モバP「雪美にユニットを組ませたい」 (26)
ちひろ「えっ、この前唯ちゃんと響子ちゃんでカラフルサンタ組んだじゃないですか」
モバP「あれはたまたま唯と響子がサンタの仕事をやってるのに雪美も加わっただけじゃないですか!」
ちひろ「そうですね」
モバP「それにああいう一回限りのユニットじゃなくて恒常的なユニットがいいんです」
ちひろ「なるほど、モノクロームリリィみたいな奴ですね?」
モバP「そうです」
ちひろ「アテはあるんですか?」
モバP「いえ」
ちひろ「え~」
モバP「そういうわけでちひろさん誰か良さそうな人考えといてください」
ちひろ「えっ!? 私がですか?」
モバP「僕は他の仕事で手一杯なので雪美ちゃんのユニットの件はちひろさんにお任せします」
ちひろ「そんな無責任な。」
モバP「誰よりもうちのアイドルを見ているちひろさんなら絶対うまくいきます!」
モバP「それじゃぁ、出かけてきますので。おねがいしますね」
ちひろ「だからわた…行っちゃった……」
ちひろ(とはいっても誰がいいんだろう)
ちひろ「とりあえず誰かに聞いてみるか」
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凛「何が?」
ちひろ「うわっ!…凛ちゃん、急に後ろから声かけないでよ~」
凛「ごめんごめん。ところで、何が誰かに聞いてみるかなの? 私で良ければ話聞くよ?」
ちひろ「実はかくかくじかじかで」
凛「なるほど、雪美のユニットかぁ」
ちひろ「凛ちゃんがプロデューサーだったら誰と組ませる?」
凛「難しいね。 私なら……みくかな?」
ちひろ「猫つながりね」
凛「うん、ちょっと安易だけどね」ポチポチ
ちひろ(そういえば凛ちゃんって結構ポエマーなのよね)
ちひろ(トライアドプリムスだって凛ちゃんが考えたらしいし)
ちひろ「ちなみに、雪美ちゃんとみくちゃんがユニットを組むとしたら」
凛「ドミナ・エト・フェミナ」
ちひろ「えっ? うん」
凛「ラテン語で飼い主と猫って意味だよ」
ちひろ「凛ちゃんなんでラテン語……スマホで調べた?」
凛「もちろんだよ。私ラテン語とか全然喋れないし」
ちひろ「そうよね」
ちひろ(私が聞く前にユニット名まで考えるなんてすごいわ)
ちひろ「凛ちゃんありがとう。参考にさせてもらうわ」
凛「どういたしまして」
美優「確かにみくちゃんもいいですけど、私は留美さんがいいと思います」
ちひろ「えっ?」
渋谷凛(15)
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三船美優(26)
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ちひろ(美優さんいきなり雑誌を読むのをやめてしかも目を輝かせてこっちを見てる)
ちひろ(ずっと会話に入るチャンスを伺ってたのかな)
美優「だってほら、親子みたいじゃないですか?」
ちひろ「確かに、髪の色とか目もちょっと似てるといえばそんな気も……」
美優「この前、雪美ちゃんはわざわざ留美さんの膝の上に座るために事務所に来るなり念入りに猫の毛を落としてたんですよ」
ちひろ「あぁ、留美さん猫アレルギーですもんね」
美優「いいと思いませんか? 留美さんと雪美ちゃん」
ちひろ「いいですね、ちなみにユニット名なんかはあります?」
美優「えっ?ん~………<猫さんシスターズ>とかどうでしょう」
ちひろ(うわっ、微妙な上に留美さんにはキツすぎる)
ちひろ(そもそもさっき親子みたいって言ってたじゃない!)
凛「うん、いい名前だね」
ちひろ(えっ!? 凛ちゃんそれでいいの!?)
ちひろ「さ、参考にさせて頂きます……」
ちひろ(やっぱりもっと他の人にも聞いてみよっと)
―――――数日後
ちひろ「と、いうわけでみんなに意見を聞いてるの」
ちひろ「ぜひは同年代としての意見を聞かせてほしいわ」
晴「ありすはどうだ? あいつも雪美もいちご好きだし」
ちひろ「なるほど」
ちひろ(でもありすちゃんって確か料理番組で……)
ちひろ(やめましょう)
晴「っていうか雪美自身に聞けばいいんじゃねぇの?」
ちひろ「そう思ったんですけどプロデューサーがこういうのは他人から見て考えるのが一番だって」
晴「変な奴」
ちひろ「アイドルは他人から見られるんだからユニットも他人に決めてもらったほうがいいだって」
晴「モバP、たまにはそれらしいこと言うじゃん」
ちひろ「そうね」(そのせいで私はこんなに苦労してるんですけどね!)
