安価 P「あの玲音と料理番組だって?」 (198)
小鳥「ええ、先方からのオファーで、ぜひうちの子たちとやりたいと」
P「いいじゃないか!またとないチャンスだろう」
小鳥「ええ!なので早速だれに行ってもらうか決めようと思うんです」
P「そうだな、>>2と>>3でいいんじゃないか?」
※原則被ったら安価↓でいきます
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千早
千早
春香
P「千早と春香でいいんじゃないか」
小鳥「じゃあそういうことでスケジュール組んじゃいますね」
P「しかし玲音さんって確か『あの』アイドルを尊敬してるって聞いたような……まあいいか」
後日
千早「なんで私が料理番組……」
春香「最近千早ちゃんもお料理してるじゃない」
千早「そうだけど……はぁ」
玲音「おはよう、お二人とも」
春香「あ、おはようございます! ほら千早ちゃん!」
千早「おはよう、ございます?」
春香「千早ちゃん、それは某876の子の持ちネタだから!」
玲音(なんだか賑やかな子たちね)
玲音「じゃあ早速なんだけど今日のテーマを発表するわね」
春香「テーマ……!」
千早「まあ、なんでもいいですけど」
玲音「今日作るものは>>9よ!」
グラタン
玲音「グラタンよ!」
春香「あ、案外普通ですね」
千早「グラタンくらいなら私でも……」
玲音「でもただ作るだけじゃ面白く無いでしょ?」
千早(嫌な予感)
春香(おいしい予感!)
玲音「というわけでまず材料調達から始めましょう」
はるちは「材料調達ぅ!?」
春香「こういうのって、番組に用意してあるもんじゃないんですか?」
玲音「だって面白く無いでしょ」
千早「面白さって一体……」
玲音「さらに各人がオリジナリティのある品を出すことが原則よ!」
千早「目眩がしてきたわ」
春香「うーん、テレビ受けがいいのはどういうやつかなあ……」
玲音「じゃあ早速分かれて材料調達を始めましょう。あ、言い忘れてたけど」
春香「?」
玲音「原則として小売店での買い物は禁止ね♪」
はるちは「えーーーー!!!」
春香サイド
春香「うーん、私は>>16風のグラタンにしますか」
春香「カメラさんもそのほうがいいと思うでしょ?」
ザーメン
インド
春香「白くて粘り気があって、イカの香りなんかしちゃうのが、いいかなぁ……ねっ」※カメラ目線
カメラ「は、はい!いいんじゃないでしょうか!」鼻血タラー
春香(お色気は私のキャラじゃないんだけど、こういう画は千早ちゃんに期待できないからね♪)
春香「じゃあまず>>20をとりに行こー!」
安価そのままとるんか……(困惑
片栗粉で
精子
春香「お魚の白子なんか入れてみましょうか!」
春香「というわけで漁港にやってきたよ、よろしくお願いします!」
漁師「よろしくね!うちの息子が春香ちゃんのファンでね、今日は私も張り切っちゃいますよ!」
春香「そうなんですか!嬉しいな~。じゃあ後で何かサインしてお贈りしますね!」
漁師「ありがとうね。でも大丈夫かい?こんな可愛らしいお嬢さんがイカ釣りなんて」
春香「今の時期はイカの白子が珍味として取れると聞いたので!」
漁師「日も暮れたから船を出すよ。船酔いとかは大丈夫?」
春香「多分大丈夫です!」
漁師「じゃあ出港!」
数時間後
春香「オロロロロロ」←モザイク
漁師「はっはっは!だらしがないぞ!」
春香「正直沖合をなめてました……」
なんやかんやで
春香「新鮮なイカ、ゲットしましたよ!うーん、い・か・く・さ・い♪」
春香「白子は加熱調理するとチーズのようになって美味らしいです。楽しみですね」
千早サイド
千早「春香はなんか暴走してるみたいね……そこまで芸人根性出さなくてもいいのに」
千早「私は技量もないし>>29かしら」
牛乳
