男「酸素はあるのかな?えーと…」ピピピッ
宇宙船AI「惑星ディーレ、酸素濃度、地球と同レベル」
宇宙船AI「文明レベルSランク、地球はA+なので地球より上です」
男「マジかよ…すげぇ」
男「先住民はいるのかな、降りてみようかな…」
宇宙船AI「武装している可能性もありますよ?」
男「うーむ、でも宇宙船はもう飛べないよな?」
宇宙船AI「はい」
男「降りてみるよ」
宇宙船AI「お気をつけて」
男「はぁ…結構暑いな…」
ガサガサ
男「っ!!(誰かいる…?)」
女「…」
男「…(女?しかも地球人そっくりだ)」
女「誰だ!」
男「まずっ!!」
女「逃げるな!」ガバッ
男「うわっ!!ま、待って!!」
女「貴様!!帝国のスパイか!?」
男「ち、違う、ちょっとまって!!俺は惑星外旅行者だ」
女「ふざけた言い訳を!!」
男「待ってくれって!本当だよ!!宇宙間パスポートもある!」
女「む…」
男「ほら…」
女「本当のようだな」
女「手荒くしてすまない、歓迎しよう」
女「ひとまず私の住んでいる街へ来るか?」
男「あ、ああ…あの、宇宙船の部品、良かったらわけてほしい、金なら共通通貨がある」
女「そうか、ならば何かしら力になれると思う。そういえば名前を聞いてなかったな、私は女だ」
男「俺は男、地球出身だ」
女「そうなのか、ふむ」
女「地球というと、多種多様な人種が住んでいる場所だな、いいところだと聞く」
男「言うほどいいところじゃないよ、紛争もまだ続いている地域もあるし」
女「それはどこも一緒さ、ついたぞ、ここが私の住む街だ」
男「ほおー、こりゃすごい」
この時間帯に立てた意図
>>4
SSって立てる時間とか決まってるんか?
すまん、出直した方がいい?
男「あれ、でもこの街って…女の人しかいない…?」
女「ああ、いま私達は戦争中でな」
男「え、性別間で…?」
女「うむ、今…というよりもう20年は続いている」
男「繁殖はどうやってるんだ…?」
女「人工的に作り出している、冷凍させた精子を母体に注入し、受精させる」
男「すげぇな…」
女「だが、オス共は違う…」
男「…?」
女「私達の住む村を襲撃し、さらい、強制的に犯し、孕ませている」
男「なっ…」
女「地球のオスがどのような感じかはわからぬが、ディーレのオス共は性欲が強くてな…」
男「あれ、でもその冷凍させた精子ってのは…?」
女「過去に手に入れたものを延々使っているらしい」
男「らしいって…」
女「私もそうやって産まれた、深くは知らん」
男「そう、なのか…」
「きゃあー!!!」
男「えっ?」
「オスよ!オスが来たわ!!!」
男「あっ、違う、俺は…!」
女「聞け!彼は地球という星から来た旅行者だ、害はない!」
「地球から?」「なんだ、驚かせないでよ…」
女「すまないな、少し敏感になってしまっているのだ」
男「あ、ああ…」
男「しかし驚いたな、何から何まで人間そっくりだ」
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません