美希「神様に会えたらどうするの?」 (24)

―河原―

P「ここにいたのか、美希」

美希「うん、今日は良く星が見えるから」

P「確かに、今日は空が澄んでて、綺麗に見えるな」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1405227582

美希「……プロデューサーさんは、神様に会えたらどうするの?」

P「なんだ?そう言う本でも読んだのか?」

美希「ううん、何となく」

P「そうか、まぁ……俺は、会っても大変なんだな、としか思えないけどね」

美希「ふぅん。じゃあ、神様になったら?」

P「そうだなぁ……って、美希はどうなんだ?」

美希「ミキはね、神様になったらたくさん笑ったりしたいの」

P「へぇ、そりゃまたどうして」

美希「だって、笑わないと楽しくないでしょ?たくさん笑ったり、泣いたり、みんな出来たらいいなぁって思うんだー」

P「美希らしい……のかな」

美希「ミキだって色々考えてるんだよ?」

P「そうだな」

美希「こうやってね、貴音みたいに星空眺めてると、ミキってこの星みたいにキラキラ出来てるのかな?って、少し不安になったりするの」

P「不安に?」

美希「うん。あの星みたいにキラキラ出来たらいいな、ってずっと思ってる」

P「……美希はキラキラ出来てるよ。その為に俺がいる」

美希「……ありがとう、プロデューサーさん」

P「お礼を言われるような事、なんかしたか?」

美希「いっつもミキを支えてくれて、ありがとうなの」

P「どういたしまして?」

美希「えへへ……あ、あっちの電気、全部消えたの」

P「おや?珍しい、停電か」

美希「なんか、絵みたいだね」

P「確かに、建物が全部黒くなって、空は紺色と星の色で、綺麗な絵だな」

美希「停電が直るまでここで星見てるの。……あ、もっと綺麗に見えるの!」

P「灯りがなくなったから、見えるようになったのかな」

美希「綺麗だね、プロデューサーさん」

P「ああ、そうだな」

真姫「神様って、どうやったら殴れるのかしら」ってのが隣にあるんだけどwww







美希「……あふぅ」

P「眠いのか?」

美希「うん、けっこーここに居た気がするの」

P「確かにな……お、電気も復旧したか」

美希「良かったー、じゃあ、美希帰るね?」

P「そっか、あぁ、送っていこうか?」

美希「んー、じゃあ、お願いしちゃうね」

P「あいよ、駅まで?」

美希「うん、駅まででいいよ」

P「オッケー」

美希「……プロデューサーさん」

P「なんだ?」

美希「あれこれ考えたけど、やっぱり、ミキはなるようになるんだーって思うんだ」

P「……まぁ、成せば、成るだな」

美希「ミキは等身大のミキでトップアイドル目指すの!」

P「ははは、ありのままの姿を見せるって事か?」

美希「ちょっと違うけど、大体そんな感じ!」

P「そっか、頑張ろうな、美希。俺も精一杯サポートするから、とびきりの美希を見せてくれよ」

美希「うん!ミキの右に立つ者はいない!ってくらいにキラキラするから、プロデューサーさんは、隣で見ててね?」

P「右に立つ者は居ないんじゃないのか?」

美希「プロデューサーさんは、左だよ!」

P「そうか、左なら大丈夫だな」

美希「うん!……あ、もう駅着いちゃった……」

P「ん?どうした?」

美希「何でもないの!美希、帰って寝るの」

P「うん、じゃ、ゆっくり休んでくれよ」

美希「プロデューサーさんも、ゆっくり休んでね?」

P「あいよ」

美希「それじゃ、ばいばーい」

P「お疲れ様、美希」

真姫「ぶん殴るわ」

美希「えっ!?」







美希(プロデューサーさんには言えなかったけど、ミキにとっての神様は、プロデューサーさんなの)

美希(だって、ミキをここまで連れてきてくれたんだもん、本当に、神様みたいな人なの)

美希(いつもありがとう、これからもミキの事、見ててね!)


おわり

https://www.youtube.com/watch?v=VwNWmcPY7ws

神々LOOKS YOUを聞いてイメージして書きました
美希は夜の河原で流星群を眺めているのが似合うんじゃないかなーって勝手に思っている

見てくれてありがとう

>>9 >>18
あとその二つを並べるのはやめろと言っているサル

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom