゲーは苦手だ｣

鈴谷｢まえやってたときノルマギリギリだったもんねぇ･･･｣

提督｢恥ずかしいことこの上ない･･･｣///

鈴谷｢さっ!はりきって街を歩こうよ!｣

提督｢そうだな｡プロジェクションマッピングのメインはここじゃないからな｣

鈴谷｢そうなの?｣

提督｢ああ､またあとでのお楽しみだ｣

PM 08:45

鈴谷｢提督!観覧車乗ろうよ!｣

提督｢ああ、いいぞ｣

IN　観覧車

鈴谷｢わー!っすっごいきれい!!｣

提督｢これはすごいな､ハウステンボスのすべてが光ってる･･･はじめてみるがこれはいい景色だ｣

提督(でも俺にとって一番綺麗なのは鈴谷だよ･･･｣

鈴谷｢ふぇいっ!?今提督なんていった!!?｣

提督｢え?え!?い､いや何も言ってないぞ､ああ何も言っていない｣

鈴谷｢そ、そう?｣(今鈴谷が一番綺麗って聞こえたんだけどな･･･)

提督(まっずかったー!声に出てたのか!気をつけなければ･･･)

鈴谷｢でもほんとに綺麗だねー｣

提督｢でも長崎の夜景はこんなもんじゃないぞ｡まだまだずっと綺麗なはずだ｣

鈴谷｢ほほーう､それはたのしみだねぇ!期待しちゃうよ?｣

提督｢ああ､もちろん期待してくれていいぞ｣

今日はこれで終わりデース！E4おわらせてから眠るのデース!応援､ありがとうございまーす!明日には初日が終わるはずです!

ちょいと気障すぎやしねえかい乙

>>69　どのあたりが気障か教えてもらえると助かります

すいません今日もまだネタが湧いてこないのでお休みでお願いしますorz明日にはがんばって1日目終わらせます

こちら>>1　これより目標にできたての文章を投下する

PM 09:10　アドベンチャーパーク

提督｢まだ時間あるから歩き回るか?｣

鈴谷｢うん､もっとこの景色を見てたいな｣

提督｢そうだな､ここのイルミネーションは宇宙をイメージしたものらしい｣

提督｢だから名前がＧＡＬＡＸＹというらしい｣

鈴谷｢ふーん､海に出たときの夜空も素敵だけどさ､こうゆうのもありだよね｣

提督｢そうだな･･･おっ､空見てみろ鈴谷｣

鈴谷｢んー？･･･あっ､夏の第三角形と天の川･･･きれいだねぇ｣

提督｢二つの星空にはさまれるとは･･･なんとも贅沢だな｣

鈴谷｢そうだねぇ･･･艦娘になれてよかったとほんとに思うよ･･･軍艦だったころはこんな景色みたことなかったもん｣

提督｢あ､そうだ鈴谷､そこの道の真ん中に立ってみて｣

鈴谷｢ん?ここ？｣

提督｢そうそうそのまま｣ﾊﾟｼｬｯ

鈴谷｢あーっ!提督今写真撮ったでしょ!不意打ちなんて卑怯だ!｣

提督｢ははは､俺は今の自然な鈴谷の写真が撮りたかったのさ､みてみろよ鈴谷､この中で一番いい笑顔だぜ｣

鈴谷｢それでも卑怯だよっ!もー!写真撮るならちゃんとポーズとらせてよ!｣

提督｢じゃあポーズとってみてよ｣

鈴谷｢はい!ポーズ!｣

提督｢いつもしてるポーズじゃないか｣ﾊﾟｼｬｯ

鈴谷｢いーの!気に入ってるんだから!｣

提督｢ま､いいけどさこれもかわいいし｣

鈴谷｢エヘヘ､ありがと!｣

PM 09:50

提督｢さて､そろそろラストだな｣

鈴谷｢プロジェクションマッピングってやつ?｣

提督｢そ､まぁ原理としてはプロジェクターのスクリーンの変わりに建物を使ってるだけだがそれでもどうやってこんなに綺麗に写すのかは気になる｣

鈴谷｢あ!始まった!おー!すごい建物が動いてるみたい!｣

鈴谷｢あはは!顔が出てきた!｣

提督｢これはすごいな･･･うわさ以上だ･･･｣

～バカップル鑑賞中～　←これ便利ね

鈴谷｢すっごいおもしろかったね!あれ鎮守府の壁でできないかな!｣

提督｢できなくはないだろうけどやってどうすんのよ｣

鈴谷｢熊野とかとみんなで一緒に見たいなーって｣

提督｢そうだなぁ･･･考えておこう｣

鈴谷｢ありがとね､提督｣

提督｢できるといいな｣

鈴谷｢うんっ!｣

PM 11:20　ホテル内

鈴谷｢あー疲れたーもうあるけないー｣ﾍﾞｯﾄﾞﾆﾎﾞﾌﾝ

提督｢先にシャワー浴びて来いよ､さっさと寝ちまおう｡明日に疲れ残ると楽しくなくなるぞー｣

鈴谷｢そだねー･･･のぞいちゃだめだかんね！｣

提督｢わかってるよ･･･のぞいたらお前らの力じゃ死じまいそうだ｣

鈴谷(なんだよーのぞいてくれてもいいのに･･･そんなこわがらなくってもいいじゃん)ﾌﾞｰ（´・３・｀）

PM 12:00

提督｢それじゃ､おやすみ鈴谷｣

鈴谷｢うん､おやすみ提督｣

提督(明日はもっと楽しませてやらんとな･･･)