千早「オーソドックスかつオリジナリティを出したいから、乳製品を色々使ってみようかしら」
千早「まず>>32を取りに行きましょう」
チーズ
生搾り牛乳
千早「チーズね。グラタンと言ったらチーズでしょう」
千早「というわけでチーズ工房にお邪魔します。本日はよろしくお願いします」
職人「よろしく」
千早「あの、番組のコンセプト的になにか体験できる工程があると嬉しいのですが」
春香『千早ちゃんダメだよそんな露骨な言い方しちゃ!』キュピーン
千早「黙れ」キュピーン
職人「? そうですね、一日で作れるものとしてはフレッシュチーズになります。モッツァレラとか、わかりますか?」
千早「はい、スーパーでもみかけますよね」
千早「作業着に着替えました。ちなみに当日納豆やキムチを食べてからくるのは基本的にNGだそうですよ」
千早「それでは、改めてよろしくお願いします」
職人「はい、それでは作業しながら説明をしていきましょうか」
職人「まず低温殺菌の牛乳を人肌くらいに暖めていきます」
千早「湯煎ですね」
職人「直火だと熱くなりすぎてしまいますので。それで十分温まったらこちらを加えます」
千早「ヨーグルトですか?」
職人「ええ。ヨーグルトの中にいる乳酸菌に軽く発酵してもらいます。これがモッツァレラ特有の味わいになるわけです」
千早「なるほど……」メモメモ
職人「この後、塩水に酵素を混ぜたものを加え、チーズとして固めていきます」
職人「最近はカビから抽出した酵素で固めることも多いんですが、うちでは牛の第四胃からとったレンネットを使ってます」
千早「ふむふむ」メモメモ
ディレクター(なんか喋れや)
千早「なんやかんやでモッツァレラチーズ、作ることが出来ました」
千早「少し食べましたが、美味しかったです」ニコッ
ディレクター(あ、この笑顔で撮れ高十分だわ)
玲音サイド
玲音「さて、私が作るのは>>46のようなグラタンよ!」
食べた時に漫画のようなリアクションが期待出来る
玲音「食べた時に漫画のようなリアクションが期待できるグラタンよ!」
玲音「理想は焼きたてジャパンとか食戟のソーマね!」
玲音「包丁人味平も好きだけどカレーをやたら長くやっていた印象しかないわ!」
玲音「あ、美味しんぼはきらいじゃないけど化学調味料をdisり過ぎだと前々から思っていたの!」
AD(コンセプトになってないんだよなぁ)
玲音「じゃあそんな究極で至高なグラタンの材料を調達しに行きましょう」
AD「あの、なにを取りに行くのかだけ説明していただきたいんですけど……」
玲音「それは、>>50!」
ツバメの巣
ハーブ(意味深)
玲音「そうね、ツバメの巣を」
AD「もしもし、プロデューサーですか。あのですね、飛行機代は出せますかね」
番組P『はあ!?なんで飛行機使うロケになるのよ!』
AD「あの、玲音さんが」
番組P『あ、いいよ。うん。最低でもビジネスクラスで』
玲音「ツバメの巣は主に東南アジアで取れます」
玲音「日本のツバメは泥や羽根で固めた巣を作りますね。ですがあれは食べられません」
玲音「食用のツバメの巣には、アナツバメという鳥達が岸壁に自分たちの唾液のみを固めて作った巣を用いるそうです」
玲音「私は今、その貴重な巣を求めてボルネオ島まで来ています」
AD(僕はエコノミークラスでした)
玲音「こちら、現地のガイドの方です。『よろしくお願いします(現地語)』」
ガイド『よろしく。驚いたよ、君は通訳を介さないんだね』
玲音『ふふっ、オーバーランクアイドルの嗜みです』
ガイド『それでは早速巣穴のある岩山を登って行くよ』
AD(マジで登山かよ!)
ガイド『ヒルが多いからね、気をつけてくれよ』
玲音『覇気で散らしながら行きましょうか』ゴゴゴゴッ
ガイド『面白いことを言うお嬢さんだ』HAHAHA
AD(その覇気で散らされたヒルが全部俺に来るんだけどー!)
