ベジータ「ラディッツの報告では都市開発は進んでいて緑の多い上等な星だと言っていたが…」
ナッパ「もしかしたらカカロットのやつが改心して殺ったんじゃあねぇか?」
ベジータ「それはあり得んな」
ナッパ「そう言えばスカウターの中に太陽系の資料を保存してたよな?」
ベジータ「…!それだ、なぜ今まで忘れていたのか」
ナッパ「・・・ぉお、あったあったなになに・・・」
ナッパ「ここは地球の隣の火星って星らしい。確か大気が薄くて俺たちも息できねぇ筈だが。」
ベジータ「ほう、ではなぜ息ができているのだ?」
ナッパ「なんかわかんなぇが人間が増えすぎてここに住もうってんである二種類の生物を500年前、ここに送ったみたいだ」
ベジータ「その生物とは?」
ナッパ「苔とゴキブリって虫らしい。」
ベジータ「ならばここに用は無い、さっさと地球に・・・南南西の方角に1000以上の戦闘力が何個もあるぞ!!!」
ナッパ「何ぃ?ここには虫けらしかいねぇはずだろ?故障だろ」
ベジータ「故障ではない・・・ちょうどいい、地球に行く前のウォーミングアップといくか」
ナッパ「へへへっそうだな」
ベジータ「行くぞ」シュビンッ
ナッパ「あぁ」シュビンッ
ナッパ「なんだこいつら」スタッ
ベジータ「気色悪いな」スタッ
テラフォーマー(以下テラ)「じょうじ」
テラ「じょじょうじ」
ベジータ「ざっと40匹か、ナッパ、やるか?」
ナッパ「へへっご挨拶といくか」
ナッパ「おぅらよ」クンッ
テラ「じょ・・・」
ナッパ「弱すぎだぜ」
ベジータ「あまり飛ばすなよ、ナッパ。ククク」
テラ「じょうじじょうじじょうじじょうじじょうじ」
ナッパ「次から次へと懲りねぇな!」カパッ
ナッパ「」ゴゴゴゴゴゴ
テラ「じょうじ」シュバッ
ベジータ「攻撃をやめて右を殴れ」
ナッパ「!?・・・フッ」バキッ
ベジータ「戦闘力に対してスピードは比ではないぞっ」バゴギッ
ナッパ「それに、結構タフじゃぁないか」
ベジータ「しかしこの数を殺り合うのは流石の我々でも容易いことでは無いな。」
ナッパ「ならギャリック砲やらやりゃ良いだろ」
ベジータ「バカめ、あれは戦闘力が落ちてしまう。」
ナッパ「一旦ここから離れようぜ。」
ベジータ「そうするぞ」シュビン
ナッパ「ヘヘッまた後で遊んでやるよ」シュビン
ー飛行中ー
ナッパ「あいつら腕引きちぎっても戦闘力が変わらなかったぜ。しかも首が無くても動いてたし」
ベジータ「・・・あいつら、一体どうゆう進化をしているんだ?ゴキブリがああゆう形になるなんて、何か人の手が加わってるな」
ナッパ「!?あっちから15ほどの戦闘力があるぜ。」
ベジータ「あれはラディッツからの報告と同じ種類の戦闘力だ、と言うことは地球人か。」
ナッパ「行くか?」
ベジータ「面倒だ、放っておけ」
ベジータ「ん?あれは・・・なんだ?」
ベジータ「宇宙船か?」
ベジータ「あいつらの進化のヒントがあるかもしれん、行くぞナッパ」
ナッパ「あぁ行くか」
ー宇宙船内ー
ベジータ「ふむ、何もない残骸だな」
ナッパ「来て損だな」
ベジータ「しかしあいつらは原始人並みな知能しか無いのか。下にいるのは丸分かりだ」
ベジータ「ナッパ、エネルギー弾を下に打つぞ」
ナッパ「へへっ」ズオオ・・・ッ!カッ
ベジータ「弱いぞゴキブリ共」ニヤッ
ベジータ「もうこの星にも用はない。ポットを呼べ。」
ベジータ「あいつらはウォーミングアップにもならんかったなハハハッ」
