桜trick×悪魔のリドルのSSです
黒組に春香と優がいたら……っていうやつです
多分リドル側のキャラが不憫な扱いを受けるかもしれないので注意です
ゆっくり進んでいきます
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1401627306
優「ねぇ春香」
春香「なぁに?優ちゃん」
優「ミョウジョウ学園ってどんなところかなぁ?」
春香「お母さんから聞いたんだけど小学校から大学まで一貫なんだって!すごいね!」
優「そんなところに高校から入学なんて……なじめるかなぁ?」
春香「大丈夫だよ!優ちゃん」
春香「だって、私がいるから!」
優「そうだよね!」
イチャイチャ
春香「そういえば優ちゃん」
優「何?春香」
春香「ミョウジョウ学園って完全寮制らしいよ」
優「うん、知ってるよ」
優「こんなに荷物持ってるもんね」
春香「そ、そうだよねあはは…」
春香(優ちゃんと同じ部屋じゃなかったらどうしよう……)
優「私、春香と同じ部屋がいいなー」
春香「ほほほ本当!?優ちゃん!!」
優「だって春香が何でもやってくれるから楽だもん」
春香「そういう理由!?」
春香「私達、黒組なんだって」
春香(優ちゃんと同じクラスでよかったー♪)
優「春香何にやけてるの気持ち悪い」
春香「そ、そんな!」ガーン
春香「だって優ちゃんと同じクラスになれて嬉しかったもん!」
優「春香……」
優「わ、私も春香と同じクラスでうれしいよ…」
春香「優ちゃああん!」ギュー
優「春香!くるしいよ!」ギュー
晴「えへっ」
晴「一番最初に着いちゃいましたね…」
晴「1番、東兎角くん……2番、犬飼伊介くん……」
晴「3番、神長香子さん……4番、」
~
晴「14番、園田優さん……15番、高山春香さん……」パタン
晴「晴は…必ず…卒業しますよ」
溝呂木「ミョウジョウ学園へようこそ!」
溝呂木「10年黒組の担任、溝呂木辺だ!よろしくな!」
春香「優ちゃん、席隣でよかったね」ボソボソ
優「うん、ていうかこのクラス女の人ばっかりだね」ボソボソ
伊介「出席番号2番犬飼伊介いがみっつ♥」
春香「い、いつの間にか自己紹介始まっちゃってる!?」
春香「ふぅ……何とか自己紹介できたね」
優「うん、何か不良みたいな子がいて怖かったよ」
春香「伊介さん?すごいスタイルよかったよねー!」
春香「スタイル良くないとあんな格好できないよー!」
優「春香は無理だね!Cカップだし最近太ってきたから!」ムスッ
春香「え!?ひどいよ優ちゃん!」
伊介「あんた達、よく本人の前でそんな話できるわね?」
優「ひっ、ご、ごめんなさい!」ビクゥッ
春香「伊介さん優ちゃんは悪気があったわけじゃ…怒らないでー!」アセアセ
伊介「あたしを何だとおもってるの?イラッとする♥」
伊介「なんかムカツク、あたしのことは伊介様って呼んでよ♥」
春香「は、はい!伊介様!」
優「ごめんなさい!伊介様ー!」
伊介(何こいつら一般人?)
伊介「あんた達、何しにここにきたわけー?」
優「え、えっと……」
春香「勉強をしにきました!」
伊介「それ、マジでいってんの?うけるー♥」
優「春香ぁ、やっぱりこの人不良だよ」ビクビク
春香「だ、大丈夫だよ優ちゃん、仲良くなれるよきっと」アセアセ
伊介「伊介別に不良じゃないわよ!」
伊介「ま、悪いことはたくさんしてるけどー♥」
優「ひっ」ビクッ
伊介「あーいちいち反応がムカツクー♥」
晴「あのぉっ!すみません!」ガタン
晴「実は晴はお近づきの印にストラップを作ってきましたっ…」ジャラッ
晴「もらってくださいっ」
鳰「へぇーっ、ありがとッス」
伊介「えっ悪い♥いらない ♥ダサイ♥」
春香「わぁー!ありがとうございます!」
優「かわいいー!」
晴「よろこんでくれて嬉しいです!」
鳰「すごいじゃん晴、これ」
晴「えっ」
鳰「晴ってよんでいいっしょ?」
鳰「うちは鳰でいいよ、よろしくッス」
春香「わたしも晴ちゃんって呼んでいいですか!?」
優「わ、わたしも!」
晴「みんな……よろしくお願いします!」パァァ
~~~~~~~~~
鳰「ねーさん、ねーさん、待って下さいよー!」
鳰「手を組みましょうよー、ウチが手下になるッスよ?」
兎角「誰がねーさんだ」
兎角「標的は確認できたのか?」
鳰「まあ、おいおい」
鳰「でも、ねーさんじゃないことだけはわかるっしょ」
鳰「嫌な匂いがしますもん」
兎角「標的はおそらく、一ノ瀬晴、高山春香、園田優のいずれか」
兎角「この3人だけ出席番号が50音順じゃない、アトヅケだ」
兎角「それと……この3人は私達とは匂いが違う」
鳰「そうッスよねー、こんなもん配っちゃってヤバーイ」
鳰「GPSか盗聴器かっつーの、いらねッス」ヒョイッ
兎角「…」ガシッ
兎角「捨てるのか?」
兎角「捨てたものを私が拾ったんだから、これは私のものってことでいいよな?」
伊介「わあおー、じゃあ伊介のもあげるー♥」
伊介「あたしもこれいらなーい♥」ヒュッ
兎角「どいつもこいつも人をゴミ箱みたいに、いらないものをおしつける」バシッ
鳰「ねーさん顔こわーい、暗殺者の眼ッスよ」
兎角「そっちこそ」
伊介「伊介は隠す気ないモン♥」
伊介「誰よりも先にやり遂げるよ♥」
伊介「多分13番だろうしね♥」
鳰「さあ?14番かもしれないし、思い込みはよくないッスよ」
~~~~~~~~
優「春香、このストラップかわいいね」
春香「うん、晴ちゃんと鳰ちゃんならなんだか仲良くやっていけそう」
優「でも今日はまだ半分しか来てないよね」
春香「そうだね、明日にはみんなそろうかな?」
優「黒組は人数少ないからみんなと仲良くなりたいな」
春香「うん、私もそう思うよ」
春香「ところで」
優「ん?」
春香「寮はどこー!?」
優「迷っちゃったね」
???「よっ、あんた達も黒組?」
春香「え?は、はい」
優「そうですよ」
???「奇遇だね、あたしも黒組なんだ」
春紀「寒河江春紀だ、よろしくなー!」
春香「高山春香です!よろしくお願いします!」
優「園田優です!」
春紀「あははっ、そんなかしこまらなくたっていいよ、同じクラスなんだしさ!」
春紀「それと、あたし、寮までの地図持ってるから一緒に行こうか?」
春香「ありがとうございます!」
優「春香、この人も仲良くなれそうだね」ボソッ
春香「春紀さん、いい人だね」ボソッ
春紀「あんた達の手……」ギュッ
春香「き、急になに!?」
優「!?」
春紀「ぷにぷにで柔らかくて握力も全然無いね!」
春紀「悪いコトなんにも出来なさそうな手だなぁ」
優「私、悪いことなんてしないもん!」ムスッ
春紀「そうか?悪い悪い」ハハッ
春香「でも優ちゃん、前、私の分のプリン食べたでしょー!?」
優「そ、それは春香が早く食べないから悪いんだよ!!」
春香「もー!優ちゃんってばー!」
春紀(なんだろう?あたしとは全然違う……普通の子)
春紀(黒組は暗殺者の集まりじゃ無いのか……?)
春紀「っと……ついたね」
春香「わぁ、これが私達の寮!?」
優「すっごくきれー!!」
春紀「あぁ……本当に住み心地よさそうだな」
春紀「あたしは…2号室か、あんた達は?」
春香「えーっと、えーっと」ガサガサ
優「私は8号室!」
春香「あった!私も8号室!!」
春香「やったー!優ちゃんと同じ部屋だー!!優ちゃああん!」ギュー
優「2号室と8号室じゃ、ちょっと離れてるね」
春紀「んー、そうみたいだな」
春紀「ま、会えない距離じゃ無いしね」
優「そうだね!」
春香「優ちゃん私のこと無視!?」
春紀「じゃ、あたしこの部屋みたいだから」フリフリ
優「またね、春紀!」フリフリ
バタン
優「春香、まだすねてるの?」
春香「だって優ちゃん私のこと無視するんだもん……」
優「……」ハァ
優「私も春香と同じ部屋で嬉しいよ」
優「さっきは春紀がいたから恥ずかしくて言えなかったけど」
春香「本当!?優ちゃん!!」
優「本当だよ」
優「だって、春香が何でもやってくれるから楽だもん」
春香「結局その理由!?」
優ちゃん春紀の事呼び捨て?
>>21
イエス
優と春紀って気が合いそう
優「春香!見てみて!私達の部屋!」
春香「すごーい!ホテルみたい!」
優「ベッドふかふか!!」ボフン
春香(今からこの部屋で優ちゃんと過ごすんだ……楽しみだなぁ)ワクワク
優「ほら!春香も!」ドーン
春香「いやーー!!!」ボフン
春香「もおー!優ちゃん!!」
あははは!キャーキャー!
兎角「この部屋は点呼しなくていいな、点呼終わり」スタスタ
晴「あっ、兎角さん待って」トテテ
優「んん…」フワーァ
春香「優ちゃん眠たいの?」
優「うん…」
春香「もう寝よっか」
春香「ベッドどっちにする?」
優「私こっちね」ボフ
春香「じゃあ、私はこっち……って」
グチャア
春香「優ちゃん!!ここさっき遊んでぐちゃぐちゃで寝れないー!!」
優「……」zzz
春香「優ちゃん起きてー!!」
優「春香うるさいぃ…」ムニャムニャ
春香「もお!優ちゃんと同じベッドで寝ちゃうからね!!」モゾモゾ
優「んん…はるかぁ…」
春香(優ちゃんの寝顔かわいい)
春香(優ちゃんと同じ学校、同じクラス、同じ部屋……高校生活……楽しくやっていけそうだなぁ……)
春香「……」zzz
優「……」zzz
溝呂木「おはよう諸君!」
溝呂木「今日も人数が増えてよかったな!みんな仲良くやっていこう!!」
溝呂木「4番、桐ヶ谷柩くん!」
柩「背が低いので一番前になれてよかったです」
溝呂木「9番、生田目千足くん!」
千足「あぁ、そうだな」
溝呂木「6番、寒河江春紀くん!」
春紀「よっ」
兎角「……」
溝呂木「引き続き4名を紹介するぞー!」
ガラッ
春香「今日で全員揃うのかな?」ヒソヒソ
優「楽しみだねー」ボソボソ
春香「えーと、5番のしえなさんと8番の乙哉さん…」
優「7番の首藤さんと3番の神長さんだね」
しえな「よろしく頼む」
乙哉「仲良くやろーねー!」
涼「趣味は体を動かすことじゃ」
香子「今日から長をやるのでよろしく」
乙哉「何の長をやるの?」
香子「長と言えば、すべての長」
涼「香子ちゃんかっこいいのう」-♥-♥
鳰「一気に人数増えてきたッス」
晴「うん、ドキドキするねー」
晴「ストラップ……ちゃんとみんなに渡せるかなぁ?」
春香「本当に全員分作ったんだ?」
優「晴ちゃんすごいねー」
晴「えへへ、晴ヒマだから」
伊介「もらっても困るってば♥」
晴「ええっ」ガーン
鳰「伊介さんひでぇ」
伊介「なんでよォ」
伊介「親切に本当のこと言ってんのに」
春香「もっとひどいですよ!」
溝呂木「ほら、授業はじめるぞー!」
~~~~~~~
~~~~~
晴「あっ、兎角さんっどこ行くのー?」
兎角「トイレ」
晴「晴も行きます!」
兎角「ついてくんな」
晴「いーじゃないですかー!晴もいきたいもん!」
晴「えへへ、つれしょんだー!」キャッキャッ
兎角「何でお前はしゃぐの?」
春香「……」ジー
優「どうしたの?春香」
春香「うらやましい」ボソ
春香「優ちゃん!私達もつれしょん行こう!?」
優「えー?なんでー?私別にトイレしたくないー」
春香「優ちゃん!一緒についてきてよー!」ズルズル
優「もお、春香ってばー!」ズルズル
ガラッ
鳰「……」
伊介「……」
鳰「晴ちゃんが消えたところで業務連絡です」
鳰「この後0時、本校舎タワー1908教室で裏オリエンテーションがあります、標的について知りたい者は参加のこと……」
鳰「とか言って」
鳰「だいたい皆、見当ついてますよねぇ?」
皆「……」
鳰「そうです、標的は一ノ瀬晴ちゃんです」
鳰「兎角サンと優ちゃんと春香さんには後で伝えておきます」
鳰「以上、走り鳰から業務連絡でした」ニヤァ
春紀(春香、優、あの2人も……やっぱり暗殺者なのか?)
