ほむら「何があってもほむらちゃんはほむらちゃんだよ、私は絶対に見捨てたりしない。だから、諦めないで!」
ほむら「ごめんなさい。私が意気地なしだった。もう一度あなたに会いたいって、その気持ちを裏切るくらいなら……そうだ、私はどんな罪だって背負える。どんな姿に成れ果てたとしても平気だわ。あなたがそばにいてくれさえすれば……」
ほむら「さあ、ほむらちゃん。一緒に」
ほむら「ええ」
ほむら「ほむらちゃん。怖くない?」
ほむら「うん。大丈夫私はもう……」
さやか「いや怖ぇよ」
ほむら「!?」ビクッ
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 ̄ヽ、 _ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
`'ー '´
○
O
と思うほむほむであった
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/:::::;ィ≦=====ミxi:::ヾ::::::ヽ
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j!:::::::::i:::i从::::/ i:::ト、:::トjヽ::::i:::i::::::i::::::::::}
i:::::::::人iィ≧=ミ ヾi V孑=ミx::!:::::i:::::::::j!
i::::::::::::i `り|俐 り||俐`i:::::j-、:::/ ほむ?
!:::::::::ハ 弋;;;シ ゞ::シi::i:::/ }::/
i:::::::::i::につ ⊂ニi:j::/_ノ::/
V::::::i:::` - ...__ -_,,....<jノ_r、::::{
゙、:::::i/::::::;.ヘr笊jハ!::: トァヘノf'"⌒}:λ
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/:::::::::::::ト、:∨:∧∨: .:/ ゙トイ::〉::::::::゙、
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i:::/ レ7ァト<、_`''∨-~‐∨「_r‐Lf゙ \ト::::}
i/ ~`" /:~7j>~ァr~''<{ {~''} )j
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i>::::人 }::::::<!
弋:::::::::〉 j::::::::ノ
さやか「何やってんのよアンタ……」
ほむら「あ、あらご機嫌よう。美樹さんやかじゃない」
さやか「テンパって色々とおかしくなってるぞ」
ほむら「あなたの方こそなんで消化器片手に無断で人の家に上がり来んできたのよっ」
さやか「悪魔を退治しようと思って」
ほむら「その発想の方が怖いわよ!」
さやか「いやぁ、前々からまどかを気に掛けてたのは知ってたけどさ」
さやか「流石にあれは引くわ」
ほむら「別にあなたにどう思われようが構わないわ。私はまどかさえ」
さやか「でもあんたまどかに学校で避けられてるじゃん」
ほむら「……」
どういうことだおいほむらが完全にお前ら化してるじゃねえか
さやか「あれぇー?あんた一週間前の通学路で私に何て言ってたっけぇ?」
ほむら「やめなさい」
さやか「ありゃ覚えてない?なら私が思い出させてあげるね」
ほむら「やめて」
さやか『せめて普段は仲良くしましょうね。あまり喧嘩腰でいると、あの子にまで嫌われるわよ?』
ほむら「や……め…」プルプル
さやか「嫌われたのはアンタの方だったね()」
ほむら「……」プルプル
ほむら「うわぁぁああん」ブワッ
さやか「!?」
ほむら「そうよ!?どうぜわ¨だじばま¨どがに¨嫌わ¨れ¨でる¨わ¨よォォォ!!」
さやか「え……ちょ」
ほむら「何があ¨っでも¨ぼむ¨ら¨ち¨ゃんは¨ほ¨む¨ら¨ぢゃん¨っで言っでぐれ¨だの¨に¨ぃ¨ぃ¨ぃ¨ぃ¨ぃ¨」
ほむら「何でぢょっど抱ぎじめ¨だだげで気味悪がる¨の¨よ¨ォォォォォォ!?」