ナッパ「べ、ベジータ、俺たちの乗ってきたポットが破壊されてるぞ・・・」カチカチ
ベジータ「なん・・・だと?」
ベジータ「くっそぉぉぉあのゴミムシ共め、ふざけた真似を」
ベジータ「全滅させてやるぞ、いますぐにだ」
ナッパ「ベジータ、救援を呼ぶか?」
ベジータ「そんなことするわけないだろ。」ハッ
ベジータ「さっき地求人がどうとか言ったな。そいつらから奪うぞ。」
ベジータ「あいつらを全滅させてからな」
ベジータ「待ってろよ、ゴミムシ共」
ナッパ「(頭に血ぃ上りすぎだろ)」
ベジータ「来てやったぞフンコロガシ共」
テラ「・・・」ザシュッザシュッ
ナッパ「こいつ、今までの奴等とは違うが、」
ベジータ「点で弱いな」
ベジータ「ギャリック砲!!!!!」
ナッパ「がっ」カパッ
テラ「」ピクピク
ベジータ「(見なきゃよかった)」
小町「アキ、今すごい爆音あったけどなんだろ」
秋田「知らないよ、それよりゴキブリいた?」
小町「いねぇ・・・うっっっっわーーーーーーー」
秋田「何ばかでかい声だし・・・って何これ!?」
ーバグズ2号ー
小町「って訳で火星には変な生き物の死骸しかなかったっす」
秋田「サンプルとして5体ほど持ち帰ります。」
ドンドン
ベジータ「おい、開けろ、」
ナッパ「開けないとドアぶっ壊すぞ」
小町「うわっ!な、なんだ?誰か外にいんのか?」
マリア「開ける?」
デイビス「あぁ、ゴキブリかもしれんがな」
ティン「開けたらどうだろうか」
秋田「あ、開けるよ?」ガチャ
ベジータ「やぁ」ニヤッ
ナッパ「げんきかい?」ニヤッ
リー「・・・」
ベジータ「(ほぅ、なかなか戦い慣れてそうなのが要るじゃないか)」
ベジータ「紹介が遅れた、俺はベジータ、こいつが」
ナッパ「ナッパだ。」
ベジータ「急だがここから降りてもらおうか。俺たちは地球に行きたいのでな」
小町「横暴過ぎだぞ、あんたら。だったら一緒に帰ろうぜ。」
ベジータ「(・・・確かに操作もなれていないこの船でナッパと二人きりは危険だな)しょうがない、そうするぞ」
ー2週間ー
ベジータ「小町、あとどれくらいだ?」
小町「あと少しだ、我慢しろベジータ」
ナッパ「なんでそんなうちとけてんだよ!」
秋田「なんでそんなにうちとけてるの!」
ベジータ「そんなはずはない、さてあと少し眠るか」
ナッパ「(あいつなんか変わってね?)」
秋田「(あいつなんか変じゃない?)」
ー3日後ー
デイビス「地球に着くぞ」
ベジータ「(クソッ1ヶ月早くついてカカロットを驚かせる作戦が失敗に終わったか・・・)やっとか」
ナッパ「やっとだ、まともな戦いができるぞ」ニヤニヤ
一郎「・・・」
ナッパ「お前ら、世話になったな、いかしておいてやろう」
秋田「は、はい?(何いってんだこいつ)」
ベジータ「行くぞ、ナッパあっちに強い戦闘力が7つあるぞ」シュビッ
ナッパ「待てよベジータ」シュビッ
小町・秋田「!?とんだぁ?」
悟空「そろそろか?ピッコロ」
ピッコロ「あぁ。現に今強い気が2個こっちに来てる。」
クリリン「今回もヤバそうだな」
ヤムチャ「俺が二人共倒してやるさ」
天津飯「お前では無理だ」
餃子「天さん突っ込み上手くなったな」
悟飯「」ガクブル
悟空「悟飯、しっかりしろ!!おめぇはおらの子でピッコロの弟子だ」
悟飯「お、お父さん・・・」
ピッコロ「ッ!来たぞ!」
ベジータ「ぞろぞろと揃っているな」スタッ
ナッパ「腕がなるぜ」スタッ
ksk
ナッパ『・・・といつもなら言うだろうが今回だけは見逃してやる。』