AM 03:00

提督｢｣Ｚｚｚｚ

鈴谷｢･･･少しだけなら･･･いい･･･よね?｣

鈴谷 go to 提督's bed

鈴谷｢提督･･･ﾀﾞｲｽｷだよ･･･｣ｷﾞｭｯ


～一日目終了～

霧島ネキと日向さんによる本日の支援射撃

霧島｢さて､支援射撃しとかないとね､情報ならお任せください｣←三菱長崎造船所生まれ

日向｢そうだな｡しかし･･･砂糖吐きそうだ･･･なんだこのバカップル･･･｣←下に同じ

霧島｢そうね･･･まぁ鎮守府の中でもこんな感じだから仕方ないわ｣

日向｢ところで私たちでは佐世保のことはフォローできないぞ｣

霧島｢そうね､だから佐世保育ちの子に来てもらったわ｡時雨ちゃん!はいってきて!｣

時雨｢やぁ霧島さん､日向さん今日はよろしくね｣

日向｢こちらこそ頼む｣

霧島｢それでははじめましょうか･･･マイクチェック､ワン、ツー・・・｣

霧島｢はい､提督たちは朝早くから鎮守府をでたようね｣

日向｢そうだな｡始発の飛行機に乗っていってたみたいだからな｣

時雨｢ボク朝から提督室いったんだけどそれでいなかったんだね｡旅行に行くのは知ってたけど｣

霧島｢ちなみにＡＮＡだと羽田･長崎間が４万６千円くらいね｡格安チケットをつかえばもう少し安くなるかもしれないわ｣

時雨｢まず到着したのが長崎空港だね､本編中にもあったけど世界初の海上空港だよ､でも基礎になった島はちゃんとあるんだ｣

日向｢写真見れば見るほど空母のように見えるな､この輪切りになった飛行機のようなやつはなんなんだ？｣

霧島｢それは空港保安防災教育訓練センターね､日本唯一の空港消防隊員訓練施設ねその飛行機を使って訓練をしているそうよ｣

時雨｢その後車に乗って佐世保に向かったね､まずは佐世保バーガーを食べたみたいだね｣

霧島｢ついて即行ご飯ってのはどうなのかしら･･･｣

日向｢まぁ鈴谷だから問題ないだろう､あいつはそういうの気にしない子だからな｣

霧島｢佐世保バーガーは日本の敗戦後進駐してきた米軍関係者にレシピを教えてもらったのが始まりのようね｣

霧島｢佐世保で手作りで作り置きしないというのが全体的なこだわりだそうよ｣

時雨｢だからいつでも出来立てがもらえるらしいね｣

日向｢今回行ったお店では事前注文が可能らしいぞ､土日だと人が多いとかなり待たせられるから注意してほしい｣

霧島｢その次に佐世保５番街ついでレモンステーキをたべたみたいね｣

時雨｢レモンステーキは十分に提督は知っていたようだね､でもこんなに薀蓄語ってたら普通の女の子ならひいちゃいそうだよ｣

日向｢そこは鈴谷だからな､あいつは提督の長い話もうれしそうに聞いてる､問題ないさ｣

霧島｢ますます砂糖吐きそうだわ｣

時雨｢でもすこしうらやましいかな､鈴谷さんのこと､あんなに愛されてるんだもん｣

霧島｢それに気づかない鈴谷ちゃんもどうかと思うわ｣

日向｢それを言うなら提督だってそうさ､あんなに鈴谷がアピールしてるのに気づかないとはな｣

霧島｢次は九十九島にいったようね､九十九っていうのは本編でもあったようにとにかくたくさんって意味よ｣

時雨｢九十九島はその島数の多さから養殖場にもなっているよ｡船から見てもたくさんのいかだが浮かんでいてその下に真珠やカキがあるそうだよ｣

霧島｢でも確かにあの狭さでは軍艦はさすがに近づけないわ｡私なんかが行こうものなら座礁まったなしよ｣

時雨｢ボクでもむずかしいだろうね｣

日向｢そして船の上でサンディートリップのライブがあったみたいね｣

時雨｢提督にＣＤを借りたことがあるがどれもすばらしい歌だった｡心にしみる歌だ｣

霧島｢その後に波佐見町､そしてラストにハウステンボスね｣

時雨｢佐世保になぜあんなテーマパークがあるかというと昔佐世保のうえにある平戸にオランダ商館があったんだ｣

時雨｢まぁ鎖国のせいで長崎の出島においやられちゃうわけだけどね｣

時雨｢昔はほかにオランダ村っていうのがあったんだけどそれも経営不振でつぶれちゃって今は西海市の施設になってるね｣

霧島｢正直ハウステンボスもいっしょにつぶれると思っていたわ｡経営建て直しができたのは奇跡といってもいいかもしれないわね｣

日向｢ハウステンボスでは１年中花が咲いているようだな･･･春ならチューリップに芝桜､初夏にはバラとあじさい秋から冬にはベゴニアが咲いているそうだ｣

霧島｢そういえば花言葉の話をしていたわね｡ひまわりは鈴谷ちゃんにぴったりだと思うわ｣

霧島｢ちなみに告白のときにバラを渡すとき本数によって意味が違うらしいわね｣

霧島｢１本なら『一目ぼれ』３本で『愛しています』７本で『密かな恋』１０８本で『結婚してください』９９９本で『生まれ変わってもあなたを愛す』だそうよ｣

日向｢その後レストランで食事をして観覧車か･･･なんともベタだな｣

時雨｢でもベタなほど心に響くものだよ､女の子の憧れだから｣

霧島｢そしてラストのプロジェクションマッピングね､東京駅でも一時期上演してたわね｡なんでもけっこう複雑な計算をしているそうよ｣

日向｢それをハウステンボス内で計４種類やっているのか･･･一回は見て見たいものだ｣

霧島｢プロジェクションマッピングは何も建物に限ったものじゃないわ｡モータショーの展示にも使われているそうだから私たちの船体にも使えるんじゃないかしら｣

時雨｢提督にお願いしてみようかな･･･ボクも見て見たい｣

霧島｢そんなこんなで就寝ね･･･鈴谷ちゃんも大胆なことするのね｡金剛お姉さまと同じくらい大胆だわ｣

日向｢今回はこんなところだろう､２日目は長崎市内に行くようだな｡提督のことだ･･･またベタな演出や気障なセリフを吐きまくることだろう｣

日向｢文章やセリフに違和感を覚えることもあるだろうが勘弁してほしい｡これは>>1の自己満足が具現化したものだからな｣

時雨｢それじゃこれからもみんなよろしくね｣

霧島ネキと日向さんの支援射撃～第一部完

今日はこんなところです!Ｅ６･･･１０回くらい行ってボス到達３回で与えたダメージが合計９４５･･･正直禿げます･･･おつでした！

E6あきらめた>>1です｡少ないですがあげておきますね

～２日目～

AM 06:00

提督｢う～ん･･･なんか暑苦しい･･･ん?｣

鈴谷｢Ｚｚｚｚｚ｣ｷﾞｭｰ

提督｢なんでこっちにいるんだ･･･?｣

提督｢まだ6時か･･･もう少し寝るか･･･このままでいっかぁ･･･Zzzz｣

AM 07:30

鈴谷｢･･･うーん!｣ﾉﾋﾞｰﾙﾉﾋﾞｰﾙ!

鈴谷｢ふはぁ!｣ｺｺﾆｽﾄﾚｯﾁﾊﾟﾜｰｶﾞﾀﾏｯﾃｷﾀﾀﾞﾛｳｯ!

鈴谷｢今のうちに自分のベッドのほうにいって･･･ｺﾞｿｺﾞｿ

鈴谷｢そして提督を･･･｣

鈴谷｢ていとくー?朝だよーおきてー｣ﾕｻﾕｻ

提督｢んー?すずやぁ･･･おはよー｣ｷﾞｭｯ

鈴谷｢おはよっ提督!いい天気だよっ!｣

提督｢そうだな､とりあえず朝ごはん食べに行ってから今日の日程を確認しよう｣

鈴谷｢了解!じゃあ朝シャンしてくるねー｣

提督｢ああ､先に準備してるよ｣

提督(･･･鈴谷がベッドにいた気がしたんだが･･･夢だったのか･･･?)

AM 08:00

提督｢朝ごはんです！ビュッフェです!｣

鈴谷｢おいしー♪｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

提督｢そりゃ結構｣

提督｢このあと08:00にホテルをでて長崎市内に向かうことにする｣

提督｢長崎へは西海市を通って行く事にする､向こうのルートには観光地もあるからな｣

鈴谷｢たのしみだねぇ｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

提督｢市内に入ったらあとはまぁお楽しみで｣

鈴谷｢ごちそうさまー｣

提督｢部屋に戻って準備しようか｣

鈴谷｢はーい｣

AM 09:00

提督｢それじゃ出発するぞ｣

鈴谷｢れっつごー!｣

提督｢有料道路を使って新西海橋のほうを通って海軍ゆかりの地も見ていこう｣

鈴谷｢こんなとこに佐世保以外の海軍施設があるの?｣

提督｢ああ､ぱっとみはなんだかわからんがな｣

提督｢まずは新西海橋だ｣

AM 09:20新西海橋

提督｢到着ー｣

鈴谷｢ちかっ!｣

提督｢こんなもんだ｣

鈴谷｢橋だね｣

提督｢そうだ､橋だ･･･ここを歩いて行けばどんなとこかわかるよ｣

鈴谷｢うーん?橋の床のところに窓?｣

鈴谷｢ﾋｴｯ!なにこれこわっ!しかも渦巻いてるし!燃料とられそう･･･｣

提督｢そ､これが西海･針尾瀬戸のうずしお｣

鈴谷｢なんか･･･吸い込まれそう･･･｣

提督｢俺も高所恐怖症だから少し怖い･･･ﾋｴｯ｣

鈴谷｢え･･･?ちょ！あれ!あの船なにやってんの!?吸い込まれちゃうよ!｣

提督｢ああ､大丈夫だよ､吸い込まれないようなルート通ってるから｣

鈴谷｢へー･･･うちらもうずしお避けられたらいいのに･･･｣

提督｢それは･･･まぁ･･･羅針盤のみぞ知るって感じだな｣

鈴谷｢向こうにも橋があるけどあれは何?｣

提督｢ああ､あれは旧西海橋でこっちが新西海橋｣

提督｢どっちも映画に出たことがある橋だな｣

提督｢次は海軍の施設に行くぞ､鈴谷もたぶん知ってる暗号にゆかりがあるらしい施設だ｣

AM 09:30針尾送信所

提督｢む､やはり蚊がすこし多いな｣ﾍﾟﾁﾝ

鈴谷｢虫除けスプレーあるよ?｣ｼｭｰ

提督｢お､ナイス鈴谷サンキュー｣ｼｭｰ

鈴谷｢えっへん!こんなこともあろうかと持ってきていたのである!｣ﾄﾞﾔｧ

提督｢ありがとうな鈴谷｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

鈴谷｢ｴﾍﾍ｣///

提督｢さて､ここが旧海軍針尾送信所だ｣

鈴谷｢なにこれ?コンクリートの塔が3つ?ここって何の施設だったの?｣

提督｢送信所だよ､ここから暗号を発信したりしてたそうだ｣

提督｢鈴谷も聞いたことはあるんじゃないか?『ニイタカヤマノボレ』｣

鈴谷｢あー､『ニイタカヤマノボレ　一二○八』ね｡うん聞いたことあるよ｣

提督｢ところでその暗号って鈴谷たちのマレー部隊にもいってたのか?｣

鈴谷｢うん､海軍すべての部隊に送信されてるはずだよ｡たしか発信元は連合艦隊旗艦だった長門さんからだったと思うけど｣

提督｢うん､長門から発信された暗号が佐世保まで有線ケーブルで伝えられてそれをここから発信した･･･はず｣

鈴谷｢はず?｣

提督｢たぶんここから発信されたんじゃないだろうか･･･っていう説にとどまるんだよ･･･｣

鈴谷｢え?なんで?｣

提督｢それに関する資料が何も残っていないんだよ｡ただここか千葉にあった行田無線塔のどっちかだって話だ｣

鈴谷｢へー､でも千葉にはこんな塔残ってないよね?｣

提督｢あっちはもう取り壊されて公園と学校施設になってるからね､でも上空写真を見ればわかるけど道路の形はまったく同じで円形になっるぞ｣

提督｢ここは1922年に完成した鉄筋コンクリート製の塔で基部直径が１２M 頂点が３M壁の厚さが76センチ高さが1号･2号塔は１３５M　3号塔のみ１３７Mだ｣

鈴谷｢おっきいねぇ･･･首が痛くなってきた･･･｣

提督｢当時の金額で155万円｡現在の金額で250億円の工費がかかったそうだ｣

鈴谷｢90年もたってるはずなのにぜんぜん壊れてるところがないね｣

提督｢ああ､ひび割れどころかコンクリートの剥離すら見当たらない｡当時の技術の粋を集めただけはあるな｣

鈴谷｢中には入れないの?｣

提督｢昔は入れなかったんだが･･･今は入れるようだな｣

鈴谷｢お邪魔しまーす｣

オジャマシマースオジャマシマースｵｼﾞｬﾏｼﾏｰｽｵｼﾞｬﾏｼﾏｰｽｵｼﾞｬﾏ･･･

鈴谷｢めっちゃ音響くねこれ｣

提督｢ああ､これだけの大きさの塔だからな｡手をたたけば10秒間は響くらしい｣

鈴谷｢･･･中って何もないんだね･･･はしごと滑車だけなんだ｣

提督｢まぁ言ってしまえばただの塔だからな｡高さを稼ぐための塔だし特に必要なものもないんだろう｣

提督｢ちなみに2013年には国の重要文化財に指定されている｡そうなる前は落書きが多かったが今はなくなった｣

鈴谷｢むっ!そんなことする人がいたのか!鈴谷さんがそんなの許さないぞ!｣

提督｢そうだな､せっかく綺麗に残った施設なんだ｡しっかり未来に伝えるべきだな｣

短くてすみませんが今日はここまででお願いします｡これからもバカップル書いていくのでよろしくお願いします

どうも恐縮です>>1です!こんばんわ｡残念ですが書いてる途中にスケジュールに矛盾が見つかったのでスケジュールを立て直しております｡ごめんなさい､明日には投下するのでどうかご勘弁を｡

今日は上げますよ!バイオパーク編です！

AM 10:00

鈴谷｢ねぇ次どこに行くの?｣

提督｢次は長崎バイオパーク､まぁ動物園だな｣

鈴谷｢動物園?」

提督｢そ､普通の動物園とはかなり違うところだ｡旭川動物園に近い感じだな｣

鈴谷｢ホッキュクグマとかいるの?｣

提督｢いや､さすがに暑いからそういうのはいないがカピバラがいるぞ｣

鈴谷｢カピバラ?それってどんなの?｣

提督｢んー･･･雪風っぽいやつ｣

鈴谷｢へ?雪風ちゃん?｣

提督｢うん､雪風みたいなやつ｣

鈴谷｢へ､へー･･･かわいいの？｣

提督｢かわいいんじゃ･･･ないの?