AD「はぁ、はぁ、やっと着いた……」
玲音「だらしが無いですね」
AD「すみません……」
ガイド『だが、本番はここからだ。岩山にあいた洞窟を降りていくんだが、中はコウモリやアナツバメの糞で臭うし滑るぞ』
玲音『気を引き締めてかからないといけませんね』
AD(なんとなく嫌なことが起こることは分かった)
AD「うおー!くせー!膝まで糞に埋まる―!」
ガイド『命綱を離すなよ!全身に糞を浴びたら大変なことになるぞ』
玲音「たしかに、コレはなかなか!」
※数時間強たって
玲音「なんと素晴らしい光景なんでしょう……!」
AD「こいつはすげえや……」
ガイド『この山のてっぺんまで突き抜けてる大空洞だ。遥か上から光が注ぐのがわかるだろう』
玲音『そして岸壁に無数に見えるのが』
ガイド『そう、君たちの探しに来たツバメの巣さ!』
ガイド『幾つか鋼鉄の梯が立っているだろう、あれに上って巣を取るんだ』
AD「玲音さん、マジでやるんですか?相当危ないですよ」
玲音「ここまで来てなにを言っているの、取るに決まっているわ」
ガイド『まずは俺がお手本を見せるよ。あと言うまでもないが、なるべく卵や雛鳥のいない巣を選ぶんだ』
玲音『わかりました。よろしくお願いします』
数分後
ガイド『こんな感じで取る。無理やり剥がすのではなく優しく優しくな』
玲音『では、参ります』
玲音「なんやかんやで、ツバメの巣をゲットしました!」
AD「あ、もしもし、あの今回の撮れ高をですね、シートンと一緒!の方で使えると思うので、はい」
春香サイド
春香「イカの白子と、もちろんイカの身も使うんだけど、それだけでインパクトのある品にできるかなぁ」
カメラ(インパクトじゃなくてオリジナリティだったはずなんだけど、まあいいか)
春香「>>67を使うとグラタンの食感が良くなる気がする!」
ウニ
春香「ウニですよ!ウ・ニ!」
春香「ちょうど漁港にいるし、ウニ漁もやらせてもらいましょうか!」
※ウニ漁について調べたりコーヒー一杯飲んだりするので23時位までお休みです
春香「ウニ漁の船はこの辺りって聞いたんだけど……」
カメラ「あ、天海さん、此処から先サポートメンバーの方1人いらっしゃいますので」
春香「船酔いひどいから助かります!で、誰が来てくれてるのかな?」
カメラ「>>75さんです」
アイマス登場人物(アイドル限定)でお願いします
ミリオンは映画に出てた子のみでご容赦ください
そぐわない安価は安価↓でいきます
日高舞
小鳥
※アイドル限定なので、すまぬ!
響「春香ー!こっちだぞー!」
春香「響!来てくれたんだ!」
響「どうせ春香のことだから自分の映る時間が減るとか思ってそうだけど、一緒に頑張るさー!」
春香「嫌だなー、そんなこと考えてるわけないジャーン」
響「春香は船酔いがひどいんだから自分が漁に行くよ」
春香「いやその理屈はおかしい」
響「ほら」
春香「あっ」
響「はいさい!というわけでこっから先は自分が進行するよ、よろしくね!」
春香「オロロロロロ」
響「無理するから……」
漁師2「ははは……じゃあまず漁法の説明から」
響「お願いします!」
漁師2「ウニの漁はポイントに付いた後、小舟を出してその上で行います」
漁師2「小舟を動かしながら覗き眼鏡で水中を見て、タモ網ですくう、という単純な漁です」
響「それなら自分でもできそうだぞ!」
漁師2「だけど水深に合わせてタモ網の長さを調節しないといけないから結構難しいですよ」
響「大丈夫!自分、完璧だからな!」
数時間後
響「なんやかんやあってウニゲットだぞ!」ビショビショ
春香「響の沈は見ものでした」
響「ぐぬぬ……ずっとダウンしてたくせにそういうところは見てるんだから!」
千早サイド
千早「さっきはモッツァレラも作ったけれどグリュイエールとエメンタール、それにラクレットをもらえたわ」
D(買ったんです!)