ベジータ『それとカカロット、一つだけ言いたいことがある』
ベジータ『地求人も捨てたもんじゃ無いな』
悟空『ヘヘっそうだろ。おめぇ本当にサイヤ人か?』
ベジータ『あぁそうだ。誇り高き惑星ベジータの名を受け継ぐサイヤ人の王子』
ベジータ『ベジータだ!!』
ベジータ『ナッパ、侵略していた星に戻るぞ』
クリリン「(こんな感じに、なるわけ無いよな~)」
ベジータ「ナッパ、栽培マンは残っているか?」
クリリン「まだ何かいるのか!?」
ナッパ「前の戦いで使っちまった」
クリリン「ほっ、仲間が増えるのかと思ったぜ」
ベジータ「ならばあいつらを使うか」
ベジータ「(ふふっ、俺があの戦いで土産も無しに地球に来ると思ったか)」
テラフォーマー×6「じょうじ」
悟空「な、なんだあいつら・・・」
ピッコロ「・・・ゴキブリだ、気の種類がゴキブリに近い!!」
クリリン「うへぇ、あんなのホントにいるんかよ」
ベジータ「(1ヶ月前に到着して慌てろ!!作戦は失敗したが今回はビックリしてるぞ!!ふはっはっはっ)」
ナッパ「俺早く戦いたいぜ」
テラフォーマー「・・・」シュン…
悟空「早い!!」ガシッ
ピッコロ「なんというスピードだ・・・」
クリリン「(今度こそ死んだな・・・)」
天津飯「くそっ俺と餃子とクリリンの3人で抑えるのがやっとか」
ヤムチャ「」
クリリン「やっヤムチャさん!!」
クリリン「・・・爆死している、・・・こうなるのがわかってて一人で」
ベジータ「あいつらには既にバグズ手術を施していたのさ」
ナッパ「なんだそれ」
ベジータ「小町達が受けていたそうだ」
ナッパ「ふーんそうだったのか」
支援
ベジータ「あの一匹殺したのはミイデラゴミムシの能力だ」
ナッパ「ほう。」
ベジータ「他のやつらはみんな蜂やらカマキリやらバッタやらだ」
ー数分後ー
悟空「やっと全員倒したか。」
ピッコロ「あぁ素晴らしいショーのウォーミングアップだな」
ナッパ「やっと戦えるぜ」
テラフォーマー「・・・」
悟空「界王拳だ!!」
ナッパ「ぐへっ」
ベジータ「何?一発でナッパがやられただと?」
面白い
ナッパ「あ、あいつら一年でここまで成長したのか・・・」
クリリン「へへっ、地球には孫悟空って地球人がいるのさ。軽い気持ちで来た罰だ」
ベジータ「(・・・なに?ゴキブリ共の死骸が5つしかない・・・)」
ベジータ「ナッパ、俺が変わろう。」
ナッパ「なんだと?俺の楽しみを奪うのかぁ?」
ベジータ「命令だ!変われ!!」
ナッパ「・・・ちっ、わかったよ」
ベジータ「気づかんか、カカロット。」
ベジータ「テラフォーマーが一体、消えている。それと、今お前が出した瞬間の戦闘力と互角、それ以上の戦闘力が近くにいる。」
悟空「へっ?あぁ、確かにいるな?そんなつえぇやつまだいたんか?」
ベジータ「多分、ツフル人言う奴の造り出したミュータントの可能性が高い。」
悟空「ふぇぇ、オラなんかよくわかんねぇけど、わりぃ奴なんか?」
ベジータ「悪いかと言うと俺たちにも悪いところがある。所謂復讐だ」
悟空「オラわりぃことしてねぇぞ」
ベジータ「貴様がどうこうの問題ではない。これは因縁の問題だ。」
ナッパ「へへっ、ツフル人のはなしは長くなるぜ。」
悟空「うげぇ、出来るだけみじけくしてくれよ」
ベジータ「ツフル人ってのは~中略、詳しくは自分で調べろ!!~つまり俺らの先祖が滅ぼしたって訳だ」
悟空「なんだかよくわかんねぇが先祖がわりぃってことか」
