【注意】
・オリキャラでRPGゲームが行われます。基本戦闘系で、謎解き要素はおそらくありません。
・尚、このSSのオリキャラは、女勇者などではありません。
・一部、「ソードアート・オンライン」「ログ・ホライズン」を参考にしてある箇所があります。
・不定期更新です。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1399734154
「始めの街で。」
???(私は、人混みの中に居る。その人混みはダンジョンやら武器屋ではなく、成人男性の前に大勢の冒険者が並んでいるものだった)
???(藤崎愛奈(ふじさきあいな)それが前の世界の、私の名前だ。が、今はシイナと言う名前になっている)
シイナ(名前が変わった理由は、ここがゲームの世界だから)
シイナ(言わば藤崎愛奈は実名。シイナは、ハンドルネームのようなものだ)
シイナ(そして、私がゲームの世界にいる理由は。異世界トリップだとか夢だとかバカなものではなく)
シイナ(――「仮想空間内に意識を移してプレイ出来るゲームの発売前抽選が雑誌であったから興味本位でやったら当たった。説明会に行ったら直接ゲーム)やることになった。そして今ゲームの世界」)
シイナ(こちらも、バカらしい理由か)
シイナ(……ゲームマスターが何やら言っているな。話を聞いた方が、良いか)
GM「この度は抽選への当選、おめでとうございます」
GM「そこで突然ですが、貴方たちには一生、このゲームの中で過ごしてもらいます」
GM「出る方法は、至って簡単」
GM「このゲームには12の島があります。その12の島のボスを全部倒す。それしか方法は、ありません」
GM「それと、この世界で足を切り落とされたら、元の世界でも足は動かせません。そこように、現実とゲームでは感覚を共有しています」
GM「それでは、脱出に向けてレベルアップしたり、仲間を集めたり。とにかく好きなようにお過ごしを」
シイナ(ゲームマスターの体が瞬間移動のように消えかかり、前の方にいた冒険者が蹴りかかる)
シイナ(その蹴りは当たらなかった)
シイナ(さて、皆仲間を探したり武器屋に行ったりしているのだが、私はどうしようか)
安価下1
1.仲間を探す。
2.武器を揃える。
選択【仲間を探す】
シイナ(仲間を探すことにした)
シイナ(人員不足やレベル不足でやられ、死んでしまえば洒落にならない)
シイナ(私は、キョロキョロと辺りを見渡して)
安価下1
1.背の小さな女の子に声を掛けることにした。
2.同年代くらいの女の子に声を掛けることにした。
3.剣の素振りをしている女の子に声を掛けることにした。
選択【私は剣の素振りをしている女の子に声を掛けることにした。】
シイナ「ねえ、」
シイナ(肩をポンポンと叩き、声を掛ける。すると彼女は驚いたようにこちらを向いた)
シイナ(剣を地面に刺し、額の汗を軽く拭うと、彼女は声を出す)
???「どうしたー? 仲間への勧誘?」
シイナ「そう、だけど……」
シイナ(隠す理由もない。素直に答える)
???「ふぅーん。自己紹介くらいはするか」
???「私、千年寺千歳(せんねんじちとせ)……だけど、この世界では本名、関係ないんだよねー」
千年寺「ゲームでの名前は、ネッセでいいや。うん、ネッセだよ」
ネッセ「ちなみに、実家は巫女さんでーす」
ネッセ「で、君は私を仲間にしたいんだよね? …うんいいよ。仲間になる」
シイナ「ありがとう。私は藤崎愛奈。シイナ、だ」
ネッセ「よろしく。シイナ」
シイナ「ネッセさん。よろしくね」
【info】
「千年寺千歳/ネッセと知り合いました」
「以後ネッセがパーティーメンバーに加わります」
コンマ下1
50未満で背の小さな女の子が
50以上で同年代くらいの女の子が、
声をシイナ達に掛けます。
選択【私に声を掛けたのは同年代くらいの女の子だった。】
シイナ(私におーいと声が掛けられ、たったった、と小走りする足音が聞こえる)
???「あのぅ……1人は寂しいので、僕も仲間に入れてください!」
???「僕はキナと言います!」
ネッセ「うん、どうそどうぞ。いいよ、ね? シイナ」