鈴谷｢?まぁでも楽しみにしとくよ｣

提督｢ああ､そうしてくれ｣

AM 1030長崎バイオパーク

提督｢さぁ到着だ｣

鈴谷｢車がいっぱいいるねぇ｣

提督｢親子連れがおおいところだからな｣

鈴谷｢あ!ラマだ!ラマがいる!｣

提督｢そいつならこの入り口じゃなくて中にあるラマの山にたくさんいるぞ｡でも触れるのはここだけだっけな｣

鈴谷｢かわいいなぁー｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ラマ｢ｵｳｼﾞｮｳﾁｬﾝﾓｯﾄﾅﾃﾞﾃｹ｣

提督｢そろそろ中に入るぞ｣

鈴谷｢はーい｣

～入場中～

鈴谷｢池の上に小屋･･･?｣

提督｢そ､ここはサルがいるはずだ｣

鈴谷｢あ!いた!｣

提督｢鈴谷､これみてみろ｣

鈴谷｢これ･･･ガチャガチャだよね｡何でこんなとこにあるの?｣

提督｢これはあいつらのえさなんだよ｣

鈴谷｢え?えさあげてもいいの?｣

提督｢かまわんよ｡それが普通の動物園との違いだよな｡普通ならえさあげ禁止なんだろうけど｣

鈴谷｢普通はあげれても飼育員の人が持ってるやつをあげるくらいだよね｣

提督｢ここではあげ放題です!｣

鈴谷｢それっ!｣ﾎﾟｰｲ

サル｢ｳﾒｪﾓｯﾄｸﾚ!!｣ｷｬｯﾁ!

鈴谷｢おお!キャッチした!かわいいなぁ･･･｣

提督｢そろそろ次のとこいこうか｣

～移動中～

鈴谷｢そんなに移動してないけどね～｣

提督｢お､いたいた｣

鈴谷｢あ､こいつ知ってる!キツネザルだよね｣

提督｢そうだな｡ちなみにこいつら放し飼いされてるんだよ｣

鈴谷｢え?逃げちゃわないの?｣

提督｢わざわざ餌が安定してもらえないところに行くバカな動物はいないさ｣

鈴谷｢なるほど､だから逃げないんだね｣

提督｢そういうこと｣

～さらに移動～

鈴谷｢･･･なにこれ･･･アルマジロ･･･だよね?｣

提督｢･･･アルマジロ･･･のはずだ･･･｣

鈴谷｢アルマジロって･･･おなか見せて寝るの?｣

提督｢それはない･･･と思いたい｣

鈴谷｢完全に野生を忘れてるよねこいつ｣

提督｢そりゃまぁ･･･こんなところにいればそうなるだろ｣

鈴谷｢多摩ちゃんよりひどいよ･･･｣

提督｢鈴谷と同じレベルだな｣

鈴谷｢なにさそれっ!私おなか出して寝たりしないしっ!｣

提督｢熊野が言ってたぞいつもおなか出して寝てるから風邪引きそうだとか｣

鈴谷｢熊野ぉおおおおおお!｣

鈴谷(恥ずかしいし!熊野めぇ･･･帰ったら覚えてろよぉ!!!!)

～さらに移動～

提督｢ん?カピバラが何でこんなところに･･･逃げ出してきたやつだなこいつ｣

鈴谷｢え!?カピバラ逃げるの!?｣

提督｢ああ､こいつらは園内のどこにでもいると思うぞ｡かなり逃げてるからな｣

鈴谷｢へぇ～･･･なんか雪風ちゃんみたいだねこの子｣

カピバラ｢ｼﾚｪ!｣

提督｢ここをもっといったとこにもっといるはずだぞ｣

～移動に移動を重ね～

鈴谷｢ねぇ･･･この穴って何?｣

提督｢ああ､それはプレイリードッグの穴だな｣

鈴谷｢いぬ？｣

提督｢いや､ビーバーみたいなやつ｣

鈴谷｢へぇ～穴がたくさんあるけど全部?｣

提督｢ぜんぶだろうな｡飼育員さんのブログにあったけど生まれた赤ちゃんが全部出てこないから何匹生まれたかがわからんそうだ｣

鈴谷｢出てこないかな～｣

提督｢そいつらはなかなか出てこないんだよ｡しかも今は夏だからな､俺があいつらだったら絶対に出ない｣

鈴谷｢でてこ～い｣

～移DO～

提督｢ここが本来のカピバラゾーンだな｣

鈴谷｢かわいい～!１匹飼いたい!｣

提督｢さすがにむりだな｣

鈴谷｢ええー｣（´・ω・｀）

提督｢今のうちに満喫しとけ｣

鈴谷｢ふ～かわいいなぁ～おまえら～｣

提督｢そいつらは夏の間は水風呂､冬になれば温泉にも入るんだぞ｣

鈴谷｢へぇ～､あ､これかぁ･･･気持ちよさそうだねぇ～｣

提督｢冬至の日にはゆず湯にもはいるそうだ｣

鈴谷｢へぇ～かわいいなぁ～｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

カピバラ｢ｼﾚｪ!｣

提督｢やっぱり鈴谷も女の子だな･･･｣

鈴谷｢鈴谷さんも乙女なんだからね!｣

提督｢そうだな､綺麗でかわいいよ鈴谷は｣

鈴谷(何でそんな恥ずかしいこと真顔で言えるのさ!恥ずかしいじゃん･･･)///

提督(あーなんであんなこと言ったんだよ･･･マジ恥ずかしい･･･)///

提督｢そ､そろそろ次のとこいこうか?｣

鈴谷｢う､うん｣

～移(ry～

鈴谷｢カバだ!カバがいる!｣

提督｢カバのモモちゃんはここのメインのひとつだ｣

鈴谷｢そういえば書庫に泳げないカバ･モモっていう絵本見たことあるよ｣

提督｢ん?ああそれは俺が子供のころに読んでたやつだな｡そんなとこにあったのか｣

提督｢カバのモモちゃんは日本発の人工飼育で育てられたカバなんだ｣

鈴谷｢絵本読んだから分かるよ､普通カバは水の中で生むんだよね?｣

提督｢そうだ､しかしモモちゃんは陸の上で生まれてそれを人が回収して育てたんだよ｡詳しくは自分で調べてみてくれ｣

鈴谷｢あ!スイカ食べてる!｣

提督｢あいつらスイカ丸ごと砕くからな｡幼稚園児のころは泣いてたよ･･･｣

鈴谷｢そのころの提督はかわいかったんだろうなぁ･･･｣

提督｢今はかわいくない?｣

鈴谷｢今はかっこいいんじゃない?｣

提督｢お､おうサンキュー｣

今日は以上でーす｡最近更新しなかったせいか人がいないですね･･･でもがんばります

どうも～まだみてくれてる人がいて>>1は感激です!今日の投下分おとしていきますねー

～移動～

鈴谷｢そろそろおなかすいてきちゃったな～｣

提督｢確かにいい時間だな､そろそろ昼ごはんにしよう｣

鈴谷｢ここで食べるの?｣

提督｢まぁここぐらいしかないからな､普通の家族ならお弁当もってくるんだろうけど｣

鈴谷｢･･･ここでもあごだし推してくるね･･･｣

提督｢まぁ特産だからな･･･俺は肉うどんにしようかな｣

鈴谷｢鈴谷は･･･!カレーがある!この蜂の家長崎カリーってのにする!｣

提督｢わかった｡じゃあ注文してくるからまってて｣

鈴谷｢はいはーい♪｣

～10分後～

提督｢ほらもってきたぞ～｣

鈴谷｢わーいありがとー｣

提督｢うどんがうまいなぁ～外で食べると余計にうまい｣

鈴谷｢なにこのカレー､すっげぇおいしい!｣

提督｢蜂の家カレーだからな｡その店は佐世保で50年くらい続く老舗だぞ｣

鈴谷｢へ～･･･提督のうどんもちょっとちょうだい!｣

提督｢ん?じゃあ小皿をもらって･･･｣

鈴谷｢あーん｣

提督｢･･･あーん｣

鈴谷｢おいし～｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

鈴谷｢鈴谷さんからもお返しです!はい､あ～ん♪｣

提督｢あ､あ～ん｣

提督｢･･･うまいな｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

提督･鈴谷((･･･間接キス･･･))///

～バカップル食事中～

提督･鈴谷｢｢ごちそうさまでした!｣｣

提督｢そろそろ次のところ行くか｣

鈴谷｢そだねー｡あ､お土産見て行こうよ｣

提督｢そうだな｣

お土産屋さん

鈴谷｢熊雄になにあげよっかな～｣

提督｢これ長門にあげたら喜びそうだな｣っｶﾋﾟﾊﾞﾗﾇｲｸﾞﾙﾐ

鈴谷｢あははっ!それいいねぇ｡ねぇ提督､熊野には何がいいと思う?｣

提督｢そうだな･･･これなんかいいんじゃないか?｣っｶﾋﾟﾊﾞﾗｽﾄﾗｯﾌﾟ

鈴谷｢そうだねー･･･色違いで２個買って１こあげてもうかたっぽは自分で持ってようかな｣

提督｢ほかの子達へのお土産は別でいいかな｣

鈴谷｢･･･ねぇ提督｡先に行ってまっててよ｣

提督｢･･･?別にいいけど･･･じゃあ先に行ってるな｣

鈴谷｢はーい｣

鈴谷｢･･･あの･･･これください｣

PM 01:30

提督｢鈴谷まだかな～｣

ｶﾞﾁｬｯ

鈴谷｢おまたせ～｣

提督｢お､来たか｡それじゃ出発するぞ｣

鈴谷｢ほいほーい｣

ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛ

提督｢何してたんだ?｣

鈴谷｢んー?秘密!｣

提督｢えー何で?｣

鈴谷｢女の子には秘密があるのです!｣

提督｢けちー｣(・３・)

鈴谷｢でもこれあげる!｣

提督｢これは･･･ねずみのぬいぐるみ?でもこれってたしか･･･2つセットで抱き合ってるやつじゃ･･･｣

鈴谷｢あはは･･･せっかくだから･･･ね?｣///

提督｢･･･ありがとな､鈴谷｣

鈴谷｢どういたしまして～♪｣

PM 02:00

提督｢鈴谷､左みてみろよ｣

鈴谷｢んー?･･･海だねぇ･･･波がまったくないけど｣

提督｢確かにそうだな｡でもこの海ではある綺麗なモノが養殖されてるんだがなんだかわかるか?｣

鈴谷｢う～ん･･･まったくわかんないなぁ･･･｣

提督｢正解は真珠だ｣

鈴谷｢真珠ってあのネックレスについてるやつ?足柄さんがもってたよ｣

提督｢あいつ持ってんのかよ･･･この海はかなり真珠の養殖に適してるんだよ｣

提督｢まず第一にリアス式海岸になってて波が少ないことだ｣

鈴谷｢あー､波が高いとストレスたまりそうだね｡私たちでも波高いのあんまり好きじゃないし｣

提督｢そのとおりだ､次に水が綺麗なことだな｣

鈴谷｢まぁそりゃ生きてるんだから綺麗なほうがいいよねぇ｣

提督｢そして3つ目が･･･冬に水温がガクッと下がることだ｣

鈴谷｢へ?海なのにそんなに下がるの?っていうか下がったら成長しなくなるんじゃない?｣

提督｢まず大村湾の入り口は北に向いてるんだ､だから南から北上してくる暖流､対馬海流の影響を受けにくいんだよ｡だから水は冷たくなるし一部では海面が凍ることもある｣

鈴谷｢なるほどね～､そりゃ冷たくなるよね｣

提督｢あと冷たいほうが真珠の生産に適してるのは色を出すためだ｣

鈴谷｢色?真珠って純白じゃなかったっけ?｣

提督｢ほんのりピンクがかったやつのほうが人気があるんだよ｡真珠は年中あの色をしてるわけじゃない､冬の水が冷たい期間に一番美しく発色するそうだ｣

鈴谷｢へー･･･ってことは収穫も冬にやるの?｣

提督｢そうだ､冬にだけやってるはずだ｣

鈴谷｢手が凍えそう･･･｣

提督｢たしかになー｡ま､そんな理由で真珠の養殖がさかんってことだな｡日本で始めて養殖が行われたのも大村湾だ｣

鈴谷｢ところでその真珠っていくらぐらいすんの?｣

提督｢長崎の真珠店で売ってるのが9ミリのものを使ったやつで55万円だ｣

鈴谷｢たっか!高すぎる!｣

提督｢でも真珠は一生ものだし母から娘へと受け継がれていくことも多いからな｡そのくらいが妥当といったところだろ｣

鈴谷｢鈴谷は･･･もうお母さんのこと覚えてないなぁ･･･｣

提督(･･･地雷踏んだか?)

鈴谷｢でも､いまは熊野がいてほかにもたくさん友達がいて､何より提督がいるから満足してるよ｣

鈴谷｢だから提督､ありどとうね｣

提督｢おれがどうこうしたわけではないが･･･｣

鈴谷｢提督･･･提督がいなかったら･･･私､熊野にも会えなかったかもしれないんだよ?だから･･･ね?｣

提督｢ああ･･･どういたしまして｣

今日はここまでですよ～毎日少しづつで申し訳ないです｡

投下します｡今日は少し重い話でバカップルな場面もありません｡でもみなさんに少しでも興味を持ってもらえればと思い書きました｡それではよろしくお願いします

PM 02:30　原爆資料館

提督｢さて､長崎市に入ってまず最初に来る場所｡原爆資料館だ｣

鈴谷｢原爆･･･私が沈んだ後の話でしょ･･･あまりよく知らないけどこの間テレビでやってたよ｣

提督｢そう､原子爆弾｡８月９日１１時２分この長崎に１発の原子爆弾が落とされたんだ｣

鈴谷｢確か･･･既存の爆弾をはるかに超える爆発力と放射能を放出する爆弾･･･だったかな｣

提督｢その威力はTNT換算で２万２千トン相当の爆発力だ｡一瞬で２４万人いた人口のうち１４万９千人が亡くなったとされている｣

提督｢鈴谷､お前には艦娘戦争に関わる者としてだけじゃなくて戦後に生まれた１人の日本人としてもこの事実を知ってもらいたい｣

提督｢少しつらいと思うけど･･･いいか?｣

鈴谷｢うん､私もいつかは知らなきゃいけないことだと思ってたから｡がんばって勉強するよ｣

提督｢ありがとう｡じゃあ行こうか｣

～原爆資料館入場～

鈴谷｢そういえば提督さ､なんでそんなに詳しいの?｣

提督｢まぁ長崎生まれの人間は小学校から高校にかけて毎年８月９日に登校日があって勉強させられるのもあるけど､俺のばあちゃんが被爆者だったんだよ｣

提督｢それでばあちゃんにいろいろ教えてもらってたんだよ｣

鈴谷｢それにしてもこの時計･･･不気味だねぇ･･･｣

提督｢１１時２分で止まったままの時計だな･･･｣

鈴谷｢こんなに曲がっちゃうもんなんだね｣

提督｢爆破時の熱風はすさまじいものだったそうだからな｣

鈴谷｢こっちは･･･なにこれ･･･ガラス瓶?｣

提督｢だろうな｡熱線で熔けてまたかたまったんだろうな｣

鈴谷｢どうやったらこんな被害を出せる爆弾を作れるの?｣

提督｢それはこいつを見ればいい｣

～ファットマン実物大模型～

鈴谷｢これが実物大の模型?大和さんの徹甲弾よりも少し大きいぐらい?｣

提督｢そのくらいだろうな｣

提督｢構造としてはインプロージョン型と呼ばれるものだ｣

提督｢プルトニウムを球状に配置してそれを火薬で押し出して均一に圧縮し高密度にする､そうすると臨界し爆発に至るってもんだな｣

鈴谷｢爆弾の中で爆発を一回おこすの？それって臨界する前に爆発しないの?｣

提督｢核物質っていうのはある一定以上の量が集まらないと反応しないから爆発しないんだよ｣

鈴谷｢普通の爆弾と違うんだね｡でもこれだとかなり計算しないとうまくいきそうにないよね｣

提督｢そのとおりだ｡この爆弾を作るために爆弾の開発者のオッペンハイマー博士たちは１０ヶ月にわたって計算したそうだ､当時コンピューターなんてないからな｣

～長崎への原爆投下について～

提督｢長崎への原爆投下は最初からここをねらったものじゃなかったそうだ｣

鈴谷｢え?それって長崎が予定地じゃなかったってこと?｣

提督｢そう､最初は小倉が予定地だったんだよ｡でもその日小倉は前日に受けた爆撃の煙がまだ残っていて地上が見えずに爆弾が投下できる状況じゃなかったそうだ｣

鈴谷｢目標が見えないとねらえないからね｣

提督｢そこで第二予定地にされてた長崎を観測していたラッギン・ドラゴンが長崎ならいけるかもしれないといって爆撃隊は長崎にきた｣

提督｢そこで雲の隙間から街が見えそこに爆弾を投下していったんだ｣

鈴谷｢小倉に落とされてたら被害は変わったのかな｣

提督｢一説には下関まで被害がいった可能性があるとされているよ｣

鈴谷｢そうなったら長崎の比じゃないくらいの被害が出たかもね｣

～原爆落下中心地～

提督｢ここだよ､ここの真上約５００メートルの場所で爆発したんだ｣

鈴谷｢ここには何があったの?｣

提督｢ここはテニスコートがあったとされているな､まぁ跡形もなく消え去ったからわからないけど｣

鈴谷｢でも狙いはここじゃなかったんだよね？｣

提督｢もちろんだ､本当はもう少し南を狙ったとされてるよ｣

鈴谷｢そういえば投下される前に空襲警報はならなかったの?｣

提督｢朝から飛行機が飛んできてたから１度みんな避難したんだ。でもそれが１０時に解除されて一度みんな防空壕から出たんだよ｣

鈴谷｢ってことはみんなモロに直撃を食らったってこと?｣

提督｢だろうな､でも投下の直前に退避せよっていう臨時ニュースがあったんだよ､でもそれも間に合わずに総員退避の叫び声が聞こえる中投下と同時に佐賀や福岡で聞こえなくなったそうだ｣

鈴谷｢･･･なんでこんなことになっちゃったんだろ･･･もう少し私たちががんばってればこんなことはおきなかったのかな･･･｣

提督｢･･･それはわからんさ｡戦争にたらればはご法度だし今考えてもどうしようもない｣

提督｢でも鈴谷､お前は過去に精一杯戦ったんだ｡それだけは誇りに持っていてほしい｣

鈴谷｢うん･･･もう大丈夫だよ､吹っ切れた｡昔は昔!今は今!私はこれからをがんばるだけ!そうだよね､提督!｣

提督｢ああ､そうだな!｣

ごめんなさい･･･最後少し強引すぎましたね･･･でも元気いっぱいな鈴谷を書きたかったのでどうしてもここで彼女に元気を出してもらわなければいけなかったんです｡それも自分で｡今日はここまでです｡明日からはまたバカップル復活になると思いますので･･･ごめんなさい文才なくて･･･それではまた

はいっ！ちょっとだけ元気になった鈴谷さんにごほうびをあげます！
すこしだけ投下しますよ

鈴谷｢そういえばあのアイス屋さんなに?｣

提督｢ああ､あれはチリンチリンアイスていってな､アイスって感じでもないしシャーベットってかんじでもない不思議なアイスで長崎の名物なんだよ｡味は基本バニラだけだけど１こ１００円で安いし綺麗にバラの形に盛ってくれるんだぞ｣

鈴谷｢それは･･･食べねば!｣

提督｢じゃ､いっしょにおいで｡面白い話が聞けるかもしれん｣

鈴谷｢?｣

提督｢おばちゃん!２つちょうだい｣っ２００円

おばちゃん｢はーい｣ｼｬﾘｯｼｬﾘｯ

鈴谷｢おおー!そうやって盛り付けるんだね!｣

おばあちゃん｢おや､お嬢ちゃん長崎は始めてかい?｣

鈴谷｢うん!提督にはじめてつれてきてもらったんだよ!｣

おばあちゃん｢おやおや艦娘さんだったかい｡いつもご苦労様｡じゃあなんでチリンチリンアイスって言われてるか教えてあげようかね｡はい､どうぞ｣っｱｲｽ

鈴谷｢ありがとー♪｣

おばあちゃん｢さてさて｣ｶﾞｻｺﾞｿ

おばあちゃん｢昔はね､こうやって鐘を鳴らしてアイス屋さんがきましたよーっていうのを教えてたんだよ｣ﾁﾘﾝﾁﾘﾝ

鈴谷｢だからチリンチリンアイスっていうんだ!｣

ばあちゃん｢そうだよ｡今は鳴らさなくても人がいるところにお店を出すから鳴らさないんだけどねぇ｣

鈴谷｢ありがとうおばあちゃん｡がんばってね｣

ばあちゃん｢はいはい､お嬢ちゃんもきばってやりんさいよ｣

鈴谷｢?うん､じゃあね～｡提督いっこっか｣

提督｢そうだな｡じゃあおばあちゃん､ありがとうね｣

ﾄｺﾄｺ

提督｢な?面白い話聞けただろ?｣

鈴谷｢うん!名前の由来のお話聞けたよ｣

提督｢それならよかった｣

鈴谷｢あれ?提督ほっぺにアイスついてるよ?｣

提督｢ん?こっちか?｣

鈴谷｢ちがうよこっちだよっ!｣ﾍﾟﾛｯ

提督｢す､鈴谷!い､今何した!?｣///

鈴谷｢えへへぇ･･･甘くておいしい♪｣///

鈴谷(あー恥ずかしかったぁ･･･ﾑﾑﾑ･･･これでも押しが足りませんか･･･どうしよっかな･･･もしかして提督私に興味ないのかな｡｡そんなんだったら･･･)

PM 04:30

鈴谷｢ふぅ～おいしかったねぇ提督｣

提督｢そうだな｡少し恥ずかしかったが･･･昔と味は変わらんな｣

鈴谷｢提督?もしかしていやだった?｣

提督｢ん?いや､そんなことはないよ｡こんなかわいいこに口でとってもらえたんだから･･･その･･･うれしかったよ｣///

鈴谷｢えへへ･･･ありがと｣

鈴谷(とりあえず･･･大丈夫なのかな?)

ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛﾛ

鈴谷｢そういえばさっききばってねっていわれたけどあれってがんばってねってことだよね?｣

提督｢そうだな｡まぁそんな古い長崎弁しゃべる人は少ないけどな｣

鈴谷｢提督も長崎弁しゃべれるの?｣

提督｢しゃべれるよ｡たまに今でも使っちまうことはあるな｣

鈴谷｢じゃあ次の目的地までしゃべってみてよ｣

提督｢ん?まぁよかばってん意味わかっとね?｣

鈴谷｢･･･がんばる!｣

PM 05:00　グラバー園

提督｢鈴谷?どうだった､わかったか?｣

鈴谷｢ぐぬ～･･･ちょいちょいわからんとこがあった｣

提督｢鈴谷･･･すこし長崎弁がうつったな｣

鈴谷｢え!?うそ!そがんことなかよ！･･･ﾊｯ!?｣

提督｢まぁ長崎弁とか博多弁はわかりやすいからうつりやすいからな｣

鈴谷｢よしっ!もう大丈夫!｣

提督｢俺も標準語でしゃべるとしよう｣

今日はここまでで～す｡すこしくらいバカップル書けたかな?というわけで次回はグラバー園です｡じゃあの(｀・ω・´)ﾉｼ

投下しますよ～

提督｢ということでグラバー園です｣

鈴谷｢グラバー園?｣

提督｢昔この場所に住んでたスコットランド人のトーマス・ブレーク・グラバーって人の家だよ｡日本最古の木製洋風建築だな｣

鈴谷｢グラバーさんってどんな人なの?｣

提督｢日本が開国したころ武器の商人として日本に来た人で長崎にはじめて西洋の造船ドックを作った人で長崎の造船の歴史の基礎を築いた人だ｣

鈴谷｢ふむ･･･つまり私たちを作る場所を日本に最初に作った人･･･おじいちゃんだね!｣

提督｢ちょいと違う気がするがまぁそれでいいや｣

提督｢まぁ今の長崎の基礎を作った人といってもいいかな｣

鈴谷｢その人が住んでたおうちかぁ･･･ほかにもあるみたいだね｣

提督｢そのころに来た外人のほとんどがこの辺に住んでたからな｣

提督｢ちなみにグラバーさんは晩年東京で過ごしたがお墓自体は長崎の坂本国際墓地にある｡妻のツルさんと一緒に埋葬されていて息子夫婦のお墓もとなりにある｣

鈴谷｢へぇ～･･･そこには行かないの?｣

提督｢来るときによってもよかったが忘れてた｣

鈴谷｢それよりも中に入ってみよーよ｣

提督｢そうだな｣

～グラバー邸内～

鈴谷｢んー?なんでこの鏡こんな高いとこにあるんだろ･･･｣

提督｢ああ､これはただの鏡じゃないんだ｡昔は電気なんてないからろうそくが照明だったわけだがこの部屋は大きいからな､すべてを照らしきれない｣

提督｢だから光を反射させて明るくするためにここに鏡をつけたんだよ｣

鈴谷｢へぇ～､グラバーさんが大きいってわけじゃないんだね｣

提督｢確か１８０センチくらいじゃなかったかな･･･｣

鈴谷｢十分大きいじゃん｣

提督｢外人だからな｣

鈴谷｢･･･なにこれ･･･隠し部屋?なんでこんなのがあるんだろ｣

提督｢グラバーさんが武器商人として取引する相手は当時倒幕を考えていた長州藩士や薩摩藩士なんだよ｣

提督｢だから誰にも見られないようにこの屋根裏で取引したり時には逃げてきた藩士たちをかくまったりしたんだ｣

鈴谷｢なるほど･･･ここは?温室っぽい?｣

提督｢植物を育てる部屋だな｣

鈴谷｢なにこれ?狛犬?｣

提督｢いや､麒麟だよ｣

鈴谷｢キリン?首長くないじゃん｣

提督｢それは実在の動物だろ｡これは中国の伝説の生き物なんだ｡今のキリンビールのロゴになってるあれな｣

鈴谷｢へぇ～｣

提督｢ちなみにグラバーさんはキリンビールの創設者の一人だな｡あのロゴの麒麟にヒゲが生えてるんだがそれはグラバーさんのヒゲだという話だ｣

鈴谷｢こんど確認しとこっと｣

提督｢次は外に出てみようか｣

～グラバー邸外部庭園～

鈴谷｢へぇ～景色がいいねぇ･･･ホントに坂しかないんだね･･･｣

提督｢ここから見える平地の部分はほとんど埋め立てられた部分だからな｡埋め立てられる前は長崎港は鶴の港ってよばれてて上から見ると鶴の形をしていたそうだ｣

鈴谷｢鶴の港ねぇ･･･綺麗じゃん｡あの目の前に見えるのは造船所?｣

提督｢ああ､長崎三菱造船所･･･霧島や日向､そして武蔵が生まれた場所だ｡くわしくは明日行くときに説明するよ｣

鈴谷｢明日行くの?｣

提督｢ああ､でもこっちから見えやすい部分は今説明しておこうか｣

鈴谷｢うん､知りたい｣

提督｢ここから大きな緑色のクレーンがあるだろ｣

鈴谷｢うん､おっきいね｣

提督｢あれは１９０９年にイギリスから買ったハンマーヘッドクレーンだ｡今でも使うそうだぞ｡全重１５０トンでボイラーなどを積み出すときに使用しているそうだ｣


鈴谷｢鎮守府にあるやつより大きいね｣

提督｢まぁ形自体古いものだからな｡今あの形で動いてるのはあれと佐世保にある２５０トンの２つだけだ｣

提督｢あと奥に黒っぽい色した鉄骨があるだろ｣

鈴谷｢うん､鈴谷あれは知ってるよ｡ガントリークレーンでしょ?｣

提督｢おうそうだ｡あそこの船台では武蔵が建造されてたんだぞ｣

鈴谷｢へぇ～武蔵さんがねぇ･･･｣

提督｢ここから見える分にはこれくらいかな｣

鈴谷｢あれ?なにこれ提督｣

提督｢あっ･･･それはだなぁ･･･｣

鈴谷｢ハート型の石畳?なんかいいことありそうだからさわっとこ･･･あっあっちにもあった!こっちも触っとこう｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

提督｢俺も二つともさわっとこうかな･･･｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

提督(言えないっ!絶対に言えない!恋愛のスポットだなんて言えない!!･･･そろそろ時間だな･･･覚悟決めねば)

鈴谷｢なんかいいことありそ～♪｣

鈴谷(提督が告白してくれるとか･･･ないよねぇ･･･やっぱ自分でしなきゃかなぁ)

提督｢お､もういい時間だな｡次のとこいこうか｣

鈴谷｢了解!｣

今日の分はこれで終わりですね～明日はクライマックスといってもいいかもですね･･･３日目もあるのですが･･･
え?リンガー邸とかほかの建物はどうしたって?･･･見所がないっ!