晴「じゃ、そういうわけで!」
ちひろ「うん、ありがとう」
ヘレン「ちひろ、話はわかったわ」
ちひろ「ヘレンさん、いつからそこに!?」
ヘレン「さっきからよ? あなたもこの私の溢れ出るオーラを感じ取れないなんて鈍い人ね」
ちひろ「は、はぁ……」
ヘレン「私に相談事があるんでしょう?」
ちひろ「えっ、いや別に」
ヘレン「大丈夫、私が世界レベルのハイパーアーミーを考えてあげるわ!」
ちひろ「は、はぁ」
ヘレン「雪美を素晴らしさを引き出しなおかつ雪美によって素晴らしさが引き立つ女性、それは」
ちひろ(おぉ、なんかもっともらしい言葉!)
ちひろ「それは……!?」
ヘレン(24)
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結城晴(12)
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http://i.imgur.com/xB9QANQ.jpg
ヘレン「櫻井桃華よ!!」
ちひろ「えっ? 櫻井桃華ちゃんですか?」
ヘレン「あら、知らないのかしら?」
ちひろ「いや、もちろん知ってますよ!」
ヘレン「それなら私の言ってること、わかるでしょう?」
ちひろ「ん~でも雪美ちゃんと桃華ちゃんって対して共通点がないような……」
ヘレン「チッチッチッ。あなた、思考が少し安直すぎるのよ」
ちひろ「はぁ…」
ヘレン「どうせ、猫つながりでみくとか留美とかいちごつながりでありすとか考えてたんでしょう?」
ヘレン「そんな安直な思考じゃ世界レベルには程遠いわ!!」
ちひろ「げっ」(うわっ、ヘレンさん今いろんな人を敵に回した!)
ヘレン「図星のようね」
ちひろ「ぐうの音も出ません」
ヘレン「いい? 雪美とは桃華と組ませるべきよ!」
ちひろ「どうしてですか?」
ヘレン「それは…………いずれわかるわ!」
ちひろ「う~ん、参考にします」
―――――
ちひろ「っていう風に意見が別れちゃって。お二人はどう思います?」
ちひろ(留美さんについては伏せておこう)
川島「私はヘレンさんの言うこと、わかるわ」
留美「えぇ、私もヘレンのいうことに賛成ね」
ちひろ「そうなんですか?」
川島「だってほら、雪美ちゃんも桃華ちゃんも子どもの割にどこか大人びてるじゃない?」
留美「でも完全に大人ってわけじゃなくて子どもっぽい部分ももちろんあるし」
ちひろ「なるほど」
川島「だからそういう意味では似てるけど桃華ちゃんはとても活発だけど雪美ちゃんはすごく大人しいし」
ちひろ「確かにそうですね」
留美「だからそういう意味では面白いんじゃない? その二人のユニット」
ちひろ「お二人ともありがとうございます! それで企画してみます!」
―――――
ちひろ(ユニットは決まったものの肝心の名前が決まらない……)
ちひろ(う~ん、こういうの考えるのって難しいなぁ)
ちひろ(トライアドプリムスは凛ちゃんが決めたんだし雪美ちゃんと桃華ちゃんに任せれば……)
ちひろ(ダメダメ、一応プロデューサーさんには私が考えるように言われたんだから)
凛「……」ソワソワ
ちひろ「凛ちゃん、何そわそわしてるの?」
凛「えっ?べっ、別に何もないよ」
ちひろ「あっ、もしかしてこれ?」
凛「いや、別にちひろさんの企画書とか見てないから」
ちひろ「 [黒 ラテン語]ね、なるほどなるほど」
凛「わっ! ちょっとちひろさん!!」
ちひろ「凛ちゃんも考えてくれてるんですね、ありがとうございます」
ちひろ(ここはいっそ凛ちゃんに任せてみよう)
ちひろ(なんだかんだいったってトライアドプリムスは一番人気のユニットなんだし)
凛「ま、まぁちひろさんにはいつもお世話になってるからさ」
ちひろ(とか言いながらめっちゃ楽しそう、可愛い!)