シイナ(私が返事する前に、ネッセさんがキナさんを仲間に入れる)
シイナ(仲間が増えた。良いことだ)
シイナ「私がシイナで、あの子がネッセ。よろしく」
キナ「はい! よろしくです!」
【info】
「キナと知り合いました」
「以後キナがパーティーメンバーに加わります」
『街の捜索』
ネッセ「あのさ」
キナ「はい! 何ですか!?」
ネッセ「うーん、何て言うかさ。冒険の準備しようよー」
シイナ「そうだね」
ネッセ「それじゃ、街を全部見て回ろうか」
キナ「ぜ、全部ぅ、ですか!」
ネッセ「こういうゲームでは、最初の街に施設があるからね。施設を使いこなすことこそも、ゲームクリアの秘訣だよ」
キナ「そうなんだぁー、ほへー」
ネッセ「なのよなのよ」フフン
ネッセ「で、シイナは良いかな? 良ければ、見る施設も私勝手に決めて良い?」
ネッセ「ま、いいよねー」
シイナ(答えようとする前に、勝手に決められてしまった)
ネッセ「それじゃ、しゅっぱーつ」
キナ「えいえいおー! ですっ!」
シイナ「…おー」
シイナ(そしてネッセが最初に向かったのは、美容院のような場所だった)
ネッセ「元々黒髪ロングウェーブのネッセちゃんは今、黒髪ロングストレートでーす」
キナ「僕は黒髪ショートだったけど、今はオレンジ、です」
シイナ「…ミディアムだったけど、銀髪の、腰まである無駄に長い」
ネッセ「無駄なんて! 綺麗だよー」
シイナ「…そう」
シイナ(褒められると不思議と、嫌な気はしない。……少し、恥ずかしいかもしれない)
キナ「でも、何で美容院に行くんですか?」
ネッセ「んー、ここでキャラメイク出来そうってゲーマーとしての勘が告げるのよ」
キナ「キャラメイクですか?」
ネッセ「勇者とか、賢者とか、そういう職業を決めたりするのよ!」
ネッセ「ほら、入った入った!」
シイナ(ネッセに急かされ、美容院に行くことになった)
美容師1「こんにちはー」
美容師1「ここでは見た目を変えられるわよ」
美容師1「職業を決めるなら、酒場に行ってね」
美容師1「それじゃ、さよなら」
シイナ(追い出された)
キナ「ネッセさん?」
ネッセ「見た目を変えられるのは間違えてないよ。職業決めにいこう!」
シイナ(…ネッセさんに無理やり、酒場に連れていかれた)
『酒場にて。』
少女「あ! 冒険者様でございますのですか? ならば……」
少女「この名簿にご自分のお名前と職業を書いてくださいなのです」
少女「それでご登録完了で、ギルドに入ったり依頼を受けたりできますのです」
シイナ(少女に名簿を渡された)
ネッセ「職業ねえー」
ネッセ「それによって能力変わるから真面目に考えないとねー」
職業について。
「能力とは?」
攻撃力、防御力、判断力、体力(HP)、マジックポイント(MP)があります。
攻撃力は敵を攻撃したときのダメージ、防御力は敵から受けるダメージ、判断力は行動の速さなど、体力はゲームオーバー、マジックポイントは魔法を使うときに関わります。
体力が無くなるとそのキャラは消滅しますが、シイナは主人公補正で消滅しません。代わりに誰かが攻撃をくらいます。
「魔術師」
魔法系スキルを覚えやすい。
上がりやすい能力はMP、判断力
上がりにくい能力はHP
「戦士」
攻撃系スキルを覚えやすい。
上がりやすい能力はHP、攻撃力
上がりにくい能力はMP
「暗殺者」
相手に攻撃が気づかれにくい。
上がりやすい能力は攻撃力、判断力
上がりにくい能力は防御力
「銃撃者」
遠距離攻撃が基本系スキル。
上がりやすい能力は攻撃力、防御力
上がりにくい能力はHP
「格闘家」
攻撃系スキルを覚えやすい。
上がりやすい能力は防御力、HP
上がりにくい能力はMP
「薬師」
仲間の回復スキルが基本系。
上がりやすい能力はHP、MP
上がりにくい能力は攻撃力
ちなみにステータスの表示は
【名前:職業】
・HP、MP
・攻撃力、防御力
・判断力
・現在の考え
・所持アイテム
となっております。
とりあえずもう寝ます。
職業はあれで良いでしょうか…?
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