ベジータ「・・・まぁそんな所だ」
クリリン「(地球人には入り込めねぇ内容だな)」
天津飯「しかし悟空、ピッコロと宇宙人はどうなっているんだ?」
餃子「でも僕らだけでも一匹倒せた、意味はあると思うよ。」
天津飯「あぁ、そう言ってくれて助かるよ、餃子。」
クリリン「それよりこいつら焼いちまおうぜ。」
ベジータ「焼くな!!こいつらは研究のため日本と言う国に持っていく」
クリリン「日本・・・?確か今は世界的にも弱い立場にある国だよな。どうしてお前なんかが関わってんだよ。」
ベジータ「お前らに話す事はない。」
クリリン「ひぇ~こいつはやっぱり馴染めねぇなぁ」
ー日本ー
小町「あれからどうしてんだろうな、ベジータ」
秋田「もう、いっつもその話。それなら会いに行けば良いじゃない。お金ならたくさんあるし」
小町「アキ、冷たいよ~寂しいよ~」
秋田「うっっさいなぁ寂しいのはアタシもなんだから(ナッパ・・・どうしてるだろ・・・)」
小町「・・・!!アキ、お前俺のことをそんなに」ウルウル
秋田「断じて違ぁぁう(ナッパごめんな・・・)」
ー西の都・cpー
ベジータ「あいつらに今の俺達では戦いにならない。お前らが急激に強くなったりスカウター無しに戦闘力を探れる秘密を教えろ」
悟空「オラは界王星って所で修行したんだ。それにオラたちの感じてんのは戦闘力っちゅうのじゃなくて気だぞ。」
ナッパ「キ・・・か。それのコントロールによってお前らは効率的に力を使ってるんだな?」
クリリン「お前なかなか物わかり良いじゃないか」
ナッパ「へっ、だろ」
ベジータ「スーパーサイヤ人になりさえすれば・・・」
悟空「ん?なんだ、そのスーパーなんとかっちゅうのは。」
ベジータ「スーパーサイヤ人とはな~中略~・・・わかったか?」
天津飯「孫悟空・・・もう別の世界の人間になってしまったのか。」
クリリン「俺達は俺達であいつを支える事が出来るんだぜ、へへっ、だからそんな寂しいこと言うなよ、天津飯。」
天津飯「ありがとう、クリリン」
ピッコロ「そんなことよりあのゴキブリとツフル人の気は依然月の周囲にとどまっている・・・襲う気は無いのか?」
ベジータ「おいそこのナメック星人、地球のドラゴンボールを作ったのはお前か?」
ピッコロ「いいや、違う。この星の神だ。」
ベジータ「・・・そいつに会わせろ。」
ピッコロ「わかっているだろうが神を殺したらドラゴンボールは消える。」
ベジータ「わかっている。」
ピッコロ「・・・そうか、着いてこい。」
ー聖地カリン上空・神の宮殿ー
神「来るとわかっていても驚いてしまうな。用とはなんだ、サイヤ人」
ベジータ「単刀直入に言う、ドラゴンボールを使わせろ」
神「ダメだ、と言ったら?」
ベジータ「それはお前が良くわかっているはずだ」
神「しかし悟空を生き返らせるので1ヶ月前に使ってしまった。どうしようもないことだ。」
ピッコロ「あと11か月後にしか使えんのか。」
ベジータ「不老不死が手に入らんか。しかしこの星から出る術が無い。トレーニングをしてツフル人に泡を吹かせてやるか。」
悟空「なら、精神と時の部屋がいいぞ」
ベジータ「何故トレーニングをすることを進める?敵だぞ?」
悟空「おめぇ、困ってんだろ。なら関係ねぇお互い様だ。それにツフル人ってのと闘うんだろ?万全な準備をしねぇとな」
ナッパ「フハハッ、可笑しなサイヤ人だ。お前は」
ベジータ「ところでその部屋は特殊な機能でもあるのか?」