千早「乳製品中心のグラタン、いい感じに作れそうね。次は>>85を用意しましょうか」
生クリーム
マカロニ
千早「マカロニは外せないわ!子供の頃、優、お母さん、お父さんと食べたあの味……」
D「はいカメラ止めて、止めて!」
……
千早「ごめんなさい、取り乱しました」
D「いいんですよ、それより、玲音さんのほうがかなり強烈なロケになってるらしく、765のお二人にはサポートメンバーが入ることになりました」
>>94「よろしくおねがいします」
※さっきと同じでアイドル限定、ミリオンは映画の子だけ
雪歩
雪歩「千早ちゃん、よろしくね」
千早「雪歩、助かるわ」
D(LMG歌ってもらいたい)
千早「というわけでマカロニなんだけど」
雪歩「工場生産が主流かな?」
千早「工場に行くっていうのも……」
雪歩「あ、じゃあパスタマシーンで作ってみようか!」
千早「じゃあ小麦を収穫に行きましょうか」
雪歩「えっ」
千早「そういう番組なのよ……」
千早「なんやかんやで」
雪歩「マカロニ完成ですぅ~!」
千早「もうこのまま食べたい」
雪歩「もう少し頑張ろうね」
D(インフェルノ歌ってもらいたい)
玲音サイド
玲音「ボルネオ島、生命の奥深さ、自然の雄大さを全身で感じることが出来ました」
AD(俺は全身糞尿まみれでヒルにも食われまくりました)
玲音「ツバメの巣、大切に持ち帰りましょう」
玲音「それでは、次なる食材は>>105です!」
フォアグラ
玲音「フォアグラでしょう」
AD「はい、飛行機手配します!」
※風呂離脱、場合によっては明日に持ち越し
玲音「フランスはペリゴールに来ました」
AD(おかしい、料理バラエティの移動距離じゃない)
玲音「さすがに育てるところからやる時間はないので、屠殺をやらせていただきます」
AD(さらっと言うなあ)
玲音『よろしくお願いします』
牧場主『はい、よろしく』
牧場主『この子たちが食べごろのフォアグラを持っているガチョウだ』
玲音『だいぶ姿勢が不自然ですね』
牧場主『いいところに気がついたね!そう、この子たちの肝臓は今2kgから3kgほどに達している。このように頭を下げた姿勢を取るってことがいいフォアグラができている証になるんだ』
玲音『なるほど、でもそれにしては元気ですね』
牧場主『うちは大量生産じゃなくて伝統的な製法をとっている。肥育の前に放牧をして基礎体力をつけさせているし、荒っぽい餌やりもしていない』
玲音『一概にフォアグラを非難するのは間違い、というわけですね』
牧場主『まあ世間では非人道的だの何だの言われるがね、需要があるかぎりは作り続けていくよ』
玲音『なるほど……ではそろそろ』
玲音「着替えました」
AD(やっと日本語喋った)
牧場主『それじゃあ、まずは手本を見せる』
牧場主『こうして脚を縛って逆さ吊りにしたガチョウの首を……』ドンッ
牧場主『一瞬で刈り取る。痛みを感じさせないようにな』
AD「うっぷ」
牧場主『吐くなら外で頼むぞ!じゃあ、レオン、やってみろ』
玲音『はい……』
玲音「行くわ……ふん!」ドンッ
牧場主『上出来だ。そのまま血抜きを行って肝臓の取り出しに入ろう』
玲音「なんやかんやでフォアグラが手に入ったわ」
AD(なんでこの人屠殺をさらっとこなせるの)
玲音「フォアグラは冷水で締めるのがポイントだったと初めて知りました」
玲音「さて、食材集めをまだ続けるか、それとも調理に入るか、皆さんの意見で決めましょう」
玲音「>>113->>117で多かった方を採用するわ」
※続きはまた明日の夕飯後くらいから始めます。お付き合いありがとうございました。
作ろう
>>115
文字化けした。続ける
人いたら、30分後くらいにスタートしたいと思います
春香「やっと東京に帰って来たー!」
響「新幹線では酔わなくて安心したぞ」
千早「遅いわよ、春香、響」
春香「ごめんごめん!」
雪歩「でも玲音さんがまだ……」
玲音「おまたせ」
AD「こひゅー、こひゅー」
雪歩「スタッフさんがぼろぼろですぅ」
春香「あ、あの、つかぬことを聞くんですけど、どちらまで?」
