千棘「えっ……ちょっと……何よ急に」
楽「実は俺ずっと前から小野寺のことが好きだったんだ」
千棘「なっ……何言ってんのよ! アンタが告白なんかしたら私達の関係が……」
楽「ああ。だからお前に今日言ったんだ。今からお前んとこの親父さんとこに行こうと思う。俺の親父との仲は元々いいんだからきちんと話せば……」
千棘「そんな急に言われても無理よ!」
楽「でもお前もはやくこの関係解消したいんじゃないのか? いつもそう言ってたし」
千棘「うるさいわね! とにかく無理なものは無理よ!」
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ー千棘の部屋ー
千棘(あいつにとっての私ってなんだったんだろ)
千棘(……)
千棘(いつの間に私、こんなにあいつのこと好きになってたんだ)
千棘(……)
千棘(それなのに全然私の気持ちはあいつに届いてなかったってこと……?)
千棘「なんでよ……楽」
ー翌朝、学校ー
千棘「? なんだか騒がしいわね」
「あっ、桐崎さん! ねえねえ桐崎さんと一条君ってほんとは付き合ってなかったってほんとなの?」
千棘「えっ?」
「違うの? さっきからみんなその話で持ちきりだよ? 一条君が小咲ちゃんに告白して、男子がお前桐崎さんとは別れたのかって聞いたら桐崎さんとは付き合ってなかったって言って」
千棘「そんな……」
「私、びっくりしたんだよ! だって二人ともあんなにラブラブだったのに!」
千棘「どこ?」
「えっ?」
千棘「楽はどこにいるの?」
「教室だと思うけど?」
「あーっ 桐崎さん来たー!」 「えっ、これって修羅場じゃねww」 「桐崎さーん、一条と付き合ってなかったってほんとなのー?」
千棘「……」
楽「おう、千棘」
千棘「ちょっと来なさいよ!!」
千棘「どういうことよ!! アンタ、小咲ちゃんに告白するのは私のパパの了解をとってからじゃなかったの!?」
楽「痛ってえな。そんなに引っ張るなよ。それに親父さんの許可ならもうとったぞ」
千棘「はあ!?」
楽「いや、実は俺の親父が、俺がお前の他に本当に好きな子がいるって言った後にお前の親父さんに連絡とってくれたんだよ」
千棘「でもそしたら抗争が……!」
楽「いや、それでよ。俺達の恋人関係が解消しても若いもん達が争わないように二人でなんとかしてくれるって……」
千棘「そんな……」
楽「いや結局事後承諾にはなっちまったけどこれでお前もよかったろ? これでお互い自由の身に……」
千棘「いいわけないでしょ!!!」
このSSまとめへのコメント
続きはよ
続きを!!お願いいたします
この楽は屑ですね。
はっやくはっやくはっやくはっやく