ピッコロ「一日で一年を経験できる。だいたい地球の重力の十倍で室内の寒暖差は裕に100度を越える。」
ベジータ「ふん、そんな環境容易い。入るぞナッパ」
ナッパ「おう」
ピッコロ「但し48時間を越えて試用するととじめられ二度と出てこれなくなる。覚えておけ。」
ベジータ「あぁ。」
小町「と、言うことで今は空港でーす。」
秋田「どういうことだ」
小町「ベジータ達に会いに行くんだよ。なんか西の都にいるらしいぜ」
秋田「へーそうなんだー(棒)」
小町「乗り気じゃないな?とにかくいくぜ」ガシッ
秋田「ちょっ、ちょっと待ってぇぇぇ離せぇぇぇ」ジタバタ
ー2日後ー
悟空「へへっ、ベジータのやつ本当に強くなってるぜ」
クリリン「おい悟空あいつ俺らを殺そうとしたらどうすんだよ」
悟空「その時はオラが倒す。」
ピッコロ「ほぅ、その自信はどこから沸いてくる」
悟空「さぁ?オラもわかんねぇ」
クリリン「(ははっ、結婚したかった)」
ザシュザシュ
ベジータ「俺が俺でないみたいだぞ」
ナッパ「スーパーサイヤ人に近づいた気がするぜ」
ベジータ「俺とナッパは一旦カプセルコーポネーションに行く。」シュン
ピッコロ「そうか。何かあったらここに集合だ、いいな」
ナッパ「あぁ」シュン
クリリン「あいつらももしかしたら仲間になるかもしんねぇな」
悟空「あぁ、それが一番の結果だ。」
ー西の都・cpー
ベジータ「また世話になるぞ、ブルマ。」
ブルマ「あんたたち、お客さん来てるわよ。今度は2日間もどこいってたのよ」
ベジータ「客だと?・・・!この気は」スタスタスタ
ナッパ「待てよベジータ~」
小町「よー!ベジータ!久しぶりだなぁ」
秋田「突然押し掛けて悪いね」
ナッパ「どうした?やけに機嫌がわりぃじゃねぇか」
秋田「うっっっさい!!ほっとけ(テメーのせいだ///)」
ナッパ「?」
小町「あーあ、そんな大変なことになったのか。」
秋田「私たちにも責任があるってことか。」
ベジータ「いや、これは俺の判断ミスだ、すまぬ。」
小町「ま、自分を責めるなよ」
ベジータ「あぁ」
ナッパ「(へっ、ベジータの奴丸くなりやがって・・・俺も・・・だな)」
ナッパ「サイヤ人の誇りもクソもねぇな、ヘヘッ」
ベジータ「・・・そんなことないぞ、ナッパ」
小町・秋田「?」
小町「っともうこんな時間か!帰るぞアキ」
秋田「ん?え、ちょっ、ちょっとぉ」
小町「じゃあお邪魔しましたぁ、ブルマさん!」
ブルマ「ん?もう帰るの?またおいでー」
秋田「は、はぁぁい」バタバタ
ベジータ「ふっ、あいつらしいっちゃあいつらしいな」
ナッパ「だな」
ブルマ「あんた達みたいなのにも友達いるんだ、なんか意外」
ベジータ「まぁな、あいつらはお前達と違い俺たちに通ずる物を感じるんでな。」
ブルマ「なによー、この超天才美女に何も感じないって言うの?」
ナッパ「まっ、そんなカリカリすんなよ」
ブルマ「フンッどうせあんたたちには私の魅力が伝わるはず無いもんね」
ベジータ「下品すぎるぞブルマ、もっとおしとやかになればいくらでも寄ってくるだろうに」
ブルマ「そ、そう?///」
ナッパ「(すぐ機嫌治るとは単純な)」
ー空港ー
秋田「なんですぐ帰るんだ?もっと居ても良かったのに」
小町「んー?元気な顔を見れたから?」
秋田「そんな理由?まぁ良いけどもっと観光地回ってこうよ」
小町「日本が恋しい」
秋田「ホームシックか」
ー聖地カリン上空・神の宮殿ー
神「こ、これは」
ピッコロ「どうした?」
