麦野「ねえ浜面」
浜面「ん?」
麦野「思うんだけどさぁ」
浜面「おう」
麦野「最近レベル5の面々のインフレ激しいと思わない?」
浜面「そういやなんか凄いらしいな」
麦野「そんでさ…」
麦野「…私だけ取り残されてると思わない?」
浜面「…!?」
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麦野「みんな新しい力手に入れたりしてるってのに、私だけなんかねえ…」
浜面(まさか麦野がこんなことで悩むなんて…意外だ)
麦野「ねえちゃんと聞いてんの!?」
浜面「ああ、聞いてるって」
麦野「第一位や第二位なんて、なんだあれ。もはや人外じゃねーか」
浜面「た、確かに特にあの二人はものすごいな。まあ元から勝てる見込みはなかったk」
麦野「あァ!?」壁ドン
浜面「っ!?」ビクッ
麦野「…ちっ、認めたくないけどその通りだしな」
浜面(認めるのかよ)
麦野「なんか大覇星祭のときに第三位のガキもすごいことになったらしいじゃん?」
浜面「なんかそうらしいな。風の噂だけど」
麦野「あれほんっと悔しいんだよ!なんとかならないの浜面!?」
浜面「お、俺に聞くなよっ!能力関係の悩みなんて」
麦野「けっ、頼りにならないわね」
浜面「」
眠いのでまた明日
麦野「まぁ第一位や第二位はもとから人外に近かったからまだしも」
麦野「第三位とは応用力の差だけで下にされてたわけで、威力と希少性なら圧倒的に上だったのよ?」
浜面「まーそうだな」
麦野「それがなに!?なんか素の攻撃力まで越されちゃいそうじゃない!!」
浜面「でもあれ木原幻生が妹達のミサカネットワークにウイルスを打ち込んで幻想御手の技術を応用してウイルスを御坂美琴に流して能力を暴走させたらしいぜ」
麦野「なんでそんな知ってんのよ」
浜面「風の噂」
麦野「便利な風ねぇ」
麦野「あっ…」
浜面「ん?」
麦野「…第三位って暴走してたのよね?」
浜面「らしいな。噂だけど」
麦野「…それで?体はどうなったの?」
浜面「体?なんか角生えたりしたらしいぜ。噂だけど」
麦野「!…生えた、だと…」
浜面「ど、どうした」
麦野「私は暴走して左腕失ったってのに…」
麦野「あいつは暴走して角手に入れたってか…!」
浜面「いや、角はいらないだろ」
麦野「まあそうよね」
麦野「フン。ま、あのガキの能力なんて開発機関が勝手に命名するくらいありふれた能力だし」
麦野「単純な能力だからこその応用性だしね。私と違って」
麦野「私は同じ電子でもモノが違うから。既存の物理法則とか素で超越しちゃってるから。」
浜面「…そんな強がり言うからモテないんじゃねーの(ボソッ」
麦野「っ!」拳ギュっ
浜面「うわあスマンっ!!殴るのだけは勘弁してくれーっ!!……って、あれ…?」
麦野「…っ」ふるふる
浜面(殴って、こない…?)
麦野「ふ、ふんっ!どうせ私は恋愛も他のレベル5と比べて生き遅れてるわよ!」
浜面「」
麦野「ぐすん」
浜面「」
浜面「…えーと、すまん」
麦野「ふん、どうせ私は生き遅れババアよ」
浜面「そ、そんなことないって、レベル5の中では一番ギャップ萌えできるって」
麦野「…ギャップ萌え?」
浜面「ほら、ボロボロのぬいぐるみ抱かないと眠れなかったり実は女子力高かったり…って、うわぁ!?」
バシュウッ!!
麦野「…いい加減ナメてんなァ、あと何発ブチ込んでも足りないかもしれんぞアァ!!?///」
壁に穴ぽっかり
浜面「」ガクガク
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