伊介「どうかしたの春紀?」
伊介「あ、もしかして怖じ気づいたとか?ダッサーい♥」
春紀「そんなんじゃねーって、伊介様」ポン
伊介「ヤダ、触らないで♥キモーイ♥」
春紀「もし……あたし達が見ても暗殺者って分からないような暗殺者がいたら……どれくらい強いんだろうな」
伊介「ぷっ、もしかしてあの2人のこと?そんなのあるわけないじゃん♥」
伊介「アンタって意外と臆病者なのね♥」
春紀(警戒しといて損は無いと思うんだけどな……でも、信じられないよなさすがに……)
千足「桐ヶ谷、大丈夫か?」
柩「は、はい…0時…なんて、ぼく、起きていられるかどうか」
鳰「楽しみッスねー」ボソッ
~~~~~~~~~
晴「兎角さん、ハンカチ持たないと不便だよおー!晴が貸すけど」
兎角「いらない」
晴「そういう人に限って、スカートとかで拭いちゃうもん」
春香「優ちゃん、私のハンカチ使っていいよ」
優「ありがとう、春香ー」
涼「香子ちゃんって詰め将棋とかするかのう?」
香子「しない」
ワイワイガヤガヤ
春香「みんな、仲良さそうだね」
優「うん、私、黒組でうまくやっていけそうな気がするよ」
春香「そうだね!急にこの学校に入学することになった時はびっくりしたけど……」
ガタン
兎角「気持ち悪ィんだよ」
鳰「やァだァこわーい」
春香「どうしたんだろう」
優「な、なに?喧嘩?」
晴「兎角さんっ、何で喧嘩腰なの?」
晴「仲良くしようよーもうー!」
晴「それでね、放課後、伊介さんがウチの部屋でお茶しよって」
晴「いい?」
兎角「なんでわたしに聞くのかな」
兎角「お前の部屋でお前の友達だろ?好きにすれば」
春香「あ、東さん、そんな言い方…!」
優「春香…!」
兎角「私と一ノ瀬の話だ」
春香「うぅ……」
晴「ありがとう、春香ちゃん」
晴「兎角さん、1号室は2人の部屋!晴と兎角さんの部屋だよ!」
兎角「じゃあ、いいよ」
晴「伊介さん!OKでた!」
伊介「……」ニヤァ
春香「ねぇねぇ晴ちゃん、そのお茶会……」
晴「春香さん達も来ますか?」
優「私も行きたい!」
晴「本当に!?来ていいよ!」
晴「晴、みんなでお茶会してみたかったんだー!」
伊介「……」ピキッ
晴「ね?いいでしょ伊介さん?お茶会はみんなでした方が楽しいですよね!?」
伊介「……いいわよ」
伊介(なんであいつらまで……)
~~~~~~
伊介「フンフーン♪」
春紀「あれ?伊介様、お茶会とやらは行かないのか?」
伊介「んー、行かない♥」
伊介「邪魔が入ったのよ、あの2人ムカツク♥」
春紀「ふーん、行かなくて正解かもな」
春紀「走りも胡散臭くて信用できないしさ、あたしならあいつの言葉、鵜呑みにはしないね」
伊介「あー、つまんない♥」
春紀「はいはい、じゃ、お風呂でも行こうぜ伊介様」
春紀「大浴場だぞ」
伊介「そうね、それもいいわね♥」
晴「お湯沸かしとけばいいよね?」
晴「お茶はなんか、伊介さんが持ってきてくれるんだって」
兎角「いいんじゃないかな、じゃあ、私は外す」
晴「ええっ?なんで、兎角さん、一緒にお茶しようよ!しないの?」
兎角「しない」
晴「うわっ、とりつく島もない!」
~~~~~~~~
春香「優ちゃん、もうそろそろ行く?」
優「そうだね」
ガチャ
優「寮っていいねー、夜になっても遊べるし」
春香「そうだよね、私、夜にお茶会してお話しとかしてみたかったんだ!」
優「やっぱり、夜っていうのがなんかいいよねー」
春香「この雰囲気好きだなぁ」
春香(学校でも学校以外でも優ちゃんとずっといられて幸せ……)
ちょっとテスト近いのでペース落ちるかも……
兎角さんの件はマジですまん
読み返すとやばいな
リドルの原作に沿いながら、春香優を出そうとしてリドル側のセリフ減ったり、心情が疎かになってしまった
書きためしないで書くとやっぱこうなってしまうな……反省
末尾のOが大文字になってるなんでだ?