ちひろ(一応自分でも考えよう……)
友紀「二人とも、そんなに考えこんでどうしたの?」
ちひろ「実はかくかくじかじかでね」
友紀「それならあれしかないっしょ!」
ちひろ「えっ!? もう思いついたの?」
友紀「桃華ちゃんと雪美ちゃんでしょ? ももクロ!!」
ちひろ「えっ」
友紀「桃華ちゃんのモモと雪美ちゃんのペットのクロでももクロ!」
凛「友紀、雪美のペットの名前はクロじゃなくてペロだよ……」
友紀「あっ、そうだっけ? ごめんごめん」
ちひろ(ダメだこれは……)
凛「ローザ・シュバルツ なんてどうかな?」
ちひろ「ろーざしゅばるつ??」
凛「うん、ローザはドイツ語で桃色、シュバルツはドイツ語で黒だよ」
友紀「凛も黒使ってんじゃん!!」
凛「私のは雪美ちゃんの黒髪の黒だから」
友紀「じゃぁ桃華ちゃんの桃と雪美ちゃんの黒髪の黒でももくろ!」
ちひろ(ファッキューユッキ)
友紀「冗談冗談。l'or et la noir なんてどうよ」
ちひろ「ごめん、もう一回いって」
友紀「l'or et la noir フランス語で金と黒って意味。髪の毛の色ならいいんでしょ?」
凛「いいね」
ちひろ「えっ、友紀ちゃんフランス語喋れるの?」
友紀「一応女子大生だからね!」
凛「そうだったんだ」
ちひろ(サンキューユッキ)
友紀「あっ、もうレッスンいかないと それじゃぁね!」
ちひろ「ありがとう! 参考にさせてもらうわ!」
―――――
ちひろ「ってな感じなんですけどどうでしょう!?」
モバP「いいと思いますよ。それではプロデュース、がんばってくださいね!」
ちひろ「えっ?」
モバP「ちひろさんはいつまでもアシスタントというわけにはいかないですから」
ちひろ「そうなんですか!?」
モバP「人数も増えてきたわけですしプロデューサーが一人というわけにはいきませんから」
ちひろ「は、はぁ」
モバP「それじゃ、頑張ってください!」
ちひろ(うぅ……無責任すぎる……私にできるかなぁ……)
ちひろ「というわけで二人にはユニットを組んでもらいます」
桃華「櫻井桃華ですの、宜しくお願いしますわ」
雪美「佐城雪美……10歳……よろしく……ね……」
桃華「わたくし、お近づきの印に紅茶をお持ちしましたの。いれてまいりますわ」
雪美「私も……お菓子………買ってきた」
桃華「まぁ、これは。いちご大福ですの?」
雪美「そう…………私の……好きなお店で………買ってきた……おいしいよ……」
桃華「ありがとうございますわ! ふふっ、わたくしの紅茶にあいそうですわね」
桃華「すぐにいれてまいりますわねっ♪」
雪美(桃華………いい人………紅茶………楽しみ………)
ちひろ(よかった、ふたりとも仲良くしてくれそう)
桃華「どうぞ」
雪美「ありがとう………桃華……ちひろさんも……大福……食べてね……」
桃華「どう? お口に合いまして?」
雪美「…………おいしい………」
桃華「よかったですわ。雪美ちゃんのもってきていちご大福もとっても素敵♪」
雪美「よかった………」
桃華「貴女とわたくし、きっとこの大福と紅茶のように良いコンビになれますわ♪」
雪美「うん………頑張る……ちひろさんの……初めての………ユニット……だから……」
桃華「そうね、ちひろちゃまの初仕事ですもの。 絶対に成功させましょう」
ちひろ「あっ、ありがとう///」
――――――――――
ちひろ(ついに来ました初めてのLIVE!)
