穂乃果「スタンド?」 (46)

不良「君かわうぃーね。俺達と一緒に遊ばない?」

穂乃果「今は少し急いでるので、また今度お願いします」

不良「そんなこと言わないでさぁ、気持ちいいことしようよ」

穂乃果「あ、触るのはやめてください。一応スクールアイドルというものをしてますので」

不良「スクールアイドル?何それ聞いたことないよ。そんなの気にしないで遊ぼうぜ?」

穂乃果「触るな!!」

その瞬間地面が傾いた

不良「うお、地震か」

グラッ

不良「いや、これは地震じゃあない。地面が傾いていやがる!ちょ、地面が直角90度に傾きゃアアアアアアアアアアアアアアアアあああああ!!!!」

不良達は夜の街へ落ちていった

穂乃果「・・・ハイ・スコープ・・・」

ハイ・スコープ「ヴヴヴヴヴ」

それから私の身体にはハイ・スコープが宿るようになった
調べてみるとこれはスタンドと呼ばれるもので、スタンドはスタンド能力者にしか見えないらしい
そのため日常生活にはほとんど影響はない
あるとすれば、ハイ・スコープには地面を傾ける能力があるようで、通学が少し便利になったくらいだ

今日も私はスクールアイドル活動の為に体力作りの一環として男坂を登っていた

穂乃果「はぁはぁ、もう走れない」

海未「その程度で根を上げていてはアライズに勝つことはできません。もう一周してください」

穂乃果「もう無理だよぉ」

海未「ラブライブに優勝したいんでしょう?やりなさい」

穂乃果「もう、仕方ないな・・・・・・ハイ・スコープ。」

海未「なッ・・・」

穂乃果はハイ・スコープの能力で、登り坂を下り坂にして階段をかけあがっていった

海未「穂乃果、あなた陸上部に行った方がいいのでは?」

穂乃果「そんなことないよ!!」

小鳥「・・・まさか穂乃果ちゃんもスタンド使いだったなんて」

穂乃果「?小鳥ちゃん、何か言った?」

小鳥「ううん、何でもない」

スタンド使いに目覚めてから、もう一つ日常生活に影響したことがある

にこちゃんが私に距離を置くようになったことだ

穂乃果「ねぇ、にこちゃん」

ガタッ

にこ「ちょっと用事思い出しちゃったから帰るわね」

穂乃果「・・・ハイ・スロープ」

ハイスコープが床を傾かせ、にこは体勢を崩して顔から転けた

真姫「ドジねぇ」

にこ「痛た・・・ちょっと、何すんのよ穂乃果!」

海未「今のは穂乃果は関係ないと思いますが」

にこ「ハッ」

穂乃果「にこちゃん、やっぱり・・」

にこ「バレちゃ仕方ないわね、アロー・ツーファイブ!」

にこのスタンドが穂乃果に弓を引いた

穂乃果「!!」

パシッッッ

雀のスタンドがアロー・ツーファイブの弓を弾き飛ばした

にこ「ぎやアアアアアアアアアアアアアアアアあああああああああああ!!!!」

真姫「あんた病院行ってきた方がいいわよ」

穂乃果「屋上から落ちてったけど大丈夫かな

ことり「大丈夫。スタンド使いはこの程度で死んだりはしない」

ズシャッッ

穂乃果「ッ」!

穂乃果の腕から突如血が流れた

ことり「ホノカチャン!?」

穂乃果「くっ、かすり傷程度だから大丈夫だよ・・・」

微妙カット

穂乃果「屋上から落ちてったけど大丈夫かな?」

ことり「大丈夫。スタンド使いはこの程度で死んだりはしない」

ズシャッッ

穂乃果「!」

突如穂乃果の腕から血が流れた

ことり「ホノカチャン!」

穂乃果「くっ、この程度、所詮はかすり傷だから大丈夫だよ……」

スタンド使いに目覚めてから二つ目に日常生活に影響したこと
それは唐突に出血をするようになったことだ

海未「どうしたんですかその傷?」

穂乃果「実は昨日転んじゃって」

海未「そうですか、それは気をつけて下さ」

すると突然、穂乃果の膝が流血した

穂乃果「ぐああああぁぁぁぁぁ!!」

海未「ほ、穂乃果!

穂乃果は膝を抱え、ふと窓の外を見上げると、屋上に部費の件で対立したことのある美術部の部長がいることに気づいた

スタンド使いに目覚めてから二つ目に日常生活に影響したこと
それは唐突に出血をするようになったことだ

海未「どうしたんですかその傷?」

穂乃果「実は昨日転んじゃって」

海未「そうですか、それは気をつけて下さ」

すると突然、穂乃果の膝が流血した

穂乃果「ぐああああぁぁぁぁぁ!!」

海未「ほ、穂乃果!