玲音「ボルネオからフランスまで少しね」
響「この番組なんだっけ」
千早「気にしたら負けね」
玲音「では早速調理に移りましょうか。キッチンは別室に用意があるのでそちらを使うわ」
春香「おお!燃えてきましたよ!」
響「転んで材料こぼしたりとか、やめてよねー」
玲音「ルールは皆が集めてきた食材のみを使うこと。ただし基本的な調味料はこちらに用意があります」
雪歩「千早ちゃん、頑張ろうね!」
千早「ええ」
春香サイド
響「改めて確認するよ。集めた食材はイカ(白子含む)、ウニ、それと>>128、>>129、>>130で間違いない?」
春香「うん、大丈夫!」
※「基本的な調味料」のおかげでなにが来ようとグラタンの体にはなりますのでご安心ください
マカロニ
小麦粉
チーズ
春香「マカロニ、小麦粉、チーズだね」
響「春香らしいな」
春香「響ちゃーん、どういう意味かな~」
響「ふt……いや、なんでもないぞ」
春香「ちょっと、言うなら最後まで言いなさいよ!」
響「いいから作りはじめるさー」
生クリーム
蟹
岩ガキ
千早「そう、四種のチーズに加えマカロニ(小麦の収穫からやった)、後は虎の子の生クリームが!」
雪歩「千早ちゃん、蟹と岩ガキも採ったよね!?」
玲音サイド
玲音「ふむ、天海春香と如月千早はともにシーフードとマカロニを使うようね」
玲音「でも、ファミリーレストランで食べるものだけがグラタンではないわ!オーブンで焼けば何でもグラタンになるの!」
AD「そーですね……」
玲音「私はツバメの巣、フォアグラに加えて>>140、>>141、>>142を使って一味違った品を用意するわ」
トリュフ
トリュフ
オーバーランクアイドルの愛情
※愛は選ぶまでもなく入りますのでご了承ください
玲音「トリュフ、キャビア、金箔を使うわ」
AD(まじ予算がマッハ)
春香サイド
春香「そろそろ真面目にやるよ!」
響「最初からやってよ」
春香「……はい、ではまず小麦粉を炒めてホワイトソースを作っていくよー!」
響(流したな)
春香「響は魚介類の下ごしらえをよろしくね!」
響「もうやってるよ!」
響「イカは寄生虫が怖いからきちんと包丁目を入れていくよ」テキパキ
響「白子は一度塩ゆでに」グツグツ
響「生ウニは初めて調理するけど、とりあえず殻を割って中身を塩水で洗っておくぞー」トントン
春香「響……」
響「なにー?」
春香「完璧完璧言ってるのいつもうざいと思ってたけど本当に完璧なんだね」
響「おいちょっと待て」
千早サイド
千早「あっちは賑やかね」
雪歩「なんかギスギスしてない?」
千早「芸人同士だからしょうがないわよ……さて、私達はただのホワイトソースではなく>>155風味の味付けにしていきたいのだけれど」
千早「懐かしい家庭の味……」
雪歩「う~ん、でも家庭ってそれぞれだし……」
千早「どんな味だったかしら」
雪歩「えっ」
千早「冗談よ。>>159のこと」
うえ
千早「あえて純和風に作ってみるの」
雪歩「面白そうだね、やってみよう!」
千早「私はまず出汁を取るわ。鍋に水を張って、乾燥昆布を入れて、弱火で温めていく」
雪歩「じゃあ私はその間に蟹と岩ガキの身をばらしていくね」
千早「殻は砕いて出汁をとるから捨てないで」
雪歩「へえ、そんな方法があるんだねえ」
千早(今週の少年飛翔で読みました)ドヤア
雪歩「蟹は水でゆでて、カキは日本酒で軽く洗って臭みを取ります」
千早「くっ、殻って硬いのね」ゴリゴリ
雪歩「そりゃあ殻だからねえ」
玲音サイド
玲音「さて、これだけの食材を一皿にまとめるというのは中々骨が折れそうね」
玲音「天海、我那覇ペアはオーソドックスな洋食、如月、萩原ペアはあえての和食」
玲音「だとしたら私の味付けは……>>165よ」
ブラジル風
玲音「ブラジル風ね」
玲音「豆、パームオイル、レモン、キャッサバを味の決め手とするスパイシーで元気の出る料理」
AD(これもうわかんねえな)
玲音「他の二組はマカロニを使っているので私はキャッサバをつなぎ部分に使っていくわ」
※足りない食材は用意してあった体で一つ!
