エレン「童貞のまま死ぬのかな……」(70)

部屋

アルミン「へ?」

エレン「いや、俺達童貞のまま死ぬのかなって思ってさ」

アルミン「死ぬだなんてそんな縁起でもない事言わないでよ、巨人を駆逐してやるんでしょ?」

エレン「いやそりゃそうしたいけどさ、でもやっぱり考えちゃうだろ?」

アルミン「そ、そうなんだ……」

エレン「やっぱアルミンも童貞のまんま死ぬのは嫌だろ?」

アルミン「……え?あ、うん、そうだね」

エレン「……え」

アルミン「…………」

エレン「アルミン……お前まさか童貞じゃないのか!?」

アルミン「……ごめん」

エレン「アルミィィィーーーーン!!!」

エレン「裏切ったな!親友の俺を裏切ったんだ!」

アルミン「何でエレンを裏切った事になるんだよ!?」

エレン「……いつだよ」

アルミン「え?」

エレン「誰といつどこでどんなふうに何発やったのか教えろよ!」

アルミン「い、嫌だよ!教えるわけないじゃないか!」

エレン「もう俺は友達じゃないってのかよ」

アルミン「え……」

エレン「あーあ、女ができたらもう俺の事は用無しってか、そりゃあんまりだぜアルミン」

アルミン「わ、分かったよ、教えるからそんな事言わないでよ」

エレン「で、相手は誰だよ、ミカサか?」

アルミン「エレンのお母さん」

エレン「アルミィィィーーーーン!!?」

エレン「てめぇ!よくも!よくも母さんにそんな事を!?」グググ

アルミン「苦しい!誘ってきたのは向こうだよエレン!」

エレン「やめろぉぉおおおおおお!!そんな事聞きたくねぇえええええええ!!」

アルミン「最初はまさかそんな関係になるとは思っていなかったんだ、可愛いねとは言ってくれていたけど」

エレン「知りたくねぇえええ!!馴れ初めなんて聞きたくねぇええええええ!!」

アルミン「エレンとミカサとエレンのお父さんがいない時に家に遊びに行った事があって、その時中でお茶でもどう?って」

エレン「あの時かぁああああ!!って話さなくていいぃ!知りたくねぇえええ!!」ゴロゴロ

アルミン「扉を閉めた途端に僕を後ろから抱き締めてきて」

エレン「がぁあああああああああああああああああ!!!」ゴロゴロゴロゴロ

アルミン「そのままベッドに誘われて唇を」

エレン「あばばばばばばばばばば!!!」ゴロゴロゴロゴロゴロ

アルミン「っていうのは嘘」テヘペロ

エレン「……は?」

アルミン「僕は今も童貞だよ、ごめんねびっくりさせちゃって、あはは」


ガチャッ


ミカサ「エレン!悲鳴が聞こえたけど大丈夫!?」

エレン「…………」メキメキメキ

アルミン「エレン!タマが潰れる!ごめん!もう嘘つかないからぁぁぁ!!」

モミモミモミモミモミ


ミカサ(エレンがホモになった!?)ガビーン

ミカサ「アルミンがそんな嘘をついたの」

エレン「ったく、驚かしやがって」

アルミン「ごめん……調子に乗って……」

ミカサ「アルミン、エレンに嘘をつくのは良くない」

アルミン「ごめん……」

エレン「でもアルミンが童貞だと分かった所で俺が童貞な事実は変わらねえしなぁ」ハァ

ミカサ「え?」

エレン「ああ、ミカサは女だからこういう話聞きたくねえか、悪いな変な事聞かせちまって」

ミカサ「エレンは童貞じゃないけど」

エレン「はぁ?んなわけねーだろ、誰かとやった記憶なんてねーぞ」

ミカサ「それは私が睡眠薬でエレンを眠らせていたから」