穂乃果は膝を抱え、ふと窓の外を見上げると、屋上に部費の件で対立したことのある美術部の部長がいることに気づいた

穂乃果「痛ったあああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!」

とどっちがいいだ

美術部の部長の背後からは緑色のスタンドのようなものが見えた

穂乃果「まさか、美術部の部長が逆恨みでこんなことをしてるんじゃ・・・」

穂乃果はスロープ・ハイで下り坂に傾け、僅か10秒で向かいの屋上に辿り着いた

美術部の部長「・・・生徒会長じゃあありませんか」

穂乃果「今まで私の傷はあなたの仕業なの?」

美術部の部長「いやなんのことですか」

穂乃果の頬から血が流れた

美術部部長「急所は外したか・・・」

穂乃果「どうやら拳で語り合うしかないようだね」

にこ「待ちなさい、穂乃果」

穂乃果「に、にこちゃん?」

にこ「その美術部の名前は、『花京院良子』。アンタ1人が挑んで勝てる相手じゃないわ」

穂乃果「じゃあ、どうすれば」

にこ「私に考えがあるわ」

穂乃果「!」

穂乃果の頬から血が流れた

美術部部長「ケッ、急所は外したか」

穂乃果「どうやら拳で語り合うしかないみたいね」・・・

にこ「待ちなさい、穂乃果」

穂乃果「に、にこちゃん?」

にこ「その美術部の名前は、『花京院良子』。アンタ1人が挑ん で勝てる相手じゃない」

穂乃果「じゃあ、どうすれば」

にこ「私に考えがあるわ」

海未「新曲を作りましょう」

穂乃果「新曲?」

海未「ラブライブ本選では、なるべく新曲を踊った方が有利だそうです」

穂乃果「なるほど」

真姫「それなら作曲は任せて」

絵里「そうね。作曲は真姫が得意だからね」

真姫「音楽室で作ってくるわ。曲を作ってる間は、なるべく1人にしてちょうだい」

海未「新曲を作りましょう」

穂乃果「新曲?」

海未「ラブライブ本選では、なるべく新曲でいった方が有利だそうです」

真姫「それなら作曲は任せて」

絵里「そうね。作曲は真姫が一番得意だからね」

真姫「それじゃあ、音楽室で作ってくるわ。曲を作ってる間は1人になりたいから誰も入って来ないで頂戴」

海未「新曲を作りましょう」

穂乃果「新曲?」

海未「ラブライブ本選では、なるべく新曲でいった方が有利だそうです」

穂乃果「なるほど」

真姫「それなら作曲は私に任せて」

花陽「作曲は真姫ちゃんが一番得意だからねッ」

真姫「それじゃあ、音楽室で作ってくるから曲を作ってる間は誰も入って来ないで頂戴」

真姫が作曲をしている間、μ'sのメンバーは作詞作りに励んでいた

穂乃果「アーユレディーアイムレディーなんてどうかな?」

絵里「うーんμ'sっぽくない気もするわ」

海未「なかなか決まらないですね・・・」

にこ「もう真姫に全部やらせた方がいいんじゃない?」

穂乃果「じゃあ凛ちゃん真姫ちゃん呼んできて」

凛「でも真姫ちゃん、音楽室に入るなって言ってたにゃー」

希「一年が口答えするなんていい度胸やね・・・」

真姫が作曲をしている間、μ'sのメンバーは作詞作りに励んでい た

穂乃果「アーユレディーアイムレディーなんてどうかな?」

絵里「うーんμ'sっぽくない気もするわ」

にこ「もう真姫に全部やらせた方がいいんじゃない?」

穂乃果「それもそうだね、じゃあ凛ちゃん真姫ちゃん呼んできてよ」

凛「でも真姫ちゃんは音楽室に入るなって言ってたにゃー」

希「一年が口答えするなんていい度胸してるやん」

凛「い、いきます」

あ、上げちゃった

それから先輩達に脅された私は音楽室に着いた

ガラッ

凛は音楽室の扉を開ける

真姫「出来たわ、最高の作曲が。さすが私のスタンド『トルース・プリンセス』・・・て、り凛!?なんでここにいんのよ!」

真姫の後ろには『トルースプリンセス』というスタンド作曲をしていた

凛「真姫ちゃん・・・ゴーストライターだったの?

