千早(19)「……」 (64)

季節外れですが思いついたので投下します

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千早「……」

響「お、いたいた。おーい千早ぁ!」

春香「いやー、探したよ。千早ちゃん、電話出てくれないんだもん。もしかして携帯忘れた?」

千早「……春香、我那覇さん、今日は何の日?」

響「何言ってんだ? 今日は自分たちの成人式の日なんだから、成人の日に決まってるだろ?」

春香「そうだよ。千早ちゃんだって振袖着てるじゃない。似合ってるよ、千早ちゃん!」

千早「そう……今日は成人の日。この日を境に、私達は大人になる……」




千早「本当に、そうかしら?」

響「そりゃそうなんじゃないか? 今日からは、ホーリツ上はお酒もタバコも自動車もなんくるないさー!」

春香「響ちゃん、自動車は18からだよ……まぁ、精神的にはまだまだ子どもかもしれないけど、身体はもう大人になりましたよって日だよね!」

千早「身体が……大人!?」

響「げっ」

春香「あっ」

千早「おまえらの……」

千早「おまえらのバストは何センチだぁぁあああっ!!」←72

春香「ち、千早ちゃん!」←87

響「止めなよ! は、恥ずかしいぞ////」←87

千早「そうよ。今日は成人の日! 世間から大人と認識される区切りの日! でも本当にそうなの? 私はいつになったら大人(の身体)になれるの!?」

春香「そ、そんなこと言われても……」

千早「貴女たちには分からないわよ! 順当に成長を続けた貴女たちには!!」

響「自分たちだって、好きで大きくなった訳じゃないんだけどなぁ……」

千早「何ですってぇぇええええっ!!」

響「ひぃっ!」

千早「特に許せないのは貴女よ我那覇さん! 貴女、一度はバストが縮んで私を油断させておいて、結局元以上に成長するなんて!!」

春香「背は伸びなかったけどね」

響「うるさい!」

千早「急に3センチも縮んだから、このまま行けば成人する頃には私以下になってると思ったのに……この裏切り者!」

響「うわぁ、八つ当たり以外の何者でもないぞ……」

春香「自分が成長するという方法を考えつかない時点で既に負けてるよね」

千早「もういいわ……こんな私を大人にしてくれない無意味な式典なんてぶっつぶしてやるわ!」

響「や、辞めるんだ千早!」

春香「そうだよ! 『アイドル如月千早、成人式で大暴れ御用!』なんて記事が一面を飾っちゃうよ!」

千早「止めないで! 私は全国の(肉体的に)大人になりきれない人々の為に立ち上がるの!」

春香「落ち着いて千早ちゃん! そんな事したら、もう二度と歌えなくなっちゃうよ! それでもいいの!?」

千早「もう二度と……」

響「そうだぞ! 歌手になるのは、小さい頃からの弟さんとの大事な約束だったんだろ? それを自分でつぶしちゃうのか?」

千早「小さな頃からの……」

千早(あの頃から体型変わってない……)

千早「」ズーン

春香「なんかよくわかんないけどおとなしくなったね」

響「今の内に拘束しとくか」

春香「そうだね。よいしょっと……身体の厚みが均等だから巻きやすいね」

響「春香、千早の意識が無くてホント良かったな」

……

千早「……はっ、なんだドリームか」

春香「いや、全部本当のことだよ」

千早「……ごめんなさい。私、取り乱してしまって」

春香「ううん、悪いのは地雷を踏んじゃった私達もだから」

響「決定打は春香の言葉だったけどな」

春香「ナンノコトカナー」のヮの

千早「私、みんながどんどん成長していく中で取り残されて……悲しくて、悔しくて」

千早「ずっと胸の内にため込んでいたんだけど……」

春香「その割に大きくならなかったね」ヒソヒソ

響「春香はホント見えてる地雷踏むの好きだなぁ」ヒソヒソ

千早「成人式の日になって、これからはもう大人なんだと思うと……これ以上成長しないんだと思うと、我慢しきれなくなってしまって」

千早「ごめんなさい、春香、我那覇さん。私、身体だけじゃなくて心も大人げなかったわ。こんなのじゃ、成長するはずもないわよね」

春香「……そんなことないよ!」

響(おいしいとこは持ってくんだからずるいよなぁ)

春香「千早ちゃんは、私達三人の中でも一番大人びてて、しっかり者で。可愛いって言うより綺麗っていうか……大人っぽい色気があるっていうか、とにかく凄いよ!」

響(あ、持って行ききれてなかった)

千早「春香……」ジーン

響(え、あれでいいんだ?)

千早「ちょっと何言ってるか分かんないわ」

春香「あ、やっぱり?」

響「そして伝わってなかったのかよ!」

千早「どうしたの我那覇さん。もう今日から大人なんだから、もっと落ち着きを持たなきゃ」

春香「そうだよ響ちゃん。いつまでも純粋な女の子キャラやってたら、いつか痛い子呼ばわりされちゃうよ」

響「自分は今この瞬間心が痛いよ」

千早「ふぅ、我那覇さんをいじってたら、なんだか心が落ち着いてきたわ。ありがとう、春香」

春香「どういたしまして」

響「心が落ち着いたのも納得できないけど、そこは自分にも感謝してくれていいんじゃないか?」

千早「でも、どうしようかしら。もうこんな時間じゃない」

春香「式典はもうとっくに終わっちゃったね」

響「まぁいいじゃないか。どうせえらい人のお話聞いてても眠くなるだけだろうし。よし! せっかく成人の日なんだし、これからたるき亭にでも行こうよ!」

春香「いいねいいね! 今日は三人で思いっきり飲み明かそう!」

千早「……」

春香「どうしたの千早ちゃん?」

千早「私、まだ二十歳じゃないんだけど……」

がなはる「「あっ」」

春香「そう言えば、千早ちゃん2月生まれだもんね」

響「落ち着いてるから普段は気付かないけど、自分たちよりちょっぴり若いんだよね」

千早「っ!」ティン

春香「あ、碌でもないこと思いついた顔だ」

千早「そうよ! 私があなた達の歳になるまで、後一ヶ月もあるんじゃない!」

千早「ということは、私が二十歳になる頃にはバストがあなた達に追いついてるかもしれないわ!」

春香「ないない」

響「ていうか成長しすぎだろ。たった一ヶ月で何cm大きくなる気だ?」

千早「今まで4年間も大きくならなかったのよ? きっとそろそろ確変レベルの大成長が来るに違いないわ!」

春香「千早ちゃんはギャンブルとかしない方がいいね」

千早「そうと決まれば、たるき亭なんか行ってる場合じゃないわ! 春香、我那覇さん! 今すぐランジェリーショップへ行くわよ!」

響「一体千早の中で何が決まったんだろう?」ヒソヒソ

春香「さぁ? 無駄遣いじゃない?」ヒソヒソ

千早「ああ、早く来月にならないかしら!」

おわり

以上です。OFAで千早のバストが変わらなくて安心しました


千早はあれで完成されてるからあのままでええねん

23まで大きくなるってどこかで聞いたしまだ大丈夫だよちーちゃん!

>>37
そうなんですか

千早(23)「……」

響「あれ、千早じゃん。そんなとこで何してんの?」

春香「どしたの千早ちゃん。何だか落ち込んでるみたいだけど……」

千早「昔ね、どこかの誰かが言っていたの。女は23までなら大きくなれるって」

春香「でも響ちゃん全然大きくならなかったよ?」

響「うるさいなぁ……」

千早「貴女達の……」

響「ん?」

春香「ふぇ?」

千早「貴女達のバストは何センチだぁああああっ!!!」←72

春香「えぇ……」←88

響「またか……」←88

千早「何でよ! 私が何か悪いことでもしたっていうの?」

響「成人式の時に反省した千早はどこ行ったんだろうなぁ」

春香「まぁその直後にも現実を見失ってたけどね」

千早「そうよ! あの時買ったFカップ用のブラはまだとってあるわ!」

響「だから止めたのに」

春香「流石に高望みしすぎかなーって」

千早「んあー!!! >>37の嘘つき!」

春香「錯乱し始めたね」

響「親友が錯乱したのにその余裕は一体どこから出てるんだ?」

春香「もう、しょうがないなぁ千早ちゃんは。大丈夫だよ。私は千早ちゃんがどんなバストだろうと、変わらず千早ちゃんの事大好きだから」

響「じ、自分も千早の事大好きだぞ!」

千早「春香、我那覇さん……バスト88の方々が72の私なんかになんて勿体ないお言葉を……」

春香「見て響ちゃん。なんか面白い事になってる」

響「こりゃ相当参っちゃってるね」

千早「所詮この世は金か胸……私の存在価値なんて……」

春香「違うよ千早ちゃん!」

響(今回は決めれるかな?)

春香「世の中には小さい方がいいっていう人だっているし……何より、私は今のままの千早ちゃんのことが一番好きだよ!」

千早「……春香////」

響(今回は良い感じだな)

千早「ちょっと何言ってるか分かんないわ」

響「何でだよ! さっき照れてたじゃん!」

春香「響ちゃんどうしたの?」

千早「我那覇さんももういい大人なんだから、いい加減落ち着かないと……」

響「二番煎じ!?」

千早「ふぅ、やっぱり精神にきた時は我那覇さんいじりに限るわね。ありがとう春香」

春香「どういたしまして」

響「もう千早が元気になるならそれでいいぞ……」

千早「さて、すっきりしたら何だかお腹が減ってきたわね」

春香「あ、それじゃああの時行けなかったたるき亭はどうかな?」

響「いいね! 最近美味しいササミ料理が新メニューで加わったってあずささんが言ってたぞ!」

千早「ササミ……料理ですって!?」クワッ

春香「あ、また碌でもないこと思いついた顔だ」

響「今度は何だ?」

千早「聞いたことがあるわ……ササミ料理を食べると巨乳になれるって……」

春香「また人づてって、千早ちゃんも学習能力がないねぇ」ヒソヒソ

響「また1ヶ月後くらいに同じようなネタで一悶着ありそうだな」ヒソヒソ

千早「さぁ二人とも、たるき亭に急ぐわよ!」

本当におわり

以上です。勝手にネタにしてすみません

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