神「二人のサイヤ人から邪悪な気が無くなりつつある」
ピッコロ「・・・あいつらも徐々に地球をわかってきたようだな」フンッ
神「(ピッコロが悟空に影響され、愛を持った様にサイヤ人もたった二人の日本人に影響されたか?どうなのか・・・とにかく戦う相手はテラフォーマーとツフル人に絞れそうだ・・・)」ボソボソ
ピッコロ「全部聞こえてるぞ、神よ。」
神「聞こえてても別に困りはせん。」
ポポ「(神様は何を考えているのだろう?)」
ー亀ハウスー
悟空「オッス!ちょっとじっちゃんいるか?」
亀仙人「おお、悟空か。今やわしの出番は無いが、どうしたんじゃ?」
悟空「そんな寂しい事言うなよじっちゃん。」
悟空「そんでクリリンはどこだ?」
亀仙人「何やらピッコロに修行を付き合ってもらうって言ってたな」
亀仙人「・・・どうじゃ?お茶でも飲んで行かんか?」
悟空「いや、それより悟飯のことを頼む。じっちゃんなら任せられる」
亀仙人「御主も息子を危険な目に会わせたくないか。」
悟空「そうじゃねぇよ、オラが昔教わった『闘いの意味』を説いてやって来れ。じゃ、じっちゃん明日連れてくるぞ」
亀仙人「あやつ、昨日までは子供だと思っていたが、今や子供に未来を託す気でおる。」
亀仙人「こりゃワシは隠居しか無いな」
亀仙人「そうやって世の中は進んでいるのをワシは見てきたんじゃ」
亀仙人「ワシはワシの出来ることをしていくだけじゃな」
亀仙人「悔いは無い。これが理じゃ。」
ー聖地カリン上空・神の宮殿ー
悟空「っと、おーい、ピッコロ、クリリン、神様にポポ」スタッ
クリリン「あはっ!おーい!悟空!」
ピッコロ「やはり来たか」
クリリン「どうした悟空、一緒に修行するか?」
ピッコロ「お前とならもっとレベルの高い修行ができる。是非」
悟空「おお!すっか!」
クリリン「え・・・俺は?あっ、悟空、悟飯は?」
悟空「亀仙人のじっちゃんにオラ達が昔受けた修行してもらうことにしたぞ」
クリリン「ア、アハハ、そ、そうかじゃあ俺は亀ハウスに行くわ」
悟空「あぁ、すまねぇ。」
ー翌日・亀ハウスー
悟空「オッス!悟飯を頼んだぞ。じっちゃん」
亀仙人「おぉ、悟空、任せろっていってもちょっとした事じゃよ。そんなに泊まらせんでも」
悟空「いや、オラやクリリンはあの期間があったからこそ、身に染みたんだ。チチからも許しをもらってるし」
クリリン「で、なんで襲って来ないんだ?あいつら」
悟空「多分すぐにでも来るかもしんねぇ。でもベジータがまだ来ねぇっちゅうんだよ」
クリリン「?あいつはなんかわかってんのか?」
悟空「さぁ?でもあいつとオラ達と同じ立場だ。嘘はつかねぇと思う。」
クリリン「あぁ、そうだといいな」
悟飯「あ、あの亀仙人さん?ですよね」
亀仙人「うむ、いかにも。いきなりじゃが悟飯、これから毎日お主に牛乳配り、新聞配達等々のバイトをしてもらうぞ。それを甲羅を背負いながらじゃ」
悟飯「ふぇ?そんなことですか?」
亀仙人「大抵大事なことは『そんなこと』じゃよ」
クリリン「悟飯、俺も応援してる。頑張ってな」
悟飯「は、はい・・・」
そして約11ヶ月は過ぎていた。ドラゴンボールは復活し、ヤムチャを生き返らせることが出来た・・・
ー月ー
???「見飽きました、もう地球などと云う星には興味がありません。火星に行きましょう、えーと、テラフォーマー君(名前なんとかなんないのか?)」
テラフォーマー「・・・」
ー西の都・cpー
ベジータ「・・・気付いたか、ナッパ」