それから、先輩達に脅された私は音楽室に着いたにゃー

ガラッ

凛は音楽室の扉を開けた

真姫「出来たわ、最高の曲が・・・。さすが私のスタンド、『トルー ス・プリンセス』・・・って、凛!?なんでここにいんのよ!」

真姫の後ろで、『トルースプリンセス』というスタンド作曲をし ていた

凛「真姫ちゃん・・・ゴーストライターだったの?」

それは私の人生を狂わす発見だった

なんであの時、先輩達の脅迫に従ってしまったのか後悔してしまう時がある
あの時音楽室で見たものせいで、私の人生の歯車はくるってしまった
ただ、あの人が駆け付けてくれたのは、不幸中の幸いだった。あの人が来なかった時のことは・・・考えたくもない

音楽室

凛「真姫ちゃん、先輩達が呼んで・・・」

先輩達に脅された私は音楽室に着いた

ガラッ

凛は音楽室の扉を開けた

真姫「出来たわ、最高の曲。さすが私のスタンド、『ウェスト・ウッド・フィールド』ね・・・凛、なんでここにいんのよ」

真姫の後ろでは、ウェスト・ウッド・フィールドが作曲をしていた

凛「真姫ちゃん・・・ゴーストライターだったの?」

なんであの時、先輩達の脅迫に従ってしまったのか後悔してしま う時がある あの時音楽室で見たものせいで、私の人生の歯車はくるってし まった ただ、あの人が駆け付けてくれたのは、不幸中の幸いだった。あ の人が来なかった時のことは・・・考えたくもない

先輩達に脅された私は音楽室に着いた

ガラッ

凛は音楽室の扉を開けた

真姫「出来たわ、究極の曲・・・。さすが私のスタンド、『ウェスト・ ウッド・フィールド』ね・・・凛、なんでここにいんのよ」

真姫の後ろでは、ウェスト・ウッド・フィールドが作曲をしてい た

凛「真姫ちゃん・・・ゴーストライターだったの?」

真姫「出来たわ、究極の曲・・・!さすが私のスタンド、『ウェ スト・ ウッド・フィールド』ね・・・凛、なんでここにいんの よ

真姫「悪いけど、私がスタンド使いだったこと、ゴーストライターを使ってたことを知られてしまった以上あなたを生かして返す訳にはいかないわ」

凛「だ、誰にも言わないから帰してくれにゃー!」

真姫「凛みたいな口が軽い女は信用出来ないわ、ウェスト・ウッド・フィールド!」

ウェスト・ウッド・フィールドがの能力で音楽室から複数の木が生え凛を襲った

凛「やるしかないみたいだね・・・スター・スカイ!」

凛のスタンド、『スター・スカイ』がポケモンのスピードスターのようなものを飛ばして木を切り裂く

凛「もうやめにするにゃー!」

真姫「スタンドバトルをしてしまった以上は、もう理事長にバレて実験材料にされるのは避けられないわ。もう生きるか死ぬかよ」

真姫「スタンド使いだったこと。ゴーストライターを使っていたこと。この二つを知られてしまった以上、あなたを生かして返す訳にはいかないわ」

凛「だ、

真姫「凛みたいな口が軽い女は信用出来ないわ、

ド・フィールド!」

ウェスト・ウッド・フィールドがの能力で音楽室から複数の木が 生え凛を襲う

凛「やるしかないみたいだね・

凛のスタンド、

のようなものを飛ばして木を切り裂く

凛「もうやめにしない?」

真姫「スタンドバトルをしてしまった以上は、

て実験材料にされるのは避けられないわ。

よ」

真姫「これで終わりよ、凛!!」

ウェスト・ウッド・フィールドが凛に殴りかかる

凛(よ、よけらんねえ)

次の瞬間、金色のスタンドがウェスト・ウッド・フィールドの拳を受け止めた

絵里「暴力は関心できないわ、真姫」

真姫「あんた・・・なんで分かったのよ」

絵里「分かるのよ、私には」

真姫「これで終わりよ、凛!!」

ウェスト・ウッド・フィールドが凛に殴りかかる

凛(よ、よけらんねえ)

次の瞬間、金色のスタンドがウェスト・ウッド・フィールドの拳 を受け止めた

絵里「暴力なんて関心できないわね、真姫」

真姫「あんた、なんでここに」

絵里「こうなってることは全てお見通しなのよ」

絵里「こうなってることは全て分かるのよ、私には」

真姫「くっ、それがなんだって言うのよ」

ウェスト・ウッド・フィールドの能力で複数の木が絵里を襲う

絵里「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ッ!!」

絵里のスタンド、『ザ・ワールド』木を全て粉砕した

真姫「バ、バカな・・・」

絵里「この木みたいになりたくなかったら、今すぐスタンドを仕舞いなさい」

凛「ありがとう、絵里ちゃん」

絵里「例には及ばないわ。'sは1人でもかけたら、ダメだもの」

その時の絵里ちゃんの表情は、どこか憎悪に満ちていたような気がした

第二部『スタースカイ・凛クルーズ』 完

ラブライブの決勝戦まで勝ち進んだ私達は、真姫の作った新曲を歌い終えて、結果発表を待っていた
μ'sのメンバーはと言うと、皆両手を合わせて名前が呼ばれることを祈っていた