アルミン「ミカサァァァーーーーーーーーーーー!!?」

エレン「おいおいお前までそんな冗談言うのかよ」

ミカサ「嘘じゃない、エレンとは372回やった」

アルミン「多い!って、いちいち数えてるの!?」

ミカサ「日記に 正正正 って印つけてる、あと味の感想も」

アルミン「味!?」

ミカサ「エレンが成長するにつれて洗練さえた深みが出てきた、アルミンも知っているはず」

アルミン「え?何で僕が」

ミカサ「私のシチューを間違えて食べた事があったでしょ?」

アルミン「オェェエエエエエエエエエエエエエ!!!」ゲロゲロ

エレン「おいミカサ変な冗談やめろよ、アルミンが真に受けて吐いちまっただろ」

ミカサ「嘘じゃないのに」プクー

エレン「お前がそれやっても可愛くねえよ、ほら掃除するからお前も手伝えよ」

ミカサ「…………」テクテク

エレン「どこいくんだよ?ったく、大丈夫かアルミン?」



廊下

クリスタ「どうしたのミカサ?そんな隅っこの方で座り込んで」

ミカサ「エレンが……エレンが……」シクシク

エレン「落ち着いたかアルミン」

アルミン「ごめんよ……エレンのベッドのシーツを汚しちゃって……」

エレン「大丈夫だベルトルトのと交換しておくから」

コンコン

アルミン「誰だろ、もうすぐ消灯時間なのに」

エレン「やべ、ライナーとベルトルトか?まだシーツの交換終わってねえよ!」ゴソゴソ

アルミン「急いでエレン!」

『エレーン?いないのー?』

エレン「クリスタ?開けてやれアルミン」

アルミン「うん」

クリスタ「いたんじゃないエレン」

エレン「わりぃ、ちょっとシコっててな」

クリスタ「(四股?)ねえ、ミカサが廊下の隅でエレンの事を呟きながら泣いていたけど、何かあったの?」

エレン「は?どうしたんだあいつ」

アルミン「あー、きっとエレンの何気ない言葉に傷付いちゃったんだよ」

クリスタ「エレン!女の子には優しくしないと駄目だよ!」プクー

エレン「女の子?ミカサが?はは、ねーよ」

クリスタ「エレン!」プククー

エレン「わかったわかった、ミカサに謝るよ」

クリスタ「じゃあ私ミカサ呼んでくるからちゃんと謝るんだよ?」

エレン「ああ」

クリスタ「あれ?そのシーツどうしたの?」

アルミン「これは……(吐いたなんてバレたら恥ずかしい……)」

エレン「…………」チラッ

アルミン(エレンがアイコンタクトを……上手くごまかしてくれるの?)

エレン「…………」ニッ

アルミン(ありがとうエレン!さすが親友!)

エレン「ああ、実はアルミンが夢精してな」

アルミン「エレェェェーーーーーーーーーーーーーン!!!」

クリスタ「(無声?)よく分からないけど私が洗ってあげようか?」

エレン「いいのか?」

クリスタ「うん、困った時はお互い様でしょ?」ニコッ

エレン「わりぃな、ついでに俺のパンツも頼む」

クリスタ「う、うん……じゃあね」

バタンッ

エレン「クリスタってほんと良い奴だよな」

アルミン「エレン!クリスタが夢精の意味も知らない純粋な人じゃなかったらどうしていたんだよ!?」

エレン「夢精なら恥ずかしくねえだろ」

アルミン「恥ずかしいよ!むしろ夢精の方が!」

エレン「夢精で思い出したんだけど俺って昔は夢精した事なかったんだよ」

アルミン「そうなの?パンツが汚れていた事なかったの?」

エレン「ああ、でも訓練兵になってからは夢精するようになってな、何でだろ」

アルミン(ミカサ……)