ナッパ「あぁ、遠ざかって火星の方角へ行ってるな」
ブルマ「え!じゃあ地球は救われたんだ!」
ベジータ「ヤバいな」
ナッパ「どうする?」
クリリン「火星には確か探査グループがいるんだよな?」
悟空「う~ん、まぁなんとかなっさ!!」
ー火星ー
???「いい星じゃないですか」
テラフォーマーズ「・・・」
???「フム、あの向こうにいる人たちは何ですか?見に行きましょう」
探査tリーダー「ここにはもう居ないようだ。早速建設を始めよう」
探査t「はいっ!ではまず…」
???「地球の物か、興味ありませんがここに勝手に何かを立てられるわけにはいきませんね。排除しましょう、ね、テラフォーマーズ君」
テラフォーマーズ「・・・」
ー西の都・cp重力室ー
ベジータ「火星にある気が急激に減った・・・まずい、行くぞ」
悟空「う、嘘だろ?悪の混じりの無い気が次々と・・・お、おらの責任だ」
ナッパ「おらっ、自分事を攻める前にすることあんだろ」
悟空「あぁ、すまねぇ。この重力室で火星に行けるはずだ。他にも何人か呼んでくる」
ベジータ「ふんっ、俺たちサイヤ人だけで十分だ。」
悟空「そんなこと言うなよ~悟飯だって役に立つぞ。」
ー数分後ー
悟空「うっす!みんな久しぶりだな」
クリリン「とりあえず揃ったな。みんな死なないように頑張ろうぜ」
天津飯「俺は戦いについて行けるか試すだけだ。死んだらそれまでだってことだ。」
クリリン「餃子は?」
天津飯「置いてきた」
ヤムチャ「界王さまの所の修行の成果を見せてやる!!」
ピッコロ「とにかく急いだ方がいい。ベジータ、頼むぞ」
ベジータ「ふんっ、発進するぞ!!」
ー宇宙船内ー
ナッパ「まぁ火星までならあと5分かそこらだろうな」
クリリン「まさかお前たちと組むなんて思ってなかったな」
ナッパ「そら、こっちだってそうよ」
ベジータ「そろそろ着陸だ。」
悟空「うっし、きぃ引き締めてやっか!」
ー火星ー
ベジータ「早速倒しにいくぞ」
一同「おー」
ベジータ「西に進むぞ」
クリリン「あぁ、すげぇ気が3つあるな」
ナッパ「・・・!ベジータ、推測の域だが新しく加わったもうひとつの気って・・・」
ベジータ「あぁ、ほぼ間違いなくフリーザ、だろうなみんな、死ぬかも知れない。覚悟しておけ」
悟空「おめぇがそんなに言うんだ。強えぇのか!!ワクワクすっぞ!!」
ベジータ「やっぱりお前もサイヤ人だな」
悟飯「で、でもそんなやつがなんで火星に?」
ベジータ「最初着いた時に見たこともない鉱石とかがあって報告してしまった。悪いとは思っている」
悟空「気にすんな、オラはワクワクがとまんねぇ。それだけで感謝だ」
ベジータ「ふんっ、」
???「こんにちは。ベジータさん達」
ベジータ「!?ふ、フリーザが二人だと?」
フリーザ「実は私も驚きましたよ。なにせ私そっくりの者がザーボンさんとドドリアさんを一瞬で倒したんですから」
???「私はツフル人の誇り高き道化師。本当の姿はありません。が、名前はモーレンです。よろしく」
ベジータ「何がよろしくだ、クソッタレ・・・」
ベジータ「ナッパ!俺と一緒にツフル人を押さえるぞ!カカロットとピッコロと悟飯はフリーザを、クリリン、天津飯、ヤムチャはテラフォーマーズを!!」
だが、ベジータ達は押されている。
ツフル人とフリーザ、テラォーマーズが見たことがない技、力を次々と繰り出してくる。
勝ち目がない、そう思った瞬間にベジータの周りに炎のような気が揺らめいた!
