【ラブライブ】UTXの音楽隊 (33)

注意
・この作品は某有名なタイトル詐欺童話が元ネタです
・各キャラは著しく崩壊しています
・性的表現はほぼ無いですが少しの暴力表現があります

以上、宜しくお願いします

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穂乃果「私、高坂穂乃果。私立音ノ木坂学院に通う2年生。今、私たちは仲間たち9人でスクールアイドルμ'sとして廃校を阻止するために活動しているんだ」


海未 「穂乃果、今日は朝礼なんですから早く行かないと」


ことり「今日はお母さんから重大発表があるって言ってたよ」


穂乃果「え、何かな?もしかして私たちのおかげで廃校中止が決まったんじゃ!!」



理事長「FXで学校の運用資金を食いつぶしたので音ノ木坂学院は今日で廃校になります」


全生徒「」

穂乃果「私、高坂穂乃果。NEETだよ」


ほの母「穂乃果ー、店番手伝ってー」


穂乃果「うっせーババア。話しかけんな!!」


穂乃果「はぁ、他の高校への編入試験も落ちちゃったし。和菓子なんてまともに作れないし、餡子飽きたしもう散々だよ」


穂乃果「あれ?お母さん・・・そんな怖い顔で青筋立ててどうしたの・・・・かな?」

穂乃果「私、高坂穂乃果。ホームレスだよ」


穂乃果「まったく、毎日店の手伝いしないで家でゴロゴロしてるくらいで追い出すなんて酷いよね」


穂乃果「はぁ、これからどうしようか・・・」


穂乃果「今の私に出来るのは歌う事くらいだよね」


穂乃果「そうだ!アイドルとしての資質を見せればUTXに入れるかもしれないよ!!」


穂乃果「よーし、可能性感じてきた。いっくぞー」

穂乃果「徒歩だとUTXまで結構遠かったんだなぁ。今日中にたどり着けるだろうか」


穂乃果「あれ?あそこに倒れているのは絵里ちゃん!?」


穂乃果「絵里ちゃん大丈夫?こんなところで寝てるとまたポンコツって言われちゃうよ」


絵里 「あれ、ほのチカ。こんなところでどうしたチカ?」


穂乃果「穂乃果はUTXへ行く途中って絵里ちゃん酒くさっ!そっちこそどうしたの?」

絵里 「エリチカは学校が潰れた悲しみで自棄ウォッカしてたら家を追い出されたチカ」


絵里 「ちなみに実はロシアで4年留年したのを隠していたので実は今は21歳チカ」


穂乃果「良かった。未成年で飲酒をする絵里ちゃんはいなかったんだね」


絵里 「お婆様の母校を守れなかったし、希は両親のところに帰るし、にこは真姫の家に嫁ぐし、エリチカ帰る家も無いしここで野垂れ死ぬしかないチカー」


穂乃果「絵里ちゃんのバカ!!」パンパーン

穂乃果「こんなところで諦めちゃ駄目だよ!例え学校が無くなって離れ離れになっても私たちはμ'sなんだからみんなに笑顔を届けられるように頑張らないと」パーン


絵里 「穂乃果・・・・」(何で3度も叩いたのかしら)


穂乃果「絵里ちゃんの歌とダンス、何よりもそのスタイルがあればUTXでトップアイドルにもなれるよ。穂乃果と一緒に私たちの夢を目指そうよ」パーン


絵里 「わかった、わかったから顔を叩かないで」


穂乃果「よし、行こう。ここからが私たちの新しいスタートだよ」パーン

穂乃果「やっぱりUTXまで遠いね。疲れてきちゃったよ」


絵里 「電車かバスを使った方がいいんじゃないかしら」


穂乃果「何?口答えすんの?」スッ


絵里 「ヒッ!ぶたないで、ぶたないで」ブルブル


穂乃果「やだなぁ、穂乃果が絵里ちゃんにそんな酷い事するわけないでしょ」パーン


穂乃果「あれ?あそこにいるのは凛ちゃんだ」

凛  「あ、穂乃果ちゃん、絵里ちゃん。このんなところでどうしたの?」ズルズル


穂乃果「私たちはUTXに向かってる途中なの。凛ちゃんこそ何で道の真ん中でラーメン食べてるの?」


凛  「凛は廃校したショックと編入試験に落ちたショックで毎日ラーメン食べていたらラーメン依存症になってしまったのにゃ」ズルズル


凛  「1時間に1回はラーメン食べないと発作が出るにゃ、ちなみに真姫ちゃんは親の金で引き篭もり。かよちんは新潟で米作るって言ってたにゃ」ズルズル


絵里 「凛、食べながら喋るのはみっともないわよ」


穂乃果「流石絵里ちゃん、良い事言うね」パーン

穂乃果「そうだ!凛ちゃんも一緒にUTXへ行ってアイドルを目指さない?凛ちゃん可愛いし、その運動神経ならきっとUTXでもダンスで通用するよ」


凛  「でもでも、凛はラーメン食べないと暴れだしちゃうんだよ」ズルズル


穂乃果「だったらラーメンを食べながら踊れば良いんだよ。凛ちゃんだったらそれも個性としてやっていける。やれるったらやれるよ」


凛  「穂乃果ちゃん・・・そこまで言うなら凛やってみるよ。ラーメンアイドル目指すにゃー」ズルズル ゴクゴク プハァー


穂乃果「やったね、絵里ちゃん。仲間が増えたよ」パーン


絵里 「やめて、穂乃果、顔だけは・・・」グスン


穂乃果「UTXまでの道のりはまだ遠いなぁ。あー喉渇いたから絵里ちゃん飲み物買ってきて」パーン


絵里 「あぁ・・・はい、すぐ買ってきます」


凛  「あーラーメン切れてイライラしてきたわ」


穂乃果「あれ、あそこに繋がれてるのはことりちゃんだ」

ことり「あ、え?穂乃果ちゃん?」


穂乃果「何で公園に全裸首輪で繋がれてるの?」


ことり「あのね、ことりは今からお母さんの借金のカタに知らない人に売られてしまうのです」


穂乃果「大変だよ、ことりちゃんが同人誌みたいに乱暴されちゃう」


凛  「でもこいつの親のせいで凛たち酷い目にあったるんだよ」


穂乃果「そんな事言っちゃ駄目だよ、ことりちゃんもμ'sの仲間でしょ」


凛  (チッ、説教かよ。うぜぇな)イライラ

絵里 「ただいま。穂乃果、飲み物を買ってきたわ」


穂乃果「ありがと・・・何これ?おでん缶?ふざけてるの?」パーン


絵里 「いや、穂乃果酷い事しないで・・・」


穂乃果「飲み物って言ったらラン○パックに決まってるでしょ?パンは飲み物なんだからさ」パーン


絵里 「ごめんなさい、ごめんなさい。買い直して来ますから許して」


凛  (うっぜーな、もうさっさとラーメン食いに行きたいんだけど消えてくれねーかな)


絵里 「あ、凛にはこれ。ラーメン缶よ」


凛  「絵里ちゃんは女神様のようだにゃー」ツルツル

ことり「あ、あの・・・」


穂乃果「そうだ、ことりちゃんも一緒にUTX行ってアイドルになろうよ。ことりちゃんの優しい声とファッションセンスならUTXでもすぐに大人気になれるよ」


ことり「でもでも、借金が・・・」


穂乃果「どうせまっとうじゃ無い金貸しだろうしバックレればいいよ。いざとなったら理事長が身体で何とかしてくれるよ」


ことり「穂乃果ちゃんがそこまで言うならことりも頑張ってみようかな」

絵里 「ことり、一緒に頑張りましょうね」


穂乃果「絵里ちゃんは早くランチ○ック買って来てよ。あ、その前に今着ている服を全部ことりちゃんに貸してあげて」パーン


絵里 「あぁん、穂乃果穂乃果」


ことり(絵里ちゃんたら凄く嬉しそうだなー)ニコニコ


---1時間後---

海未「ふふふ、買い取ったことりがこの公園にいるのですね。どこですかー?ことりーおーい・・・あれ?」

穂乃果「もう日が暮れちゃったね。今日はもう休もうか」


凛  「どこで休むの?凛、野宿は嫌なんだけど」ツルツル ゴクゴク


絵里 「そういえばこの辺りににこと真姫の新居があるはずよ」


穂乃果「流石絵里ちゃん、物知りだね。ご褒美だよ」パーン


ことり(絵里ちゃんあんなに喜んで、羨ましいな)