乙です
稲佐山とかいっちゃうの？確かカップルがあそこから夜景を見ると･･･みたいな話きいたことあるんだが。良くない意味で。

へーい原稿はできてるんだけど今日はあげられないっぽーい｡クライマックスは明日へのお楽しみっぽい?

>>157　あんた･･･できるやつだな･･･だがしかし･･･稲佐山には行くぞ･･･


今のうちに言っておくと鈴谷と提督はまだ付き合ったりはしていません｡←ここ重要

さぁ･･･とうかしますぞ･･･

～道中～

鈴谷｢これからどこ行くの?｣

提督｢まぁセオリーどうりのところだよ｣

鈴谷｢昨日言ってた夜景のこと?｣

提督｢･･･半分正解かな｣

鈴谷｢おー･･･おっきい橋だねぇ｣

提督｢女神大橋だよ｡この橋が完成するまで市内の南部と西部は長崎港に分断されて行き来が大変だったんだけどこの橋ができたことでかなり便利になったんだよ｣

提督｢長崎港は大型客船も来航する港だから斜張橋を採用して世界最大級の客船でも通れるようにしたんだ｣

提督｢総延長が１２８９ｍで､２００５年１２月から使われているよ｡当時はただただデカイと思ったね｣

鈴谷｢斜張橋っていうのは何?｣

提督｢斜張橋っていうのは基本はつり橋と同じって考えてもいいんだけど違う点は支柱と橋を支えるケーブルが直結してあることだね｣

提督｢つり橋は支柱からケーブルが延びてそのケーブルから支えるための垂直なケーブルが延びているんだ｡詳しくはググレ｣

鈴谷｢ほーい｣

PM 07:05　～???～

提督｢ここから鈴谷にはとりあえず目隠しをしてもらう｣

鈴谷｢夜景を見るんだよね?｣

提督｢そうだ｡このほうが楽しいだろ?｣

鈴谷｢そだねー｡じゃっエスコートよろしくね!｣

提督｢はいよ､お嬢さん｣

～展望台～

提督｢目隠しはずすぞー｣

鈴谷｢はーい｣

ﾊﾟｯ

鈴谷｢･･･すっごい･･･なにこれ･･･｣

提督｢これが１０００万ドルの夜景だ･･･世界新三台夜景のひとつでもある｣

鈴谷｢すごいなぁ･･･なんとなーくロマンチックだねぇ･･･｣

提督｢ちなみにここは標高３３３ｍで東京タワーと同じ高さだ｣

提督｢そしてこの光のほとんどは住宅の光なんだよ･･･まさに自然と人間が作り出す景色だな｣

鈴谷｢･･･これは?なんで南京錠がかかってるの?｣

提督｢それはいろんなところにあるけどカップルが別れないようにってつけていくんだろうな｣

鈴谷(い､今･･･言っちゃおうかな･･･それとも言ってくれるかな･･･?)

提督｢さてと･･･次の場所に行くぞ｣

鈴谷(えっ･･･)

