佐天「もう嫌よもうやめて」

初春「な、何を言ってるんですか？」

佐天「もう私を能力者にして遊ぶのはやめてよ！」

初春「落ち着いて下さい佐天さん！佐天さんは今までレベル0で今日初めて能力に目覚めたんですよ」

佐天「初春それはこの世界では、この話はではでしょ？」

初春「この世界？この話？なんの事ですか？」

佐天「初春、私はね今まで色んな話で色んな能力に目覚めてきたのよ」

初春「えーと…」

佐天「信じられないって顔をしてるわね
でも全部本当の事なのよ」

初春「分かりました…」

佐天「分かってくれたのね！」

初春「いえ、佐天さんが何を言ってるのかは全然分かりませんがとりあえず話だけは聞こうと思います」

佐天「そうよね…いきなりこんな話をされて信じてってほうが無理よね」

初春「ごめんなさい…でも話を聞けば佐天さんの言ってる事が分かるかもしれません！」

佐天「そうね…あのね初春、私は色んな話で色んな能力に目覚めてきたの」

初春「それはさっきも聞きましたが…」

佐天「何にも使えない能力に目覚めては御坂さん達に馬鹿にされ、少し使える能力に目覚めては調子に乗って御坂さんにボコられ、御坂さんを凌駕する能力に目覚めても幻想をぶち殺され………うぁう、うう…」

初春「佐天さん？」

佐天「うぶぉおらあうぁぁぁぁび」

佐天「もういやヨォおおお！馬鹿にしなくたっていいじゃない！ちょっと調子にのったからってボコらなくてもいいじゃない！私の幻想を殺さないで！SSではいい夢をみさせてヨォぉお」

初春「お、おちついてください！」

佐天「ハァハァ…」

初春「落ち着きましたか？佐天さん」

佐天「ええ、ごめんね初春」

初春「いえそれはいいんですが…」

佐天「どうよ初春私の苦労が分かったでしょ？」

初春「ごめんなさい正直まだよく分からないのですが、佐天さんの夢の中での話ですか？」

佐天「夢…そうね確かに夢だわ、でもねそれは私の夢じゃないのあそこは誰かの夢を再現する所なのよ」

初春「夢を再現…それは何らかの能力者の仕業なんですか？」

佐天「違うわよ！どうして私の言ってる事が分からないの！あなただって酷い目にあってるのに！」

初春「佐天さんがちゃんと説明してくれないからからだと思いますが、って私も酷い目にあってるんですか？」