P(朝事務所に来たらとんでもないことになっていた)
春香「......」ゴゴゴゴゴゴ
美希「......」ゴゴゴゴゴゴ
P(なんか春香と美希からアイドルが出しちゃいけない某世紀末の拳士のようなオーラが...)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1403931728
美希「力こそ正義、いい時代になったの」
春香「.....美希?」
美希「どけっ!」ビシュッ
ズバッ
春香「っ...何をする!」
P(春香の頬が切れた!?てかこいつらなにやってるんだ!)
美希「ミキは昔からハn...ユリアが好きだったの」
P「ちょっとお前ら、喧嘩はやめろ!てかユリアって誰だ!」
美希「そういう強気なところも好きなの。ミキのものにしたくなるの」
P「話聞いてねえ!?」
春香「やめてよ美希!社ち...親父の言いつけを忘れたの!?」
美希「...そんなジジイの戯言、とうに忘れたの!」ドカァ!
P「ああっ、俺の机!」
美希「お前などミキの敵ではないの!」ぶわあ~
P「めっちゃ飛び上がってる!!」
春香「美希!!」ダンッ
美希「南斗獄斗拳!!」
春香「北斗飛翔斬!!」
ピシャアッ!
美希「」ニヤッ
春香「うわあああああっ!!」ブシャアアアッ
P「春香の四枝の関節が切断された!?」
美希「行くの、ハ...ユリア!」
P「おい引っ張るな...てか春香は大丈夫なのか!?」
美希「つばつけときゃ治るの。それより早くデートにいくの!」
小鳥「うーん、今日は美希ちゃんの勝ちかあ」
P「小鳥さん?!そんな足組みながら頭を手に預けてゆったりと座ってないで春香を助けてください!」
小鳥「フッ...帝王に愛など要らぬ!..........ううっ」グスッ
P「ダメだこの鳥」
美希「アハッ☆さらばなの、春香!」
春香「ううっ、プr...ユリア~...」
P「ただいま戻りました~...」
小鳥「遅かったな下郎。さっさと雑務を片付けるぞ!」
P「何でサウザー...いや~、今日は一日中美希に振り回されましたよ...」
小鳥「モテる男は辛いですね~このこの~!」
P「そんなんじゃないですよ。そういえば、春香は大丈夫何ですか?!」
小鳥「はい。春香ちゃんならそこで執念を身につけてるところですよ」
春香「美希.....プロ..ユリア.....美希.....プロデューサ...ユリア.....プロデューサーさん.....」
P「ちっとも大丈夫に見えないんですけど...まあ怪我も何故か治ってますし、時間も時間なんで送ってきますね」
小鳥「はい。お願いしますね!」
P「ほら、帰るぞ春香...おい、春香...?」
春香「プr...ユリアが生きていた...それだけで、もう何も望むことはない...」
P「ただいま戻りました~」
小鳥「おかえりなさい。あっ、お茶いれておきましたよ」
P「ありがとうございます...何でまた某偉そうな装飾のついたバイクに乗った男の座り方してるかはおいといて...何か今日の春香と美希なんかおかしくなかったですか?(小鳥さんも大概だけど)」
小鳥「それなら、多分これが原因ですよ」指差し
P「北斗の拳...何でうちの事務所に?」
小鳥「私の私物ですよ。休憩の時間の暇つぶしになるかなと思いまして。」
P「本音は?」
小鳥「ケン×レイいいですよねぇ~ケン×トキも捨てがたい...いや、ここは王道な邪道でラオ×ケンも.....」
P「はぁー...でもそれだけで二人があんなになるとはとても思えないんですけど...」
小鳥「それなら一昨日プロデューサーさんのことでちょっとした言い合いをしていた2人に『色恋沙汰で争うなら拳で語れ!」って言ったからですね!そういえば昨日は美希ちゃんが春香ちゃんの胸に7つの傷を開けてましたよ!」
P「全部お前のせいじゃねえかこのクソ鳥!!あととめろおおお!!」右ストレートー
小鳥「天翔十字鳳!!」ふわっ
P「うわあああっ、当たんねええ!うぜええええ!!」ブンッブンッ!
