勇者「あぁ…何でもない…」

魔法使い「…」

勇者「明日は魔王城だろ？俺はちょっと先にキャンプに戻ってるから…」スタスタ

戦士「お…おぅ」

魔法使い「…私、勇者を追いかけてくる！」ダッ

僧侶「あ、それなら私も！怪我をしてないか看たいですし」

戦士「僧侶！やめとけ！」ボソッ

僧侶「？」

戦士「今は落ち着いてられない年頃なんだ」

僧侶「はあ…？」

キャンプ－－－

パチパチ

勇者「…」ボー

魔法使い「一人で焚き火なんて焚いてると薪がもったいないでしょ」ザッ

勇者「魔法使いか…」

魔法使い「私で悪かったわね」

勇者「そんなこと言ってないよ」

魔法使い「ねぇ…魔将軍を倒したときから様子がおかしいけど…どうしたの？」

パチパチ

勇者「……なぁ、この焚き火も薪を完全に使っちまうか水をかけちまったら簡単に消えちまうだろ」

>>3つまんねつまんねも支援の内！思いつきで適当に書いてるので気楽に見てくださって結構です

魔法使い「そうね」

勇者「生命も同じだなと思ってさ…、時が流れるままになにもなく朽ちていくのか、何かの障害で朽ちてしまうのか…あるいはその障害が人だったりするときもある…」

勇者「ただ…どんな形にしたって生命の尊さは変わらないと思うんだ」

勇者「それがたとえ…魔族でもさ…」

魔法使い「……勇者が何をやろうとしているのかは分からないけど…私たちは世界中の人たちの期待を背負って魔王討伐の命を受けているということを忘れないで」

勇者「あぁ…」

魔法使い「そろそろ戦士が夕飯の材料を狩ってくるはずよ、行きましょう！」グイ

勇者「おい引っ張るなって！」

－－－
－－
－

翌日、魔王城－－－

戦士「ここが魔王城か…」

僧侶「まがまがしい雰囲気を放ってますね…」

勇者「…」

魔法使い「さ！みんな！魔王なんてちゃちゃっとやっつけて早く帰っちゃいましょう！」

戦士「おう！そうだな！」

僧侶「頑張ります！」

勇者「…」

魔法使い「…」
－－－
－－
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