ことり「大好きだよ 穂乃果ちゃん」 (77)
鬱です
初めての投稿です
不備があったら教えてください
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私は穂乃果ちゃんと付き合い始めました
私はずっと穂乃果ちゃんが好きでやっと告白してそれから付き合い始めました
最初はあんなに好きって言ってくれたのに…
ことり「穂乃果ちゃん 今度の日曜日空いてるかな?」
穂乃果「ごめんことりちゃん その日はお家の手伝いがあるんだー」
ことり「お家の手伝いならしょうがないね また今度にするね」
この間誘ったときも同じような理由で断られました
でも仕方ないよね だってお家の用事だもん
最近穂乃果ちゃんとデートしたのはいつになるのか思い出せません
ことり「ねえ穂乃果ちゃん 今度デートしようよ?」
穂乃果「この間デートしたばっかりじゃん」
ことり「この間ってもう大分前だよ…」
穂乃果「それに今度って言ってもいつにする?」
ことり「今度の休みの日にしようと思ったんだけど…」
穂乃果「今度の休みの日は別の予定があるんだ ごめんね」
ことり「…予定があるなら仕方ないよね」
穂乃果「最近家が忙しくてさ」
ことり「ことりこそごめんね わがまま言って」
最近穂乃果ちゃんからデートに誘ってくれることはありません
それどころか誘っても予定があるからと断られてしまうことが増えました…
前は私のために時間を空けてくれたり誘ってくれたりしたのに…
※
今日は穂乃果ちゃんが久しぶりに家に遊びに来てくれました
家の掃除も頑張って、穂乃果ちゃんのためにクッキーも焼きました
ことり「いらっしゃい穂乃果ちゃん」
穂乃果「うん 久しぶりだねー ことりちゃんの家にくるの」
ことり「そうだね 最近穂乃果ちゃん忙しかったから…」
穂乃果「ごめんね 本当に忙しくて」
ことり「ううんいいの 仕方ないもん」
それっきり穂乃果ちゃんは携帯を弄り始めました
私が話しかけても生返事ばかり
つまらないです
ことり「クッキー焼いたんだ」
穂乃果「うん」
ことり「よかったら食べてみて?」
穂乃果「うん」
ことり「美味しくできたかな? 失敗はしてないと思うけど…」
穂乃果「うん 美味しいよ」
ことり「ホントに?」
穂乃果「うん」
よかった…
美味しくないって言われたらどうしようと思ったけど失敗してなかったみたい
でもやっぱり生返事ばっかり
前はもっと美味しいって元気いっぱいに言ってくれたのに…
穂乃果ちゃんが席を立ちました
携帯は置きっぱなしです
勝手に見たら怒るよね……
でもちょっとだけなら……
穂乃果「なにしてるの?ことりちゃん」
ことり「ちっ違うの 携帯にメールが届いてたから誰かなって……」
穂乃果「勝手に携帯見たんだ?」
ことり「まだ見てなかったよ」
穂乃果「うそ 見たんだね」
ことり「本当だよ信じてよ穂乃果ちゃん」
穂乃果「もう帰るね」
ことり「えっ まだ来たばっかりだよ」
穂乃果「うん でも帰る」
ことり「ごめんね穂乃果ちゃん 謝るから帰っちゃいやだよ」
穂乃果「帰る」
穂乃果ちゃんは怒って帰ってしまいました……
私が携帯を見ようとしたのがいけなかったんだよね
穂乃果ちゃん、誰とメールしてたんだろう……
※
最近変な噂を聞きます
穂乃果ちゃんが金髪の綺麗な人とよく一緒に歩いている、という噂です
まさか……
ちがうよね
だって穂乃果ちゃんあんなに「好き」って言ってくれたもん
私は穂乃果ちゃんを信じます
でも金髪の綺麗な人ってあの人だよね……
最近変な噂を聞きます
穂乃果ちゃんが金髪の綺麗な人とよく一緒に歩いている、という噂です
まさか……
ちがうよね
だって穂乃果ちゃんあんなに「好き」って言ってくれたもん
私は穂乃果ちゃんを信じます
