みたいなオネショタオナシャス
エロは任せる
p「なんだこれ……ほんとうにどうなってるんだ……」
p「なんかしゃべりもしたったらずなかんじになってるし」
p「からだはこども、ずのうはおとなってか……なおがよろこびそうだな」
p「ってこんなこといってるばあいじゃない」
p「もうしゅっきんじかんまでそんなにないし……」
p「……ほんと、どうしよう」
p「――とはいえ、いきなりやすむわけにもいかないから、しゅっきんしたわけだが……」
p「すごく、しゅういからしせんをかんじます……」
p「でも、そりゃそうだよ……めだつにきまってるよ……」
p「こどもふくなんかないから、ふだんきてるスーツのすそをまげてきてるじょうたいだし……」
p「おれだって、そんなかっこうしてるこどもがいたら、おもわずみちゃうよ」
p「はぁ……」
p「ようやくえきについたぞ」
p「おもったよりじかんがかかってしまった」
p「からだがちいさすぎて、ふだんのってるじてんしゃものれないし」
p「ほはばもせまいし、しかたないんだけど……うぅ、ふべんだ……」
p「さすがにえきのなかだと、いそいでるひとがおおいせいか、あまりしせんをかんじないな」
p「しかいにはいってないというか」
p「まあ、そのほうがきらくでいいけど……」
p「って、さすがにこのかっこうでいつものつうきんていきをつかうのはまずいか」
p「べつにいちいちみられないし、だいじょうぶだろうけど」
p「まんがいち、こえをかけられたら、めんどうなことになりそうだしな……」
p「うん、きっぷをかおう」
p「えっと……じむしょもよりえきまでのりょうきんは……」
?「ねえ」
p「……はい?」クルッ
↓声を掛けてきたアイドル(※東京在住)
続き投下します。
ここから地の文形式、ひらがなはPの台詞のみです。
振り向いて、そのまま硬直してしまった。
見上げた先には、目深に帽子を被った長い黒髪の女の子。
自分の身体が小さくなったことで、普段のように見下ろすのではなく見上げる形なのが違和感極まりないが、
たとえ目元が見えなくても、自分が担当しているアイドルを間違える訳はない。
ましてや初めて担当したアイドル――渋谷凛が相手であれば尚更。
女子寮住まいの地方出身アイドルとは違い、東京在住のアイドルは自宅から事務所に通ってくる。
さらに言えば、凛に関しては偶然にも自分と始発駅が同じである。
したがって、こんな風にはち合わせる可能性は当然あった。
「こんにちは、ボク」
その言葉に一瞬戸惑うが、すぐに自分の今の姿を思い出して納得する。
急に子供になってしまった当の自分ですら、未だにこの事態が信じられないのだ。
ましてや他人が一目見てそんなことを見抜く訳もない。
「こ、こんにちはっ……」
普通に喋ったつもりだったが、やはりどこか舌っ足らずな感じがした。
「ちゃんと挨拶返せるんだ、偉いね」
そう言って凛に頭を撫でられる。
幾ら子供の姿とは言え、いい大人が自分より年下の女の子に頭を撫でられるのは流石に恥ずかしい。
ましてや担当してるアイドルが相手であれば尚更だった。
そういう気恥ずかしさを感じていたからだろうか。
「あのっ、なにかようじですか?」
相変わらず舌っ足らずな口調ながらも、ほんの少しだけ不機嫌そうな響きが混じってしまった気がする。
とは言え、それは自分だからそう感じただけで、他人からはっきり分かるほどではないだろう。
例えば、出会ったばかりの頃に名前を呼んでしまった時のありすのような。
そう思ったのだが……。
「撫でられるのは恥ずかしかった? そっか、ごめんね? 男の子だもんね」
凛は微妙な声の違いから感じ取ったようだった。
「いえっ、べつに……」
気取られてしまったこと、それに対して幼い子供相手にするような言葉遣いをされたこと。
どちらも気恥ずかしくて、思わずそっぽを向いてしまう。
そんな咄嗟の行動すら、いかにも子供っぽい照れ隠しで、恥ずかしさをより増長させる結果になった。
「あ、そうだ。用件だったね」
凛はこっちの内心を知ってか知らずか、そんな風に口を開く。
そして、続けた言葉は――。
1.「…………ねえ、プロデューサー?」(★ふひひ★しぶりんルート)
2.「お父さんかお母さんはどうしたの?」(凛お姉ちゃんルート)
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