玲音「まずは刻んだ玉ねぎとにんにくをパームオイルで炒めていきます」
玲音「うん、いい香りね。そこにフォアグラを入れて両面にしっかり焼き目をつけていくわよ」ジュゥー
玲音「下味はシンプルに塩と胡椒ね」
玲音「焼き目が着いたら一度フォアグラは取り出して、水と少量の牛乳で溶いたキャッサバを入れます」
玲音「その層が固まってきたらフォアグラ、薄切りのトリュフを載せて、さらに水で戻しておいたツバメの巣を」
玲音「煮豆を忘れるところだったわ。危ない危ない」
玲音「チーズで覆って、パイ生地をかぶせ、焼き上げれば完成!」
AD(美味しいのか……?)
調理終了
玲音「さあ、みんなのグラタンが出揃ったようね」
春香「自信作ですよ!自信作!」
響「精一杯作ったよ!」
千早「なんとか味をまとめることが出来ました」
雪歩「きっと美味しいですよ♪」
玲音「楽しみだわ」
AD(あなたのが一番楽しみですわ)
玲音「私としては料理に優劣は付けたくないのだけれど、一応番組なので審査を行います」
玲音「審査員はこちらの方々です!」
舞「やっほー、春香ちゃん久し振りだねー元気い?」
春香「あ、は、はい!」
黒井「ふんっ、せいぜい私を満足させてみるのだな!というか日高舞、何故貴様がいる!」
舞「え?だって最強のオーバーランクの子の実力が見たくてさー」
玲音「見せるほどのものではないですよ」
舞「……ふーん」
貴音「今日はらぁめんでは無いのでしょうか」
響「うん、貴音は少し黙ってようか……って審査員なの!?」
石油王「セキユオウデース」
武田「最後はそう、僕だ」
玲音「こちらの五名の方々に本日は審査員を務めていただきます。よろしくお願いします」
春香(ちょっと、貴音だけ違和感があるってレベルじゃないよ!)
響(そうそうたるメンバーすぎる)
実食開始
春香「ではまず私達の品から!響、給仕を」
響「お前もやるんだよ」
武田「ほう、これは……」
舞「美味しそうね、いただきま~す」モグモグ
黒井「ホワイトソースは焦げもなく滑らかだ、ふん、なかなかいい仕事をするじゃないか」
貴音「ソテーされたイカの中に旨味が凝縮されていますね」
石油王「コノチーズノヨウナイカクサイモノハ?」
春香「それは、イカの白子、精巣になります!」
響「あ、普通に言うんだ」
武田「ウニの味もよくマッチしている。見事だ」
舞「オーソドックスながら魚介の旨味を活かしてよく仕上げてあるわ。感心しちゃう」
玲音「採点は最後にまとめて行うので手元のメモに残しておいてください」
千早「では次は私達の料理を」
雪歩「頑張って作りましたぁ」
黒井「ぱっと見はチーズで閉じたグラタンのようだが」
舞「いただきまーす!」
黒井「日高舞!貴様はいつもいつも人の発言を遮りおって!」
舞「だって冷めちゃうわよ」
武田「日高くんの言うことも一理あるな。頂きます……驚い、これはビスクを応用しているのか!」
貴音「らぁめん通といたしましてはこの芳醇な出汁がたまりません」バクバク
石油王「オイシイデース」
黒井「マカロニに染みているこの味は一見派手な蟹とカキ、しかし根底にあるのは昆布出汁だな」
>>176
訂正 武田「日高くんの言うことも一理あるな。頂きます……驚いた、これはビスクを応用しているのか!」
武田「同じ魚介とマカロニでもここまで印象の違う品になるとはね、実に面白い」
黒井「奇抜に作ればいいというものではないが、なかなかだったな」
玲音「では真打登場とまいりましょうか」