穂乃果「ここがにこちゃん達の家だね」


凛  「おーーっきいねぇー」


ことり「あそこの部屋に電気が点いてるよ。いるみたいだね」


穂乃果「よし、隠れて中の様子を観察しよう」

にこ 「真姫ちゃん、こんな立派な家建ててくれてありがとね。にこ嬉しい」


真姫 「あ、当たり前でっしょー。私のにこちゃんの為のなんだから、感謝してよね」


にこ 「うん、行く場所の無かった私を優しく迎えてくれてにこ感謝しきれないくらいよ」


にこ 「ありがとね、真姫ちゃん」チュッ


真姫 「ヴエェ!ちょ、ちょっと恥ずかしいからやめてよね」


にこ 「ふふっ、真姫ちゃんたら恥ずかしがりやさんなんだから」


にこ 「今日は腕によりをかけてご馳走作るから、少し待ってて欲しいにこー」

穂乃果「うっぷ、口から砂を吐きそう」


凛  「ラーメン切れてる時にこんなもん見せるなよ○ッチが」


絵里 「ウラヤマシイ」


ことり「たぶんすぐに真姫ちゃんが浮気して別れるんじゃないかな」


穂乃果「ん?真姫ちゃんが一人事をしだしたよ」



真姫 「あーーっ!!にこちゃんかわいいかわいいかわいいにこちゃんかわいい」


真姫 「早くにこちゃんのにこにーにラブにこアタックでにっこにっこにーしたいわ」


真姫 「でも、これもあの親鳥のおかげね。ちょっと嘘情報流してあげたらすぐに破産するだなんて」


真姫 「学校のみんなには悪いけど、私がにこちゃんと結ばれるためだもん仕方ないわよね」


真姫 「親鳥は泡に沈めちゃったけど、小鳥はそれなりの相手に売ったし感謝して欲しいくらいだわ」

ことり「」


凛  「こいつが諸悪の根源だったか」


穂乃果「酷いよ真姫ちゃん・・・仲間だと思ってたのに」


絵里 「大丈夫よ、穂乃果。私はいつでもあなたの味方よ」


穂乃果「絵里ちゃん煩い」パーン


穂乃果「よしみんなで、この家を乗っ取るよ」


ことり「でもどうやって?」

穂乃果「こんな事もあろうかと用意した動物のお面があります。これを付けてみんなで歌いながら部屋に突撃するんだよ」


穂乃果「そうすればきっと驚いて二人とも逃げて行くはず」


凛  (またくだらない事考えてるなぁ)


絵里 「流石穂乃果、天才的なアイディアね」


穂乃果「あぁもう、絵里ちゃんは黙っててよ」パンパン

凛  (ああああああぁぁぁぁぁ、そろそろ禁断症状ががああああぁあぁ)


にこ 『真姫ちゃーん、ご飯が出来たわよー』


穂乃果「よし、にこちゃんも来た。みんな行くよ!!」


「ファイトだよ!!」「りんがべー」「やんやん」「ハーッブレイク!」


にこ 「な、何よこいつら。変質者?」


真姫 「この金髪なんて裸よ。にこちゃんが可愛すぎて襲いに来たのね」

にこ (あれ?何かこいつら見た事ある気が)


「りんがべー!!りんがべー!!ラーメンよこせーーーっ!!」


にこ 「ちょ、暴れだしたわ。こいつ本気で怖いんだけど」


「ファイ!、ファイ!」「ラーメン!!」「ぶる~べりぃとれいん」


真姫 「今度はみんなで金髪を叩き始めたわ・・・今のうちに外に非難しましょ」


にこ 「その方が良さそうね」

穂乃果「やったー家を手に入れたよ!!」


ことり「流石穂乃果ちゃん、大成功だったね」


凛  「カップラーメンが置いてあって助かったにゃあ」trtr


絵里 「何で私はみんなに叩かれたのかしら・・・」


ことり「絵里ちゃんは口答えしないでね」パーン

穂乃果「こんな立派な家に住めるならさ、もうUTX行かなくても良いんじゃないかな?」


絵里 「え?アイドルになりたいんじゃなかったの?」


穂乃果「絵里ちゃんには聞いてないよ」パーン


凛  「凛はラーメン食べられればそれでいいにゃー」


ことり「私も楽しく暮らせればそれでいいかな」ニコニコ


穂乃果「決まりだね。みんなで一緒にここで暮らそー」


という事で穂乃果と絵里ちゃんと凛ちゃんとことりちゃんはUTXには行かずにこの家で暮らしましたとさ


めでたしめでたし

真姫 「うぅ、にこちゃんとの新居だったのに・・・どうしよう」


にこ 「え?そんなの決まってるじゃないの」ピッピッピッ プルルルル



ピンポーン

穂乃果「はーい、どなたですか?」


『音ノ木署から来ました。お話お聞かせ願いますか』


穂絵凛こ「」

おしまいです。時間とネタが無くて相変わらず最後が雑でした。

元ネタのハーメルンの音楽隊も音楽隊に入るために旅をするのに途中で家が手に入り行くのをやめるという感動的な童話です


教訓:夢を見るのも良いけど妥協点を見極めるのも大事

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