提督｢あと今日の夜飯は時間が遅くなるから先にコンビニで何か買ってから食べてから行こうか｣

鈴谷｢･･･｣

提督｢鈴谷?｣

鈴谷｢えっ?あ､ちょっと考え事してただけ･･･うん｣

提督｢じゃあ行くぞ｣

～コンビニ～

提督｢よし､とりあえずは腹に入れたし最後の目的地行こうか｣

鈴谷｢･･･｣

提督｢どうした?なんか元気ないぞ?｣

鈴谷｢ううん･･･なんでもないよ･･･うん､なんでも｣

提督｢･･･とりあえずここから次の目的地までまた目隠ししてくれるかい?｣

鈴谷｢え?でも夜景はもうおわったんじゃ･･･｣

提督｢いいからいいから｡さっ出発するぞ｣

PM 08:00　～???～

提督｢到着だ･･･鈴谷､おいで｣

鈴谷｢うん･･･｣

提督｢階段あるから･･･ちょっと抱っこするぞ?｣

鈴谷｢え･･･?わ､分かった｣

～目的地～

提督｢鈴谷･･･目隠し･･･はずすからな｣

鈴谷｢う､うん｣

ﾊﾟｯ

鈴谷｢え???ここってどこ?｣

提督｢さっき行った稲佐山展望台の真反対｡鍋冠山公園天文台だ｣

鈴谷｢へぇ･･･なんかこっちのほうが近くに光があって温かい感じがするね｣

提督｢そうだ･･･俺の一番のお気に入りの場所･･･通称長崎裏夜景｣

提督｢観光客なんてほとんど来ない･･･地元の人間が来る場所なんだ｣

鈴谷｢へぇ･･･素敵な場所だね･･･静かで･･･｣

～１０分後～

提督｢･･･す､鈴谷･･･少し･･･話があるんだ･･･｣

鈴谷｢え･･･?何?｣

提督｢鈴谷はさ･･･俺が始めて鎮守府に迎え入れた重巡だっただろ?｣

鈴谷｢そうだね･･･確か戦艦作ろうとしてたんだよね｣

提督｢そうだ･･･でも鈴谷と一緒にいろいろな海域を攻略して･･･いっぱい笑っていっぱい泣いたよな｣

鈴谷｢そうだね･･･いろいろあったね･･･楽しいこともあったし･･･大破ばっかりでつらくなることもあったし･･･｣

提督｢でも鈴谷はさ､そんなときでも明るくていつも笑ってただろ?｣

提督｢俺はそんな鈴谷を尊敬するし､頼りにしてる｣

提督｢そして･･･｣

俺は鈴谷が･･･好きだ｡だから付き合ってほしい。







そして戦いが終わったら､俺と










結婚してください｡

鈴谷｢･････････ｸﾞｽｯ･･･うん･･･よろしく･･･お願いします･･･｣







私も･･･











提督が･･･大好きです｡



提督｢ありがとう･･･鈴谷｣ｷﾞｭｯ

鈴谷｢大好き･･･提督･･･大好きだよ･･･ありがとう･･･提督･･･ｸﾞｽﾝｯ｣ｷﾞｭｯ

提督｢落ち着いたか?鈴谷｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

鈴谷｢うん･･･｣

鈴谷｢夢じゃ･･･ないんだよね･･･うそじゃ･･･ないよね?｣

提督｢当たり前だろ･･･俺は絶対に自分を守るようなうそと冗談にならないうそはつかない｣

鈴谷｢やっと･･･夢がかなったよ｡提督｣

提督｢そうか･･･あっ忘れてた｡これを渡さないとな｣

鈴谷｢?｣

提督｢はい･･･結婚指輪｣ｽｯ

鈴谷｢･･･ありがと･･･ｸﾞｽｯ｣

提督｢そんなに泣くなよ･･･かわいい顔が台無しになっちまうぞ｣

鈴谷｢うれしいんだもん･･･しょうがないじゃん｣

提督｢そうかい･･･ならよかったよ｣

鈴谷｢ねぇ･･･きのうした約束覚えてる?｣

提督｢ああ､なんでもひとつ言うこと聞くってやつだろ?｣

鈴谷｢そうそれ･･･今使っちゃうよ｡キス･･･して?｣

提督｢･･･お安い御用だ｣ﾁｭｯ

鈴谷｢ん･･･｣ﾁｭｯ

鈴谷｢･･･もっとして?｣

提督｢何度でもしてやるよ･･･｣

～１０分後～

提督｢もういいんじゃないか?そろそろ行かなきゃまずい｣

鈴谷｢そだね､じゃあ最後に写真だけ撮ろうよ｣

提督｢そうだな｡じゃあここにカメラおいて･･･｣

提督｢よし｣

ﾊﾟｼｬｯ

提督｢うん･･･これでいいだろ｣

鈴谷｢どれどれ･･･綺麗に撮れてるね｣

提督｢じゃあ行こうか｣

鈴谷｢うん｣

～車内～

提督｢さて･･･これから小浜まで行くぞ･･･知り合いとはいえあまり迷惑をかけるわけにはいかん｣

鈴谷｢そうだね｣

ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛ

鈴谷｢そういえばさ､なんで告白を稲佐山じゃなくてこっちでしたの?｣

提督｢ああ､それはね｡俺がこっちが好きだったのと｣

提督｢ある地元の噂にあるんだよ｣

鈴谷｢噂?｣

提督｢そう｡実は稲佐山にいったカップルは必ず別れるって噂があるんだ｣

提督｢だからその裏ってことで必ず別れなくするためにこっちで告白したんだよ｣

鈴谷｢･･･２人で行ったけど大丈夫かな?｣

提督｢大丈夫じゃないか?あの時点で好きどうしだったとしても付き合ってたわけじゃないし｣

鈴谷｢それもそっか･･･提督は私と別れたくない?｣

提督｢当たり前だろ｣

鈴谷｢えへへぇ～鈴谷も別れたくないよ｡ずっと一緒にいたい｣

提督｢そうだな｣

鈴谷｢実はね･･･稲佐山いってからすぐ次のとこいくって言ったじゃん?｣

提督｢そうだな｣

鈴谷｢あのときね･･･すこーしだけ期待してたんだ｡告白してくれるの｣

鈴谷｢でもしてくれなかったから少し悲しかったんだ･･･魅力無いのかなっておもってさ｣

提督｢そいつは悪いことしたな･･･ごめん鈴谷｣

鈴谷｢いいよいいよ､ちゃんと伝えてくれたし｡私も伝えれたから｣

提督｢正直恥ずかしかったよ､初めて結婚してくださいなんて言ったわ｣

鈴谷｢あたしも恥ずかしかったけど･･･それよりもうれしかったよ｣

提督｢じゃあ俺もうれしいな｣

鈴谷｢これからもよろしくね･･･大好きだよ､提督｣

提督｢ああ､よろしくな･･･大好きだよ､鈴谷｣

はいはーい今日の分おわりですよ～｡いやぁ～一番書きたい部分かけてよかったです～。でも旅行は３日目がありますのでね～｡まだまだ続いちゃいますよ～

ほんのちょっとだけ投下しますね

PM 21:45　小浜温泉

女将｢お待ちしてましたよ､提督さん｣

提督｢すみません遅くなりました｣

女将｢いえいえ､大丈夫ですよ｡もうお部屋にお夕飯準備してますからゆっくり食べてください｣

女将｢あらあら､そちらのお嬢さんは?｣

提督｢ん～･･･俺の･･･部下で･･･お嫁さん?｣

鈴谷｢｣///

女将｢あらあらかわいい子ね｡ゆっくりしてってね♪｣

鈴谷｢は､はぃ…｣///

～お部屋～

鈴谷｢ふぃ～疲れた～｣ｸﾀｧ～

提督｢めずらしくしおらしかったじゃないか､鈴谷｣

鈴谷｢そりゃお嫁さんなんて言われたらそりゃ｣///

鈴谷｢そそそそれよりもはやくご飯たべよっ!｣

提督｢そうだな｡伊勢海老うまいな｣

鈴谷｢うん､すごくおいしいねこれ｣

～バカップル食事中～

鈴谷｢そういえばこっちには何があるの?｣

提督｢ああそこは…｣

ｶﾞﾗｯ

鈴谷｢す、すごい…お部屋にこんなお風呂ついてるんだ…｣

提督｢半露天風呂つきにしてもらったからね｣

鈴谷｢そ､そのさ…いっしょに…はいろ?｣

提督｢…襲うぞ｣

鈴谷｢提督なら…いいよ?私は…｣

提督｢…っ…もう少し…夜遅くになったら…な?｣

鈴谷｢うん｣

PM 23:00

鈴谷｢気持ちいいね…提督｣

提督｢そうだな…｣

鈴谷｢ねぇ…提督…｣ｷﾞｭｯ

提督｢…あたってるぞ…｣

鈴谷｢当ててるんだよ…襲わないの?｣

提督｢…そっち向いていいか?｣

鈴谷｢…いいよ?｣

提督｢キス…するぞ｣

鈴谷｢ん｣ﾁｭｯ

鈴谷｢あっ…そんなにがっついちゃダメだよ…やさしくシテ…ね?｣

ざんねんですがこれだけしかまだ書いてないです…あした長崎出身艦による援護射撃を投下します｡あとｷﾝｸﾞｸﾘﾑｿﾞﾝ使います｡エロはかけないからね｡仕方ないね

支援射撃だけとうかしますよ～（´・ω・｀）

～支援艦隊が到着しました～

武蔵｢やぁ提督諸君｡大和型2番艦､武蔵だ｣

武蔵｢>>1の個人的な事情により待たせて悪かったな｡今回は私ともう一人で2日目についてさらに深く解説させてもらうぞ｣

???｢ﾋｬｯﾊｰ!!｣

武蔵｢おう､隼鷹｡待ってたぞ｣

隼鷹｢やぁやぁみんな!長崎生まれの商船改造空母・隼鷹だよ～｣

隼鷹｢今日は提督と鈴谷ちゃんのあまーい話を肴に飲もうと思って来たんだよ～｣

武蔵｢だろうと思ったよ｡ほら､これが飲みたかったんだろ『壱岐っ娘』｣

隼鷹｢そうそうこれこれ～｡武蔵わかってんじゃ～ん｣

武蔵｢とりあえず2日目の最初から振り返るぞ｣

武蔵｢まず西海橋と針尾送信所にいったんだったな｣

武蔵｢西海橋は特に補足はないが針尾送信所について補足しよう｣

隼鷹｢たしか1997年まで現役だったんだっけ?｣

武蔵｢そうだな｡そして2013年に国の重要文化財に指定されたそうだ｡今では落書きもなくなり､ボランティアによる見学案内があるそうだぞ｣

武蔵｢だから今は見学時間が指定されている｡平日・休日ともに9時～16時までだな｣

隼鷹｢2017年には資料館もできるらしいねぇ～｣

武蔵｢公開が楽しみだな｣

隼鷹｢その次はバイオパークだったっね｣

武蔵｢カピバラ…かわいかったな…写真で見ただけだけど｣

隼鷹｢そうだね～ちなみに雪風に例えたのはバイオパークの公式ツイッターでネタにされてたからだよ｣

武蔵｢さすがにあれは驚いたぞ｡しばらく私も雪風を見るたびに思い出し笑いしそうだった｣

隼鷹｢雪風のやつ…複雑な顔してたな…かわいかったけど｣

武蔵｢おまえ…かわいいとかいう概念あるのか…｣

隼鷹｢なにおう!改二の絵見てないのかよ!私だって女なんだぞ!｣

武蔵｢ははは､悪かった悪かった冗談だよ｣

武蔵｢そこから長崎市内まで来て…原爆資料館か…隼鷹は見たんだろ?キノコ雲｣

隼鷹｢うん…いきなり市内のほうからすげぇ衝撃が伝わってきて雲が上がっていくのが佐世保からも見えたよ…｣

隼鷹｢それで船の中でみんなが話してたんだけどすごい爆弾が落ちたって聞いてさ…ショックだったなぁ…｣

武蔵｢今でも世論は原爆が必要だった派と必要なかった派に分かれているな｡でもそんなことは問題じゃなかったと思う｣

隼鷹｢私たちが働かずにただ飯ぐらいでいられる…そんな世界が大事なんだよ｣

武蔵｢まったくだ｣

武蔵｢そのあとチリンチリンアイスを食べてたな｣

隼鷹｢鈴谷ちゃんも大胆なことするもんだね～｣

武蔵｢みんなからの情報で同じようなアイスがあることも知れたな｣

隼鷹｢これは驚きだったね～｡いつか全部食べてみたいもんだよ｣

武蔵｢その次がグラバー園だな｣

武蔵｢ここで私の話が出てきたな｡時は1938年3月29日だったな…あそこで私が作られ始めたのは｣

隼鷹｢そのとなりで1年後の3月20日に私も起工されたんだぜ?｣

武蔵｢当時は私が進水してからも私を隠すためにつけられてた簾がそのままだったから私がもう１隻作られているとか言われてたそうだな｣

隼鷹｢ざんねん隼鷹さんでしたーって感じだな｣

武蔵｢さてここでは多くを語らないことにしよう｡３日目に提督たちが造船所見学に行くそうだからな｣

隼鷹｢私の話もでてくるっかな～｣

武蔵｢そしてクライマックスか…｣

隼鷹｢かぁ～!!!甘かったねぇ!!!!｣

武蔵｢まさか稲佐山に行った後に鍋冠山に行って告白とはな…さすが提督だ｣

隼鷹｢ちなみに長崎の夜景は日本三大夜景｡そして世界新三大夜景にえらばれてるんだよなぁ～｡日本の誇りだと思うよ!｣

武蔵｢ちなみに稲佐山にいったカップルが別れるっていうのはカップルになっても一度は必ず行くんじゃないかなって言うのが長崎人の本音だと思うぞ｣

隼鷹｢男の人と二人でロマンチックに…あこがれるねぇ…｣

武蔵｢まぁそんな噂があるから南京錠をつけていくカップルも多いのだろうがな｣

武蔵｢最後に泊まった場所は島原半島まで行っての小浜だったな｣

隼鷹｢いえす！うぃー！きゃん！｣

武蔵｢そんなネタはもうとっくの昔にやった後だぞ｡そして今回モデルにさせてもらったのが伊勢屋さんだ｡女将さんから許可ももらった!｣

隼鷹｢そいつぁすごいねぇ!｣

武蔵｢ノリノリでＯＫしてもらったからな｡みんなも足を運んでくれ｣

隼鷹｢宣伝乙～｣

武蔵｢あとここで問題が発生した｣

隼鷹｢ﾅ､ﾅﾝﾀﾞｯﾃｰ｣

武蔵｢最後のPM23:00からのシーンは部屋についてた露天風呂でのシーンだそうだ･･･つい露天風呂だということを書き損じていた｡本当にすまない｣

武蔵｢さてさて後は最終日を残すのみとなったな｣

隼鷹｢もっと甘いの期待してもいいのかな?｣

武蔵｢そこは>>1の文才にかかっている｡でもがんばると言っていたからな｣

隼鷹｢ここから先も不定期更新が続くらしいよ～｣

武蔵｢見てくれている提督たちには申し訳ないと思っている｡だが気長に待っていてくれ｣

隼鷹｢それじゃぁね～｣

きょうはここまで～（´・ω・｀）ﾉｼ

少しですが投下しますね～

３日目　AM 07:00

鈴谷｢･･･｣

鈴谷(あー･･･そうだった･･･一緒にお風呂入ってそのまま･･･)