玲音「私の品はこれよ!」
舞「パイ生地で包んであるのね!いっただっきまーす」サク
舞「これは……!」ズキュゥゥゥン
武田「なん、だと……」
黒井「押し寄せる香りの暴力!これはトリュフ!」
石油王「パイ生地を崩した途端に押し寄せる過剰なまでの芳醇な香り!」
千早(日本語喋ったwwww不意打ちやめてwwwww)
貴音「そして香ばしくソテーされたフォアグラと、その周りをたゆたう澄み切ったスープ……」
黒井「ツバメの巣だな。ゼラチン質を加熱とは非常識だが、崩した際中に汁気を出す場合に用いることはある。小籠包などが代表的だ。しかし貴様、ツバメの巣など使いおって」
舞「フォアグラも口でとろけるわ~!」
武田「ツバメの巣に浮かべられた金箔も実にエレガントだね」
石油王「ソノシタニハポテトキジデスカ」
貴音「粘り気があり、独特の油の香りが美味ですね」
黒井「豆とレモンでブラジル風とでも言ったつもりか、ふん」
実食終了
玲音「審査員の皆さん、ありがとうございました。それでは順位の発表に参りましょう」
春香「ちょっと食べさせてもらったけどどれも美味しかったよね」
響「玲音さんはゲテモノかとおもいきやびっくりしたぞ」
千早「春香達のが昔食べた味に近かったかな……」
雪歩「千早ちゃん!自信持とう、ね!」
順位安価
1位>>183
2位>>185
3位>>187
春香
玲音
ちーちゃん
武田「一位は僕から発表しよう、天海くんと我那覇くん」
春香「え、私達!?」
響「やったな春香!」
春香「え、嘘、私達芸人枠じゃ」
響「夢じゃないからな」
武田「どれも甲乙つけがたかったが、君たちのものが最もグラタンらしい良いグラタンだった。掛け値なしに」
春香「あ、ありがとうございます!」
響「ありがとうございます!」
黒井「二位は私から。玲音、貴様だ」
玲音「ありがとうございます」
千早(……)
雪歩(美味しくなかったわけじゃないよ、ねっ)ポンポン
黒井「高級食材を嫌味なほど使用していたが上手くまとめていた技術は褒めてやろう、しかし貴様の料理は意外性ばかりで、もてなそうという心が感じられなかった」
玲音「もてなし、ですか」
黒井「楽しさ、は伝わってきたがな。以上だ」
舞「はーい、もうわかってると思うけど三位の発表ね。千早ちゃん、雪歩ちゃん」
千早「はい……」
舞「気を落とさないで、みんな美味しかったのよ。特にわたしはあなた達の品が一番好き」
雪歩「ありがとうございます」
舞「旨味を使うという発想が良かった。塩分も控えられるしね、あなた達いいお嫁さんになるわよ」
舞「ただ、春香ちゃんと響ちゃんの品は本当にグラタンとして完成品だったし、玲音ちゃんも香りを使ったインパクトが有った」
舞「本当に僅差でした。だからお料理をこれからも続けてもっといいものを作れるようになってね」
千早「はい……!」
……
P「なかなかいい番組じゃないですか」
小鳥「舞さん、ずいぶんいい人になっちゃって!」
P「突っ込むとこそこなの」
小鳥「あ、なんか好評だったらこの番組続くかもしれないらしいですよ」
P「予算が心配だ」
小鳥「今度は小麦からラーメン作ったりしちゃったりして!」
P(ああそうだ、玲音さんはTOKIOを尊敬していたんだった)
おわり
くぅ疲
最初に精子だのザーメンだのスナイプした奴はお仕置きです
ではまたいつかお会いしましょう
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