司会者「第二回ラブライブの優勝チームは・・・」ドドドド

司会者「アライズ」バァン

バッ

海未はベッドから起き上がった

海未「・・・なんていう夢見てるんですか、私は」

海未「デジャヴ?」

穂乃果「うん」

親友の穂乃果が突然妙なことを相談してきた

ある日、自分に『スロープ・ハイ』というスタンドが憑いて、それから三つの奇妙な出来事が起った
そのうちの唯一解決できていないのが、デジャヴだという

海未「漫画の見すぎじゃありませんか?そんなことありえません」

穂乃果「じゃあ証拠を見せてあげる・・・スロープ・ハイ」

穂乃果は壁の前まで歩くと、そのまま壁の上を歩き始めた

海未「・・・分かりました、信じましょう」

穂乃果「ありがとう海未ちゃん!」

海未「それにしてと、スタンド使いに目覚めたこととデジャヴは関係なさそうに思えますが・・・」

穂乃果「あああ」

海未「・・・分かりました。じましょう」

穂乃果「ありがとう海未ちゃん」

海未「それにしても、スタンド使いに目覚めたこととデジャヴは 関係なさそうに思うのですが」

穂乃果「そこなんだよね。wikiにも関連性はないって書いてあったし」

にこ「ちょっと、あんた達何話してるのよ。ラブライブ本線は、三日後に迫ってるのよ」

海未「このけんにかんしてはおわったらしようぜべいべー!」



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その後私達は今日の練習を終えてそれぞれ帰宅していた

海未は帰宅中、さまざまなことに思い更けっていた

穂乃果の前ではああ言ったけど、スタンドなんて、本当に存在するなんて思えません

海未がそんなことを考えていると、一人の少女が海未の前に立った

亀田「」

その後μ'sは今日の練習を終えてそれぞれ帰宅していた
海未は帰宅中、様々なことに思い更けっていた

海未「スタンドなんて都市伝説だと思っていたのに、まさか実在していたなんて・・・」

海未がそんなことを考えていると、一人の少女が海未の前に立った

亀田「あんたがμ'sの園田海未カメ?」

海未「?どちら様でしょうか」

亀田「私はミュータントガールズの亀田カメ!ラブライブ優勝の為、お前を潰しに北カメ

亀田「いでよ、我がスタンド、タートル・ヘッド!」

亀田のタートル・ヘッドは海未をふっ飛ばした

海未「がはっ!」

亀田「スタンド使いじゃない奴から潰してく・・・我ながらなんという策士!カーメカメカメカメ!」

?「時よ止まれ!ザ・ワールド」

亀田「いでよ、我が化身、タートル・ヘッド!」

亀田のタートル・ヘッドは、海未をふっ飛ばした

海未「がっは!」

亀田「カーメカメカメカメ!スタンド使いじゃない奴から潰してく・・・我ながらなんという策士!とどめだ、海未」

絵里「時よ止まれ!ザ・ワールド!!」

亀田「いでよ我が化身、タートル・ヘッド!」

亀田のタートル・ヘッドは、海未をふっ飛ばした

海未「がはッ!?」

亀田「カーメカメカメカメ!スタンド使いじゃない奴から潰してく・・・我ながらなんという策士!」

海未「くっ、スタンドが見えないからどこから攻撃してくるか分からない・・・」

亀田「とどめカメ、園田!」

絵里「時よ止まれ!ザ・ワールド!!」

一瞬にして、海未の前に絵里が現れた

亀田「カ、カメ!?」

絵里「μ'sの邪魔になるやつはRYYYYYYYY」

海未「絵里、あなたは一体・・・?」

絵里「私はしがないブランドー家の末裔よ。そんなことより海未は三日後のラブライブのことだけ考えてればいいわ」

海未は絵里から、決心のようなものを感じ取った

第三部 『ソノダ・オーシャン』 完

今日はラブライブ本選だ
私は緊張して眠ることが出来なかった
今年で卒業を控えた私達3年生にとって、今日のラブライブ本選はμ'sとして活動する最後の日となるだろう

絵里「死んでも優勝する」

私はそう心に決めて会場へと向かった

ラブライブ会場

穂乃果「今日は絶対に優勝しよう」

にこ「当たり前じゃない」

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