鈴谷｢｣ﾎﾞﾝｯ///

提督｢Ｚｚｚｚ｣

鈴谷｢えいっ｣ﾌﾟﾆ

提督｢うあ？あー･･･おはよ鈴谷｣

鈴谷｢おはよ､提督｣ﾁｭｯ

提督｢ん｣ﾁｭｯ

提督｢朝風呂しよ｣

鈴谷｢一緒に入っていい?｣

提督｢いいけど･･･タオル巻けよ?｣

鈴谷｢はーい｣

ﾁｬﾎﾟﾝ

提督｢今日は最終日になります｣

提督｢予定としては三菱造船所･軍艦島がメインになり｣

提督｢1900発の飛行機で羽田に戻ることになってます｣

鈴谷｢最終日かぁ･･･｣

提督｢お土産を買うなら今日になるな｣

鈴谷｢買　わ　ね　ば｣

提督｢映画みたいな感じだな｣

提督｢ﾊｯ!赤城に大量に買っていかねば｣

in　鎮守府

赤城｢食　わ　ね　ば｣

加賀｢?どうかしたの､赤城さん｣

赤城｢いえ･･･頭の中で何かが･･･｣

AM 0800

提督｢朝飯もうまかった(｀・ω・´)｣

鈴谷｢･･･提督､なにこれ?｣

提督｢ああ､それはエタリの塩辛さ｣

提督｢ぶっちゃけ塩辛というよりカルパッチョだけどね｣

鈴谷｢おいしい?｣

提督｢イエス｡そのまま食べると生くさいけどね｡パスタなんかにしたらいいんじゃないかな｣

鈴谷｢あとエタリってなに?｣

提督｢カタクチイワシっていう小さなイワシだよ｣

鈴谷｢へぇ～･･･｣

提督｢あと俺はこの商品に思い入れがあるんだよ｣

鈴谷｢?｣

提督｢この商品はここ数年でこの形になったんだがこれを頼まれて試しに作ったのが俺のばあちゃん｡そしてこれを大きく売りに出して成功させたのが俺の母親なのさ｣

鈴谷｢すごっ!｣

提督｢これの完成を見ぬままにばぁちゃんは死んじまったけどな｣

鈴谷｢料理上手だったの?｣

提督｢ああ､栄養面で考えたことはないだろうがとにかくばぁちゃんの家に行ったら出るものすべてがおいしかったよ｣

鈴谷｢どんなひとだったんだろ･･･あってみたかったなぁ･･･｣

AM 0900

提督｢さて､そろそろ出発しましょうかね｡平日とはいえこっから長崎へは大概渋滞に巻き込まれるからな｣

鈴谷｢女将さんありがとうございました～｣

女将｢また来てね～｣ﾉｼ

鈴谷｢は～い｣ﾉｼ

ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛ

提督｢あ･･･そういや温泉卵食ってねぇや｣

鈴谷｢なぬっ!温泉卵ですか!｣

提督｢でもぶっちゃけ温泉卵っていうか完熟だからゆで卵なんだけどね｣

鈴谷｢それって･･･｣

提督｢塩水で卵ゆでても同じものができるかもね｣

鈴谷｢ぬぬぬ･･･今回は我慢しますか｣

これだけです･･･まだまだかかりますねぇ・・・

中途半端ですけどあげておきますね～

～道中～

鈴谷｢昨日は暗くって見えなかったけどずーっと海の近く通ってたんだね｣

提督｢まぁな｡橘湾っていうんだけどな｡名前の由来はここの海図を作ってた海軍中佐・橘周夫中佐の名前からとられたそうだ｣

提督｢ここの地下はマグマだまりになってて雲仙温泉系への熱源になってるそうだ｡長崎で地震があったらまずここのマグマが大きく動いたことが原因のものがほとんどだな｣

提督｢といっても長崎で地震なんて年に１回あれば多いほうだけどな｣

鈴谷｢へ～｡うちではよくあるのにね｡でも何でそんなに地震が起きないの?｣

提督｢ひとつはプレートの境目が遠いことだな｡あと断層がないわけではないが活動することがあまりないからだろう｣

鈴谷｢鈴谷さん異動を申請したいです｡地震怖いし～｣（´・ω・｀）

提督｢提督が動けないので無理ですね～｣

鈴谷｢ｶﾞｰﾝ｣

AM11:00　～三菱造船所～

提督｢到着～｣

鈴谷｢ほえ～･･･おっきなクレーンだねぇ･･･｣

提督｢これが昨日紹介ハンマーヘッドクレーンだな｡さて､中に入るぞ｣

鈴谷｢了解～｣

～館内～

提督｢三菱は岩崎弥太郎がトーマス・グラバーから営業権を譲渡されたところから始まるんだ｡その後日本のトップ企業へとなったんだな｣

鈴谷｢ここは軍艦のコーナーみたいだね～｡おお～武蔵さんの写真だこれ～｣

提督｢この造船所で作られた艦はけっこう艦これにも出てるからみんなも調べてみてくれ!｣

鈴谷｢ﾒﾒﾀｧ!!｣

提督｢武蔵といえばここから進水したときに長崎湾の水位が上がって沿岸の家で浸水被害が出たそうだぞ｣

鈴谷｢海の水位が上がるほど･･･なるほどあの胸部タンクはそのレベルなのか･･･くっ｣

提督(鈴谷さんも十分大きいと思いますけどね)ﾆﾔﾆﾔ

鈴谷｢？｣

～～～～～～～～～～～～～

鈴谷｢むむっ!こっちは戦後の船だね｣

提督｢うむ､名前だけでいけば『あまつかぜ』や『はるな』イージス艦では『こんごう』や『あたご』なんかが建造されてるな｣

鈴谷｢･･･多くない?｣

提督｢多いな｡まぁ設備がそろってるしここ以外にも建造したりできる場所あるからな｡でもいまは建造はあまりしていないイメージがあるな｣

鈴谷｢建造しないの?｣

提督｢リアル・ワールドではイージス艦１隻1200億するからな｡ゲームみたいにはいかないんです｣

鈴谷｢ﾌﾀﾀﾋﾞﾒﾒﾀｧ!!｣

～～～～～～～～～～～～～

鈴谷｢･･･これ何?火事?｣

提督｢ああ､2002年10月1日の火災事故だな｡当時建造中だった『ダイヤモンド・プリンセス』で溶接作業中の箇所で火災が発生､船体の4割が燃えてしまったんだ｣

鈴谷｢うおおお､やばいねそりゃ｣

提督｢当時俺は小学生で毎日長崎港から海を見てたんだが帰ろうとしたときに突然サイレンが鳴り響いてな､しばらく見てたら船台の上にあった船から火が噴出して来たんだ｡あれはあせったな｣

鈴谷｢ひいいいい怖いねぇ･･･｣

提督｢この火災は消火が困難で翌2日の昼に消火作業が完了した｡出火から19時間だな｣

鈴谷｢それでこのまま廃艦になるの?｣

提督｢いや､エンジンや発電機は無傷だったから燃えてしまった箇所を取り外して『サファイヤ・プリンセス』として就航してるよ｣

鈴谷｢あれ？何で名前変わったの?｣

提督｢実はこのときけっこう納入日が迫っててな､急遽もうひとつ建造していた『サファイヤ・プリンセス』を『ダイヤモンド・プリンセス』として改造してから納入したからな｣

鈴谷｢なるほど納得!｣

提督｢このときの被害額はなんと300億円､全部船舶保険としておりましたので問題はありませんでした｣

鈴谷｢保険会社にとっては災難だったね･･･｣

提督｢運が悪かったな｣

～～～～～～～～～～～～～

鈴谷｢これは･･･橿原丸?･･･まさか･･･｣

提督｢ああ､隼鷹だな｣

鈴谷｢すごいなぁ･･･プールもついてる｣

提督｢まさに『海の貴婦人』だな｣

鈴谷｢こっちは?『飛鳥』？｣

提督｢ああそうだ｡面白い話があるんだよこの２隻には｣

鈴谷｢え?なになに教えて｣

提督｢まず橿原丸は隼鷹だってのは今言ったとおりだな｣

鈴谷｢うん､たまに隼鷹さんが一回でいいから客船になってみたかったとか言ってたね｣

提督｢そしてまず隼鷹が改造されたのはここ長崎だったんだ｣

提督｢そしてその後終戦｡隼鷹は野母崎沖で魚雷攻撃を受けて佐世保で解体されるんだが･･･｣

鈴谷｢たしか損害が大きくて復員船になれなかったって聞いたよ｣

提督｢そしてその後この造船所で大型豪華客船が建造される｡それがこの飛鳥なんだ｣

提督｢そしてこの飛鳥は28000トン｡そして隼鷹は客船時代は27700トンだったんだ｣

鈴谷｢ほとんど同じだね･･･もしかして･･･｣

提督｢そう､この飛鳥は橿原丸の設計を改良したものなんだ｡船内の区画なんかはほとんど同じだそうだよ｣

鈴谷｢へぇ･･･じゃあこの飛鳥は隼鷹さんの生まれ変わりなんだね｣

提督｢まぁそんなところだな｣

鈴谷｢いまこの船はどこにいるの?｣

提督｢今は『アマデア』って名前でバハマで運行しているそうだ｡そして橿原丸から８隻目の『ふじ丸』までをあわせて『橿原丸級貨客船』と呼ぶそうだ｣

鈴谷｢へぇ･･･じゃあ隼鷹さんたちの妹は戦争が終わっても作られたんだね･･･隼鷹さんはこの話知ってるの?｣

提督｢ああ､少し前に教えてやったら『退役したら絶対にアマデアに乗りたい｡だからそれまでは沈むわけにはいかない』ってめずらしくまじめな顔してたよ｣

鈴谷｢うれしだろうねぇ･･･自分の夢を妹が達成したんだから･･･｣

提督｢だろうな｣