小鳥「ピヨヨヨヨ、帝王に敗北はないのだ!」フワンフワン
翌日
美希「久しぶりだね、春香」
P「昨日会ったばかりだろ」
春香「美希...てめえに会うために地獄のそこから這い上がってきたよ!」
小鳥「ほう...小僧、どうやら執念を身につけてきたようだな」
美希「小鳥、ミキのセリフ取らないで」
小鳥「」グスッ
美希「だが春香、貴様には一生ミキの拳を見切ることはできないの!」シュババッ
春香「ぐほっ!」ズドッ
P「!?」
美希「貴様の執念などそんなもんなの?」
春香「ううっ...」ヨロッ
P「何故だ!?原作では執念を身につけたケンシロウはシンを圧倒するはず...」
小鳥「本来シンは南斗六聖拳の次席。そして伝承者になったケンシロウを倒した3人の一人。カイオウは別件として、サウザーは拳の腕自体は負けてたけど、シンは実力で勝ってますからね。」
P「でも、シンって最初の敵だし、ケンシロウだって旅をして行く中で強くなっていったんじゃ...」
小鳥「実はケンシロウの拳の腕自体は、初期から最後までほとんど変わってないんですよ。夢想転生やら気持ちの持ちようとかで強くなってますけど...」
小鳥「それより、シンのパワーダウンの要素が強かった」
P「まさか...俺(ユリア)か!?」
小鳥「そう、ユリアを5車星に預けたシンからわかるように、もうあの時のシンにはやる気がなかっんですよ、最初から死ぬ気だった。だからケンシロウを煽るだけ煽って、とどめにユリアの人形に突きを入れた。親友だったケンシロウ相手では、ここまでしないと本気にならないから」
P「ってことは...」
小鳥「いくらケンシロウでも、やる気のあるシン相手はきついと思いますよ」
美希「南斗千首龍撃!!」ズババババ!
春香「うわあああああっ!!」ガクッ
美希「出直しでくるがいいの」フッ
それから
春香「あたたたたたたたあっ!!」バババババッ!
美希「ぐふぉあっ...」ズドドドドッ
小鳥「今日は春香ちゃんがかったのね!おめでとう!」
春香「いえ、でも10回やって3回くらいしか勝てないからまだまだですよ!」
美希「...ううっ」ヨロッ
P(こんなの...こんなのおかしい...)
春香「さっ、行きましょうプロ...ユリア!」
P「お...おいっ、だから引っ張るなって...」
美希「ううっ、ハ...ユリア...」
それからも、春香と美希の戦いは続いた。そしてある日、春香が病院に運ばれた。
以外にも病院につく頃には怪我はほとんど治っており、念のため3日間の自宅療養となった。俺は、春香のお見舞いに行くことにした。
P「お邪魔します」ガチャッ
春香「あっ、プロデューサーさん、わざわざありがとうございます!」
P「おい...そんな歩き回って大丈夫なのか?(家ではユリアじゃないのな)」
春香「平気ですよもう。お医者さんも大袈裟ですよね!この程度の怪我で自宅療養だなんて。」
P(この程度って、身体中包帯まみれじゃないか...何もしてないところにもいたるところに痛々しい痣がある...)
春香「待っててくださいね!二日後は絶対に美希に勝ちますから!」
P「お、おう。そうか...」
P(.....)
事務所
P(おかしい。やっぱりおかしい。)
P(二人とも必死になって戦って、怪我して、それでもやめようとしない...)
P(どうすればいい...)
ガチャ
美希「ただいまなのハ...ユリア!疲れたのー!」
P「おかえり美希。お疲れ様」
P(美希も春香程じゃないか、服のしたは傷と痣だらけだ。そんなそぶりも見せない笑顔だけど、それが逆に痛々しい...)
美希「ねえ、ハn...ユリア、ナデナデして?」
P「ああ、こっちおいで」
美希「やったー!」がばっ
P「こらっ、抱きつくなって!」
美希「ヤっ!今日はハ...ユリア分が不足してるの!」
P「.....美希、もうやめよう。」
美希「え~、もっと撫でてよ!」
P「そうじゃない。春香と戦う事だ」
美希「でも春香はハ...ユリアを巡って争う「強敵」だもん!正々堂々戦って勝ちたいの!」
P「それはいい。でも、それで美希と春香が殴りあうのは別だ...」スッ
P「だから...」スタスタ
美希「.........!!」
P「小鳥さんと律子に言っといてくれ、当分仕事貯めて済まないって...」
美希「なにをするの?!ハニー!??」
P「ごめんな、迷惑ばかりかけて...」
バッ
美希「」ドクン
美希「.....う...うわあああああっ、ハニーーーーーー!!!!」ダッ
美希「目...うっ...さましてよぉ...グスッ...死んじゃやだぁ...」
美希「すいません!救急車お願いします!場所は765事務所です...はい!...はい、お願いします!」
美希「...ううっ、ハニー.........
ー美希、もうやめようー
美希(........)
美希「もしもし、伊織?頼みたいことがあるの」
2日後
春香「......」ゴゴゴゴゴ
美希「久しぶりなの、春香」
春香「プr...ユリアはどこ?」
美希「ここにいるの」
P(?)「.....」
春香「!プロデューサーさ...ユリア!!」
美希「フッ、しかし、春香には一生ミキの拳は見きれないの!」シュバババ
春香「...!」バシィ
美希「!!何ッ?!」
春香「...美希、私を変えたのは、貴様が教えた執念だ!!」
美希「くっ!」ヒュン
春香「.....」ズバァ
美希「貴様の執念はそんなものか?」ハァ~
春香「......」ペロッぺッ!