ちひろ(といってもひな祭りLIVEツアーカーニバルのLIVEに出させてもらうだけなんだけど)
ちひろ(モバPさんならもう何度も経験して慣れっこなんだろうな……)
ちひろ(私なんかで大丈夫かなぁ……)
ちひろ「はぁ……」
桃華「ちひろちゃま? どうなさったの?」
ちひろ「ううん、なんでもないわ」
桃華「そうですの…わたくしは控え室へ先に行ってますわ」
ちひろ「うん、私もあとで行くから」
ちひろ(長いことアシスタントしてきたからある程度はできると思ってたけど)
ちひろ(やっぱりプロデューサーとアシスタントではやることも全然違うわね)
ちひろ(それに今日はモバPさん達とは一応敵なのよね)
ちひろ(勝つ……のはせめて無理でもボロ負けだけは避けたいなぁ……)
ちひろ「はぁ……」
桃華「ちひろちゃま!」
ちひろ「わっ! 桃華ちゃん先へ行ったんじゃなかったの?」
桃華「ちひろちゃまが心配で戻ってきましたわ」
ちひろ「えっ、ごめんなさい。 でも大丈夫よ」
桃華「一体何を悩んでらして?」
ちひろ「だ、大丈夫よ? なんでもないわ」
桃華「この桃華に隠し事は通用しなくてよ?」
ちひろ「桃華ちゃんにはかないませんね」
桃華「いいこと? 普段のちひろちゃまはアシスタントかもしれませんけど、今はわたくし達のプロデューサーなのよ?」
ちひろ「はい」
桃華「あなたはわたくし達がとにかく多くのファンを喜ばせることだけを考えてくださればいいの」
桃華「勝ち負けなんてわたくし興味ありませんの。ファンにこたえてあげるのがアイドルの役目ですわ!」
ちひろ「そうよね。ごめんね桃華ちゃん」
桃華「謝ることはありませんの。わたくし感謝してますのよ」
桃華「だってこんなに素敵なところでLIVEできるんですもの」
桃華「それに、雪美ちゃんに出会えたのもあなたのおかげですのよ」
ちひろ「桃華ちゃん…ありがとう!」ギュッ
桃華「うっ…苦しいですわ」
雪美「ちひろさん……桃華と……仲良し?」
ちひろ「雪美ちゃんもしてあげるわ」ギュッ
雪美「ふふっ…………これ………いい…………」
ちひろ「あっ、そろそろ控え室へいかないと」
桃華「参りましょ♪」
凛「あっ、ちひろさん」
卯月「おっ、それに雪美ちゃんに桃華ちゃん」
未央「今日はよろしくね」
ちひろ「そういえば今日の相手、凛ちゃん達よね。お手柔らかにね」
雪美「ちひろさん……ダメ………」
ちひろ「えっ?」
桃華「雪美ちゃんの言うとおりですわ」
凛「大丈夫だよ雪美、私達いつだって全力だから」
雪美「私だって……全力……いつだって……負けない……」
ちひろ(あ、あいさつみたいなものなんだけどなぁ……)
未央「いいねゆきみん!全身からパッション溢れ出てるよ!!」
雪美「私……実は……パッションタイプ………冗談…ね」
卯月「え~、雪美ちゃん可愛いしキュートにおいでよ!」
凛「こらこら、誘拐しないの」
未央「ゆきみんはしぶりんのお気に入りだもんね」
凛「そうかもね。それじゃ私達もう行くから」
雪美「うん……舞台で……ね」
桃華「ちひろちゃま、やっぱりこのLIVE…勝ちに行きましょう」
ちひろ「えっ?」
桃華「今のやりとりをみて、わたくしも燃え上がって参りましたわ!」
ちひろ「うん!絶対勝ちましょうね!」
雪美「円陣……組みたい………いい?」
桃華「いいですわね、やりましょう」
ちひろ「いいね」
雪美「………………ちひろさ……ちひろ……掛け声………して」
ちひろ「えっ?私?」
桃華「わたくしたちのプロデューサーでしょう?」
ちひろ「うっ、うん…………勝つぞー!」
桃華・雪美「「おー!!」」
―――――
ちひろ(かくして戦いの火蓋は切って落とされたのだった!)
ちひろ(……って何言ってるんだろ。そろそろ出番かな)
ちひろ(あっ、出てきた)
ちひろ(……………………)ウルッ
ちひろ(うっ……あれ?なんで私泣いてるんだろ……)
ちひろ(こうやってLIVEを見るのは初めてじゃないのに……)
ちひろ(そういえばモバPさん、初めてのLIVEとき泣いてたっけ)
ちひろ(そのときは、涙もろい人だなって思ったけど)
ちひろ(……そんなことなかったですね)
―――――
ちひろ(……終わった。二人共練習以上の120%の力を出してくれました)
ちひろ(結局、負けちゃったんですけどね)
ちひろ(でもでも、本当に僅差だったんです)
ちひろ(って誰に言ってるんだろわたし)
ちひろ「……負けちゃったね。ごめん」
桃華「あなたのせいじゃありませんの。相手が強かった、ただそれだけのことですわ」
雪美「でも……次は……勝つ……」
ちひろ(二人共強いな、てっきり泣いちゃうかと思った)
雪美「泣かないよ……私達……強いから……」
ちひろ(げっ、見透かされてる?)
桃華「ふふっ、まだまだちひろちゃまはわたくし達のこと、わかってないみたいですわね」
ちひろ「おみそれいたしました」
桃華「これからももっと、あなたの知らないわたくし達を見せてあげますわ♪」
雪美「だから……これからも……よろしくね……」
終わり
和久井留美(26)
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姫川友紀(20)
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櫻井桃華(12)
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佐城雪美(12)
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島村卯月(17)
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本田未央(15)
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