エレン「ついでに思ったんだけどさっきのクリスタの膨れ面可愛かったな」

アルミン「うん確かに」

エレン「なあアルミン、クリスタの膨れ面をオカズにどっちが先に発射できるか競争しねぇか?」

アルミン「いいね!負けた方は勝った方の言う事なんでも聞くんだよ!」

エレン「へへ、俺に勝てるかな?よーいドンッ!」シコシコ

アルミン「ずるいよエレン!」シコシコ

ガチャッ

ミカサ「エレン、クリスタに言われてきたけど」

アルミン「うわぁぁぁ!?」シコシコシコ

エレン「ノックぐらいしろよミカサ!」シコシコシコ

ミカサ「ご、ごめん」

エレン「ったく、お前は昔っから俺の部屋のドアを急に開けやがって」シコシコシコ

ミカサ「…………」

エレン「いつまでドア開けているんだよ!?」シコシコシコ

ミカサ「…………」ギラギラ

ミカサ「ごめん、今閉める」

バタンッ

アルミン(部屋に入ってきた!?)シコシコシコ

エレン「今取り込んでんだ!用事なら後にしてくれ!」シコシコシコ

ミカサ「何してるの?」

エレン「今アルミンとどっちが先に発射できるか競争してんだよ」シコシコシコ

ミカサ「アルミンと?」

エレン「ああ、負けた方は勝った方の言う事を何でも聞くんだ」シコシコシコ

ミカサ「(何でも!?)私も参加する」ヌギッ

エレン「無理だろ!」シコシコシコ

アルミン「あっ」ドピュッ

エレン「ちくしょおおおおおお!!」

アルミン「やったー、勝ったー」

エレン「ミカサ!お前と話しているせいで負けちまったじゃねーか!」

ミカサ「ごめんなさい」

アルミン「じゃあ約束通り僕の言う事をエレンは何でも聞くんだね?」ニタニタ

エレン「1回だけだぞ、で、何だよ」

アルミン「今すぐ童貞卒業してよ」ニタニタ

エレン「はぁ!?ちょ、おま、それはねーよ!」

アルミン「どうしたの?僕の言う事は何でも聞くんでしょ?」ニタニタ

エレン「ちくしょー調子乗りやがって」

エレン「童貞卒業か……そりゃ俺もしてーけど今すぐ俺とやってくれる女なんて……」

ミカサ「その願いしかと聞き入れた」ヌギヌギ

エレン「は!?」

エレン「おいおいミカサ、悪い冗談はよせよ」

ミカサ「冗談じゃない、大丈夫まかせてエレンとは慣れてるから」ヌギヌギ

エレン「おいおい、アルミンからも何か言ってくれよ」

アルミン「もうミカサでいいんじゃない?幼馴染なんだし」

エレン「うーん……(ミカサか……想像した事もなかったな……)」

ミカサ「エレン……私じゃ嫌?」モジモジ

エレン(よく見ると可愛いし、ミカサでいいかな)

エレン「そんな事ねーよ、さ、こっち来いよ、しよーぜ」

ミカサ「う、うん!」ムキムキ

エレン「うわっ!腹筋バキバキじゃん!」

ミカサ「!!!??」

エレン「すげー腹筋してんなお前、男みてぇ」コンコン

ミカサ「え……え……」

アルミン「ちょ、エレン!やめなよそんな事言うの!」

エレン「だって見てみろよこの腹筋、岩だ、岩」コンコン

アルミン「頑張って訓練している証拠じゃないか!」

エレン「いやそうかもしんねーけどビックリだって、釘弾きそうだもん」コンコン

ミカサ「…………」ダッ!