フリーザ(第2形態)「・・・!・・・諦めろよベジータ!弱すぎて話にならないじゃないか!恐れてる目をしている。生きている価値なんて無いんだよ!」
ベジータ「くそったれ、俺は・・・俺達はお前たちなどに負けるほど無力じゃない!」
悟空「ああ、オラ達はどんなにお前らが強くたって、恐くたって、ワクワクできる!!生きる資格がある、オラはそう思う。な、クリリン」
クリリン「そうだ、悟空。その通りだ。だからm・・・」ズボッ
テラフォーマーズ「・・・」
悟空「く、クリリン!!っ!ちくしょう、オラが余計な事を話したせいだ。ちくしょう・・・」シュインシュインシュインシュイン…
ベジータ「(!!!もしかして超サイヤ人か?)」
ベジータ「千年に一度現れると言う超サイヤ人がカカロット?バカな・・・」
ベジータ「(俺は、クソッタレ、俺が、クソッタレ・・・)俺が超サイヤ人だーーー!!!!」シュインシュインシュインシュイン…
ピッコロ「あれが超サイヤ人?悟空とベジータ?」
悟飯「ピッコロさん!あぶない!!」
ピッコロ「グフッ」
フリーザ「よそ見は禁物だぞ」
悟飯「うわわわああ」
フリーザ「ぬわあああああ」
悟空「フリーザ、お前を許す事はできないぞ。覚悟しろ」
フリーザ「(な、なんだ雰囲気が・・・)黙れ、虫けらにやられたあの地球人みたいな目に会いたいか?」
悟空「あの地球人のように?クリリンの事か・・・?クリリンの事かぁぁ!!!」
フリーザ「な、なんだ貴様、何者だ?」
悟空「地球育ちのサイヤ人だ。」
モーレン「伝説の超サイヤ人が二人、か。面白いですね、だが私には勝てない。既に不老不死なんですから。あんなに脆い物のために怒る、か。面白い。」
悟空「っ!みんなの、みんなの痛みを思いしれ!!!」
ヤムチャ「」
天津飯「」
クリリン「」
ピッコロ「」
悟空「かぁ、めぇ、はぁ、めぇ、」
悟空「波ぁぁぁぁ」
フリーザ「なぁにぃ!?ばぁかぁな・・・」シュン
モーレン「!?あのフリーザがやられましたか。私もうかうかしてられませんね。」シュインシュインシュインシュイン…
モーレン「行きますよ?」ガシッ
モーレン「なんですかっ!」
ベジータ「逃げろ!ナッパ。死ぬぞ!」
ナッパ「へへっ、こんぐらい格好つけさせろや。これくらいなら耐えられるしよ」
モーレン「さっきの攻撃を少しくらいまともに動けない!?」
ベジータ「カカロット!さっきの技をやれ!」
悟空「あぁ。悟飯、ピッコロから教わった技をやれ。」
悟飯「はい。」
ベジータ「いくぞ!!」
ベジータ「ギャリック・・・」
悟空「かぁめぇはぁめぇ・・・」
悟飯「魔閃・・・」
モーレン「離しなさい!!」
ナッパ「不老不死ってのもこっぱみじんならどうしようも無いよな?俺があの世まで付き添ってやるよ。」
ベジータ「砲!!!!!」
悟空「波!!!!!」
悟飯「光!!!!!」
モーレン「なぜだ!?この私がまけr・・・」
悟飯「勝った・・・勝ったんた!」
ベジータ「やった、が犠牲が多すぎる。」
悟空「あぁ。でも倒せた。それがあいつらの望んだ事だ。」
ベジータ「地球のドラゴンボールはピッコロが死んで消えたがナメック星にいけば・・・」
悟空「それじゃダメだ。あいつらの覚悟を踏みにじることになる。」
ザシュザシュザシュ
ベジータ「っ!誰だ!?」
テラフォーマーズ「・・・」
ベジータ「まだいたのか。ふんっ」ズバババ
テラフォーマーズ「」
ベジータ「カカロット、カカロットの息子帰るぞ」
悟空「あぁ。みんなの死体を乗せてからな」
ベジータ「勝手にしろ」
テラフォーマーズ「」ゴゴゴゴゴゴ
ー20年後ー
ベジータ「小町、テラフォーミング計画の最終段階、テラフォーマーズの駆除か。」
小町「あぁ。お前がみんな倒したけど最後の一体が死ぬ直前に卵を残した。それが20年で急激に増えた。」
小町「それを駆除するため俺達とかわいい部下たちで行くって訳だ。本当にかわいい娘がいるぞ」
ベジータ「ったくここの星の奴等はどうしてこうも明るいのか。」
小町「また地球で会おうな!ベジータ」
ベジータ「あぁ」
ベジータ「ここは地球ではないのか?」
fin
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