さやか「とりあえず落ち着いて!」
ほむら「あ¨な¨だも私を¨¨気持ぢ悪い¨っで思っでる¨ん¨でじょォォ!?み¨ぎざや¨がぁ¨ぁ¨ぁ¨ぁ¨!!」
さやか「い、いや……そんなことないって」
ほむら「う¨ぞよ¨ォォォ!!」
さやか「何この悪魔面倒い」
ほむら「ぼら¨め¨ん¨どい¨っでい¨っだぁぁぁぁ!!」
さやか「本当だって。さっきは引くって言ったけど、自分の家の中で何しようが自由だし、よく考えたら一人芝居くらい普通だよ。変じゃない」
ほむら「うぅ……グスン…本当に?」
さやか「さやかちゃんは嘘つかないよ」
ほむら「もしかしてあなたも上條恭介を想って一人芝居したりするの……?」
さやか「いやそれはねーわ」
ほむら「うぅぅぅぅぅ」ブワッ
何この悪魔かわいい
さやか(しまったつい本音が)
ほむら「ウッグ……ヒッグ……」
さやか「っ……分かった!まどかとアンタの仲とりもつから泣き止みなって!」
ほむら「!」
ほむほむ(´-ω-`)
--数分後--
ほむら「で?どうやって私とまどかの仲をとりもつつもりなの?」
さやか「いきなり態度でかくなるな、アンタは」
ほむら「言っちゃなんだけどまどかの私に対する好感度は最悪よ?」
さやか「自分で言ってて悲しくないの?」
さやか「要するに印象良くした上でまどかと接するきっかけが欲しいんでしょ?」
ほむら「ええそうよ」
さやか「じゃあ話は簡単だよ」
さやか「まどかに何か可愛らしいものプレゼントしてあげればいいんだよ」
つまりほむほむ自身をプレゼントすればいいのか
ほむら「プレゼント……?」
さやか「そ、あの子そういうイベントが好きでさ。アメリカ行く前はよくぬいぐるみの交換とかやってたんだよね」
さやか「話題作りにもなるし、好意も伝わるし、印象良くするにはもって来いなんじゃない?」
ほむら「なるほど」
さやかちゃんって
アメリカ行ってたんだ
>>22
お前叛逆見てないだろ
~~翌日-放課後~~
さやか(さてほむらの奴上手く渡せたかな。自信あるって言ってたけど)
さやか「!」
ほむら「……」トコトコ
さやか「おーす!どうだった?」
ほむら「……れ…た」
さやか「え?」
ほむら「嫌われた……」
さやか「何でよ!?」
ほむら「渡した瞬間に『気持ち悪い』って……」
さやか「あのまどかが!?アンタ一体何渡したのよ!」
ほむら「可愛らしい下着セットを」
さやか「バカじゃねーの?!」
さすがほむほむ
ほむら「円環の理からまどかの人格を抜き出した際にどさくさに紛れてまどかの趣味は全部把握したはずなのに……」
さやか「そんなしょうもないことに悪魔の力使わないでよ……なんかむなしくなるから」
ほむら「何がいけなかったのかしら?」キョトン
さやか「アンタはどこまで愚かなの?」
>>23
見たよ
そんな話、あったか!
忘れてたぞ
>>28
アメリカ行ったのはさやかじゃなくてまどかだろ
ほむら「どうすれば……」
さやか「あ~もう分かったよ。直接まどかにフォロー入れてくるから、頃合い見計らって入って来てよ」
ほむら「美樹さやか……」
ほむら「あなたのこといつも足を引っ張るゴミ屑野郎と思っていたのだけど、意外と頼りがいがあったのね」
ほむら「今まで冷たく当たってごめんなさい」シュン
さやか「!」
さやか(くっ……これがギャップ萌えか)
さやか「な、何だよ……気色悪いな」
ほむら「あと嫌がらせとして上條恭介を志筑仁美とくっ付けてしまってごめんなさい」
さやか「一発殴らせろ」
ほむほむ悪魔やわ…
~~教室~~
さやか「おーす!まど……」
まどか「さやかちゃん……」ボーッ
さやか「……」
さやか(何でレイプ目なの?)
さやか(おい私の親友に何しやがった)ギロッ
ほむら「……!?」ブンッブンッ
まどか「どうしたのさやかちゃん?」ボーッ
かーなーしーみーのー
さやか「い、いや何でもないよ」
さやか「それよりまどかの方こそどうしたの?何があったの?」
まどか「……さっきほむらちゃんにあってさ」
まどか「こんなの渡されたんだ」
さやか「……うわぁ」
さやか(何で大切な所隠す部分に穴が空いてんのよ!?それもう下着の意味ないじゃん!)
