モバP「第3回総選挙、舞台裏」 (29)

P「終わりましたね」

ちひろ「はい、お疲れ様でした」

P「ちひろさんこそ。相変わらず投票多かったなあ……」

ちひろ「それだけ愛されてるって証ですよ。プロデューサーさんの日々の頑張りの結果です」

P「……嬉しい事言ってくれますね」

ちひろ「ふふ。事実を言ったまでですよ」

P「ありがとう、ございます」

ちひろ「いえ。あ、そうだ。結果を知ってアイドルたちはどんな様子でしたか?」

P「みんな思い思いに受け止めてましたよ」

ちひろ「せっかくなんだから話して下さいよ。私は集計で忙しかったんですから」

P「そうだなー……。長くなりますが、いいですか?」

ちひろ「もちろんっ!」

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圏外の子にも目を向けてあげてくださいね

P「よっ」

加蓮「あ、Pさん。お疲れ様」

P「連続トップテン入りおめでとう」

加蓮「ふふっ、ありがと。ファンに感謝しなくちゃね」

P「この調子なら次回はCD化も夢じゃないさ。これからも頑張ろうな」

加蓮「……うん。そうだね」

P「どうかしたか?」

加蓮「……確かに悔しいけどさ、私は結構満足してるんだよ」

P「おいおい」

加蓮「あ、勘違いしないで。別に向上心がないわけじゃないから」

P「ならいいけど」

加蓮「ただ、さ。この場所に立ってる。それだけで、私は嬉しいの。昔じゃ、夢でしかなかった場所だから」

P「……そっか」

加蓮「そっ! だからPさん。これからも私が夢の続き見れるように、しっかりサポートしてよね!」

>>3
CD化してるじゃないですかー(´・д・`)ヤダー

幸子「…………」

P「大丈夫か?」

幸子「……ええ、もちろん」

P「9位なんて立派な成績じゃないか。落ち込んでたらファンが悲しむぞ?」

幸子「……順位に落ち込んでるわけじゃありませんよ」

P「ならなんで」

幸子「ボクはまだまだ不甲斐ないんだと思って……。ファンに申し訳ないんです」

P「そんな事はないさ。幸子が頑張ってるのはみんな知ってるよ」

幸子「みんな……ですか。いいえ、まだまだダメです」

P「幸子……」

幸子「……ボクを知らない人がまだまだいるんです。だから1位じゃなかった」

P「……ん?」

幸子「もっと大勢の人にカワイイボクのことを伝えないと! そうすれば、次はもっと上にいけるはずです!」

P「お、おう」

幸子「ふふーん! Pさんにはこれからもボクを有名にする役割を与えてあげます! 光栄に思って下さいね!」

>>2
もち。

>>4
新しいCD化って意味だった。
書き方悪くてすません…。

友紀「8番だよプロデューサー! スタメン入りだーっ!」

P「おめでとう。着々と順位あげて、ようやくここまできたな」

友紀「へへー! あたし頑張ったでしょ! 誉めて誉めてー」

P「はいはい。友紀は偉い」

友紀「……えへへー」

P「友紀?」

友紀「……ごめん。ちょっとだけ胸かしてね。あと見ないで」

P「……ああ」

友紀「えへへ。いっつもあと一歩。スタメン入れそうで入れないベンチメンバー。スタメンのみんなは綺麗なグラウンドで輝いてる。それがすっごく羨ましくて」

P「……」

友紀「やっと、やっどね。あだしもあのグラウンドにだでると思ったらね……。すんごーっく、うれじくて……」

P「……おめでとう、友紀」

友紀「うん……うんっ!」

楓「下がっちゃいました……。残念ですね……」

P「とは言ってもトップテンにきっちり入るんだから凄いよ」

楓「……ふふ。なーんて」

P「え?」

楓「7なんて縁起のいい数字でしたから、ちょっと演技してみました」

P「こんな時にまでダジャレですか……」

楓「ダジャレを言うのはダレジャー……ふふ」

P「はあ。いつも通りで安心しましたよ」

楓「……プロデューサー」

P「はい?」

楓「私は、私らしくいきます。これからもずっと……。あなたに変えてもらった私のまま」

P「変わったのは楓さんが頑張ったからですよ」

楓「ふふっ。頑張れたのはあなたいたから……なんて」

P「は、恥ずかしいですね」

楓「これからも、私が頑張れるよう隣にいてくださいね。プロデューサー」

P「初めての総選挙で6位だなんて快挙だぞ! おめでとう文香」

文香「……なんだか実感が湧きません」

P「はは。まあそうだろうな」

文香「まるで……おとぎ話の世界に吸い込まれたみたいです……。こんな眩しいところに私がいるなんて……」