でも金髪の綺麗な人ってあの人だよね……
ことり「穂乃果ちゃん!一緒にお買い物行こう?」
穂乃果「いいよ いつにする?」
ことり「今度のお休みの日はどうかな?」
穂乃果「うん いいよ じゃあその日に行こうね」
穂乃果ちゃんと一緒にお買い物に行く約束ができました
最近誘っても忙しいらしく断られてばかりだったのですごいうれしい
今からなにを着てくか悩んじゃいます
※
なかなか穂乃果ちゃんが来ません
もう約束の時間から一時間は待ってるのに……
こっちから連絡してみようかなーと思っていると電話が着ました
穂乃果「ごめんことりちゃん 実は急用ができちゃったからいけない ごめんね」
ことり「待って穂乃果ちゃん」
それだけ言うと電話が切れました
目の前が滲んできました
涙が出てきます
周りの人が何事かと見てるのが分かりますが泣き止むことはできません
どれくらい泣いてたでしょうか
雨が降ってきました
せっかく穂乃果ちゃんに見てもらおうと思った服が濡れていきます
帰ろう、そう思いました……
※
今日は一人でお買い物です
この間買えなかった物を買いに隣町まで来ました
服を見たり小物を見たり、衣装に使えそうな生地をみたり
穂乃果ちゃんと一緒に来たかったなって思います
穂乃果ちゃんには今日も断られてしまいました
忙しいんだからしょうがないよね
手に持っていた小物を落としてしまいました
目の前を穂乃果ちゃんと絵里ちゃんが楽しそうに腕を組んで歩いています
どうして穂乃果ちゃん
今日は家のお手伝いって言ってたのに……
穂乃果ちゃん……
もういやになって家に帰りました……
※
そうか穂乃果ちゃんは絵里ちゃんが好きなんだ
家で穂乃果ちゃんのことを考えていると気がつきました
きっと私より絵里ちゃんが好きなんだ
でも私は穂乃果ちゃんが好きで
でももういやだよ
穂乃果ちゃん私どうすればいいの?
穂乃果ちゃんに電話します
穂乃果「ことりちゃん、どうしたの?」
ことり「今日のお手伝いどうだったのかなって思って……」
穂乃果「いやー今日も忙しかったよ たくさんお客さん来てさ」
ことり「うそ うそうそうそ 私知ってるんだよ 今日隣町に絵里ちゃんといたんでしょ?」
穂乃果「……」
ことり「ねえなにか言ってよ穂乃果ちゃん」
穂乃果「見てたんだね」
ことり「たまたま見ちゃったの……」
穂乃果「そうだよ 絵里ちゃんといた 最近はいつも一緒にいるんだよ」
ことり「どうして?どうして絵里ちゃんなの?私じゃダメなの?」
穂乃果「ことりちゃんも好きだよ でも絵里ちゃんも好きなの」
ことり「どういうこと……」
穂乃果「どうもないよ 絵里ちゃんもことりちゃんも好きなの」
ことり「分かんないよ穂乃果ちゃん」
穂乃果「ごめんね」
ことり「もういや」
穂乃果「……」
ことり「私のことも好きって一番は絵里ちゃんでしょ 分かるよ
もういや
そんなの惨めだよ」
穂乃果「ごめんね」
ことり「謝らないで もういいの」
穂乃果「ごめんねことりちゃん 今までありがとう」
電話が切れました
穂乃果ちゃん……穂乃果ちゃん……
いやだよ穂乃果ちゃんさよならなんていやだよ
穂乃果ちゃん……
終わりです
読んでくれた人いるのかな?
それにしても短いな
次は50ぐらいは書きたいな
これじゃ鬱ってより後味が悪いだけですっきりしないから
ここからヤンデレ風味にしたり諦めきれずに尽くし続けてそれでも振り向いてくれず精神を病んで自殺みたいな救いない感じにしたり
日記調の書き方も病みを表現しやすいのにあまり活かしきれてないし
いくらでも風呂敷広げられそうだから次建てるならそうやって長くすればいいと思うよ
>>29
そうやって意見を頂けるのがありがたい
なるほどそうすればよかったな
いろいろ意見も頂いたので続きを書きます
htmlの依頼出してないから大丈夫だよな?