ミカサは腹筋を割りながら走り去っていった。

アルミン「ミカサ!」

エレン「何だよ童貞卒業させてくんねーのかよ!」

エレン「まいったなー、どうやって童貞卒業すりゃいいんだよ」

アルミン「誰かにお願いすれば?例えばクリスタとか」

エレン「あークリスタならお願いすればさせてくれそうだな」

アルミン「あ、今思い出したんだけどこの前ダズが泣きながら土下座してお願いしてたよ」

エレン「マジかよ、で、結果か?」

アルミン「ユミルにぶん殴られてた」

エレン「あーユミルがいたかー、ユミルがいたんじゃ無理だなー」

コンコン

アルミン「ライナーとベルトルトかな?あっ!ベルトルトのシーツに発射しちゃってた!」

エレン「そのままでいいだろ」

『早く開けなよ』

エレン「アニ?珍しい奴が来たもんだな」

ガチャッ

エレン「よう、どうした?」

アニ「……イカ臭」

エレン「ああ、アルミンが発射したからな」

アルミン「エレェェェーーーーーーーーーーーーーン!!!」

アニ「……ミカサを何とかしてよ」

エレン「ミカサがどうかしたのか?」

アニ「立体起動装置の刃を握って『腹筋を削ぐ!』って騒いでいるんだよ」

エレン「はぁ?何やってんだよあいつ」

アルミン「エレンがミカサの割れた腹筋を馬鹿にするからだよ……」

アニ「……クリスタが止めてるけど長くは持たないだろうから早く何とかしてよ」

エレン「分かった、行くかアルミン」

アニ「待った、行くのはアルミンだけ」

アルミン「え?何で?」

アニ「何でって女子の部屋に男が入るのはまずいだろ」

アルミン「僕男だけど……」

アニ「大丈夫あんたを男だと認識している女子はいないから、さ、行った行った」

アルミン「わ、わかった」タタタ

アニ「…………」

エレン「ん?まだ何か用があんのか?」

アニ「……ねえ、あんたって腹筋の割れた女は嫌いなの?」

エレン「はぁ?何でそんな事聞くんだよ?」

アニ「……私も割れてんだけど」

エレン「マジで!?ちょっと見せてくれよ!」

アニ「……嫌だよ」

エレン「いいじゃねーか腹筋ぐらい!減るもんじゃあるまいし!」

アニ「……特別だよ」

ぴらっ

アニをシャツを両手で捲り上げ顔を恥ずかしそうに反らした。

エレン「……!」

アニ「……黙ってないで何か言ってよ」

エレン「な、なあアニ、ふ、ふひひ」

アニ「落ち着きなよ……」

エレン「く、唇でもシャツを掴んでくれないか?」

アニ「は?」

エレン「頼むよ!いいだろ!?なっ!なっ!」

アニ「……いいふぇど」ハムッ

エレン「あー違う違う、両手でも掴んだ状態でくわえるんだよ、いや、これもなかなか……」

アニ(何こいつ気持ち悪い)

アニ「……ふぉれでひぃーの?(これでいいの?)」ハムッ

エレン「おおお!そ、その状態で上目遣い!いやもうなってるか!」

アニ「ふぉうふぃふぃ?(もういい?)」

エレン「睨んでくれ!涙を浮かべた目で!強気な感じで!」

アニ「……アホらし」

エレン「ああ!何でやめちゃうんだよ!?」

アニ「あのさ、あんたのお願い聞いてやったんだから私のお願いも聞いてくれるんだよね?」

エレン「ああそうだな、この世は等価交換だからな」

アニ「じゃあシコってみてよ」

エレン「ああいいぞ……はっ!!?」

アニ「私男のそういう所見た事なくてさ、どんなふうなのかなって」

エレン「アニ!お前処女だったのか!」

アニ「だったら何」

エレン「そうかー、お前処女だったのかー、いやーまさか処女とはなー」

ガチッ!

アニはエレンに卍固めをかけた。

アニ「あんたさぁ、少しは女の子の気持ちってのも考えなよぉ」

エレン「い、いでで!ギブ!ギブ!」

アニ「ほら、早くシコってよ、見せてくれるんでしょう?」

エレン「おう」ギィンッ!

エレンの男根は巨人のように高くそそり立っていた。まさに巨根である。

アニ「!?」

エレン(いつもより大きい……これがアニ効果か!)シコシコシコ

アニ「…………」

アニは無表情のまま顎に両手をあてながら座ってエレンの自慰行為を見つめている。

エレン(そしていつもより早い!これもアニ効果か!)

ガチャッ

ミカサ「エレン!一晩中全身を舐めていいって本当!?」

どぴゅっ

エレン「……あれ?俺アニの前で発射して……どわぁぁ!?」

エレンが目を覚ますと空高く、地区を分ける壁にぶら下げられていた。

エレン「な、何だこりゃあ!?」

ミカサ「エレン、目が覚めた?」

エレン「ミカサ!?おいこりゃどういう状況だ!?何で俺はこんな所に!?」

ミカサ「ごめんなさいエレン、でもエレンが悪いの」

エレン「は?」

ミカサ「あのねエレン、エレンと私が家族という事をもっと皆に教えてあげなきゃ駄目だと思うの」

エレン「へ?そうか?」

ミカサ「だからねエレン、これからここで、目立つ場所で、エレンを犯そうと思うの」

エレン「はぁぁぁあああああああああああ!!?」

サシャ「わぁー、あんな所舐めて苦くないんでしょうか」

クリスタ「すごい……あんな事……わっ……ひゃあ……」ドキドキ

コニー「なぁ、状況が理解できないのは俺が馬鹿だからか?」

ユミル「そうだ馬鹿」

アニ「……っ!……っ!」ガスッ!ガスッ!

ライナー「アニ!無言で俺のスネを蹴るのはやめろ!痛いだろ!」

ベルトルト「変わってくれライナー」

ジャン「ミカサァァァーーーーーーーーーーー!!!」

おわり

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