俺「くちゅん!」お前ら「花粉症か?」 (51)
俺「うん…」
お前ら「大丈夫か?ほら、ティッシュ」
俺「ありがとー!お前らはいつも優しいねー!」
お前ら「そんことねーよ」
俺「優しいよー!お前らのこと大好き!」
お前ら「…///」
俺「うん…」
俺「大丈夫か?ほら、ティッシュ」
俺「ありがとー!俺はいつも優しいねー!」
俺「そんことねーよ」
俺「優しいよー!俺のこと大好き!」
俺「…///」
俺「くちゅん!くちゅん!」
お前ら「そんなに辛いのか」
俺「うん…目も痒いの…」
お前ら「仕方ねーなー…」チュッ
俺「ふわああ!?」
お前ら「とっておきの薬だよ…////」
俺「ふぅ…」
お前ら「イッたのか?ほら、ティッシュ」
俺「ありがとー!お前らはいつも優しいねー!」
お前ら「そんことねーよ」
俺「優しいよー!お前らのこと大好き!」
お前ら「…///」
俺「ありがとー!でもどうしてこんな事いきなり…?」
お前ら「涙目の俺が可愛くてつい…」
俺「えぇー!?照れるよぉ」
お前ら「ホント可愛いよ…」チュッ
俺「もぉー!キスしすぎ!」
俺「くちゅん!くちゅん!」
お前ら「そんなに辛いのか」
俺「うん…目も痒いの…」
お前ら「仕方ねーなー…」ブスッ
俺「うぎゃあああああ!?」
お前ら「とっておきの目つぶしだよ…////」
お前ら「でもこれじゃあ家出れねーなー」
俺「ごめんね…」
お前ら「別にいいよ。俺も一緒に入れるなら何処でも」
俺「お前ら…優しいね」
お前ら「俺にだけだよ、優しいのは」
俺「そういうところ…好き」
ちょっと母親に呼ばれたから行ってくる
お前ら待っててね
つづき
お前ら「本当に?」
俺「うん…ずっと我慢してたけど…」
俺「俺…お前らのことが好き!大好き!」
お前ら「…俺もだ!俺も俺のことが好きだ!」
俺「嬉しいよ…すっごく嬉しい!」
お前ら「なんていうと思った!?残念!嘘でしたー!」
俺「!?」
お前ら「誰がお前みたいな不細工をwwwwww好きになるかよwwwwww」
俺「ひ、酷いよ…」
お前ら「酷い!?酷いのはお前の顔面だよ!」
俺「ど、どうしてそんな事言うの!?」
お前ら「何て…嘘だよ(笑)」
俺「え…?」
お前ら「冗談だよ(笑)本気なわけないだろ(笑)」
俺「ほ、ほんとーに…?」
お前ら「(笑)」
俺「びっくりしたー!もー!雰囲気台無しだよー!」
>>1のお母様
これがあなたの息子ですよ
お前ら「(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)」
俺「笑いすぎ!くちゅん!」
お前ら「お前はそうやって人を信じて何度痛い目を見てきた」
俺「!?」
お前ら「不細工、お人好し、デブ、ハゲ、ワキガ、馬鹿、コミュ障」
お前ら「この中に当てはまるのがいくつある」
お前ら「花粉症によるぐしゃぐしゃな顔、アトピー、フケ、汚い爪、なんとかみんなの輪に入ろうとしてるお前の微妙なにやけ面」
お前ら「お前の長所ってなんだ」
お前ら「いいか、人に好かれるために必要な物は」
お前ら「整った顔、綺麗な心、鍛えられた身体、落ち着く体臭」
お前ら「コミュニケーション能力」
お前ら「お前は一つでも持っているのか?」
俺「うぅ…うわあああん!!!」
お前ら「泣けば済むと思っているのか!」
俺「うるさい!うるさいうるさい!」ガチャガチャ
お前ら「止めろ、私に触れるな」
俺「そんな事言っても!ここは…」
お前ら「ふむ…」
俺「おっきいね…チュッ」
お前ら「あっ」
俺「チュッ…チュパッ…んっ」
お前ら「やめたまえ」
俺「凄い…ガチガチだね…」
お前ら「うるさい」
俺「いつでも出していいからね…」
お前ら「えぇ、えぇ、出ますね、えぇ」
俺「ンッ…んっ?んーっ!!」
お前ら「えぇ、出てますね、えぇ」
俺「うわっ、濃いよ……」
お前ら「えぇ、えぇ」
ごめんまた母親に呼ばれてる
すぐ戻ってくるね
俺「またか」
お前ら「!?」
俺「お前はまた性欲に身を任したのか」
お前ら「えぇ」
俺「姉妹のパンツ、この際母親のでもいいか」
俺「クラスの可愛い子の私物、いつの間にか目で追ってる透けたブラ紐」
俺「お前は汚れきっている」
俺「人間とは動物的欲求をある程度コントロール出来る生き物だ」
俺「眠くても徹夜でき、お金がなければ食事を我慢でき、頑張ってオナ禁も出来る」
俺「普通の人間は、な」
俺「おまえはどうだ?」
お前ら「…うるさい」
俺「イケメンが羨ましいか?恋人のいる男が羨ましいか?」
俺「そいつらは普通の人間だからな」
お前ら「」
お前ら「うるさいうるさい!」
俺「えぇ」
お前ら「そんな事言っても…ここは」ガチャガチャ
俺「えぇ、えぇえぇ」
お前ら「んっ…おっきいね…」
俺「えぇ、えぇ」
お前ら「チュッ…チュパッ…んっ」
俺「やめたまえ」
お前ら「凄い…ガチガチだね」
俺「うるさい」
お前ら「いつでも出していいからね…」
俺「あっ、出ちゃう、出ちゃうよ、あぁー!!」
母「うるさい!」
俺「!?」
母「何一人で騒いでんの!」
俺「う、うるせーな!お前だって騒いでんじゃねーか!」
母「あんた誰に向かってそんな口聞いてんの!」
母「ちょっとした降りてきなさい!」
俺「…チッ」
十分後
俺「すまんすまん、お前ら」
俺「…あれ?」
俺「お前ら…?」
俺「どこ行ったんだ?」
俺「どっか隠れてるのか?」
俺「おい、悪い冗談は止めろよ」
俺「返事してくれよ」
本当は、最初から気付いていた。
でもさ、分かっててもさ。
寂しかったんだ。
だから相手が欲しかった。
お前らならいつでも此処に居るだろ?
俺が話し掛ければ、返事をしてくれるだろ?
なあ、そうだろ?
俺もここにいる。お前らもここにいる。
俺達は一緒だろ?仲間だろ?
家族だろ?友達だろ?恋人だろ?夫婦だろ?上司だろ?部下だろ?客だろ?店員だろ?
此処が俺の世界だろ?
お前ら「違うね」
お前ら「お前は一人だよ」
お前ら「それはただのパソコン」
お前ら「それはただのスマホ」
お前ら「レスは全部お前」
俺「お前は一人だよ」
不細工デブハゲワキガ不潔汚い歯並び汚い爪汚い肌臭い体臭ヨレヨレの服酷い吃り短小包茎コミュ障KY毛深い馬鹿
それが俺なんだ
汚い部屋で今日も一人でうすら笑いを浮かべながら俺はパソコンに向かう。
「お前らwwwwww」
「お前ら、好きだよ!」
おわり
本当はサスペンスものを書きたかったんだ
馬鹿だから話を展開させられなかった
ありがと見てくれて
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