続きを書いたのでUPします
ことほのにしました
ハッピーエンドのつもりです
あの日から学校も練習も行けてはいません
部屋で泣いている毎日
お母さんも私を心配してくれますが何も言うことはできません
私どうすればいいの?助けて穂乃果ちゃん……
※
お客さんが来ました
お母さんが部屋まで連れてきます
海未「お邪魔しますよことり」
ことり「海未ちゃん……」
海未「どうしたんですかことり ひどい顔です」
ことり「……」
海未「大体想像はできています 穂乃果ですね」
ことり「……」
海未「なにかあったら相談してください 私たちは親友なんですから」
海未ちゃんはそう言ってやさしく抱きしめてくれます
私は泣きながら今まであったことを伝えました
ことり「穂乃果ちゃんの1番は絵里ちゃんで私は2番目なんだって……」
海未「そうですか それであなたはどうしたいのですか?」
ことり「えっ?」
海未「一番大事なのはあなたがどうしたいのかじゃないのですか?」
ことり「私は……穂乃果ちゃんが好き 誰にも渡したくない……」
海未「そこまでわかっているなら」
ことり「でも穂乃果ちゃんの気持ちも大事にしたいから……」
海未「ことり……」
ことり「だからいいの ありがとね海未ちゃん」
海未「…… 帰ります」
ことり「うん 本当にありがとう海未ちゃん」
海未ちゃんが帰った後私はまた泣きました
一番大事なのは穂乃果ちゃんの気持ち
きっとこうするのが一番なのだから……
※
ことりは泣いていました
ことりはこれでいいと言いました
でも本当にこれでいいのでしょうか……
私は納得できません
だから穂乃果とも話をしましょう
これがことりのためになると信じて
穂乃果「どうしたの?海未ちゃん こんなところに呼び出して」
海未「穂乃果に話があります」
穂乃果「ことりちゃんのことだね……」
海未「わかっているなら話は早いです どうしてこんなひどいことしたのですか?」
穂乃果「……」
海未「なんとか言ってください」
穂乃果「絵里ちゃんはさ穂乃果に持ってないものをたくさん持っているんだ
歌も上手でダンスもうまいしすごいよね
それに絵里ちゃんはいつも落ち着いてみんなも見守ってくれているよね
私は一度失敗してそれで思ったんだ
あんな風になりたいって
ことりちゃんには悪いことをしたってわかってる
でも私は絵里ちゃんなの」
海未「あんなにことりと仲良くしていたではありませんか……」
穂乃果「うん 今でもことりちゃんは好きだよ
でも絵里ちゃんなんだ」
海未「あなたは最低です
一度失敗したから何なのです
あなたが絵里のようになったらそれは穂乃果なのですか
ちがうでしょう
一番大事なのは何なのです
思い出してください
穂乃果はいつもみんなを振り回して周りが見えなくて
でもそんな穂乃果を助けてくれるのは誰ですか?
一番大事にしなくてはいけないのは誰ですか」
穂乃果「……」
海未「そんな二人になれると思ったから私は……」
海未「そんな二人になれると思ったから私は……」
穂乃果「海未ちゃん……」
海未「さあわかったら行ってください
一番大切な人はもうわかりますね」
穂乃果「私間違ってた ひどいことした……」
海未「立ち止まってるときじゃありません
さあ行くのです穂乃果」
※
私が間違ってた
一度の失敗を気にしすぎて一番大切なことを忘れてた
あの日、ことりちゃんと付き合うと決めた時には覚えてたのに……
つらい、走りすぎて息が苦しい
でも早くことりちゃんのところに……
※
暗い部屋で私は一人ぼっち
寂しいけど我慢しなくちゃいけない
もう穂乃果ちゃんはいないのだから
誰かが階段を駆け上ってきます
?「こ…ちゃん」
?「ことりちゃん」
ドアを開けて部屋にすごい勢いで入ってきました
穂乃果「ことりちゃん!」
ことり「どうして穂乃果ちゃん……」
いきなり抱き付いてきました
穂乃果「ごめんことりちゃん 私が間違ってた 一番大切なのはことりちゃんだったよ」
穂乃果ちゃんが泣き始めました
ことり「穂乃果ちゃん……」
穂乃果「許してくれるなんて思わない でも謝りたいの ごめんなさいことりちゃん」
ことり「そんな……謝るだなんて」
穂乃果「ごめんね…ごめんね……」
穂乃果ちゃんにつられて私も涙が出てきました
ことり「ずるいよ穂乃果ちゃん……そんな風に謝られたら私……」
穂乃果「もしも……もしも許してくれるなら私ともう一度付き合って」
ことり「穂乃果ちゃんはずるい……私が穂乃果ちゃんのこと好きなの知ってて……」
穂乃果「ことりちゃん……」
ことり「穂乃果ちゃん……」
穂乃果ちゃんと私はキスをしました
穂乃果「もう離さない もう離さないよことりちゃん」
ことり「うん ずっと捕まえてて穂乃果ちゃん」
これにて完結
ハッピーエンドかな?
一応おまけも…
今日はあの日から初めてのデートです
約束の十分前の待ち合わせ場所にはもう穂乃果ちゃんが待っています
ことり「ごめんね 待たせちゃったかな?」
穂乃果「ううん 大丈夫今日は絶対ことりちゃんより早く来たかったから」
ことり「?どうして?」
穂乃果「前は待たせた上にドタキャンしちゃったから……」
ことり「穂乃果ちゃん……」
穂乃果「その服すごい似合ってるよ かわいいねことりちゃん」
穂乃果「あ……ごめん」
ことり「大丈夫 今日ほめてくれたからうれしいの」
穂乃果「ことりちゃん……ことりちゃん」
ことり「さあ行こう まずはどうする?」
穂乃果「今日はちゃんとプラン考えてきたんだ」
ことり「じゃあ任せちゃおうかな」
穂乃果「うん 任せて」
>>64
ことり「ありがと穂乃果ちゃん 前のデートの時に見せるつもりだったんだよ」
穂乃果「あ……ごめん」
ことり「大丈夫 今日ほめてくれたからうれしいの」
穂乃果「ことりちゃん……ことりちゃん」
ことり「さあ行こう まずはどうする?」
穂乃果「今日はちゃんとプラン考えてきたんだ」
ことり「じゃあ任せちゃおうかな」
穂乃果「うん 任せて」
穂乃果「まずはご飯を食べよう」
ことり「ふふ 穂乃果ちゃんらしいね」
穂乃果「へへ 面目ない」
ことり「どれにしようかなー 穂乃果ちゃんは?」
穂乃果「うーん 悩み中……」
ことり「これかこれにしよう」
穂乃果「どれどれ」
ことり「あーん 決められないよう」
穂乃果「じゃあ両方頼んで半分こしよう?」
ことり「いいの穂乃果ちゃん?」
穂乃果「うん 今日はことりちゃんに楽しんでほしいから」
ことり「穂乃果ちゃん……」
店員「こちらがお料理でございます」
穂乃果「じゃあことりちゃん あーん」
ことり「ええ 穂乃果ちゃん」
穂乃果「いいからいいから あーん」
ことり「あ、あーん」
穂乃果「どう おいしい?」
ことり「うんおいしい なんかあーんって恥ずかしいね」
穂乃果「そうだね」
ことり「じゃあ穂乃果ちゃん あーん」
穂乃果「ええ ことりちゃん」
ことり「いいからいいから あーん」
穂乃果「うう あーん」
ことり「どうおいしい?」
ことり「うんおいしい なんかあーんって恥ずかしいね」
穂乃果「そうだね」
ことり「じゃあ穂乃果ちゃん あーん」
穂乃果「ええ ことりちゃん」
ことり「いいからいいから あーん」
穂乃果「うう あーん」
ことり「どうおいしい?」
穂乃果「おいしいけど恥ずかしい」
ことり「仕返し成功」
あれから穂乃果ちゃんとは順調そのものです
海未ちゃんにお礼を言うと自分のことのように喜んでくれました
絵里ちゃんは最初から全部お見通しだったのか微笑んでいるだけでした
私は穂乃果ちゃんがいてくれるだけで幸せです
これにて完結
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