晴「伊介さん遅いなー」
晴「隣だし、呼んでみようかな」
晴「えーと、春香さんと優さんに書き置きしとかなきゃ」
晴「いすけさん、さ、が、し、て、きま、すっと」
晴「伊介さん寝ちゃってたりして……」ププ
バタン
コンコン
晴「伊介さーん、晴ですよー!いますかー?寝ちゃってませんかー?」
ガチャ
伊介「あら?わざわざ呼びにきたの?うけるー♥」
晴「もー、伊介さん寝ちゃってるのかと思いましたよー」
伊介「伊介がこんな早くに寝るわけないでしょ♥」
伊介「それより、あの2人は?」
晴「春香さんと優さんですか?2人もまだですよ」
伊介「本当に?伊介ツイてるー♥」
伊介「晴ちゃん、この部屋で一緒に飲まない?」
晴「え?で、でも春香さんと優さんが……」
伊介「いいのよあんな奴ら♥伊介は晴と2人で飲みたいの♥」
晴「伊介さん……?」
伊介「春紀ー、先にお風呂入っといて♥私もあとで行くわ♥」
春紀「おい、伊介様……」
伊介「ほら、春紀、私と晴ちゃんの邪魔だから行った行った♥」
春紀「伊介様……どうなっても知らないぞ」
バタン
~~~~~~~~~
コンコン
優「晴ちゃーん、来たよー!」
春香「あれ?返事ないね?」
優「どうしたんだろう?開けちゃう?」
春香「だめだよ優ちゃん」
優「えー?じゃあどうするの?」
兎角「……どうした?お茶会じゃないのか?」
春香「あっ、東さん!」
優「晴ちゃんがノックしてもでてこないんだよ、寝ちゃってるかも」
兎角(まさか、犬飼のやつ……)ガチャ
優「兎角さん?」
兎角「そこにいろ、私が一ノ瀬を起こしてくる」
春香「あ、私達も一緒に起こすのに……」
バタン
兎角「一ノ瀬?」
兎角「いない……」
兎角「?これは書き置きか?」
伊介さん探してきます
兎角「2号室か……?」
ガチャ
優「あ、兎角さん!晴ちゃんは?」
兎角「ここにはいなかった」
春香「ええっ!?どこいっちゃったんだろう?」
兎角「お前達はどのくらいここにいたんだ?」
優「えーっと10分くらいかなー?」
兎角「10分?そんなに?」
春香「だいたいそのくらいかなあ?優ちゃんと話してるとすぐ時間過ぎちゃうから」
兎角(10分も待ってたのか、すごいな)
兎角(犬飼を2号室から呼ぶのに10分もかかるわけない、やはり、一ノ瀬が標的なのか?)
兎角「お前達は部屋に戻っていろ」
優「ええー、やだよー」
兎角「一ノ瀬は私が見つける」
春香「私達も手伝いますよ?」
兎角「いい、私1人で探す」タタタ
優「ああ、行っちゃった」
優「兎角さん、普段クールだけど今日は何か違うね?」
春香「晴ちゃんが大事なんだよきっと」
春香(いいなあぁ、私がいなくなっても優ちゃん私のこと探してくれるかなぁ?)
優「春香、やっぱり私達も晴ちゃん探そう?」
春香「大丈夫だよ、東さんがきっと見つけるから」
春香「それに、邪魔しちゃだめ」
優「邪魔って何さ、春香なんか変」
春香「変じゃないよ♪」
春香「優ちゃん、部屋戻ろ?」
優「あ、春香っ待ってぇ」
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