春香「美希、貴様の拳はすべて見切っている。お前の負けだ!」
美希「!ミキを見下したような台詞は吐かせんの!」シュババッ
春香「......」スッ
フッ
美希「!!」
美希「ふん、逃げ足だけは速くなったようだな!」
パキィン
美希「!!っ」
春香「安心しろ、秘孔は外してある。」
小鳥「これはお互いの拳の特性上、先に一撃を入れるかどうかで勝負が決まるわね...しかしやけに原作どうり進むわね、何があったのかしら?(すっとぼけ)」ピヨー
美希「...確かに春香の執念をみたの!」
美希「ならその執念の元をたってやるの!!」
ドスッ!
P(?)「」
春香「!!!!」
美希「ふふふ、どうだ、ハ...ユリアは死んだ!これで春香の執念も半減したというわけだ!!」
春香「......」ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
美希「.....春..香...?」
春香「 美 希 、テ メ ー は 殺 す 」
美希「...くっ!」サッ
窮地に立たされた美希は、咄嗟に作った右の手刀を、春香に向けて突き出した。
美希「死ねなの!春香!!」
春香「...」サッ
それを春香は、掌を突き出して対峙する。
ズッ!
美希の手刀が、春香の手に突き刺さる。だが、
グッ!
逆に春香は、その刺された手で、美希の手を握り潰した。
美希「!?」
春香「!!!」グァッ
そこに今度は春香が拳を繰り出す!
美希「くっ!」
すかさず美希も左手を構えるが
グシャア!
春香の拳のまえに、美希の左手は粉砕された!
そして
ズン
春香「おおおおおおお!!!!」プルプル
春香「あたたたたたたたたたた!!!!」
ー 北斗十字斬ー
美希「ぐっ」ズドドドド
春香「あたぁ!」
ドグァン!!
美希「....な..ぜ...」
ボグォン(美希の後ろの事務所の壁が粉砕される音)
美希「.....美希の命はあとどれくらいなの?春香...」ズルッ
春香「血の十字架に秘孔をついた。お前の紋章を抱いて死ね。一分だ」
春香「!」ハッ
春香「ユリアッ!!」
春香「!?...これは!?」
美希「そう、ミキたちの戦いはまだ終わっていの...」
P(人形)「」
春香「人形!?」
春香「美希、これはどういうこと..........!」ハッ
美希「」ツーッ
春香「美希.....」
美希「いない、いないの...」
美希「春香、『ユリア』はもういないの...」
美希「ミキたちが戦ってばかりいたから、ユ...ハニーは飛び降りちゃったの。ミキたちの戦いを止めるために」
美希「ミキたちの...せいで...」ポロポロ
春香「そんな...プロデューサーさんは大丈夫なの!?」
美希「今は安静にしているの。けど骨も結構折れてて、一ヶ月の入院なの。」
美希「だからもう、終わりにしよ?」
美希「今となってはすべてが虚しくなったの...」ヨロッ
美希「ミキが欲しかったものはたったひとつ...」
美希「ハニーなの!!!!」
サラーン
ボッ!!
美希「!!っ、どうやらここまでのようなの。」
美希「でもね春香!みきは春香の拳では死なないよ!」
ダッ
美希「さらばなの、春香!!」
バッ !
春香「......えっ?ええ!?何で飛び降りてるの?!ちょっと美希ーーー!!大丈夫!!??小鳥さーん!!」
小鳥「いや~、名シーンねぇ。それにしても、この水瀬製P人形すごい出来ね!ぱっと見本人にしか見えないわね!持って帰ってあれやこれや...ぐへへ」
春香「」
小鳥「ちょっとまって春香ちゃん、ここは美希ちゃんの墓を掘って埋めてあげるシーンじゃないの!?」
春香「何言ってるんですか小鳥さん!!普通に生きてますから!!救急車で病院に搬送するんですよ!!」
美希(ふふっ、行き先はハニーの入院してる病院なの。試合に負けて勝負に勝つとはこの事なの)
春香「あ、そうだ小鳥さん」
春香「貴様の髪の毛一本この世に残さん」
次回 小鳥「天翔十字鳳!!」春香「天破活殺!!」(嘘)
おわり
どうも1です。駄文ながら楽しんでいただけて何よりです。
ことの発端はパロディ漫画「北斗の拳イチゴ味」でシンがケンシロウに組まれて「あふぅ」とかほざいててのでネタにしてやりました。
あと状況次第では(嘘)が真になるかもしれません
それではまた!
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