さやか(というかこれ完全にただのアンタの趣味でしょ!)チラッ
ほむら「……」ドヤッ
まどか「前から急に抱きつかれたり、ジロジロ見られたりされて、怪しいな変だな、って思ってたけど」
まどか「それでも私はほむらちゃんと仲良くしたいな、って思ってたの」
ほむら「!」
まどか「でも……」
さやか「こんなことされたらねぇ」
まどか「ううん。そうじゃないの」
さやか「え?」
まどか「さやかちゃんには言ってなかったけど、転校して来てからリコーダーが盗まれたり、下着がなくなったり、椅子にべちょべちょした水が付いてたり……」
まどか「とにかく奇妙なことがたくさんあったんだよ」
さやか「ゆ、許せないね!犯人は誰か分からないけど!」
まどか「さやかちゃんそれ本気で言ってるの?」下着ブラーン
さやか「……」
椅子にべちょべちょした水か…
さやか(いくらアンタでもそんなことしないよね? 越えちゃいけない一線は弁えてるよね?)チラッ
ほむら「……」プイッ
さやか(マジかよ)
悪魔になったのにやってること前と変わんねえじゃん…
まどか「私も今まで犯人がほむらちゃんかどうかは確信は持てなかった」
まどか「でもこんなの渡されたら……ね」ブラーン
さやか「……」
さやか(これはフォロー出来ませんわ)
さやか(……というか何やってんだろ私)
さやか(どうしてほむらとまどかの仲を取り持つことになったんだっけ?)
さやか(最初はただ悪魔を退治しようとしてただけなのに)
さやか(悪魔?あれ悪魔って何だっ……)
ほむら『円環の理からまどかの人格を抜き出した際にどさくさに紛れてまどかの趣味は全部把握したはずなのに……』
ほむら『円環の理からまどかの人格』
ほむら『円環の理』
さやか「円環の理……?」ボソッ
まどか「!」
!?
まどか「そうだ……私もっと大きな……」
タタタタッ
ほむら「まどかぁぁぁ」ギュゥゥウ
まどか「!?」
さやか(うわ、詰んだ)
詰んだ詰んだ\(^o^)/
まどか「ほむらちゃん…………」
まどか「は、恥ずかしいからちょっと離れて欲しいなって」
さやか「……ん?」
ほむら「いやよ」キリッ
まどか「は、離してくれないと嫌いになっちゃうよ」
ほむら「それでも嫌よ!」
ほむら「どうせプレゼントに下着渡したり、リコーダーをこっそりペロペロする女なんて嫌いなんでしょ!?」ギュゥゥウウ
まどか「いやそうじゃなくて……」
まどか「今度はこっそりじゃなくて私の見てる所でやって欲しいかな」
ほむら「!」
まどか「ほむらちゃん以外の子のいたずらかもしれないと思って不安だったんだよ?」
ほむら「じゃ、じゃあ……さっき教室で呆然としてたのは……?」
まどか「ウェヒヒ」
まどか「犯人がほむらちゃんだと分かって嬉しくて///」
ほむら「まどかぁぁぁあ!!」ギュゥゥゥウウ
まどか「ウェヒヒ、今まで恥ずかしがっちゃって冷たい態度取ってごめんね」ナデナデ
さやか「何だこれ」
何だこれ
~~校門前~~
さやか「はぁ……」トボトボ
さやか(何か無駄に疲れた気がする)
上條「やあ、さやかまだ学校に残ってたのかい?」
さやか「き、恭介!……アンタの方こそどうしたの?」
上條「僕はこれから志筑さんに会いに行く所だよ」
さやか「お、デート?恭介も中々隅におけないねぇ」
上條「そ、そんなんじゃないよ……」
さやか「照れるな照れるな」
上條「もうからかうなよ……じゃそろそろ行くね」
さやか「う、うん……じゃあね」
上條「うん。じゃあね」
さやか「っ……。待って!」
さやか「さやか!? どうしたんだい?!放してくれ!」
さやか「……ないで」
さやか「え?」
さやか「一人に……しないで
さやか「さやか……」
さやか「お願い……」
さやか「……うん。分かったよ。さやかを一人ぼっちに何てさせない。僕がずっと君の側にいるよ」
さやか「恭介……」
ほむら「やだまどか怖いわ」ギュゥゥ
まどか「さやかちゃん……」
さやか「」
完
そういえばまどかがアメリカ育ち設定になったのって何でだろうね
乙ほむ
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