P「それは違うぞ」

文香「え……?」

P「飛び出したんだよ文香は。本の世界から」

文香「……そう、かもしれません。私はずっと……本の世界しか知らなかったから……」

P「これからもっと眩しい世界に立つんだ。見渡さないと損だぞ」

文香「はい……! あ、あの……Pさん」

P「ん?」

文香「御迷惑じゃなければ……その……。これからも私の手を引いて下さい……。私にいろんな世界を教えて下さい……。私がまた……本の世界に閉じ込まらないように……」

ちひろ「ほーう」

P「なんですか」

ちひろ「いえ。またフラグ立てまくってるなーと」

P「フラグ?」

ちひろ「なんでもありません。プロデューサーさんは相変わらずで安心しました」

P「……ん? もしかして貶されてる?」

ちひろ「さあどうでしょう。それにしても順位下がった子もいるけど、落ち込んでる子はいなかったんですね」

P「ええ。みんな最後は晴れ晴れとした顔で。これからもファンに愛されるために頑張るって言ってましたよ」

ちひろ「それならよかったです。順位付けとなると落ち込んじゃう子がいても不思議じゃないですから」

P「むしろみんな喜んでましたよ。現状、反省点、これからの目標が明確に見えたって」

ちひろ「ふふっ。そう言ってくれるだけで数えた甲斐がありました」

P「ですね」

ちひろ「ほら、そろそろ続き話して下さいよ」

P「りょーかい」

本日分終了。
明日に1位までと、トップテン以外の数人書いて終わりにします。

即興なので進行遅くてごめんなさい…。

未央「ふっふっふ。遂に時代が未央ちゃんに追いついた!」

P「図に乗るなよ。油断してたらまた辛い思いするぞ」

未央「うぐっ。わ、わかってるってばー」

P「ほんとかねぇ……。まあ、ただ」

未央「ただ?」

P「……本当におめでとう、未央。よく頑張ったな」

未央「……へへっ。トーゼンだよ! 本田未央はやる時はやるんだから!」

P「はは。そうだったな」

未央「……これでこれからも、しまむーやしぶりんと歩み続けれるよね」

P「ああ、胸張って言ってやれ。CGプロイチ押しユニット、ニュージェネレーションの本田未央だって」

未央「おうよ! ……プロデューサー」

P「ん?」

未央「私、これからも頑張るから。だから支えてね! ずっと隣でさ!」

P「ずっと顔がにやけっぱなしだな」

卯月「えへへー。だってとってもうれしくて」

P「卯月が頑張り続けてきた結果だよ。おめでとう」

卯月「ありがとうございます! でも、それだけじゃないんですよ」

P「ん?」

卯月「私だけじゃなくて、凛ちゃんや未央ちゃんもいて。みんな揃って歌えるのが、とってもうれしいくて!」

P「相変わらず仲間想いだな、卯月は」

卯月「みんながいたから、私はここまで頑張ってこれたんです。手を引っ張ってくれたから、ここまで来れたんです」

P「……そっか」

卯月「もちろんプロデューサーさんもですよっ。私に夢を叶える魔法をかけてくれたんですから!」

P「よせよ。照れるだろ」

卯月「プロデューサーさん、見ててください。今度は私が、プロデューサーさんを幸せにする魔法をかけてあげますからネ!」

アイドルに「図に乗るな」なんて言うPはちょっと…

ちひろ「未央ちゃんと卯月ちゃんらしいなぁ」

P「本当に。俺の方が泣きそうになりましたよ」

ちひろ「ふふ。設立時からずっと担当してますから、やっぱり思い入れも強いんじゃないですか?」

P「そりゃあ、ね。2人とも俺の力不足で辛い時期を味合わせちゃった訳ですし」

ちひろ「……彼女たちは、そうは思ってないかもしれませんよ」

P「え?」

ちひろ「自分を信じてくれてる人がいる。たった1人でもそんな人がいてくれるだけで、人は救われますから」

P「……はは。そうならいいな」

ちひろ「鬼や悪魔に誓って、私が保証してあげます」

P「そりゃ心強い」

ちひろ「ふふ。ほら、続きお願いします」

P「はい。あ、トップスリーの子たちはちょっと長くなりますから、先に他の子を話しましょうか」

今日中に終わらせるつもりでしたが間に合わなかった…。明日には必ず!
で、トップテン以外の子たちを5人ほど書く予定なんですがもし要望があれば言って下さい。
自分で選ぶと贔屓目が強くなりそうですし…。

>>22
未央とPはからかいあえるくらいの仲が理想かなと思って。
でもやっぱり言葉悪かったかな…。申し訳ない。

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